もしも君に、好きと言えたら。

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:みかん:2010/12/30(木) 17:53

みかんです。
下手ですが読んでみて下さい。
恋愛小説なので、キライな人は、
読まないで下さい。
感想待ってまーす。

2:みかん:2010/12/30(木) 17:58


君の顔を見ると、
どうしても素直になれなくて…。

「ありがとう」、「ごめん」、
そんな言葉すら言えない。

それなのに、「好き」なんて言葉…。

絶対、無理ーーー…

3:みかん:2010/12/30(木) 21:58


「だりぃー…。」

最上階の教室から、
一階に降りるだけでも、
ひと苦労だというのに、
更に、重い食器を持って
階段を上がるなんて、だるすぎる。
でも…、ホントはそんなにイヤじゃない。
だって…、好きな奴と一緒だから。

「ノロノロすんな!ブス!!」

つくづく思う。
俺…、最低だなって。
好きな奴に、心にも無いこと言って。
ホント、何がしたいんだよ、俺。
給食前で、お腹の減りがピーク。
そのせいか、いつもよりひねくれていて、
素直になれない俺、音田陽輝(オンダハルキ)。

「はあ?ノロノロなんてしてませんー!」

同じ当番のコイツは、天野未来(アマノミライ)。
俺の…、好きな奴。

「してんじゃん!さっさと歩け、ノロマ!」

俺が歩幅を合わせてやればいいのに、
どうしても意地を張ってしまう。
馬鹿な俺…。

「はい、はい。すみませんでしたー。」

そういって、俺に歩幅を合わせて、歩く彼女。
俺とコイツは、出席番号が一緒のため、同じ当番。
本当は、嬉しくてたまんない。
なのに、俺は…、最低。
会うたび、顔見るたび、話すたび、悪口。
そんで、いつも後悔する。
今度「ごめん」って言おう。
そう思うけど、やっぱ素直になれなくて…。
ホントは、一度もブスだなんて思ったことないし、
俺に文句言いながらも、
一生懸命やっている姿とか見ると、
“カワイイ”と思ってしまう。
時々、俺に向ける笑顔も、
すぐ、赤くなる頬も、
サラサラとした、肩までの細い髪も、
俺よりも、一回りも、二回りも、小さい手も、
一見大人しそうなのに、案外気の強いところも、
しっかりしてそうで、実は少しドジなところも、
全部、全部、大好きなのに、
どうしても言葉にすることが出来なくて…。

「はあ…。」

気が付くと、溜め息が漏れていた。

4:華奈:2011/01/04(火) 19:49

みかんさん》

こんな男子から目線の小説初めてです☆

続きが見たくなる〜

5:みかん:2011/01/04(火) 22:49


「ふふっ。音田が溜め息なんて、珍しい〜!」

少しバカにしたように、でも、満面の笑みで、そう言った。
カワイイ…。
思わず、そう声に出しそうになった。
だけど、そんなこと言えるわけもなく…。

「俺だって、溜め息ぐらいするわ!」

そう言い返すことしかできなかった。

「ふふふ。」

そう言うと、また彼女が笑った。
その笑顔を見たら、何だか俺も嬉しくなった。

「ははっ。」

思わず笑ってしまった。

「何笑ってんのー?キモーイ。」

そしたら、彼女にそう言われてしまった。
いつもなら、「うっせー!」とか
「お前の方がキモイよ!」とか言うのに…。
“キモイ”と言う言葉が、胸に突き刺さり…。

「えっ?俺、キモイ?」

思わず本音が出てしまった。

「なに〜?気にしてんの?ジョーダンよっ!」

「別に、気にしてねぇーし…。」

そう言い返したけど、正直ホッとした。
ホントに“キモイ”って思われてたら、
俺、立ち直れそうにないから…。

6:みかん:2011/01/04(火) 22:51

華奈サン、コメントありがとうございます。
また読んで下さい♪

7:香織:2011/01/05(水) 15:28

続きないの?

8:みかん:2011/01/05(水) 18:09


しばらくして、教室に着いた。
重かった食器を台に置いた時、
彼女が俺の顔を見て、口を開いた。

「音田…、顔赤いけど、大丈夫?」

心配そうに、彼女はそう言ってきた。

「ん?あ、大丈夫…。」

きっと、顔が赤いのは、彼女と一緒にいたからで。
可愛い笑顔を見るたびに、
顔が熱くなっていくのは、自分でも感じていた。
俺を心配し、向けてくれた、その可愛い顔で、
さらに顔が熱くなったのは、言うまでもないけど…。

「あっ、熱でもあるんじゃ…」

ふと彼女はそう言い、俺の額に手を伸ばしてきた。

「んー、熱はないみたい…」

彼女がそう言いかけた時、俺は口を開いた。

「触んなや!!」

思わず、俺は彼女の手を振り払い、そう怒鳴った。
何やってんだ…俺。

「ごめん…クセなの…。妹がいてね、それで熱が出ると、いつもこうしてるから、つい…。ごめんね…」

いつも強きな彼女が、いつも笑顔の彼女が、
泣きそうな顔で、そう吐いた。
「嫌だから、手を振り払ったわけじゃない。
みんながいて、恥ずかしかったんだ。」
…そう、君に言えたら。
「怒鳴って、ごめん。」…そう、素直に謝れたら。
「頼むから、そんな顔しないで。」
…そう、君を慰められたら。
言いたいことは、たくさんあって、
してやりたいことも、たくさんある。
それなのに、ただ、思うことしかできなくて、
何もしてやれない自分に嫌気がさした。

それから、一言も喋らず、給食の時間が終わった。
時間が経つのは速いもので、授業の時間も、
あっという間に過ぎていった。

9:みかん:2011/01/05(水) 18:14


>>香織サン

学校とか忙しいので、なかなか書けないけど、
できるだけ、続きを頑張って書きます!

感想&アドバイスくれると嬉しいです♪

10:香織:2011/01/05(水) 18:55

メッチャ青春
あたしも小説かくからよろしくね

11:みかん:2011/01/06(木) 16:26


授業の間、俺は彼女の後ろ姿を、
ずっと見つめていた。
授業の内容なんて上の空。
どうしても、あの時の彼女の顔が、
頭から離れなかったんだ。
俺が、彼女を…、
好きな子を、傷付けてしまった。
俺が見たいのは、あんな悲しげな顔じゃなく、
にこりと微笑む、君の笑顔なのに…。

ふと、思い返してみた。
彼女と出逢ったのは、去年の春。
中学校の入学式の日だった。
クラスが同じになり、
彼女は、俺の斜め前の席だった。
最初は全くと言ってもいいほど、
彼女に興味がなかった。
もともと、女に興味が無かったんだ。
表向きだけ良くして、陰で簡単に人を裏切る。
そういうところが、嫌いだった。
もちろん、全員そうじゃないと、分かっているけど、
それでも好きにはなれなかった。
だから、恋愛にも興味が無かった。

それなのに、不思議と彼女に惹かれていった。
きっかけとか、いつからとか、
そういうのは分かんないけど、
気が付いたら、好きになってた。
目が合うだけで、ドキドキした。
喋れただけで、嬉しかった。
どんなことがあっても、
彼女の笑顔を見れば、自分まで笑顔になれた。
彼女といれるだけで、幸せだった。
それは、今も変わらない。
あの時以上に、彼女が好きだ。

だけど俺が、彼女を笑顔にしたことが、
一度でもあっただろうか。
悪口を言って、彼女を怒らせたことが何度もあった。
心にもない、酷い言葉を浴びせて、
傷つけたこともあった。
思い返せば、彼女の笑顔を奪ってばかりだ。
俺は、彼女の笑顔を、奪ってきたんだ。

12:KYO:2011/01/06(木) 22:52

こーゆー恋ってなんか可愛いですよね♪
素直になれないってのがかわいい
私は感動モノを書いています。
下手ですけどまた読んでください!
題名は《サクラ》です。

13:匿さん ◆xOD2:2011/01/06(木) 23:00

これは面白いw
続き楽しみにしてます^^

14:みかん:2011/01/06(木) 23:30

KYOサン>>

感想ありがとうございます。
KYOサンの作品も読ませてもらいました。
胸がキュンってなりました。
これからも、読ませてもらいます。
できれば、これからも私の作品を、読んで下さい。

15:みかん:2011/01/06(木) 23:32

匿さんサン>>

感想ありがとうございます。
とっても嬉しいです♪
これからも頑張って書いていくので、
宜しくお願いします。

16:みかん:2011/01/07(金) 22:14


重い気分のまま、俺は家への
帰り道を歩いていた。
二十分弱で、家に着き、中に入ると、
珍しく姉ちゃんの靴があった。
そして、もう一足、見慣れない靴があった。

「陽輝、おかえり〜!」

俺が、リビングのドアを開けると同時に、
姉ちゃんの声が響いた。

「よお、陽輝ー!久しぶりだな〜!」

そして、聞き覚えのある声もした。

リビングには、俺の姉、音田梨衣紗(オンダリイサ)と
彼氏の中村颯斗(ナカムラハヤト)がいた。
いつもは、姉ちゃんが颯斗さんの家へ
遊びに行っている。
それなのに、今日は珍しく、
颯斗さんが家に来ていた。

「颯斗さん…久しぶりっす。」

そう挨拶して、颯斗さんに背中を向け、
二階の自分の部屋に向かおうとした時、
颯斗さんが、口を開いた。

「陽輝…、元気ないけど、どーした?」

颯斗さんの言葉に、少し驚いた。
自分では、いつも通りに
していたつもりだったけど、
やっぱり、隠しきれていなかったのだろうか。
小さな溜め息を漏らし、俺は重い口を開いた。

「実は…、好きな子、傷つけちゃって…。
謝ろうと思ったけど、できなくて…。
俺、どうしたらいいんだろうって…」

一人で悩んでいても、解決できそうにないから、
思い切って打ち明けてみた。

すると、颯斗さんは一瞬困った顔をして、
それから、喋りはじめた。

「どうしたらいいって…、
そりゃー、謝るしかねえんじゃねーの?
許してもらえるかとか、そうゆーのは
分かんねえけど、謝るしかねーじゃん。
だって、好きなんだろ?
好きなんだったら、何回も何回も謝って、
それで許してもらうしかねーじゃん。
だって、こんなんで仲悪くなって、気持ち
伝えれないなんて、もったいねーじゃん?
だから、ひたすら謝るんだよ。
ただ、それだけだ。」

笑われるかと思った。
俺が、悩むなんて柄じゃないし、
しかも恋愛のことで。
だから、颯斗さんが、
真剣に答えてくれて、嬉しかった。

だけど、つい

「でも俺、素直になれなくて…」

と、弱音を呟いてしまった。

すると、姉ちゃんが口を開いた。

「素直になれないのは、しょうがないと思う。
好きな子の前じゃ、なかなか素直になれないよ。
あたしだって、そう。
でもね、素直になることは恥ずかしいけどさ、
それが幸せになるための第一歩だって、
あたしは思うよ。
焦らなくていいから。
伝えれることから、伝えていけばいい。
できることから、していけばいい。
あんたのペースで、頑張んな。」

姉ちゃんは、真剣な顔をして、
俺にそう言った。

「姉ちゃん…」

ホント言うと、昔から姉ちゃんが嫌いだった。
成績優秀で何でもできる姉ちゃんは、
憧れでもあったけど、憎い存在でもあった。
「陽くんも頑張ったけど、
梨衣ちゃんには、かなわないわね。」
母親に、いつもそう言われてきた。
どれだけ頑張っても、
姉ちゃんにはかなわなかった。
姉ちゃんなんていなければって、
思ったこともあった。
でも今、姉ちゃんがいてくれて、
良かったって思えた。

「俺…、頑張ってみるわ。ありがとう、
颯斗さん。それに、姉ちゃん。」

そう言って俺は、自分の部屋へ向かい、
リビングをあとにした。

17:みかん:2011/01/08(土) 17:14


その翌日、俺はいつもより
二十分早く、家を出た。
理由は、彼女に謝るため。
休み時間に謝ればいいのかもしれないけど、
俺には、みんなが居る中で、
素直に謝れる自信がない。
だから人の少ない朝に、謝ることにした。
彼女と彼女の友達、横井日和(ヨコイヒヨリ)は、
朝早く学校に来ているらしい。
横井が、そう俺に話してくれた。
横井は、俺が彼女のことを好きだと、
何故か知っていた。
横井は、俺の隣の席で、
よく彼女のことを話してくれた。

学校に着くと、俺は階段を上がり、
自分の教室へと向かった。
教室に入ると、彼女と横井の二人がいた。
その二人以外、誰もいない。
二人は笑いながら、楽しそうに喋っていた。
俺が教室に、足を踏み入れると、
彼女と目が合った。
だが、彼女は俺から目を逸らし、
戸惑った表情を浮かべた。
それから、横井が俺の方へ振り向いた。

「あっ、音田ー。おはよーっ!
今日は、珍しく早いねー。」

教室に、横井の明るい声が響いた。
俺は、自分の席に荷物を置き、
二人に近づいた。

「天野…」

俺がそう呼びかけると、
彼女がゆっくりと、こちらに顔を向けた。

それから、しばらく沈黙が続いた。
俺は、口を開くことが出来ずにいた。
許してもらえるのか、不安だった。
でも、颯斗さんの言う通り、
ひたすら“ごめん”って謝るしか
ないんだって思った。
もし、許してもらえなかったら、
また謝るしかないんだ。
姉ちゃんの言った通り、
できることから、していくしかないんだ。
今、俺にできるのは、謝ること。
決意を固め、口を開いた。

「ごめん…。昨日は、ごめんな?」

俺は、彼女を真っ直ぐ見つめ、そう伝えた。
彼女は、俺の言葉に一瞬驚いた顔を見せた。

「音田ー…。あたしの方こそ、ごめんね。」

そして、小さな声でそう呟いた。

「天野が謝る必要なくね?
悪いの俺だし…。ホント、ごめんな。」

俺は、彼女の目を見つめ、そう呟いた。
昨日のことだけじゃない。
いつも、迷惑かけてごめん。
意地悪してごめん。悪口言ってごめん。
今までの、全ての“ごめん”の想いを込め、
俺は彼女の目をしっかりと見つめた。

「うん…」

彼女は、ゆっくりと首を縦にふり、
そう頷いた。

その様子を、じっと見ていた横井が、
いきなり声を上げた。

「もお、何よ、二人とも!!
いちゃいちゃしちゃってー!」

そう言って、腕を組み、頬を膨らませ、
すねる素振りを見せる、横井。

「べ、別に、いちゃいちゃなんてしてねーし!
だいたい、何で俺がこんな奴といちゃいちゃ…」

ムキになって、俺がそう言うと、
あとから、彼女も口を開いた。

「そうだよ…。あたしだって、
こんなヤツと…」

でも、何かいつもと違う。
何故か、今にも消えそうな、
弱々しい声で、そう呟く彼女。
いつもなら、もっと大きな声で、
はっきりと、憎たらしく言うのに。
今日は何か、彼女の様子がおかしい。
俺のせいか?熱でもあるのかな?
いろいろ考えていたけど、彼女の
悲しげな顔を見たら、俺までおかしくなった。
このままじゃダメだ。
何故か、そんなことを思った。
そしたら、口が勝手に動いていた。

「そうじゃなくて!さっきのウソ!!
なんつーか、アレだよ、アレ。
お、俺は別に…、天野と…そのー…
いちゃいちゃしたくないわけじゃ…
ねえってこと…」

気がつくと、自分でもワケの分からない
ことを言っていて、パニックになった。
顔は熱いし、次、何て言えば
いいのかも分からない。
とにかく、この場には、いられない。
そう思った俺は、教室の外へと向かい、
一目散に走りだした。

「音田!?」

後ろから、俺の名前を呼ぶ声がしたが、
構わず、勢いよく教室の外へ飛び出した。

18:KYO:2011/01/12(水) 19:06

最近書かないね
がんばって!

19:みかん:2011/01/12(水) 19:33


KYOさん>>

有難う(^3^)−☆chu

小説面白くない気がして、
書くのやめてたんだけど…(p_ ;)

もう少し、頑張ってみます(≧▽≦)

20:KYO:2011/01/12(水) 22:01

がんばってね!
応援してるね!

21:アスミ ◆wzhI:2011/01/31(月) 20:42

男子目線ヨイィィーー!
面白いデス!
今度私も挑戦………
私のも見てねえぇ……(わからなかったもの)
です!

22:みかん:2011/02/22(火) 19:06


とにかく走った。
どこかに、向かっているわけじゃない。
ただ教室に戻るわけにもいかなくて。
結局、トイレに駆け込んだ。
トイレの鏡に写る自分の顔は、赤く染まっていた。
走ったからだろうか?
それもあるけど、たぶん違う。
なんでかは、自分がよく分かってる。

「ハァ…」

自然と溜め息が漏れる。

なんであんなこと言ったんだろう。
「いちゃいちゃしたくないわけじゃねえ」って、
「いちゃいちゃしたい」って言ってるようなもんじゃねーか。
そりゃー、そう思ってるけど…。
あー!バカだ、俺。
ホント、バカ。
アイツのことになると、俺ダメだ。
好きすぎて、おかしくなる。
なのに、気持ち言えねーし。
「ごめん」って、ただそんだけ言うのに、スゲー考えた。
いつ言えはいいんだろって。
どこで言えばいいんだろって。
どうやって言えばいいんだろって。
許してもらえるかなって。
バカみたいに考えて…。
まあ、バカなんだけど。
考えて、考えて、スゲー考えるのに、
結局残るのは、後悔。
ああすれば良かったんじゃないかって。
こうすれば良かったんじゃないかって。

そんで今も、後悔してる。
なんで「いちゃいちゃしたくないわけじゃねえ」なんて
言ったんだろうって。
でも、自然と口が動いてて…。
アイツが…、天野があんな顔するから。
いつもみたいに、強きで生意気で、憎たらしく、
文句言ってくれりゃー、いいのに…。
なんか、弱々しいし…。
天野、何て思ったんだろう。
キモイとか思われてんのかな。
だったら、かなりショック。

「ハァ…。……ワァアア!!
考えたって、しょうがねぇ!」

色々考えてたら、頭痛くなってきた。
てか、逃げてたって何も変わんねぇ。
俺は、教室に向かった。

「キモイならキモイで、けっこー。
現実受け止めてやる!逃げてたってしょーがねぇ。」

そんな独り言を自分に言い聞かせるように、
ブツブツと言いながら…。

23:みかん:2011/03/06(日) 14:47


教室の前に立ち、深呼吸をする。

ーーーガラッ

勢いよく、教室のドアを開けた。

「天野!!」

そして、大声で叫んだ。
当然、クラスのみんなは、一斉にこっちを見た。
天野も、目を大きく見開いて、こっちを見ている。
だが、そんなのお構いなしに、俺は天野の方へ向かった。

「来い!!」

天野の手首を掴んで、そう言った。

「ちょっ…、音田!何!?痛いって…、離してよ…」

天野は必死に俺の手を振り払おうとしているが、
俺は手を離す気なんか更々ない。

「いいから、来いよ。」

今まで以上に、強い力で天野の手首を握り締め、
教室の隣の音楽室へと引っ張った。

「音田…、何なの?てか、いい加減、手離してよ?」

少しキレ気味の口調で天野が言った。

「あ、ごめん…。……あのさ、さっきのだけど…」

「さっきのって?」

ヤベー、急に緊張してきた。
さっきまで、クラスのみんなが、見てても平気だったのに…。
二人っきりって、結構ヤベーな。

「いや…、あのー…、
“いちゃいちゃしたくないわけじゃねえ”って…」

心臓が何か、ヤバい。
告白するわけでもねえのに。
こんなんじゃ、告白する時どーなんだよ!!

「ああー…、あのこと?わざわざ言いにきたの?」

「ああ…」

緊張しすぎて、言葉がでず、上手く返事を返せない。

「てかさー、だいたい、音田といちゃいちゃなんて、
キモイつーか、ありえないっしょ。」

ーーーえっ…?“ありえない”?
突然の天野の言葉に、理解するのに時間がかかった。

…そっか、そーだよな。
天野からしたら、俺はただのクラスメートで、
ただ俺が、勝手に好きだっただけだもんな。
分かってた、分かってたはずなのに…。

「…何だよ、それ?本気で言ってんの?」

まだ、現実を受け止められなくて、
最後の望みを賭けて、そう聞いた。

「…あたり前じゃん。何、言ってんの?」

やっぱり、現実は変わらない。
俺は天野が好きで、でも、だけど…、天野は、俺が嫌い。

「俺は…、俺は本気で、天野といちゃいちゃしたいって思った。」

こんなこと言ったら、余計カッコ悪くなる。
分かってるけど、止められなくて…。

「別に変な意味なんかじゃなくて、ただ純粋に、そう思った。」

本気で、本気で、好きだった。

「…でも、迷惑だったよな?キモかったよな?
………ごめん。もう二度と、関わんねえから…」

そう言って、必死で涙をこらえながら、音楽室を出た。

24:みかん:2011/03/08(火) 10:42


次から、<天野ちゃんサイド>いきます↓↓
感想トカ下さいね♪(読んでる人がいたら…)


*   *   *   *   *


ーーーミーンミンミンミーン

暦は、7月。
アブラゼミの鳴き声が、余計に夏を感じさせる。
“あの日”から、2ヶ月と少しばかり、経っていた。
季節も、春から夏に移り変わった。
制服も、冬服から夏服に衣替えし、
クラスの席順も、何度か変わったというのに、
アタシたちの関係は、“あの日”から止まったままだ。
音田とは、“あの日”以来、一言も口を聞いていない。
本当に音田は、アタシに関わらなくなった。
アタシから話しかければいいのに、そんな勇気すらない。

“あの日”……どうして「待って」と、
そんな一言さえ、掛けることができなかったのだろう。
アタシは、ただ、いつもより少し小さく感じた
音田の背中を、見つめることしかできなかった。
本当は、アタシだって、同じ気持ちだった。
“いちゃいちゃしたい”って、そう思った。
ただ、純粋に、音田のことが“好き”だから…。
なのに、アタシはバカだった。
何で、あんなこと言っちゃったんだろう。
バカみたい…。
ずっと、ずっと、好きだったのに……。

初めて逢った、あの入学式の日から、ホントは少し惹かれてた。
クラスも同じで、席も近くて、凄く嬉しかった。
もっと仲良くなりたくて、授業中なのに後ろ向いて、音田と話した。
しばらくして、席替えがあって、席は離れちゃったけど、
音田は、休み時間とかに、話しかけてくれた。
2年生になって、クラス替えがあったけど、
またクラスが同じで、“奇跡”だって思った。
何度も、何度も、心の中で祈ったからかな?
仲良くなりすぎて、素直になれなくて、
ケンカしたこともあった。
傷付けたりもした。
いや、アタシは傷付けられた方だけど。
だけど、何だかんだで、いつも仲直り。
でも、今回は違う。
傷付けたのは、アタシ。悪いのは、アタシ。
いつもみたいに、待ってても、音田からは話しかけてこない。
アタシが謝らなきゃダメなのに。
どうして、できないんだろう…。

「では、明日からの夏休みの課題について…」

担任の先生が、口を開く。

そう…、明日から夏休み。
これから、1ヶ月と少しの間、音田と会うことはなくなる。
正直、ホッとしてる自分がいる。
現実から、目を逸らそうとしている。
もう、このままでも…。
そう、諦めてる自分がいる。
本当は、前みたいな関係に戻りたい。
でも、傷つきたくない。
「ごめん」って謝って、許して貰えなかったら、すごく傷つく。
それなら、このままの方が…。そう、思ってしまう。
音田は、ホントはスゴく、スゴく優しいから、きっと許してくれる。
分かってる…。でも、分かってるけど、言えないの。
だから、アタシは逃げてる。現実からも、音田からも…。
自分の“気持ち”からも………。

25:みき:2011/03/09(水) 20:19

夢中になって読んじゃいます☆もっと大変かもだけど、一気にたくさんかいてほしいな^^もっともっと頑張って!!応援してます

26:みかん:2011/03/09(水) 20:54


>>みきサン

ありがとうございますm(_____)m
すごく、嬉しいですo(≧ε≦)o
近々テストがあるので、今はあまり更新できませんが、
出来る限り更新していきます。
テストが終わったら、じゃんじゃん更新します!!
これからも宜しくお願いしますm(____)m

27:ゆか:2011/03/09(水) 23:20

おもしろいね〜♪

28:みかん:2011/03/10(木) 07:12


>>ゆかサン

ありがとうございますm(____)m
これからも、読んで下さいね(° _ °;)

29:みき:2011/03/10(木) 10:09

うん!頑張ってね☆テストいつ終わりますか?
まとめてよみたいなーっておもって・・・
更新、心から楽しみにしてます★☆

30:みかん:2011/03/10(木) 16:12

>>みきサン

火曜日からたぶん更新できると思います♪
少し遅くなりますが、スミマセン('_';)
明日、テスト1日目なので、失礼します。
土日、更新できたらします。
本当に有難う御座いますm(____)m

31:みかん:2011/03/14(月) 18:14

こんにちわぁ^^久々の更新です。(6日振り♪)
すみませんm(_____)mテストだったので…。
「春休みの自由」が懸かったテスト、
終わりましたぁ〜〜〜(≧v≦)♭
意外と簡単でしたぁΣ(° ロ° )
というワケで、かきます!!
感想、アドバイス…、その他もろもろ(?)、
お待ちしてます(●^ε^●)ノ
by.みかん

*   *   *   *   *

ーーーキーンコーンカーンコーン

放課後を告げるチャイムが、教室に鳴り響く。
結局、音田とは話せないまま、学校が終わった。

「みーらいっ!!帰ろ?」

笑顔で日和が駆け寄ってきて、そう言った。
日和とは、ほぼ毎日一緒に帰ってるし、登校の時も一緒だ。
だけど、今日は1人で帰りたい。そんな気分。
ううん。ホント言うと、ここ最近ずっと、そう。
1人になりたい。って感じ。
別に1人になって、何かすることがあるって
ワケじゃないけど…。
でも今は、誰とも喋る気にはなれない。

だけどーーー…、

「うん…」

アタシは、そう頷いた。

何でだろ?
別に、日和に気を使ったワケじゃない。
多分、ホントは誰か、傍に居てほしかったんだと思う。

「てかさー、校長の話珍しく短かったのに、
今宮の話が長いーーー…って、未来!聞いてる??」

「あ、ごめん…」

日和の話なんて、これっぽっちも聞いてなかった。
音田のことで、頭がいっぱい。
いつも、待ち遠しくてたまらなかった、夏休み。
でも初めて、夏休みなんてなければ良かった、そう思った。

「はあ…。音田のこと??
未来さー、“あの日”以来、ずっとそうだよね…」

「え?」

日和には、何でも見透かされてる。
いつだって、そう。
誰にも、言えなくて1人悩んでた時、
日和が気付いてくれたから、立ち直れた。
だから今日、1人じゃなく、
日和といることを選んだんだと思う。

「なんか、すぐボーとするし、
何話しても上の空、みたいな。」

「そう…かな?」

自分では、気付いてなかった。
でも、よくよく考えれば、
アタシの頭の中は、音田のことで、
いっぱい、いっぱいだったのかも知れない。

「そうだよー!!さっさと、仲直りすればいいのに!!
だいたい、音田と未来が、
2ヶ月も話さないなんて、キモチワルイッ!!
アタシはさー、去年同じクラスじゃなかったから、
あんま知らないけど、
いつもアタシが見る時は、音田と一緒だったじゃん!!」

「そー…だっけ?」

よく覚えてないけど、アタシの隣には、
いつも音田がいてくれてた気がする。

「そーだよっ!!てっきり、
付き合ってるんじゃないか、って思うぐらい!!
そりゃー、ケンカばっかしてたけど…。
ほら…言うじゃん!?“ケンカするほど、仲がイイ”って!!
アタシからしたら、2人とも、ラブラブだったよ〜!!!!」

「そんなことないよ…。
だいたい音田はアタシのこと、
単なるウザい奴としか思ってないし…」

自意識過剰には、なりたくなかった。
勝手に思い上がって、傷つくのは御免だ。

「未来、ホントにそう思ってんの??
あの時、音田泣いてたんだよ?」

「だから、それは!!!
………日和の…、勘違いだって…」

勘違い、勘違いに決まってる。
音田は、アタシのことなんて………

「でも、音田…、未来と“いちゃいちゃしたい”って言ったんでしょ?
“変な意味じゃなくて、純粋に”って。
それって、未来のこと、好きってことじゃ……」

32:みき:2011/03/17(木) 12:03

よんだよー☆もっと読みたいな!!

更新待ってマース

33:みかん:2011/03/22(火) 17:54


みきサン≫

ありがとうございます♪
更新遅れて、スミマセン。。。

*   *   *   *   *

「違う!そんなわけない!!そんなこと、あるわけ……」

日和の言葉を、アタシは必死に否定した。
だって、そんなことあるわけないから…。
ううん。ホントは……、現実を受け入れたくなかったの。
自分が最低な人間だって、認めたくなかったの。
だから、必死だった。
だけど、日和が立ち止まった。
そして……

「だったら!」

日和が突然、アタシの言葉を遮って、声をあげた。

「何で、音田泣いてたの?
言っとくけど、勘違いじゃないから。
ホントに、音田泣いてた。
何でか、分かるよね?そんなに、鈍感じゃないでしょ!?
未来だって、分かってたんでしょ?」

“未来だって、分かってたんでしょ?”

その言葉から、思わず目を背けたくなった。
だけど日和が、アタシの目を真っ直ぐみて、
真剣な顔をして、そう言ったから…。
アタシは、目を背けることなんて、できなくて……。
自分の気持ちと音田に、
ちゃんと向き合わなきゃなって、思ったの。

「分かってた。きっと…分かってた。
でも、今は分かんない………。
どうして、無視するの?どうして、避けるの?
分かんない…。もう音田が、分かんないよーーー…」

なんか…、泣けてきた。
無視だって、避けられるだって、
もう2ヶ月以上も続いてるのに、まだ慣れない。
きっと、この先、ずっと慣れないと思う。
だって、音田のこと、こんなに好きなんだもん。

「………未来…」

そう小さく頷いた日和を見ると、
目に涙を浮かべていた。
その優しさに、また泣けてきた。

「ホントはね、気付いてたんだと思う。
ただ、気付いてないフリしてた…。
音田が、“いちゃいちゃしたい”って言ってくれたとき、
期待してもいいのかなって思った。
もしかしたら…って、思ったの。
だけど、傷付くのがイヤで、気付いてないフリしてた。
あの時、素直に“アタシも同じ気持ちだよ”って、
言ってれば良かった…。
でも音田が、そういう気持ちで
言ってるんじゃなかったらって、思ったら。
からかって言ってるんだって思ったら。
どうしても、言えなかった。
音田のこと、ずっと好きだったはずなのに……。
音田は、そんなこと冗談なんかで
言うわけないって、知ってたはずなのに…ーー。
自分が、傷付きたくないから、
アタシ……音田を傷付けた。」

涙が溢れる。
自分でも、卑怯だと思う。汚いと思う。
無視されてるのも、避けられてるのも、
全部アタシのせいなのに、音田のせいにしてる。

本当にアタシ……





最低だ…ーーー

34:みき:2011/03/22(火) 17:59

よんだよ☆頑張ってね♪

35:唯:2011/05/05(木) 17:13

めちゃ感動しました!!
また書いて書いて♪

36:怜にゃん:2011/05/08(日) 02:04

つーづーきーがーよーみーたーいーです☆

37:トモ kljf;lskjだf;おjだ;おdじゃお;い:2011/05/17(火) 18:41

とっても面白いです!!
早く続きを書いてください!!!!!!!

38:みかん:2011/05/24(火) 00:08


<音田くんサイド>

*   *   *   *   *

あれから、3ヶ月…。夏休みも、終わりが近づいてきた。


長かった練習試合が終わった。
最近…いや“あの日”以来、練習に身が入らない。
同じ野球部で幼なじみの、藤井海斗(フジイカイト)に
注意されたのもあるが、自分でもよく分かる。

「疲れた〜〜〜」

大きく伸びをしながら、海斗が言った。
そんな海斗を無視して、俺は黙々と帰り道を歩き続けた。
悪いけど、海斗に構っていられる気分じゃない。
というより、1人になりたい。
海斗は、呆れたようにこちらを眺めている。
俺は“あの日”以来、何をするにも気が入らない。
天野のことが、未だに好きだ。
フラレたのに、バカみたいにまだ好きだ。
かっこ悪いけど、どうしてもまだ好きだ。
どうしようもなく、天野が好きだ。
天野への想いが、どれほど大きかったのか、
この3ヶ月の間に痛い程思い知った。

「じゃーな!また明日!!」

分かれ道。海斗が大声で叫び、大きく手を振る。

「ああ…また明日」

海斗に聞こえるか、聞こえないかのギリギリな声で、小さく呟いた。

1人になりたかったものの、いざなると虚しさが増す。

「音田ー!!」

うつむき、トボトボと歩いていると、
後ろから声がした。

「川岸……?」

振り返ると、息を切らした同じクラスの、
川岸香恋(カワギシカレン)が立っていた。

「ごめんね、いきなり……」

突然のことに立ち止まっている俺の傍に、
川岸が寄って来た。
少し申し訳なさそうに、彼女はそう頷いた。

「別にいいけど…。」

俺が、そう言うとしばらく沈黙が続いた。

「ぶ、部活?」

少し顔を赤らめ、テンパった様子で、川岸が尋ねた。

「ああ。」

素っ気なく返事を返す俺に、
少しガッカリした様子で、肩を落ろし、
「そっか…」と、小さく呟いた。
またしばらく、沈黙が続く。
セミの鳴き声が、妙に響く。

「わ、わたし…!!」

覚悟を決めたように、川岸が大きな声を上げた。

「わたしね…、音田のことが好きなの…。
だから、わたしと付き合ってほしいの…。」

そして、とても小さな声で云った。
うつむいていて、顔はよく見えなかったけど、
耳は真っ赤になっていた。

「……ゴメン。俺、好きな奴いるんだ。
どうしようもなく、好きな奴が…。」

少し小さな声で言った。
それは、申し訳なさからだと思う。
フラれるツラさは、痛い程分かる。
告白することが、どんなに勇気のいることかも。

「未来ちゃんの、こと……?」

うつむいていた川岸が顔を上げ、俺を見て言った。

「ああ……。」

そう答えた。別に、隠す必要もない。

「だったら、それでもいい…。だから、付き合って?








未来ちゃんのこと、忘れなくてもいいから…ーーー」

川岸の予想外の言葉に、驚いた。
そしてしばらく、また沈黙が続いた…ーーー

39:さち:2011/06/05(日) 20:05

続きー!
楽しみが減っちゃうよぉ(´;ω;`)

40:菜の花 kkkk:2011/06/16(木) 16:53

ここまで読みました。ヤバイ、めっちゃ面白い!友達にもすすめようと思います!続き待ってます。(小6です。)

41:みか:2011/07/12(火) 12:44

続き書かないの?

42:みかん:2011/08/08(月) 16:13


みきサン≫いつも、ありがとうございます。また、頑張ろうと思います。

唯サン≫ありがとうございます。更新ストップしててゴメンナサイ。また書こうと思います。

怜にゃんサン≫ありがとうございます。続き遅くなってスイマセン。また頑張って、書こうと思います。

トモサン≫ありがとうございます。続き書いてなくてゴメンナサイ。また書こうと思います。

さちサン≫読んでくれて、ありがとうございます。また頑張って書こうと思います。

菜の花サン≫ありがとうございます。続き遅くなってすいません。

みかサン≫続き頑張って書こうと思います。ありがとうございます。

<天野ちゃんサイド>

*   *   *   *   *

「行ってきま〜す!」

そう言って、玄関口を開け、外に出た。
夏休みも終わり、もう9月だというのに、
太陽の光は容赦なく照りつける。

「あっつー…」

太陽を細目で見つめながらそう頷き、
あたしは、学校へと足を進める。
夏休み中、音田のことが頭から離れなかった。
何度も日和に、相談に乗ってもらった。
そして、あたしは決めた。
今日、“あの日”云えなかった想いを、
音田に伝えると…。

「おっはよ〜!」

いつものように、少し歩いた先の曲がり角で、
日和が待っていた。

「おはよ。」

そう言って、歩き出した。
そして、しばらくの間沈黙が続いた。

「今日…するんだよね…?」

しばらく歩いて、日和が少し小さめの声で、
遠慮がちに聞いてきた。

「…うん」

日和よりも更に小さな声で頷きながら、
首を縦に振った。

「頑張って……」

日和がそう言ってからは、
無言で学校まで歩き続けた。



「み〜ら〜い〜ちゃ〜んっ!!」

教室に着いた途端、大きな声で騒ぎながら、
数名の女子がすごい勢いで近寄ってきた。

「ん?何??」

いきなりのことで、何が何だか分からない。
それは、日和も同じようで、
2人、目を見開いて驚いていた。

「ねえ……未来ちゃんと音田って、
付き合ってなかったんだねー!?
帆乃花さ〜、てっきり2人、
付き合ってるんだと思ってたー!!」

「うん!アタシも〜!!」
「アタシもー!!」「舞も〜!」

訳が分からないまま、話はどんどん進んでく。

「まさか、音田と川岸さんが
付き合うなんて思ってもみなかったよ!」

えっ……?今何て??
突然の言葉に、理解することが
出来なかった。
音田と香恋ちゃんが……?
どういう…こと……??

「だよね〜!ビックリ!!」
「川岸さんって、男子とあんまり
関わらないのにね。」
「うん、うん。恋愛とか
興味無いのかと思ってたー。」
「まあ、でも川岸さん可愛いから、
音田とお似合いだよねー!!」
「うん。美男美女って感じっ!」

女子達の話は、どんどん進んでく。
まだ理解が出来ない。理解したくない。
だって音田が…音田が………!!??

「ねえ、それってどういうこと?」

あたしとは違って、冷静な日和が聞いた。

「あれ?日和ちゃん知らないの?
もしかして、未来ちゃんも?
結構噂広まってるよー。この話題で持ちきり!
何でもー……告白現場見ちゃったらしいの。
告白したのは、川岸さんで…
あんまり声は聞きとれなかったらしいんだけど、
けっこーいい雰囲気で………」

やっと理解出来た。出来てしまった…。
音田は、香恋ちゃんと……

あたしは、その場から走り出した。

「未来っ!?」

後ろから、日和が追いかけてくる。
あたしは、廊下を全力で走った。
涙が、涙が、止まらなかった……

43:みかん:2013/02/16(土) 16:07 ID:v1M

久しぶりに書こうかな・・・

44:Cosmos:2013/02/19(火) 20:07 ID:A4M

頑張ってください!! 面白かったですよ!!

45:この小説が面白くて好きすぎてたまらない人。:2013/02/19(火) 21:16 ID:QdU

お願いーーーー!書いて!書いて書いて!
続き読みたくてたまんない!!本当に!お願いだから書いてーーーーーーーーーーーーーーー!
ホントに読みたいの!

続き楽しみにしてます!書いてーーーーー!


書き込む 最新10 サイトマップ