俺の妄想

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1:俺の夢:2011/07/01(金) 13:29

王立第十三魔術騎士団。これが、今日から私が配属される部隊の名前だ。
王国内でも最強と呼ばれる部隊に、配属される喜びは言葉にできない程だ。
けれど、喜びと同時に不安もある。この最強の部隊で自分はやっていけるだろうか?
『あの人』の足を引っ張ることは無いだろうか?
…美しく整った顔立ち、美しい黒い長髪、凛とした薄赤い綺麗な眼、スタイル抜群の容姿
あの人の...エレナ隊長殿の事を考えるだけで、私はとても幸せな気分になれるのだ。
と、考え事をしていたら、いつの間にかエレナ隊長殿がいる部屋の前まで来ていた。
私は身なりを整え、白銀の長髪を櫛で梳いてから、扉をノックした。
「誰?」
「今日から、王立第十三魔術騎士団に配属される事になりました。エルナ・エリカ魔術騎士です」
「入って」
「はい!失礼します」
入ると、隊長の他に美少女が一人居た。たぶん…今日配属されるもう一人の魔術騎士だろう。
「座って」
隊長の執務机の前にある、ふっかふかのソファーに腰を下ろす。
隣に座っている同僚に、挨拶をした方が良いと思ったけれど、隊長が口を開いたため、自己紹介を断念する。
「早速だけれど…任務に就いてもらうわ。あなた達は私と一緒に三人で…」
「隊長殿とご一緒の任務ですか!?」
「…何か?」
「あっ…いえ……すいません…」
「時空管理局からの特別任務よ、気を引き締めなさい」
「すいません…」
「時間が無いから省略するわね。ある時空のある町が、夜10時に突然発火したそうなの。付近の魔力濃度を調査したら濃度はレベル10(最高ランク)
であきらかに魔術師の仕業だという事が分かったの、町の住民はたった一人を残して全員殺害されたし、緊急事態ね」
「私たちの任務は…そのたった一人の生存者を救出するんですか?逮捕するんですか?」
「行って確かめるしかないわね。行きましょう」
そう行って隊長は杖を構える。巨大な魔法陣が瞬時に浮かび上がり、部屋が白い光に包まれた。
白い光が収束し消えると、既に例の町の上空にいた。
「ひどい…一体何のために…こんなことを…」
町は灼熱の炎にやかれ、あちこちから巨大な黒煙が上がっていた。
「町の中心の公園に生存反応があるわ、行きましょう」

2:俺の夢:2011/07/01(金) 13:33

「はっ!」気がつくと、俺の部屋は燃えていた。
視界の全ては真っ赤に染まっている。部屋の全てが燃えていて自分が、なぜ焼け死んでいないのか不思議だったが
そんなことよりも俺は思った。『逃げなきゃ』と。燃えているドアを蹴破り、玄関に急いだ。
もちろん、廊下も燃えている。だが非常時だからだろうか?生命の危機だからだろうか?
俺は裸足でパジャマ姿で燃える廊下を全力で駆け抜けたが熱さや痛みの類は無かった。
玄関に到着し扉を開けた。見ると、辺り一面炎の海だ。燃えているのはこの町自体のようだ。
そりゃそうか、これだけ燃えているのに消防車のサイレンの音が聞こえてこない。
まぁいいや、とりあえず燃えるものが無さそうな広い公園に行こう。
7分後...
相当広い公園なので、何人か避難していると思ったが………誰もいない。
そういえば走ってる時も、人を全く見なかった。正確には、人だった炭は見た。
……、あっしまった。孤児院のみんなの生存を確認するのを忘れていた…。
が、今更戻る気にもなれず、割とどうでもいいのでこの公園で誰か来るのを待つ事にした。
一時間後...誰も来ねぇし、腹減った…。
相変わらず周りの建物は、鎮火する気配もなく轟々燃えていて。あ〜腹減ったー。
……この公園には時計がある。現在時刻は夜11時ぴったりで、これくらいの時間帯なら起きてる人も多いはずで
たくさんの人が避難してくるはずなのに……誰も来ねぇー。
あー腹減った……あっ…そうだ!。こういう災害時の時のために、公園のベンチの下とかに非常食が置いてあるんじゃないのか?
発見した。確かに何か入っていそうだ。だが、しかし…鍵がかかっている…………あっ!でもこれ、ダイヤル錠だ。
これなら時間はかかるけれど開けられる。俺はこの中に食糧が隠されている事を信じて、地道に3桁の答えを探していく…。
1時間30分で001から999までいったけれど…開かない………?。
よく見ると、ダイヤル錠なのに鍵穴があった………。『意味ねぇじゃん!!』あーあ。
俺は公園のグラウンドに寝転がった。
「あーあ。俺なにやってるんだろう…?」
かなり今更だが…暑い…そして空気が薄い。
鎮火の気配は無い。炎は元気よく轟々と町を燃やしている。
「何であんなに燃えてるんだ?」
誰もいないのに誰かに問いかける。
でも、このままこうしていても仕方ないや、コンビニかスーパーかに火事場泥棒しに行くか、と立ち上がった瞬間に、後ろから声が聞こえた。

3:俺の夢:2011/07/01(金) 13:35

でも、このままこうしていても仕方ないや、コンビニかスーパーかに火事場泥棒しに行くか、と立ち上がった瞬間に、後ろから声が聞こえた。
「動くな!!」
女性の凛としたハッキリとした声が聞こえた。?動くな??
よく分からんが、その警告を無視して振り返ると…棒を持った美少女が3人いた。
青と白で統一された服を身に纏い、手には杖のような棒を持ってる。
それは…テレビとかでよく見る魔法使いのコスプレイヤー見たいで……俺は思わず…
「ぷっw……。」
俺は思わず笑ってしまった。
「なっ…!きっ…貴様…何がおかしい!?」
向かって左側の短髪の美少女がいきり立った。
「何が?…って全部だろwあんたらこんな状況でコスプレしてる場合か?wプッwククククw」
俺は笑いまくった。
「わっ…笑うなっ!!」
だが、俺は笑い続ける…
「笑うな!と言っている!!」
今度は向かって右側の長髪の美少女が怒った。
あー、飽きた。確かに暇だけれど、痛い電波美少女を相手にしてる暇は無い。
俺は再び地面に寝転がった。
「……立て…」
今度は中央にいた黒髪の美少女が、いつの間にか俺の近くにいて、その綺麗な足を高く上げて、鋭い蹴りを俺の頭に放ってきた!!。
「あぶねっ!!」
俺はそれを間一髪で避け、約3メートルの間合いを取る。
「いきなり何するんだよ!?」
「お前が、我々を愚弄するからだ。」
「確かに笑ったのは悪かったけどさ、(いや待てよ、こんなキチガイ相手にしても仕方ないか)」
俺は全速力でこの公園を離脱した。
「貴様っ!どこに行く気だ!!」
「お前らが居ないところ!!」
道以外の全てが燃えている。そんな状況で俺は全力疾走していた。
最初は公園を出てから、徒歩で安全な場所を探しに行く予定だったが、
なんと…あのキチガイ達は追いかけてきた。しかも俺の全力疾走に追随している。
これは正攻法で撒くのは無理だろう。何か良い手段は無いか?と思考を巡らせるうちに
ある手段を思いついた。
「あっ!あそこに魔道書が落ちてる!!」
だが...しかし...子供じゃあるまいし...こんな手...ひっかかるはずが...。
しかし…あろうことか…キチガイ達は俺の指さした方向を見…た。
俺はその隙に逃げた。
キチガイ達は、あるわけがない魔道書をしばらく探してから
「…なんだ?魔道書など…無いではないか。」
「wプッwククククw」
既にキチガイとの距離は30m以上離れている。これなら逃げ切れそうだ。
だが、俺の逃走に気づいた黒髪の美少女は、棒を構え何やらぶつぶつと独り言を喋っているようだ。
お、まさか…魔法を使う気か?w
だが突然、見えないハンマーにぶん殴られたような衝撃が頭を揺さぶり、俺は地面に倒れた。
地面に倒れた後も、休みなく何回も見えないハンマーが振り下ろされる。
俺は意識を失ってしまった。


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