百物語

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1:すちー:2010/08/12(木) 14:47

こんにちは。
怖い話が大好物なすちーです。
夏なので、怪談です。百物語をしましょう。

・怖いのが苦手な方は閲覧を控えたほうがよろしいでしょう。
・話が99こになったら終わりです。100こになったらなんか真剣に怖そうなので。
・どっかで聞いた話でも、自分で思いついた話でもどちらでもOK。
・ネタっぽい話アリ。

↑のルール(?)に則って書き込んでいってください。
(ルールを改めてほしい人は書いてください。その場合私の判断等で変えます)

2:すちー:2010/08/12(木) 15:03

早速ルールにつけたし。
・中傷、荒らしはナシ。

おねがいします。

「一つ目 匂い」
自分の家の匂いほど、気づかないものです。
ただ、他人の匂いというものは敏感になってしまうものです。
ある日、家に帰ると、知らない人の匂いがしたのです。
自分の家の匂いではない、何かの匂い。
怖くなり、外に飛び出したのですが、行く当てもなく、家に戻りました。

それから、何年か経ち、匂いのことなんて忘れてしまったころに、再び匂いが変わりました。
今度こそ、怖くなりお寺に行き、住職の方に話を聞いてもらいました。

馬鹿にされても良いのです、ただだれかに話を聞いてもらいたかったのです。
ところが、住職の方は呑気に世間話をするのです。
私も呆気にとられながらも住職の方と世間話をしていると、肩の力が抜けていくのがわかりました。

「これで失礼します」と言って、寺をでるときに、住職の方は私にこう言いました。

「これで成仏できるだろう?」

3:すちー:2010/08/13(金) 23:01

だれかー・・・
怖い話をくださーい・・・・・
栄養(怖い話)不足でもうヘロヘロ・・・
夏・・・暑い・・・。

「二つ目 深夜の高速」
俺は、夜中に一人山の中バイクを走らせていた。
すると、一人のおばあさんを見つけた。
鶯色の着物を着た白髪のおばあさんだった。
(なんでこんな夜中に一人でこんな山の中にいるのだろう?)
そう思ったが、一人立っている姿が
なんだか無性に不憫で、思わず声をかけていた。
「乗っていきます?」
おばあさんは「助かった、ありがとう」
と何度も言った。
俺はバイクにまたがり、後ろにおばあさんが乗って
俺の腰に手を回したのを確認すると、
バイクを走らせた。
しばらく走っていると、
どんどんおばあさんの腰に回した手に力が入っていった。
(もしかして、幽霊なんじゃないか?)
とか思い始めた。
急に怖くなり、バックミラーで後ろを見ると

おばあさんには足がなかった・・・・!

驚いたが、そのまま山の下まで走らせた。
恐怖で、止めてしまいそうになったが
「もうここでいいです」
そうおばあさんが言うまで走った。
バイクを止めると、腰に回されていた手が
解かれた。
ほっとしたのも束の間
おばあさんをみると、

正座していた

着物だったので、跨る事ができなかったそうだ♪
はあ、ほっとした・・・。

4:すちー:2010/08/13(金) 23:06

「三つ目 深夜の高速2」

夜に高速で車に一人乗っていた。
(なんだろうあれ?)
ふと見たバックミラーにしろっぽい何かがチラチラと写る。
見ると、それはどんどん近づいてきている。
なんとか判別できる程度に近づいてきたとき、
白髪の老婆だという事に気がついた。
!?
きがつけば
開け放しておいたミラーのすぐ横まで来ていた。
俺は驚いたが、
老婆に向かって右手でGJとやると、
老婆もにい、とわらってGJしていき
そのまますごいスピードで走っていった。

5:すちー:2010/08/13(金) 23:12

「四つ目 深夜の高速3」

!?
気がついたときにはもう遅かった。
黒猫を轢いてしまった。
深夜の高速を走っていたら、急に黒猫が飛び出してきたのだ。
暗闇に光る目がやたらと印象に残った。
「ごめんな・・・」
そう呟いてから、気を取り直して車を走らせる。
?あれはなんだろう
バックミラーを覗くと、二つの光るものが俺の車を追い越そうとしていた。
俺の車の1メートルほど後ろにきたときに気がついた。
(あれは、猫の目だ!)
恐怖でハンドルを放してしまいそうになったが、なんとか押しとどめる。
(きっと、さっき轢いた猫だ・・・!)
俺はなるべくそこを見ないように、運転していたが、
とうとう、おれのすぐ横に来てしまった。
おそるおそる横目で見ると

くろ○こヤマトの宅急便のトラックだった。

6:すちー:2010/08/13(金) 23:16

おもわずくだらない話を書いてしまった。
どっかで見た話です。
とりあえず、今一番怖かったのは

「しんやのこうそく」
って打って、そのまま変換したら
「真也の拘束」
になってしまった事。
なんのSMでしょうか!!
真也が誰だかは知らないですけど、
なんだかすごくエッチなかんじ・・・。
真也が拘束しているのか、はたまた
されているのか・・・謎は深まるばかりです。

7:全自動SS投下機会 ◆Z0k2:2010/08/14(土) 17:36


 どんどん、がりがり。
 その音が聞こえたのは私だけであった。
 
 これは、数年振りに再会した友人らと、夜の廃校舎にて肝試しをしていた時の話。
 三人一組で一つのチームとし、事前に決めてあったコースを周回するというのが取り決めだった。
 古い木造建築である為に中々の雰囲気はあったが、先に回った人たちは口を揃えて

「怖いけど何も無かった」

 と言った。
 実際、私の組に順番が回ってきて、スタート地点までもう少し、と言うところに来るまでは何も起きなかった。
 そして、そこで。 

 どんどん、がりがり。

 何かを叩くような音と、何かを引っ掻くような音。
 音のした方に振り向いた私を、他二人は怪訝な顔で見ていた。
 何か聞こえなかった? という私の言葉に、二人は顔を横に振る。
 気のせいか。そう思った私は、先に歩く二人の後を追った。そして、

 どんどん、がりがり。

 また、聞こえた。
 今度は気のせいなんかじゃない、という確信が、何故か私の中で芽生えた。
 そして、何故かその時の私には先を行く二人のことなんか頭の中にはなく、吸い込まれるように音のする方へと歩いていった。
 少し戻った所にある、階段の下に設けられた扉の中にある物置。
 ここだ、ここからあの音が聞こえる。
 普通の人ならここですぐに逃げ出すだろうが、私はというと、

「もしもし、誰か、居るのですか?」

 恐らく、この物置の扉の向こうに居るであろう音の発信源に向かって、話しかけた。
 
 どんどん、がりがり。

 私の声に応えたかのように、再びあの音がした。
 
「どうして、ここに居るのですか?」

 どんどん、がりがり。

「もしかして、声が出せないのですか?」

 どんどん、がりがり。

 埒が明かない。
 そう思った私は、どうしたものかと暫くの間考えた末に、

「ではこうしましょう。私の問いに、肯定ならがりがりと。否定ならどんどんと返してください、判りましたか?」

 がりがりと。
 よし、これで会話は為らずとも、問答くらいは出来るようになるだろう。
 まずは、何から聞こうか。

「先に失礼を侘びます。貴方は、人間ですか?」

 がりがりと。

「今は、喋れないのですか?」

 がりがりと。

「ここに、取り残されてしまったのですか?」

 がりがりと。
 なんと言うことだろう。喋れなくなるほどの長い間、ここに閉じ込められていたのか。 
 今すぐ助けてあげたい。
 しかし古い木造建築ということもあって立て付けが悪く、私の力一人のではとても開けられそうもない。
 誰か、呼んでこないと。

「誰か人を呼んできます。少しの間、待って頂けますか?」

 がりがりと。

「では急ぎで行って来ます。しかしその前にもう一つ聞かせてください」

 がりがりと。

「今、苦しいですか?」




 
 ……?
 反応が、な
 
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。がりがりと。
 がりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりとがりがりと
 がりがりがりがりがりがり餓李ガ利がりがリガ離がりGAりがりとがりがりガりがりがりがりガリ狩リ賀リ我利
 

 
 がりがりと、私の、後ろから、すぐ後ろから、音が、音が。



 
 私はわき目も振らずに逃げ出した。
 

8:すちー:2010/08/14(土) 18:04

ぎょえええ!

がりがりがりがり・・・
全自動SS投下機会さん、スペシャルサンクス!
ガリガリゾーンでびびりましたよ

ああ、もう、たのしいなあ・・・っっ
怖い話って、楽しいいい!

基本的に私は一人で部屋に篭りながら怖いのを見ているんですけど、
時々夜に眠れなくなります!
だが、それがいい!!

9:すちー:2010/08/14(土) 18:47

「六つ目 ドアをたたく音」

出張で泊まるホテルは同僚が出るぞー
と散々脅していたところだ。
臆病な私は怖くて仕方がなく
すぐに寝ようと思ってベッドに入った。

何時になっただろうか?
ドアをノックする音がする。
ホテルの人かな? と思い声をかけたが返事がない。
ああ、きっと出たんだ・・・!
もうドアを見るのも怖くて
ひたすらノックの音が怖くて怖くて、
ベッドの中で布団をかぶり、
夜が明けるのを待った。
やがて、空が白み始めると
ノックが止んだ。
そのあと、私ははすぐにチェックアウトした。

出張から帰って同僚にノックの話をすると
「やっぱり出たのね」
と言ってこんな話をしはじめた。
そのホテルは以前火事になり逃げ遅れた人がいたという。
その人は動転していたせいか、ドアが壊れていたのか、
閉じ込められてしまい、
そのまま焼け死んだそうだ。
「ドアを開けなくて本当に良かった・・・・!」
そう私がいうと、同僚は言った。

「なんで?だってその人
部屋の内側からドンドンって叩いていたんでしょう?」



え?

10:全自動SS投下機会 ◆Z0k2:2010/08/14(土) 18:50


 僕には、霊感がある。
 なんていきなり言われたって、誰も信じてはくれないし、冗談だと思って笑い飛ばすばかり。
 しかし僕には確かに霊感と言うものがあって、心霊体験というものを幼少の頃からしてきた。
 また、霊というものをこの目で視たことだってある。

 そしてそんな僕の友達にも一人、霊感があるやつがいる。
 
「祭りに行かないか」

 ある夏の日のことだった。
 そいつ――ありきたりだが、仮にAとしよう――が、そう言ってきたのは。
 特に断る理由もなかったので、僕は二つ返事で承諾した。

 そして、”それ”が起きたのは、その祭りの帰り道のことだった。

 
 祭りも佳境。Aが「祭りが終わって帰り道が混む前にさっさと帰ろう」と提案してきた。
 確かに、帰り道でまで人ごみに揉まれるのは僕としても避けたい。
 あっさりと、その提案に乗った。

 遠くに聞こえる祭りの喧騒を背に、誰も居ない夜道をAと二人で歩く僕。
 Aの履く下駄の底が地面にぶつかり、カラカラと鳴る音。
 僕の履く草履が地面に摩擦する音だけが辺りに響く。
 
 最近起きた心霊体験、という話題で盛り上がりながら、僕らは大きな橋を渡った。
 町民全体が祭りに参加しているので、橋には車の一つも通りはしない。
 そこで、僕とAは思い切って橋の中央を歩くことにした。
 

 橋の、ちょうど中間地点まで歩いた時に、突然、遠くで聞こえていた祭りの喧騒が突然聞こえなくなった。
 不思議に思った僕は、祭りをしている方角に目を向ける。
 何も、聞こえてこない。
 
「おい、A。なんか変じゃないか」

 そう話しかけるが、反応がない。
 Aの方を振り返ると、Aは直立不動の姿勢のまま、そこで停止していた。
 顔色は悪く、汗も滲んでカタカタと震えている。
 そして、Aの視線の先は、橋の隅の方。アスファルトの上に向けられていた。

「何か視えるのか?」

 橋の上にはいくつも外灯があり、基本的には何があっても丸見えだ。
 しかし、僕の目には何も映らない。
 ということは、僕には見えなくて、Aには視える何かがそこにいるということだ。

 Aは、僕の問いに答えない。

 ス、とこちらに向かって手を伸ばして、震える声で「そこで待ってて」と僕を制するA。
 そのまま一歩ずつ足を踏み出して、その視線の先へと歩いていく。
 ゆっくりと、ゆっくりと、歩いていく。
 そして立ち止まり、その場でしゃがみ込んで、何かを覗き込むような姿勢を取る。
 
 何故か、僕の背筋がゾクリとざわめく。
 緊張感という言葉では現し切れない。むしろこれは、恐怖。
 言い知れぬ恐怖が、僕の体に巻きつくような感覚を、僕はハッキリと感じ取った。
 大きく息を呑む音が聞こえた。それは、僕のものか、それともAのものか。

 Aが、恐る恐る、覗き込む”何か”に向かって話しかけた。

「どうか、しましたか?」
「何か、落としたのですか?」
「何を、落としたのですか?」

 Aの声だけが、響く。
 そこにいる”何か”の声は僕には届かない。
 


 「もう一度、仰ってください」

 
 と、Aが、”何か”に向かって再び問うたその瞬間。




                                                 「靴」





 僕の、耳元で、聞くものの全身の肌が粟立つ様な、おぞましい声が。
 僕の、僕の、僕の、僕の、耳元で。
 気配が気配がけけはいがぼぼくのすぐうし    ろ。

 「くるま」



 気がつくと、僕は空を見上げていた。
 遠くで大型トラックの運転手が、僕に向かって何か罵声を浴びかけている。
 僕の胸の上には、息を荒げて泣きそうな顔をしているAがいる。
 ”何か”の声が無ければ、きっと僕たち二人は轢き飛ばされて、無残な姿になっていたことだろう。
 「くるま」という言葉を聞いた瞬間、僕の体は弾かれたように動いて、Aの体に飛びついてその場から離れた。
 その一瞬後に、それまで僕とAが居た場所を、大型トラックがブレーキの音をならしながら高速で通り過ぎたのだ。
 

 これは後で聞いた話だが。
 昔、あの橋では双子の女の子が交通事故にあったのだという。
 何故か遺留品の中には靴の片方だけが見つからなかったそうだ。

11:すちー:2010/08/14(土) 19:19

いやん!
靴ううう・・・・。
これからお風呂入ろうと思ってたのに
なんてもん見せてくれるんですか!
コノやろう!
いろんな意味でハートがバクバクよ!
全自動SS投下機会さんにときめく瞬間☆

(すいません、テンション上がりすぎてしまい、
 変態っぽいですけど、見捨てないでください・・・
 怖い話がなくなったら、たぶん私は溶けます)

12:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/14(土) 20:49

こういう”お題”にそった話を書くのも、中々いい気分になってすてきんぐ。
自分のスレの小説が最近色々と詰まり気味なので、暫くはここにお世話になることもあると思います。
利己的な理由ですが、ご容赦いただければ幸い。

13:すちー:2010/08/14(土) 21:29

いやいやあ、こっちとしちゃあ
おいしい話がいっぱいでうれしい限りです!

ところで、自分のスレって、SS置き場。ですよね?
実は自分、今全部読みました。
てへっ☆
結構私の好きな感じだったので、思わず続きを催促してしまいそう☆
ああっでも、頑張り過ぎて私に怖い話をくれなくなるのはイヤよ☆

というか、私さっきから☆つかいすぎ・・・。
自分的にうざくなってきたんで自粛・・・。
ぶっちゃけ今のこのテンションもちょっとうざいかも・・・。

ま、いっか☆
(よくないっすね、すみません、すみません!)
ヘタレにチキンをプラスした生物でした。

14:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/14(土) 23:16


 烏は、夕方の訪れを知らせる時、別のモノの訪れをも一緒に知らせて居るという。
 ”それ”にハッキリとした名前はない。
 陽の沈み始める、午後四時四十四分。
 ”それ”はどこかのお家を訪ねるそうだ。
 子供が一人で親の帰りを待つお家を訪ねるそうだ。
 
 「一緒にお留守番してあげる」

 本当は、その子供を連れて行きたいだけなのにね。


 これは、私の住む地区に伝えられる、言わば”都市伝説”のようなものだ。
 午後四時四十四分に、自分以外に家の中に誰も居ないと、”それ”はやってくるらしい。
 幽霊というより、お化けと言った方がいいのか。それとも、妖怪?
 いや、そんな分類には何の意味も無い。
 私はそういった類のものは何も信じてないのだから。

 私の友達に一人、霊感があると公言している奴が一人いる。
 そいつの話に寄ると、”それ”は本当に実在するらしく、自分もその被害にあったとかなんとか。
 ばかばかしい。もしそれが本当なら、今ごろそいつは”連れて行かれている”はずだろう。
 そう指摘すると、そいつはこう答えた。

「”それ”に遭った時はうそつきと言ってやると、どこかへと逃げていくんだ」

 だから僕は助かった、と。
 そう語った時のそいつの得意げな顔は今でも忘れられない。
 本当に、ばかばかしい。


 
「お母さん、迎えに行ってくるね」

 私には一つ下の妹がいる。中学一年生だ。
 そんな中学一年の妹はしっかりもので、毎日のようにパートに出かけた母を迎えに行く。
 妹の背中を見送って、私はリビングへと戻った。
 この時だけが、リビングに置いてある大型のテレビを占領できる時間。
 午後四時三十分。この時間で見れるものと言えば、ドラマの再放送くらいだろうか。
 いつものように、ソファに座ってテレビに電源をいれ、

 ようと、この日の私は何故かしなかった。
 何故かテレビを見る気にはならずに、黒い液晶を眺めたまま煎餅をかじっていた。

15:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/14(土) 23:17

 かち、こち。
 
 時計の秒針が進む音が、やけに大きく感じる。
 なんとなく怖くなって、その音を掻き消すように私は煎餅をやたら音を立ててかじった。

 かち、こち。

 そういえば、そろそろ午後四時四十四分になろうとしている。
 あと、一分もしない。
 
 かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち。
 かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち。
 かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち。

 ふと、あいつ――霊感少年――の言葉を思い出した。
 
「背後に気配を感じた時は、上に”いる”んだよ?」

 かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち、かち、こち。
 かち、こち、かち、こち、かち、こち、か――

 ――烏の鳴き声が、聞こえる。
 夕方の訪れを知らせるため。
 ”それ”の訪れを知らせるため。


 背後。
 それもほんとにすぐそこに、背中に触れるくらいの位置に、何かがいるような気がした。
 私の目が、上を向く。

「背後に気配を気配を感じた時は、上に――

 ――ち、こち、かち。          かち。


 私の肩に突然かかった負荷。
 上から何かが私の背中に圧し掛かってきたような、そんな感覚。
 え、いや、いやだ。なにこれ、なにこれなにこれなにこれいやいやいやいやいやだ。
 ソファの上に押しつぶされている私の耳にきこえ「いっしょにおるすばんし」いやだ!!!!!「てあげる」

 混乱。ぐちゃぐちゃに混ぜられ、乱された頭の中で、テレビの液晶画面を見ようと思考する。
 視線だけを、テレビの液晶画面に動かす。
 そこに写ったのは、道路でぺしゃんこになった蛙のような姿勢の私。
 ”そしてその上に乗っかっている赤子のシルエット”。

「いっしょにおるすばんしてあげる」

 あああうあうあううわああああああああああうううううああいやいややめていやだいやよふざけないであああああああ
 こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいうそうそいやこわいうそだやめてやめやめめめめめめめ
 うそだうそだうそだうそだうそうそうそすそうそすそそううそ?
 うそ? なにか、わたし、わすれてる?
 なにか? なにか? なんだっけ、なにをわすれてるんだっけ?
 うそ? あ、そうだ。

「うそつき」

 そう、私が呟き終えた瞬間には。
 既に私の上にいた”それ”は消え去ってしまっていた。
 烏の鳴き声すら聞こえない沈黙の中、私の荒い息遣いと、静かに嗚咽する声だけが響く。
 
「”それ”に遭った時はうそつきと言ってやると、どこかへと逃げていくんだ」

 霊感少年の得意げな顔を思い出して、私は明日会ったらお礼を言おうと思った。

 
 それ以来、午後四時四十四分に烏が鳴いていると、今日も”それ”はどこかの家を訪れているのだろうか、とふと考えるのだ。

16:すちー:2010/08/15(日) 10:01

ひとりでお留守番するのが怖くなりました・・・。
うち、両親が共働きなんで、しょっちゅう家に一人なんです!
いやあん!

さて、これは実際にすちーが体験した話です。
なにせ、保育園の時の話ですから、細かくは覚えていないのですが・・・。

「九つ目 体験談!」

むかし、私が住んでいたところは、家の前がもう山、というくらい田舎でした。
よく、近所の子や、お兄ちゃんたちと山で遊んでいました。
いつも、山の下から見ると、何か建物があるんです。
でも、いつもそこにはたどり着けないんです。
なにがあるんだろう?と思って、ほとんど毎日見ていました。

ある日、お兄ちゃんと、近所の子達で、「あの建物に行こう!」
ということになりました。
こっちのほうかな?なんて、さまよいながらも、
建物を見つける事ができました。
「中はどうなってるのかな?」「あけてみよう!」
横にスライドさせるタイプのドアをするりと、当時の私、
5歳の子供の顔半分くらいのすきまから、皆でそーっと覗きました。

そこには、人形がたくさんあり、お香の匂いが立ち込めていました。
ぼんやりとした、オレンジ色の明かりの中、人形たちが
部屋の端の方にずらりと並んでいたのです。
驚いて、誰かがドアを閉めると、
一目散に走って帰りました。

その日以来、その小屋がなんだか無性に怖くて、山の下から見るのをやめました。

人はいなかったので、怒られる事もなくてよかったです。
でも、それならなんで、明かりがついていたんでしょう?
ちょうど、お洒落なレストランとかの薄暗い照明のような感じの明かりだったんです。
なんで、山の中に、人形が集められていて、
お香の匂いが充満していて、
明かりがついていたんでしょう?
いったい誰があんな山奥に?

これがすちーの体験した不思議な話です。
ちなみに、今は引っ越して、別の所に住んでいます。

17:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/15(日) 21:40

意図すらもつかめないミステリアスなモノっていうのは怖いですよね。
ただシンプルに”わからない”。
うーん、怖い。

ここで不良品も似たような体験談を一つ。

小学校低学年の頃、不良品の家の近くに低い塀に囲われたボロボロの家があったのです。
ガラス障子は砕け散っていて、柱も何本かへし折れている。
壁にいくつも穴が開いているし、どこが玄関かもわからない。

その状態で長年ずっと放置されてるので、前々から興味はあったのです。
そしてある日、いつもの様に外から眺めていると、縁側(と思われる所)に白いものが置かれてるのを見つけました。
「なんじゃらほい」と塀を乗り越えて敷地内に侵入し、その白いものに近寄ってみると、それは小皿に山のように盛られた塩だったんです。

当時全くの無知だった不良品は、塩に良くないものを祓う用途があることも知らずに、ただ首を傾げるだけでした。
取り合えず塩はそのままに、勢いで家の中へと踏み込みました。
外から見た以上に中はボロボロで、床なんてまともな足の踏み場もない状態でした。
しかし、足元をみるとあちらこちらに先ほどのような塩を山のように持った小皿が置かれている。

この時点で気味が悪くなった不良品は完全に引け腰。
しかし「負けてたまるか」と反骨精神が働き、今にも穴が開きそうな階段を登って二階に上がりました。
二階も同じようにボロボロ。ただ一階と違ったのは、廊下の一番奥にある和室の中に、何かを奉るような神棚があったこと。
なんとなくそれを見た不良品は、何故かただただ「あれは良くないものだ」と思ったのです。

神棚から視線は外さず、後ずさりで部屋を出ようとした瞬間、和室全体が軋みました。
それはもう気のせいというレベルではないくらいの大きさの音。
ギシ、というもんじゃなく、何かが折れるようなバキンという音まで聞こえました。

無心になって家から逃げる不良品。
途中で踏み抜いた床に足を取られそうになったけど、怪我をすることもなく必死になって家を出ました。

それから十年経った今。
久方振りにその家に行ってみると、取り壊されていて別の家が建っていました。
母から聞いた話によると、今建っている家は三件目だそうなんです。

何か、良くないものが居るのかもしれません。

18:すちー:2010/08/15(日) 22:10

全自動SS投下機械さん、なかなかの体験をお持ちでいらっしゃる!
おっそろしいですね。
いったい何が・・・・・
ぶっちゃけ私は神棚とか、仏壇を見るだけで、少しびびります。
というか、冒険心たっぷりですね。
・・・♂と♀どっちですか?
私は♂に一票!
おおうっと、すちーは、一人称が「私」なだけあって、♀です。
昔は一人称が「僕」で、親に無理やり矯正させられた・・・。
どうでもいい話でした。
あ、なんか個人情報を引き出そうとしているのは無視してくれて結構です

19:すちー:2010/08/15(日) 22:23

「十一個目 シューマイ」

ある店のシューマイがおいしいと評判でした。
毎日のように行列ができ、繁盛していました。
ところが、ライバル店はおもしろくありません。
そこで、デマを流し始めたんです。

あそこの店では人肉を使っているって。

そのデマを流し始めてから、客足はぷっつりと途切れ始めました。
でも、中には「くってやろうじゃねえか」「そんなわけあるか」「そうであったとしても気にしない」
という人たちがいました。

あるおじいさんは、「そんなわけあるか」派の一人で、ある日、会社帰りにそこのお店で10こ入りのシューマイの箱をかったんですって。
夜風の中、家を目指して歩いていると、ふと、後ろから足音が聞こえてくるような気がしたんですって。

ひたひたひたひた・・・・・

それに気づいたとき、ふと思い出したんですって。
「あそこの店は人肉を使っている」
というデマを。
なんだか無性に怖くなって、想像力は広がって、もしかしてこのシューマイに使われている人肉が後ろから・・・!
なんて考えちゃって、次にあった角の所でシューマイのふたを開けたんですって。
そしたら、一個減っているんです。
おじいさんは息を呑みました。
そして、そんなわけない、きっと、次にあけたときには元に戻っているはずだ、と信じて、歩き始めました。
次の角も、また次の角でも、あけてみたんですけど、あけるたびに一個ずつ減っていったんですって。
それで、とうとう残り一個になった所で、家に着きました。
おじいさんはふたをあけました。
すべて無くなっていました。
そして、おじいさんは気づくのです。

なんとシューマイがふたの裏側に・・・・・・・!!


怖がるのはまだ早いのです。
ある日、おじいさんは死んでしまいました。
お葬式の時、葬儀屋さんが「最後ですから」って、出棺のふたを開けたんです。
開けたんだけど・・・・・いない。

なんとおじいさんは、ふたの裏側に・・・・・・・・!!

20:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/15(日) 23:28

「これGTOでもあったなあ」と思いながらスクロールしてたら最後のオチで不覚にもわろた。
>>18に対する返答ですが、不良品は今を時めくモテカワ女子高生なのにゃん♪徹頭徹尾嘘だけど。
マジレスをすると男でうす。

嗚呼、雑談目的でここ使ってしまってよいのかしら。

21:通りすがり:2010/08/16(月) 11:35

怖い話と言うことで一つ

『12個目  10円玉』

皆さん、10円玉は持ってますよね?
偶然持ってない時もあるかも知れないけれど、10円玉を手にした事のない人はいませんよね。
10円玉で怖い話と言ったら、日本ではお馴染みこっくりさんですよね。
紙にずらーっと文字と数字と鳥居を書いてからする交霊術のことです。わからない人もいるかもしれないのでとりあえず説明します。
最初、紙に書いた鳥居の上に10円玉のせて、皆でその10円玉に指を置きます。
そして『こっくりさんこっくりさんお出で下さい』と言います、そうすると勝手に10円玉が動き出すんです。
色々聞きたい事質問したら、こっくりさんが10円玉を文字の上に移動させて答えてくれるんです。
質問し終えたら『こっくりさんお帰り下さい』って言って帰ってもらいます。
それまで10円玉から手を離したらダメで、一人でも離したら大変な事になるってよく言われてます。
……前置きはここまでで本題に入ります。

私の友達の妹がこっくりさんをやったました。
まだ9歳の子で何回か会ったんですけど、占いとかおまじないが大好きな子だったんですよ。
だからきっとおまじないと同じノリでこっくりさんをやり始めたんだと思うんです。
友達の家に久しぶりに遊びに行くと、その子が私にに細かい事まで話してきました。

「ねぇ、おねえちゃん。あたし今こっくりさんにハマってるの」
「おねえちゃんはやったことある?」
「おねえちゃんはやらないの?」
「そっかぁ、じゃああたしの話聞いて」

って感じに。
ちっちゃい子ってよく人に自分の話聞いてもらいたがるでしょ?
だから、私もそういう風に聞いてたんです。

「あのね、こっくりさん色んな事教えてくれたの」
「例えば明日の天気とか」
「掃除当番のジャンケンに何出したら勝てるとか」
「みんなみーんな当たるの」

私はは「凄いね」って言って頷いてました。
偶然か、ってこれぽっちも信じてなかったんですけどね。

22:通りすがり:2010/08/16(月) 11:36

「おねえちゃん、これ使った10円玉なの」

そう言って、その子はポケットの中から可愛いキャラクターもののがま口財布を取り出して、大事そうに一枚の10円玉を見せてくれたんです。

「おねえちゃん、あたしこっくりさんに帰ってもらってないの」
「危ないって思った? ううん、違うんだよ」
「実はね、皆が言ってるようなやり方じゃあこっくりさんなかなか帰らないんだよ」
「帰ったフリしてまだ居たりしてね」

その子が話す度に10円玉が段々奇妙に見えてきて、いえ普通の10円玉なんだけど、何だか凄く古びて見えたんです。
年号を見ると去年の10円玉なのに……。

「こっくりさんって10円玉動かして質問に答えてくれるでしょ?」
「だからね、あたし、じゃあ今こっくりさんは10円玉の中にいるんだって思ったの」
「帰らなくてもこの10円玉を大事にしていれば危ない事はないって思ったの」
「あたし、毎日お湯で洗ったり、こっくりさんの好きな油揚げあげたりしてるんだよ?」

その子はにっこり笑いました。
私は妹がオカルトにどんどんハマっていって大丈夫なのか、姉の方に聞こうかなんて考えてました。
それを見透かしたみたいにその子が言ったんです。

「……おねえちゃん、あたしって変?」
「ウチのおねえちゃんも友だちもみんな、みーんなあたしの事変だって言うの」
「あたし皆を守りたくって頑張ってるのに……」
「ウチのおねえちゃんはあたしからこれ以外の10円玉取り上げるし、友だちも帰ってない10円玉を自販機とかで使っちゃうの」

哀しそうに手元の10円玉を見てその子は言うんです。

「あたしみたいに大事にしないとこっくりさんに祟られちゃうのに」
「そうしちゃうのはこっくりさんにとっても皆にとっても迷惑なことだと思うの」

何か落ち込んでるみたいだったから頭を撫でてあげると、その子はにこっと笑いました。
丁度、姉の方が私を呼んだから、私はそっちの方へ行こうとしました。
そしたらその子が私の袖を掴んで止めたんです。

「ねぇおねえちゃん」
「おねえちゃんは最近大丈夫?」
「何か上手くいかなかったり、怪我とかしてない?」

途端にガタンッガタタタタっと大きな音がしました。
後ろを向くと私を呼んだアノコが階段から転落していました。
その子は姉が大変なことになってるのに微笑んで言うんです。

「もしソウなら大事にしないと、ウチのおねえちゃんみたいに祟られちゃうよ」

「おねえちゃんの10円玉にもこっくりさん紛れてなぁい?」

23:すちー:2010/08/16(月) 12:24

うああ・・・・・・。
今すぐうまい棒買いまくって十円玉をなくしたい!!
いや、でも、大事にしないと・・・・・いや、でもおおお!!
すみませぬ。
取り乱してしまいました。

≫20
そういえば、鬼塚先生も話していましたね。シューマイの話。
19の元ネタは、・・・・・なんだっけなあ・・・・・。
忘れちゃったけど、なんか深夜にやってたアニメです。
金曜日って、テンションあがって、そのままずっと起きていたら、テレビではなにか怖そうな話が・・・・!
そしたら、あんなオチだったっていう・・・。
ああ、あと、雑談のお返事アリガトッゴザマーッス
マジレスの男っていうのは見なかった事にして、私のお姉さまにしていきたいと思います。
ていうか本当、ここを雑談に使いまくっていますね。
犯人は、この板にいる!
それは・・・私だ!
すんませーん。

というわけで、雑談しかしないわけじゃないって所を見せたいと思います。

「13個目 心霊スポット」

ある有名な心霊スポットに、深夜車ででかけたんですって。
トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。
あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで、降りてみたところ、
そこに人影はなく、目の前は崖。
なんでもガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら
落ちてしまっていたかもしれないということです。
「あの幽霊は助けてくれたんだ」
そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についたそうです。
トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に、先ほど、
目の前を横切った女の人の姿が……。
その女の人は、こう呟いたそうです。
「死ねばよかったのに」
「いや、でもホント助かったよ。ありがと」
「ば・・・ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」
「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危なあわゎ///」
翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。
作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです

24:雛 ◆SPvw:2010/08/16(月) 12:49

皆様のやつ怖い…
特に >>21 >>22
さんの話・・・

「藁人形」
Aさんは好きな人が居ました。でも、その人には好きな人が居ました。だから、Aさんはその女の藁人形を作りました。
夜、Aさんは藁人形に釘をさしました。
すると次の日女はポックリ亡くなってしまいました。
しめしめ、とAさんは思いました。

その夜、Aさんは心臓に有り得ない痛みを感じました。何かで刺されている様な。
何…?とAさんが起き上がったそこには…
あの、藁人形がAさんそっくりの藁人形を刺して居ました。

25:雛 ◆SPvw:2010/08/16(月) 12:51

駄文すいません。
これはフィクションです←当たり前

26:すちー:2010/08/16(月) 14:07

わお!
おっかねえですね。
というか、一番おっかないのは、Aさんかも・・・・・・。
人を呪わば穴二つ系って、結構怖いっすよね。


「十五個目 赤」

二人の男が山をあるいていたそうな。
そしたら、一人の男が急に驚いて、へたり込んでしまったそうだ。
どうしたんだ、と聞くと「し、白い服を着た女がそ、そこの小屋に入っていったんだ・・・・・!」
と、震えながら言うのです。
女がいたくらいでどうしてそんなにビビるんだともう一人の男は思いながらも、
「じゃあちょっと見てくるよ」と言って、その小屋の扉のドアノブをくるりと回そうとしたそうな。
だけど、開かない。
ああ、鍵がかかっているんだ、そう思って、鍵穴から覗くと、真っ赤な部屋が見えたと。
なんだ、女なんかいないじゃないか、アイツの見間違いかと思って、
男のいるところまで戻ったと。
「何もなかったぞ」
「え、ええ!でも、確かに真っ赤な目をした女がそこに・・・・・・!」

27:シキ:2010/08/16(月) 16:21

それでは、私がお送りしましょう16個目。


『夢列車』


これは私の友達が誰かから聞いた話です。


彼女は受験生でした。
毎夜毎夜遅くまで起きて勉強していました。
ある時いつの間にか丑の刻を過ぎていると気付き、急いで就寝しました。
しばらくすると彼女は眠りにつきました。

気づいたら、彼女は列車の中にいて、座席に座っていました。

乗客は少なく、彼女を入れて4人でした。どの人の顔も暗くて、真っ青でした。
後は、帽子を深くかぶった機長さんでした。

彼女は窓の外に目をやりました。
そして、思わず息をのみました。
彼女の目に映った光景は、まるで地獄のような光景だったのです。

彼女が恐怖で体が強張った瞬間、列車が止まりました。
そこから見える景色は針の山でした。

「針の山ー、針の山ー。○○さんはここでお降りください」


そんなアナウンスと共に、そこに乗客の一人が降りて行きました。
そして、声にならない絶叫を上げながら針の山を上って行きました。

列車はそこから移動します。

彼女に耳にはまだあの乗客の悲鳴が焼き付いていました。


一時して、列車はまた止まりました。
そこから見える光景は先ほどと違い、ただ暗いだけでした。

「業火の間ー、業火の間ー。○○さんはここでお降りください」

アナウンスと共に降りた乗客は、列車から数歩離れたところで、真っ赤な炎に体を包まれました。
すさまじい炎と共に、大きな絶叫が響きました。
しかし、その人の声は次第に小さくなり、地面に崩れ落ちて行きました。

列車はそこから移動します。

彼女はもう涙目です。

28:シキ:2010/08/16(月) 16:22


一時して、列車はまたまた止まりました。
そこから見えた景色は、大きな釜です。それに、明らかに人外と分かる生物も一緒に。

「熱湯の間ー、熱湯の間ー。○○さんはここでお降りください」

そのアナウンスの後、彼女を除く最後の人が降りました。
そして、その乗客は人外の生物に掴まれ、大きな釜の中へ入れられました。
彼女の耳に聞こえるのはまた絶叫です。
しかし、今回は一つではありません。
何十…何百と言った絶叫が響き渡ったのです。

そして列車は移動します。

もう彼女以外はだれもいません。

そう…次は彼女の番。

機長さんが彼女に近づいてきました。
「次はあなたの番ですよ」
帽子を軽く上げてから言いました。
「――――――――――――――っ!!!」
彼女は答えることができませんでした。
なぜなら帽子から見えたその顔は、猿の顔だったからです。
彼女の心は恐怖で限界でした。

家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して家に帰して………

何度も何度も心の中で唱えました

そして、列車は止まりました。

「お願い……家に帰して!!」

叫んだとたん、いきなり体が動いて、彼女は起き上がりました。
周りを見ると、列車の中ではなくいつもの自室でした。

「次は逃がしませんよ」

耳の奥にあの機長さんの声がこだましました。幻聴なんかではなく、本当に。
その日からしばらくの間、彼女は眠れなくなったそうです。

29:すちー:2010/08/16(月) 18:03

家に帰してゾーンがなんか綺麗だ。
というか、なんという地獄!
熱攻めはイヤです。
ああ、かといって、針もなあ・・・。
刺さっちゃいけない所に刺さったらもうやばいですよね・・・・。
イタタタ・・・・。

「17個目 リカちゃん」

プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの家から一番近い駅にいるの』
「え?」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの住んでいるマンションの前にいるの』
「え、いや、だから」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの住んでいるマンションのエレベーターの中にいるの』
「あ、あのね」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの住んでいるマンションの2階にいるの』
「だから、話を」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの部屋の前にいるの』
「もしもし、あのね」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタの後ろにいるの』
「あのね、僕はマンションに住んでいないんだよ。一戸建てにすんでいるんだ」
『まちがえました、すみません』プツッ。

30:すちー:2010/08/16(月) 20:16

「18個目 リカちゃん2」

プルルル『もしもし、私リカちゃん。今アナタが今日仕事から帰ってきた道を辿っているの』
「え?」プツッ。
プルルル『もしもし、私リカちゃん。もうすぐアナタのマンションに着くわ』
「あなた、人形なんでしょ!私が捨てた!ごめんなさい!反省しているわ!だから!」プツッ。

そう、私の家族が昔、この町の家に引っ越してきたときに、おきっぱなしだった人形。
小さい頃こそ、「リカちゃん」なんて名前を付けて可愛がっていた。
だけど、大きくなるにつれ、なんだか怖くなっていった。
人間味を増していったと言うか、妙に目が爛々と照り輝くように見えたというか。
だから、捨てた。
そう、きっとその人形が私に復習しようとしているんだわ!

プルルル『もしもし、私リカちゃん今アナタのマンションの前にいるの』
「ごめんなさい!どうか帰ってください!おねが」プツッ
プルルル『もしもし、私リカちゃん・・・・・・あの、オートロックってどうやってあけるの?」

31:希碧 ◆l4B6:2010/08/17(火) 08:01

リカちゃん可愛い…ww
天然ちゃんですねっ!

投下させていただきますー。
ありきたりですけど!
――――――――

「十九話目 七不思議」

知ってますか?
この学校にはね。
七つの七不思議があるの。

一つ目は、
「理科室に潜む、謎の魔物」

二つ目は、
「草木も眠る丑三つ時に、廊下が無限に続くこと」

三つ目は、
「図書室の本が浮き出す」

四つ目は、
「音楽室の肖像画が出てくる」
これはありきたりよね。

五つ目は、
「こっくりさんが、旧校舎に出てくるの」

六つ目は、
「夕暮れ…、逢魔ヶ時に旧校舎から聞こえてくる、笑い声」

七つ目は…、
「私」

そう、私。
トイレの花子さん。
人と遊ぶの。
こうやって七不思議を聞きに来る子はね。


七不思議って、聞いたら呪われるの。
知ってるよね。
それ承知で来たんだから……


私が、呪いで苦しまないように、

    あなたを殺してあげる、


永遠の眠りに、おやすみなさい

32:すちー:2010/08/17(火) 10:05

あら、やばいわ。
するっと7つ全部見てしまったわ。
ぴゃー!
花子さーん・・・・
そういえば、この前やってた怖い話特集的な番組で
男子トイレににげこんだ男の子が花子さんに遭遇したけど、男子トイレにいていいのか花子さん。

「20個目 メリーさん」

プルルル
電話がかかってきた。受話器ボタンを押す。
『もしもし、私メリーさん今アナタの家の前にいるの』
まただ、さっきも間違い電話がかかってきたんだ。
たく、困るよなあ。
間違い電話じゃないですか?と言おうとしたらきられた。

プルルル『もしもし、私メリーさん今アナタの』ぷちっ
面倒なのできってみた。
そしたら、あまり時間も置かずにまたかかってきた。

プルルル『もしもし、私メリーさん今あなたの後ろにいるの』
うしろは壁だ。

プルルル『もしもし、おーい私メリーさん!あなたの後ろにいる』ぷつっ
あーもう、めんどくさいな。
メリ−メリーって、てめえは羊か!

いいかげん面倒になってきた俺は、さっさと風呂に入って寝る事にした。

プルルル『もしもし!私メリーなんだけど!女の子なんだけど!』
だからなんだ。
人が服を脱いでるときに電話なんかかけてくるな。

プルルル『もしもし、私メリーさん・・・・。アナタのね後ろにいるから振り返ってほしいな』
だから後ろは壁だ。
風呂からあがったらまた電話がかかってきた。

プルルル『もしもし、私メリーさん振り返ってくれないなら私も本気を出すから!』

え?

とそのとき、急に強い殺気を感じた。
これはまずい、と思った瞬間声が聞こえた気がした。

    〜CQCの基本を思い出して!〜

そして、俺はハッとなり、
後ろにいる人間の腕をつかみ、背負い投げをした。
なんと見るとまだ幼い少女だった。

「まったく・・・・気を取り戻したら、交番にでも行くか」

俺はなかなか眠りにつく事はできないようだ。

33:曹洪:2010/08/17(火) 10:22

( ^ω^)現役ねらーの実力を見せてやんお!

「メリーさんシリーズ」



「もしもし、私メリーさん。今、駅前に居るの。」
その言葉に俺は不安を覚えた。
「もしもし、私メリーさん。今、コンビニを左に曲がったの。」
あれ?となんか違う方向に行ってるような気がしている。
一方的な電話なので俺は掛かってるのを待つしかない。
「もしもし、私メリーさん。今、あなたのマンション…」
「ちょっと待てー!ウチは一軒家だ!しかもボロい!」
「え?あ、間違えました。ごめんなさい〜〜。」
なんというドジッ娘だ…。俺は清々しい気分になり就寝した。

34:すちー:2010/08/17(火) 10:37

萌え萌え〜キュン☆
もうメリーさんへの萌を隠し切れない。

35:夏音 ◆UT1U:2010/08/17(火) 14:05


22話目・・・どんどんどん

「どん…どん…どん…」
まただ。私の部屋の壁から、毎晩キッカリ
11時28分になると、どん、どん、と音がする。
(誰か叩いてるのかな?おとなりさん?)
最初はそんなこと思ってたけど、
すぐに違うと気づいた。
(まって・・・この部屋角部屋だし!)
そう。この部屋はアパートの角部屋。
叩く人なんていないはず。
そして、気づいた。
音のする一日目…どん…どん…どん…どん…どん…
音のする二日目…どん…どん…どん…どん…
音のする三日目…どん…どん…どん…

気づきました?一日ごとに音の回数が少なくなってる。
今日は五日目。

…どん…

一回で終わった。
明日何かあるのか?
…明日は涼護が来る日。(涼護=婚約者)

帰ってくると、玄関に涼護の靴。
「涼護?来てるの?何で暗いのー?」
読んでも返事はなかった。
「りょう・・・やっ!!」
部屋に入ると、涼護は天井からぶら下がってた。
「キャーーーーーー!!!」
涼護の足が揺れて、壁にあたってる。
風なんか入ってない。

なんと、青白い男の子が涼護の足を揺らしてる。
ブランコでも押すかのように。
13回壁にあたったところで男の子は消えた。
今11時28分。


あの音は今日のあの音だったのだろうか。

36:すちー:2010/08/17(火) 14:57

青白い男の子で呪怨のとしお君思い出した。
あの子はいつでも全裸ですね。
危ない奴!
でも、よくみると、白いブリーフはいてますよね。

37:希碧 ◆l4B6:2010/08/17(火) 15:20

大丈夫っすよwww
あ、それは花子さんいわく、「幽霊なんだしいいじゃない。男の娘だと思いなさいよ」とのこと。

―――――――――

「23話目 王女の魂」

むかしむかしあるところに。
とても意地悪な王女様が居た国がありました。
そのお話の真相は未だ誰も、知らない。

中世くらいの時代で、とある革命が起きて、その王女様が死んだそうです。
幼い歳で、国を治めていた。
王女様はわずか14歳。
召使や兵士たちもさほど変わらなかったとか。
でも、ほんとに死んだのは王女様じゃなくてそのそばに居た召使らしいんですよね。

それで。
革命で、その召使が王女の身代わりとなって死んだ時。
王女様は人々を深く恨んだそうです。
でも、神への信仰心は忘れず。

あっという間に、その国は滅びて、今は一部しかその後が残っていません。
残っているとすれば…。
処刑広場。
そこで、おかしな話があるんです。

王女が深く恨んだ、元故郷のその広場では。
王女の霊が出てきたらしいんです。
悲しそうな、恨めしそうな、そんな複雑な表情で。
王女はその時生きていたらしいんですが…。
幽体離脱に近い状況ですかね。

で、王女様の霊を見た人間は居なかったそうです。
何故なら。
皆、「用意もしていないギロチンで首を切られていた」からなんですよ。
ギロチンは、王女が最も使い、
召使が、命を亡くした処刑物。
王女様は召使と何かあったんでしょうか。
恋愛関係か、親族か…。
未だその関係は謎らしいです。

しかし、これだけは言えること。
今も、彼女の幽霊はその処刑広場に彷徨っているそうです…―――――

ですから、その地を訪れた際には。
彼女と、その召使の墓参りをするといいんだとか。

――――――――――

…あれ?
どうしてこうなった

38:すちー:2010/08/17(火) 17:05

なんまんだー

男の娘www
そうですよね、花子さんほどかわいらしい方が女の子のわけがない!

「24話目 だるまさんがころんだ」

お風呂に入っているときに、「だるまさんがころんだ」
なんて言ってはいけません。
頭の中で考える事もやめたほうがいいでしょう。
なぜなら・・・・・詳しくはいえないのですが・・・・・。
とにかく、お風呂で考えたりしてはいけませんよ!
だるまさんがころんだの事だけは、絶対に!

39:すちー:2010/08/17(火) 17:13

「25話目 しつけ」

たく、最近の親は子供のしつけがなってねえんだ。
この前も、電車の中でキャーキャーキャーキャー。
親の方もでっかい子供って感じだからだめなんだ。
体罰は良くないって言うけど、俺は時と場合によっちゃあ良いと思っている。
今朝も、うちの子供があんまりに悪さをするもんだから、
怒って物置に入れてやった。
最初の頃こそ「あついよ!」「だして!」とか騒いでいたが今はずいぶんと静かになった。
ただ、俺は子供の事が嫌いかと言うとそれは違う。
俺だって子供の事が大好きなんだ。
命に代えても守りたい存在だ。
さて、そろそろ出してやるか。
もう日が暮れてきたからな。

40:全自動SS投下機械 ◆Z0k2:2010/08/18(水) 23:26


 二十六個目、ゾっとするお話。
 
 これはまだ私が幼い頃、友達と一緒に海に遊びに行った時のこと。
 海に到着してからは、一先ず”記念撮影”と称して、友達全員での集合写真を撮った。
 それが終わった後、私たちは各々遊びに駆けていく。
 その海は砂浜と岩場の入り混じった奇妙な地形をしていて、私と友人のAは、岩場で遊ぶことにした。
 岩場に出来た大きな亀裂を飛び越え、私とAは岩場の果てを目指す。
 Aが追いついて来ないので、ふと私が振り返ると。
 Aは亀裂に足を取られて、海に落ちてしまっていた。
 大声で私は人を呼び、Aは救出され、命に別状も無かった。
 ただ、めでたしめでたし、という訳にはいかず、Aは右足に大きな怪我を負った。
 海に落ちた際、岩礁の鋭い岩肌で傷つけてしまったのだろう。
 直ちに病院に運ばれ、太ももを七針も縫った。


 それから暫くして、Aの足から包帯が取れた頃。
 海で撮った集合写真が焼けたそうなので、当時海に居た面々でその写真を広げた。
 するとどうだろう。Aの右足の膝から下だけが、消えてなくなってしまっていたのだ。
 それを見たAはすっかり竦みあがってしまい、その場で気を失って倒れてしまった。
 
 考えたくもない話だが、ひょっとするとこの写真を撮った時点で、Aは右足に怪我を負う運命だったのかもしれない。

41:すちー:2010/08/19(木) 09:41

めちゃめちゃ驚くなーそれは。
というか、太もも七針、痛そう・・・・

42:すちー:2010/08/19(木) 16:55

意味が分かると怖い話です

「27個目 避難所」
ある地方で大きな地震があった

避難所の小学校で寝ることにしたが人があふれ騒がしくてとにかく暑い
涼みに外にに出ると明かりのついてない建物を見つけた
そこはとても涼しく、静かなので多くの人が横になっていた
これはしめたとそこで寝ることにしたがしばらくして異変に気付いた。静かすぎる

私は建物を飛び出した

43:すちー:2010/08/20(金) 18:54

「30個目 ゲシュタルト崩壊」

家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい
鏡に映った自分を見ながら 『 お前は誰だ 』 と言ってみてください
いえ、お化けとか幽霊だとかそういう類のモノでは無いんです
鏡に映った自分の眼を見ながら 『 お前は誰だ 』 と言ってみてください

何か不安感というか、奇妙な感覚に囚われるかと思います


大戦中 ナチスがユダヤ人に行なった実験に
人格をコントロールするという名目で
一日数回 被験者を鏡の前に立たせて、鏡の向こうの自分に話し掛けさせ
(例えば『お前は誰だ』とか言わせ)精神の変化を観察記録していったそうな。
実験開始後
10日間経過したころには異変がみられ始めた。
判断力が鈍り
物事が正確に把握できなくなり、
そして3ヶ月経った頃にはすっかり自我崩壊し
「自分が誰だか分からなく」なって 狂ってしまった。


..というのを以前軍板で見たんですが

当事、好奇心旺盛だった友人(以下 )と僕は
「ウソくせー 試しにやってみようぜ」という事になった
その日、自宅の姿見の自分に向かって「お前は〜  とやってみた
夜中、閉めきった部屋だったので不気味極まりないのですが
テンション上がってたので怖くは無かったです
しかしすぐに 気分が悪くなり 吐き気を催し
(僕の顔がキモかったからでは無いです)
やっぱヤバいなと思って私はやめた。

次の日
友人Aに 怖くてちょっとしか出来なかった旨を言うと
「うわ、ダッセー あんなもん怖くもなんもねぇよ」と子馬鹿にされました。
そして二人の間でこの話題はここで終わったのです。

しばらく経って鏡の話など忘れてしまった頃、
Aがしばしば学校を休むようになった。
登校している時に 何かあったのかと聞いてみたが
「ん・・・ 何でもない」と、どこか上の空のような感じでした

44:すちー:2010/08/20(金) 18:55

それから数日後
夜中 急にAから電話がかかってきた。そして受話するや否やいきなりAが

『俺って オレだよな? 俺って、相田XXX(Aの本名) だよな?』 と変な事を聞いてきた
『な?な?』って 今にも泣きそうな声で聞いてきた

僕が「何おかしな事言ってんだよ、お前は相田XXXだろ」と答えてやると
『そっか...そう だよな。』と
Aは少し落ち着いた様子でこう続けた
『実はさ、あの後も 何度か鏡に向かってやってたんだ。いや、別にナルシストなわけじゃないんだけども鏡の自分に話し掛けてると不思議と気分が良かったんだ』
『何かどんどん自分が自分じゃ無くなっていく感覚が気持ちいいんだ』

おいおいヤバいだろそれは...
私はすぐに止めるようにAに言ったのですが、
『いいんだ、 いや、大丈夫だから、これでいいんだ だいじょうぶ、いや コレで良いんだ』と
壊れたオーディオみたいに繰り返し、私が「おい!」と言った瞬間電話を切ってしまった。

心配になってもう一度電話をかけてみたがなかなか出ない。
12回コールしたところでやっと出たAは一言こう言った。

  『 お前・・・ 誰だ? 』

すぐに断線し それから二度と電話は繋がらなかった。
そしてAは全く学校に姿を見せなくなった

後日
全く連絡のつかないのを不安に思ったAの親がAの下宿先に行ったんだが
Aの奴 すっかり頭が狂ってて、親の顔も認識できなくなってて
唖然とする両親を尻目に
ヘラヘラ笑いながら洗面所の鏡に向かって
ずっと話し掛けてたそうな

勿論、鏡に映った自分とである。

その後Aは実家に連れ戻され地方の病院に入院したので
詳しいことは分かりませんが
人づてに聞いた話によると 今では精神状態も大分良くなったそうな
ただ、Aの病室には自分が映る鏡や鏡面の金属製の物は一切置いてないのだと

私もまさか、短時間であんなにおかしくなるのとは思わなかったんですが

件の鏡の実験には続きがあって
ある被験者を普通の鏡だけでなく合わせ鏡で行なったところ、
通常の倍の速度で精神に変調が見られたそうだ。

そう、Aの洗面所の鏡は三面鏡だったんです


家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい
鏡に映った自分の眼を見ながら 『 お前は誰だ 』 と言ってみてください
何か不安感というか、奇妙な感覚に囚われるかと思います。
暗示にかかりやすい人は お手軽かつ、簡単に狂うことができるので
絶対に継続してやらないで下さいね。

最近顔を洗って鏡を見たら知らない女が映ってて驚いたが、
よく見たら自分の顔だったって事が良くあるんです。

 私って私ですよね?

45:すちー:2010/08/20(金) 18:59

いつになくやたらと長いです。
ちなみに、実際にナチスがそんな実験をやっていたかと言えば
裏づけがとれていないのでわかりません

狂うかどうかは分かんないですが
私は別にどうともなりませんでした。
狂うとかよりも、なんか恥ずかしくなりました

46:すちー:2010/08/20(金) 19:36

すごいミス。
≫「30個目 ゲシュタルト崩壊」
間違いです。

正しくは
「28個目 ゲシュタルト崩壊」

すみません・・・・・

47:通りすがり:2010/08/22(日) 17:48

前回反応をもらったようなので、また一つ置いておくことにしましょう

「29個目 手紙」

あれは、私が中学2年生の頃の話です。
部活のの練習を終えて、本屋で新刊でも買って帰ろうかな、と思っていた時でした。
道を歩いていると、他人の家のインターホンの前に女の人がしゃがみこんでいました。
私が最初にその人に気付いたのは大分遠くだったのですが、私が横を通るまで、その人はずっとインターホンの前でしゃがんだままでした。
通り過ぎながら、具合でも悪いのかと尋ねようか迷っている時に、後ろから肩をガシッと掴まれました。

「見てたよな?」

女の人とは思えない低い声でした。
肩を掴まれているだけなのに、全身が動かず、振り返る事も出来ません。
額に汗をかいて、何か言おうと試みたのですが、言葉は声になりませんでした。

「見てたよな?」

その人はもう一度私に聞きました。
そして私の右手に何か握らされた感触すると、肩から手が外されました。
私は振り返れず右手に握らされた物を見ました。
よくある横長の封筒で、シールで封がされていたので簡単に開ける事が出来ました。
中には一枚の便箋が入っていました。
白紙で何も書いてありません。

「頼んだからね」

女の人がそう言って、私は漸く振り返れました。
ニタァ、と笑う女の人の顔は、目が真っ赤に充血してて、口は大きく三日月を作ってました。
その後低くクスクスクスと笑うと、また家のインターホンの前にしゃがみこみました。
私は彼女が私に何を期待しているのか分かりませんでした。
この手紙は誰宛なのか? 何で白紙のままなのか? ボクが書けばいいのか? 何を書けばいいのか? 書いたとしてもその後どうすればいいのか? その家に出せば良いのか?
よく分からないまま、私はそのまま歩き出しました。
その日は二度と振り返れませんでした。

48:通りすがり:2010/08/22(日) 17:49



それから数日経って、どう対処すれば良いのか分からず、取りあえず手紙を持ち歩いていたのですが、日が経ったせいか恐怖が薄れてきて、ある日、ポイッと簡単に手紙を捨ててしまいました。
ゴミ袋を収集所に出しながら、コンロで燃やした方が良かったかも、と思いつつ、その日はそのまま普通に学校に行きました。
学校が終わり、普通に帰宅していると、私の家の前に見覚えのある姿がしゃがみこんでいました。
あの女の人です。
その姿を見つけた瞬間、間違えた。という言葉が頭に浮かびました。
動けず、その場に縫い止められた様にしていると、女の人が首だけ私の方を向きました。
そしてそのままの状態でゆっくりと立ち上がり、ヒタッヒタッ、と素足のまま私に近づいてきました。

「ど……して」

女の人は充血した目で私の目をしっかりと見て、言いました。

「頼んだのにぃい」

届くか、届かないかの距離で手を伸ばされているのに、私は逃げる事すら出来ずに突っ立っていたままでした。
私の両頬を捉えると、女の人はニタァと笑いました。

気付いたら私は片手を壁につけて呆然としていました。
近くにはあの女の人は居ません。
少し寝起きみたいに鈍くではありますが身体も動きます。
私はよろよろと家に帰りました。
玄関を通って、自分の部屋まで行き、鞄を置いて一気にベットに横になりました。
そして暑かったので起き上がって、窓を開けました。
いえ、開けようと鍵に手をつけました。
何気なく下を見ると、私の家のインターホンの前に、女の人が、あの女の人がしゃがみこんで、私と目が合うとニタァと笑いました。

それから何ヶ月か、彼女は私の部屋から玄関を見ると必ずしゃがみこんでいました。
目が合うとニタァと笑い、時々インターホンを鳴らすのです。
直接その場に行っても、彼女は視えませんでした。
きっと最初のあの家も私と同じだったのだな、と思います。
何ヶ月か後には、彼女は私の様な人を見つけたのか、もう二度と姿を見せませんでした。

私は彼女があの手紙で私に何をして欲しかったのか、未だに分かりません。

49:すちー:2010/09/05(日) 19:17

久しぶりです。
手紙にはいったい何が・・・・・?
ラブレターだったとかいうオチだったら可愛いのになあ・・・・。
たぶん絶対違うけど。

「30個目 一家心中」

都内のあるスポットに侵入した。
そこは俺の地元にある有名な廃屋で、何年か前にそこの家主が借金苦で一家心中を
企て、家族をそれぞれの部屋で殺した後に、自分は玄関で自殺したという場所。

玄関からはさすがに入れないので、茶の間の開いてるガラス戸から入った。
次の瞬間、目の前に広がってきたものは、無数のフランス人形。
こんな所になぜと思ったが(゚Д゚)ハァ?、気にせず奥へ。

まず長女の部屋へ進んだが、TOKIOのポスターなどが張ってあり
中は生活感があふれていた。
恐る恐る押入をあけると血が飛び散ってて、ここではなにもみなかったが
妹の部屋に入った瞬間、誰もいないはずの家なに、人の気配が渦巻いた。

引きずった時に出来たであろう血の跡が、床や壁の至る所に出てきて
それが余りに生々しく感じ、恐くなったので出ようとした所、
玄関の前を通った時に、青白い顔した男が玄関から俺らのほうに
ナタを振りかざして追いかけてきた…


それから一週間後に友達の彼女が死んだ。
次に友達が…
誰にも死んでほしくないから場所は書ない。

50:雛:2010/09/05(日) 20:47

な、夏は終わらないわっっ!な勢いで((
『人形』
今日の図工は、紙人形を作ることだった。
私の家は貧乏なので綺麗な紙がないので、この前おばーさんと行ったおとーさんが寝てる所でもらった紙を使った。
先生に見せたら先生は顔をしかめた。
ハサミでじょきじょき。紙が赤くなった気がした。顔を描こうとして、エンピツで描いたら顔が破れた。
目がつん、とした。
完成した。でもなんだか気に入らなかったから、くしゃくしゃに丸めて
ゴミ箱にポイした。
悲鳴が聞こえた気がした。
その夜夢を見た。
血まみれの顔で泣いてるおとーさんがいた。
次の日、私は紙の人形になっていた

51:雛 ◆SPvw:2010/09/05(日) 20:52

なんとゆう駄作(笑)
なんか人形関連ばっかですいません;
酉がついていない時はパソコンからですよーw

52:すちー:2010/09/05(日) 21:32

そういえば、もう9月なんですね・・・・
去年の英語のテストで、セプテンバーの綴りで真剣に悩んだことを思い出します

≫雛さん
酉ってなんぞ?ダイヤマークのついてるあたりの事ですか?
それにしても、お人形さん好きですねー(ニヨニヨ)
きゃーわいい(^V^)

53:すちー:2010/09/26(日) 16:21

めっきり寒くなってまいりました。
というわけで、このスレも暫く冬眠させましょう。
来年、暑くなってきた頃に、またカキコよろしくお願いします。


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