時を越えても。

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1:さくらんぼ:2011/12/02(金) 20:46

タダの恋愛モノです。
駄作になると思いますが、読んで頂けたら感謝感激です!

2:さくらんぼ:2011/12/02(金) 21:07

「もう、別れよ…?」

いきなり俺の前に現れた女(ひと)は涙目で重々しく告げた。
別れるって…何の事なんだ?
その言葉は俺に向けられているらしい。
見たことのない人だが、誰かに似ているように思える。
俺がそんな事を考えているうちも彼女は何かを言っていた。
悪いけど、それは聞いて無かった。
「バカッ!!」
彼女は大声で俺に叫び、後ろ姿を見せた。
彼女が走り去っていく。
「ちょっ、待っ…!!」
呼び止めようとして、気付く。
走ってきた自動車が彼女に衝突しそうだ!

「茜っ…!!」


…そんな夢を見たせいで、寝起きは最悪だ。 

3:mi:2011/12/03(土) 09:29

みさせてもらいます^^

4:さくらんぼ:2011/12/04(日) 10:24

miさん、ありがとうございます!
自分なりには頑張って、出来るだけ良いものを書きますので、
よろしくお願いしますっ!

5:さくらんぼ:2011/12/04(日) 11:03

てか、茜(あかね)って。
まぁ、最終的には彼女に似てるのは茜だと結論づけたけど。
彼女=茜なわけじゃねーし。
「陽斗(ようと)っ!もう朝…」
部屋にノックもせず、いきなり入って来やがった。
もっと息子のプライベートってモンは…
「あ、あんた、まさか自分で起きたの?」
驚愕してる母親。
…俺はそんなに子供じゃない。…はず。
「やっと、自立できたのね…」
何故、俺が一人で起きれただけで涙目になる…
こっちの方が泣きたい…
去り際に、
「…今日で地球は終わりだ」
と呟いて言った。
何処の悪役だよっ?!
俺が一人で起きることって、そんなに意外なのか…?

朝食をとる為、リビングに入る。
「お兄ちゃん…」
妹が持っていたコップを床に落とした。
おいおい…
「母さんといい、日菜乃(ひなの)といい、俺が一人で起きる事はそんなに珍しいか?」
コクコクと日菜乃が頷く。
「日菜乃、お兄ちゃんの事はお姉ちゃんしか起こせないって思ってたわ…」
「お、お姉ちゃんて…」
ちなみに俺は日菜乃と二人兄妹だ。
よって、日菜乃の言う『お姉ちゃん』とは…
タイミング良く(?)外から玄関の鍵を開ける音がした。
来たか…

6:姫恋〜めれん〜:2011/12/04(日) 11:13

見させてもらいます♪

頑張って下さい^^

7:さくらんぼ:2011/12/04(日) 12:08

「おはようございます、お母さん、日菜乃ちゃん!
 青山茜(あおやま あかね)、陽斗君を起こしに来ました!」
リビングに入るなり相当な声量で言う。
朝っぱらからテンション高すぎだろ?(現在6時前)
「毎朝毎朝有り難うね、茜ちゃん。けど、それがね…」
母さんが俺を見る。
と。茜と目が合った。
すると、すぐに恐ろしいモノを見たかのような顔になり、その場で腰を抜かしやがった。
「ど、どうしたのよ、陽斗っ!も、もう起きてるなんてぇっ!!」
なんで顔が真っ青なんだよ。
「せっかく、あたしが起こしにやってきたのに… ま、いいわ。少しは成長してくれて嬉しいし…」
少し寂しそうな表情だけど。
「それじゃ、いつものように、皆で朝ごはん食べましょう!」
「「はーい!」」
日菜乃と一緒になって、お返事をしたのは、もちろん茜だ。

「父さん、今日も帰ってきてないのか?…っあ!」
「そうだって。仕事が忙しいらしいけど。…女絡みだったら、殺す」
物騒呟きに「怖ぇよ」と言っておき、奪還を…

8:さくらんぼ:2011/12/04(日) 13:09

姫恋さん、ありがとうございます!
はい、精一杯、頑張りますっ!!

9:さくらんぼ:2011/12/04(日) 18:51

「って、おいっ!お前、もう食ったのかよっ?!」
目を離した隙に俺の海老フライを隣からくすねられたと思ったら、もう茜に食われていた。
「別にいいでしょ?今日も起こしに来てあげたんだから、それくらいは。」
「いつも、そう言って俺の食うの止めろよっ!」
「しつこいなー。食べ物で争おうとするなんて、子供ねー。幼ーい。小さい男ー。」
俺の皿から次々に色々な物を取って行く。どう反論すりゃいいんだ…
てか、食いすぎだろ。
「お兄ちゃん、なんで今日はチューしてもらわなくても起きれたの?」

「…え?」
日菜乃がとんちんかんな事を言った。
「いつもはお姉ちゃんにチューして貰って、起きるんでしょ?」
「えぇっ?!///」
茜が顔を赤くして叫んだ。
…俺も若干、顔が熱い。
「違うの?」
無邪気な顔で聞いてくる。
「白雪姫は王子様にチューしてもらって起きたよ?」
あれ?俺、白雪姫にされた?
「ちっ、違うよ!お姉ちゃん、何もしてないからねっ?起きろーって言ってるだけだからねっ?!」
必死に説明している。
「…それだけで、起きるの?」
「そうだよっ!」
「変なの。…つまんね。」
…こいつ、母さんに似て、時々最後にクロい事言うよな…

10:パンダ:2011/12/04(日) 19:07

ココにも、侵入(≧▽≦)ゞ
読ませてもらうよん

11:さくらんぼ:2011/12/05(月) 06:58

パンダさん、侵入ありがとうございますw
読んでくださる方がいるとやりがいが出ます!
頑張りますのでよろしくおねがいします!

12:さくらんぼ:2011/12/05(月) 07:28

「日菜乃、こいつの事お姉ちゃんって呼ぶのも止めろ。」
茜を箸で指し示し、言った。
「どうして?」
「そりゃ… 本当の姉じゃねぇし。」
いや、まぁ、それだけじゃないんだけど。
「箸で人を指さない。」
茜が鋭い眼で睨んできた。怖ぇ…
「やだ。お姉ちゃんはお姉ちゃんだもん。」
そっぽ向いて頬をふくまらす。
「茜さんとか、他に呼びようあるだろ?」
「いーやっ!!」
何でそんなに頑ななんだよ…
「別にそれくらいいーじゃん?あたしは全然気にしないし。子供の言う事だし。」
「日菜乃はもう小5だ!」
けど、やっぱ幼すぎるだろ…日菜乃…
「あたし達、中2だってまだ子供だよ?小5も全然子供でしょ?」
「あー、まぁ、そうですねー。」
茜と話してると調子狂うな…

「どうせ、お友達にからかわれてイヤなんでしょう?」
キッチンで洗い物をしていた母さんが口を挟んで来た。
「…」
ここは、はぐらかした方がいいのか…?
「…あんた、あんなのがイヤなの?」
主に茜といる時にからかわれるから、その事はこいつも知っている。けど、他にもあんだよ。

13:さくらんぼ:2011/12/05(月) 14:40

「あんなので恥ずかしがってるとか、ホントに子供ねー?」
「いや、だって…」
「仕方ないわよね?陽斗はまだ子供だもの。」
「だから、それだけじゃなくて…」
「お兄ちゃん、こどもー。」
「……」
三人の女に次々と子供扱いされた。
日菜乃には言われたくねぇ…
「だって、青山とはどこまでいったんだよー?とか、からかってくる癖に
 女の話になると、お前は青山がいるだろー、とか言って話に入れねぇし…」
「…話に入りたいワケ?」
「当たり前だろっ!…え?」
あれ…?まさか俺、口に出してた…?
「「サイテー。」」
茜と日菜乃に言われた。
お前等、姉妹かっ!?
と言ってやりたいくらい表情や言い方がそっくりだった。
…まぁ、今は目を反らすだけで精一杯なんだが。
「男の子なんか、そんなものよね?」
母さんも聞いてたか。
…………めちゃくちゃ恥ずい。

14:さくらんぼ:2011/12/17(土) 11:09

「日菜乃ちゃん、あたしの事は今まで通り『お姉ちゃん』でいいからねー?」
「うん!」
はいはい。もういいですよ、お姉ちゃんで。
「俺、もう行くから。」
鞄を持って玄関へ行く。
「はぁ?!ちょっと待ちなさいよ!あたしも一緒に行くに決まってんでしょーがっ!」
茜も鞄をひっつかんで後ろからついてきた。
「いってらっしゃい、お姉ちゃん!お兄ちゃん!」
「うん、いってきまーす!」
…何で、『お姉ちゃん』の方が先なんだよ。
「ありがとうね、茜ちゃん。また明日もよろしく頼むわ!」
「はい、ごちそうさまでした!海老フライ、とってもおいしかったです!それと、あのお味噌汁も…」
「長くなりそうだから、先行くぞ。」
玄関を出て、外から伝える。
「えっ、あ、行くから待って!」
しゃがんで靴を履きながら答えてくる。
「ったく、さっさとしろ……っ…?!///」
慌てて目を離した。
「ん?何?」
無邪気な声で聞いてくる。やっぱ無意識か…
至って冷静に答える。
「…履きかた、考えろ。露出狂。」
「はぁ?露出って…っ!!!///」
他にも隠しかたがあるだろうに、玄関に座り込んだ。
赤い顔で聞いてくる。
「……見たな。」
「…見せられたんだ。」

15:さくらんぼ:2011/12/27(火) 15:56

なんだかんだで登校中。
「…ねぇ、何も言ってくれないわけ?」
「は?」
不機嫌そうな顔を訪ねられる。
「多分、陽斗のお母さんと日菜乃ちゃんは気を遣ってくれたんだと思うんだよね。」
「何に?」
「べ、別に、あたしはアンタに何か言って貰えるだなんて期待してる訳じゃないんだけどねっ?」
どうみても期待してる目だが。
「だから、何の話?」
茜の足が止まった。
「…それ、本気で言ってるの?」
…何かまずい事、言ったか?
「まぁ、うん。」
「…へぇー。あぁ、そう。ソウデスカ。」
「?」
俯いて先に歩いて行く。
すぐに横に並んで声をかけた。
「いきなり、どうしたんだよ?」
「………」
「陽斗くんっ!」
「え?」
その声は背後から聞こえた。
声の主が走り寄って来る。
「通学路で会うなんて、初めてね!」
茜と同じショートカットの美人。…えーと…
「先輩…」
そう呟いたのは茜だ。
…俺は彼女が先輩だという事すら知らなかった。いや、忘れていたんだ。
「……誰でしたっけ?」
バカ正直にそんな事を言ってしまった俺は本当にバカなんだろう。

16:さくらんぼ:2012/01/01(日) 12:21

明けましておめでとうございます!

17:さくらんぼ:2012/01/01(日) 12:52

「…ちょっと。そういう冗談はつまらないんだけど。」
茜が作り笑いで言う。
「ははは…、そ、そうか?」
俺もさすがに不味いと思った為、ごまかす。
「…気を遣わなくてもいいわよ?二人とも。」
…先輩も作り笑顔だ。
「私は記憶に遺らないヤツだったってことだし。」
「そんなことないですよっ!ね、陽斗っ!」
茜が期待の眼差しで見つめてくる。
「…すみません。」
「…ううん、いいの。私、生徒会があるから、先行くわね。」
そう言い、走って行った。
…やば。全然思いだせん。
「篠宮しのぶ先輩。生徒会長。頭脳明晰でテストではいつも一番。
さらに容姿端麗で性格も良く、スポーツができない事だけが欠点だが、
それはそれで男の守ってあげたいという心をくすぐる為、学校内で一番の人気を誇る。」
「…え?」
いきなり、さっきの先輩について語りだした。
「男にも女にも人気のある自分の学校のアイドルを知らない生徒なんているはずない。」
「さ、さっきのは、なんか頭が働かなくてさ!」
茜の紹介を聞いて思い出した。
「そんな先輩をからかったんでしょ?」
「は?」
「女の子をからかうなんてっ、最低っ!」

18:さくらんぼ:2012/01/01(日) 13:08

「あれは本当に忘れててっ…」
俺の言い分は聞いてもくれない。
「あたしだって腰まであった髪、ショートカットにしたのに何も言ってくれないしっ!!」
「え?!」
それには驚いた。
…そんなに長かったっけ。
「…何、その顔っ…。もしかして気づいてさえ無かったの…。」
拳を握りしめ、震えている。
「あ、いやっ…」
かける言葉が見つからない。
「っ……!!!バカッ!!」
「あっ…」
走り去って行く茜を引き留めようとしたが、引き留めたところで何を言えばいいのか解らない…
さらにデジャブが…
「…夢と、同じ…?」


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