カテキョー小説

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1:ユニ:2011/10/08(土) 23:15

書いてみようと思います。
次回から書きますね

2:浅羽 ◆5D4E:2011/10/08(土) 23:30

頑張ってください^^
楽しみにしてます!

3:ユニ:2011/10/08(土) 23:43

ピッピッピッピッ
響き渡る心拍計の音。
俺はただただぼんやりと病院の天井を眺めていた。


第一話「失われた記憶」
俺は何者か。
それさえもがわからない。
自分は自分だと誰かいっていた気がする。
だけど、自分とはなんだ?
俺が覚えているのは失われる原因のひき逃げ事故。
遠のく意識のなか、誰かが誰かの名前を呼んだ。
その事故のせいか、喋ることさえできない。
毎日お見舞いに来るひとがいる。
野球が大好きだといっていた男の人。
銀髪の髪で毎日赤い花を持ってくる男の人。
そして、母さんと呼ばれる茶髪の女の人。
茶髪の女の人から聞いた俺の本名は
沢田綱吉
しっくりくる名前だった。
でもそれは嘘かもしれない。
だから俺は自分自身の名前を知らない。

あと、二歳程度の赤ん坊も来る。
俺を見た後、ただただ何も言うわけでもなく、俺の横でうつむいている。





感情のない俺。
喋ることさえできない俺。
動くこともできない俺。

きっと滑稽な姿だろう。





でもなぜか…















寂しい。




午後1時。
ガラッ
「10代目!」
「……」
「ツーナ!」
「……」
しばしの沈黙を破ったのは野球が大好きな青年。
「俺の名前覚えたか?」
そう言われても答えられない俺は…どうすれば?

それにわからない。

魂の抜けたかのような目で青年を見る。
「覚えてないみたいだな。」
「……」
確か…この青年の名前は…




山本武。



言いたい。けど言えないのが現状。
すると一粒の涙が頬に伝わる。
「10代目!?」
「ツナ!?」
「……」
答えたいが答えられない。
それに嫌気がさしたのだろう。
ピッピッピッピッピッピッ
急に早まる心拍数。
「ツナ!落ち着け!」
「大丈夫ですか!?」
「ゴホッ」
出てきたのは血。
二人はすぐに近くにいるナースに伝えた。
ガラッ!
「患者の容態は?」
「ツナが泣いたらいきなり心拍数が早くなって…咳をしたらこんなふうに…」
二人の顔は青ざめていた。




自分はこんな状況なのに、心が踊る。

俺は安心させたくて、精一杯、魂がぬけていたとしても、操り人形だとしても、微笑んでみせた。
「笑った…?1ヶ月感情も出さない患者が…」
「ツナ…」
「10代目…」
二人は涙を流していた。
でも俺の微笑みに答えるように二人は満面の笑みでこう言った。
「頑張れよ!ツナ!」
「頑張ってください!10代目!」


良かった…
安心してくれたかな?


意識が遠のく…







どうなるのかな?



続く

4:ユニ:2011/10/09(日) 17:19

目覚めると、どうしてここにいたのか、全然覚えちゃいない。

だから俺はただただ、病院の天井を見つめているだけ。
ガラッ
「…」
あの赤ん坊が入ってきた。
「……」
話かけてみたい。
でも声が出せない。
「大丈夫か?」
初めて赤ん坊が喋りかけてきた。
きっと前の俺は赤ん坊のことを知っていたのだろう。
でも俺は…
事故の出来事…いや、事故の瞬間しかおぼえていない。






キキーッ!!!!!!!!!!!
突如響く車のブレーキ音。
でも既に遅く…
ドンッ!
俺は跳ねられた。

そのまま車は逃げていった。
意識の遠のくままキャラメル色の髪の俺と同年代と思われる女の子がこう叫ぶ。
「ツナくん!!!!!!ツナくん!!!!!!」

誰だったんだろう?



続く

5:ユニ:2011/10/09(日) 20:32

頭が痛い…

ザザー


「俺が世界一の立派なボスにしてやるぞ」
「10代目!どこまでもついていきます!」
「オレお前に赤マルチェックしてっから」
「ツナー遊べー!」
「リボーンに迷惑かけたら殺すわよ」
「ハルはツナさんに惚れたもようです!」
「ボクシング部へ入らんか!沢田!」
「かわいい弟分よ 」
「ツナ兄のそばにいたい!」
「負けるのは許さないよ。小動物。」
「クフフフ、ボンゴレの名を汚さないで頂きたい。いずれ…また…」
「私はボスに従う…」








だんだんよみがえる全ての記憶。


許されない、罪の数々。

皆をいろんな戦いに巻き込んだから…








でも…全てを思い出したわけじゃない。
しゃべりたい。
皆を守りたい。

「……」
「ツナ?」
「……ン」
「なんだ?喋れるのか?」
「リボーン…俺の記憶はある程度戻った…」
「本当か?」
「あぁ…ゴホッ…」
血が出てくる。
「ツナ!」
「大…丈夫…はぁ、はぁ、記憶が戻るのを手伝ってくれ…」
「…分かった…」



俺は心に勇気を詰め込んで。









未来への一歩を踏み出した。



続く

6:ユニ:2011/10/09(日) 22:03

第二話「記憶のカケラ」

ピッピッピッピッ
心拍計が響く中、俺はただただ、病院の天井を見上げていた。
でも今は違う。




何もできなかった俺だけど…
今は回復して動けるようにはなった。
「ツナ、準備はいいか?」
「うん。」
「後悔しないか?」
「大丈夫。」
「じゃあ行くぞ…イタリアへ――――」





俺たちはイタリアへと旅立った。






36時間後







「到着だ」
「まぶしッ…」
クラッ
倒れそうになる。
でも誰かに支えられる。
「あぶねーな!ツナ。」
「ディーノさん!」
「久々に会ったな。」
「ご無沙汰してます。」
「ディーノ。」
「なんだ?リボーン。」
リボーンは俺のことを話した。
ディーノさんは何かを言うでもなく、反応するわけでもなく、ただただ、悲しい顔でうなずいていた。

「そうか…なら、ヴァリアーにいったらどうだ?」
「え…」
ヴァリアー。
俺はヴァリアーのボス、ザンザスとのリング争奪戦に勝った。






「ザンザスなら何か知ってるかもな。」
「………」
「ツナ?」
何でこんな時に喋れなくなるんだよ…
「おぃ、ツナ!」
意識が遠のく。
何回倒れたんだ?
笑える話だ。






早く…記憶を…







続く

7:ユニ:2011/10/10(月) 07:27

ピッピッピッピッ


またか…

でもここは病院じゃない。
「………」
また喋れない。
「目覚めたか…カスが」
そこにいたのはザンザス。






あいつなら俺を殺しかねない。
「…………」
バンッ!
「う゛ぉぉぉぉぉぉぉい゛!」
「うるせぇ」
ガンッ
「って!何すんだぁ!」
「うるせぇ。」
「ったく。」
ガチャ
「はぁーい!あら?お目覚め?」
「ししっ!気持ち悪いんだよ…」
「全く…」
「静かにしないか!お前たち!」
「へいへい。」


なんの会話だ?


それにしても何で俺はここにいるんだ?
ザンザスはずっとここにいたのか?







パリンッ!


窓の割れる音がした。
「誰だ…?」
ザンザスが言う






「初めまして。」
そこにいたのは黒いローブを羽織って、黒いワンピース、黒い靴。
全てを黒に包んだ女の子がたっていた。
「そこにいるボンゴレ10代目を引き取りに来ました。」
「ししっ!何寝ぼけたこといってんの?」
「寝ぼけてなどおりません。上からの命令なので…」
「ふーん?んで、何で沢田綱吉が必要なの?」
「さぁ?それはボスに聞いてください。あなたがたのボスに。」
「…ボス…何か知ってるの?」
「…さぁな…」
「………」
しばしの沈黙を破ったのは少女だった。
「沢田様。一緒に来てくださいますか?」
嫌だ…
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
ボワッ!

「!!!!!!!!」
「抵抗するおつもりなら力ずくで…!」
「……………」
イクスバーナー。
「了解しました。ボス。」



ピー
「ゲージシンメトリー発射スタンバイ。」
イクスバーナ!
ボワッ!





ゴォォォォォォォォ


死んでないよな?
「こんな技で私が倒せると?」
「………」
「あぁ、あなたは喋れないんでしたね。私の炎を見せましょう…」
ボワッ!

その炎は、大空の七属性でもなく、大地の七属性でもない、黒の炎。

「闇の炎です。これさえあれば皆無敵。だって…全ての炎を消せるのだから…」



続く

8:ユニ:2011/10/11(火) 18:16

そんなこと…ありえるのか?
プシュー
力を使い果たしたみたいだ。
ドサッ
「動く力も残っていないのですね?」
「……」
恐い…恐い…。
『頑張って!ツナくん!』
これはおれの好きな人の声。
幻聴か?



幻聴が聴こえるならもうすぐ死ぬのかな?
「ツナくん!」
後ろを振り返ると京子ちゃんの姿があった。
「ツナくん!頑張って!」

ごめん…俺にはできない…






そうか…その京子ちゃんは偽物だ。
「よくわかりましたね。」
…!どうして俺が思ってる事がわかる?
「どうしてわかるか?そんなこと簡単。私はもう一人のあなただからです。」
え?
「あなたは先程まで自分自身を責めていましたね?そのマイナスな思考により私があなたの中から出てきてしまったのです。
人間の中には必ず自分とは反対の性の自分がいます。」
確かに責めていたが…
そんなに…
「ずっと前から…」
え?
「ずっと前から戦いが終わるたびにあなたは自分を心の中で責めた。特に未来でのボイコット宣言のときが一番酷かった。
倒れてもおかしくない状況でした。」
…どうやったら君はおれの中に戻る?
「それは…あなたがお考えください。こういう情報をもらすのは良くないことなのですが、聞いてしまいましたものね。
どうしてもわからないならヒントをあげましょう。
自分の心の中に真実が潜んでいる。
闇の中に光があり、光の中に闇がある。
真実が光。嘘が闇。
あなたはそれを区別できるかできないか、ただそれだけのことです。
あなたが真実を見つけ出したとき、私はまたあなたのもとへもどりましょう。」
そのまま少女は消えた。


わけがわからない。






『真実が光。嘘が闇。
あなたがそれを区別できるかできないか、ただそれだけのことです。』
さっぱりわかんない…




おれは…どうしたら?

続く

9:ユニ:2011/10/12(水) 07:29

第三話『真実と嘘』
ヴァリアー全員と俺はずっと無言だった。


別の部屋にリボーンとディーノさんがいるらしい。



ガチャ
「お、ツナか。」
「大丈夫か?っておい、そのけがはどうした?」
「…………」
「喋れないのか?」
俺はうなずく。
「嘘だろ…」
「おい、跳ね馬ぁぁぁぁ!」
「うわっ!なんだよ!」
「ちょっとこい!アルコバレーノ!お前もだぁぁぁ!」

二人はスクアーロに連れていかれた。
「……………。」
1人残された俺はさっきの事についてずっと考えていた。
光と闇…真実と嘘…
まるで…骸がいつも言ってる言葉じゃないか?
『幻覚…有幻覚 幻覚に潜む有幻覚…
有幻覚から生まれる幻覚
真実の中に潜む嘘…
嘘の中に潜む真実。
これが霧。』

ダメだ…
真実ってなんなんだ?
まて…あの子はペラペラ喋れて動ける。
俺は喋れず歩いて立つのがやっと。
もしかして…あいつが俺の記憶のカケラを持ってるんじゃ?
「その通りです」
「!!」
「よくわかりましたね。ほめてさしあげましょう。
そう、これをパズルで例えるのなら私は残り1つのピースなのです。
しかもそれは一番大事な真ん中のね」
記憶を返せ…
「いいですよ、返してあげます。でもお話がしたいのでもうちょっとお時間を下さい。
まずはあの闇の炎。
あれはあなたが闇に溺れたり、嘘に溺れたりしないように吸い込む力があります。
真実と嘘。
それは真実が記憶のカケラ
嘘が貴方の身に起こっている障害。
私が貴方の動きや喉を制御させていただきました。」
すると、呪いがとけたかのように体が動き喋れる
「あとひとつ。貴方に伝えるべき事があります。」
「伝えるべき事…?」
「はい。
ご自分を責めないで下さい。
この調子でせめつづけるとあなた自身が壊れてしまいます。
今回の事故は大変でしたね。
犯人は私が見つけておきました。
犯人は…貴方の隣の家にすんでいるおじさんです。」
「え?」
「本当ですよ。だってあのおじさん、私に黙っててくれっていってくるから、なおさらバカなことをするもんだなぁと(笑)」
「え?本当?」
「はい。それでは私は戻ります。あなたが女性で生まれてたら貴方の属性は霧でしたよ。」
「…ありがとう」
最後に彼女はニコッと笑って消えていった。
失われていた記憶は、楽しい日々を過ごしていた自分。
これが…幸せ。



ガチャ
「ツナ!」
バコっ!
「って!何すんだよ!」
「復活したみたいだな」
「うん!」

「んじゃ、帰るぞ。隣のおじさんにひかれたんだろ?」
「うん…って聞いてたのか?」
「あぁ(ニヤッ)」
「そうだ、ディーノさん。」
「なんだ?」
「お世話になったので良かったら俺んちで飯食べて行きませんか?」
「いや、おれは…部下に怒られに行かなきゃ行けないから今日はやめておくよ。」
「わかりました。それじゃあ…」
「じゃあな!」
「さよなら」


俺たちは日本へもどった。
母さんは復活した俺をみて、抱きついて泣いていた。


ふぅ太も、ランボも、イーピンも。






だけど…また事件が起こるなんて、思っていなかった。






終わり。
次回もまた書かせていただきます!

10:匿名さん:2011/10/12(水) 18:32

今更ながら申し訳ありません!
浅羽さん、ありがとうございます!
書いたあと(小説)に書こうって思ってたのですが、忘れてしまいました(;_;)



ということで、ありがとうございます!

11:ユニ:2011/10/12(水) 18:33

すいません、上は私です.・°(>_<) °・.

12:ユニ:2011/10/12(水) 22:00

壊れた10年バズーカ


チュンチュン
小鳥の鳴く声。
ピカッと光照らしている朝日。
「ふぁー!」
「ツナ、おせぇぞ」
「ん?」
時間…7時半
「えぇ!もうこんな時間!?」
「学校は今日は休みだろ?」
「違う、今日はえんまと遊園地に行くんだよ!」
「お気楽だな。裏社会の権利を握ってるっつーのに。」
「…?リボーンも行くだろ?」
「…?」
「俺の継承式!昨日言ったじゃん!正式に行われてないから、9代目が遊園地貸しきりにして継承式をやるって!」
「あぁ、それなら時間変更だぞ。」
「へ?」
「8時半開始だったが、9代目の到着する時間が長引くから10時半からだ。」
「そうなの!?」
「あぁ。ジモンファミリーにも伝えたぞ。山本達にも」
「あぁ、良かった!」
ガチャ!
「ガハハハハ!ツナ!遊べ!」
「うわっ!やめろよランボ!」
「ガハハハハ!」
「うぜぇ。」
ゴーン!
「ガ…マ…ンできないもんね!うわぁぁぁぁん!」
「あーあ、リボーン、めんどくさくなるからやめろよ!」
「だって…だって…ウザかったんだもん」
「その言い方やめろー!」
「もう怒ったもんね!」
ランボは10年バズーカを出すが…

がしゃ!
「あーあ。」
「ふっ」
「まだ使えるもんね!くらえ!リボーン!」
ボンッ
その玉が発射された先は俺。
「おい、ラン…「ドゴーン!」」
「ツナの10年後は初めてだな…」
「ここ…どこ?」
そこにいたのは…

10年前の沢田綱吉。
「ぐぴゃ!ツナがちっちゃくなったもんね!」
「このアホ牛!」
バコーン!
「ひぃ!」
沢田綱吉は怯む。
「こんな大事な時に…」
「ランボさん退散!」
ランボは消え去った。
「おぃ、ツナ。」
「ひぃ!」
びくびくしている。
「…はぁ。」
ピンポーン
「お、えんま達だな。」
リボーンは下へ降りていく。
「おかぁさん…ヒック…」
ガチャ
「ツナくん…?」
「!!!」
綱吉は恐る恐る顔をあげる。
「うわぁ!ホントに小さくなってる!」
「ガゥ!」
「あ、ナッツ。」
ナッツは綱吉の元へすりよる
「暑くない…」
綱吉は目を輝かせていた。
「ガゥ!」
「わぁ!くすぐったいよ!」
綱吉は喜んでいる。
「ツナくん。」
「!!!」
また綱吉は怯える。
「恐がらないで。なにもしないから。」
するとえんまはツナを抱き抱える。
ガチャ
「うぃっす!」
「10代目!」
「沢田ぁ!」
「ボス…」
「…」
ツナの部屋に山本武、獄寺隼人、笹川了平、クローム髑髏、雲雀恭弥が入ってくる。
「……」
あまりの驚きでツナは固まってしまった。
それにスーツだから恐いイメージがある。
「ツナくん…?」
「ヒック…」
泣きそうになるツナ。
「なんか…やべぇ?てかツナは?」
「そうだ!10代目!」
「沢田はどこだぁ!」
「……」
「ボスは…そこ…」
『え?』(ハモり)
「この小さいのが?」
「このガキが?」
「極限にこのちびっこか?」
「……」
「うん…だって…ほら。」
クローム髑髏は、ツナの手をとり、ゆるゆるのボンゴレリングを見せる。
『本当だ…』(唖然)




続く


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