君と私と夏休み。

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1:神城 永久:2011/12/26(月) 17:55


少し歪んで見えた夏の日差し。太陽を見ようとすると、視界がだんだんホワイトアウトしていくのが分かる。
もしかしてこれって紫外線で目が焼けてるってことなのだろうか。だとしたら一大事だ。
とりあえず身の(というか目の)危険を全力で感じた私は急いで太陽から視線を逸らした。
金髪でよかった・・・。だって、黒とかそんな感じの濃い色の髪だったら、このとんでもない太陽の光を吸収したうえ、やめて欲しいくらい保温してしまうわけで。きっと今頃大変なことになっている筈だ。とりあえず沸騰は免れないだろう。

「なーんか久しぶりって感じがする」
「なにが?」

風が吹きぬける縁側で西瓜を食べながら私は呟いた。
やっぱりここは落ち着く。まぁ都会に比べたら確かに少し不便な気もするけど、のびのびと過ごせるし、ここが私の居場所なんだな、って本気で思う。
夏休みとか大型連休の時じゃないと来れないってのが残念。




続く。

2:神城 永久:2011/12/26(月) 17:56

「なーんか久しぶりって感じがする」
「なにが?」

風が吹きぬける縁側で西瓜を食べながら私は呟いた。
やっぱりここは落ち着く。
まぁ都会に比べたら確かに少し不便な気もするけど、
のびのびと過ごせるし、ここが私の居場所なんだな、って本気で思う。
夏休みとか大型連休の時じゃないと来れないってのが残念。

「風景っていうのかな?今見ている全てが久しぶりって感じ」

隣で私と同じように西瓜を食べているのは、同年の従兄である、レン。
ここを出て東京へと進学した私とは逆に、
レンはここに残って近くの高校へと進学した。
この15年間一度も離れたことのない私たちにとって、
今回初めてそれぞれの道を分かれて歩むことを決めたんだけど、
それで私たちの関係が変わったのか、というとそうでもない。
根本的には何も変わってはいない、と思う。


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