意味のある無意味の意味

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1:おふね:2011/04/11(月) 07:46

あらすじ

主人公は何となく、幼馴染の美少女を殺してしまう。
幼馴染は幽霊となって現れ、『何で…?何で…?』と問い続け、主人公につきまとう。
しかし、主人公は彼女を無視し続けるのであった…。

2:おふね:2011/04/11(月) 08:16

殺ってしまった…。
俺は女子トイレで、血まみれになって倒れている『幼馴染の美少女』を眺める。
そして、昨日ラーメン屋兼リサイクルショップで買った、サバイバルナイフを見つめる。
本当に殺してしまった…。
目の前には、首から血を流して倒れている幼馴染の『結城れいな』
俺は彼女のことを好きだったし、彼女も俺のことを好きだったと思う。
朝も仲良く一緒に登校して、昼も一緒に食べた。
このままいけば、おそらく彼女と結婚し、幸せな家庭を築いただろう。
俺が彼女を殺す理由は、何一つ無い。
そして再度、ナイフを見つめる。
昨日、ラーメン屋兼リサイクルショップで買ったサバイバルナイフ。
ラーメン屋のおやじが、お店の一角に趣味で集めてきたものを売っていて、
俺はそのラーメン屋の常連だ。もちろん、れいなと一緒に来たこともある。
俺は昨日なじみのラーメン屋に来て、リサイクルショップの品物が更新されてる事に気づき
何かいい物はないかと考えつつ、リサイクルショップに足を運んだ。
そして、棚に置かれていたのは金色のサバイバルナイフで他を圧倒する輝きを放っていた。
値札を見ると、36000円「高っ!」
俺はおやじに問いただす
「おい!おやじ!どうせ拾ってきたもんに36000円てどういうことだ!?」
「あ!ばれた?しょうがないなーしゅうちゃんには25000円に負けておいてあげよう」
それでも高かったが、俺はそのナイフを購入したんだ・・・。

3:さいのうあった?なかった。:2011/04/11(月) 16:21

れいなだった物に目を向ける。夢じゃない、本当に殺ったんだ。
だが、あろうことか俺が最初に考えたのは、逃げることだった。
『どうしよう?』全力で考える。
『指紋とか、れいなから拭き取った方がいいかな?』いや半分恋人だったし、れいなの服に指紋がついていても
おかしい事は無いだろう
『逃げても、結局捕まるかな?』どうかな、だいぶ難しいと思う。
俺には動機が無い、今日も仲良く登校していたところをみんなに見られている。
それに、れいなが美少女だというところが利点だ『ストーカーによる犯行に見せかけられる』。
自分の中で自問自答を繰り返し、おかしい所は無いか確かめていく。
『よし、なら俺は誰かに見られる前に、立ち去った方がいいだろう』
俺は廊下を確認し、去り際にもう一度れいなの顔を見る
気のせいだろうか…光を失った空ろな眼が、俺を見ている気がする。
気のせいだな…これが罪悪感というものか。
俺はれいなの死体を放置し、その場を去った。

4:おふね:2011/04/11(月) 16:24

しまった!名前間違えた!

5:おふね:2011/04/11(月) 17:56

しかし女子トイレすぐの廊下で、あろうことか…もう一人の『幼馴染の美少女の横山もなみ』に出会う。
「修二?どうしたの、腕に血がついてる…。」
どうする?どうする!?
「あ、ちょっとそこで転んでな…。」
「すごい血が出てるじゃない!、早く手当しないと!ちょっとこっち来て!」
そう言って、俺をれいながいる女子トイレに連れ込む。
おそらく女子トイレの洗面所で、俺の腕を洗い手当するつもりなのだろう。
しかし、彼女は見てしまった…れいなの死体を…
『生かしておけない』
「れいな!?れいな!!しっかりして!れいな!!」
もなみは、親友であり幼馴染であるれいなを必死に抱きかかえ呼びかける。
「修二!!救急車を呼んできて!!修二!!」
『ごめん』
俺はもなみの首に腕を回し、金色に光る物で首を裂いた。

6:おふね:2011/04/11(月) 19:16

結果ほんの少し魔が差しただけで、幼馴染を2人殺してしまった。
俺は今度こそ廊下をちゃんと確認し、その場を去る。
血のついたシャツを着替えるため、放課後の教室に慎重に戻る。
途中の道で誰にも出会わず、教室にも誰もいない。
俺は机の横に吊るしてある袋の中の体操服に着替えて、血の付いた服を鞄に押し込む。
「さて、帰るか。」
俺は誰に聞かれる訳でも無い、独り言を呟くと教室から出る。
幸運な事に、廊下も下駄箱も無人だった。
俺はゆっくりと靴を履きかえて校門から出た。
いつもとは違う帰り道、横に幼馴染はいない。
しかし、悲しみは無い。涙を流すことも罪悪感に苛まれることも無い。
それどころか、俺の心の中はとても清々しく無限の空が広がっていた。

7:おふね:2011/04/12(火) 13:51

帰り道、少し遠回りをして古いコインランドリーに寄る
血の付いた服と、ついでにハンカチを洗濯機に放り込んだ。
棚にあった漫画本を取ると、適当に読む。
あっという間に45分経過し、洗濯と乾燥を終える。
俺はコインランドリーを出て家路に急ぐ。
途中、パトカーが2台学校の方に走って行くのが見えた。
『もう見つかったのか』
そして家に着いた。門を開け、扉を開けて自分の部屋に入る
『そうだ、風呂に入らないと』
もしかしたら、血の匂いが体に付いているかもしれない
俺は風呂を沸かし浴室に入り、いきなり湯船に浸かる
少々熱かったが、まぁいい
とてもいい気分だ。温かい湯船に浸かり、全身の緊張が解けていくのがわかる。
「ふぃ〜」
どれくらい浸かっていただろうか、風呂を出ようと思った時『声』が聞こえた。
???「な・・・ん・・で?何・・・で?」
声の発生源を辿る、俺が入っている風呂の水面にれいなの顔が写っていた。
まさか・・・幽霊か・・・?
れいな「ねぇ・・・どうして?そんなに・・・れいなのこと嫌いだったの?」
どうして?と言われても・・・何の感慨も無く、虫を殺した感覚に近い。
俺の心を読んだのか、れいなの顔が悲しそうに曇る。
れいな「今日のしゅう君・・・絶対!・・・おかしいよ・・・・ねぇ・・何があったの?
どうしてこんなことしたの!?おかしい・・・・おかしいよ!!」
うーんどうだろう、確かにおかしいかもしれない
でも、これが本来の自分という気もするから
それをおかしいと言われるのは非常に腹が立った。
俺はまるで、れいなが見えていないかのように無視することにした。
れいな「ねぇ見えてるんでしょ?聞こえてるんでしょ?聞こえないふりしたって無駄だよ!ねぇ・・しゅう君!
しゅう君!!」
俺はこいつの見てる前で、体を洗いたく無かったので風呂から出る。
れいな「待ってよ!!しゅう君!」
れいなの顔が水面から消え、俺の前に実体化する。
幽霊に関する知識など全く無かったが、こいつはかなり強力な霊じゃないのだろうか?
『無視するのは危険じゃないか?』
確かに、殺されるかもしれない・・・
俺「れいな」
れいな「やっぱり!聞こえてたんだねぇ!!」
クソ!こいつ!かまをかけていたのか!!
れいな「ねぇ次私の質問を無視したら・・・・・殺すよ・・。」

8:おふね:2011/04/12(火) 14:18

れいな「で?何があったの?どうしてこんなことしたの?ねぇ?何で?」
どう答えるべきか迷った。正直に話せば、殺されるかもしれない・・・。
しかし、俺は正直に話す事にした。
「いやナイフ買ったら試し斬りしたくなって、たまたま女子トイレにれい・・・」
れいな「嘘だよ!!!!本当の理由を!!話してよ!!!!!そんな理由で人を殺せるわけないじゃん!!!
ねぇなんで???なんで???嘘つくの!?ねぇ何で!?」
嘘じゃないんだが・・・。困った。全く信じない。
れいな「今度!嘘ついたら!絶対殺すからね!!絶対だからね!!!」
れいなの眼が物凄く暗い。
だめだ、こいつ冷静さを失ってる
昔からこういう時のれいなは、非常に危ない奴だ。
しかし、どう答える?はっきり言って幼馴染の美少女より、この世に大切なものなど無いだろう。
脅されたからという言い訳は使えない。
そうだ!あの手があった!
俺「れいな」
れいな「何?話してくれる気になったの?」
俺「好きだよ」
れいな「しゅう君?もしかして・・・そんな言葉で私を黙らせようとしたの?もしかして?いや・・・でも?
そんなこと無いよね??ねぇしゅう君!?」
やばい!通じなかったぞ!それどころか事態を悪化させてしまった。
れいな「しゅう君には・・・ちょっとお仕置きが必要のようだねー」
・・・・れいなの眼がさらに暗くなる。
れいな「大丈夫だよ・・・今は殺さないから・・・ちょっと痛いかもしれないけど」
クソ!ヤバイぞー!幽霊が存在するなんて聞いてないぞー!
何かこいつに対する、対抗手段を持たねば
れいな「しゅう君?痛いけど我慢してね?私だって痛かったんだから!!」

9:おふね:2011/04/12(火) 18:00

俺は激痛の末、意識が途切れてしまった。
気がつくと、自分の布団の上にいた。
何をされたのか不明だが、目覚めた時、数分間体が麻痺して動けなかった。
ふと、れいなの姿を捜す・・・良かった。今はいないようだ。
ふと、いい匂いが台所の方から流れてきた。母さん帰ってきたのか。
そして俺は台所に向かう・・・が・。
れいな「おはよう。しゅう君」
そこには料理を作っている、れいなの姿があった。
俺「え・・・・?」
馬鹿な・・・幽霊だぞ・・・物体に干渉できるのか・・?・・やばい・・・こいつは相当やばい
れいな「ごはん、もうすぐできるから座って待ってて」
もしかして!?俺はすごく嫌な予感がして、思わず自分が存在しているか確かめようとする。
れいな「大丈夫、死んでないよしゅう君は」
俺「本当に死んでないのか・・・?」
れいな「そうだよ、それとも死にたい?」
俺「嫌だね」
それからしばらくして・・・。
れいな「ごはん、できたよ」
れいなは、棚から皿を出し盛り付けをしてテーブルに並べる。
俺は黙って食べ始める。うんやっぱり美味いな・・・だが・・・
れいな「どう?おいしい?」
眼の前の席に座り、いただきますをして食事を食べてるれいなを見つめる。
こいつは何の目的で、俺に憑いているんだろう。復讐が目的なら、もう俺は死んでいるはずだ。
俺「おまえ・・・何で?」
れいな「何でって・・しゅう君から本当の理由を聞くために、戻ってきたんだよ」
俺「だから言っただろ、試し斬・・・」
れいな「嘘だよ!!!嘘ついたら殺すって言ったよねぇ!?何でまた嘘つくの!?ねぇ!?何で!!?」
俺「ごちそうさまっ!と」
れいな「ちょっと待っ・・・」
俺はそのまま自分の部屋に戻り扉を閉める。ふぅ〜これで安心。
しかし、れいなは扉を透過し俺の部屋に入る。
れいな「逃げたって、無駄だよ?しゅう君がいくら逃げたって、私はしゅう君から離れないから」
・・・どうする?
俺「お前は一体何がしたいんだ?」

10:おふね:2011/04/15(金) 15:40

イメージ尽きた。凍結


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