地獄

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1:どなるど ◆3zqI:2011/03/22(火) 17:13

楽しませてもらいますよっと

gdgdなお話です

読まない方が幸せです

では話進めていきますねー

2:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 17:23

「はぁ、っは…
うぁ…っくそぉ…」

息を切らしながら闇夜を走る少年が一人。
横腹を押さえながら走っていた。

「もう、追ってはぁ、こないよなぁ…」

苦しげに呟き、後ろを肩越しに見てみる。
そこには不気味なまでに何もなかった。
安心した少年はそっと路地裏へと身を隠した。

「…っ!!!!
いってぇ…」

座った瞬間激痛が彼を襲った。
服を捲り横腹を見てみると、青々とした痣が出来ていた。

「あっのピエロ…
思いっくそ蹴りやがって…」

悪態づいてみるも、その時の事を思い出すと震えが止まらなかった。

3:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 17:43

始まりは五時間程遡る。
そう、ちょうど昼時。
○クドナルドに行った時だった。
彼の向かったマ○ドナルドでは、「他店よりも不細工な○ナルドがいる」として、なかなか有名だった。
彼自身、悪ガキとして地元では有名だった。
だからだろうか。
彼は同じく有名な「不細工なド○ルド」に悪戯をしたくなったのだ。

そう、それが悪夢の始まりだとは思わずに―…

相変わらずドナ○ドはベンチに偉そうに座っていた。
置物だとは知りながら何時もの如くその態度に彼は苛ついた。
そして彼は怒りをぶつけるように、ドナル○を蹴りつけた。

4:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 17:53

一瞬、違和感を感じた。
堅いのだが、何か違う。
不審に思いながらも彼はそのまま○クドナルドに入っていった。
本当はすぐにでも走って家に閉じ籠りたいと思った。
だが、やはり空腹には勝てない。

『○ブルチーズバーガーでも買って家でゆっくり食おう。』

焦りを誤魔化すかのようにそう考えながら列に割り込んだ。
割り込まれた奴が見てきたので睨む。
相手が目を逸らしたので前に向き直ろうとした。
ふと、視界の端で何かが動いた気がした。
慌てて振り返ったが何もない。
彼の中で不安が大きくなっていた。
彼は何かが怖かった。

5:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 18:16

『気のせい…
気のせいだ!!』

自分に言い聞かせるように心中繰り返し呟いた。

『俺の気のせい。
勘違いなんだ…』

落ち着きを取り戻しかけた時。
誰かが彼の肩を叩いた。

『店員か…?』

そんな甘い考えを抱きながら相手を威嚇するように睨みながら振り返った。
そこにいたのは「赤いアフロに白い化粧、奇妙な服にバカでかい真っ赤な靴」といった姿形をした笑顔の男だった。

「お、まえ、は…」

急いで振り返る。
だがそこ―…ベンチには誰もいない。

6:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 18:17

「ラン ラン」

そんな声が聞こえたので咄嗟に前に向き直る。
が、前を向いた瞬間頭に衝撃が走った。

「ルー!!」

奇妙な男が奇声を発しながら両手で頭を押したのだ。
それも以上な程の力で。

「っが!?」

少年は床に叩きつけられた。
一瞬息が止まるかと思った程だった。
なんとかその奇妙な男に視線を向けると、男はちょうど片足を後ろに上げ…まさにボールを蹴るときの体勢だった。

「これか?これか?これか?これか?これか?これか?こっちの方がいいかな?」

何度も何度も少年は蹴られた。
それも的確に同じ場所を。
力は次第に強くなり、少年は苦し紛れに叫んだ。

7:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/22(火) 18:21

「お、れは…
ダ○ルチーズバーガーが、大好きだぁああああ!!」

男の動きが一瞬止まった。

『今だ!!』

その一瞬をついて、転がるように出口へと向かった。

男はポカンとした表情だったが、すぐに笑顔になり言った。

「鬼ごっこ?
○ナルドは鬼ごっこがだぁい好きなんだ!」

「…逃げられると思うな」

呟くように言った最後の言葉が聞こえた者はいなかった。

そして―…
少年にとって悪夢が始まったのだ。

ド○ルドにしてみれば、ただの遊びだったのかもしれないが…

8:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/23(水) 05:06

店を飛び出した少年は、人混みを縫うように走り続け、人気のない道へと出た。

「も、もう…
どっk」

「ランランルー!!」

不思議なポージングで男は現れた。
両手を上にあげ、笑顔で駆けてきた。
少年は恐ろしくなり目を逸らして走った。
後ろからは男の奇声が聞こえる。

『振り向くな
足を止めるな』

本能が告げている気がした。
あの男は危険だ、と。
一度○ンタッキーの前を通った事だけは覚えている。
だが、他の記憶は少年には既になかった。
それほどまでに必死だったのだ。
頭の中で響く、あの奇声。
その時の彼には、幻聴なのかすら判断出来なかった。

9:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/23(水) 13:33

長い回想を終え、空を見上げた。
星は見えず、儚げに輝く月だけが見えた。

「俺、どうなるんだ…?」

無性に泣きたくなった。
誰もいない。
泣いてもいいだろう。
そう思った瞬間、堰を切ったように涙が零れた。
嗚咽を洩らしながら、少年は泣いた。
そんな彼に紙を差し出す者がいた。

「…? っ!??」

少年は無意識に受け取り、気づいた。
その紙が○クドナルドの紙である事に。
そして、それが意味する事を。

「お、まえは…!!」

上手く喋れない。
恐怖で喉が渇き、擦れ、苦しかった。

10:どなるど ◆3zqI hoge:2011/03/23(水) 13:57

「やぁ!
涙は止まったかい?」

紙を差し出した奇妙な男。
そう、少年を追いかけ続けた、あの男だったのだ。

「ど、いうつぉりだ…?」

無理に声を発した。
黙っていたら、すぐに襲われる気がした(色んな意味で)。
それ程に男の目は狂喜に充ちていたのだ。

「○ナルドは、必死に逃げる君がだぁい好きなんだ!」

笑顔だった。
心の底から楽しそうに。
愉しそうに。

「さて…
そろそろイこっか♪」

今度は目が笑ってない。

「なに、る気だ…?」

身体が震える。
生理的にまた涙が零れる。

『嫌だいやだイヤダ
死にたくない』

11:どなるど ◆3zqI:2011/03/26(土) 00:04

「ラン」

男の動きがスロー再生のように思えた。

「ラン」

ヤバい。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!!!!

「ルー!!!!」

「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

少年は叫んでいた。
だが、男は無慈悲にも、大きな両手で少年の頭を力の限り押した。
少年はまるで蹴られたボールのように軽々と吹っ飛んでいった。
強く壁に叩きつけられ、少年は一つ「ッガハ…」と声を漏らすとピクリとも動かなくなった。

男はそれを満足げに見下ろすと踵を返し、軽快な足取りで帰っていった。

「これか?これか?これか?これか?…」

と口吟みながら―…

12:どなるど ◆3zqI:2011/04/04(月) 23:55

頭の割れるような痛みで目が覚めた。

「っぅぁ…」

身体中に鈍い痛みが走り、呻いたが、必死に体を起こした。
そして、少年が目にしたものはまさに地獄だった。
しかし、普通に考えるような地獄ではない。
普通の世界だ。
あくまで、景色は普通だ。
ただ、見渡す限り「赤いアフロに白い化粧、奇妙な服にバカでかい真っ赤な靴」といった姿形をした笑顔の男達がいるだけ。
それが少年にとって、これ以上の地獄だった。
幸いな事に皆、思い思いの行動に夢中なようで、少年には気づいていないようだった。

13:匿名さん hoge:2011/07/20(水) 15:32

,.∩         `ヽ
         〃∪'´ ̄`二二人\  ヽ
         | ツ´ ̄ ̄ ̄ ̄´ ヾ ヽ. ',
         |ハ ,ニ、   ,. - 、 | | | l |
         | ハ ィハ     ,二ヽ. | | | | | 同じ板にコピペするとそのままだけど、
         | | | じ'   |トJ〉  /)} l | 違う板にコピペすると鬼のような怖い顔
         | ハ  、'_,   ̄,, 厶イ川| に変わる摩訶不思議な佳子様コピペ。
         l l /\    .. イV\川 |
         ,' l l ,イ `l ̄´ /   /ヽl l
         l | l ハ  `メ、    〃  ヽヽ、__ノ
         l  ∨ └‐イ「ト--ァ'´     ハヽ__ノ
         ヽ/  }  l」」 /     / }`ー
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