双子の消失。

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1:雛 ◆Kv9Y:2010/07/27(火) 23:07

タイトルにセンスが無いのはスルーで☆
(鏡音じゃないよっ)

アドバイス、感想
大歓迎っす

2:雛 ◆Kv9Y:2010/07/27(火) 23:22

―僕は、無知だ―

***********
僕達は孤児院に居る。
親に捨てられたから。

「傷持ちのバァーカ!!」パァンッ!!
「キャハハハッ!!いい気味!!」
僕の左頬には傷が有る。
親に殴られたから。
その傷を僕はいつも罵られた。
「キモイんだよっ!!カス!!」
もう一回、といじめっ子が手を振上げた時―
パァンッ!!!
「辞めてッ!!!」
僕の双子の姉が僕の前に立つ。
「あああ愛ッッ!?ゴッゴメン!!」
「愛ちゃん!!違うの!!ごめんね!!」

僕の双子の姉、愛は僕と違い美しく皆から好かれている。
「分かれば良いのよ。でも、今度からはしないって約束してね。」
愛は、誰にでも優しい。
僕とは、正反対だった。

3:雛 ◆Kv9Y:2010/07/27(火) 23:35

美しく、傷一つ無く、誰にでも優しい愛。
それに比べて、傷持ちで、孤独な僕。
なんで双子になったのか、不思議な位だ。
「レイ、大丈夫?」
愛が心配そうに僕を見る。
綺麗で純粋な瞳。

「大丈夫だよ。ごめんね。愛」
無理して笑顔を作る。

僕達が孤児院に来た時、僕達に名前は無かった。
愛が愛と呼ばれたりしたのは来てから2週間位経ってからだった。
うろ覚えだが、
「愛は愛されるから愛」
「霊は愛に付纏う悪霊だから霊」
と言うのが由来だった。
愛は孤児院にすぐ馴染んだ。
僕も必死に話し掛けたが傷を見て皆遠ざかった。
―――悪霊のレイ。
慣れていた。だけど、寂しかった。
だけど愛はいつも
「御礼のレイもレイだよ!!だからレイは感謝されて生まれた子なんだよ!!」
と言ってくれた。
涙がつたっていた。

4:雛 ◆Kv9Y:2010/07/28(水) 00:24

その涙を包むかの様に、愛は僕を抱き締めた。

「!?」

しばらく無言の時間が続いたが、僕の心には感じた事の無い温かさがあった。

どうせすぐに消えてしまうのだろう。
でも、もし永久に時間が止まるなら―――
僕は叶わぬ夢を祈った。

5:雛 ◆Kv9Y:2010/07/29(木) 07:39

まぁ、こんな僕だったが一応特技と言う物が僕にも存在した。
小さい頃、今は殺された祖母がよく弾いてくれたバイオリンだった。
暴力を受け、散々な侮辱を受けていた僕達にとって祖母のバイオリンが唯一の楽しみだった

6:雛 ◆Kv9Y:2010/07/29(木) 21:20

僕達は相当恨まれていたらしい。
それを知った親達が、祖母を―おばあちゃんを殺した。
絶望した。流す涙は乾いていた。
そして、可哀相にと思ったらしい祖父が僕達をこの孤児院に連れて来た。
その時に片身として愛はシャープペンを、僕はバイオリンを貰った。

7:雛 ◆Kv9Y:2010/07/30(金) 07:13

僕は必死に練習した。
何故かその時だけ皆は罵ったり殴ったりしなかった。

そういえば

愛は何故安上がりなシャープペンを貰ったのだろう。
祖母はもっと万年筆など、持っていたはずだ。

8:雛 ◆Kv9Y:2010/07/30(金) 07:16

それを一度聞いた事が有る。
すると愛は
「確かに万年筆の方が高いわね。でも、これにはおばあちゃんの愛がこもってる気がするの。
いつも使ってたでしょ?」
と言った。

9:雛 ◆Kv9Y:2010/07/30(金) 07:22

やっぱり愛は愛される娘だな。
値段で価値を決める僕はやっぱり霊だ。

僕はため息をついた。
そして、ゆっくりとソナタを弾いた。
綺麗な旋律。
ゆっくり流れる音楽と言う名の時間。

何処か懐かしい音。

あぁ、僕にも愛が入っていた。
おばあちゃんの温かい愛情――

10:雛 ◆Kv9Y:2010/07/30(金) 18:49

***
そういえば最近孤児院内がソワソワしている。
噂によれば、院長さんが相当な借金をためていて僕達孤児院の子供は働かなければならないらしい。
あぁ、僕の人生はなんでこんな災難ばかりなんだろう。

11:クロス:2010/07/31(土) 19:25

この先なんかの事件に関わったり命の危険にさらされたりするんじゃないか
そんなのにならないかな〜
(勝手に言うだけだから気にしないでね)

12:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 07:56

なるかもですぅ〜

13:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 09:13

噂は本当だった。
「ぇー・・・皆。孤児院は潰れるかもしれません。なので、5歳以上の人は何かしら働いて下さい。」
院長先生が申し訳なさそうな顔で言った。
「えぇえぇえぇー!!?」
声が響いた。
「あと、おやつやご飯は少なくなります。なるべく無駄遣いはしないで下さいネ」

「そんなぁ〜」

14:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 09:21

三時。
おやつの時間。いつもなら楽しいはずの。
今日はマフィンだった。
味が薄い。きっと砂糖が少ないんだな。
もそもそと食べているとあちらから声がした。
「あああ〜!!みぃのマフィン〜!!返してよ〜!!」
最年少の7歳のみぃちゃんの泣きそうな声だった。
「チビのみぃは黙ってろぉ!!!へへっ!」

みぃちゃんの自称兄的存在の誠がマフィンを取ったらしい。
「愛姉ー傷兄ー助けてのー」
多分傷兄って僕の事

15:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 09:24

訂正
最年少がみぃちゃんの7歳なので
「ぇー・・・皆。孤児院は潰れるかもしれません。なので、5歳以上の人は何かしら働いて下さい。」
の5歳以上ってのはおかしいですね。
だから
×「ぇー・・・皆。孤児院は潰れるかもしれません。なので、5歳以上の人は何かしら働いて下さい。」
◎「ぇー・・・皆。孤児院は潰れるかもしれません。なので、皆さん何かしら働いて下さい。」
です

16:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 10:42

誠がからかっているのは皆知っている。
でもみぃちゃんが可愛いから何も言わない。

「誠はみぃちゃん大好きだもんねぇー」
愛は、そういう時上手くまとめる。
「ちっちちげぇよ!?」
誠の焦る声。
冗談で言ったつもりが図星だったらしい。
「傷兄ー!!!代わりにおかし作ってよぉ!!」
なんで僕なの?みぃちゃん。
「ハイハイ。何を作るの?」
「傷レィー!!!俺にも作ってくれよ!!!」
もう皆むちゃくちゃだ。
僕は台所に行った。

17:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 10:54

台所をゴソゴソして、出てきた物は、
ダマいっぱいの小麦粉
飲みかけのコーヒー牛乳
溶けかけのバター

だった。
「・・・傷兄大丈夫?」
これだけ有ればクッキーぐらいなら作れるが、甘みが無い。
「みぃ、甘いのが良いっ」
「わ、分かった」

18:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 11:10

「甘み…甘み…」
「呟くなよ。食欲失せるし」
じゃあ作れとか言わないで欲しい。
「甘いのなら、これを使う?」
愛が、飴の袋を取り出した。
ミルク飴の袋。
「うおおおお!!なんでそんな高価なモン持ってんだよ!愛ちん!!」
孤児院では飴さえも高価だった。

僕は思いついた。
ミルク飴を溶かしてクッキーに入れたら、甘くなるかもしれない!

「愛。それを溶かしてクッキーに入れて良い?」
愛は少し考えて良いよ、と言った。
僕は早速クッキーを作ってみた。
皆の視線が恐い。
小麦粉のダマを落として、コーヒー牛乳を入れて、混ぜて。

20分も経つと、クッキーらしい物体が出来上がった。
「出来たよ」
クッキーを皆に差し出す。
「む〜」
みぃちゃんが恐る恐るクッキーを食べる。
「美味しい!!!」
みぃちゃんが満足そうに言った。
「俺も食べるっ!」
皆が食べる。美味しかったら良いな。
「まぁまぁねっ!!傷レイにしてはよくやったわ!」
これは褒めてるのか、けなしてるのか、ツンデレなのか。

19:夏音 ◆UT1U:2010/08/01(日) 11:11

すごいです!
私、いつも読んでます!
上手いですね〜・・・
うらやましい>ω<

20:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 21:17

>>19
有難うございます!!
雛は頑張りますよ!!←
ちなみに言っとくときなこって人と私は同一人物っす(・ω・)ノ゙
新しく小説を書こうと言う事で名前とトリを代えてしまったので一応お知らせです!

21:雛 ◆Kv9Y:2010/08/01(日) 22:45

「そうだっ!!みぃ、言い事思いつった!!」
みぃちゃんがクッキーを口に入れて言う。
「傷兄のクッキーを売るのっ!!!」

みぃちゃんは自信マンマンに鼻を鳴らした。
「どっかな?みぃの提案」

「俺も賛成だぜ。正直みぃがこんなん言うとは思わんかったわ。」
誠だった。
「ゆなも賛成するっ」
「あたしもっ!!」
「俺もだっ!!」
皆、みぃちゃんの意見と同じだったらしい。
「傷兄ー!!お願いだよー!!みぃ、頑張るから!」
一体みぃちゃんは何を頑張るのだろう。
僕は正直やってみたかった。
でも、この傷で外に出るのが、恐い。
恐い恐い恐い恐い。
そんな気持ちを察したのかみぃちゃんは
「傷兄が作って、愛姉が売ったら良いと思う!!愛姉はそーゆーの上手そうだし♪」
と言った。

22:クロス:2010/08/02(月) 11:08

題名と話がかみ合わないんだけど・・・

23:匿名さん hoge:2010/08/02(月) 13:54

>>22
これからなんだろう
気長に待とう

ところで今さらだが
主人公と女の子は双子なのか?幼なじみなのか?
関係が希薄でわからない

24:夏音 ◆UT1U:2010/08/02(月) 16:13

>>23
上のほうに、

双子の姉が――…って書いてあります☆

25:クロス:2010/08/02(月) 18:14

でも本当は双子じゃなかったとか〜人間じゃないものだったとかの展開も期待〜
(聞かなかったことに(泣)

26:匿名さん hoge:2010/08/02(月) 18:46

>>24
ごめん言葉が足りなすぎた

主人公と女の子が双子なのは話の通りわかるのだが題名でも「双子」に焦点を当ててるのにいまいち主人公だけの話のように感じてしまい
もうちょっと双子という設定を表して欲しいんだ
今のところ二人は対比してることしかわからないから

27:雛 ◆Kv9Y:2010/08/02(月) 19:14

皆様有難うございます!!
確かに消失っておかしいっすね…(-_-)

双子を表すですか…
頑張ってみます☆
皆様有難うございます♪
改善する様に努力するので、見捨てないで下さい

28:クロス:2010/08/02(月) 19:32

なんかねもっとドカーンみたいな迫力がほしいな〜

29:雛 ◆Kv9Y:2010/08/02(月) 19:49

ドカーンですか;
頑張りますっ!!

30:クロス:2010/08/02(月) 19:57

ガンバレ〜裏社会的なやつらが来て〜・・・みたいな〜?

31:雛 ◆Kv9Y:2010/08/02(月) 19:59

裏社会ですかぁー
それっぽいのなら出す予定っす

32:雛 ◆SPvw:2010/08/04(水) 08:16

(トリップ違いますが雛ですよっ)
*****************

「愛姉!!おっけぇ?」
「良いわよ。」
意外にも愛はサッパリ言った。
「よしぃ!!決まりんごっ!!皆がんばろーねっ!!」
いつからみぃちゃんはしっかりしだしたのか。

「でも、大丈夫かしら…」
不安そうな声が挙がった。
「材料は…何処から仕入れるの?」
最年長の百合だった。
「わ、分かんない…」
みぃちゃんは急にしょぼくれる。
「それじゃあ、稼げば良いじゃない」
愛が当たり前の様な顔で言う。

33:雛 ◆Kv9Y:2010/08/04(水) 08:22

「どうやってぇ…?」
べそを欠きながらみぃちゃんが振り向く。
誠が頭を撫でる。
「大丈夫よ。私とレィがなんとかするわっ!!」
・・・え?
「大丈夫かしら…。まぁ二人に任せてみようかしら。」
百合が、不安そうな顔を少し緩めた。
愛は昔からやると言った事はやりとげる。
僕は、無能なだけ。
百合が完全に不安そうな顔が緩まないのは、僕が居るから。
「じゃ、決定!!」
愛が声を大きくする。

34:雛 ◆SPvw:2010/08/04(水) 09:05

http://r0.prcm.jp/gazo/i/ciW5La/

愛を描いてみましたw
駄絵ですが挿絵感覚で見て下さいな
いや別に俺は小説を楽しみたいんだーて言う人は良いんですよ!!?←
なんか迷惑ですかね(^_^;)

35:雛 ◆SPvw:2010/08/06(金) 22:46

おひさだわ(笑
****
「ふーん。じゃ、頑張ってね!て事で解散だよ!!」
長いおやつの時間が終わった。
長かったし、マフィンもさほど上手く無かった。
でも、楽しかった。

そういえば、愛…
愛の提案って何だろう
「愛。提案って何?」
何気なく聞いてみた。
「こっち来て!!」
急ぎ足で愛は僕を引っ張る。
愛が足を停めた。そこは孤児院の図書室みたいな場所だった。単に本が沢山置いてあるだけだが。
「えっと…」
愛は青色の本を出し、ページを探し出した。
「あった!!コレ!!見て!!レイ!!」
「どれ?」
愛の指差す先にはバイオリンを奏でる少年の周りに集まる人々の絵があった。
「この本の主人公はね。何一つ取り柄が無いけどバイオリンだけは天才肌なの。それでお母さんが死んで家を追い出された時に町中でバイオリンを弾いていたら大人の人達がお金をくれたんだって。」

36:雛 ◆SPvw:2010/08/16(月) 16:32

「でね。この本の最後見て!!」
愛が後ろのカラーページを指差す。
「新人ヴァイオリニスト募集!!お申し込みは→0120‐****」

「僕…応募するの…?」
おずおずと聞いてみた。まさか、ね。
「あったりまえよ!!」
愛は答えた。

37:雛 ◆SPvw:2010/08/16(月) 16:34

ピアニストみたいな言い方でバイオリンってどう 言うんでしょう?

38:きなこ ◆SPvw:2010/08/16(月) 16:48

名前変えてみるw
*****

「これ受かったら…どうなるの?」
「相当お金が入るわ。多分」
愛は電話を鳴らした。

プルルルル…
『ハイもしもし』
「あの、「バイオリンの本」の後ろに書いてあったのに応募したいのですが…」

あああああ…
あああああ…
あああああ…

39:匿名さん:2010/08/17(火) 17:02

相当金が入るなら話の問題解決じゃん

40:クロス:2010/08/17(火) 17:08

そゆうこと言うなよ

41:なー ◆.2Og:2010/08/17(火) 17:30

>>37
バイオリニスト。

42:アニホとミシン ◆R0Fg:2010/08/21(土) 15:29

なんと素晴らしい文章・・・文才の無さを読書量と文字数で必死にカバーしている私には、とても眩しく写りました。
これからも読者の一人として、雛さんのお書きになるこの素晴らしい小説を影ながら応援して行きたいと思います。

43:雛 ◆SPvw:2010/08/22(日) 07:45

皆様有難うございます…!!
下手ながら頑張りたいと思います!
見捨てずなんとかかんとか見てやって下さい←

それでは悪ノ召使でも聴きながらドウゾw(((

44:雛 ◆SPvw:2010/08/30(月) 20:01

とか言っときながらすいません。辞めます。
ネタ尽きました。
燃え尽きました←
身勝手ですいません…
あああ…これで何回目だコノヤロー(三回目★)

あぁ、自分灰になってどっかに飛ばされてぇなぁ…
死んでお詫びします。死なないけど←
コメくれた皆様有難うございました&すいません

また無駄にスレ増やしてしまった…orz
これからも増やすかもですが…ヨロシクオネガイシマス…


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