今日からマ王!小説

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:ユーリ:2009/05/27(水) 16:15

完全創作小説です。
グウェンとアニシナの幼馴染的人物が出てきます。
お嫌な方はお逃げください。



 ねぇ、私はあの時の私じゃないけどそれでも、
今まで通りに接してくれる?
今まで通りに遊んでくれる?
今まで通りに優しくしてくれる?
 ね、グウェンダル、アニシナ。
 私のこと怒ってない?
 私のことまだ想ってくれてる?
 私を覚えてくれていますか―――?

2:ユーリ:2009/05/27(水) 16:16

そこは静まりかえっていた。
ぴちゃん。水滴が滴り落ちる音がするのみ。
 そんな静かな処に騒がしい者たちがやって来た。
「姫君〜!!アリシア様〜!何処におられますか〜?!」
「ギュンター…」
「アリシア様!よくぞご無事で!」
「おかえりなさい。姫」
「ただいま。コンラッド」
三人は言葉を交わしたあと、馬に乗った。
「あぁ…アリシア様。この20年どこにおられたのですか?」
馬に揺られながら問うのは超絶美形のフォンクライスト卿ギュンターだ。
そして答えるのは髪から雫を滴らせている少女だった。
「コンラッドなら知っている筈です。」
コンラッドと言われた魔族と人間と混血ウェラー卿コンラートは驚いた顔をした。
「姫、まさか…?」
「えぇ、わたしは地球にいました。コンラッドが当代魔王陛下の御魂を持って地球に来ている事は知っていました。ですが、わたしは行きたくてもそちらへは行けなかったのですよ」
少女はうつむいた。
「それは…何故ですか。」
「わたしはその頃、地球人として、生まれておりました。ですから、ほんの子供だったのです。でも、一度会っているのですよ?コンラッド。あなたは信じてくれなかったけど。」
少女は明るさと落胆の混じった声で言った。
「姫君。姫君は猊下と同じでしたよね」
「えぇ。わたしも前世に記憶を持っています。」
「姫君、グウェンダルとアニシナは驚くでしょうね?」
「喜ぶんじゃないかな?」
「そうだといいけれど。」
そうこうしているうちに、3人は血盟城へ到着したのだった。
 そこに待っていたのは、猊下こと、村田健だった。
「やぁ、フォンレシフェルト卿」
「あら、猊下じゃないですか。どうなさったんです?」
「嫌ぁ。君が来るって聞いたからさ、ここへ来てみたら。いないじゃないか。で眞王に聞いたら、ミスったてさ」
とはいうものの、アリシアという少女がいたのは血盟城から見えないような、泉のほとりだった。
 間違えるのにも程が有るというか。
「猊下。それでグウェンダル達を連れて来ていただけましたか?」
「ああ、フォンヴォールテール卿ならあそこで待ってもらってるよ。いきなり会うのは無理だろうと思って」
そう言って村田が指を指したのは、噴水だった。


書き込む 最新10 サイトマップ