影人

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:愛里:2011/01/31(月) 19:16

登場人物

鈴麗 一流貴族の少女。明るくて勝気。まがったことが嫌い。

阿尊 右大臣の屋敷の使用人の少年。正義感が強い。

真劉 突如現れた帝の子息。阿尊に似ている。

志寿 鈴麗の父親。帝の次に偉い。

沙朱 鈴麗の母。心優しい。

帝  都で一番偉い人。真劉の父。

右大臣 出世ばかりを考えている。プライドが高い。

泉葉 右大臣の娘。真劉が好き。


第一話   運命の歯車


平安時代中期 とある屋敷

「南のおやまをひとまわり〜♪続けて小川を飛び越える〜♪」
庭で手まりをついて遊ぶ少女が一人。
「続けてどこへいくのやら♪」
ふと声がした。
「いい天気ね。」
「母様!」
後ろを振り向くと母が立っていた。鈴麗は満面の笑みを浮かべた。
「母様、聞いてください。今日は占いでよい結果が出たんです。
 きっと楽しい一日になりますよね?」
笑顔で嬉しそうに説明する我が子に自然と笑みがこぼれた。
「ええ、そうね」
今日もいつもどおりの1日がすぎていくものだと思っていた。
そう思っていた・・・
「御方さまがお帰りになりもうした。」
しばらく帰っていなかった主の帰りだ。しばらくしてから志寿が庭に入ってきた。
「お帰りなさいまし、あなた。」
母が出迎える。鈴麗もあとに続く。
「お帰りなさいまし。父様。」
父は鈴麗の頭をなでながら、
「しばらく屋敷を留守にしてすまなかったな。今宵も右大臣の屋敷へ
 出むかなければならない。」
「今宵もですか・・・?」
母の表情が曇る。
「お前たちもはやく仕度をしなさい。」
「?」
父は、{説明がまだだったか・・・}とつぶやき、
「実はお前たちも招かれている。来てくれるか?」
「承知いたしました。ではさっそく仕度いたします」
鈴麗はよくわからぬまま母についていった。
しかしこのとき、鈴麗の運命は大きく動きだしていたのである。


第一話どうだったでしょうか?感想お聞かせください。

次回は 2人の出会い  です。


書き込む 最新10 サイトマップ