スクラップ

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1:壱 ◆UDPI:2011/09/07(水) 16:01


【壱からのお願い】

*基本1レスで終わるようなストーリーを作成すること
*ストーリーには題名をつけること
*出入り自由

2:壱 ◆UDPI:2011/09/07(水) 16:23

『カミ様』

カミなんて信じてなかった。まさか、自分がカミに祈り、願う日が来るなんて。


ど、どうしよう。限界だ。信じたくない。プチパニック。
嫌だぁぁぁぁぁ!ちくちょうぉぉぉぉ!!…もう、ダメかもしれない。

カミ様お願いです。どうか、助けてください。

「今、トイレで非常に困っているのです。」
「薄毛に悩んでて、もう会社に行きたくありません。」
「この作業、下っ端には無理だなんて。くそっ、あんな奴。」
「早く!喧嘩を治めてぇぇぇ…結局正しいのはどっち?」
「とにかく今すぐ守って。っうわぁぁぁぁぁ。」
「次男だけど家を継ぎたいです。ニートじゃ近所の視線が痛いんです。」
「賢くなりたい。」

それぞれが一斉に、それぞれの「カミ」に祈り、願った。

3:壱 ◆UDPI:2011/09/08(木) 02:22

『明日は存在しない』

昨日終わるはずの仕事は、今日になっても終わる気配を見せない。
気晴らしに大きく伸びをすると、背骨がペキペキと音を立てる。
「もうこんな時間か。」
と、ぼやきながらキーボードを淡々と打ち始める。
外は虫達が大合唱、部屋は一向に静かにならない。
今日はまだ、眠れそうにない。


そうして幾度目かの「今日」が「昨日」になるために消費されてゆく。

4:壱 ◆UDPI:2011/09/08(木) 11:34

『そんなものです』

喜んでいる人が、心から喜んでいるとは限らない
怒っている人が、心から怒っているとは限らない
泣いている人が、心から泣いているとは限らない
笑っている人が、心から笑っているとは限らない


だから世の中は面白い。そういって笑っていて、石を投げられる奴。
何が面白い。何も面白くないではないか。そういって石を投げる奴。
どうしよう。大変だ。と頭を抱えて悩み怯えてストレスを溜める奴。
喧嘩は絶対にいけないと言って、関係ないのに強引に止めに入る奴。
その様子をどちらでも良いではないかと、つまらなそうに眺める奴。
仲が良いですね。と言い、穏やかに笑いながらその様子を眺める奴。


「あぁ、そろそろ時間だ。」

と、誰かつぶやく。

六人は「それでは、また…」と軽く挨拶を交わしその場を去った。

5:壱 ◆UDPI:2011/09/08(木) 16:21

『森のクマさん』

ある日、森の中でクマさんに出会った。
いや、出会ったというよりクマさんを見かけたといった方が正しいのかもしれない。

まだ気づいていない。驚かしてやろうと茂みに隠れつつ、ジリジリと間合いを詰めてゆく。
そして……後100メートル程になった。

「パンッ」

突然クマさんは倒れた。

しばらくして、近づいてみると手には蜂蜜のビンが握られていた。
まだ、少しだけ息があったクマさんは何かを諦めたような顔でこちらを
見つめてきた。そして、ビンを差し出しながら

「頼む。これを……に……」

最後まで言い終わらないうちにクマさんは亡くなった。
ビンを空けてみると中には宛てた手紙が入っていた。
一体誰に届ければいいのだろう。と中を開けようとした瞬間



ドサッ。



どうやら、しばらく気を失っていたようだ。
気づいた時には手紙もクマさんの死体もなく、またどこからか銃声が聞こえた。

6:壱 ◆UDPI:2011/09/08(木) 16:23

訂正

×宛てた手紙
○手紙

7:壱 ◆UDPI:2011/09/11(日) 15:42

『紅の世界』

また 繰り返す

視界がぐらりとゆがみ

一瞬にして

目の前は 戦火にも似た



穏やかな夕暮れは

もう 遠い過去の記憶

血に塗れて

全てを拒絶し 牙を剥き続けよう

8:壱 ◆UDPI:2011/09/12(月) 12:18

『絶対に言えない』

あなたは自分をどんな人間だと思いますか?

「そうですねぇ。まず、私は面接が苦手です。自分では答えづらい質問がいくつもあり、非常に緊張して
泣きそうになります。」

…………

「…え?周りからどう思われていると思うか?そぉですねぇ、良く思われたいとは常に願ってますね。」

…………

「なんかもう、いっそのこと知り合いを連れて来るのでその人達に聞いて頂きたい。という気持ちです。
きっと私が自分でどういう人間かを説明するよりも、分かりやすいですよ。」

…………

「私が普段どういった言動をして、相手をどう思っているのか、把握するのにこれほどいい手はありません。」

…………

「あー、はい。まぁ、ようするに面接をやりたくないってことです。」

…………

「私の案を採用ですか?!ありがとうございます。しかし、知り合いが私のこと悪く言ったらひどく落ち込む
か切れますね。」

…………

「私、そういう人間なんです。」


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