小説メモ

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1:緑谷出久:2018/12/26(水) 08:12


此処は僕が小説の為のメモであります!

2:緑谷出久:2018/12/26(水) 09:40


此処は大都会東京にある、神田神保町!此処には沢山の古本屋がある。とある本屋の前で、二人の女性が何やらいざこざを起こしている。

「邪神ちゃん、あんたって本当にクズ過ぎるわ。いいえ、むしろクズを越えてるレベルね。なんでメデューサにたかってるの?」

「待て!ゆりね!お願いだから待つですの!」

ゴスロリ服を纏いし眼帯をつけている彼女の名は花園ゆりね。そして膝ま付いている上半身が美少女。下半身が蛇の生き物が悪魔の邪神ちゃん!

3:緑谷出久:2018/12/27(木) 09:52

とある店前でゆりねがどす黒いオーラを放ちながらあわあわと怯える邪神ちゃんを追い詰める。

出久「んん、ワン・フォー・オールの上達もまだまだだな。もっと体を鍛えないと」

二人の前を一人の少年が通りかかろうとする。彼の名は緑谷出久。雄英高校に通う高校一年生。

ゆりね「言い訳は無用よ」
邪神ちゃん「ちょー!痛いですのー!!あ!そこのお前助けやがれー!?」

ゆりねが目にも止まらぬ速さでカッターを邪神ちゃんの腹に刺すと、彼女は痛みの余りに膝付く。目の前に通りかかる出久に口汚くも助けを求める。
出久「えっ!ちょ、そこの貴方!下半身が蛇の女の子に何をしてるんですか?周りが見てますし、通報されますよ!」

邪神ちゃんの声が届き、出久が振り向くと 二人のやり取りを見て助けようと駆け込むが、邪神ちゃんの口汚さやゆりねの様子を見て、どうやって助ければ良いか解らず 周りを見てゆりねを止めようと指摘した。

ゆりね「これは邪神ちゃん…人じゃなくて悪魔よ。それに邪神ちゃんは不死身だから大丈夫よ!気にしないで…」

邪神ちゃん「ぶふぅー!指摘されてるー!ざまぁ見やがれですのー!」

ゆりね「………」

ゆりねは出久に顔色を変えずに彼を見つめながら、邪神ちゃんが人ではなく悪魔であると話す。そして気にしないようにと、最後の言葉を付け足すかの様に不死身であると明かす。邪神ちゃんは痛みがまだ有りながらも 指摘されたゆりねを見て彼女を指差して笑い転げる。激怒したゆりねは邪神ちゃんをゲスを見下す様な目をしながら、刹那に邪神ちゃんの指を切り裂く。

4:緑谷出久:2018/12/27(木) 10:07

緑谷出久「え?悪魔……邪神ちゃんって言うんですね。本当に不死身なんですか?なら死なないんですね。なら良かった」
邪神ちゃん「ぎゃー!!何処が良かっただお前!えーい!イラつくー!」
出久「え?不死身だったら死なないから大丈夫なんじゃ」

邪神ちゃん「痛みはあるからな!?痛みは!」

出久「え?そうなの!ごめん……」

ゆりね「それに、邪神ちゃんはクズだから」

出久「クズ?」

ゆりね「友達にお金をたかっ、絶好までいったのに またたかろうとしてるのよ!懲りないわね」

出久「そうなんですか?それは酷い!でも、流石にここまでしなくても!」

ゆりね「大丈夫よ!邪神ちゃんがクズでないと こんな事はしないわ」

邪神ちゃん「お前も寝返る気か!あーもう……喰らえ!邪神ちゃんドロップキーック!!」

5:緑谷出久:2018/12/27(木) 14:01


出久「え?何?いきなり!」

怒りのドロップキックを放ってくる邪神ちゃんに出久は驚きを隠せずに、回避しようと全身に“個性”を発動させた。

出久〈ワン・フォー・オール フルカウル〉

全身に緑色のプラズマが光り、全身の身体能力を上げ。邪神ちゃんが自分に向けてドロップキックを決める前に後ろの上空に飛び、そして建物の壁を踏んで、地面に着地し回避に成功する。

邪神ちゃん「嘘だろ!お前人間か?」

ゆりね「んっ……」

ゆりねは出久が回避したのを確認すると、邪神ちゃんの尻尾の先を掴んで止め 懐からナイフを取り出して

邪神ちゃん「まっ!待てゆりね!」

ゆりね「邪神ちゃん…何知らない人に危害を加えようとしてるのよ。あんたは反省してないのかしら?」

ゆりねは邪神ちゃんを睨み付けながら顔が青ざめ怯える彼女にナイフを近づける。するとパンクしたトラックが二人に襲いかかろうとする。

出久「あっ!二人共危ない!!」

出久は咄嗟に二人の危機に気付いて飛び出し 二人を抱えてトラックから間一髪で避ける。トラックは店に衝突して店は半壊するが、死傷者などは出なかった。

ゆりね「えっ?」

邪神ちゃん「ちょ…お前人間ですの?なんであんな力使えるんだ?」

ゆりねは出久に抱えられながら、何が起きたのか解らないまま驚いた。邪神ちゃんの出久の力を見て、目を丸くした。

6:緑谷出久 hoge:2018/12/27(木) 18:18


出久「はぁ、二人共怪我はありませんか?」

ゆりね「え、ええ…ありがとう。良ければ家に来て貰えるかしら?」

出久「え?……」

ゆりねは出久を見つめて話をして、感謝の気持ちを込めてお礼をしようと考えた。出久は首を傾げながら聞いた。そしてしばらくして、ゆりねに招かれた出久は彼女の家のちゃぶ台に座っている。邪神ちゃんは薄っぺらいカステラを出久に差し出す。

ゆりね「さっきは助かったわ」

ゆりねは微笑を浮かべながら邪神ちゃんの分厚いカステラを出久に出した薄っぺらいカステラを取り替える。

邪神ちゃん〈ゆりねめー!あれで〇ねば良かったんですの!と、いうかお客何だから カステラは遠慮するべきだからな!〉
出久「いえ、あなたと邪神ちゃん 二人とも無事で良かったです。」

カステラを一口食べれば両手を左右に振りながら照れる出久

ゆりね「花園ゆりねよ、よろしく!」

邪神ちゃん「さっきも言いましたけど、邪神ちゃんですの!」

ゆりねも邪神ちゃんも先ほどの事の感謝の気持ちを込めて軽く自己紹介するも、邪神ちゃんはカステラで根を持っているのか出久を睨み付ける。

出久「あなたはゆりねさんですか。僕は緑谷出久です!高校1年生です、よろしくお願いします」
出久はお辞儀しながら自己紹介する。

7:緑谷出久:2018/12/27(木) 19:59


ゆりね「年下なのね…」
ゆりねは大学生、出久が学年などを明かすと年下しただと明らかとなり彼の品行を見て 礼儀正しいと思う。

出久「それにしても、邪神ちゃんが悪魔だと申してましたが、本当に悪魔なんですか?悪魔は空想上の存在ですし」

邪神ちゃん「は?何処からどう見ても悪魔ですの!お前バカにしてるのか!」
出久は邪神ちゃんをまじまじと見つめては 悪魔なのがどうにも信じられないのかそう聞き、しかし邪神ちゃんにはバカにされたと感じたのか イラッと来て出久を睨み付ける。

出久「いや、バカに何かしてないよ。いやだって悪魔って言ったら、二本の角が生えてて尻尾が生えてて、三又槍を持ってるから」

いきなり怒ってきた彼女に出久はあたふたしながら返して

邪神ちゃん「そういう固定概念は要らないんだよ!!何処からどうみても強くて恐ろしい悪魔だろ!」

出久「んん…そんな事言われても、上半身は見た目が可愛くて金髪の女の子に見えるし」

出久は口角と眉を下げながら困った形相で邪神ちゃんの容姿について指摘した。

邪神ちゃん「かっかわいい…まっ当然ですの…」
出久にかわいいと言われた邪神ちゃんは頬を赤らめて照れるように両手を頬に当てて。

ゆりね「もう帰らなくて良いの?」

ゆりねは窓から空を見上げて、日の入りに近づき、帰らなくてはならないのかと気になり 出久に聞く。

出久「あ!もうこんな時間!帰らなきゃ。あ!ゆりねさん!お会いした記念として、僕の携帯の電番号とメアドとLINEをどうぞ!」

空を見ると出久は慌てながら、ゆりねに自身の携帯の番号などを教えた。
ゆりね「あら、ありがとう」

出久「では、さようなら!」

ゆりね「じゃあね…」

出久は後ろを向き、二人に手を振ると 前を走って帰って行った!ゆりねはそんな彼に手を振りながら見送った。


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