死神少女。

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1:氷虎:2011/01/07(金) 13:10

僕が目を覚まして見たのは

全く知らない世界と一人の少女だった。

その少女は僕にこう言った。

「貴方は死にました」


ーーーーーーーーーーーえ?

2:氷虎:2011/01/07(金) 13:28

ーーーーーーーーーーーえ?

僕は…死んだ?
何で…どうして?

「うっ…」
思いだそうとすると目眩がした。

そしてまた少女が口を開く。
「貴方は浦風竣太(14)。死因は交通事故。分かった?」

いきなりそんなこと言われても…
とりあえず自分の名前だけは思い出せた、というか知ることが出来た。
だけど「ここが何処なのか」ということと、「目の前にいる少女は何者なのか」ということがまだ僕は分からなかった。

すると僕の気持ちが透けているかのように少女は丁寧に教えてくれた。少し渋っているようにも見えたが。

「私は哀緋。ついでに歳は貴方と同じ、って言ってもここは歳を取らないんだけどね。そして私は死神。此処は死神の世界よ。」

理解不能。
僕の頭はその言葉で溢れかえっていた。
死神?
そんなものこの世…じゃなくてあの世?にいるのか?

いやあの世なら有り得ることかも…

「えーっと、哀緋さん?は僕に何のようですか?あと僕はどうなるんです?」

すると哀緋は言った。

「貴方は死神になるの。分かった?」

3:氷虎:2011/01/07(金) 21:29

「………はぁ?」

そんな言葉が思わず出てくるほど僕は不思議でたまらなかった。

僕は、天国に行けないのか?
そんなの死んでも死にきれない…ってもう死んじゃってるけど。

ううん
今はそんなことを考えてる暇じゃない。

ここからとりあえず逃げるッ
僕はその場から行くあてもなくベットの上から逃げ出した。

そして走りながら後ろを振り向いた。

…が、哀緋は追ってこない。
何故だ…?

数分後僕は路地裏に隠れた。
死神と世界だとは言っていたが…
どうもしっくり来ない。
どうみても人の世界の街と同じ、もしくはそっくりすぎる。

通り過ぎる人…じゃなくて死神も黒いコートを除けば普通の人のように見える。

帰りたい。
家に帰りたい。家族や友達に会いたい。

僕が死んで皆どうしてるかな…

ふと顔を上げると

「うわぁあぁぁぁッ!!」

哀緋が目の前にいた。
いつの間に…ッ

その場から僕は逃げようとしたが既に哀緋に手を掴まれていた。

もうイヤだ。
何で…、何で僕がッ

「何で僕なんだ?!死んだのはともかく何で死神にならなきゃならない?」


そう言って哀緋の顔を見ると…

「え…?」

哀緋の目は涙ぐんでいた。

4:氷虎:2011/01/08(土) 18:02

「いきなり死神だとか言われても分からないよね…。」

ちょッ、泣き出すなんて…

僕が焦っていると、まわりには人(死神?)が増えてきて…

そして僕は言ってしまった。

「分かった!なるから、死神になればいいんだろ?」

後悔するともしらずに。

すぐさま哀緋の顔を見る。

…笑ってる?

「本当?二言はないからねっ。私は死神兼貴方の世話係改めて宜しくね♪」

ハメられたぁあぁぁぁぁああぁぁぁぁああッ

5:氷虎:2011/01/08(土) 18:40

「…ということで父さん、竣太は死神になってくれるそうです。」

思い切って「死神になる」とか言っちゃうわ、ちゃっかり契約書を書かされるわ、
勝手に呼び捨てにされるわ、もうイヤだ…

ちなみに哀緋のお父さんは死神育成会会長らしく尚更だ。

にしても何で僕なんだ?
違う人でも良いんじゃないのか?

聞いてみるか…

「哀緋さん、死神になるのに条件とかあるの?」

そしたら哀緋じゃなくて哀緋の父さんが答えた。

「一言で言えば『死に方に納得いかなかった者』もしくは『人間世界に未練がある者』が死神になる」


未練って…

僕は即座に考える。
ということは僕は何か未練があったのか?
生きていた頃の記憶が無いままではそれは分からないか…

「さてと、仕事の説明するわよ。死神が何をするか知ってる?」

哀緋がそう言った。

分かるわけねーだろ…
そう言いたかったが怒らせるわけにもいかなかった。

「えー…と、人の魂を狩るとか「違います」

言ってる途中に言うなよ…

哀緋がたんたんと説明する。

「死神の仕事は『魂を回収すること』。やむを得ず狩らなきゃいけないこともあるけど主には魂の回収ねー」

6:椋 ◆4oZY:2011/01/08(土) 20:43

小説おもしろいです!頑張って下さい!

7:氷虎:2011/01/09(日) 11:01

>>6
ありがとうございます…。
思いついたのを書いていってるので、更新は遅くなるかもしれませんが頑張ります


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