脳力という能力がある学校

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1:瑠璃:2011/05/03(火) 14:11

脳力という能力が使える力脳科中学校(りょくのうかちゅうがっこう)。
天才脳力者もいれば平凡脳力者もいる。
あと…めったにいないがたまに「無脳力者」という者がでてくる。
脳力が消えてしまったり元からない者のことを言う。

この話は 柊 夢香  という中学二年生の物語。

恋愛も流行にも勉強もよく分からない天然な子。

不思議な子になってしまったのは小さいころに父親を亡くし
母親に捨てられたからである。

養護施設にいたが訳ができて、この力脳科中学校…この力中に転校してくることになった。

訳もしらずに来た夢香。これまた…



     めったにないという無脳力者。

夢香を変える学園ストーリー!

2:瑠璃:2011/05/03(火) 14:38

「いままでありがとうございました」

私は養護施設に別れを告げた。

いきなり力脳科中学校に転校してって言われて…

別になんとも思わなかった。

別に仲がいい友達がいたわけでもないし
好きな人か゛いたわけでもないし…

どちらかというと離れたかった…

どうでもよかったから名前とか覚えてなかった。

そして今日からこの力脳科中学校に通う。

私を案内してくれたのは野中 和音先生。
若くてどちらかといえば顔はいいほう。
別に憧れてないけどね。

「はじめまして夢香ちゃん。ここが君のクラスだよ」

ガラッっ

……えっ…

3:瑠璃:2011/05/03(火) 14:47

少な…い…

1…2…5人…?

女子三人男子二人。

そしてこのなれていない私の席の隣にはだれもいない。

「あの先生…一人ですか?私…」

「あぁ…隣の子遅刻かサボりだよ。」

サボり…?たしかここは寮生活のはず…
サボりっていったって…


ガラっっ


乱暴にドアが開いた。

「天野雫君っ遅刻ですよっ」

先生は適当に怒っていた。
どうにもならない悪子なんだな…

…ポタッ…ザぁーーー

…水??!!今あのこの指から水が…

先生はたちまちにびしょぬれになった。

「…るせぇ…遅刻なんてどうでもいいんだよ…」

「こらっ脳力を簡単につかったらいけませんっ」

脳…力?そんなもの現実にあるの?

4:瑠璃:2011/05/03(火) 14:56

「現実よ。これは現実にあるのよ」

一人の女の子がしゃべった。
私を馬鹿にしてるの?
はじめてきたんだからしょうがないじゃないっ

「しょうがなくないわ。ここに入る前に少しは知っときなさいよ」

…私何も言ってないのにこの子…
私の気持ちわかってるの…?!

もう一人の女子が言った。

「小梅ちゃんさすがですわ。そうよ…少しはしっとかないとっ」

「別に…」

「はいはいっまだ彼女はよく分からないので…野川 蓮華さんっあとで教えてあげてください。」

「はいっよろしくねっ柊さんっ」


あとできくとあの心読みしたやつは天野小梅というらしい。
それに賛成したやつは透原 スミレというらしい。
野川さんが説明してくれた。

5:瑠璃:2011/05/03(火) 15:09

「能力は知ってるよね?」

私はうなずいた。

「能力とは違って脳力は頭の脳から使う力のこと。
 っていっても種類は大体おなじだけどね…
 さっきの雨使いは天野雫君。天野君は学校内での天才少年で
 ちょっと悪って感じだけど…天野小梅さんの双子の兄。」

ふ…双子ですか…

「小梅ちゃんは心読み使いでさっきみたいに人の心を読むの。
 スミレちゃんは透視使いで物の中身を透かしたりできる。
 で…私は移動使い。瞬間移動や物をうごかしたりするの。
 この学校はみんな脳力をもっているよ。」

あの…いまさらですが…私力ないですよ…

「そっか…でもたまにいるよ☆無能力者っ」

「私なんかがいていいの?何もできないよ。」

「いいのいいのっ楽しかったら何でもいいじゃんっ」

なんかいい人…

「ありがとう野川さん」

「えーっ蓮華でいいよっ夢香でいい?」

「う…うんっ蓮華っ」

はじめて…こんな友達…

「仲良くなれたみたいね。」

そこにたっていたのは綺麗な先生…

6:瑠璃:2011/05/03(火) 15:15

名前は…柊 萌先生?! 
名字いっしょだ…
にしてもどこかで…

「先生っあたしら親友でーすっねっ夢香っ」

「はっはいっっ」

「よかったーっ先生も安心したよ。ほかの子とも仲良くね。じゃっ」

どうやら副担任らしい。蓮華が私の耳元に来た。

「ここだけの話…野中先生と柊先生って付き合ってるんだってっ」

「えぇっそうなのーっ美人だもんねっ」

こんな恋愛話もしたことない…
私は少しずつ今かわっているんだ…
なんかわくわくする…

これから事件が起こったのだった。

7:瑠璃:2011/05/03(火) 15:24

後ひとつ言い忘れたことがあるって蓮華が言ってた。
力は使うには体力がいるんだって。
ほんとうにつかいすぎたり…したら駄目なんだって。
力と体が合ってなかったらもっとやばいことになるらしい…
こういう条件がついている力は
とんでもないことだと…後で知ったのだった…

8:瑠璃:2011/05/03(火) 18:29

「柊先生…大丈夫ですか?」

「野中先生…大丈夫です…」

「顔が真っ青ですよ…休んだほうが…」

「いえ…いつかは慣れなければならない環境ですから…
 二人とも仲良くなれたみたいですし…」

「無理はしないでください。いつでもフォローしますから…」

私はこの会話を聞いていない。
聞いていたとしても意味は分からなかっただろう。
なぜ…あの時思い出せなかったのか…
あの時思い出していればこんなことにはならなかったのに…

9:苺:2011/05/04(水) 09:35

「なんで無脳力者の夢香がここにきたの?」

…蓮華の質問に私は答えられなかった。
なぜなら何も聞かされていないからだ。
いきなりここに行ってって…

「…あぁっ…ごめん…あ…あのさっみんなの名前覚えた?」

話をかえてくれた。
「小梅ちゃんとスミレちゃんと雫君は覚えた…」

「…え…今雫君…て…」

「えっ…間違えてた?」

「いやいやっ…ってかあたしはどうなったんだよーーーっ」

「あああっ違う違うっ忘れてたノーっ蓮華ーー」

何で雫君って言ったら変な顔したんだろ…
間違ってた??

「間違ってないわよ。」

「わっっっ小梅ちゃんっびっくりした…心読んだの?」

気をつけないといろいろ読まれちゃう…
ってかこんなこと思っちゃ駄目っっ
聞こえちゃうっ

「ごちゃごちゃうるさい。お前が初めてだったんだよ。」

初めて?

「兄の名前で呼んだの。みな恐れ、兄のことは名字ぐらいだったから」

「恐れって…そんなに…?」

バシャッッッ

こんなことを言っている間に…コイツつっっ

10:瑠璃:2011/05/04(水) 09:36

名前間違いました…
苺は瑠璃です

11:瑠璃:2011/05/04(水) 09:39

「何勝手に人の話してんだよ」

かなり怒ってる…
私と小梅ちゃんはびしょぬれ…

「何ぬらしてるのよ。そっちこそ勝手じゃないの?」

「妹の立場でそれかよ」

兄妹喧嘩ですか…

12:瑠璃:2011/05/04(水) 20:42

……はっ!

急に思いだした。
ポケットの中にたしか写真が…
お母さんとお父さんと私がうつっている写真。
あともう一人…私の双子の弟。
名前も分からない弟。
私の記憶にはない。
まぁ知らないものはしょうがない。   いやいや

あれは大事な写真…



ポケットの中でぬれていた。



もう戻らない状態…今にもやぶれてしまいそうな…
私の心もやぶれてしまいそう。

「あんたのせいで…雫君のせいで…写真が…」

「勝手に人の名前呼ぶな。お前が悪いんだよ。」

「な…しず…天野君の話してなにがいけないのよっっ」

「ムカつくんだよっオレの話をするなっ」

私はこの双子というキーワードが頭の隅にある。
なぜだか分からないけど…
大事なことを私は忘れている。

13:瑠璃:2011/05/04(水) 20:46

「もう知らないっ」

私は写真を投げて教室を飛び出た。

「お兄ちゃん…あの子…寂しいんだよ…
 私たちと何かをかさねてる…それ以上は読めないの。
 鍵がかかっているの…」

「鍵…?」

「何かの力がくいとめてるの…でももうすぐ解かされそう…
 力が弱くなってきてるの…」

「関係ねーよ」

14:瑠璃:2011/05/04(水) 20:52

馬鹿天野っっ
大っっ嫌いあんなやつっ

「柊…さん…」

…小梅ちゃんっ

私の心のことを教えてくれた。
何か鍵がかかってるって…
精神的なことじゃなくて力のなにかだって…
鍵があるはずなんだって…

「そういえば私…ちいさいころの記憶がないの…
 思い出そうとしたら頭が痛くなっちゃって…」

「あの写真が心の支えだったのね」

そう…あれしか昔の証拠がないの…
でももうない…
今頃天野君がぬらしてしまっているだろう…

「兄はそんなやつじゃないわ。」

また読んだ…
そして去っていった…
無表情の小梅ちゃん…
自分の心はちゃんと読めてるのかな…?

15:アメ ◆kvG6:2011/05/04(水) 21:35

続きが気になります!
頑張ってください♪

16:瑠璃:2011/05/04(水) 22:36

ありがとうございますっっ
アメ様のもなかなかですよっ

17:瑠璃:2011/05/04(水) 22:47

彼は飛田 葉君。
天野君の親友らしい。

「雫はお前の大切なものをわざと汚したんじゃない…」

…といきなり言われた。

「これ…雫の机に入ってたんだ…」

それは
ぬれたはずの写真…すっかりかわいてた。

なんで…

「雫…自分がつかった雨の力をこの写真から吸い取ったんだ…
 本当は体に負担がかかるから禁じられているんだけど…」

…あの意地悪な天野君が…?!

「本当はやさしいんだ…雫…」

そっか…

「ちなみにオレは飛田 葉。…あっ名字じゃなくてもいいよオレは。」

「いいのっ?じゃあよー君って呼ぶねっ」

「いいよ。柊。」

18:アメ ◆kvG6:2011/05/04(水) 22:49

そんなことないですよ…;;
私のは駄文です……orz
12〜14で涙が出そうになりました……;;←
これからの展開がものすごく気になります!!

19:瑠璃:2011/05/04(水) 22:53

うーーん…

転校してから一週間。
いまだに悩んでることがあります。

1 天野君と解け合わない。
2 学校広すぎて迷う。
3 体育苦手  ←どうでもいい

はぁ…大体ここの学校の体育ハードすぎっっ
毎日あるし…
みんなちからつかってるから体力あるし…
とてもついては…


でも…体育は1の悩みを消してくれた…
こんな出来事か゛あった。

20:瑠璃:2011/05/04(水) 22:54

な…涙ですかっっ
ありがとうございますぅ…っっっ

21:瑠璃:2011/05/04(水) 23:02

「え゛ーーーーーー」

私は叫んでしまった。
今日は…50キロマラソン大会だそうです…

みんな余裕…はぁ…

とくに天野君はどれだけ走っても顔色一つ変えない。
なんかむかつくっ。

「よーい…スタートっ」





はぁ…はぁぁ…疲れた…

ただいまビリ。一キロで疲れました…

コツンッっっ

紙飛行機が飛んできた。
手紙だった。

柊へ

無脳力者は疲れるよね…
オレは羽使い。
羽を自由に操るんだ。
大変だと思うから力貸すよ。
この紙飛行機の羽の部分を靴に入れてみて。

葉より



よー君感謝っっ
入れると体が軽くなった。
ラック楽ーー

22:瑠璃:2011/05/04(水) 23:04

ただいま40キロ地点っ
楽だ…
ここを右にまがって…行くんだよね。

私はこのとき看板を見間違え…
みんなとは違う方向に行ってしまった。

23:瑠璃:2011/05/05(木) 09:13

おかしい…
周りに人がいない…
 
   迷った?

いやっ誰かいるっ

でも座ってる?走ってない?

私は近づいてみた。

 
 …天野君?!


座りこんでいた。

「どうしたの?!」

たしかトップのはす゛…

「なんでもない。消えろ。」

「な…分かったっ私と一緒で迷ったんだっ」

「何でお前と一緒にされなきゃいけないんだっ」

「何よっもぅっ早く行こうよっ」

「勝手に行け。」

私は天野君の腕を引っ張って無理やり行かそうとした。
でも天野君は立った瞬間にガクッってなってまた座った。

足を怪我してるみたい。

何かにひっかかれているような…
ただの怪我じゃないみたいだった。
とても歩けそうじゃない。

この私身長150センチのちびが男子を背負うなんて無理。
っていつても天野君も160もない感じ。
いやいやどうでもいい。

そうだっ

私の足についてる羽…
天野君につけてあげたらいいんだっ

と思いつけてあげた。

「その羽…葉か…どうしたんだよそれ」

「よー君にもらったんですーだっそれで歩けるで……うわっ」

羽を渡した瞬間私の足は崩れた。

24:瑠璃:2011/05/05(木) 09:19

「いままで羽ではしってたから急に戻ると自分の足でいままではしったことになるんだ」

なにぃっ

じゃあ40キロ走った足なのかこの足わぁっ
痛いーーー

天野君は大丈夫らしい。

「天野君行ってよっ誰か呼んできてっ」

「は?お前…オレに行けっていうのか?」

「足怪我してるんだからはやくっ」

「お前も珍しいやつだ。ほら。」

天野君は私に背中を向けた。

「お前くらいのちびだったら大丈夫だ。乗れよちび。」

なっっっなにぃっっっ
私は天野君におぶってもらった。
天野君の背中は…とても暖かかった。

25:瑠璃:2011/05/05(木) 09:34

やっとみんなのところに戻れた。

「夢香っやっともどってこれたんだぁ心配したよーー」

「ごめーん蓮華っ…天野君は?」

「あ…あの子ね…体弱いからこういうマラソンとかしたらすぐ体壊しちゃうんだー」

     …えっ

保健室に行ってみた。
話し声が聞こえる。
保健の先生だ…

「天野君ったら…足に体力が持つように力入れておいたのに…なんで傷になってるの?」

「知るかよ…」

「天野君は体弱いんだからっ人の力をつかったらだめですっ」

「わかってる…」

「わかってないじゃないもうっ先生行くからっ」

ガラッッ

「ひ…柊さん…?!   じゃっじゃあいくね先生…」

そそくさと行った。
私のせいでまた体悪くしちゃったんだ…
勝手に羽使わせちゃっておぶらせて…

「天野君…ごめんね…」

天野君はベットで寝てた。

起きたら誤ろうと思ってまってたけど…
いつのまにか私も眠たくなっちゃった…
ちょっと寝ちゃおっかな…

「ひ…柊…」

ほえっ天野君の寝言っっ

「夢……香……」

私ですかっっっっ

26:瑠璃:2011/05/05(木) 09:37

そのとき天野君の目が覚めた。

「天野君ごめんなさいっ私…」

「べつにお前関係ないし。ちび。」

「なっ…人がせっかくっもぅってかちびちびうるさいんだよっ」

「ちびだからしょうがない」

「さっき寝言でいってたもんっ私の名前っ」

「空耳じゃね?」

「なっなにいぃぃぃぃ」

「…フッ」

笑ったっっあの天野君が笑った…
一瞬だったけど…
意地悪だけどやさしい…

27:瑠璃:2011/05/05(木) 12:19

マラソン大会から一ヶ月…
五月の合宿でっす☆

行くメンバーは中二のみんな☆  っていっても
少ないけど…

班は二つありまーっす☆

まずAグループの班長…蓮華でーすっ
班員は私とよー君と天野君っ。
担当の先生は萌先生。

Bグループの班長は透原さん。
班員は小梅ちゃんと初登場の森 奏汰君。
担当の先生は野中先生。

少ないメンバーだけど…楽しんでいきたいと思いますっ

テンションがたかい私です…
初めてだから…大切な友達と行くの…

28:瑠璃:2011/05/05(木) 12:30


1泊2日で川にテントはって合宿です。
ただ今午後四時につきましたっ
今から班ごとにカレーを作っています。
食べたらお風呂はいってきもだめし…
ちょっと怖いけど楽しそうっっ

「ちょっと夢香ぁっ焦げてるよっ」

「ああーぁっごめんっ…」

「もぅっしょうがないなぁ…あたし変わるからご飯炊いててっ」

「蓮華は上手だね料理。」

「将来調理師になりたいのっ☆」

夢か゛あるなんてなんてすばらしい…

ご飯を炊いているところに行った。
そこには天野君がいた。

「よー君は?」

「煙に酔ったみたいだからあっちで寝てる。」

「天野君一人でえらいね。私なんてさっき焦が…うわっ」

顔をぬらされた。

「何上から目線で言ってんだよ。」

ふんだっ

「じゃあよー君の様子見てくるっ」

私は保健所へ行った。
もう起き上がっていた。

「よー君大丈夫?」

「うん。大丈夫。柊ちょっときいてくれる?」

29:瑠璃:2011/05/05(木) 12:35

「雫…人と喋るのが苦手なんだ…とくに女の子。」

…でも普通に話してたような…?

「なのに柊と話すようになってからちょっと変わったんだ…雫。」

「そうなの?」

「保健室とかね☆」

「みてたのっ?!マラソン大会のあと…」

「ごめんっでも本当なんだ。だからこれからも仲良くしてね」

「あたりまえだよっ」

…と一件落着してカレーを食べて…
地獄のきもだめしが始まった。

30:瑠璃:2011/05/05(木) 12:43

「はーいっくじ引きひいてねー」

野中先生がつくったくじをひいて二人一組ペアでいくことになった。
でも一人余るから一人で行く人が出てくる…と…
あ゛ーーーーーーーーーーーーーー


運悪く一人です…

「夢香ちゃん大丈夫☆お墓のところに花をおくだけだからっ」

先生の馬鹿ぁぁ
一番に蓮華&よー君ペアが行った。
二番に奏汰君&透原さんが行った。
三番に小梅ちゃん天野君かが行った。
つぎだぁぁぁ

「マラソンみたいに道間違えないでね☆」

野中先生のんきすぎーー

怖いけど私はスタートした。



「おばけ嫌い…母親に似たのだろうか…ねっ柊先生っ」

「私に問わないでくださいっ」

31:瑠璃:2011/05/05(木) 12:50

風の音…川の音…ぜーんぶいっつも聞いてるのに怖い…

ここを曲がってまっすくだよね…

ヒュュュュュっ

怖い怖い怖い怖い怖いよぉーー

あれ?道がありませんけど…?

ガタっ

足元がくずれて…   えぇえええっおっおっ落ちるーーー

「きゃぁぁっ」




  あれ?      落ちたはずなのに痛くない…

恐る恐る目をあけてみた。
   誰?

誰かが私を抱いている。

 …だれ?

32:瑠璃:2011/05/05(木) 12:53

そのころ天野双子ペア

「お兄ちゃんなんか喋って」

「別に何もない」

「つまんないし」

「知るかよ  …ん?゛今誰かの声が…」

「何もきこえなかったよ」

「この声…あいつだ…」

「あいつ?」

「行ってくる…」

「ちょっ…お兄ちゃんっそっちは崖だよっ」

33:瑠璃:2011/05/05(木) 13:00

男の人が私を抱いてくれている…
助けてくれたの?誰?
よー君?天野君?  違う…っ
この懐かしい感じ…私が好きだったこの腕の中…

『夢香。大丈夫。』




あ…



お父さん…?



『今…夢香のことを思ってたすけに来てくれているよ…』

たすけて…くれたの?
天国にいるお父さんなの?


私が大好きだったお父さんなの…?


「おいっっ」

…天野君っ
天野君が走ってきてくれた。

「何やってんだよっこっちに戻れっ」

お父さんが通ったこの道を行けば…
お父さんと一緒にいられるの?
なら…私も連れて行って…

『お父さんと行くか?』

34:瑠璃:2011/05/05(木) 13:02

そのころ小梅…


「あっ…柊先生っ来て下さいっ」

「どうしたの?」

「わかりません…でもお兄ちゃんが急にどっかいっちゃって…」

「一緒に探すわ」

35:瑠璃:2011/05/05(木) 13:15

「お父さんと行くって…何考えてんだよっ…
 聞こえてんのかよっっ」

天野君…私お父さんのところに行く…
いままで家族と会えなかった分…今から会うのっっ
いいでしょう……?

「死ぬってことなんだぞ?いいのかよ?」
いいの…それでも家族を選ぶ…上へいったらお母さんもいるかもしれない…

「夢香っっ帰ってこいよっ」


え…今…

「やめなさい。その子のいうとおりよ。」

天野君とは違う声がした。

柊先生っ?!

「心配しなくてもいい…今までの分ちやんと取り戻すから…
 お願い…その子を返して…」

今までの分?なにそれ…

『夢香…君は十分もう愛されているようだね…
 安心したよ…萌…たのむよ…』

…二人は知り合いなの?
どうなの…?

『蕾が来るよ…頑張って…』

そういってお父さんは柊先生に私を渡した。
蕾って…?

「夢香ちゃん…ごめんね…大丈夫?」

「はい…なんで誤るの?」

「いつかちゃんと話すわ。」

36:瑠璃:2011/05/05(木) 13:24

帰り道話した。

「私…天野君が夢香って呼んでくれたときうれしかった…」

「…………」

「あのっ」

声がかぶった。

「先どうぞ」

「先に言え」

「分かった。あのね…天野君私のこと名前で呼んでくれたでしょ?私も…私も名前で呼んでいい?」


転校初日に私は天野君に名前で呼ぶなって怒鳴られたから…
それをちょっと思いだしてしまった。

「勝手にしろ」

…いいの?!

私はうれしくて仕方がなかった。
雫君…またこう呼べるんだ…なんかうれしい…
でもこのとき…雫君の話なんてきくのを忘れてしまっていた。
気づいたのはもっと後だった。

雫君がつらい状況だったなんて…まったく気づいてなかった。

37:瑠璃:2011/05/05(木) 18:49

お父さん。
こないだは助けてくれてありがとう。
お父さんは天国で愛してあげるっていってくれて
うれしかったよ。
でもね…今はこっちの世界でも守ってくれて愛してくれる人はいたよ…
私がんばるよ…
みんなはいろいろな問題をかかえているみたい。
先生のことも友達のこともまだまだだけど…
これからも頑張るから…


    おわり

38:瑠璃:2011/05/05(木) 18:55

えっと…とりあえず1期終了ですっ
第二期は脳力という愛がある学校…というので書きたいと思いますっ
夢香たちの秘密が明らかに…?!
いままでになかった愛も生まれます☆

暇な人はぜひみてください☆

39:瑠璃:2011/05/09(月) 21:02

第二期 脳力という愛がある学校という続編は見ていただけたでしょうか??
第三期も書こうと思うので暇な方は見ていってくださぃ


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