AGAIN

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1:ペッパー:2012/01/18(水) 22:41 ID:0mo

プロローグ  

その日は雲ひとつない青空だった。

俺はあいつの家にプレゼントを届ける途中で自転車に乗っていた。

これを渡したらあいつはどんな顔をするんだろう?とかそんなことを考えながら。

俺はあいつが好きだったからこのプレゼントを選んだんだろう。誕生日だから渡すわけではなかった。

あと五分くらいであいつの家だ。俺は自転車のペダルを勢いよくこいで行く。

あとは下りの坂道をこいで電車の踏み切りを越えればあいつの家だ。

下りの坂道の途中俺は最後に考えていた。あいつにあったら好きと伝えようか、それとも言わないでおこうか・・・

まぁ、あいつにあったら決断しよう。俺は踏み切りに近づきブレーキをかける。ちょうど電車も目の前を通過する所だった。

でも、ブレーキがかからない。ブレーキが壊れた。急に。さっきまでは使えていたブレーキが・・・

俺はそのまま踏み切りに突っ込む。そして通過する予定だった電車に吹き飛ばされ目の前が闇につつまれた。

「・・・っ!・・・・・んでっ!?」

誰かが叫んでいた。俺は体を動かそうとしたが動かない。

「何でっ!?優斗ぉ・・・・・・・」

あ・・・梨花。お前、今日誕生日なのになんでここにいんだよ。今お前の家にむかってる途中なんだって。

「り・・・か・・・」

「優斗!?死んじゃだめ!ゆう・・・と?」

「泣く・・・な・・・・・よ」

ここで俺は思った。こんなんで死ぬの・・・嫌だな。


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