サクラ

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1:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/05(水) 18:28

涛o場人物
水城 翔平(みずきしょうへい)
頭が良く、スポーツ万能。
心臓病の楓に心をひかれた。

泉野 椿(いずみのつばき)
生まれつき心臓病をもつ。
翔平の一途なところに心をひかれる。

崎塚 葵(さきづかあおい)
椿のライバル的存在。
翔平のことが好き。

大野 雅哉(おおのまさや)
翔平の親友andライバル。
椿に一目惚れした。

小川 築(おがわきずく)
葵の幼なじみ。
葵のことが好き。

上野 未鈴(うえのみすず)
椿の理解者。
同じ心臓病をもつ。

その他‖看護婦 医者 クラスメイト

2:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/05(水) 20:22

あなたは、私の人生を一瞬にして変えてしまった…。
あなたのために精一杯生きることにした。

「椿ちゃん。点滴変えるね〜」
ごくフツーの生活。
みんなと違うところは…
心臓病ってとこかな。

外を見ると、いつもの風景。
「点滴変え終わったよ〜何かあったら言ってね〜」
(はぁ…今日もヒマだなぁ…トイレいこ)

ガラッ
パタ、パタ、パタ、
バンッ!!
「キャッ!!…いた…。」
「スミマセン!大丈夫!?…て、きみ…
大島第二中学校の一年だよね?」
なんでこの人…あたしのこと知ってるの?「そうだけど…なんで?」
「オレ、水城翔平つーんだ。泉野椿…さんだよね。よろしくね。」
(メッチャ爽やか…モテるんだろうなぁ…)「あっ…はい。」
「じゃあね!!」
「あっ、でわ…」

私のこの恋心にきずくのはずいぶん先だった。

3:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/05(水) 20:49

「…て事があったのー!!」
私は相部屋の未鈴と話していた。
「へぇ〜良かったね〜がんば〜」
「なにその反応!未鈴は彼氏いるからそんなこと言えるんだよ。」
私は呆れ顔をしながら言った。
ガラッ…
「泉野さんいる?」
振り返ると、水城くんたちがいた。
「友達、紹介しようと思ってさ。」

私に紹介してもどーせすぐ死ぬんだから…意味ないよ…。
そう思っていた。

4:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/05(水) 21:36

「あたしは崎塚葵。葵って呼んでね!」
「オレは小川築。よろしく」
「…雅哉、雅哉!」
「あぁごめん。大野雅哉ってゆーんだ。よろしく」
「みんな…よろしくお願いします。」
正直、私は嬉しかった。
「じゃあ俺たち行くね。また来るね!
椿ちゃんバイバイ!」
「バッ、バイバイ!」
となりで未鈴がニヤニヤしていた。
「へぇ〜あの人が水城君ねぇ…ふふふ
椿がんばりなよ!応援してるから!」
「べっ、別に好きじゃないわよ!!」
私は動揺してたみたいで、未鈴は理解したかのようにうっすら笑いながらストンと眠りについた。
私は好きじゃないと、心に言い聞かせていた。

5:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/05(水) 22:08

一ヶ月後〜
コンコン。
「今いい?」
「いいけど…誰?」
「雅哉だよ」
「どうぞ」
大野君が入ってきた。今日は未鈴はいない。ドナーが見つかったからだ。
「大事な話があるんだ。」

私は何のことかわからぬまま大野雅哉を
部屋へ入れた。

6:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 14:23

「大事な話があるんだ。」

「なに?みんなには言えないことなの?」
「オレさ…泉野のことが好きなんだ。だからその…」
「ごめん。」
ガシッ!
その言葉を言ったと同時に手首をつかまれた。
「ちょっ…いたい…!は、はなして…!」
私は必死にはずそうとした。
でも彼の手はビクともしなかった。
「はは…やっぱり翔平のこと好きなんだ…」えっ?私が…水城君のことを!?
「やっぱりそうなんだ…俺じゃダメかな…」
ガラララ…

振り返ると、水城翔平が呆然としたように立ち尽くしていた。
「雅哉なにしてんだよ…」
まずい!そう思った時だった。
「俺さ…泉野が好きだ。」
「分かってるよそれぐらい。…もういいよ」
彼が出ていった。
私は勝手に体が動こうとしていた。
「まっ、まって!水城君!」
バンッ 私は大野雅哉の手を振りほどいて無我夢中に彼を追いかけた。
(あたし何追いかけてんのよ…)
そう思いながらも追いかけた。
(あっ、いた!)
…バタン
「うっ…はしった…からか…み…ずきく…」意識がどんどん薄れていく。
私は水城翔平の後ろ姿を見ながらその場に倒れこんだ。

この時だった。水城翔平への好意が気づいたのは。

7:たから:2011/01/06(木) 14:35

何か…私の書いたやつに
似てる・・・

8:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 14:44

ガラガラガラガラガラガラ…

「椿ちゃん!大丈夫!?しっかりして!
今すぐ精密検査よ!運んで!!早く!」


私が目を覚ましたときには、病室にいた。となりには水城君がいた。
「バカ!!何やってんだよ!!自分が心臓病ってこと分かってんだろ!?
死んだらどーすんだよ!」
「ごっ…ごめん…あれ?大野君は?」
「もう帰ったよ」
彼の頬にひとすじの涙がこぼれ落ちた。
「ごめん…俺今日は帰るよ」

ガラララ…

「なにやってんのよあたし…うっ…うっ…」私は泣いた。

私は泣き疲れて寝てしまった。

9:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 14:47

私はあなたの小説を読んだことがありません。
また読んでみます。すみませんでした。

10:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 15:02

気を取り直して、続きを書きます。

--------------------------------------「おはよう…」
「あっれー?椿テンション低いね?どしたの?昨日ずいぶん泣いてたみたいだけど」
昨日のことなんて思い出したくない…

「大丈夫。なんかごめんね」
「いいよ」
「移植成功した?」
「うん!でも…この病院とお別れね…」
「…そっか。いつ退院?」
「一週間後ね…」
「そっか。元気でね…」
「うん…」

(今までずっと一緒だった未鈴とお別れかまた暇になるなぁ〜…。)
私は寂しかった。でも、しょうがない。

一週間後、未鈴と別れの日。
「未鈴ぅ…寂しいよぉ…」
「泣かないでよ〜!!あたしたちはずっと親友だから!約束破ったら許さないわよ!!」ギュッ…未鈴とゆびきりげんました。
「椿ー!!バイバーイ!!」
「バイバーイ!!」

こうして、未鈴を見送った。

11:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 15:31

「未鈴おはよ…あっ、そうだった…退院したんだった…」
(これから一人か…退屈…)
そう思った時だった。

バンッ!!

「あ、葵?どうさたの…」
パァァァン!!
「翔平になにしたの!」
「なにもしてないけど…」
「じゃあ翔平はなんで泣いてたのよ」
「だからなにも知らない…」
「翔平が椿のこと好きってこと知ってんでしょ!?」
「なっ、なに言ってんのよ…」
「椿が翔平のこと好きじゃないんだったら…あたしが翔平に告っても、何の問題もないよね?…もういいわ…呆れた」

バンッ

私は水城翔平に好意を抱かれていることを知らなかった。

12:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 18:27

「翔平が椿のこと好きってこと知ってんでしょ!?」

この言葉が頭から離れない…。

「よ!暗い顔して〜どした?」
いつものメンバー…じゃなかった。
葵がいない。
「葵さ、反省してんだよ。ビンタしちまったからなぁ〜」
「…じゃあ俺たちいくわ。じゃあな翔平、泉野。」
えぇぇぇぇぇぇぇ〜!?2人っきりぃぃ〜!?
「あのさ、言おうと思ってたんだけど…。」「…?なに?」
「俺さ、椿のこと好きなんだ。だから付き合ってくれない?」

葵の言ってたとうりだった。
水城君は私に好意を抱いていた。でも…

「ごめん…。こんな心臓病の彼女なんて…嫌でしょ?」
「何言ってんだよ…俺はそんな椿に惚れてんだよ。」


この人なら…この人こそ、
私の『運命の人』なのかな。

13:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 22:13

「なに言ってんだよ…俺は椿に惚れてんだよ」

ドラマのような台詞なのに…どきどき感が高ぶる。

「うっ…し…翔平のことが…好き…好きなの…!!好きなの!!好きなの好きなの好きなの…!!」

泣きながら翔平に抱きついた。
初めての告白。初めての恋。初めての彼氏。
何もかもが初めて。
だけど…最初で最後の恋。
あなたのために精一杯生きます。

14:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 22:29

「椿ちゃん!いいお知らせよ!」
看護婦さんが明るい顔をして言った。
「あと一週間後には退院出来るわ!!」
「えぇ!?ほんとに!?ヤッター!」
「でも通院はちゃんとしてよ〜荷物はまとめとくから!」
「はーい♪」

やった!一年ぶりの退院!
翔平に伝えなきゃ!!

プルルルルル…プルルルルル
『はい。』
「あたし!椿よ!」
『あぁ椿!どうしたんだ?』
「退院出来るの!!これから学校にも行けるの!!」
『マジで!おめでとう!!いつ?』
「一週間後!」
『オッケー!雅哉たちに伝えとくわ!』
「うん!じゃあ…バイバイ」
『おう!じゃあね!!』

ぷつり

私はルンルン気分で部屋に戻った。

15:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 22:39

一週間後

翔平たちが迎えに来てくれた。
「椿!退院おめでとう!!」
「葵…ありがとう!」
「翔平ともがんばりなよ!」
「うっ…うん」
「照れんなよ!」

「椿」
「あっお母さん!お父さん!」
「あちらはお友達?」
「うん!」
「椿をよろしくね」
翔平たちに言った。
「じゃあまた明日〜!!」
「バイバーイ!!」

みんなが声を揃えて言った。

また明日…この言葉が嬉しくてたまらなかった。
また明日…

16:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/06(木) 22:49

バサッ…カチャカチャ…シュル…

「制服…!今日から行けるんだ!」


「行ってきまーす!!」
「気をつけてね!」
母もにっこりと微笑んだ。

「椿〜!!」
「あっ!葵〜!!」

「ふぁ〜…眠たい」

あたしは眠れなかったよ
楽しみにしすぎて。

これからが楽しみになってきた。

17:みかん:2011/01/06(木) 23:27

いいですね〜♪
読んでて、楽しいです★
翔平クンの言葉に、
こっちまでドキドキします///
椿チャンも退院できて良かった♪
また、読ませてもらいます★

18:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/07(金) 07:08

みかんさんありがとね☆
みかんさんの作品もなんかドキドキします
みかんさんもがんばってください!

19:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/07(金) 15:34

「ほらそこ〜静かに〜!!」

いよいよだ…。

「えっと今日から泉野さんが来ます。はいって!」

ガラッ…

「…入院していた泉野椿です。今日からよろしくお願いします。」

(うわぁ〜めちゃくちゃ緊張する…)

「えっとじゃあ…水城君のとなりね。」
「えっ、あっはい」


こうしてホームルームが終わった。

20:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 13:58

すみませんがこのさき書けません
だれか代わりに書いてくれませんか?

21:Q:2011/01/08(土) 14:22

んじゃ、ちょこっと手助け...になるかなぁ。KYO!続き頑張れ。


椿は驚きつつも嬉しかった。
(やったぁ。翔平君のとなりだぁ。どうなることかと思ったけど幸先(さいさき)いいかも。)

「あの、よろしくね。」

椿はにこっと笑って言った。
しかし、椿の予想に反して、翔平はそっけなかった。

「あぁ...うん。」

22:KYO:2011/01/08(土) 15:42

「翔平…どうしたの?」
私は翔平に聞いた。

「別に何でもねぇよ」
ガタッ

「翔平…」

「あの…泉野さん」
振り返ると人形のような可愛らしい女の子が立っていた。
「泉野さん、翔ちゃん…翔平と付き合ってるの?」

「…え?」

「だよねー!!付き合ってないわよね!翔ちゃん昨日あたしとキスしたしぃ〜
あー翔ちゃんに手出さないでよね!
じゃ、変なこと聞いてごめんね!!」

パタパタパタパタ…

今…何て言った?
翔平は…翔平は…あたしと付き合ってるのよ?


授業も終わり、今日の学校は終わった。

「翔平…話があるの。来て」

私は翔平を呼び出した。

23:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 15:59

Qさんありがとう!
おかげで続きが書けました!
ほんとに感謝してますよ!!
じゃあこれからも宜しくお願いします!
――――――――――――――☆∇☆――「翔平、どーゆーことなのよ」
怖いけど…聞くしかない。
「なにがだよ」
「香取さんから聞いたわ」
「…」
「したの?」
「…ごめん。」

パァァァアン!!

「あたし…ずっと信じようと思ってたのに」
パタ…パタ…パタ…

「ウワァァァァァァ!」

今の私には…翔平が必要なのに…

24:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 16:15

「翔平くん♪一緒に帰ろ」

「あっ…うん」

辛い…辛いよぉ…

「椿?どしたの?帰るよ?」
「うっ…うっ…」
「つ…椿!?どうしたのよ!!大丈夫!?」

私は翔平と香取さんの事を話した。

「翔平は無理矢理されたのよ!香取は人の彼氏とるやつだから…」

「今日は1人で帰りたい…」

「椿…分かった。」


私がとぼとぼ帰っている時だった。

ルルルルルル…ルルルルルル…

ケータイを開けると、翔平から電話が来た。

25:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 16:44

「翔平…なに?」

「今から学校の裏庭に来て。椿が来るまで待ってるから。」

ブチッ…プー、プー、プー…

今さらなんで…そう思った。


学校に着いた。
(あっ翔平!)
「翔平!」
「翔ちゃん!」
(えっ…?)
私の声を遮るように香取さんの声が飛んだ。

26:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 17:44

「ねぇ翔ちゃん、あんな心臓病のどこが良いのぉ?意味不明ぃ〜」


「もう暗いしぃ〜あたしと帰ろ」
「まだくる…椿は絶対に来るよ」

「香取はさっさと帰れよ」
「キスしてくれたら、ね」
「!?」

グイッ

「さっさとしてよ」
「オレはしない」

「…ならいいわ」

チュッ…

「アリガトーじゃあねー」


信じられない…信じられない…
どうして?どうしてよ…翔平…

27:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 19:01

今日は一番に学校に着いた。
(もう翔平を信じない…信じたくない…!あたしのこと…どうでもいいの?)

ガラッ…

「椿…昨日何で来なかったんだよ」
「行ったわよ」

わざと冷たく言ってみた。

「え…」
「香取さんと仲良くしてるみたいね」
「!?…まさか昨日の…」
「見てたわよ。あたしのことどうでもいいのね…」

28:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/08(土) 19:12

「ちょっと待てよ…」
「サヨナラ…」

最初で最後…か、
あたしは翔平が好きなのに…
まだ終わらせたくない…!!


サヨナラ…そう言ったあの日から
四年という月日が流れた。

私たちは高1になっていた。

29:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/09(日) 13:58

今日からクラス全員でスキー合宿。

シュュュュー…
「椿スキー上手いねぇ!」
「お母さんの実家の近くにスキー場あったから…暇なときはスキーしてたんだ!」

バチッ

「…!!」
翔平と目が合ってしまった。
私はすぐに目をそらした。
チラッと翔平のほうをみたら、落ち込んでいた。
(しょうがないよ…)

「椿!もう日沈みかけてるし帰ろ!」
「あたしもうひと滑りするから先帰ってて」「うん分かった。」

(もうだいぶ暗いし帰ろ)

私が帰ろうとしたときだった。

ガラッ…ガタタタタ…ガシャー!

「キャー!?」

バタン…

「…い…たい…」
(…!?こ、ここどこ!?あたしまさか…
遭難した…!?)

そう…私は遭難してしまった。

30:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/09(日) 17:41

「椿遅くない?」
「確かに…遭難したのか?」
「築縁起でもないこと言うなよ!」
「ごめん…」
「オレ行くわ」
「し、翔平!?外吹雪いてるぞ!」

ガタタ!



「椿ー!!おい!いたら返事しろー!」
(し…翔平…)
「しょ…うへ…い…」

ガラッ…

「椿?椿か!?」

「しょ…うへ…い…翔平!」
私は力尽きながらも声を出した。
「椿!大丈夫か!?」
「翔平…」
「椿…ごめんな…」

翔平が私に顔を近づけ優しくキスをした。私もそれに答えた。
うれしい…うれしい…

翔平…翔平…ありがとう…

31:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/09(日) 17:56

私たちは雪の中で寝ていた。
吹雪も止んでいた。

「翔平…起きて、吹雪止んでるし帰れるよ」「ん…」
「帰ろっか」
「うん」

私たちはこの一本道を歩き、合宿所へと、帰っていった。

32:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/09(日) 19:54

「椿ー!!もう心配したよぉ〜!!」
「ごめん…」

「椿、ちょっと…」

私は築に呼び出された。

バタン

「椿は翔平のことどう思ってんの?」
「えっ…」
「オレが言うのもなんだけど…翔平はずっと諦めてなかったんだよ。椿はもう好きじゃないかもしれないけど…翔平は椿にベタ惚れだから、翔平とちゃんと向きやってやれよ。」

バタン…

翔平…今まで翔平の気持ちを気づいてあげれなくてごめんね…
これから今までの分をちょっとずつ、ちょっとずつ、一緒に埋めていこうね…。

33:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/10(月) 11:03

スキー合宿が終わった。
私は翔平と再び付き合うことになった。

「椿!明日10時にY駅な!」
「う、うん!」

となりで見ていた葵が、
「もーう!いちゃつきすぎー!こっちまで恥ずかしいわ!!」
「ちょ…なに言ってんのよ!」

「ハハハハハ!見事な同様っぷりね!まぁいいわ!バイバーイ!」

(もぅ…葵ったら…)

明日が楽しみ!!
めいいっぱい楽しまなきゃ!

34:イチゴ:2011/01/11(火) 14:23



身に来たよ

35:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/12(水) 19:04

「椿!待たせたか!ごめんな」
「ううん…あたしも今来たとこだし…」
「えっと…じゃあ行こっか」
「う、うん」

ぎゅっ…
(翔平の手あったかい…)

公園についた。

「やっぱ公園良いね♪久しぶり!」
「はは!かわいい♪」

私たちはこんなちっぽけな公園を特別に思えた。
しゃへっているうちにどんどん時間が過ぎていった。

「もう暗くなってきたし帰ろうか」
「うん!楽しかったね♪またこようね!」
「分かってるよそれぐらい!」

雪がちらほらと降ってきた。

「あ!雪だ!キレー…」
「つもったら良いけどな」
「うん!…あれ…?」

グラッ…バタン!

「椿!椿!大丈夫か!?おい椿!」

(意識が…うす…れ…)

私の体はますますおかしくなってきた。
もう無理なのかな…

まだ生きたいよ…
神様…生きたいって、贅沢なお願いですか?

36:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/12(水) 22:47

私が目を覚ましたときには病院にいた。
はしゃぎすぎて心がたかぶって倒れたんだろう。
隣には翔平が泣き面を見せていた。
「心配かけんなよ…あーもう!
…ほんとゴメン…」

ぎゅっ…

翔平が、生きてるか確認をするかのように私を抱きしめた。
私は涙が溢れ出てきた。


次の日
「椿さん。もう心臓移植を考える時が来たようです。」
「えっ…それ以外の方法は無いんですか?」「今研究中だ。それまでに間に合えば…その方法でいくつもりだが…」
「間に合えばって…どーゆーこと?」
「君の両親にも言ったが…余命は残り一年。中1の時も言ったよね?二十歳までは生きられないって…でも私達は諦めないよ。」

余命が宣告された。
私…残り一年で精一杯生きるから…!
翔平…最後まで見守ってて
こんな心臓病のあたしを…

見捨てないで…

37:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/15(土) 15:34

余命を宣告されてから一年が経った。
私は本来なら高二だけど、入院をしていたから留年した。

コンコン ガラ…

「翔平君。お話しがあります。」
「椿行ってくるわ」

「移植以外にも方法が見つかった。」
「じゃあ椿はは助かるのか!?」
「…残念ながらそんなに単純な話じゃない。これは新しい手術方法だ。成功した例はまだ一件しかない。副作用や生存率…とにかくまだまだデータが足りない」
「…どういうことだよ…?」
「乱暴な言い方をすれば、まだ人体実験の域を出ないってことだよ。この研究が進めばバチスタも心臓移植も過去の遺物となる、間違いなくこの方法が未来の心臓医療の主流になるだろう。けれど…今はまだ不確定要素が多すぎる」
「…言ってる意味が分からない…」
「翔平君は作りかけのボートに乗って海にこぎ出せるか?運がよければ岸にたどり着けるかもしれない。でもこぎ出してすぐ沈むかもしれない。そんな危険なボードに乗れるか?「完璧にできた」と職人が保証したボートに乗りたくないか?それと一緒だよ」

二ヶ月後…
「リスクの話をしなければなりません。現状、生存率は分かりません。10年、20年…もっと生き延びるかもしれませんが3年ももたないかもしれません。ガン発生のリスクもあります。もちろん手術ですから手術自体のリスクもあります。術中死の可能性があることを了解してください。
どうしますか?やりますか?」
「なんか…一か八かのくじ引きみたい…あたしくじ運悪いんだけどな…」
「椿…」
「お父さん…あたしがきめていい?」
「もちろんだ…」
「どうしますか…?」


私の命はこの手術で絶ってしまうかもしれない…
成功を祈るしかない…

38:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/15(土) 15:45

手術の日が来た…。

「翔平…これ…」
「なに?見ていいの?」
「1人で見て…。いろいろはいってるから」
「じゃあ…行ってくるね…」


カラカラカラカラ…

「君の名前は?」
「泉野椿です」

シュー…
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ


「えっ…?遺書…?」

39:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/15(土) 16:06

翔平へ

遺書を書こうか書くまいか迷ったんだけど
もし死んでしまったら「書いといたらよかったな」って後悔しそうだから書きました。
ホントはビデオがいいのかなと思ったけど、泣きそうなんで手紙にしました。
遺影はこれにしてください。
箱の中に入れてあるよね、
お葬式は明るいほうが良いから…
だってあたし、幸せだったから…
後悔もないし、精一杯生きたから
でもね、助かったらやりたいことがいっぱいあります。
一年遅れでもいいから、翔平と同じ大学に行きたいな
プールにも行きたいな!
あたし泳いだことないから教えてね
あっ、笑わないでね 悔しいから
あとやっぱり子供欲しいなぁ〜
あたしもお母さんになりたいから
やっぱり…楽しい家庭がいいよね!

それがあたしの夢。

だから、あたしのかわりに翔平がこの夢を叶えてください。
他の人と家庭を築いて幸せになってね
必ず
必ず
他の人と恋に落ちてください。


ばいばい 椿より

40:KYO t.kyo-enjoy-sw14@docomo.ne.jp:2011/01/15(土) 16:10


翔平…

また会おうね…







*完*

41:KYO:2011/01/15(土) 16:26

翔平と椿しかでてないような(笑)
コメントちょうだいね(笑)

42:KYO:2011/01/15(土) 18:47

だーれかーコメントーくれー!

43:はちみつ:2011/01/15(土) 18:53

結局椿は生きたの?

44:KYO:2011/01/15(土) 18:54

こーゆーおわりかたいいやん
悪くユーならかかないで

45:はちみつ:2011/01/15(土) 19:11

悪く言うっていうか…
先が気になるよ〜泣

46:KYO:2011/01/15(土) 20:02

ご想像にお任せします

47:はちみつ:2011/01/15(土) 20:47

うわーん!!

48:メル:2011/12/25(日) 10:46

いい話ですね・・・
うわーーん

49:たから:2012/04/16(月) 13:33 ID:5Zw

泣けました。


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