魔召喚〜マショウカン〜

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1:ユーリ ◆IXfo:2010/04/01(木) 03:01

オリジナル小説書いてみます。
拙い文章ですが、頑張ってますのでアドバイスなどありましたら遠慮なくおっしゃってください。

2:ユーリ ◆IXfo:2010/04/01(木) 03:22

魔召喚〜マショウカン〜 1話
いつしか分かるときが来るでしょう。
彼はそう言って高価そうなマグカップをテーブルに置いた。
中身は最高級のブレンドコーヒー。
この部屋には、彼と彼女しかいない。
広い部屋中に飾られた絢爛豪華な調度品。
彼がコーヒーを飲んでいるマグカップもマグカップを置いたテーブルもそのうちのひとつだ。
「あなたは本当に甘いですね。コーヒーもあなた自身も」
「煩い。にしてもお前は変わらないな」
「なにがです?」
「口煩いところだ。自覚しておるのだろう?」
クスリの彼女は笑った。
彼女は彼の主で彼は彼女の召し使いだった。執事とも言うだろうか。
彼女の名はナリア・アルミア。
一国の姫であるが、身分を隠し一貴族として郊外の屋敷に住んでいた。
それもこれも戦のために彼女の身が危うかろと思った王の配慮である。
そして彼の名は、ローマン・セリウス
腕ききのスナイパーで、ボディーガードも
兼ねてアルミア傍で召し使いとして仕えていた。
「まぁ、少しは。けれど、お嬢様の為ですから」
「ふっ。口ではなんとでも言える。ところで、そのコーヒーは美味いか?」
「美味しいですけど甘いです。あとお嬢様は女性なんですからもっと淑女らしい言葉遣いをしてください」
お世話係りも兼ねている。
「そうか、なら良いが。今更なにを言うのかと思えば。良かろう言葉遣いなど」
「良くないです。もう少しメーテル様を見習ってください」
召し使い兼ボディーガード兼お世話係は溜め息をついた。
この人になにかを教えるのにどれくらいかかるのだろうかと。
「メーテルを?何故」
「何故って…」
「あんな小娘に習うことなどない」
無駄に高いプライドと意地をかけて喚いている間にも夜は耽っているのであった。
「…だからあなたは甘いと言うのですよ」

3:ユーリ ◆IXfo:2010/04/01(木) 22:57

朝。小鳥の唄が聞こえる。
この国の鳥は皆綺麗な歌声だなと思ったりしつつ敏腕執事ローマン・セリウスは目を覚ました。
「…寝坊しました」
今日は月1度の休暇なので別に構わないのだが、律儀なセリウスには休暇だからとだらけるのが許せなかったのだ。
それに、今国は大変な危機に陥っている。
本来は休暇などしている場合ではないのだが彼の主が強引に休暇届にサインし屋敷から追い出してしまったのだった。
「明日は月1度のお前の休暇だ!言い訳は許されんぞ。もういい、さっさと出ろ!!」
と100万パドルと少量の荷物と共に門の外へ締め出されてしまった。
で仕方なく近くの宿を取ったのだが…
「今日1日、何をしましょう…」
屋敷に戻っても入れてもらえないだろうし故郷は遠いし特にやることもないので、彼は寝棚に倒れこんだ。
屋敷の寝具のようにふかふかでも大きくもないが、庶民派のセリウスにとっては上等だった。
「お嬢様はきちんと起きられたでしょうか…」
休暇でも仕事モードなセリウスはボディーガードである自分がここにいていいのかと悩んでいた。
けれどやはり帰ったところで頑固な
アルミアに追い出されるだろう。
気持ちを切り替えて外出することにする。
今は昼過ぎだから、市場も活気づいていることだろう。
どうせなら休暇を楽しもうとセリウスは財布と上着を持って宿を出た。
思った通り街は人で溢れ返っていた。
「流石は王都」と呟きつつ人の流れに身を任せる。
周りのガヤガヤと言う声と共に市場の売り子の声が届く。
「おいしいですよー。王都に来たらこれ!」
「このおもちゃ楽しいよ。みんなおいでー」
「新鮮だよーすぐそこで捕れた魚だ」
どれもこれもアルミアの好きそうなものだ。
と思って思考を切った。
また仕事モードになるところだ。少しくらいは自分の為に時間を使えといつもお嬢様に言われているじゃ無いか。
とりあえず部屋で呑む酒でも買おうと酒屋へ足を進める。
そういえば昔の戦友達はどうなっただろうか。
酒屋の隣に酒場があったのを思い出し、立ち寄ってみようとも思った。
お嬢様には見せられないような見た目ガラの悪い奴等だが根はいいやつらだ。
いたらいいなくらいに思って足を進める。
楽しい休日になりそうだ。

4:ユーリ ◆IXfo:2010/04/04(日) 23:55

酒場に着くと彼等は大いに盛り上がっていた。
「あれ、隊長どうしたんすか?」
飲んだくれていたうちの1人がセリウスに気づいて声を掛けて来た。
「おぅ。お前達昼間から何してんだ」
「隊長じゃ無ぇか。一緒に飲みましょうや」
少々下品な敬語を発しつつセリウスを自分達の席へと導く。
「そうだそうだ。セリウスも今日は休暇なんだろ?せっかくなんだしほら」
席につくと幼なじみにして親友のアルド・カルロスがセリウスに酒を勧めた。
「ああ。でも明日は仕事なんだから少しだぞ?」
「それでいいそれでいい。おい、ボトル追加だぜ」
仲間達はガハハと笑って酒を追加していった。
「あれから20年経って随分変わっちまったよなぁ。こいつは酒場の店長だし、こいつは結婚したろ?みんな随分丸くなっちまって…軍人続けてんのは俺くらいなもんだよな」
カルロスが友人2人を指しながら遠い目をして言う。
皆随分と傷つき傷つけた。よく立ち直ったものだ。
「そうだな。俺も一応軍人だけど一線からは離れてるしな。諜報員はほとんど国外だからな。明日もまた行くんだろう?」
セリウスは同意した。
自分は、軍人だが今は一線から離れているし王都にも戻っていない。
それどころか執事が本職になりつつある。
そんな自分がこれでいいのかと思うこともある。
「ああそうだ。閣下がな、大スマロンが怪しいと」
「大スマロンが?!」
「ああ。不穏な動きがあると情報が入ったんだよ。だからそれが真実かどうかってな」
「……ニヤニヤしながら言っても信憑性ないぞ」
「ああー?」
……皆一様に酔っていた。

5:ユーリ ◆IXfo:2010/04/05(月) 20:47

「んん…」
頭が割れるように痛い。
風邪でもひいたのだろうか。
目を開けるのも億劫だ。
ここはどこだろう。カルロス達と酒を飲んでそれから_____……
そこからの記憶はさっぱりぽんと抜けていた。
ガチャガチャと扉の開く音がする。
誰だ?と身構える。
がすぐに気が抜けた。何故って……
「おぉ、目が覚めたか。もう昼だぞ」
「お嬢様……」
そう、そこにはセリウスの主、ナリア・アルミアの姿があった。
手には昼食と思える凡が乗っている。
「あぁ、セリウス。お前…悩みがあるなら言えよ…?」
アルミアは哀れみの目でセリウスを見た。
「なんです…?」
それでも尚アルミアはセリウスを哀れむ瞳で見続ける。
というのは、久々に酒を飲み泥酔したセリウスはネクタイを頭に巻き居酒屋のサラリーマンのお父さんよろしく訳の分からないことを口走り飲めや歌えや大騒ぎ。
しまいにカルロス達にも手のつけようが無くなりアルミアが呼び出され、眠ったところを馬車で連れ帰り介抱し、今に至る。
そのときにカルロスがアルミアに
「姫」
「なんだ?今はそれどころでは…」
「あいつ、多分結構なストレス抱えてると思うんですよ。普通ああならないから。だから、悩み聞いてやって」
「あぁ、分かった」
というわけで。
「だから悩みはなんだ。言え、セリウス」
強引なお姫様もしくはお嬢様ナリア・アルミアはセリウスの悩みを聞いてやろうとしていた。
半ば強引に。
「なんですか…いきなり。俺、いえ私なにかしましたか?」
「した。したがあれはストレスのせいだろう?だから」
悩みを言え。
「……何したんですか、俺………」
アルミアが持って来た昼食を食べながらセリウスは記憶と葛藤していた。
……思い出せない。
アルミアは知らない方がいいこともあるのだぞ。と慰めた。

6:匿名さん:2010/04/07(水) 01:49

率直な感想を書きます
登場人物が分かりにくい
アルミアとかセリウスとかネクタイとか
これは外国人ですか?

7:ユーリ ◆IXfo:2010/04/07(水) 03:32

>>6さん
そうですよ。
日本では無いです。
というか地球でもなく異世界です。

8:ユーリ ◆IXfo:2010/04/07(水) 13:22

あとネクタイは登場人物では無いです。
服につけるネクタイです。

9:匿名さん:2010/04/07(水) 17:53

わざわざお返事ありがとうございます
異世界だったんですね
よく解りました
あとネクタイは違いますよね
横文字ばかりで勘違いしていました
恥ずかしいです

10:ユーリ ◆IXfo:2010/04/07(水) 21:05

いえいえ。
下手な文章ですいません(^^;

11:匿名さん:2010/04/07(水) 22:40

いえいえ
下手ではないですよ
大変興味深く拝見させていただきました
これからもがんばって下さい

12:ユーリ ◆IXfo:2010/04/08(木) 02:04

ありがとうございます。
________________________________
ふぅと屋敷の主はため息をついた。
彼女は見た目年齢14歳の少女だった。
「奴にも困り者だな。主人の私に世話をさせるとは」
と言いつつも不愉快には思っていなかった。
あのあと散々悩んだセリウスは二日酔いに負けて寝込んでしまった。
「私も馬鹿だが奴も相当な馬鹿だな。そろそろ王都に戻してやるか…」
アルミアはまた短い溜め息を吐いて紅茶を啜った。
やはり自分はコーヒーより紅茶派だ。
こういうところが甘いと言われるのだなとアルミアは思った。
見た目年齢14歳だが本来彼女は70歳だ。
彼女達魔族特有の体質だ。
「……全く。100にもなってあれしきの酒で酔いつぶれるなどあり得ん。甘いのは誰だ?」
と悪態をつきながら思い出してみる。
彼と初めて会った時彼はやさぐれていてこの世全てを呪っている感じだった。
けれど時が解決したのか誰かが助言したのか彼は少しずつ変わっていった。
「……出会いは最悪だったな」
にやりとアルミアは笑った。
あの日ーー。
「アルミア、彼がローマン・セリウス君だ」
「はじめまして。わたくしはアルミアといいますの。よろしくですわ」
見た目3年齢歳実年齢15歳の小さな手が彼の前に出される握手を催促する手だ。
「………」
彼はそんなアルミアに見向きもせず無言で一点を睨みつけていた。
付き添いで来ていた大人が彼をたしなめたが彼の態度は改善されなかった。
「ははは。緊張しているんだね?仕方あるまい」
アルミアの父こと魔王陛下のナリア・フィセルが笑ってその場を収めた。
「申し訳ございません。陛下、姫様。この子ったら、両親が死んだのがまだショックなようで」
「当然だろう。気にすることはない」
彼は戦で親が死に孤児だった。
みすぼらしい服を着て両手をぎゅっと握りしめて一点を睨んでいる姿はアルミアにとってすごく痛々しかった。
だから彼の無礼な行動なんて気にならなかった。
「ねぇ、セリウス。そろそろおやつのじかんだから、いっしょにたべましょう?」
アルミアは今では信じられないくらいの可愛らしい笑みと言葉でセリウスをおやつに誘った。
けれど彼は口を聞かなかった。

13:ユーリ ◆IXfo:2010/04/09(金) 01:42

「どうしたんですの、セリウス?おなかがすいていないの?」
アルミアは不思議そうにセリウスを見つめてから自分が彼を支えてやろうと思った。
だからおやつにも誘ったのだ。
「……」
彼はやはり何も言わなかった。
「ねぇセリウス。きょうからはここがセリウスのおうちよ。だからなにもしんぱいいらないわ。みんなきょうからかぞくなのだから、ね?」
アルミアは精いっぱい優しい声と笑顔でセリウスに言った。
するとずっと黙っていたセリウスがやっと口を開いた。
「……かぞく?」
「えぇ!そうよ。わたくしもあなたのかぞくよ。このくにのたみたちだってかぞくよ」
「そうか……」
セリウスの表情が少し穏やかになった気がした。
「わたくしにはね、あにうえがいるのだけれどきょうはこっきょうちかくのむらにいるからかえってくるのはあすのしょうごね。しょうかいするわ」
「あぁ」
出会いはいつも唐突で。
はじまりはいつも突然だ。

14:ユーリ ◆IXfo:2010/04/20(火) 00:19

翌日。正午。
約束の時がやって来た。
幼い2人はアルミアのベッドの上にちょこんと座ってアルミアの兄の帰りを待っていた。
「なぁ…」
セリウスが沈黙に耐えられず言葉を発した。
「なぁに?」
「いや…兄上とはどんなやつだ?」
「えっとねぇ。すっごいんだよ!やさしいし、つよいし、かしこいんだよ」
アルミアはとびきりの笑顔で兄の賛辞を並べたてた。
「……好きなんだな」
「うん!!」
そうこうしているうちに、アルミアの兄ミーハルトが帰って来た。
「アルミア」
「あにうえーっ」
アルミアは元気よくベッドから飛び降り、ミーハルトのもとへと掛けていき飛びついた。
「アルミア、いいこにしてたかい?」
「うん!アルミアいいこだったよ。あ、あのね。きのうから、ここにひきとられたこがいるのよ」
アルミアはセリウスを指指して言った。
「へぇ。僕はナリア・ミーハルト。よろしくね」
「おれは…ローマン・セリウス」
これが、3人の生活のはじまりだった。

15:ユーリ ◆IXfo:2010/05/09(日) 00:03

3人はとても仲が良かった。
ミーハルトは訓練や視察で忙しかったが、幼いアルミアと少し上のセリウスは毎日庭で遊んでいた。
「ー…なぁ、花なんか摘んで面白いのか?」
彼らは城の裏手にある花畑で花を摘んでいた。
皇魔国女王でもありアルミアの母、ナリア・ミファエルが2人に出した“おつかい”だった。
「これは、りっぱなおしごとなの。たのしいとかじゃないんだよ?」
「女王様に仰せ使った仕事は、花壇の花の水やりだろう。ここは裏手の花畑で、仕事は終わったんじゃないのか?」
「あのね、ここはわたしのぶかのメイドさんが、わたしがおはなつみやおみずやりとかができるようにっておせわしてくれてるんだよ。ははうえのためにおみやげにしようとおもって」
「花の土産か……おれも昔よくやったな、母さんに」
「セリウスのお母様のお話?聞かせて聞かせて!!」
「そんなにたいした話じゃないけどな……」
セリウスは話し始めた。

16:ユーリ ◆IXfo:2010/09/07(火) 01:19

「俺の母さんは、昔から病弱でそれなのにすごく優しくて美人で頭がいいのに気取らなかった。村でも一目置かれてたしな。だから母さんが死んだとき村中の魔族が泣いたんだ。もちろん俺だって……それから、数日たってから父さんもはいなくなった。だから俺は孤児院にいたんだ。今は陛下に拾って頂いてここで生活をさせてもらってるけど…」
「セリウスのあかあさまもびじんだったのね。わたしのははうえもおきれいよ。どちらがまさるかしら」
アルミアが花のように笑った。
「じっ…女王様だろ、勝つのは」
セリウスは顔を真っ赤にして答えた。
「あら、どうしてじぶんのははうえにじしんをもたないの?わたしにえんりょをしているの?かぞくでしょう?けつえんかんけーがなくてもセリウスはわたしのにばんめのあによ、ははうえはアルミアとにーにーとセリウスのははうえよ。ってセリウス、どうたの?顔がりんごみたいにまっかよ?」
アルミアはにっこりと笑いながら言うので、セリウスはますます顔を赤くした。
人の優しさに触れるのはどれくらいぶりだろうか、と考えていた。

17:有希 ◆SF6s:2010/09/09(木) 09:37

>>1でアドバイス遠慮なくといってたので。

・セリフが多すぎる
・描写が少ない
・主人公の感情等が少ない
・「…」は「……」が基本
・「!・?」は半角ではなく全角が基本
・なんか個人的に平仮名多くて読みにくい

以上。

18:ユーリ ◆IXfo:2010/09/13(月) 22:32

アドバイスありがとうございます。
・改善します。
・改善してみます
・感情がほとんどない設定です(後々出て来ます)
・改善します
・改善します
・DSで書かせてもらっているので、字がないんです。パソコンは事情があってあまり長時間使えませんので。


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