いじめ 〜信じたい。あなたを〜 

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1:*彼方* :2012/02/18(土) 00:48 ID:6wo

=プロローグ= 

あなたは、“いじめ”にあったことがありますか?
酷く、苦しんだことはありますか?

もしも、やる側の気持ち。
やられる側の気持ちが分かりたいと思うなら
読んでみてください。

裏切られる悲しみと

信じあえる、喜び。

きっと、分かるはずだからー…

2:*彼方*:2012/02/18(土) 14:18 ID:6wo

第一話

季節は春ー…

桜が散り

別れと出会いがある季節。

その桜の木下に私は居た。
「…春…まだかな…」

すると、声がした。

「千尋ーっ!ここだよ!」

「あっ、春だ。」

私は、新垣 千尋(あらがき ちひろ)。
元気だけたがとりえの
どこにでも居る女の子。

「待たせちゃって、ゴメンね!」
私の顔の前で手をあわせて謝るのは
柊 春(ひいらぎ はる)。
私の親友。
幼稚園からの友達で、
ちょっとドジだけど
癒し系のふわふわした子。

「ずっと親友だよねー…?」

「もちろん!」 

と言うやり取りは無かった。

ずっと親友なんて、言わなくても分かってるだろうし。

私たちは親友なんて
言ったことはないけど、
言わなくても、春は分かっているはず。

だって、こんなに仲が良いんだもん。


なーんて…
思っているのはー…


私だけだったみたい。

3:*彼方*:2012/02/18(土) 18:58 ID:6wo

感想募集中!!!

4:凜:2012/02/18(土) 19:26 ID:KkQ

これから見ますっ
面白いですね

5:ゆきだるまん堰F2012/02/18(土) 19:32 ID:m-Hos

あたしも見た!
続きが知りたくなるように書かれていて、凄くいいと思います。

6:ゆきだるまん堰F2012/02/18(土) 19:32 ID:m-Hos

あたしも見た!
続きが知りたくなるように書かれていて、凄くいいと思います。

7:*彼方*:2012/02/18(土) 22:42 ID:6wo

ありがとうございます!
凛さん。ゆきだるまんさん。

8:*彼方*:2012/02/19(日) 16:26 ID:6wo

今日は中学校の入学式。
「中学校の体育館は広いねー!」

春がはしゃぐ。
「春!静かにしようね。」
私が叱ると春はピシッとした。

そして、入学式は終わった。
春が体育館の前のホワイトボードを見る。
「なに見てるの?」
訪ねると、春は嬉しそうに笑った。
「見てみてー!クラス分けがされてるよ!」
見てみると、三組の所に私と春の名前があった。
(だから、こんなにはしゃいでるんだ…)

私と春は三組に向かう。
すると、後ろから声をかけられた。

「あ、もしかしてぇ…千尋ちゃんとはるるん?」
え?
と私と春は振り向く。
黒髪のロングの女の子だ。
「やっぱりそうだぁ!私だよ!覚えてる?」

「え…?彩香ちゃん?」
私が言った。
その子はニッコリ笑った。
「そーだよ」

すると、春も思い出したみたいで、彩香ちゃんに近寄る。
「ホントだぁ!彩ちゃんだ!」 
「久しぶりだね、はるるん。」
彩香ちゃんは、私たちとは違う小学校に通っていた。
とても可愛くて綺麗。
リーダーシップをとるのが好きで、いつも女の子と喧嘩してたっけ。
そう。彩香ちゃんは自己中なのだ。
一人っ子で甘やかされて育ったものだから
ワガママだ。 

9:*彼方*:2012/02/21(火) 00:22 ID:6wo

(ちょっと…やだな…)
そんなことを思っているとー

嘘ー!

彩香ちゃんと同じクラスだった。
彩香ちゃんは言う。
「私たち、クラス同じなんだよねー!よろしくね!」

彩香ちゃんに言われて、苦笑いをする私であった。

10:凜(るちあ):2012/02/21(火) 20:00 ID:iDM

見たよー
やっぱおもろいっ

11:ゆきだるまん堰F2012/02/21(火) 20:19 ID:m-4PQ

むっちゃ書くの上手い!
もう、商品化出来ます!

12:彼方:2012/02/21(火) 22:01 ID:6wo

ほ…褒めすぎだよ!
二人ともーーー!?

13:彼方:2012/02/21(火) 22:03 ID:6wo

凛、ゆきだるまん…褒めすぎ!

14:*彼方*:2012/02/21(火) 22:23 ID:6wo

第二話

翌日―…

「おはよ―!!」
私は教室に入る。
すると―…

「おっはよ―!!!!!」
(わっつ!!)
いろんな女の子が私の周りに来た。
すると、あの子の声がする。

「おはよ―千尋ちゃん!」
彩香ちゃんだ…
そうだ…彩香ちゃんは人気者なんだった…
というより、支配者のようだ。
みんな誰も逆らえない。

変わってしまったな…

そんなことを思っていた。
「ねぇねぇ、千尋ちゃんっ!私のグループに入って??」
「え…?」
彩香ちゃんに言われた。

嫌だなぁ…

私は言った。

「ごめん」

って。



「そっか」
彩香ちゃんはにこっと笑う。

(ホッ…)


だけど、私の考えは甘かったんだ。


気づいてなかったんだ。






いじめのターゲットにされるなんて…

15:杏菜 ◆5ing:2012/02/21(火) 22:25 ID:wlA

すごい・・・。・・・・

16:凜:2012/02/22(水) 20:29 ID:3wI

みたよ
やっぱ凄い

17:リンゴ:2012/02/22(水) 21:38 ID:aCA

入れて

18:ゆきだるまん堰F2012/02/23(木) 19:16 ID:m-l2k

プロっしょ!もはやこのお方神の子彼方だ!
イエス・キリスト越えてるよ!!キリちゃん越えてる!

19:夢乃:2012/02/23(木) 19:21 ID:q/.

まじ凄い・・・

20:凜:2012/02/23(木) 19:29 ID:jVQ

あなた…夢乃っていうの?

21:凜:2012/02/23(木) 19:31 ID:jVQ

私の本名だよ
夢乃

22:彼方:2012/02/23(木) 21:56 ID:6wo

いやいや!凄くないよ!?
みんなの方が凄いよ!


ー続きー

次の日、また昨日のように囲まれることはなかった。

「ちーひろ!」
「あ、春。おはよう。」
春はいつにましても元気だ。
癒される……
そんな時、声がした。

「はるるん!」
彩香ちゃんだ。
「じゃあね。千尋。」
「え…?あ、うん!」

(なんだろ…?)
私はこーゆうのが大嫌いだ。
私のことを言われているようで。

近寄ってみる。
するとー…

「ちょ…来ないでくれる?」
彩香ちゃんの近くに居た子に言われた。
「な…なんで」
すると、彩香ちゃんはにこっと笑う。

「だって、千尋ちゃんは違うじゃん。私のグループに入らないんでしょ〜?」
「そ…それは…」

私が言おうとすると彩香ちゃんに言われた。
「それとも何?はるるんしか友達いないわけぇ?」
彩香ちゃんは見下すように見てくる。
「千尋ちゃんに追いかけ回されて、はるるんもいい迷惑だよねー?かっわいそぉ!」
彩香ちゃんたちはゲラゲラ笑う。
春も合わせようと笑っていた。

お昼休みー…

「ち…千尋!」
春が息を切らしながら私の元へと走りながら来た。
「何?どうしたの?」

23:彼方:2012/02/23(木) 22:06 ID:6wo

屋上でお弁当を食べようとしていた私は、呼び止められる。
「さっきはごめんなさい!」
春が頭を下げて謝る。

戸惑った私は春に声をかける。
「き…気にしてないから!大丈夫だから…顔上げて?」
私がそう言うと、「本当!?」と嬉しそうに顔を上げた。

「ね?一緒にご飯食べよ!」
私が誘うと春は嬉しいのか
購買で買ったであろうパンを
笑顔で握りしめていた。

私は屋上へと向かう。
春は私の後を追う。
私は気づいていなかった。


春が後ろでーーーー…




微笑んでいたのを。

24:彼方:2012/02/23(木) 22:08 ID:6wo

今回のは全く面白くありませんでした。
見ていただいた皆様。
大変申し訳ございませんでした。

25:ゆきだるまん堰F2012/02/24(金) 18:06 ID:m-4PQ

え?そう?
最後のところドキッとするようになってるじゃない。
あたしの小説の方が本当に駄目な話しだよ。
マジでつまんないし

26:彼方:2012/02/24(金) 18:30 ID:6wo

…ありがとー!!!

でも、ゆきだるまんの方が面白いよ!
自信を持てー!!

27:彩羽♪:2012/02/24(金) 18:51 ID:6Vc

こんにちはー(*^^)
入ってもいいですか??
超ドキドキします〜(*><)

28:ゆきだるまん堰F2012/02/24(金) 19:53 ID:m-cZA

ほらぁ!ドキドキするって!
彼方も自信もて!

29:りお:2012/02/25(土) 11:14 ID:x76

面白いよっっ

30:リンゴ:2012/02/25(土) 11:15 ID:x76

↑うち

31:彼方:2012/02/25(土) 16:34 ID:6wo

第三話

今日は体育のある日だ…
「もー…最悪だよ…」
私の隣で春が言う。

「春、体育苦手だもんね…」
私、千尋はそうでもないが。
体育は得意。かなり得意。
いつもオールAだ。
体育だけだけど…(汗)


ー5時間目ー

体育の時間だ。
「今日はー…跳び箱ね。」
黒板に書いてある文字を読む。
春は死んだような目で帽子をかぶっている。
「じ、じゃあ行こっか。」
私と春は二人で教室を後にした。
残っていたのは確かー…
彩香ちゃんだっけ…
ー30分後ー
そして、跳び箱を八段まで跳び終えたのは私だけだった。

先生に呼ばれる。
「教室に行って帰る用意してていいわよー」
にこっと先生が微笑む。
「あ、はい。」
私だけが教室に帰った。

32:彼方:2012/02/25(土) 16:58 ID:6wo

そして翌日、教室に入ると
クラスがざわついていた。

「どうしたの?」
隣にいる春に聞く。
「じ…実はね…」
春が話す。
すると声がする。
「私の財布、早く見つけてよぉあの財布高かったのにー中身だって三万円は入ってたのよぉ?」
「そうだよねー何で体育から帰ってきたらなかったんだろー?」

あぁ、そういう事ね。
彩香ちゃんの財布が体育から帰ってきたら無くなってたと。
私には関係ないよねー…
そんな事を考えていると
彩香ちゃん達が寄ってきた。

「もしかして、千尋ちゃんが取ったんじゃないのー?」
え!?
「何言ってるの!?そんなの…」
私が言おうとすると彩香ちゃんに「あ!」と言われた。
「そーいえばさぁ、昨日の体育の時、千尋ちゃんだけ帰ってたよねー?」
「本当だー!その時に取ったとか!?」
みんなが言う。
「違うよ!とってない!」
私が言うと、彩香ちゃんはにたっと笑った。
「ふーん?じゃあ、カバン見せてよ。」
そう言って、彩香ちゃんの部下(?)は私のカバンをあさる。
でてきたのは




















見たこともない財布だった。

33:彼方:2012/02/25(土) 17:04 ID:6wo

「私の財布見つけてよー」
の彩香の台詞の次に
彩香だ。
を入れて下さい!!
そして今回も駄作でした。
見ていただいた皆様
目を頭を不快にさせてしまって
誠に申し訳ございませんでした!

34:彼方:2012/02/25(土) 17:05 ID:6wo

リンゴさんありがとう!

35:ゆきだるまん堰F2012/02/25(土) 19:08 ID:m-4PQ

か、彼方、礼儀正し過ぎ…(汗)

36:ゆきだるまん堰F2012/02/25(土) 19:13 ID:m-4PQ

あ、下手だけどあたしも「魔女のハジマリ」って言うの書いてるから。
全然人が来なくて奥の方にあると思う(笑)

37:彼方:2012/02/26(日) 20:21 ID:6wo

ー続きー

私のカバンから出てきたのは
見知らぬ財布だった。

「な…何この財布…」
私は目を大きく開けて財布を見ている。
「何〜?千尋ちゃん、やっぱあんたの仕業じゃん。」
「ち…違うよ!私、こんな財布知らないっ!」
私が言い切るとみんなは見下すように私を見る。
彩香ちゃん達だけでなくクラスの男子も女子も。
「は?お前いまさら言い逃れかよ。」
「サイテーだなオマエ。」
「嘘ぉ。新垣さんだったの?裏切られたって感じ。」
「嘘付くとか最低だよ。」
「盗みとかマジでありえないんですけどー」
次々の人達に言われる。
(私はやってないのに…!)
ぱっとあの子が浮かぶ。
嫌な事があってもいつも側に居てくれたあの子。
そうー…

「春…」

私は彼女の名前を呼んであたりを
見回した。
(春…!?春はどこなのっ?)
春ならきっと味方してくれるはず。
私はそう信じてあたりを見回した。
(春!)
春は教室の奥に居た。
私は春に駆け寄る。
「春!私じゃないよね?」

私は必死に春に言った。
すると春はプッと笑いだした。
「ふざけないでくれるかな?ドロボーのくせに」
「えっ…?」

38:凜(るちあ):2012/02/26(日) 21:03 ID:C.k

みたよ

39:彼方:2012/02/26(日) 21:24 ID:6wo

「え…?」
私は分からなかった。
え?春は今なんて言った?
分からなかった。
いや…
分からなかったのではなく分かりたくなかったのかもしれない。
すると、春は言った。
「だからさぁ…ふざけんなって言ってんの!」
「…春?何言ってー」
私が春の手に触れようとした
するとー…

バチンッ!!!

春は私の手をはじく。
「触んないでくれる?キモいんだけど。」
そして、体を押されて倒れ込む。
「きゃっ…!」
上を見上げると
春が私を見下すように見ていた。
「春…何で…」
すると春は私に投げつけるように言った。
「私があんたの味方をするとでも思ったワケー?」
「あ…当たり前じゃない!ずっと…一緒にー」
「その考え方が嫌いなんだよ!」
春は目をつり上げて怒鳴った。
みんなもびっくりしていた。
「私があんたといつ友達になったの?いつ友達になろうって言った?」
「それはっー」
私が言おうとすると一方的に止められた。
「言ってないよね!?じゃあ、なれなれしくしないでよ!キモイんだよ!」
「は…る?」
春はにこっと笑った。
「ホント、千尋ってバカだよね。お人好しで騙されやすい。盗みまでしてさ。」

40:彼方:2012/02/26(日) 21:45 ID:6wo

「え‥?」
「ホントかわいそう。しかたないから教えてあげるね?」
春はまた、すっと立ち上がり見下すように見る。
「私が今まであんたと居た理由。」
「え?」
春は私から目をそらした。
「千尋はお人好し。騙されやすい。だから利用したのよ」
クラスのみんなが春に目を向ける。
「千尋といたらきっと裏切らないと思ってたの。馬鹿だからね。いじめられないよう千尋を利用してたってワケ。」
「そんな‥」
春はおなかを抱えて笑った。
「カワイそーだよねーなんで盗みしたわけー?」
「ぬ…盗んでなんて…」
すると彩香ちゃん達にひっぱられた。
「こっちに来て?話…あるからさ」
彩香ちゃんが言う。
悪い予感しかしない。


私はさとった。

私ー…



























‘いじめ’られるんだ。

41:彼方:2012/02/26(日) 21:48 ID:6wo

凛、ありがとー!
駄作見せてゴメンね、

42:凜(るちあ):2012/02/26(日) 21:56 ID:C.k

おもしろいよー

私の自己紹介のスレにも来てね
お話しよう

彼方

43:りお:2012/02/27(月) 18:37 ID:x76

わーお

44:彼方:2012/02/27(月) 23:34 ID:6wo

私は彩香ちゃんにおそるおそるついていった。
(わ…私、やっても居ないのに…)
内心、そんな事を思っていた。
すると、彩香ちゃん達がニヤニヤしながら屋上に入る。

もちろん私もー…春も。

入ると、さっそく背後を押されて、地面にこける。
「きゃっ!」
私の制服などはほこりや汚れがついてしまっている。
「は?キモイ声、出さないでくれるかなぁ?」
彩香ちゃん達は笑いながら言う。
春は笑わない。ずっと私を見下すように見ているだけだった。
(どうして…!)
私は勇気を出して言う。

「わっ…私、やってないから!彩香ちゃんの財布、盗んでないよ!」
すると、彩香ちゃんたちが爆笑しはじめた。
「なにがそんなにおかしいのよ…」
聞いてみると、彩香ちゃんは目に涙をためたまま言う。
「だって、当たり前じゃない。」  



「仕掛けたのはあなたじゃないもの。」
 
「え…?」
私は目を大きく見開いた。
え…?じゃあ何で私はここにいるの?
分からなかった。
「じゃあ…なんで?」
聞いてみた。するとー…

「あなたをいじめるためよ。」

私をー…?
じゃあ、仕掛けたのはー
「彩香ちゃんが…やったの?」

   

45:みき:2012/03/08(木) 20:15 ID:hm2

この作品書いた人天才です。あとみきです。よろしくおねがいします。

46:彼方:2012/03/25(日) 14:44 ID:6wo

みきさん、見てくれててありがとー!


みなさん、放りっぱなしでごめんなさい!
まぁ誰も見てくれてないと思いますが…
見てくれていたらコメよろです!

今日からは気を取り直してバンバン書くよ☆
一日に一回は必ず更新します!
よろしくね!!!

47:彼方:2012/03/25(日) 14:52 ID:6wo

第4話

私がそう言うと彩香ちゃん達は
私を見下しクスクス笑う。

「気づいてなかったんだ?ホント馬鹿だよね。」

あははははっ…と屋上に笑い声が走る。
春は私を見下したままフッと笑った。

な…んで?

48:彼方:2012/03/25(日) 15:07 ID:6wo

私は泣きたかった。
泣き叫びたかった。

でも泣きたくなかった。
私の小さなプライドだ。

私はグッと唇を噛みしめた。
その様子を春は見ていた。

「泣けばいいじゃない。」
…ーえ? 
「泣けばいいのよ…あんたなんて」
「は…る?」

なんで…?
なんで春が泣いてるの?

春は自分の涙に気づき、服の裾で涙を拭った。

そしてさっきまでの春に戻った。
もうすっかり戻ってしまって
目からは光彩(こうさい)が消えた。
何の…感情もないような…目になってしまった。

「ホントは泣きたいんでしょ?泣きなさいよ。」
春に合わせるように皆は言った。

「さっさと泣けよ!」
「汚い涙見せられても困るけどね〜」
「ハハハッ!ウケる〜」

すると春はバンと足で蹴ってきた。
「泣かないんだったら…泣かせてやるよ」

「え…何言って…」

49:彼方:2012/03/25(日) 15:26 ID:6wo

「え…何言って…」

すると春はドカッと蹴ってきた。
「痛いっ!」

するとみんなも私に近寄って
私を囲むようにした。

「泣ーけ、泣ーけ」
と言いながら。
皆は私を蹴る。

クスクスと笑いながら。

「どう?みんなに蹴ってもらう痛みは」

彩香は皆の間に入って言った。

「げほっげほっ」
「うわ痛そうだね〜」
みんなに蹴られたお腹を抱えながら
地面に寝転がっている私を皆は見下すように見た。

「苦しいよね?痛いよね?カワイソウ…」
春はしゃがみ私の顔を見た。
まるで捨て猫を見るような目で。

それから何故か笑顔に変わる。
「でもね、千尋」

春は私の顔に自分の髪を垂らした。

「こんな事になってるのは」

そして春は目を大きく開け、ニタッと笑う。

「千尋自信のせいなんだよ?」

するとチャイムが鳴った。
彩香ちゃんたちはドアの方へ歩いて行った。

もちろん私を置いて。

そして彩香ちゃんはくるっと私の方を向いた。

「お昼休みー…お楽しみにね?」

あぁ…私は…もう逃れられないんだ。

いじめと言う戦いから。

50:彼方:2012/03/25(日) 22:37 ID:6wo

もしも見て下さっていたらコメ下さいね!
お待ちしております!!(>△<)

みなさんの一言、一言が彼方の
小説が書ける源になるものでして…
やっぱり、見てくれている方々が居ると
嬉しいですし、気合いが入ります!

良かったらアドバイスなど、応援メッセージ
感想などお待ちしておりますね!

51:みき:2012/03/26(月) 18:08 ID:hm2

彼方さんありがとうございます。まいにちがたのしみです。まいにちかいて、くださいね。(笑い)

52:彼方:2012/03/26(月) 18:44 ID:6wo

みきさん!ありがとうです!

スゴく嬉しいです!ありがとうございます!
早速書きますね〜(笑)

53:彼方:2012/03/26(月) 19:02 ID:6wo

第5話

入り…たくない。

私、新垣 千尋は教室の前に
立っていた。

(嫌だ…入りたくない…)
怖かった。
教室にはいるのが。

「か…帰ろう…かな」
そう思って後ろを振り返った

するとー…
バンッッッ!!!
「キャッ…」

誰かとぶつかった。
だ…れ?
目を開けてみたらそこに居たのはー…

「大丈夫?千尋ちゃん」

そこに居たのは同じクラスの女の子
平乃若菜(ひらのわかな)ちゃんだった。

「あー…うん。」
私がうつむきながら答えると
若菜ちゃんは「行こう」と
私の手を握った。

あ…ー
スゴく…嬉しい…。

若菜ちゃんは教室に一緒に
入ってくれた。

「ゲッ」と言う子もいれば
「おはよ」と言う子も居た。

(若菜ちゃんは優しくて人気者だから
 迷惑…かけてるだろうなぁ…)

私は嬉しかったけど不安だった。
若菜ちゃんがいじめられたらどうしようー…。
そんな不安ばかりよぎった。

54:ガゼル:2012/03/26(月) 19:45 ID:HeM

彼方おもろすぎっ☆
これからも続けてな♪
彼方飽きっぽいからwwwwww
これからもずっと見るから☆
頑張れ(#^.^#)

55:彼方:2012/03/26(月) 23:41 ID:6wo

ガゼルありがと〜☆

ガゼルのも応援しとるよ!

56:彼方:2012/03/27(火) 12:50 ID:6wo

1時間目は国語。

私の苦手な教科だ。
だけど、まぁ良かった。

国語の時間は彩香ちゃんと
席が離れている。

でも、春とは近かった。
私の前に座っていた。

(だ…大丈夫…だよね)
私が怖ず怖ずとしていると
隣の席の若菜ちゃんが話しかけてくれた。

「今日はね、違う所するんだって」
若菜ちゃんはニコリと話かけてくれた。
「そっか、へぇ〜」

私はうれしくて、若菜ちゃんと盛り上がっていた。

そして授業が始まった。
若菜ちゃんが言うとおり
今日は違うトコを習うみたいだ。

「千尋ちゃん先生の言ってること分かる?」
「全く分かんないよ〜」

私はハハハっと若菜ちゃんと笑いあう。
するといきなり春が大きな声で言った。

「あ〜ぁ!後ろの二人がうるさくて授業に集中出来な〜い」

春は後ろを向いてニヤついた
なんか…あるの?

そう思った瞬間、春が立つ。

「授業も聞かないで喋ってばかりならきっと全部分かるんだよねー?」

春は先生に言った。
「新垣さん分かるみたいですよ?」

え!?わ…私、全く分かんないのに…。

「そうかじゃあ新垣、答えろ。」

私は言った。

「わ…分からないです。」

57:琴音:2012/03/27(火) 16:53 ID:NIc

えぇ?どうなるんだろ!?&入れてください

58:彼方:2012/03/27(火) 17:15 ID:6wo

琴音さん、どーぞです☆★

59:彼方:2012/03/27(火) 17:31 ID:6wo

「わ…分からないです。」

言うと、先生は、はぁ〜…と
ため息をついた。

「お前、分からないなら無駄な時間をとらせるな」

先生に怒られてしまった…。
すると彩香ちゃん達が言う。

「分からないんなら手ぇあげんな」
「まぁ?しょうがないんじゃないの〜?」
「だよね〜!アイツ馬鹿だからしかたないよ〜」

先生には届かない声で
だけど私には聞こえる声で…

「……っ!」
私は泣きそうなのを必死にこらえていた。

そして時間はあっというまに立った。
「もう…昼休み…か」

私はお弁当箱を手にとり
アイツ等に見られてないかを
確認したら、すぐさま
小さな裏庭に行った。

「はぁ…はぁ…」
私は息切れをさせながら
ベンチに座った。

ここは小さな裏庭とも呼べない裏庭。
だけど、ベンチがあるし裏庭なんだろーな。

私はお弁当箱を開ける。
美味しそうなおかずが
顔をだす。

私の大好きな卵焼きもある。

「いただきまーす」
私は両手をそろえて言った。

そして、食べようとする。

するとー…


「わぁ〜美味しそうなモノたくさん入ってるじゃん。私たちの約束はほったらかして一人でお弁当食べてるんだ?」

60:美結:2012/03/27(火) 17:34 ID:HeM

彼方〜^^
更新されてた〜
もう天才wwwww

61:彼方:2012/03/27(火) 17:46 ID:6wo

美結>>毎日するって言ったからね!
    
    天才じゃないよwwww

62:彼方:2012/03/27(火) 17:52 ID:6wo

琴音さん、どーぞです☆★

63:彼方:2012/03/27(火) 17:53 ID:6wo

琴音さん、どーぞです☆★

64:みき:2012/03/27(火) 18:09 ID:.ik

彼方さん、本当に、もし、続きかけたら、書いてください!すごく、続きがきになります。あっ、ほんとうに、もしで、いいです。

65:彼方:2012/03/27(火) 21:01 ID:6wo

みきさん>>了解です!
      今日中に書いときます!

      気になるなんてそんなぁ〜
      うれしいお言葉どうもです★

66:みき:2012/03/27(火) 22:33 ID:.ik

うちは、タメよびOKだよ!

67:彼方:2012/03/27(火) 23:35 ID:6wo

ホントですか?

私も良いですよ!
タメと呼び捨てで!

68:彼方:2012/03/27(火) 23:48 ID:6wo

「…彩香ちゃん」

私の前に現れたのは彩香ちゃんたちだった。

(あ〜もぉ…最悪…)
私がそんな事を思っていると
彩香ちゃんは話出した。

「今日の授業笑っちゃった〜」
「あ…」

あの話か…。

「てかさ、若菜も喋らなきゃ良いのに」
「ね〜?こいつをいじめてる事知ってるくせにさ。」
「ホント、偽善者ぶってんじゃないの?」

私は怖くなった。
若菜ちゃんが次にいじめられそうで

でも、それは私にとって良いこと…なんだよね。

いじめって…
いじめてる側もいじめられてる側も
見ている側も…皆、卑怯になってしまうのかな

すると彩香ちゃんは私に言った。

「あんたさぁ、若菜に嫌いって言いなよ。」
「!?」

若菜ちゃんに…?
なんで…?やだ…。

「言うこと聞けないのかな?」

彩香ちゃん達はニヤニヤ笑ってる。

怖かった。ホントは…でも

「ごめん。それだけは…無理」

言ってしまった。

でも彩香ちゃんは
「あっそ」

と言った。

私はまだ気づいてなかった。このあと起こる事にー…

69:琴音:2012/03/28(水) 12:10 ID:l5.

うわぁ・・・超ドキドキするwww

70:彼方:2012/03/28(水) 12:33 ID:6wo

琴音さん、二回も来て下さって
ありがとうです♪
マジ感謝なのですっ☆

71:美結:2012/03/28(水) 13:17 ID:HeM

彼方〜〜
おもろい!
これからもがんばってちょーwwwwwww

72:☆香穂子☆:2012/03/28(水) 13:18 ID:T6.

かぼちゃ

73:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/03/29(木) 14:36 ID:.HM

はじめまして!
おっこです皆さんの小説読みました!
すごくおもしろいです!
このあとのつづきがよみたいです
なかよくしてね☆
長々しくてごめんなさい

74:彼方:2012/03/29(木) 21:49 ID:6wo

おっこさん、よろしくね!

見てくれてありがとう!!

75:彼方:2012/03/31(土) 13:59 ID:6wo

翌朝の事だった。

「お…はよう」
そう言うが、皆は無視をする

「来たよ、来たよ〜」
「ちょと…笑いが…」
そんな声が聞こえる。

(な…何か…あるの?)

おそるおそる、私は
自分の席のイスに座った。

そして隣の席の若菜ちゃんに声をかけた。
「おはよ、若菜ちゃん」

私が声をかけると
若菜ちゃんは優しく微笑んだ

(ホッ…)

すると、若菜ちゃんが突然笑った。

「あはっ、はははっ」

「どうしたの?」

私は若菜ちゃんに触れた。


するとー…




「触らないでよ、うそつきが、キモイなぁ」



若菜ちゃんは涙目で私を睨んだ。

76:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/03/31(土) 14:58 ID:GiI

このあと何がおこるのでしょうか?
気になってしょうがないです!!

77:みさき B:2012/03/31(土) 15:20 ID:hm2

彼方さん、かなり、つづきが、きになります。もしよかったら、つづきかいてもらえますか??

78:彼方:2012/04/01(日) 00:22 ID:6wo

「え…?」

私は目を見開く
すると若菜ちゃんは泣き出した。

「嘘ついてたんでしょ?私の事、嫌いなんでしょ?
私なんてウザいから消えろって言ったんでしょ?」

若菜ちゃんの口から出た言葉に私は困惑した。

なにを言っているのー…?

私は確かに、嫌いって言えとは
言われたけど、私はそんなの言ってない。

まさかー…

考えられるのは一つしかない。
私は彩香ちゃんをみた。

ー…笑っていた。

「ホントにバカだよね。千尋ちゃんは」
「せっかく味方してくれたのに裏切るなんてさ」
「ホントに最低だよ〜」

彩香ちゃんたちは言った。
春も見下すようにクスッと笑う。
クラスの皆も私を見てコソコソ言う。

私は教室から走って逃げた。




私は確信したんだ。













ー…もう、独りぼっちなんだ…と。

79:彼方:2012/04/01(日) 00:25 ID:6wo

おっこさん、みさきさん
見てくれてありがとうございます!
楽しみにしてくれてマジ感謝なのです!

80:奈々子:2012/04/01(日) 09:01 ID:qsE

私も楽しみです
また書いて

81:ワンナ:2012/04/01(日) 10:37 ID:i-BAE


やばい。

82:ワンナ:2012/04/01(日) 10:39 ID:i-BAE


すごすぎてやばい

83:彼方:2012/04/01(日) 11:26 ID:6wo

奈々子さん、見てくれてありがとうございますです・ω・`

ワンナさん、コメありがとうございますm(_ _)m

84:彼方:2012/04/01(日) 11:40 ID:6wo

月曜日の朝、私はベットから起き上がり
カーテンを少し開けて日差しを取り込んだ。

(学校…行きたくないな…)

私はそう思った。
まぁ、それまででも行きたくはなかったけど

まだ、私を友達として接してくれる人が居たから
私は今日まで…ー頑張ることが出来たというのに…

私はもう、何もかもを失ったんだ。

もう私を必要とする人は居ない。

そして私も、ー…もう信じられる人は居ないだろう。

私は春と撮った写真を眺めた。
あの頃が懐かしく思えた。

ホントはこんなはずじゃあなかった。
今でも、ずっとこれからも
春は私の側に居て、ずっと、ずっとー…

そう、思ってた。

私の目から溢れ出すものには
きっと、いくつかの感情が入っていただろう。


私は家を出た。

ホントは行きたくないけど、
お母さんに言えない。
こんなに苦しいのに。

いじめられてる事を言えないのは何故だろうか…。


私は今日からまた、いじめられるのかと思うと


何も分からなくなってしまった。

85:眞璃亜:2012/04/01(日) 11:43 ID:LIo

こんな小説を書けるなんてすごいですね!!
プロも夢じゃないとおもいますよ!
あ、私のことは「まりあ」ってよんでください(*^_^*)
タメおKです♪

86:奈々子:2012/04/01(日) 11:52 ID:qsE

すごい
考えて書くの
とうてい出来ない事だよ

87:ワンナ:2012/04/01(日) 12:17 ID:i-0D6


やばい

すごすぎてやばい

88:奈々子:2012/04/01(日) 13:52 ID:qsE

うんうん
確かに

89:彼方:2012/04/01(日) 21:50 ID:6wo

眞璃亜さん、奈々子さん、ワンナさん
コメ&応援メッセありがとうございます!>ω<///

90:みき:2012/04/01(日) 22:03 ID:hm2

ワンナ!?みさきだよ!IDみて!(ここでは、みきだけど)

91:ワンナ:2012/04/02(月) 00:59 ID:i-ph.


おー!小説かいてんの!?

すごーいっ


うちは
みにきてるwだはっ

まーねてるよね★

おやすみ

92:彼方:2012/04/02(月) 15:44 ID:sYE

私は、教室の前に居る。

「…いやだ…な」

そう思う。
だけど、このまま帰ったら
逃げた…と思われてしまうかも…

私は覚悟を決めてドアを開けた。

ガラッ…

皆の視線が強い。
怖い。

私は自分の席に座る。

若菜ちゃんは他の子としゃべっている。

私のほうを見ながら、ニヤニヤと。

すると、春が入ってきた。

彩香ちゃんたちは春に近寄るが
春は、彩香ちゃんたちを無視して
自分の席に座った。

春が私の方に近づいてくる。

ドキドキ…

胸の鼓動を抑える事ができなかった。

93:美結:2012/04/04(水) 17:17 ID:HeM

彼方ーー
うまいwwwww
がんばって小説家の夢かなえてねww

94:彼方:2012/04/05(木) 18:19 ID:xq2

叶えたいものだぁ

95:彼方:2012/04/10(火) 23:13 ID:xq2

春が私の前に来た。

「…ーっ」

私はうつむく。
目を合わせるのが嫌だから。

すると春は席に座った。

そして、私だけが聞こえるような声で春は言った。

「ー…今日の放課後、屋上に来て」


…ドクッ。

私の胸は死にそうなくらいに
とても、とても苦しかった。


〜放課後・屋上〜

「…まだ来てないのかな。」
私は約束通りに屋上に来ていた。
春はまだ来てなかった。

私は覚悟を決めてふぅっと息をはいた。

するとー…

バシャン!!!

「…ー!?」

私は制服を掴んだ。

びしょびしょに濡れていた。

水をかけられたんだ。
そう、こいつが。

後ろを振り向くとそこには彩香ちゃんたちが居た。
相変わらず、春は目立たない場所に立っていた。

春は腕を組み、堂々としている。
目も冷たく、つり上がっているようだ。

あの頃の春の面影すらもなかった。

96:彼方:2012/04/10(火) 23:51 ID:xq2

そして私は濡れたままの制服でドンと押された。

「うわっ、汚いのがついちゃったぁ」
ゲラゲラと彩香ちゃんたちは笑う。

「ま、それは置いといて、ねぇ、この前のどう?」

「この…前?」

私が言うと彩香ちゃんはニコりと笑った。
「若菜のことだよ?」

…ーあ。
私は思い出した瞬間泣きたくなった。
が、コイツらに涙を見せるわけにもいかない。
私は聞いた。

「彩香ちゃん達がしたんだよね!?どうしてなの!?」

私は聞いた。
すると彩香ちゃんたちは笑う。

「そんなの、あんたが言わないからじゃん」

そう言った。

97:みーたん:2012/04/11(水) 16:25 ID:f.k

はじめまして!
読ませていただきましたっ!
彼方さんすごい!すごい! 
すごすぐるwwwwww
尊敬します!!

98:彼方:2012/04/11(水) 18:47 ID:xq2

みーたんさん有り難う御座います!
尊敬なんて…/////
とても嬉しいです!!(^ω^)/
これから、もーっと書くので、
良かったら、見て下さいね!

99:彼方:2012/04/11(水) 19:00 ID:xq2

「…なっ」

私は彩香ちゃんを睨んだ。

「私は嫌だから嫌って言っただけじゃん!」
そう言った。
すると彩香ちゃんは私を蹴った。

「キャアッ…!」

「キモい悲鳴あげんじゃねーよブス。
 てか、んなの知らねぇし?私の勝手じゃん!」

彩香ちゃんは私の手をぐりっと踏んだ。

「やめて!痛いよぅ…!」

私は必死に言った。
それでも彩香ちゃんはニタニタ笑うだけだった。

「踏まれてるよ〜コイツ」
「ゴキブリっぽいんですけど!」
「言えてる〜っ!超ウケる〜っ」

皆も、クスクス笑っている。

春は一人私を無視している。
すると春と目があった。

春は見下した目で笑った。

「…ーっ!!」

表で泣けない自分は必死に涙をこらえて
心で泣くことしか出来なかった。

100:彼方:2012/04/12(木) 23:12 ID:xq2

彩香ちゃんは私の手を踏むのをやめた。

「残念だけど、私塾があるから」
彩香ちゃんがそう言うと「私も〜」と
次々に女の子が帰っていった。

残ったのは春と私だった。
でも、春は言い捨てた。

「一人でいじめても何も楽しくないから帰る。」

そう言って、ムスっとした顔で帰っていった。
結局、私だけが残った。
私はこのままではいけないので
春が帰った時を狙い、教室に入ろうと思った。

そして、階段をおりて、角を曲がり
教室へ向かい、ドアを開けた。

誰も居ないと思っていた教室に
一人だけ誰かが残っていた。本を読んでいるようだ。

「…だ、誰?」
私はおそるおそる
教室のドアを半分開けて言った。

すると、誰かは本から顔をあげた。
さらっと揺れる髪に女の子だと気づいた。

彼女の顔をよく見ると、私の知ってる子だった。

「あ、凪沙さんだったんだ」

私が言うと彼女はまた本に目を向ける。

101:彼方:2012/04/12(木) 23:21 ID:xq2

100だ!

皆さん、ありがとうございますっ!
皆さんのおかげで此処までこれました事、
誠に感謝いたしております。

良ければ、これからもこの小説を見て
アドバイスやメッセージを頂けると
たいへん光栄な事でございます。

私は皆さんのために全力で面白い小説を
作りあげたいと思っておりますので
良ければですが、応援よろしくお願いします。m(_ _)m

102:彼方:2012/04/12(木) 23:29 ID:xq2

…ー彼女の名前は
凪沙 皐(ナギササツキ)と言う。

クールと言うか、大人しいと言うか…
ハッキリ言えば、無感情・無表情な子…
だと思う。

この子の場合、クラスから浮いていて
相手にはされてなく、いつも一人で
本を読んでいることしか知らない。

実は凪沙さんは、結構美人で綺麗な顔をしているが
いつも腰あたりの長い髪でうつむきながら顔を隠して
しまっているため、多分誰も気づかないんだろうと思う

もっと堂々と、前を向いてればモテるのにな…

…っと、凪沙さんの説明はコレまでにしよう。

103:ami:2012/04/14(土) 14:25 ID:qgI

面白いです!!彼方s凄い!!続き楽しみです

104:彼方:2012/04/15(日) 12:57 ID:xq2

ami様ありがとうございます!m(_ _)m

105:ワンナ:2012/04/15(日) 21:43 ID:i-4ZY


すっごい続き気になる!

106:彼方:2012/04/16(月) 17:34 ID:xq2

ワンナ様、ありがとうございます!m(_ _)m

107:みき:2012/04/16(月) 18:07 ID:hm2

彼方頑張って!!かなり、面白い!続き書いて!楽しみだよ〜いつも、彼方の、小説!!

108:彼方:2012/04/16(月) 22:17 ID:xq2

「ねぇ…、凪沙さん」

私は、凪ささんに話しかけた。

「…」

む、無視ですか…。


凪沙さんは、本をペラッとめくる。
「な、何読んでるの?」
私が近寄ると、凪沙さんはキッと睨んできた。

「ねぇ、あなた…さっきから、一体何なわけ?」

凪沙さんはキツイ声で言った。

「ご、ごめんなさい…」

私が謝ると、凪沙さんは
カバンに本を入れてため息をついた。

「私は、可哀そうなんて思わないわよ。」

…え?

「あなたの事、別に可哀そうとか思ってないの。」

凪沙さんは教室を出ようとしている。

何か、言わなきゃっ!!

109:ワンナ:2012/04/16(月) 22:49 ID:i-tt2


それで、それで?★

110:琴音:2012/04/17(火) 20:11 ID:SMQ

久しぶりっ!!だんだん面白くなってきた^^&琴音って、読んでいいよ〜^^

111:彼方:2012/04/27(金) 18:40 ID:xq2

こんにちは!
皆さん、お久しぶり☆

112:彼方:2012/04/27(金) 18:46 ID:xq2

「あ、ありが、と…」

私はそう言った。
すると、凪沙さんは目を大きく見開いていた。

「あ、違うのっ!…えっと、ね」

私はこの空気を変えるため
何を言えば良いのか迷った。

すると…

「ぷっ!」

凪沙さんが笑い始めた。

「…え?」
私は呆然としていた。
…なんか、笑われて…る?

「あなた…変な人…ね」

そう言って、凪沙さんは教室をあとにした。

…何だったのかな?

疑問ばかりが頭によぎっていた。

113:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/28(土) 08:39 ID:GiI

この凪沙さんって
ほんとはいい人なのかな?

114:彼方:2012/04/28(土) 12:13 ID:xq2

おっこ様>>また見に来てくれたんですね!
ありがとうございます!!m(_ _)m

凪沙ですか?どーでしょうね?

115:彼方:2012/04/28(土) 12:27 ID:xq2

…翌日…

私は教室に入るためドアを開けると
上から黒板消しのパフが落ちてきた。

ドサッ!

「あはははははっ!」
「チョークの粉が頭にかかってる〜」

皆がゲラゲラ笑っている。

私はハァと小さくため息をついた。

粉を落とすため私が教室を出ようとした。
その時ー…

「…あ」

凪沙さんが目の前を通った。

「凪沙さん!お、おはよっ!」
私は無意識のうちに声をかけていた。

「…どうしたの?あなた」
「え?声をかけただけだけど?」
「そうじゃなくて…頭よ、頭。」

私は「あはは」と笑った。
凪沙さんは「ハァ」と呆れ気味にため息をついた。

「ちょっと、私についてきなさいよ。」

「…え?あ、ちょっ!」

私は無理矢理腕を凪沙さんに引かれて行った。

116:琴音:2012/04/28(土) 18:58 ID:aRE

100超えたね!!おめでと〜★&最近これなくてゴメンね…?

117:彼方:2012/04/28(土) 23:44 ID:xq2

琴音>>ありがとうございます!
そんなの気にしないで下さい!
見てくれる、読んでくれる、
それだけで凄く嬉しいんです(*v`*)
コメをくれたらもっと嬉しいですがw((殴

118:匿名さん:2012/04/29(日) 06:39 ID:.ik

 おはよ〜♪彼方続きが、すっ〜ごっく、気になる!!もっと書いて!!!!

119:みき:2012/04/29(日) 06:40 ID:.ik

↑みき

120:彼方:2012/04/29(日) 07:54 ID:xq2

みき>>見てくれてありがとう!
ごめんだけど、今日は岡山にいくんだ。
だから書けないんだ…
ホントにごめんなさいm(_ _)m
帰ってきたら書くからねっ。

じゃあ行ってきまーす!

121:みき:2012/04/29(日) 08:59 ID:.ik

いってらっしゃ〜い♪楽しんで来てね!

122:ami:2012/04/29(日) 12:11 ID:qgI

久しぶりに来てみた…ら話が進んどるわー
彼方s>いってらっしゃーい♪楽しんできてねー♪

123:Bena:2012/04/29(日) 13:43 ID:3JA

はじめまして!!

なんか面白くなってきましたね。

124:彼方:2012/04/30(月) 00:03 ID:xq2

岡山、行って参りました!
きびだんごを買ってきました

ami様>>また来て下さったんですね!
ありがとうございますっ!m(_ _)m

Bena様>>初めまして!
こんなカス的な小説を見に来て下さって
ありがとうございます!m(_ _)m

125:彼方:2012/04/30(月) 00:18 ID:xq2

無理矢理連れて行かれた先にはー…


「ほ、保健…室…?」

『保健室』と書かれた看板が
保健室に掛かっていた。

「何をつっ立っているの?早く入りなさい」
凪沙さんは保健室に入っていった。
「あ、ちょっ!待って!」
私も後を追うようにして入った。

中にはいると…

「き、綺麗なとこ…」

全体的に白でまとめられていたが
白いカーテンが揺れ、ほのかに入る日差しが
どことなく、私はなんだか好きだった。

「あ、皐!今日は一人じゃないの?」
白衣を着たショートカット(くせ毛)
の、ボーイッシュな女の人が居た。

平乃 里麻(ヒラノリマ)
と名札に書かれている。

126:彼方:2012/05/01(火) 07:32 ID:xq2

「…うるさいわね」
「あははっ、やっと友達出来たんだ!」
「ほっといて」

…えー、っと

会話に入れない…;

すると、平乃先生が「あぁっ」と声をあげた。

「ど、どーしたのっつ!?その頭っ!!」

「あ、忘れてた…」

凪沙さんの方を見ると、「こっち」と
水道を指差した。

私はそっちへ向かう。

「な、何するの?」
私が聞くと、凪沙さんはー…


大量の水を私の頭にぶっかけた。

127:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/01(火) 18:21 ID:GiI

凪沙さん・・・なんか
豪快?!

128:ami:2012/05/01(火) 19:33 ID:qgI

凪ささん豪快ww

129:彼方:2012/05/01(火) 22:01 ID:xq2

127・128>>
ですよね…((汗

130: ◆GOB.:2012/05/03(木) 19:48 ID:zkk

こんにちわー、私、この小説最初から結構みてました。
ですが少し不信感を抱く場所があります・・・。 小説ヘタクソだからアドバイスになるかわからないけど。
まず、若菜の反応です。 
いくらなんでも裏切られたと思っていても、もともと仲がよかったのだから
あの急変は少し行きすぎかと。

あとイジメって逆襲って結構つき物ですから少しずついれていったほうが
おもしろくなるかとおおもいます。

でもそれ以外はとてもおもしろかったです。

131:苺:2012/05/04(金) 12:43 ID:wRQ

面白い!神!天才!ああああああああーーーーーーーーー!

132:ラムネ:2012/05/04(金) 14:32 ID:kF2

続ききになるぅぅー!

133:彼方:2012/05/04(金) 21:08 ID:xq2

130 私が思うには、仲が良かった人に裏切られる痛みは
    かなりハンパないかと。
    今の私がそうなので・・・・。

    逆襲はこれから入れますよ^^  
    なにせ、かなり長く書こうと思ってまして、  
    ここら辺から入れると、終わりが早くなるじゃないですか。
    
    だからそうしようかな・・・と。

    アドバイス、助かります。
    面白いといっていただけて、本当にありがたいです。^^

134:彼方:2012/05/04(金) 21:21 ID:xq2

「な、何するのっ!」

私は怒り気味に言った。

「…頭、洗うんでしょう?」
「あ・・・」

でも、いくらなんでもかけすぎじゃ…
てか、制服びしょぬれ…

ー教室ー

なんとか、チョークの粉は落とせた。
凪沙さんがまさかドライヤーを持参しているとは…

ま、制服は濡れているので保健室で乾かしてるまま。
代わりに学校のジャージを着ている。

ま…周りの視線が…痛い…

辺りからはクスクスとか、笑い声が。

すると、彩香ちゃん達が寄ってきた。

「わ〜っ!千尋ちゃんわっるーい!!制服着なきゃだめじゃん!!」

そう彩香ちゃんが言うとドッとみんな笑う。

「そーだ!!ジャージを制服っぽく切ってあげる!」
彩香ちゃんがハサミをとりだした。

「や、やめてっ!!」

パシッ!

「…え?」

私がゆっくり目を開けると

彩香ちゃんの振り上げた腕を掴んでる


凪沙さんがいた。

135:彼方:2012/05/04(金) 21:23 ID:xq2

131 天才!?はわわ、そんな言葉、もったいないです!!

132 続きを待望してもらって、すごく嬉しいです!!

136:彼方:2012/05/04(金) 21:30 ID:xq2

「な…凪沙…さん?」

私が声をかけても、凪沙さんは冷たい目で
彩香ちゃんを見据えているだけだった。

「な…、何すんのよっ!!」

彩香ちゃんが言うと、ゆっくりと口を開いた。

「…千尋さんが制服を着ていないのは私のせいよ。」

凪沙さん…もしかしてー…

「は?あ、あんたがコイツの制服を濡らしたって事?」

「そうよ。」

庇ってくれてるんだー…

すると、彩香ちゃんが二やっと笑った。

137:りぱ:2012/05/04(金) 23:37 ID:xyY


はじめまして><
この小説いいですね
物語は悲しいんですけど、背景などをよく表現できてるのがすごいな、と思います。

彼方さんは、いじめにあったことがあるのですか?
ごめんなさい。答えれなかったら、答えなくていいです

138:彼方:2012/05/04(金) 23:56 ID:xq2

りぱ様、見ていただいて有り難うございます。

いじめですか?あってないと言えば嘘になりますかねw

139:彼方:2012/05/05(土) 08:58 ID:xq2

「ふぅん、凪沙さんも千尋ちゃんが嫌いなんだ?
だからそんなコトしたんでしょ?」

彩香ちゃんは言った。

すると凪沙さんは彩香ちゃんを突き飛ばした。

「キャッ!」
ザワッ…

凪沙さん!?

「…ふざけないで、勝手な妄想なんて気持ち悪いだけよ」

すごっ…!
彩香ちゃん相手にこんな事やれて…

「なっ!意味分かんない!」
「それはあなたの理解力が足りないせいよ」

凪沙さん…そろそろやめなきゃ…

「あ〜!もう怒った!」

ほらぁ〜〜!!!

「いじめて…」

そこで彩香ちゃんの声は止まった。

140:星弥:2012/05/05(土) 15:00 ID:4Z2

はじめまして!
星弥といいます。
すごいですね!
本当にありそう・・・
リアリティがありますね!
彼方さん、超天才です!!!!!

141:苺:2012/05/05(土) 16:04 ID:wRQ

やぱぁぁぁぁぁぁあぁぁああああああああああー!
すごっ!やっぱり天才じゃ

142:りぱ:2012/05/05(土) 18:26 ID:ygE


138 そうなんですか。
すみません。答えにくい質問に答えていただいて。

143:桜  :2012/05/06(日) 20:25 ID:2mg

初めまして 桜です
続きが気になります 

144:ユー 0410:2012/05/07(月) 17:02 ID:AFI

こんちわーー
ユーです
感想書かせてもらいます
いじめは確かにつらいですよね
そのことを小説にするなんてすごいです!!
これからもがんばってください
続き楽しみです
呼びタメおkです
ユーって読んでね
皆ー呼びタメおk??

145:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/08(火) 20:47 ID:GiI

ユーさん、桜さん、星弥さん!よろしくです。
わたしはよび&タメオッケーです♪

146:彼方:2012/05/08(火) 23:42 ID:xq2

140 天才だなんて!私にふさわしくないです!

141 天才なんて私に言っちゃいけないですよ!

142 いえ、大丈夫ですよ。

143 私の小説を見に来て下さってありがとうです!

144 ユー様、ありがとうございます!
    呼び捨てはOKですよ!

147:彼方:2012/05/08(火) 23:49 ID:xq2

その瞬間ー…

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

「おーい、席についたか〜」
先生がドアをあけて入ってきた。
彩香ちゃんたちは自分の席に戻った。

「…」

私は、何故か不安が積もっていた。

ーーお昼休みーー

お弁当を持った私は凪沙さんを誘おうと
凪沙さんの席に行ってみたけど
凪沙さんは居なかった。

「アレ…?」

148:ユー 0410:2012/05/09(水) 17:08 ID:AFI

皆ーありが10!!
凄い続きが楽しみ

149:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/09(水) 20:33 ID:GiI

凪沙さん大丈夫でしょうか?!

150:彼方:2012/05/09(水) 23:55 ID:xq2

皆さん、こんにちは。
私は最近登場してきた
凪沙皐です。
私は、今屋上に居ます。
何故か…って?それはー…

「凪沙皐。あの時は散々言ってくれたね」

高垣(彩香)に呼び出されたのである。

「何の用?私は暇ではないのよ」

そう言うと高垣はニコッと笑った。

「すぐ終わるから大丈夫だよ、皐ちゃん」

「気安く呼ばないで頂戴。」
「そんな冷たいこと言わないでよ〜友達じゃない?」

高垣は「そ・こ・で」と言った。

「友達の皐ちゃんに協力してもらいたいんだぁ!」

151:彼方:2012/05/10(木) 00:10 ID:xq2

「…協力?」

私がそう言うとにっこりと笑った。

「そうだよ〜!新垣千尋の…

 …ーいじめの協力ねっ!」

その時、私はふといじめられていた時を思い出した。
私は小学校で一度いじめを経験している。

辛かった、怖かった、苦かった…。

もうー…消えてしまいたいような。

そんな経験をしてきた。

誘いを断れば…どうなるんだろうか。

そんな不安がよぎる。
あんな風にはもうー…なりたくない。

「ね、どうする?もちろん…するよね?」

高垣はにこにこと微笑んでいる。

私は口を開いた。
私が決めたことを言うんだ。

「…ー私は」

私の答え、それは、もちろんー…

152:彼方:2012/05/12(土) 14:48 ID:xq2

感想お待ちしてます!

153:桜:2012/05/13(日) 08:42 ID:Lu2

初めまして桜です
続きが楽しみです

154:彼方:2012/05/13(日) 10:52 ID:xq2

「ー…お断り、するわ」

「…はぁ?」

高垣は目を丸くしてこっちを見た。

「凪沙…テメェ、自分が何言ってんのか分かってんの?」
高垣は私をものすごい目で睨みつける。

「…分かってるって、何をかしら?」
「は?あんたが虐めにあうって事に決まってんじゃん」
「そう…別に私はどうでもいいわ」
「はぁ!?テメェ…」

高垣はそう言うと私をバンと押し倒した。

「…」
「何か言えよ!ばっかじゃねぇの!?クズ!」

そう言うと高垣は去っていった。

「なんのつもりかしら、あの人は…」

そんな事を考えていると、ギィと屋上のドアを
開ける音がした。

「…なに?」

私は音のする方を振り返った。

「あ、凪沙さん、こんなトコに居たんだ!」

新垣千尋が居た。

「新垣さん…」

すると彼女は私にほほえんだ。

「一緒にお昼食べたかったんだ!食べようよ!」
「え…?わ、私と、あ、あ、あなたが…?」

私が変な事を聞いても彼女は笑っていた。

「あはっ、それしかないじゃん!」

私はあの頃の新垣さんを思い出した。
…懐かしいな。

そう想ったのだった。

155:ユー 0410:2012/05/13(日) 17:27 ID:AFI

よんだよー
おもしろーい
いじめ経験したことないけどなんかわかる!!
彼方がんばきたいしてるよ!!
私も呼びタメおkだよ

156:ami:2012/05/13(日) 17:32 ID:qgI

なぎささん動揺してる…可愛い♪それにしてもなぎささん度胸あるなぁ…

157:星弥:2012/05/13(日) 18:28 ID:s5g

遅くなってすいません!
誰も待ってないけど・・・
私は呼びためOKなのでできれば声かけてくれると嬉しいです・・・
上から目線すいません

彼方s>絶対天才です!

おっこs>ありがとうございます。
     自分も呼びためOKです。

158:彼方:2012/05/13(日) 22:19 ID:xq2

155 面白いと言って頂けてホッとします。
    いつも読んでいただいてありがたいです!

156 可愛いですか?w

    ですねぇ、根性据わってますよねw

157 私はOKですが、星弥様のことを
    タメで呼ぶことはなりません!
    基本、私は読者様にはタメで接しませんから。
    読者様は私にとって大切なお人であって
    気安く呼ぶことは私のプライドが許しません!
    
    代わりに、読者様からコメントをいただき
    元気づけてもらっているんです。
    コメントを頂ければ頑張ろうと思いますし。
    
    読者様の一言一言が元気の源へとつながります。

    ですから、いつでも丁寧に返信をしています!

    長ったらしい話になりましたね。
    申し訳ございません。

    今後とも、よろしくお願いしますね。

159:ユー 0410:2012/05/14(月) 17:39 ID:AFI

彼ー方来たっス!!!!!

160:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/14(月) 19:01 ID:GiI

彼方さん、礼儀正しいですね!
これからも応援してます!

161:彼方:2012/05/14(月) 23:27 ID:xq2

159 ありがとうです!>ω<//

160 普段は全くなんですけどね…((汗
    やっぱり、皆さんには感謝してますからね

    応援ですか!?嬉しいです!
    私はおっこ様のご期待に応えられるように
    精一杯面白い小説を書きますね!

162:彼方:2012/05/14(月) 23:45 ID:xq2

翌朝。

朝起きた私は、超ご機嫌だった。
凪沙さんとは仲良くなれたし
昨日はあれ以来いじめて来なかったし。

ー…けど、今日はどうだろう…

そんな不安も多少はあった。
けど、すぐに立ち直ることが出来た。

私の側にいてくれる人が居るだけで
私はすごく幸せで十分な事だったから。

私は制服に着替えると、鼻歌を歌いながら
リビングへと向かっていった。

「あ、おはよう千尋」
「お母さん、おはよう」

リビングにはお弁当を作る母が居た。
卵焼きをお弁当に詰めていた。

「ねぇ、最近何かあった?」
「えっ?」
私は一瞬、ビクッと顔を青ざめた。

「いやぁね、最近あまり構ってあげてないでしょ?
 千尋と何も話さないし…お母さん心配なんだから」

お母さんは一息つくと私に言った。

「何だか最近、憂鬱な顔ばっかりしてるよね千尋。」

「…そ、それは…」

「でも、まぁ、昨日は機嫌が良かったみたいね
 ニコニコしてたもんね」

「うん、昨日は嬉しい事があったから」

私が嬉しそうな顔をしていると
お母さんが難しい顔をし始めた。

163:彼方:2012/05/14(月) 23:57 ID:xq2

「…ねぇ、春ちゃんとはどうなの?」

「…え」

私は戸惑った。
何?この空気…ー、バレる?

「最近、遊んでもいないし、仲良かったのに…」

ますます雲行きが怪しくなり、
私は「あ、あのね」と言った。

「春とは部活も違ったし、遊ぶ人が変わっただけだよ!
 私も私でちゃんと友達作ってるし、心配しないで!」

私がそう言うとお母さんはニコッと笑った。

「そっか、なら良いけど…何かあったら言うんだよ?
 お母さん、本気で心配してるんだからね」 

お母さんー…

「うん、分かった」

私は微笑んで見せた。

ー…言えるわけ、ないよ。
苦しませたくないんだもん。
迷惑かけたくないんだもん。

「私、そろそろ行くね」
「あ、そっか、行ってらっしゃい」

玄関に出た私を優しい笑顔で見送るお母さん。

…ーお母さん、ごめんなさい。

心は罪悪感ですごくすごく痛かった。

164:あややん kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/15(火) 16:24 ID:GiI

ちひろかわいそうです。親にも相談できなくて・・・。

165:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/15(火) 16:24 ID:GiI

いまのわたしです↑

166:星弥:2012/05/15(火) 20:21 ID:s5g

おっこs>あややんsなの!?
     あややんは自分も使うことある!

彼方s>やめてください!あたし中1なんですから中学でもここでもしたっぱで後輩なんですから!
せめて様は・・・あたしは、リア友のように(?)いきたいんです!

167:彼方:2012/05/15(火) 21:21 ID:xq2

164 ですよね…複雑です。

166 いえいえ!無理ですよ!

168:星弥:2012/05/15(火) 22:07 ID:s5g

彼方s>じゃあ様だけは・・・

169:彼方:2012/05/15(火) 23:44 ID:xq2

168 で、ですが…

170:彼方:2012/05/15(火) 23:59 ID:xq2

そして学校に着いた。

げた箱には紙が入っていた。

『死ねよ、バカ学校来るな』

…と、書かれていた。

「…っ」
私は紙をくしゃくしゃに丸めて投げ捨てた。

…こんな事に負けるものか。

私はそう決意した。

…階段を登り、二階には教室がある。
みんなが仲良く楽しいクラス…
そんな目標など、実に無意味だった。

私は教室の前で立ち止まり
大きく深呼吸をした。

ガラッ

私は勢いよくドアを開ける。

ザワザワしていた教室が
一瞬だったが止まった気がした。

だけど、またザワザワとし始めた。

私は気にせずに、自分の席へと行く。
机の中を見る…ー

そこには『死ね』などの言葉が書かれた
紙が数枚とー…

破られた、私と春の写真があった。

「……」
さすがに私も言葉をなくした。

…初めて春と撮った、思い出の写真。

それは桜の下で撮られたものだ。

すると、笑い声が聞こえた。

171:ユー 0410:2012/05/16(水) 17:16 ID:AFI

読んだよー知らないうちに進んでビツクリ!!
読んでいくうちに涙がてそうになったよー
彼方がんばって続きを書いてね!!
応援してるよ!!
フレーフレーかーなたソーレ!!
フレっフレっ彼方フレっフレっオー!!!

172:彼方:2012/05/16(水) 23:43 ID:xq2

ユー様、ありがとうございますっ!

涙が出そうに…ですか!?嬉しすぎます!
応援なんて、ありがたいです。ホントに。

私の小説、終わるまで見届けてもらえると嬉しいです!

173:りっこ:2012/05/17(木) 15:27 ID:DCQ

はじめまして!!

りっこです!!

この小説すごく面白いです!!

もっと書いてください!!

174:大工:2012/05/17(木) 19:37 ID:09I

プロ並みw

登場人物が個性的で良いw

175:BENA:2012/05/19(土) 10:51 ID:3JA

なんか、この小説、すごくいいですね。

これからも、応援してま〜す。

176:苺:2012/05/19(土) 11:39 ID:wRQ

ホントにありそうで泣けます。。。

177:ユー 0410:2012/05/19(土) 11:52 ID:AFI

かなた今までありがと小説面白かったよ
最後まで見られなくてごめん私ここからいなくなるね

178:彼方:2012/05/19(土) 12:19 ID:xq2

173 りっこ様ですね!
    見てくれてありがとうございます!

174 プ、プロ並み!?
    素直に嬉しいですが///
あ、ありがとうございます!

175 そうですか!?
    そう言ってもらえると
    すごく心強いです^^
    ありがとうございます。

176 苺様、いつも来てくれてありがとうございます!
    泣け…!?
    そう言ってもらえて、書き甲斐があります!

179:彼方:2012/05/19(土) 12:23 ID:xq2

177 な、なんでですか!?
    そんなの、寂しいです!
    私の小説なんて、見なくたっていいですから
    ずっと、ここに居てくださいよ!!
    
    ユー様の言葉で、なんども勇気付けられたんですよ!?
    私、ユー様が居なくなるなんて…ヤですよ!!

180:彼方:2012/05/19(土) 12:47 ID:xq2

「あはははっ!アイツの顔見てよ〜!」
「え〜?どこにいんの〜??」
「あそこじゃん、ホラ!」
「あ、ゴキブリかと思ったぁ!」
「言えてる〜っ!」

あははははっ…

こんな話題で、クラスは盛り上がっている。

春の方を見てみると、春と目があった。

「…あ」

すると、春はフッと笑った。

春…私と、とった…写真…どーでもいんだ…

ものすごく、腹が立った。

だけど、そこで声がした。

「やめなさいよ、見苦しいわ」

声がした方をみんなが注目した。
「…凪沙…さん」

凪沙さんだった。

「な、なによ、うっさいなぁ、皆楽しんでるんだから良いじゃん。」
クラスメートだ言った。

すると、次々に凪沙さんへの野次がとんだ。

「そーだよ!一人だからって、寂しがってんだろ!」
「友達もいないくせに、偉そうな事言ってんなよな!」
「凪沙さん関係ないじゃない、ほっといて」
「そーそー!部外者はだまってなよ」

わーわー!

…凪沙さんは、悪くないじゃん。

…意味分かんなよ…、凪沙さんは、助けてくれただけなのに…

でも、凪沙さんんは負けてなかった。

「卑怯者たちが集まったら、強力になると思っている貴方たちに
 関係ないだとか、部外者だとか、…言う権利はないのよ。」

「はぁ?ばっかじゃないの?あんた。」

「馬鹿は貴方達でしょう?こんなに意地の悪い集団を作って…
 恥ずかしいと思わないの?クラスメートとして恥ずかしいわ。
 自分たちの無力さに気づいていないだなんて…ね」

181:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/19(土) 14:02 ID:GiI

凪沙さんもっといいかえしちゃって!
彼方さんつづき書いてください!!

182:ユー 0410:2012/05/19(土) 15:38 ID:AFI

わかったよ
ここにいるよ
ちゃんと小説読むから
あんなこと言ってごめん!!
これからもよろしくね!
彼方のアシスタント?てきなことをしたいんだけどいい??

183:彼方:2012/05/19(土) 17:48 ID:xq2

182 居てくれるんですか!?
    良かったです!

    え、アシですか?
    小説の続きを書かないのなら
    全然良いですよ!
    むしろありがたいです!

184:ユー 0410:2012/05/20(日) 09:48 ID:AFI

いえいえ私は小説書きませんから!!!
彼方は小説ガンバ!!

185:ユー 0410:2012/05/20(日) 12:50 ID:AFI

彼方小説書いて!!

186:奈々子:2012/05/20(日) 13:07 ID:mwU

私の小説も読んでもらいたいです

187:彼方:2012/05/20(日) 14:37 ID:xq2

185 了解です!

188:彼方:2012/05/20(日) 14:51 ID:xq2

「なっ…」

凪沙さんは、皆を睨みつける。
皆は、凪沙さんの迫力に言葉を失う。

…−すごい。

そう思ったー…が、
いきなり、春が声をあげた。

「はいは〜い、皐ちゃんの思ってること、よーく分かったよ」

ニコっと笑った春は、凪沙さんに近寄って行った。

「…何かしら?柊…さん」

凪沙さんは後ずさる。
怖かったんだろう。

だって、春…

ずっと、ニコニコ笑ってるんだもん。


「皐月ちゃぁん、お馬鹿さんさねっ♪」

「は…?」

「それとも…分かってて?」

「…ほっといて、もらえる?」

そこで、チャイムが鳴った。

先生が、教室に入ってきて、皆席について。
静かに授業は始まって行った。


…お昼休み…

私は、凪沙さんを見つけるとすぐさま
凪沙さんの方に行った。

「な、凪沙さん!!」

189:(・∀・)/:2012/05/20(日) 15:18 ID:9nw

質問です!((いきなりすみません、本当に!!

Q1、あなたはどんな小説が見たい?

Q2、どうしたら色々な人に小説を見てもらえますか?


いきなりごめんなさい!!
スレ主・彼方さん、ごめんなさい><
お答えくださると嬉しいです!!

190:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/20(日) 16:16 ID:GiI

そうですね・・・
1>面白くてリアルな小説とかが読みたいです。
2>毎日かきこんだらそのうちみなさんも
よんでくれるとおもいます。

191:姫♪:2012/05/20(日) 16:49 ID:YZA

あたしは
1・面白い小説。ファンタジーものだったら飛びすぎもほほえましい。
2・魅力的な題名をつける。そしたらスレッド一覧の時とかに目に留まるから。
こんな感じかなぁ…?
というあたしは魅力的な題名つけれてないんだけど…。

192:星弥:2012/05/20(日) 20:25 ID:P2Y

あたしが思うには
1自分でもやり過ぎって思うほど弾けていいと思う。
2地道にコツコツと。テスト勉強と同じ!?
あと自分のスレ増やすとか・・・?

193:彼方:2012/05/20(日) 20:31 ID:xq2

189 全然大丈夫ですよ!

    1 そうですね、読者と同じ目線の小説ですかね
      私も、一応それを目指して書いてるんです!

    2 あなたが面白い!と言うものを書き続ければ
      きっと皆さん見てくれると思いますよ!

194:星弥:2012/05/20(日) 20:35 ID:P2Y

彼方来たぁ!
小説!!!!!
ウキウキ
今日は機嫌がいい♪

195:彼方:2012/05/20(日) 20:57 ID:xq2

194 星弥様、ご機嫌ですねっ!
    なんだか、こっちまで嬉しくなりますよ!

196:星弥:2012/05/20(日) 21:05 ID:P2Y

今日知り合いの結婚式だったので♪
楽しかった!
けど騒ぎすぎて疲れた・・・

197:彼方:2012/05/21(月) 00:52 ID:xq2

196 それはおめでたいですね。

198:彼方:2012/05/21(月) 01:10 ID:xq2

すると、凪沙さんは振り返り
立ち止まった。

「あ…新垣さん…」

私は凪沙さんに近寄る。

「朝、…ありがとう」

私がお礼を言うと
凪沙さんは目を見開いた。

「何のことかしら、私はお礼を言われる
ようなことはした覚えがないのだけれど?」

私はニコッと笑っていった。

「凪沙さん、私のこと助けてくれてありがとう」

「!」

凪沙さんは顔を真っ赤にした。
 
「あ、あれは、思ったことを…い、ったまで、よ」

「そっか」

微笑ましくて、笑みがこぼれる。

「ねぇ、凪沙さん、お昼一緒に食べない?」

私がそう言うと、凪沙さんは首を縦にふった。

・・・屋上・・・

「あ、凪沙さんのお弁当美味しそう!
お母さんが作ったの?」

「いいえ、違うわ、自分で作ったの」

私たちはお互いのお弁当を見せあいっこした。

…ーまるで、仲の良い友達のように

「千尋のも美味しそうじゃない」

凪沙さんは私のお弁当をみて言った。

…ーえ?

199:姫♪:2012/05/21(月) 07:53 ID:.Ow

彼方…覚えてるかな?
彼方と会った時姫♪だったか姫ちん♪だったか覚えてないけど…。

200:姫♪:2012/05/21(月) 07:54 ID:.Ow

もし覚えてたらここでもよろしく。
覚えてなくてもよろしく。

201:彼方:2012/05/21(月) 15:29 ID:xq2

姫ちゃんですよね!
覚えてますよ!!

202:彼方:2012/05/21(月) 15:34 ID:xq2

え…、て言うか…
200ですか…!?
か、感謝感激ですっ!
まさか…200いけるとは…

私の小説を呼んでくださっている
皆様のおかげですよね、コレは!

私、皆様の期待に答えられるよう
一生懸命小説を書き続けますので
どうか、最後まで、彼方の作品を
暖かく見守っていただければと思います。

これからもよろしくお願いします。

203:姫♪:2012/05/21(月) 15:35 ID:0pQ

覚えてた〜…よかったぁ〜…。
忘れられてたらどうしようかと…。

204:彼方:2012/05/21(月) 19:42 ID:xq2

忘れるわけないよ^^

205:りっこ:2012/05/21(月) 20:00 ID:YQs

彼方さん!!どうやったらそんな売れっ子小説家みたいに神級な小説が書けるんですか!?

彼方さんだけそんな才能持っててずーるーいー!!

私にも分けなさいwww

206:彼方:2012/05/21(月) 23:04 ID:xq2

「な、何…?私、何かした…?」

「いや、な、凪、沙…さん…私の事…千尋って…」

「あ…」

凪沙さんは、顔を真っ赤にして頬に手を当てる。

「いや、そ、そう言うつ、つもりはなくて…
 嫌な気分にさせたのなら、謝るわ…」

私は、凪沙さんの手をとった。

「ありがとう、皐!すっごく嬉しいよ!!」

「な///」

私はニコッと微笑みかけた。

でも、コレは本心だ。

心のそこから嬉しかった…−


「私、今日から皐って呼ぶね!だから、私の事
 千尋って呼んでもいいからね!てか、呼んで!」

「え、ええ…ち、千尋…、ね、よ、よろし、く」

「あははっ!!改まっちゃってぇ!!」

「だ、だって…」

私はこの時、大げさかもしれないけど・・・


すっごく、幸せな気持ちで溢れていた。


…なんて、幸せなんだろう。

そう想った.


だけど、幸せなんて思っているのも私たちだけなんだ。


「……調子に乗りやがって…、ばっかみたい」

隣の屋上から、春が見ていた事は、知る由(よし)もない。



「笑ってられるのも今のうちなんだからね…?千尋」


春は私たちを睨みつけていた事も知らなかった。


「まぁ、今の間にたわむれてればいいよ
 クズはクズ同士・・・・ね、
 今、千尋が大切にしている友情ー…ぶっ壊して」
 







「無意味な友情って事、思い知らせてあげるんだからー…」



私たちは、この友情が壊れるなんて、思っちゃいない。


けど、もし、壊せるとしたらー・・・・

その方法って・・・・



私たちには一つしか、なかったんだよね。
 

207:彼方:2012/05/21(月) 23:07 ID:xq2

春は私たちを・・・

の、「春は」は、「春が」
です。
訂正いたしますね。

208:彼方:2012/05/21(月) 23:11 ID:xq2

205 ふぇっ!?
    神級!?
    そんなわけないに決まってますよ!!

    私には、才能なんて、とてもじゃないけど
    ないんですよっ!!

    きっと、りっこ様が書いた方が
    よーっぽど、面白いです!!
    自信持ってくださいよ!!
    ねっ!!

209:ユー 0410:2012/05/22(火) 17:10 ID:AFI

読みました。
今回もうまくまとまっていてよかったです。
千尋となぎさの友情関係がうまく表されていました。
これからももっとよい小説を書いてください。
的なことがアシスタントの仕事なのかな??

210:大工:2012/05/22(火) 17:13 ID:09I

ハッピーエンドを期待してます😃

211:彼方:2012/05/22(火) 18:00 ID:xq2

209 ですかね…?

210 ハイッ!頑張ります!>ω<//

212:りっこ:2012/05/22(火) 19:05 ID:y8s

神級って言ったら神級なんです!!

彼方さんこそこんなにファンがいるのに「才能が無い」なんて言っちゃダメです!!自身を持って!!

もしも本当に才能が無いのならどうしてこんなに沢山の人が彼方さんの小説を絶賛するんですか!!

やはり彼方さんには神級・・・いや、神を上回るほどの才能を持っているんです!!

213:苺:2012/05/23(水) 22:07 ID:wRQ

見てないうちに増えていた。。。
彼方さんって他に小説書いてますか?

凪沙さん、あたしの想像では果てしなく美しい人。。。

続き、待ってます♪

214:大工:2012/05/24(木) 16:21 ID:09I

やべ.........この小説めっちゃいい

そして俺の書いてるやつアホすぎ........

俺は小説版の恥だw

215:彼方:2012/05/24(木) 18:06 ID:xq2

212 違いますよ!

    皆さん優しいから
    同情ですよっ!

213 恋愛系小説を作ろうかな
    と、思ったりしてます!

214 え、そうですか?
    なんだか照れちゃいます!
     
    恥なんかじゃないですよ!
    大工さんなら良い小説を
    書いているのでしょうねっ

216:彼方:2012/05/25(金) 20:55 ID:xq2



翌朝


私は、いつものように朝起きて
リビングに向かう。

ドアを開けて、木のテーブルに座る。

「おはよう、千尋」

お母さんがそう言いながら
朝食を私の前に出した。

「おはよう、お母さん」

私も同じように言った。

「お姉ちゃん、おはよっ」

二歳下の妹、瑞希(みずき)も私にそう言った。


私たちにお父さんはいない。

実は、私たちは母子家庭で
お父さんは、私が二歳の頃
病気で亡くなってしまった。

だから、顔も、はっきりとは分からない。

ここまで、母は一人で育ててくれた。

疲れてるときも
私達のことを一番に考えてくれた。

悲しいときは、相談にのってもらった。

ー…けど、今回ばかりは口が避けても言えない。

もう、心配なんて、かけたくないから

217:苺:2012/05/26(土) 15:15 ID:wRQ

分かりますっっっ    ぅぅぅ…
ハッピーエンドになりますように!

218:彼方:2012/05/26(土) 19:19 ID:xq2

217 共感、サンキュですっ

219:さくら ◆hN7g:2012/05/26(土) 19:43 ID:xqo

神だわー^^

私なら殴り倒すかいじめ返しするけどー♪

220:彼方:2012/05/27(日) 01:34 ID:xq2

私は朝食を食べ終わり
妹と共に家を出た。

「二人とも、いってらっしゃい」

お母さんは手を振り、見送った。

そして、十字路。

「学校、頑張ってね」

瑞希はニコッと微笑んだ。

「瑞希もね」

「うん、私は大丈夫だから」

「じゃあね」と妹と別れた。

私が学校に向かっていると


皐に出くわした。

「あ。」

皐。

それは、昨日、私が呼ぶことにした
凪沙さんの下の名前。


「あ、新、…じゃなくて、ち、ちひ、ち…ひ」

「皐、おはよっ」

私が先に言ってやると皐は顔を赤くさせた。

「な、な、///」

顔に両手をあてながら恥じらう。

「行こっか、ねっ」

私は皐の手をつないだ。

真っ赤で、死にそうだった皐の顔も
たちまち笑顔に変わった。

「…ーえぇ、千尋」

221:彼方:2012/05/27(日) 02:17 ID:xq2

219 私なんてまだまだですよ!
    
    いじめ返すんですか?
    そう言う展開もありますのでご期待下さい^^

    さくら様、小説書かれてますよね。
    拝見させてもらってますよ。
    頑張って下さいね。

222:彼方:2012/05/27(日) 02:26 ID:xq2

学校に着いた。

靴をはきかえ階段を登り
教室の前まで来た。

私たちは何の躊躇い(ためらい)もなく
教室へと入っていく。

もう、怖いものなどない。

そう想えたから。

ガラッ

ドアを開けると、ザワザワし始めた。

だけど、私と皐は気にせずに
自分の席へと向かった。

私の机には毎朝のようにラクガキがあった。

…ーけど、今日はなかった。

私は皐と目をあわせる。

皐はニコッと笑い、「よかったね」と
口パクで私に言った。

私は力一杯うなずいた。

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。
私は急いで席に座った。

223:あややん kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/27(日) 13:18 ID:GiI

彼方さんの小説、やっぱり面白いですね!

224:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/27(日) 13:19 ID:GiI

223←わたしです。

225:彼方:2012/05/27(日) 13:27 ID:xq2

223 嬉しいです!
    ありがとです!

226:BENA:2012/05/27(日) 15:26 ID:3JA

彼方さんの小説…超最高です♪(照

227:彼方:2012/05/27(日) 15:57 ID:xq2

226 え〜、ホントですか?
    ありがとうございます!!

228:彼方:2012/05/27(日) 16:16 ID:xq2

そして、時間はあっと言う間に過ぎて行った。


「…もう、お昼休みか〜」


私がん〜と背伸びをしていると皐が誘いに来た。


「千尋、一緒にお弁当食べましょう?」

ニコっと微笑みながら。

「え、いいの…?」

私が言うと、皐は「あはっ」と笑った。


「当たり前でしょう?友達なんだから」


私は、皐の言葉に嬉しくなって
大きな笑みをこぼした。


そして屋上で、一緒にご飯を食べた。


それから、何故かいじめられなかった。




そんな時が何日か過ぎた。

他の子とは喋らなかったけど

皐と、一緒にいられた。

泣くこともなく、いじめられなかった。




そして、いじめられなくなってから
なんと、一ヶ月がたとうとしていた。


ある日の朝。


「いってきま〜す」

私は元気よく、お母さんに言った。

「いってらっしゃ〜い」


いつものやり取り。


そして私は瑞希と家を出た。

「ねぇ、お姉ちゃん」

玄関をでたところで瑞希に話しかけられた、

「ん?どうしたの?」

私が不思議そうに尋ねる(たずねる)と、
瑞希はにこっと笑った。


「お姉ちゃん、最近元気になったね
 なんだか今のお姉ちゃん、すっごく楽しそう」

「…まぁね、前に比べたら、楽しいよ」


皐って言う、すごく大切な友達も出来たし。

それに、最近、いじめにあってないしね…

229:イチゴリボン:2012/05/27(日) 20:34 ID:ErM

つづきは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どいちうなるんですか

230:彼方:2012/05/27(日) 22:30 ID:xq2

229 どいちうなる?

    どんな感じって事ですかね?
    続きは、楽しみにしてて下さいねっ

231:彼方:2012/05/28(月) 16:35 ID:xq2


そして妹と別れた。


学校に入ると、下駄箱で皐が居た。


「あ、皐っ!おはよ〜」

私が近寄ると、皐はビクッと体を震わせた。

「ど、そうしたの…?皐」


「な、なんでも…ないわ」


皐は手に持っている、紙らしきものを
手の中でグシャっと握る。

「さ、皐、い、一緒に教室行こうか!」

私が少し明るめの口調で言う。


…−でも、


「…ごめんなさい」


皐はうつむいたまま、どこかへ行ってしまった。


皐…

どうしたんだろう?

私は疑問を抱えたまま、教室へと入った。


「あ…」

一人で入る教室…怖い。


いつもは、皐と一緒だったから。


だけど…


「おはよ〜、千尋ちゃん」


え…?

「あ、千尋ちゃんじゃん、おはよ〜」

は…?

「ね〜、千尋ちゃん、昨日、Wステ見たぁ?」


…な、何が起こってるの…?

232:大工:2012/05/28(月) 17:11 ID:09I

どいちうなるwwwwwwwwww


>>231
意外な展開っすね(^o^)

233:彼方:2012/05/28(月) 21:49 ID:xq2

232 ですよねww
    どうなっちゃうんでしょう!

    (↑後先の事を考えてないバカww)

234:BENA:2012/05/29(火) 16:36 ID:3JA

さきが気になるんで続きをかいてください!

235:苺:2012/05/30(水) 14:28 ID:wRQ

どうなってしまうんでしょうかっっっ

236:星弥:2012/05/30(水) 16:24 ID:doU

来ました!
久しぶりです!

彼方!まさか、ターゲットが千尋から皐になったとか!?
千尋頑張ってくださいますように
これからあたしも敬語にしよう!

237:匿名さん:2012/05/30(水) 16:38 ID:3JA

意外な展開!!!

238:BENA:2012/05/30(水) 16:41 ID:3JA

すいません。
≫237は私です。名前、忘れてしまって本当にごめんなさい。

239:彼方:2012/05/30(水) 19:20 ID:xq2



「え…?みんな…」

私は戸惑っていた。

すると、そこに彩香ちゃん達が来た。

…ー何故か、皐も一緒に。


彩香ちゃんが私に近寄ってくる。

「千尋ちゃん!」

「な、何?」

私が言うと、彩香ちゃんはニコリと笑った。

「今まで、ホントにごめんね?」

…ーえ?

私は何が起こっているのか分からなかった。

彩香ちゃんが謝ってきた…


私、もう、ヒドい目にあう
ことは二度とないんだ!

私は皐に駆け寄る。

「皐が何かしてくれたんだよね?」


私が聞く。

けど、皐は無言のままだ。

「…さ、つき?」

私が皐に触れようとした。


…その時


「触らないで!」 

240:Roi.:2012/05/30(水) 21:25 ID:ez-WnM

いきなりすいません。
二週間前から勝手にROMってた者です。

この小説かなりストーリー性が出てて読みやすいし続きが気になるような良い書き方をされてますね。

これからもROMらせていただきますので頑張って下さい。

241:大工 ◆AUoo hoge:2012/05/30(水) 22:48 ID:09I

>>239
どうしたw

242:彼方:2012/05/31(木) 00:26 ID:xq2

240 な、なんと!
    ありがとうございますっ!
    嬉しいです!なんか!
    ありがとうございますっ!

他の皆様も、コメは返せてませんが
心から、本当に嬉しく思ってます!
暇があれば一つずつコメを返しますので
気長にお待ち下されば嬉しいです。

243:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/31(木) 15:34 ID:GiI

って来てない間におもしろくなってますね!
これからもがんばです彼方さん!

244:彼方:2012/05/31(木) 22:29 ID:xq2

「さ…つき?」

私は戸惑いを隠せなかった。

今まで、仲良かったのに…ー。

私は思い切って聞く。


「ねぇ、私、何かした?何かしたなら謝るからっ」

私は必死になって言う。

けど、皐は無言のままだった。


「な、なんか言ってよ…皐」

私が言うと皐は口を開いた。


「千尋…、私もう、皐と…居たくない」

…ーえ?


皐…?


私の頬に涙が流れた。

どう…して?

何で…?


すると、彩香ちゃん達が来た。


「わぁ、サイテーじゃん、皐ちゃん」

245:たーみん:2012/05/31(木) 22:45 ID:Qos

続きが気になります♪

246:彼方:2012/06/01(金) 19:06 ID:xq2

書き間違えだ〜!!

「千尋…、私もう、皐と居たくない」

ですが、

「千尋…、私もう、千尋と居たくない」

でした!!

間違って、すいませんっ

247:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/02(土) 10:58 ID:GiI

えぇ!?続きが気になります!!

248:苺:2012/06/02(土) 16:22 ID:wRQ

皐ぃぃぃぃぃぃ(T_T)

249:琴音:2012/06/02(土) 18:28 ID:kWM

こんにちわぁっ><久しぶり!覚えてる?琴音だよ

250:彼方:2012/06/02(土) 21:53 ID:xq2

「…っ」

彩香ちゃんが言うと
皐は下唇を噛んだ。

「千尋ちゃん、こんなヤツと居ない方が良いよ?」

彩香ちゃんが私に言う。

「え…?」

私が戸惑うと、皆も
彩香ちゃんに合わせるように言う。

「そーだよ?今まで一緒に居たくせにさ」
「今さら、サイテーだよね」
「ね〜!千尋ちゃんもそう想わない?」


…皐が…、サイテー…?

そんなワケない…

今まで、ずっと…仲良く…

でも、今は…ー

皐、私…皐の事…


信じられないよ。

すると、春が私に近寄った。

「は、る…」
思わず声をあげる。

春は、ニコッと笑った。

「千尋、私たちと一緒に居よ?」

「…ーえ?」

春は私の肩に手をのせ、言った。

「それでさぁ…



皐ちゃんの事…“いじめ”よっか?」

251:彼方:2012/06/02(土) 21:55 ID:xq2

247 いつも見て下さっていて、嬉しいですっ

248 皐、どうしちゃったんでしょうね!

249 忘れるわけないです!覚えてますっ

252:BENA:2012/06/02(土) 22:30 ID:3JA

すごい展開ですね。
こんなすごい小説書けるなんてやっぱり尊敬します。彼方さん

253:彼方:2012/06/03(日) 09:38 ID:xq2

252 そ、尊敬ですか!?
    
    私には勿体ない言葉です!
    こんな駄作しか書けない
    私に、尊敬だなんて…!!
    こ、光栄すぎますよ〜!?

254:彼方:2012/06/03(日) 23:07 ID:xq2

今日、携帯買いました!

255:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/04(月) 17:08 ID:GiI

おめでとうございます!
わたしも買ってもらいたいのですが
買ってもらえなくて・・・

256:彼方:2012/06/05(火) 17:10 ID:xq2

「えー…?」

私は何が起こったのか分からなかった。

皐をー…いじめ…る?


「ねぇ…千尋?」


春はニコッと微笑む。

肩にのせた手が、握っていくのが分かる。


皐をいじめるなんて…

出来ないよ…。


皐は、一人だった私の側に居て…

私を助けてくれた、唯一の私の心の支え…

心から信じられるたった一人の友達…なのに。


それを…いじめるの?

私は言った。


「ヤだよ、いじめるなんて…やだ!」


私の声で辺りが静まる。

これで、またいじめられても良い。

そう覚悟していたし。


だけど、春は微笑みを絶やさず
私の肩から手をどけた。

257:苺:2012/06/06(水) 22:30 ID:wRQ

彼方さん…
どうか…ハッピーエンドに……

258:彼方:2012/06/08(金) 00:02 ID:xq2



「そっか、千尋はいじめるのヤなんだね」

春は私の方を向いて、悲しげに微笑んだ。

「春…ー」

もしかして、春…気づいてくれたのかな…

こんなコト、バカげてるって。

すると春は「はぁ」とため息をついた。

「私…、凄く…悲しいよ…千尋ぉ」 

春は私に泣きついてきた。

「春…やっと…」

今までやってきたコトの虚しさが分かったんだねー…

そう言おうとした時だった。

「私…ホントに…悲しい…


 また、千尋をいじめちゃいそうで」


…ーえ。

「春…?どう言うコト…?」

すると春はニコリと笑う。

「だからね、皐ちゃんをいじめなかったらぁ
 またいじめの標的が千尋になるってコト」


それくらい…覚悟はしてた…

つもり…ーだった、けど…

実際…言われちゃうと…怖い


私の顔は赤くなっていった。

259:彼方:2012/06/08(金) 00:04 ID:xq2

おっこ様>>そうなんですか!
     残念ですね…


苺様>>どうなるんでしょうねっ?

260:苺:2012/06/08(金) 21:29 ID:wRQ

葉っぱに来たら一番に見てます!
続き楽しみです!

261:彼方:2012/06/09(土) 07:55 ID:xq2

苺様≫あわわ、ホントですか!?⦅汗
   そ、それはそれは…ありがたいです…!!

262:彼方:2012/06/09(土) 08:28 ID:xq2


「ねぇ…千尋…?」

春が私の手を強く握りしめた。

ギリッ…

「い、いたっ…」

私の目に涙が浮かぶ。

「千尋は…いじめられたいの…?」

「え…?」

春は光彩(こうさい)の消えた目で私を見た。

私の肌に、鳥肌が立った。

「千尋…?このままじゃ…ホントに…


 いじめるよ…?」


…私、どうしたら…良いの…?

皐の事は守りたい…けど…


でも…私…


もう…あんな思い…したく…ないよ…


「皐…」

私は皐の方を見た。

皐の顔はー…


とても優しかった。

悲しげな笑みを浮かべてー…


私は、涙をかみしめながら…


「ー…ごめんね」


そう告げた。


その時、私の頬には確かに…


涙がこぼれた。

263:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/09(土) 19:42 ID:GiI

千尋、うらぎっちゃうのかな?
続きがきになります!!

264:彼方:2012/06/09(土) 21:18 ID:xq2

おっこ様>>どうでしょうねっ!?

265:KING:2012/06/09(土) 21:22 ID:ZH6

初めまして。
千尋ちゃん!ダメだよ〜。裏切っちゃ!!

266:彼方:2012/06/09(土) 22:38 ID:xq2


私は教室に入る。

みんなからは
「おはよ〜」の声。

私の周りに皆が集まる。

…ー楽しい。

私はその気持ちでいっぱいだった。

みんなが私の方に来る。
私と喋りたいと思ってる。

良い気分だ。

…けれど、幸せになるには
必ず、何かを犠牲にしなくちゃならない。

…ー例え、どんな形であっても。


「…っ」

「立ちなさいよ!バァカ!」

…また始まった。

「………」

「何か言えよ!

 凪沙!!!」

私のクラスの日課となったコトがある。

それは、凪沙皐をいじめるコトである。

私は…裏切った、皐を。

罪悪感は感じる。

だけど、私も裏切られた。

そう思えば、罪悪感などなくなる。

267:彼方:2012/06/10(日) 09:05 ID:xq2

KING様>>裏切っちゃったようです…((汗

268:匿名さん:2012/06/10(日) 09:32 ID:DL6

千尋、裏切っちゃったんだ!

269:苺:2012/06/10(日) 09:59 ID:wRQ

ウ…裏切ってしまった……
どうなるんですか?!

270:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/10(日) 13:21 ID:GiI

(゜○゜;)
えぇぇぇぇ!?
裏切っちゃったんですか!?

271:彼方:2012/06/10(日) 23:40 ID:xq2


「…痛いっ」

皐が目に涙を浮かばせる。

普段強気な皐の泣き顔を見て
皆はますます、皐をいじめている。

…ー皐、ごめんね。

いつもそう思う。

…けど、そう思うだけ。

別に「助けたい」とかは思わない。

だって、皐が悪いんだもん。

…私と居たくないって言ったから。

自業自得…なんだから。

そう心に言い聞かせ
移動教室で私は教室を出た。

すると、行く途中に
後ろから声がかけられた。

「お〜い!千尋〜」

「…あ、みんな」

後ろを振り向くと廊下には
10人くらいの友達が居た。

「一人で行かないでよ〜っ!一緒に行こうよ!」

その中に居た彩香ちゃんが言った。

春もこちらに駆け寄ってきた。

「ね、千尋もさ、凪沙をいじめようよ」

「え〜…?」

春はニコニコしながら誘ってくる。

「見てるだけじゃつまらないでしょ?」

みんなが私に言った。

272:Roi.:2012/06/11(月) 02:06 ID:ez-Ylw

なかなか凄い展開ですね。

273:抹茶:2012/06/11(月) 15:59 ID:Mlk

続きが気になります!
頑張ってください!

274:苺:2012/06/11(月) 16:01 ID:wRQ

千尋は皐をいじめてしまうのでしょうか…

275:彼方:2012/06/11(月) 16:29 ID:xq2


「…わ、私、いじめはやめとこうかなぁ…!」

私は出来るだけ、皆の機嫌を損ねないよう
私は誘いを断った。

「え〜?何で〜?」

皆が私に問いかけた。

「ご、ごめんね」

私は「あはは」と笑った。

「…ま、いいけどね」

春が私に言った。

…−不機嫌そうに。

けれど、それもほんの一瞬。

すぐに皆、ニコニコと笑う。

「そーいえばさ、千尋のペン入れブランドだよね?」

「わ、ホントだぁ!!これ、限定のやつじゃん!」

「そーなんだ!お父さんが誕プレでさぁ!」

そして、楽しい会話になった。

…−良かった。


心の中で、ホッとした。

276:彼方:2012/06/11(月) 16:34 ID:xq2

Roi様≫ありがとうございますっ(>ω<//

抹茶様≫どうもありがとなのです^^

苺様≫いつも観覧頂き、感謝です!

277:彼方:2012/06/12(火) 18:41 ID:xq2


あれから、三ヶ月ほど立ったある日のことだ。

その日のお昼休み…ー

「ねぇ、千尋!一緒にお弁当食べようよ!」

「良いね!うん、食べよ〜っ」

春に誘われ、私は屋上に行った。

そこには、なんと…

「さ…つき?」

そう、凪沙皐が居たのだ。

「ちーひろっ!」

春がドアからヒョコっと顔をのぞかせる。

「春、な、なんで、皐が…」

私が戸惑いがちに言うと、春はクスッと笑う。

「あはっ、そんなの皐をいじめる為じゃん!」

…ーえ?

「一緒にご飯食べ…るんじゃないの?」

「うん、ご飯も食べるけど…皐もいじめるんだよ?」

春は当たり前のように言った。

「私っ、いじめる為にいるんじゃない!」

私は激しく怒鳴りつけた。

はっ…

私はふと我に帰る。

すると、春が私の近くに来た。

「…ーそんな事言って良いの?」

278:#:2012/06/12(火) 19:07 ID:DL6

すごく面白いです!
続き書いて〜!!
楽しみに待ってます!!

279:彼方:2012/06/14(木) 00:02 ID:xq2

「え…?」

「千尋…?あのね?私が千尋を
 嫌いになっちゃったらね…」

春は一歩、前へ進み、私との距離を縮めた。
そして、口を開いた。

「いじめる…からね」

「…!」

あの頃が蘇る(よみがえる)。

あの…毎日が地獄だった日々がー…

毎日が闇で、憂鬱で…

誰も助けてくれなかった。

…ー怖くて怖くて、消えてしまいたかった。

…ー助けてくれたのは、誰…だっけ。

すると、春は足元にあったバケツを
私に渡した。

「これ、皐に…ぶっかけてよ」

「や、やだよっ!」

そんなコト、したくない…!

「じゃあ、千尋は…あの頃に戻りたいの?」

…やだ。

あの頃に戻るなんて。

毎日…おびえて過ごした。

…今は、毎日楽しくて…ー

けど、どこか、物足りなくて

だけど、私には十分だ…。

私…、もう…分かんないよ!

280:彼方:2012/06/14(木) 00:04 ID:xq2

#様>>私の小説を観覧して下さって
ありがとうございますっ!
面白くなんてないですよ!
私なんて、まだまだですから。

281:苺:2012/06/14(木) 16:54 ID:wRQ

春……
嫌な奴ですねぇ(涙)

282:來夢☆:2012/06/14(木) 18:19 ID:jZM

「春!!
もうやめよぅよ…
人をいじめる、それのどこが楽しい…の?」
「フッ あんたには分かんないよねぇ
“いじめ”の楽しさが」
「春にも分かんないよね…
“いじめられる”悲しみと憎しみと苦しみが…」
言っちゃった…   どうしよぅいじめられちゃうよ…

ごめんなさい、つい…

ちょっとキャラ違いました?

283:來夢☆:2012/06/14(木) 18:22 ID:jZM

「春!!
もうやめよぅよ…
人をいじめる、それのどこが楽しい…の?」
「フッ あんたには分かんないよねぇ
“いじめ”の楽しさが」
「春にも分かんないよね…
“いじめられる”悲しみと憎しみと苦しみが…」
言っちゃった…   どうしよぅいじめられちゃうよ…

ごめんなさい、つい…

ちょっとキャラ違いました?

284:彼方:2012/06/14(木) 23:52 ID:xq2


「…っ」

皐は私から目をそむける。

「皐…」

罪悪感がつのった。

すると、皐はボソッとつぶやいた。

「…やりなさい」

「え…?」

私は、よく分からなくなっていた。

皐…、何言ってるの?

いじめるんだよ?

私がそう思っていたら
皐は私の方を向いて言った。

「…ー私は、ね、守りたいの、あなたを」

…え?
どう言う…コト?

守り…ーたい?

だって…皐は…私と…居たくないって…

すると後ろから春が「うっさい!」と怒鳴った。

「さっきから、うっさい!やれって言ってるの!!
 さっさとやって!いじめられるの嫌なんでしょう!?」

…そう、だけど、私…。

「…ー千尋、裏切られたんだって…自覚してる?」

春は私を睨んで言った。

裏切られてる…ー?

確かに、そうだ。

私は、裏切られてるんだ…。

285:彼方:2012/06/15(金) 00:02 ID:xq2


「…コレだけすれば、もう何もさせないよ?」

春は言った。

これ…だけ…か。

バケツに入った水をかける…

それだけすれば…終わる…

しなかったら…ー


いじめられる…


私は決めた。

自分を…ー守ろう。

私は、皐みたいに

かばうなんて…出来ないよ。

私はバケツを手にとった。

「…ごめん、ね」

私は…ー

それをおもいっきり皐にかけた。

バシャア!

大きな水の音とともに
水しぶきが少し私にかかる。

ちゃんと前を見ると

びしょぬれになった皐が居た。

…ー私が、やっちゃったんだ。

286:彼方:2012/06/15(金) 00:04 ID:xq2

苺様>>ですよねー…

來夢様>>駄作にカキコ頂き
どうもありがとうございます!

そう言うのも良いですねっ!

287:苺:2012/06/15(金) 16:07 ID:wRQ

や……やっちゃったぁ…

288:七実:2012/06/15(金) 16:42 ID:BFM

春、最っ低!!!!
一度でもいいから春もいじめられれば?!
そしたら、いじめられてる側の気持ちも分かるよ!
あ…入れてくださいっ><

289:彼方:2012/06/15(金) 17:43 ID:xq2


私は怖くなって逃げ出した。

「あっ、千尋」

春の声が後ろから聞こえる。

けれど、私は振り返らなかった。

私は、泣いてたから。


誰もいない裏庭についた私は
しゃがみ込んで泣いた。

どうして…、あんな事…

私って…、なんて最低なんだろう…?

「千尋…ちゃん?」

すると、泣きじゃくる私の名前を何者かが呼んだ。

「えっ…?」

私は振り返った。

そこに居たのは若菜ちゃんだった。

「どうしたの?こんなトコで…」

私は若菜ちゃんにすがりついた。

「若菜ちゃん…、あたし…あたし…」

「…ー千尋ちゃん?」

私は若菜ちゃんに全て話した。

「…そんな事…が」

若菜ちゃんは深刻そうな顔をした。

そして、若菜ちゃんは私を真剣な顔で見た。

「若菜ちゃん…?」

「…私、話さなきゃならない事があるの

 皐ちゃんの、本当のことを」

290:amirin:2012/06/15(金) 18:25 ID:DL6

何〜!?
続き頑張って!!!

291:苺:2012/06/15(金) 20:01 ID:wRQ

皐に何があるの…

292:彼方:2012/06/15(金) 23:48 ID:xq2


「皐の…本当の…事…?」

私は疑うような目で若菜ちゃんを見た。

「うん、取り乱さずに聞いてね」

若菜ちゃんはうつむきがちに言った。

「…ー皐ちゃん、嘘ついてる」

「…嘘?」

嘘って…?何が…?

すると、若菜ちゃんは
私の目を見ながら言った。

「皐ちゃんね、あなたをかばうために
 いじめられてるんだよ」

…え?

「私…ね、聞いちゃったの、あの日…」

「あの日…?」

「そう、皐ちゃんがいじめられるようになった日」

ドクッ…

私の心がズキッと痛む。

…ーあの日、皐がいじめられるようになったのは
他の誰でもない、この私だ。

「あの日の前日の事なんだけど…実はね
 音楽室に、彩香ちゃんや春ちゃん
 皐ちゃん達が集まってたの」

「…え」

「私はね、用事で音楽室の前を通ったんだけど
 その時、会話が聞こえちゃったの」

若菜ちゃんは、不安そうに言った。

「『千尋をいじめてほしくなかったら
  お前が身代わりになれ』って…」

293:七実:2012/06/16(土) 00:02 ID:BFM

み…身代わり……
っていうか“いじめ”なんて楽しいわけないのに…
彩香、春のやってる事ってくだらない

294:彼方:2012/06/16(土) 00:04 ID:xq2


「身代わり…って、どう言うコト…?」

私が若菜ちゃんの顔をのぞき込みながら言う。

若菜ちゃんは顔を赤くして、半泣きになりながらも
一生懸命にその日のことを話してくれた。

ようするに、こう言うコトである。


あの日の前日、音楽室に居た彩香、春、その他は
皐を音楽室に呼び出した。

そして、彩香が

『千尋がいじめられたくなかったら
 お前が身代わりになれ』

と言ったのであった。


「…それで、皐は私をかばったの?」

「うん、千尋ちゃんと居たくないって…
 そう言った皐ちゃん、辛かったと思うよ」

「皐…」

私は皐の顔を思い浮かばせた。

怖くて、不安で、そんな皐を

…ー皐、ごめん…。

私…、本当に…最低だよ。

すると、若菜ちゃんが
私の行動を大きく揺るがす言葉を放ったのだ。

「…この事、全部、春ちゃんのせい…だしね」

「…え?」

「春ちゃんがね、『あんた達の友情なんて
 潰してやるから』って言ってたよ…」

……許せない。

私の頭にはすぐさまこの言葉が浮かんだ。

295:彼方:2012/06/16(土) 00:10 ID:xq2


私ならまだしも、皐まで…傷つけて。

皐を追いつめて…、苦しめて…

最低だよ、春、絶対に…

「…許さない」

ボソッ。

「え?千尋…ちゃん?」

「絶対に…許さない」

私はもう、おかしくなっていた。

春に裏切られたあの日から
きっと私はおかしかったけど

けど、今、全ての怒りを憎しみを
繋げた糸がプツンと切れた。

「若菜…ちゃん、私…ね、協力してほしいコトがあるの」

そう言って、私は若菜ちゃんに微笑みかけた。




「春をいじめるの、手伝ってくれない?」

296:彼方:2012/06/16(土) 00:17 ID:xq2

苺様>>やってしまいましたよ〜
更新した中に、書いてますので
ごゆっくりご鑑賞ください。

七実様>>どうぞどうぞ、入ってください!
ですね、いじめなんて、やっちゃいけないんです。

amirin様>>ありがとうございます!
ご期待に添えるよう、全力で頑張ります!

297:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/16(土) 10:41 ID:GiI

おお!とうとう反撃開始ですか!

298:ami:2012/06/16(土) 10:42 ID:qgI

お久しぶりでっす!ami降臨!((←言い過ぎww 最近来れなくてすいませ
ん>< でもっ!全部見たからっ!安心して?
(感想)春さいって!マジでひどい!!でも千尋!いじめちゃ…だめ…若菜ちゃんも…協力しちゃ、だめ…

299:苺:2012/06/16(土) 11:22 ID:wRQ

反撃開始〜!
春もちょっとはいじめられればいいんだ!
でも、最後は良い終わりに期待(^^)v

300:彼方:2012/06/16(土) 17:02 ID:xq2


「…いじめるって、ほ、本気で言ってる、の?」

若菜ちゃんは眉をひそめる。

「そうだよ、若菜ちゃんはヒドいと思わないの?春の事」

「思う…けど…」

若菜ちゃんは戸惑うように言う。

「だったらいじめようよ、春だって
 同じ気持ちにさしてやるんだから」

私はもうおかしくなっていた。

けど、春をいじめれば全て良くなると思った。

…ー全て、春が悪い。

春こそいじめられれば良い。

「若菜ちゃん…ーやってくれるよね?」

私は睨みがちに若菜ちゃんに言った。

「私は…っ」

若菜ちゃんは唇を振るわせて言った。

「わ、わかった…や、やるよ」

若菜ちゃんの返事を聞いた私は
満面の笑みで若菜ちゃんに言った。


「ありがとう、若菜ちゃん」


…ー春、楽しみに待っててね

次は、春がー…


地獄を見る番だから、ね?

301:苺:2012/06/16(土) 17:13 ID:wRQ

300おめでとう!
若菜ちゃんが一番いい人だったりして(笑)
1000行くかなぁ?
頑張ってね♪

302:Roi.:2012/06/16(土) 20:16 ID:ez-ArY

300おめでとうございます。
春と千尋はやってること同じですね。

仕返しをしてほしい気持ちが勝ってますが…

303:彼方:2012/06/16(土) 20:29 ID:xq2

300ですね!

ついに山場へと入ってきました。
ここまで付き合ってくれた
読者の皆様。

誠にお礼申し上げます。

あと少しで小説も終わりますが
それまでお付き合いいただければ
嬉しく思います。

             作者より

304:匿名さん:2012/06/16(土) 20:38 ID:xq2

おっこ様>>とうとうです!

ami様>>お久しぶりです!
全部呼んで下さったんですか?
ありがとうございます!

苺様>>反撃開始ですね!
最後はハッピーエンドでしょうか、ねぇ?

おめありがとうございます!
そうかもしれません(笑
1000行くと良いですね〜

Roi.様>>おめ感謝です。
全くですね。
自分のやってることに気づかない
千尋って…

そうですね、春はムカつきますからね。

305:彼方:2012/06/16(土) 20:52 ID:xq2

交流板にこの小説に関するスレを作りました。
興味のある方は、拝見願います。

306:彼方:2012/06/19(火) 08:48 ID:xq2

〜春目線〜


教室はにぎわっていた。

廊下からでもそのにぎわう声が聞こえる。


今日もたくさん面白いことしようー…


そう思いながら教室に入った。

ガラッ

教室のドアが開ける。


私は目の前に地獄が待っているいる事なんて



知る由(よし)もなかった。

307:苺:2012/06/19(火) 15:28 ID:wRQ

春目線だとまた悲しくなりそう…

308:江:2012/06/19(火) 17:55 ID:uCY

始めまして!!江といいます!
小説面白いです感動します!!続きをぜひ、書いてください!!

309:ami:2012/06/19(火) 21:09 ID:qgI

江sこんにちわ!よろしくねぇ(*´∀`*)タメ&呼び捨てOKかな?あたしはOKだよ!(まぁ、既にタメですが;)

310:彼方:2012/06/20(水) 02:42 ID:xq2

千尋目線


ガラッ

と教室のドアが開く。

「みんなおはよーっ」

春だ。

春がみんなに元気よく挨拶する。

が、

春に応える者は居ない。

春は不思議そうに近くに居た子に声をかける。

「ねぇ、どうした「触らないで!」

春が肩にのせようとした手を
女の子が振り払った。

「な、なんで…」

春が呆然と口を開けている。

「春、おはよう」

私は春に駆け寄った。

「千尋、どうなってるの?」

春の問いかけに私は笑顔で答えた。



「私たち決めたの、春をー…




 いじめてあげようって」

311:& ◆2MhU:2012/06/20(水) 15:18 ID:uCY

amiさんよろしく!タメ、OK!!

312:江:2012/06/20(水) 15:18 ID:uCY

ごめん!上の江だよ!!

313:苺:2012/06/20(水) 22:00 ID:wRQ

おほおおおおお
うんうん…
悲しいわぁ……

314:彼方:2012/06/22(金) 02:00 ID:xq2

苺様>>そうですね〜…

江様>>初めまして!

   駄作を見に来てくださって
   ありがとうございます!

315:ami:2012/06/23(土) 11:20 ID:qgI

江よろしく(*´∀`*)

316:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/24(日) 10:28 ID:GiI

こんにちは〜だれか〜?

317:江:2012/06/24(日) 10:48 ID:uCY

ども!

318:彼方:2012/06/24(日) 17:13 ID:xq2


「…え?」

春は唖然としている。

「いじめる?私を?」

春はあははと笑った。

「何言ってんの〜?んな事言って、良いの?」

春は私を睨みつける。

今となっては怖くもなんともない。

そんな私に気がついたのか
春はギリッと歯を食いしばった。

319:苺:2012/06/26(火) 15:41 ID:wRQ

最近これませんでした…
千尋は嫌な奴にはならないでほしいですねえ。

320:江:2012/06/26(火) 18:05 ID:uCY

苺さん>>そうですねぇ〜続きが気になります・・

321:桜ウサギ:2012/06/26(火) 18:14 ID:Z2w

はじめまして。桜ウサギと申します。
続きがとっても気になります!
これからもがんばってください!
願わくば、春と千尋には、最後仲良しになってもらいたいですね・・・なんて思ってみたりしました

322:琴音:2012/06/28(木) 18:33 ID:0J2

お〜こんなに進んだんだ(*^_^*)
すごいね^−^

323:彼方:2012/06/28(木) 20:56 ID:xq2


「千尋…本気なの…?」

春は私に言った。

こんなに怖がってる春は
見たことがないかもしれない。

「…本気に決まってるじゃん
 私が冗談でも言うと思ってるの?」

私が問うと、春は俯いてしまった。

そして、小刻みに体を震わせる。

…泣いているのだろうか?

「…な、なんで…?」

春は顔を真っ赤にさせて聞く。

「…ー私や、皐を苦しめたのはだぁれ?」

私は意地悪く聞いた。

「違う…、よ。私は、千尋を裏切った…
 皐が、ゆ、許せなくって…」

ー…春は…ウソツキだね。

私はニヤッと笑うと春に言ってやった。

「…嘘ばっかり付くんだね、春は」

「!?」

春は目を見開き驚いている。

自分の策が見破られないとでも
思っていたのだろうか。

「…皐に嘘を言わせた事、知ってるよ?」

私が言うと春は皆を見渡した。

…ー笑える。

皆は春の視線を無視して俯いている。

もはや、春に味方などいない。

324:彼方:2012/06/28(木) 21:05 ID:xq2


・・・春目線・・・


何…言ってんの?

…ー私をいじめる?

…なんで?意味…分からない。


ただ、私は感じたことのない
恐怖と、ただただ戦っている。

「…本気に決まってるじゃん
 私が冗談でも言うと思ってるの?」

千尋が憎しみの中に
微笑んでいることが分かった。

…本気、だ

でも、何で?

私の策は完璧だったでしょ?

なんで…こんな、形…で?

「…嘘ばっかり付くんだね、春は」

千尋の一言により
私は驚きを隠せなかった。


私は皆を見渡した。

けれど、目を合わせる人は居なかった。


…ーミンナガ、ウラギリモノ。

それともー…



私に対する、罰が…下されたのか…

325:ichigo:2012/06/29(金) 11:54 ID:Om6

とっても面白いです! 毎回どうなるのか楽しみです!
彼方さんは小説書きの天才だあ!

326:苺:2012/06/29(金) 16:32 ID:wRQ

これからも、頑張ってください!
あたし、当分ここに来れないと思うので…

327:彼方:2012/06/29(金) 17:54 ID:xq2

苺様≫え…、これないんですか…?
    けど、絶対ってわけではないんですよね…?
   
    はい!頑張りますよ!!

江様≫続きを待望していただいて、嬉しいです♪

桜ウサギ様≫はい!頑張りますっ!

琴音様≫はお、皆様のおかげですね!

ichigo様≫面白いですか!?
     それは良かったのです♪
     
     天才なんかじゃないですよ!
     まだまだです!!

328:ichigo:2012/06/29(金) 19:13 ID:Om6

>>327いやいやこんなに真剣に小説読んだの初めてです!

329:星弥:2012/06/29(金) 19:50 ID:qV2

久しぶりに来ました!
星弥です!
多分覚えている方は少ないと思いますが、私はこれからできる限り来ます!

330:キティ ◆lMsc:2012/06/29(金) 22:57 ID:SKg

入れて下さい!規制中の時見ていました!

331:苺:2012/06/30(土) 12:09 ID:wRQ

昨日の今日で来ちゃった♪(笑)
なんか、お母さんとけんかしてて来れないと思ってたけど、お母さん仕事だった・・・

332:ami:2012/06/30(土) 12:46 ID:qgI

お久しぶりですっ☆いやー相変わらず面白いですねー。続きが気になりますねー。

333:彼方:2012/06/30(土) 14:29 ID:xq2


「…ね、春」

千尋がニコッと微笑みかけてきた。

「…な、に…?」

私は、作り笑いに顔が引きつる。

「これで…分かったでしょう…?」


千尋はニィっと口角をあげた。

「もう、春には………

 

 味方はいないの」


夢じゃないんだ…これは…


すぐに覚める、悪夢を見てしまってるんじゃないんだ…

いいや

たとえ、これが夢だったとしても…



一生覚めない悪夢を、見てしまっていてー…








コレを作り出してしまってるのは

紛れもない













…―――私、なんだよね

334:彼方:2012/06/30(土) 14:34 ID:xq2

ichgo様≫そ、そうなんですか…!?
     ありがとうございます!

星弥様≫覚えてますよ!
    お久しぶりですね♪

苺様≫来てくださって嬉しいのです♪

ami様≫お久しぶりです!
     相変わらず…ですか?
     嬉しいこと言って下さいますね♪

335:江:2012/06/30(土) 20:06 ID:uCY

最近これませんでした!
やっぱり面白いですね!!続き、楽しみにしてます!

336:星弥:2012/07/01(日) 08:49 ID:qV2

彼方さん>ありがとうございます!
ちなみに(?)彼方さんは悩みがある時はどうしますか?
〜感想〜
いいぞ〜♪千尋ぉ!
私もいま復讐したい人いるんですよね・・・

337:彼方:2012/07/01(日) 09:36 ID:xq2

江様>>ありがとうございます!

338:彼方:2012/07/01(日) 09:47 ID:xq2

星弥様>>いえいえ(*ω`*)
悩みですか?そうですね…

悩みって、あんまり持たないんですけど
私って、時々、ネガティブになっちゃうんですよね
そう言う時、悩みや不安をため込んでしまうと
精神的にヤバい事も起こっちゃうかもですよね

そゆ時は、私、悩みが人間関係ならその人に
ガツンと言いますよ!
その結果、喧嘩になっても、必ず仲直り出来ました。
お互いの嫌なところを言い合って、
互いのダメな所を直しあって。
直せないことは、理解し合って。
それがホントの友情ではないでしょうか。

物とかのコトなら開き直っちゃいます!
どうしてもな時は、身近な人に相談して。


とまぁ、長々しくなりましたけど
こんな感じです!

ふ、復習ですか!?

何か悩みがあるならいつでも相談して下さいねっ

339:うにゃ ◆4AUw:2012/07/01(日) 15:29 ID:BvY

ありきたりないじめというストーリーで、起きる可能性が高く、現実味があるという点で俺にとってはかなり読み易いです。
主人公・・・というよりは、視点人物の感情にはよく共感できます。

注意して欲しいことが
一人一人の登場人物の特徴、個性等。
例えば二人のキャラクターがいるとします。
一人は復讐を考えるいじめられっ子、一人はいじめっ子ですね。
「あんな奴、皆からいじめられればいいんだ・・・!」
「あんな奴、生きてる意味なんてない・・・。」
こういう場面だと、どっちがどっちかわかりませんよね?
でも例えばいじめっ子がお嬢様言葉だったら
「あんな奴、皆からいじめられればいいんだ・・・!」
「あんな奴、生きてる意味なんてないわよねぇ・・・」

と言ったように、言葉遣いだけで誰が誰だかわかります。
そういう場面を少し工夫してみては?


それと、擬音をなるべく使わないようにしましょう。
それのいい例がガラッですね。
代わりに説明文を使ってみてください。

最後に、これはいじめ小説だから仕方ないですが、説明文の中で情景描写よりも感情描写が多いように感じられます。
勿論、感情描写は必須でなくてはいい小説はかけませんが、なるべく情景描写も使いましょう。

以上が俺の審査です。こんな審査で本当に申し訳ないです・・・!
人気な小説で本当羨ましいです・・・これからも頑張ってください!

340:キティ ◆lMsc:2012/07/01(日) 18:22 ID:SKg

あの〜…気づいてますか?

感想
千尋が春に対していじめ返すのが本番?になったので
めっちゃきになります!

341:彼方:2012/07/01(日) 19:12 ID:xq2

うにゃさん>>
審査、ありがとうございます!
そうですね、なるべく擬音を使わずに
情景描写を使うようにいたします。

そうですね…
もうここまで来てしまったので
急にキャラは変えられませんので…
次の小説に生かしてみます!

この度は有り難うございました。
いえ、私なんてまだまだです。
うにゃさんも頑張って下さいねっ

342:彼方:2012/07/01(日) 19:15 ID:xq2

キティ様>>わ、私ですかっ!?
     申し訳ないですっm(_ _)m

     駄作を見ていただいて
     大変ありがたいですっ

343:あみりん ◆Hf5U:2012/07/01(日) 19:53 ID:DL6

続き書いて!楽しみにしてるよ!

344:キティ ◆lMsc:2012/07/01(日) 22:49 ID:SKg

あ…よかった…

全然駄作ではないですよ!
むしろ上手い!

345:彼方:2012/07/02(月) 18:06 ID:xq2

…千尋目線…


すると、教室のドアが開いた。
勢いの良い音が教室に響く。

「あ、皐っ」

「千尋…」

皐が戸惑うように私を見る。

「あの時っ、ごめんなさいっ」

私は皐の前で頭を下げた。

「…千尋」

皐はうつむき、私に言った。


「…気にして、ないから」

「ホントに…?」

「ええ…謝ってくれて嬉しい」

皐は柔らかい笑みを浮かべた。

そんな皐を見て、私は泣きそうになる。

…ー私はなんて事しちゃったんだろう。

「さつ、さつ…きぃ、ご、ごめ、ごめんなさい…っ」

私は大粒の涙を流して皐に抱きついた。

「千尋っ!?…ー良いって言ってるじゃない
 ありがとう、千尋」

皐は、私を暖かい手で包み込むように
私の体を抱きしめてくれた。

私はにこっと笑い、言った。

「もう、皐をあんな目には会わせないからね…」

346:彼方:2012/07/04(水) 22:23 ID:xq2

あみりん様>>続きを待望してもらってうれしいです!

キティ様>>上手くないですよ!でもありがとうございます!

347:ichigo:2012/07/05(木) 15:29 ID:Om6

うまいーーーー!!

348:江:2012/07/05(木) 16:13 ID:uCY

がんばれーー!!!

349:星弥:2012/07/06(金) 21:31 ID:M0g

がんばって!彼方!
あたしもあんまこれないけど・・・
ありがとう!
あたしもがんばる。
今隣の席で、いやだ。
親友に、あたしとしゃべったらいじめるっていった。
それでしばらく親友としゃべれなかった。
きらい。
あんなやつ。
感想
ハラハラしてきたー♪

350:空星:2012/07/07(土) 14:36 ID:spM

いつも見てます!!!

がんばってください!!

351:ichigo:2012/07/08(日) 15:01 ID:Om6

続き〜

352:彼方:2012/07/08(日) 20:12 ID:xq2

…皐side…


「ー…千尋?」

私は戸惑った。

…−様子がおかしい。

「皐…大好き…」

千尋はにぃっと笑った。


「大好き…、誰よりも…皐が好きだよ……」

おかしい、千尋…どうしたの…?

「ホントに大好き…だから」


そこで千尋の表情が変わった。


「皐をいじめた…春を、絶対に…許さないんだから」

「千尋…?何を言っているの…」


千尋は柊さん(春)を睨んだ。

「……ずーっとずーっと…、地獄を見させてあげる…」


「いやっ…いやああああああああっ!」

柊さんは頭を両手で庇う様にしてその場にしゃがみこんだ。


「ね、皐…」

その時笑った千尋の顔はー…



どんな千尋よりも、おぞましく見えた。

353:彼方:2012/07/08(日) 20:20 ID:xq2

ichigo様≫上手くないですよ〜(*´∀`*)
     続きが遅れてしまって申し訳ないです…

江様≫ありがとうございます♪


星弥様≫ヒドイ人ですね…
    
    はい!頑張らせていただきます!
    星弥様も頑張ってです(*´ω`*)

空星様≫わぁ!ありがとうございます♪
    頑張ります!!


皆様、大変遅くなってしまってすみません…

354:桜花(李桜) ◆SCyE:2012/07/08(日) 20:27 ID:I5w

覚えてるかな?
小説、頑張れ〜^^

355:Roi.:2012/07/09(月) 20:48 ID:ez-WnM

お久しぶりです
毎日ROMってました

イジメをしている時の人の顔って基地外みたいな顔をしてますもんね。

おぞましいし、醜いですよね…

続き頑張って下さい。

356:苺:2012/07/11(水) 22:03 ID:wRQ

最近、更新ないですね。
いじめっていやですねー…

357:星弥:2012/07/15(日) 09:41 ID:M0g

彼方さん>ありがとうございます!
なにを思ったのか、隣の席のあいつがメアドを渡してきました。もちろん家に帰ってすぐ破り捨てましたけどね♪
感想
いじめは、その人をその人じゃなくしてしまいますね・・・

358:彼方:2012/07/15(日) 18:14 ID:xq2

…春side…


新しい朝が来た。

少し開けているカーテンから
明るい光が差している。


「…どう、しよう」

私は昨日からずっと布団の中で
おびえていた。

あの後、何もなかったけど
帰りに『明日から楽しみだね』
と千尋から言われた。


…ー私ったら、何でいじめなんか
しちゃったんだろう。

今更、後悔しても遅いのに…

いや、こんな事になるなんて
思っちゃいなかった。

まさか、いじめ返されるなんて…

私は布団の中でうずくまる。

すると、部屋の扉が開いた。

「ひぃっ…」
そんな音にさえ、震えてしまう。

千尋だったらどうしよう。

そんな事ばかり考えてしまう。

でも、そんなはずもなく
声の主は母だった。

「春ー?遅刻するわよ」

私は布団から顔を出して言った。
「学校、行きたくない」

「…何バカな事言ってるの?」
母は呆れたように部屋から出て行ってしまった。

359:彼方:2012/07/15(日) 18:28 ID:xq2

李桜>>覚えてるよ〜

Roi様>>ですね…
残酷で、おぞましく
人が人でないような。
…人としての心や、思いやり。
そう言ったものがないのでしょう。

はい!ありがとうございます!

苺様>>遅くなってしまってすみません…
最近、ケータイ小説にハマってまして
そちらを書いておりました♪
魔法の図書館の魔法のiランドで
「夏物語り。」と言う作品を書いてます♪
暇がありましたら見てみて下さいね!

星弥様>>いえいえ♪
そうなんですか…?
破り捨てたのですか…

ですね…

360:猫良 ◆eTiY:2012/07/15(日) 20:50 ID:jrg

どーも☆
猫良(ネコラ)です☆

小説応援しています!!頑張って下さい!!

361:苺:2012/07/16(月) 11:02 ID:wRQ

彼方さん、作品見つけたのですが…なんかパスワードってやつがわかりません…

362:彼方:2012/07/16(月) 11:25 ID:xq2

苺様>>パスワード?私はパスワード制では
ないと思うのですが…
また確認しておきますねm(_ _)m

363:ユー 0410:2012/07/16(月) 15:51 ID:AFI

彼方〜〜覚えてる??ユーだよ!!
最近ってか今まで来れなくてごめん!!
小説うまくなったね!!
これからも続けてね」!

364:彼方(・ω・`):2012/07/16(月) 18:18 ID:xq2

猫良様≫応援ありがとうございます♪

ユー様≫覚えてますよ〜っ!!
    いえいえ♪来てくれて嬉しいです♪
    そうですか?ありがとうございます(*´∀`*)
    はい!続けさせてもらいます!!

365:星弥:2012/07/16(月) 23:37 ID:M0g

彼方さん>はいっ!数人同じことした人がいるみたいで・・・
まぁ、あきらめます。善を悪にするのは簡単だけど、悪を善にするのはむずかしいですし。
感想
いじめの連鎖は止まりませんね。

366:彼方:2012/07/18(水) 00:48 ID:xq2

…春side…


「入り…たくないよ…」

私は教室の前まで来て
そこから一歩も前に進めないで居た。

「…あ」

小さく声がした方を振り返ると…

そこに居たのは千尋だった。


「ち、千尋…」

私は今、一番恐れている人の名前を呼んだ。

千尋はニコッと笑う。


「ははっ、早く教室に入りなよ?みんな待ってるよ」

一見、聞いてみれば仲の良いやり取りなのだが
実際は、意味が全く変わってくる。

『みんなお前をいじめたくて待ってるんだから
 さっさと教室に入れよバーカ』

と言う事…だろう。


怖い、怖くてたまらない。

私は必死の想いを堪えて
おそるおそる、扉を開けた。

367:ichigo:2012/07/18(水) 13:06 ID:Om6

続き〜

368:空星 ◆QXwA:2012/07/18(水) 18:49 ID:gtA

>>366 うおぉおおおお!!!

こ、これは・・・!!どうなるんだ!続きが楽しみです!!

369:星弥:2012/07/18(水) 18:59 ID:M0g

今度は春がかわいそうになってきましたね...
予測できない!

370:彼方:2012/07/23(月) 12:46 ID:xq2


私は、震える手を抑え
扉を最後まで開けて
真っ直ぐ前を見た。


そこにあった光景は
前のように充実したものではなかった。
笑えない、笑うことを許してくれない。

…ーそのような光景が広がった。

私が前を見たと同時に
クラスのみんなの視線が私に集まった。
笑う者もいれば
コソコソ話してる者もいた。

何を話しているか分からないが
確実に私のことだと言うのは分かった。

私の机には花瓶に入った花が置かれていた。

私は耐えられなかった。
逃げたくて、この場にいたくなくて
私はこの場を去ろうと後ろに下がった。

ー…すると

「……っ!?」

私の背中を何者かに優しく押された。
…だけど、私を押した手は冷たくて
私は体が震えた。

私はおそるおそる振り向いた。


…そこには

「どうしたの?早く入りなよ、春」

千尋だった。

とても冷たい声で
冷たい笑みで…
……恐怖しか感じられなかった。

371:彼方:2012/07/23(月) 12:59 ID:xq2


この人が、私のいじめて居た人だと思うと
全身が震えた。

なんて事しちゃったんだろう。
あんな事、しなきゃ良かった。

今更、後悔したって遅いのに。

「あ、そっかぁ…死んじゃってるから
 みんなには見えないんだったね?」

千尋がニコッと笑った。

「私には…ウザいくらい見えるのにね…
 私が目の前から消えてほしいくらいだよ」

「だ、だったらっ…!」

「でも、それはダメだよ
 ねぇ、春…分かってるんでしょ?」

千尋は私の腕を強くつかんだ。
千尋はこの世の者とは思えないほどの
顔で私を睨んだ。
私は抵抗できなかった。

「…ーこれは、ね…復讐なんだよ」

千尋は俯いた。

「……苦しかったよ、春…私
 親友だと思ってた春に裏切られて」

千尋は俯いたままいっそう強く腕を掴んだ。
痛かった…折れそうなくらいに…。

「……私と皐の友情を壊そうとして…
 皐をあんな目に合わせて…」

千尋はバッと顔をあげた。
ニイッと笑う千尋の顔はおぞましかった。



「…私がお前の人生を壊してやるよ



 お前が、本当にこの世から消え去るまで…ね」

372:彼方:2012/07/23(月) 18:15 ID:xq2

ichigo様>>遅くなってごめんなさい!

空星様>>空星様の期待を裏切らないような
    内容でしたでしょうか?

星弥様>>ですねー…
    自分でも分からないですよw

373:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/07/23(月) 20:02 ID:GiI

おひさしぶりです!
お前が本当にこの世から消え去る前にって・・・
千尋怖いです!
ますます面白くなってきましたね!

374:彼方:2012/07/24(火) 12:59 ID:xq2

おっこ様≫お久しぶりですね♪
     千尋、どんどんおかしくなってきましたね…
     ありがとうございます♪

375:彼方:2012/07/24(火) 13:20 ID:xq2

…皐side…

今日も学校が始まる。

「皐ちゃん、おはよー」

「凪沙さん、おはよう」

「さっちゃん、今日も一日頑張ろう!」

友達が、笑いながら階段をのぼり
私に手を振った。

前まで友達なんていなかった…

毎日、毎日一人で。
ずっと本を読んでた。

いつの間にか、必要以上喋らなくなった。
クラスでも浮いていた。

中学生になって、生まれ変わりたかった。
けど、やっぱり無理で。
忘れられるような、どうでもいい存在になっていた。

けど、ある日、千尋に出会った。

いじめられてた女の子。
いつしか、あの頃の自分と重ねていた。

けど、千尋と一緒にいるたびに、
とても楽しい気持ちになれた。

…友達って良いな。

って、初めて思えた。

千尋なら、信じあえるって
千尋なら、分かってくれるって
私はずっと思った。

千尋は私にとって
かけがえのない存在だ。

こんな私と一緒にいてくれた千尋。
こんな私を友達だと言ってくれた千尋。

すごく暖かくて、眩しくて
ひまわりみたいに笑う千尋が大好きだった。

柊さんに言われた時も
心から千尋を守りたいって思った。

千尋にいじめられるかもって思うと
不安と心配と恐怖でいっぱいになった。

けど、あの笑顔を
もう二度と見れないって
千尋がもう二度と笑えないかもって
そう思うと、恐怖など
どこかへいってしまった。

水をかけられた時も
一生懸命謝ってくれた千尋。
…ずっと一緒にいたいって思った。

あぁ、千尋の笑顔を守れたかもって
そう思うと、喜びを感じた。



けど…



千尋の笑顔は、いつしかの
輝いた笑顔ではなかった。

おぞましくて
怖かった。

柊さんをいじめて笑っている
千尋を見ると、恐怖につつまれた。

…もう、あの頃の千尋には戻れないのかと思うと。



日に日に黒く染まってゆく千尋を
私は、ただただ見る事しかできなかった。

376:星弥:2012/07/25(水) 12:00 ID:LFs

千尋が壊れてく・・・

377:ami:2012/07/25(水) 19:30 ID:qgI

全部見させて頂きました!面白すぎてちょっと震えてしまいました^^;千尋の笑顔が戻るといいですね!(^∀^)ニコッ

378:彼方:2012/07/25(水) 22:39 ID:xq2

星弥様>>ですね…(汗

ami様>>全部見て頂いて嬉しいです!
    え、違いますよ〜
    駄作なんで足も拒絶したんでしょうね!
    ami様みたいな笑顔が戻ると良いのですが…

379:星弥:2012/07/27(金) 10:47 ID:LFs

春が立ち直ってくれないと、
悪に千尋がどんどんそまっていってしまう・・・

380:ユー 0410:2012/07/27(金) 14:57 ID:AFI

彼方
あのさぁ!
私これからココのレス来れない!!
どぉしよぉ!!
ってことで…
また来れたら来るね!❤

381:Roi.:2012/07/28(土) 00:39 ID:ez-MnU

この中で一番綺麗な心を持ってるのは皐だったんですね。

千尋は人間の本当の本性を見せてるみたいで怖いですが…

382:彼方:2012/07/28(土) 12:45 ID:xq2

ユー様≫ええっ!?そうなん…ですか?
    はい!いつでもお待ちしておりますよ♪

Roi様≫そうなんです!その事が伝わって嬉しいです!!
      ですね…千尋見てると怖いです…(自分で作ったキャラですがw

383:彼方:2012/07/28(土) 12:46 ID:xq2

星弥様≫そーですねー…
    千尋はまだまだ止まらないですよっ

384:星弥:2012/07/28(土) 12:54 ID:LFs

頑張るんです!(私が言えたことじゃないですが)彼方さん(^∀^)

385:キティ:2012/07/29(日) 15:13 ID:SKg

お久しぶりです!

386:優奈:2012/07/29(日) 18:20 ID:cbU

はじめまして!
彼方sすごいですね★
もう神ですよ。神!!!!!!
はやく続きを読みたいです♪

387:彼方:2012/07/30(月) 22:26 ID:xq2

…皐side…


私は階段を上る。

憂鬱を隠し、俯きながら。


――…

そして、階段を上り終わり
教室の方へと向かう。

教室のドアを開けるとき
教室の方からだろうか…

ザワザワと聞こえた。


私は少しドアを開けた。


「…!?」


目の前にあった光景はヒドイものだった。

柊さんの机の上に花瓶に入れられた
花が置かれていて

柊さんはショックだったのだろうか
その場でしゃがみこんでるようだった。

その柊さんをクラスメートが笑い
罵っている。


「死ねば良いのにね…はる…だっけな?」

「何言ってんのー?もう死んでるじゃん」

「あ、そーだったね?」

「あはっ、皆、何言ってんの?『はる』なんか
 このクラスにいないよー?」

「あ、そーだったね!私たち何言ってたのかな〜?」


あははは…

クラスが一つになって、柊さんをいじめていた。

もちろん……千尋、も。


どうして?
前まで、ついこの間まで
皆、柊さんと仲良くしてたじゃない。

柊さんの事、慕ってたじゃない。


やはり、こんなモノで結ばれた
友情なんて、すぐ壊れるものなんだ。


いや、そうだけど、そうだけど…

…やっぱり、皆、卑怯すぎる。


力のあるものを慕い
弱いものをとことん、潰す。

その繰り返し。


ホントの友情なんて

やっぱり…

なかったんじゃない。


あの時、浮かれていた自分が
まるでバカのようだわ。

千尋との友情…深め合えた。

そう思っていた。

千尋はとても優しい子だって…
人の心が分かるって

そう、信じてたのに。




悔しい。

何が…何が…

何が千尋を変えたんだろう。


あの時の千尋はもう

今の千尋に存在しないんだ。



…−もう、疲れた。


最初から、友情なんて
するものじゃなかったんだ。


一人で、良かったんだ。


あの時、千尋と出会わなければ良かった。


……千尋を、『好き』って

思わなかったら…どれだけ良いだろう。


だけど、こんな千尋を見ても
私は千尋を嫌いになんてなれなかった。


こんな自分が悔しい。
こんな自分が嫌いだ。


こんな自分は消えればいい。



私は、宛もなく

千尋を見てたくなくて

…その場を逃げ出した。

388:彼方:2012/07/30(月) 22:30 ID:xq2

星弥様≫はいっ!w

キティ様≫ご無沙汰です♪

優奈様≫こんな駄作をみて下さって
    本当に感謝です!
    神!?神様に失礼ですよ〜⦅汗
    はい♪今回も
    皆様の期待に添えられていたら
    嬉しいのですが…⦅汗

389:匿名さん:2012/07/30(月) 22:51 ID:m5o

面白い小説ですぅ!

390:星弥:2012/07/30(月) 23:29 ID:LFs

さ、皐ぃ...(泣)
超いい子!

391:アリス pmp3:2012/07/30(月) 23:50 ID:vs2

もう前から見てました!!!!
すごい上手いから、彼方さんのこと尊敬します!
私も小説書いてるんですけど、そんなにコメントなくて……なんかすごいマンネリしてます>m<;友達は来てくれるんですが…
ということで、少しどこを変えたらいいのか、彼方さん教えてくれませんか!?
あと、ストーリーいつも見てくれたら嬉しいです!
いじめ〜戻らない絆〜です!!!
始めたばかりですが、見てくださると嬉しいです!!これからコメント書きに来ても
いいですか!?

392:彼方:2012/07/31(火) 11:03 ID:xq2

匿名様≫ありがとうございます!

星弥様≫ですね〜…

アリス様≫前からですか!?
     嬉しいです!
     上手くないですよ〜(汗
     私は二月から始めましたからね
     アリス様もめげずに頑張ってください!
     書き込みに行きましたよ!
     これからも拝見させてくださいね。
     はい喜んで!書き込みしてください!

393:姫♪:2012/07/31(火) 11:18 ID:x6M

>>彼方
お久しぶり!最近もう負けっぱなしだな、彼方に!
これからもがんばって、ね!

394:苺:2012/07/31(火) 15:37 ID:wRQ

久しぶりです!
3人ともにハッピーエンドが一番いいですよね。
続きも待ってます♪

395:雪:2012/07/31(火) 17:36 ID:1Yg

超おもしろいです!
これからも頑張ってください!

396:彼方:2012/07/31(火) 20:26 ID:xq2

姫ちゃん>>何言ってるんだぁ!
     どこが負けてるのさ!


苺様>>ご無沙汰ですね♪
   ハッピーエンド頑張りますw


雪様>>あわわ、ありがとうございますっ!

397:アリス pmp3:2012/07/31(火) 21:25 ID:vs2

最初に出てきてたあやかちゃんでてこないね……今は皐と春とちはるぐらい!?
うーーーむ、ちはるも最低だが春も最低…一番いいのは皐だああああっ!!!!!
あとタメと呼び捨ていいですか!?
私にもタメと呼び捨てで読んでくれると嬉しい♪

398:江:2012/07/31(火) 22:03 ID:uCY

頑張ってね!

399:キティ:2012/08/01(水) 01:09 ID:SKg

皐がかわいそう..

400:みき:2012/08/01(水) 08:36 ID:yLg

彼方、久しぶり♪って、覚えてるわけ、ないよね.......^^まぁ、覚えてたら、うれしいけど^^感想は、たまにしか、かかないけど、小説よんでるからね☆応援してるヨ頑張って!!!!

401:あいり:2012/08/01(水) 11:00 ID:HUY

こんにちは!


彼方さん・・・むちゃくちゃ小説かくのうまいですね!!

尊敬します!がんばってください^p^

402:姫♪:2012/08/01(水) 14:36 ID:ULo

>>彼方
まっとうな事だぁ!
すべて負けてるのだ!だって私の小説読んでみなよー、そしたら言ってる意味が分かるから〜。

403:彼方:2012/08/01(水) 16:56 ID:xq2

アリス様≫彩香ちゃんも出てくる予定ですっ!
     あと、「ちはる」でなく、「ちひろ」
     ですよ♪
     私的にどっちでも良いですが☆(おいおいw
     タメも呼び捨ても、全然構わないのです!
     いえいえっ!大切な読者様なのです
     タメとかそんな…恐れ多すぎます!

江様≫ありがとうございます!

キティ様≫ですね〜…

みき様≫覚えてます!!
    大切な読者様を忘れるわけないのです〜…
    たまにでも嬉しいですよ!
    ありがとうございます!

あいり様≫こんにちは♪です!
     上手いですか!?ありがとうございますです…!
     尊敬だなんてそんなそんな…
     ありがとうございますーっ!(>ω<♪)

姫ちゃん≫姫ちゃんのが勝ってる!
     読んでみたいから題名教えて!

404:彼方:2012/08/01(水) 16:58 ID:xq2

つか、400!

わーわー!もう少しで500じゃないですかーっ!!
本当の本当の本当に、皆様には
感謝しきれないですよー…(*´ω`*)

もうちょっと…いえ、結構…

この物語は続きそうですが、良ければ
最後まで…お付き合い願いたいものです♪

405:彼方:2012/08/01(水) 17:29 ID:xq2


…皐side…

私が向かったのは保健室だった。


「あらあら、どうしたの?」

平乃先生が心配そうに私の顔を覗き込んだ。

「…なんでも、ないわ」

「なんでもなくて、どうして泣いてるのか言ってみ?」

「……」

私が黙り込むと、平乃先生は呆れたようにため息をついた。


「…はぁ、言ってみなよ…スッキリすっかもよ?」

私は悩んだ末、ある程度を相談することにした。


「……ねぇ、もしも、もしもよ」

「うん…?」

「大切で、すごく大切な友達が居て、その子は
 すっごく優しくて…笑顔が輝いてて
 自分にとって、かけがえのない存在だとしましょう」

私は一旦、大きな深呼吸をした。

「…だけど、ある時、その子がいつもの
 その子じゃなくなって、黒い闇に染まって行ってしまって 
 その頃のっ…面影っ…さ、えも、なくって…っ」


私は泣いた。

いや、涙しか出てこなかった。


「だけどっ…じ、自分は、どうする事もっ
 でき、なくてっ…見てることしか
 出来なくて…っ、その子が、誰かを傷つけて…
 そんなの、見たく、ないわっ…」

悲しみが溢れてしまった。


あの頃に、戻りたいー…

強く思った。


「…なる、程ね」

先生は私の頭を暖かい手で撫でてくれた。

「きっと、『自分』は、『その子』を守りたいのよね」

「…え」

「すごく、大切で、かけがえのない存在…なんだね」

私は静かに頷いた。

「ね、皐、よく聞いて」

先生は私の事を真剣に見つめた。


「先生はね『自分』が、本当に『その子』を
 大事にしているのなら…
 
 ちゃんと、その子と向き合うかな」


…−向き合う。


「…一緒に笑ってられたんでしょ?
 だったら、大丈夫よ」

「でもっ…」


「守りたいんでしょう?だったら
 とことん守りなさいよ!」

「…あ」

私は、千尋の笑顔が見たい。

もう一度。

だったら、どんな事でもする。

…できる。



だったら、私は


千尋の笑顔を取り戻してみせる。


ちゃんと、千尋と向き合おう。


『……今の千尋は間違ってる』


そう言わなきゃ。



だって、私はー…




「…友達、だもの」



こんなものじゃ、終わらせない。

私たちの絆を。


ちゃんと、伝えるんだ。



きっと、本当の友情だって、信じてるから。

406:ラブ姫:2012/08/01(水) 22:04 ID:Heo

いじめ小説って私そんなに好きじゃないど(ていうか残酷だから嫌い)
だけどこの小説良い話だなぁ

407:アリス pmp3:2012/08/01(水) 22:55 ID:vs2

あーーーっ…ちひろなのにちはるって読んでた……^v^;
いーよー♪遠慮しないで!タメとか呼び捨てでいいよっ♪
彼方頑張って!*0 v 0*+
また私のやつにも来てね!!!
ちひろは調子にのってるからいじめしてるのか…(私の推測)
皐のためとか言ってるけど実際には違うくせにっ♪
ていうかこの小説ドラマ化されてほしい♪

408:Roi.:2012/08/02(木) 01:23 ID:ez-Fbw

>>404
こちらこそよろしくお願いします。


皐が千尋を変えてくれたらいいのですが…

409:姫♪:2012/08/02(木) 07:27 ID:j2A

>>彼方
いーや!絶対絶対彼方のほうが勝ってる!
むか〜しから書いてる奴だし面白くは全然ないけど…「スナイパー〜一人の少女〜」ってやつ。
わ〜題名からしてセンスない〜www(私の事だよ!)

410:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/08/02(木) 12:47 ID:GiI

皐、がんばって!!
これからどんどん面白くなりそうですね!!

411:彼方:2012/08/02(木) 13:06 ID:xq2

…皐side…

「…平乃先生、ありがとうございました」

私は平乃先生にペコリとお辞儀をした。

「あはっ、私何もしてないんだけど〜
 でも、役にたったみたいで良かった」

先生はニコッと笑った。

そして私は保健室を後にした。

ーーーー…


私は教室に戻るため
階段を駆け上った。

すると…ー

「あれっ?皐ちゃ〜ん」

私の名前を呼んだのは

確か…ー高垣彩香。


「高、垣さん…」

「彩香で良いよぉ?」

…ー何?コイツ…馴れ馴れしい

「…ー私、あなたの相手をしている
 暇はないのよ、どいて頂戴」

「はぁ!?なにその言い方っ…ムカつくんだけど」

「…あなたのご機嫌どりをしている暇はないの」

私は高垣を押し退ける。

すると、奴の口から
とんでもない言葉が出てきた。


「にしてもさぁ…今の状況さぁ

 チョー楽しくなぁい?」

412:ちくわ ◆onTI:2012/08/02(木) 13:12 ID:jrg

読みました・・・
やっぱり、この小説は良いですね^^
これからも応援しています!!

413:彼方:2012/08/02(木) 13:22 ID:xq2

「……はぁ?」

私は高垣を睨んだ。

「だぁかぁらぁ、超…楽しいよね?」

高垣はにこにこ笑う。

その様子がどうも気にくわない。

「ねぇねぇ、どぉ?あんたを地獄に
 追いやった奴がいじめられてる気分はさぁ?」

「関係ないでしょう?放っておいて」

「答えてよぉ!ねぇどーなの?
 あんたの大事な友達が人をいじめてる気分は!」

「なっ…!」

私は怒りを露わにした。

「黙りなさいっ!うるさいっ!
 あなたに、千尋の何が分かるって言うの!?」

「はぁ!?何馬鹿なこと言ってるの?
 マジ馬鹿じゃん!かばってんの?あいつを?」

「…うるさいっ!」

「いじめて楽しんでる、最低な奴を?ねぇ?
 頭おかしいんじゃないの?あんたさぁ」

「いい加減にしなさい!」

私は高垣を殴ろうとした
…ーが
殴れなかった。

痛いところをつかれてしまったからだ。


「…情熱的に、なって、意味分かんないし」

高垣がこちらを見て
私が何もしないと察したのか
また何か言い始めた。

「でも、良かったなぁ!アイツ等が
 お互いを潰しあってて!」

414:彼方:2012/08/02(木) 13:37 ID:xq2

「ちょーどさぁ、春もうざかったんだよねっ」

「あ、あなたっ…」

「何かと調子乗ってたしさぁ…
 いじめられて正解だよね、あんな奴」

高垣彩香…

…ーコイツは


私が見た中で一番最低な奴だった。

「…………たよ」

「え?」


「最低はあなたよ!!」

私は俯きながら怒鳴ってやった。

「今まで、柊さんと仲良くやってたくせに
 こう言うときに限って、最低よ!最悪よ!」

すると、しばらく黙っていた高垣が口を開いた。

「分かったようなこと言わないでよ!
 意味分かんない!別にあんな奴の事なんて
 最初っから友達だなんて思ってないし!!」

「はぁ…!?」

「別に、利用しただけだし
 したらアイツ、親友いじめるしっ!
 騙されて、いじめられて可愛そうだよねぇ」

ケラケラ笑う高垣を私は…
叩いた。

「痛っ!何すんの!?」

「あなたの顔なんて見たくないわ
 今後、二度と私の前に現れないで」

私は涙を目にためて言った。

驚いた顔をした高垣は
私に背を向け走り去っていった。

415:彼方:2012/08/02(木) 13:43 ID:xq2

ラブ姫様>>そうなんですか?
     ありがとうございます!

アリス様>>タメとか駄目ですよっ!
     無理ですよーっ…!
     はい、頑張ります♪
     

Roi様>>丁寧にお返事を返して下さって
    ありがとうございますねっ!

    そうですね!私も思いますっ

姫ちゃん>>なんでやねん!w

     見に行ってみるね〜

416:彼方:2012/08/02(木) 13:45 ID:xq2

ちくわ様>>ありがとうございます!
     応援なんて光栄ですっ

417:ちくわ ◆onTI:2012/08/02(木) 14:23 ID:jrg

>>416 いえいえ^^

418:アリス pmp3:2012/08/02(木) 19:57 ID:vs2

彼方来てくれてありがとう!
彩香はかわいそうだ…自分では気づいてないだけだよ…3人とも悪いな…

419:彼方:2012/08/02(木) 20:18 ID:xq2

ちくわ様>>感謝ですっ

アリス様>>いえいえ!
     そう取りますか!
     アリス様は
     発想力が豊かですね!

420:アリス pmp3:2012/08/03(金) 01:07 ID:vs2

彼方〜(* >u<\\\)
発想力豊かなんて…誉めてくれた人彼方しかいないよっ\\\\あと、また私のいじめ小説来て、アドバイスくださいっ!

421:キティ:2012/08/03(金) 02:51 ID:SKg

彼方さんはすごい!
尊敬します!続き楽しみにしていますので!(ワクワク♪)

422:星弥:2012/08/03(金) 07:21 ID:LFs

久しぶり!
彼方>頼れるのは皐だけ…
よくこんな面白い←別の意味で
小説書けるね…

423:苺:2012/08/03(金) 10:36 ID:wRQ

彼方さんの小説は、
現実味がある
ゆっくり進む
本当のいじめと進み方が同じ
なのにフィクション
といういくつもの理由で、
そのうえたくさんの読者に支えられているから
ここまで続いているんだと感じます。
あたしも個々の小説が大好きです!
これからもよろしくお願いします!

424:彼方:2012/08/03(金) 13:44 ID:xq2

アリス様>>そうなんですか?
     私が一番乗りですかっ!
     

キティ様>>え?すごくないです!
     尊敬だなんて…!


星弥様>>ですねー、面白くないですよ〜


苺様>>あわわ、そ、そんなぁ…!
   そんな事ないんですよ!
   でも…読者様に支えられているのは
   私も凄く感じます。
   皆様には感謝の気持ちで
   いっぱいなのです…!

425:アリス pmp3:2012/08/03(金) 18:02 ID:vs2

彼方っ!ストーリーの進め方なのだけど、どうやったら現実っぽくできる?私の小説見てくれたら分かるはず!

426:姫♪:2012/08/03(金) 18:27 ID:5eg

>>彼方
来てくれてありがとっ!
でも彼方のほうがうまいのは事実だからね!?

427:彼方(・ω・`):2012/08/03(金) 22:47 ID:xq2

…千尋side…

「ふぇっ…」

春はその場に泣き崩れた。

「……キモい、目障り」

私は春を蹴った。

「痛いっ…」

「痛くしてるんだから、当たり前だよ
 それに、こんなのより、もっと、もっと
 私たちは痛い思いしてるんだから!」


「…ごめんなさいっ」

泣いて謝る春を見て
私は大きな罪悪感に包まれた。

…−私、正しいことしてるのかな…?

そう思った。

けど、私はそう思う自分を
必死に潰した。

…−悪いことなんてしてない
こんなの、春が悪いんだもん
いじめられてるのだって、春が悪い

私は何も悪くない。

そう思うことによって
私は『罪悪感』と言うものから逃げた。

「弱虫だ」って言われたって構わない。

皆が離れて行ったって構わない。


だって、私の事、信じてくれてる人が
好きだって言ってくれてる人がいるんだもん。


そして、私は、その人を守る。
何があっても、苦しみから。


すると、教室の扉を開ける音が
私たちのクラスに響いた。

開けたのは、大好きな、大好きな

…−皐だった。


「皐っ!おはよう!」

私は皐の元へ駆け寄った。

大好き、心からそう思える
大切な大切な皐…


だけど、いつもの皐と今日の皐は違った。

いつもなら、笑ってくれる皐の顔が
今日は妙に強ばっていた。


「何しているのかしら?」

「私、春から皐を守るために…
 ちょっといじめてるだけだよ?」

「……千尋」

私の名前を呼んだ皐月の声は低かった。

「な、に?」

「…ちょっと、いいかしら」

「うん!皐のためならどんな事でも!」


私は皐に導かれ、図書室へと向かった。

428:苺:2012/08/04(土) 11:14 ID:wRQ

おお!
とうとう皐が行動に出る!

429:江:2012/08/04(土) 16:47 ID:uCY

どうなるかな…
気になる!

430:ラブ姫:2012/08/04(土) 20:53 ID:Heo

ビンタして心開くとか?

431:彼方:2012/08/05(日) 08:08 ID:xq2

…皐side…

私は千尋を図書室に呼び出した。

「なんか、皐と二人で話すのとか
 久しぶりだよねっ!すごい嬉しいっ」

千尋はふにゃっと微笑んだ。

その笑顔を見て、自然と安心した。
…ーが、
私は千尋に伝えなきゃならない事がある。

…ちゃんと、言わなきゃ

「…千尋、一度しか言わないからよく聞いて」

「うんっ」

「…私ね、千尋が大好きよ」

私はちゃんと千尋の目を見て言った。

「…皐?」

千尋はキョトンとしていたが
微笑みながら返事を返す。

「私もだよ!」

「そう…ありがとう」

「うん!」

私はゆっくりと口を開いて言った。


「…でもね










 今の千尋は、大嫌いなの」

432:アリス pmp3:2012/08/05(日) 13:24 ID:vs2

……………千尋、ゆうこと聞くかなっ!?

433:江:2012/08/05(日) 17:05 ID:uCY

千尋なんて言うかな・・・?

434:匿名さん:2012/08/05(日) 18:08 ID:jrg

千尋…皐…どうなるんだろ…。

435:ねの:2012/08/05(日) 20:58 ID:OeI

はじめまして!!

がんばってください!!

436:彼方:2012/08/05(日) 21:02 ID:xq2

…千尋side…

「…え?」

私は内心意味が分からない状態だった。

…ー私のことが、大…嫌い?

「皐…?何言ってるの…?」

私が聞いても皐は俯いたままだった。

「…嘘だよね?皐…ねぇ…!」

すると皐がゆっくりと口を開いた。

「…嘘ではないわ…、嫌い…なの」

「!?」

私は目に涙をためた。

…どうして?私、何か悪いこと…した?

「どうしてっ?何で…?悪いことしたなら
 私っ…謝るからっ…嫌わないで…お願いっ」

私は精一杯の気持ちを伝えた。
けど皐の口から出た言葉に私は思わず
目を見開いてしまった。

「私はね…千尋が大好きなのよ千尋がね。
 今のあなたは…千尋じゃないの」

「は…?」

何言ってるの?私だとか私じゃないとか…
私は……私だもん…皐…なんで…

「…前の千尋が大好きだったわ…
 笑顔も輝いてて、一緒にいると
 安心できるし幸せだったのよ。」

その後、皐は「けどね」と続けた

「今の千尋は嫌いなのよ。いじめを楽しんで
 汚れた笑顔でしか笑えない…
 いじめて、人を傷つけてる千尋がっ!」

437:抹茶:2012/08/05(日) 21:12 ID:Mlk

まさか皐がこう言うとは…。

とても面白いですね!これからも頑張ってください!
>彼方…ジョニーさん!

438:江:2012/08/06(月) 07:08 ID:uCY

皐とうとう言った!

439:苺:2012/08/06(月) 08:58 ID:wRQ

最初と比べて、皐がとっても強くなりました♪

440:姫♪:2012/08/06(月) 10:07 ID:c6.

キャー!さつきちゃん!【さつきの漢字がでないので…】
格好いい!

441:ララ:2012/08/06(月) 10:30 ID:RPQ

はいっていいですか?

いつも楽しみにしてます! 
がんばってください!

442:彼方:2012/08/07(火) 08:36 ID:xq2

姫ちゃん>>そんな事ないよ!

苺様>>そうですね〜…

江様>>気になるですか!
   嬉しいです!

ラブ姫様>>ビンタはさすがにw 

アリス様>>どうなりましたでしょうか!

匿名様>>難しいですね〜

ねの様>>ありがとうございます!

抹茶>>言いかえんなw

江様・苺様・姫ちゃん>>
今の皐はひと味違うですよ!

ララ様>>どうぞどうぞ^^
    嬉しいです!有り難うございます!

443:アリス pmp3:2012/08/07(火) 18:37 ID:vs2

すごい展開ww

444:ラブ姫:2012/08/07(火) 20:02 ID:79E

はっきりものやなぁ
そういう友達欲しい人手あげてぇ〜(ハーイ)
手を挙げた人は私です
くだらないギャグをすいません

445:彼方(・ω・`):2012/08/07(火) 23:45 ID:xq2

…皐side…



私は思ったままを千尋に言う。

とっても、とっても酷いこと。

自分で言ってるだけで、胸が
苦しくなってしまうくらい。


「私はっ…元の、千尋に…戻ってほしいのっ…!!
 前、みたいに、笑って…話せるように、なりたい…」


私は最後に涙を流しながら
しっかりと千尋を見据えて言った。




「……私…、千尋が、大好きだから」



矛盾してる…、おかしいな、自分。

そう思う。

大嫌いって言ったり。
大好きって言ったり。



前までは、千尋に出会う前は…
他人の事なんて、どうでも良くて。

こんなに熱くなれるほど
守りたい人なんて居なかった。

皆、私を利用して、終わったら
捨てて…の繰り返し。

この世に、私が求める友情なんてない…

そう思って、一人で居た。
一人なら、傷つかなくて済む。
楽に生きられる。

悲しくない。
けど、その引き換えに
嬉しいこともない。


それで良かった。

別に、もう…


なのに、千尋と出会って
いっぱい、いーっぱい、お喋りして。

一緒に、たくさん笑った。

千尋がいじめられるって思った時も
自分を犠牲にしてまでも、千尋を守りたかった。


あんなに、傷つきたくはなかったのに。


私は、千尋に会えて、変わった。

冷めた心が、暖かくなった。

少し、ほんの少しだけど……


友達って、いいな

って、思ったんだ。


笑って、泣いて、喜んで
叱って、叫んで、喧嘩して

それで、たくさん深め合って。


そんな友情を、千尋と作りたい。


だから、だからこそ
今の千尋を変えなければならないんだ。



…−お願い、私の想い…伝わって…


すると、千尋が口を開いた。







「…−意味、分かんないよ」




「え………?」

446:彼方(・ω・`):2012/08/08(水) 00:09 ID:xq2

…千尋side…


…−前みたいに、戻りたい?


どう言う意味…?

そんなの、まるで、私が変わったみたいに…


私の、何が…変わったの…?


「…意味分かんない、意味分かんない
 意味分かんない、意味分かんない!!」


「…ち、ひろ…?」


「私の何がおかしいの!?ねぇ!?
 戻りたいって何!?私が、私が
 おかしくなったって、言いたいの!?」

「ち、ちが…」


「そ、それに…私が、ホントは
 嫌いだったんでしょ…?」

「そんなわけない!大好きだって
 私、言ったじゃない!?」


皐月は必死に私に訴えた。



…−今の私は、変わってないもん。

だから、皐が嫌いなのは



ありのままの…私って事でしょ?



「私は、ただ、ただ!千尋に
 いじめをしてほしく、ないの!」


皐はそう言う。


…なんで?今更…

私は…

私は…

私はっ…




「私ははただ、皐を…皐を
 守りたかったからっ…!!」

「…−千尋」



そう、私は、皐を守ってやりたかった。


皐が、私を守ってくれたように、私も…


「なんで、なんで分んないの!?
 皐のために、皐のためにやったのに…!!」


「…−っ」


「私は間違ってなんかない!悪くない!
 春が全部悪いんでしょ!?ねぇ、そうでしょ!?
 いじめられて、当然でしょ!?違うの!?」


…−春が全部悪いんだもん。

いじめられるのは、自業自得。

春さえいなければ、良かったのに…



「私は、悪くなー…」

そう言いかけた瞬間だった。


私の頬に痛みが走った。


…皐に、殴られた…?



「…−いい加減に…しろ!!」


「…さ、つ…き?」


皐の迫力は凄かった。

…−なんで…


「当然とか、悪くないとか…
 
 言い訳ばっかりして!!」


「なっ、言い訳なんかじゃー…」




「そんなの、してる事は一緒じゃない!!」




…−一緒?

春と…?


違う、そんなわけない。

私は、皐のために、守るものがあるから…

私はっ………!!



「いじめていい理由なんて、一つもないの
 私を守るためだとか、所詮…所詮は
 言い訳にしか過ぎないんだから!!」


イイワケ…

イッショ…

イジメルリユウハナイ…


「…−っ!」


私はその場から走り去った。

流した涙を、見られたくはなかったからー…

447:彼方(・ω・`):2012/08/08(水) 00:17 ID:xq2

アリス様≫そうですね…⦅汗

ラブ姫様≫ですね〜
     皐みたいな友達、いたらいいですよね〜

448:彼方(・ω・`):2012/08/08(水) 00:23 ID:xq2

皆様へ

この物語も終わりに
近づいてまいりました。

ハッピーエンド…で
迎えられればいいですね…

では、最後まで、暖かい気持ちで
この物語を終えられるように
作者も努力いたしたいです!

449:アリス pmp3:2012/08/08(水) 00:29 ID:vs2

や、いや〜〜〜終わんないで〜 “ > A < ”
スレ1000までたくさんあるのにどうするのっ!?

450:萌☆:2012/08/08(水) 12:18 ID:0JU

この小説本当に面白いです
彼方さん
すごく面白かったです

451:苺:2012/08/08(水) 20:08 ID:wRQ

ラストスパートに近づいてますね。

ずいぶん前から始まって、ここまで荒らしなしで続くって、本当に彼方さんの才能なんだと思います。
最後まで見るつもりです。頑張ってください!

452:彼方:2012/08/10(金) 00:19 ID:xq2

アリス様≫
違うお話を書こうと思ってます!
でもでも、ちょっとした
不思議な世界のお話も書きたかったりするんですよ♪
…新しいスレ、どうしましょうか…

萌☆様≫
ありがとうございます!

苺様≫
さ、才能だなんて…!
た、ただ、皆さんが荒らそうと
しなかっただけですよ〜…
ありがとうございます。
苺様には長い間お世話になっちゃいましたね…

453:苺:2012/08/10(金) 18:17 ID:wRQ

素敵な話をここで文章にしてくれてありがとう。

454:桜音:2012/08/10(金) 20:38 ID:jrg

も…もうすぐラストですか…!!
千尋も…皐も…春も…彩香も…

みんなハッピーエンドで終わってほしいです(´・ω・`)


面白い小説だったので終わってしまうのはさみしいですが、ラストにスゴく期待してるのでww

455:彼方:2012/08/11(土) 12:01 ID:xq2

…皐side…


「……う…ふぇっ…」


千尋が走り去ってしまった後
私は一人、声を殺すようにして
うずくまっていた。


「ごめん…ね…、ち、ひろ…」


…私、千尋に嫌われてしまったかなぁ…

…私、千尋を傷つけてしまったかなぁ…


不安が頭をよぎる。


けど、後悔はしていなかった。

私は千尋に理解してもらうのを待つしかない。


もし、千尋と前のように戻れなくても。

そう覚悟を決めた。


だけど、たとえ前のように戻れなくても
千尋が理解してくれなくても。



私はいじめを止めてみせる。


もう、誰かが傷つくのは見たくない…から。



「…お願い、千尋」


私はそう、願うことしか出来なかった。

456:アシュリー:2012/08/12(日) 00:33 ID:gHQ

私はバンパイアの恋は切なき恋!?という小説を書いている者です。
  この小説を読んで、あなたはプロだと思いました。  だから感想聞かせてください!

457:彼方:2012/08/12(日) 09:35 ID:xq2

…千尋side…

「どうしよう…」

私はあの後、調子が悪いと言って
早退させてもらった。

「…はぁ」


ため息が絶えない。

あぁ、私、皐に嫌われちゃったかも…


…ーー皐が正しい。


そんな事、分かってる。

皐の言うことはいつも
筋が通ってる。

私はと言うと、いつも
幼稚な反応しか見せられない。


…でも、皐を守りたいのは本当だった。

私は誰よりも、皐が好きだと言える自信がある。


すると、ドアが開いた。

「…お姉ちゃん、大丈夫?」

「瑞希…」

「早退したって聞いたから
 心配しちゃったよ?」


私が俯くと、瑞希は私の方へ近寄ってきた。

「お姉ちゃん、苦しいの?」

妹にそう言われ、体がビクッと反応した。


「…そんな事、ないよ?」

458:彼方:2012/08/12(日) 09:45 ID:xq2

私は泣いていた。
だから、声も震えていたと思う。

だけど、瑞希は何も言わなかった。


それどころか、瑞希は私の手を
私より一回り小さい手で握ってきた。

その手の暖かさが
余計に涙をにじませる。


「…大丈夫、だよ」

「そっか」

瑞希の声が優しすぎて
なんだか安心してしまう。


「ねぇ、お姉ちゃん」

「…何?」

次の瞬間、妹が口にした言葉を
私は半分までしか聞けなかった。



「お姉ちゃんは、一人じゃないんだよ」



そう言い終わる前に、涙が溢れてしまって。

「私も、お母さんも、お姉ちゃんが大好きだよ?」

妹が、何故か自分より年上に見えてしまう。

「…お姉ちゃんは、一人じゃないよ
 私が居るよ。ずっとずっと一緒に居るよ」

「うん…、うんっ」

459:彼方:2012/08/12(日) 09:55 ID:xq2

私は涙をボロボロこぼしながら
初めて、瑞希に弱いところを見せた。

「お姉ちゃん、辛いときはいっぱい
 いっぱい泣いて良いからね」

「うんっ…うん…」


瑞希は自分の服の裾で
私の涙を拭ってくれた。

「いつでも、私に相談してね」

「うん…」

「お姉ちゃん一人で、苦しむ必要ないからね」


…ーありがとう

そう、心から思えてしまう。


「うん…ありがとう」

私は瑞希に微笑む。

瑞希も私に微笑み返してくれた。


…私は決めた。

皐に、春に、謝ろう。

ちゃんと、ちゃんと…

460:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 12:07 ID:Wp6


M・KE・TA☆

す…凄いね…(*_*;)

めちゃヤバイ!!
かにゃた凄い!!

神や〜…神級やわ〜…

皐みたいなキャラ好きだな♪
続き楽しみにしてるね!!

461:アリス pmp3:2012/08/12(日) 12:30 ID:dRY

すごいねっ!!!みずき登場!!!
妹がいたとは!大人すぎる〜!

462:Roi.:2012/08/12(日) 15:20 ID:ez-.vM

久しぶりに瑞希の登場ですね。

瑞希も皐と同じように優しいですが、その優しさに気付いた千尋もやっぱり根は良い人ですね。

最後まで頑張ってください。

463:アシュリー:2012/08/12(日) 16:25 ID:gHQ

彼方さんバンパイアの恋は切なき恋!?の作者です。
 コメントありがとうございます。 いい方向に進んでますね彼方さん!
私のやつも進んでいるので覗いてみて下さい★

464:彼方:2012/08/12(日) 17:05 ID:xq2

薫>>んなわけないじゃんw
  上手い人にそんな事言われてもなぁ…ww

アリス様>>昔にも一度出てきたんですけどね〜
     瑞希は優しい子ですよね〜!思いますw

Roi様>>ありがとうございます!
    優しい心、取り戻してほしいものです。

アシュリー様>>こんにちは。
       ありがとうございます!
       アシュリー様も頑張って下さいね!

465:アシュリー:2012/08/12(日) 17:12 ID:gHQ

彼方さん  コメントありがとう!

466:姫♪:2012/08/13(月) 09:28 ID:s4.

>>彼方
今まで他の作品読んで、泣いたことないけど…。
やばい、鼻が痛い。泣きそーだ…。

467:苺:2012/08/14(火) 12:31 ID:wRQ

ここで家族愛が入ってくるとは…。

468:桜音:2012/08/15(水) 09:29 ID:jrg

まさか妹が千尋を慰めてくれるなんて…♪
優しいですね!瑞希ちゃんは!!


これからも、応援してますっ(*´∀`*)

469:薫 ◆0rlM:2012/08/15(水) 15:05 ID:Wp6

読者数も文才も半端ないじゃないですかww
あたしみたいな駄作…お恥ずかしい←

470:彼方:2012/08/15(水) 15:47 ID:4HA

アシュリー様>>どういたしましてです

姫ちゃん>>えぇっ?駄作よんだから…?w

苺様>>いきなりの展開ですよね…w

桜音様>>瑞希はイイ子です♪
    ありがとうございます!

薫>>文才?そんなモノない!w

  読者様には感謝感激だよー!
  駄作?そんなワケないっ

471:彼方:2012/08/15(水) 18:31 ID:4HA

「君と僕の物語」と言う小説を作りました!
よければそちらもよろしくお願いします♪

472:桜音:2012/08/15(水) 18:36 ID:jrg

はい!!
見てみます!!

473:彼方:2012/08/15(水) 18:56 ID:4HA

桜音様≫ありがとうございます!

明日書きますねー!
すみません…自分勝手で

474:桜音:2012/08/15(水) 19:07 ID:jrg

>>473
大丈夫ですよー(*°∀°*)
楽しみにしてますね☆ミ

475:彼方:2012/08/15(水) 22:29 ID:4HA

…春side…


「…一体、何だろう」

私はボソッとつぶやいた。

なんと、千尋から電話が来た。


『話したいことがあるの』と

私は言う事を聞いて千尋が言う
学校の図書室へ行った。


どーせ…いじめられるんだろうな…


すると、私を呼ぶ声がした。
私が振り返るとそこに居たのはー…


「…柊さん」

凪沙皐だった。


「…凪沙さん」


どうして…彼女がここに?


「皐…で良いわ。あなたも千尋に
 呼び出されたのでしょう?」

「えっ…?凪ー…皐ちゃんも?」

「…ええ」


…どう言う事だろう。
ますます分からなくなってきた。


「ねぇ、まだ千尋が来ていないみたいだから
 ちょっと話をしたいのだけれど…良いかしら?」


皐ちゃんが真剣な目で私を見る。

「…うん」

私はそう頷いた。


「千尋の事、許せないかしら?」

「えっ…」

私は俯いた。

「…許せないよ」

「そう…」

私は言った。
許せない、千尋なんて。


「ねぇ、あなたも千尋と同じこと
 したんだって分かってる…わよね?」


…!

そうだ…私も…同じことを…

「…あなたなら、分かるでしょう?
 いじめのー…苦しみが!」


いじめの…苦しみ…

「あの子はっ、千尋はっ…
 あなたに…裏切られたのよ」

「…うらぎ…られた?」

「親友だと思ってた…あなたにね」


あぁ…そうだ…私と千尋は…あんなにも
あんなにも仲が良かったんだ…

476:大工 ◆AUoo:2012/08/15(水) 22:36 ID:d3I

つ、ついにハッピーエンドの日差しが.......(≧▽≦)
いよいよクライマックスですかね!?

477:江:2012/08/15(水) 22:52 ID:uCY

続きが待ち遠しいですね( ̄▽ ̄)

478:きょん:2012/08/15(水) 22:53 ID:aU6

あたしはきょんです!
春樹君から紹介されてきました。

479:桜音:2012/08/16(木) 09:07 ID:jrg

あー!!!
何かスゴいことになってきた!!!

480:彼方:2012/08/16(木) 10:06 ID:4HA

…皐side…


二年前…だったっけ。

私がいじめられてた時…
クラスも違う私を
助けてくれたっけ…千尋は。


あの時は本当に苦しかったなぁ…


そんな時、千尋は
一人で、私を守ってくれたんだ。


怖かったはずなのに。

それなのに千尋は私に手を差し伸べてくれた。

『大丈夫だよ、私が居るよ。

 春は一人じゃないんだよ』

って。


あぁ、なんで忘れちゃってたんだろう…

あんなにも、大好きだったのに。
あんなにも、感謝していたのに。

それなのに私はー…

「…っ、ふぇっ…」


自分から、千尋の優しさを
切り離してしまったんだ。

涙が溢れる。


自分はなんて愚かだったんだろう。

千尋、すごく…苦しかったよね。


私…最低だ。

もう…戻れないかなぁ
前の、私たちには。

もう…無理だよね

すると、皐ちゃんが私に言葉をかけてくれた。


「大丈夫よ、ちゃんと気持ちを伝えなさい」


そして、皐ちゃんは私の涙を拭ってくれた。


「あなたは一人じゃないんだから」


その声は優しくて、私の痛みを和らげていく
なんて、暖かい人だろう。

こんな人を私は…傷つけてしまったんだ。


「皐…ちゃん…ごめんね、ごめんね
 いっぱい、いっぱい…ごめんなさいっ…」


「良いの、もう良いの、あなたは
 ちゃんと、変われたじゃない。」


そう言って、優しく私を包み込むように
私をぎゅっと抱き締めてくれた。

あの時の、千尋みたいにー…


ちゃんと、言わなきゃ…ならないんだ。

私は、ちゃんと謝らないと。

前の様に戻りたいんだ。

胸を張って、友達だと言えるように。

481:Roi.:2012/08/16(木) 20:16 ID:ez-irU

>>480って春sideなのでは?

昔の春は自分に対する千尋の優しさに慣れてしまって、千尋からの愛情が感じられなくなってしまったのでしょうか…

その愛情をやっと今思い出したんですね。

482:彼方:2012/08/16(木) 20:34 ID:4HA

大工様≫そーかもですし、そーじゃないかもですよ…ふふふ

江様≫嬉しい事言ってくれるのですね!

きょん様≫春樹から聞いたですよ!
     よろしくです!

桜音様≫そうですねー…

Roi様≫あ、ホントだ!すみません…!
    Roi様の感じることは深いです…尊敬です!

483:ねの:2012/08/17(金) 09:56 ID:OeI

クライマックスかな?

484:苺:2012/08/17(金) 10:21 ID:wRQ

これも終わっちゃうんですねー…。

485:苺:2012/08/17(金) 10:46 ID:wRQ

       ..◇・。..☆*。
   ゜゜・*:..。.。★◎@ ○☆。..:*・゜
 ゜゜・*:..。.。◇@☆*・゜★。。.:*・☆*・。..:*・゜
。..:○★◎☆。∂∇。★◎*・゜゜。◎★
   ◎☆◇☆。*・.。..☆◎。.:☆◇*.....。
  ゜゜・*:..。.*・☆◎。__☆◎*・。..:*・゜ ゜   
        \       /       
          \    /
     . ∧_∧\ /   
      ( ・∀・)..∞    
      / つ つ△        おめでとう!!!!! 
    〜(   ノ
       しし'

486:苺:2012/08/17(金) 10:47 ID:wRQ

まだ終わって無いが(笑)

487:彼方:2012/08/17(金) 10:50 ID:4HA

ねの様≫そろそろですね^^

苺様≫そうですねー…((しみじみ
  
   って、わっ!
   花束…ありがとうざます!
   苺様には
   お世話になりましたね…

   でも、また新しく   
   小説も書き始めましたし
   いじめ小説も1000まで続けますよ!

488:薫 ◆0rlM:2012/08/17(金) 11:03 ID:ksQ

わお!!


クライマックスが近づいてきた…♪


仲直りできることを祈りまーす←

489:アリス pmp3:2012/08/17(金) 14:30 ID:dRY

きゃーーーっ!終わるのか、、、。クライマックス、、、。感動のクライマックスで終わりそうだっ= > x < =
ああ〜絵文字下手くそでごめんなさい!

でも、よくがんばってここまで書けたねっ!私下手クソだから、、、。
恋愛も入れたりするの???次の話。
いじめでも恋愛入れれそーだなぁ〜♪
皐は美少女なのに心も美少女って…完全すぎやろ!!!ああもう、すごい!


 

490:江 ◆a.CM:2012/08/18(土) 11:02 ID:uCY

最後は仲直りしてほしいな!!
彼方さんがんばって!!

491:姫♪:2012/08/18(土) 11:10 ID:wiQ

>>彼方
彼方ぁぁッ!
最後はハッピーエンドで終わるといいなっ!
頑張ってね!
私が書いてるのはバットエンドっぽいわぁ…。

492:桜音:2012/08/18(土) 11:20 ID:jrg

最後は…みんな幸せになるといいねっ
終わっちゃうのは少し残念だけどw

493:彼方:2012/08/18(土) 19:19 ID:4HA

…千尋side…

私はあの日、電話をかけた。

皐と春に。

また、前みたいに戻りたいから。
私はちゃんと想いを伝えないと。

…大丈夫、きっと。


そう信じて、私は図書室に向かった。

ーーー…

ドアを開けると、もうすでに
皐と春が居た。

「…千尋」

春が私の名前を呼ぶ。

体がビクッと反応する。

…やっぱり、なんか怖いな。


二人に想いが伝わらなかったら
ー…どうしよう。

不安がよぎる。

けど、何もしないことには
始まらないだろう。

私は口を開いた。

「今日は…、二人に話したい、事があって」

私の声は震えていると思う。

けど、伝えなくちゃ。


「私ー…「待って、千尋」

私が言いきる前に春が口を開いた。

「先に、私の話を聞いてほしいの」

494:桜音:2012/08/18(土) 20:33 ID:jrg

春…何を言うんだろ…

495:苺:2012/08/19(日) 12:15 ID:wRQ

春は仲直りを口に出すのかな?

496:春樹:2012/08/19(日) 20:47 ID:4HA

「…何?春…」
ヒドイ事、言われたらどうしよう…
そんな不安が頭をよぎった。

けれど、春が口に出したのは予想外のものだった。

「本当に、ごめんなさい」

深々と頭を下げた春がいた。

「え…」
皐の方を見ると微笑ましい
光景を見るような
お母さんみたいな表情をしていた。

…春が、謝ってるの?

「…私、すごく千尋を傷つけちゃったよね」
「…は、る?」

「親友に…いや、もうそんな事
 思ってないだろうけど…裏切られて、悲しかった…よね」

…苦しかった。
…辛かった。
…−悲しかった。

「千尋は覚えてるかな…小学校の時
 私がいじめられてるの、助けてくれたよね」

あぁ…そうだった。
あの時の事…忘れちゃってた。

私が、いじめられてた春を
助けたんだっけ…。

「その時、言ってくれたよね『春は一人じゃない』って
 …私ね、ホント馬鹿だ。
 すごく…う、嬉しかった…のにっ…」

春の声が震えてる。
きっと、泣いてるんだ。

「あの時ね…っ、千尋をずっと信じて行こうって
 決めたのに…、私から、裏切るような事っ…しちゃって…
 千尋は、覚えてるかなぁ…?あの時、私が言った、言葉」
…−確か

『千尋、ずっと一緒にいよう
 ずっと、ずっと、親友でいようね』

『そうだね、春』

『約束、ね?』

『うん、約束ー…』

…−あぁ、なんだ

私たちもちゃんと
伝えあってたんじゃないか。
信じ合ってたんじゃないか。

それなのに、私は、すっかり
…忘れてしまってた。

「小学6年生になった時、一緒のクラスになったね
 だけど…千尋は、人気で、たまに…私は一人になって
 少しずつ、距離を置かれている気がしてたんだ」

…そうだ。

私は、あんな事言いながら
春の気持ちに気づいてやれなかった。

「その時、くらい…かなぁ…
 千尋に、嫉妬するように、なっちゃって…
 そんな、くだらない理由で、千尋を傷つけた」

違う。一番、最低なのは私なんだ。

気づかないうちに、春の気持ちを踏みにじってた。

「分かってる、もう前みたいに戻れないこと…
 私が一番、悪いか…ら…っ
 私にはもう、友達なんて、作る権利…ないかあっ」

泣きすぎてて、言葉がちゃんと喋れてなかった。

春は顔を上げた。
涙がぼろぼろこぼれてる。

「だけろ、言わせて、ほしい…のっ…!」

…−春。
「本当に、ごめんなさいっ」

また、春は深々と頭を下げた。

私は静かに、春に近寄った。
春の肩に触れると、ビクッと震えた。

「はる、顔、あげて…?」
「…ち、ひろ…?」

…−もう、春が泣くから
私も泣いちゃったじゃない。

「泣かないで…、千尋」
「泣いてないっよ…、てゆーか
 はる、に言われたくない…よ」
「あはは、お合い子様だね」

私たちは顔を見合わせて笑った。
大笑いした。

「…春」
「…なぁに?」

「私の方こそ、ごめんなさい」

私も深々と頭を下げた。
春が私にしてくれたように。

「なんで、千尋が…?」
「だって、私だって、悪いもん…!
 春を、傷つけたもん…」
「もういいよ、だから、泣かないで…」

春は私の頭を優しく撫でた。

「ねぇ、…春」
「ん?」

「…春の言う通り、前みたいに
 戻るのは難しいと思う…」

春は俯く。
そんな春に私は言った。

「だからね…
 また、やり直そっか!」

「…へ?」
顔を上げた春は
キョトンとした表情で私を見つめた。

「…今度は、絶対一緒にいよう」
「…うんっ」

「今度は、前より、もーっと
 仲良くなろう!」
「…う…んっ」

「今度は、親友だって、大親友だって
 胸、張って…言えるように、なろう」

「…う…んっ!!」

497:春樹:2012/08/19(日) 20:58 ID:4HA

私は、皐の方を見る。

図書室の隅で微笑んでいた。


「…皐」

「…ん?」

「ごめんね、ありがとう」

皐はクスッと笑う。

「…良いのよ、もう」

「ヒドイ事言って、ごめんね」

「私こそ、ごめんなさい」


「…皐、親友に、なってくれる?」

「…うん」

「大好き、皐、ずっと、一緒に…いよう…」

「……ありがとう…、泣かないの」

春と皐は笑ってた。

そんな二人を見て、私も笑った。


「……泣いたり、笑ったり、忙しいわね」

皐が苦笑する。

「それで、良いんじゃないかな」

春が微笑んで言う。

「…そうだね、そうやって、作って行こう」

「…絆、をね」

皐が幸せそうに笑った。


…−あぁ、本当に幸せだな。

こうして、大切な人と笑いあえて。


私は、君と出会えて、幸せです。
私は、君と笑い合え、幸せです。
私はー…

君のことが、大好きです。


        一生、繋げていこう。
        私たちだけの、特別な

         …−友情を。

                 
                  …END…

       

498:彼方:2012/08/19(日) 21:03 ID:4HA

あわわ、春樹の名前にしてました>A<

大切な最終回なのに…(´・ω・`)


とりあえず、終わりました!

どうでしょうか?感動して頂けたでしょうか?

一人でも多くの人に
私の想いが響いていたら、嬉しいです(*´ω`*)

では、番外編も書きますので
そちらの方もよろしくお願いします!

えと、ここまで続けてこられたのは
皆様のおかげですね。

無事、終わることが出来て嬉しいです。

ありがとうございました。

今後とも、『彼方』をよろしくお願いいたします!

                    
                      END((ww

499:桜音:2012/08/19(日) 21:09 ID:jrg

わー!
良かった!ハッピーエンドに終わって♪
超感動したぁぁ(涙)

500:桜音:2012/08/19(日) 21:24 ID:jrg

と、祝50☆w

501:Roi.:2012/08/20(月) 00:54 ID:ez-.ww

小説の完結&500レス達成おめでとうございます!


春、千尋、皐1人1人が本当の友情と言うものに気付いたんですね。
もうこの3人の友情が崩れる事は一切ないと思います。

それより一回り強くなったこの3人は
もしイジメを見かけたら、それを否定し、これから他人にも優しくできるんじゃないでしょうか?

自ら注意をしてそれを食い止めると言うのは並大抵の人間ではできませんが、これからそういう人が増えていって欲しいです。

自分もイジメは勿論論外ですが、見かけたら見てみぬふりをしないような人になりたいです…
たまに見ている側の人とイジメている側の人を同等のように扱う先生方が増えていますが、あぁいう人間にはなりたくないですね。

もしかしたらこれを書いている彼方さんが1番優しい心の持ち主かもしれませんね(´ω` )

今までお疲れ様でした!
これからもできるようならまた素晴らしい小説を書き続けて下さい。
番外編も楽しみにしています。

502:苺:2012/08/20(月) 11:14 ID:wRQ

もう終わっちゃった…っていう気持ちもあるけど、
やっぱり感動と幸せの気持ちにあふれてます。
本当に、葉っぱでこの小説を書いてくれてありがとう。

503:瑠璃丸:2012/08/20(月) 11:16 ID:uCY

終わりましたね!!
感動のEND・・・
涙が出てきます!!
感動をくれて、ありがとうございました!
これからもがんばって!!!^^


                      ☆瑠璃丸☆(元江より^^



 

504:ami:2012/08/20(月) 21:17 ID:yfs

おめでとうございます!終わってしまって悲しいですグスッ でも!彼方さんのことなら、また、この作品と同じくらい、いえ、この作品以上に面白く感動させてくれるものを作ってくれることでしょう。また、次の作品に期待しています!

505:アリス pmp3:2012/08/20(月) 22:58 ID:dRY

うわあああああん、、、すごい、、、元いじめっ子が言えることじゃ無いけど、感動した、、、パチパチパチパチ!!!!

506:彼方:2012/08/21(火) 05:16 ID:4HA


思い返すと色々あった…な。

いじめられたり…

皐と出会ったり…

いじめ返したり…


私の体験したことは良いわけではなかった。

けど、結果的に…

かけがえのないものを手に入れることが出来た。


それは…


「千尋ーっ」



−…絆。

507:彼方:2012/08/21(火) 05:41 ID:4HA


「あっ、春!」


私は両手をぶんぶん振って
大親友を待つ。

「ごめんねーっ、遅れちゃって…」

「大丈夫だよ」


私は友達に微笑みかける。



…−私たちは今日で中学二年生になる。


「なんか、今日の千尋大人っぽいかも?」

「あはは、この一年で髪も伸びたもんねー」

「あれ?中身の問題じゃないの?」

「え?中身の問題だったの?」

私が聞くと、春は無邪気に笑った。

「そんなわけないじゃん」

「だったら、言わないの!」


あははっ、と笑っていると
最近良く聞く声がした。


「…ふっ、変わってないわよ」

「さつきぃーっ!」

「うわっ、い、いきなり、抱きついてこないで!」

私が抱きつくと

顔を真っ赤にさせる皐。


「久しぶりだねーっ、皐」

「はぁ?昨日会ったじゃない」

「えー?そうだっけ?」

わざととぼける私。

「てゆーかさ、この一年で
 一番変わったのは皐でしょ」

「え?わ、私?」

「そーだよーねー、いきなり髪も切っちゃって」


皐の短くなった髪をいじる春。

「これは…その、い、イメ…チェン…?」

「聞かれても困るよー
 あーあ、長い髪似合ってたのに」

「ショートも可愛いじゃん!
 皐の可愛い表情いっぱい見れるようになったし」

私が言うと、皐は恥ずかしそうに頬を赤らめる。

「…うぅ、そんなんじゃ、ない…」


私たちが話していると、平乃先生の声がした。

「おーい、そこの三人!始業式始まってるぞー」

「え!?うわっ、ヤバい!」

「は、走れ―っ‼」

「ちょ、押さないでよ!」

508:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 06:57 ID:LOQ

う…めっちゃ感動><

509:匿名さん:2012/08/21(火) 08:30 ID:nH2

てんさいゃ

510:桜音 ◆5cCc:2012/08/21(火) 08:39 ID:jrg

番外編も感動したっ°(°´∀`°⊂)°

511:ハチRK:2012/08/21(火) 11:16 ID:pCw

彼方さんっ!!初めまして。
ハチRKです。ども。えっとぉー
最初から読ましていただくと、
とっても、良い話しですね。
「面白&ドキドキ&感動」。
最後のところや、いじめられてる、ところで、
つい泣いちゃいました。あはは。
まぁ、それはさておき、
これからも小説頑張ってください!!
応援してまぁーす♪

512:彼方:2012/08/21(火) 20:12 ID:4HA

桜音様≫わぁい♪良かったです!
    500踏んでくださってどうもです!

Roi様≫ありがとうございます!
    こんな小説読んでくださって…
    私は、優しくないですよ♪
    今、違う小説も書いてます!
    良かったら読んでみて下さい!

苺様≫最後まで読んでくださって
   こちらこそ、ありがとうございました!

江様≫前の名前で読んでしまってすみません!
   最後まで付き合って下さって
   ありがとうぎざいました!

ami様≫ありがとうございます♪
   期待はしないでください!(汗

アリス様≫ありがとうございました!
     アリス様も、小説の方
     頑張ってくださいね♪

薫≫ありがとぉぉぉ!
  小説頑張ってねd

匿名様≫そんな事ないですよー(汗

ハチKP様≫駄作を最後まで読んで頂いて
     ありがとうございました!
     はい、頑張ります☆

読者の皆様へ

皆様、本当にありがとうございました!
今書いている、「君と僕の物語」も
よろしくお願いします!
「君と僕の物語」が落ち着きましたら
また、このスレで新しい小説を書かせて
いただこうと思っております。

たいへん、自分勝手で申し訳ございません!
でも、良ければ今後とも応援よろしくお願いいたします。

   

513:彼方:2012/08/21(火) 20:28 ID:4HA


―――…


そして、始業式が終わり
クラスが張り出されている
掲示板を見る。


「あ、見て見てっ!」

「わぁ、三人一緒だ!」

「…良かった…わね」

皐がホッと胸を撫で下ろした。

けれど、皐の表情はなんだか
切なそうだった。


…−なんて、考えすぎかな。


すると、春の明るい声がした。


「ね、行こ!」

「そうだね!」

春は私の手を、私は皐の手を
握って、新しいクラスへ向かった。


――…

「わー、変わらない広さだね!」

「…当たり前じゃない…学年変わった
 からって、教室の広さは変わらないわ」

「あはは、だよねー」

春はがてへっと笑う。
私も皐もクスッと笑った。

私たちが仲良くしていると
嫌な声が聞こえた。


「ちょ、近寄んないでよー」

「もう、友達じゃないって言ってんじゃん!」

「てか、最初から友達だなんて思ってないし」

「ねー、本当、昔からウザい」

一部の女の子から、そう言われているのは


「…ひ、一人にしない…で」


彩香ちゃんだった。

514:彼方:2012/08/21(火) 21:00 ID:4HA


「…彩香ちゃん」

「高垣さん…ね」

私たちの視線の先には
変わり果てた彩香ちゃんがいた。

表情は暗く、前とは別人だった。

「一人じゃなーんにも出来ないわけ?」

「だからって、私たちを頼らないでよ」

「…散々、人をいじめてきた癖にさ」


…−いじめ

私は心の中で、苛立つものを感じた。

…あの人たち、何言ってるの?

一年生の時は彩香ちゃんの周りに
くっついてたじゃない…

なのに、いきなり…手の平ひっくり返して…


してる事は、同じじゃないか。

「え、ちょ、千尋?」

戸惑う春を押しのけて私はそっちへ
向かっていった。

「ほら、春、行くわよ」

「え?ちょ、皐も?

 …−しょうがないなぁ」

ふふっと笑いながらも春は
私たちの後をついてきた。

「…?何?千尋ちゃん達じゃん」

「あ、彩香一緒にいじめるー?」

「誰?彩香って?こいつは
 生ゴミでしょ?」

「そーだったねぇ、あーぁ、汚い」

きゃはは、と私たちそっちのけで
爆笑している女の子たち。

…ムカつく。

そう思った私より、先に口を
出したのは皐だった。


「…ふざけるんじゃないわよ」

そう低い声で行った皐の表情は怖かった。

「はぁ?皐ちゃん、何言ってんのー?」

「ふざけてないよー?」

「ねー、意味分かんない」

「…っ」

皐は腕を振り上げた。

…−ダメっ!

「ちょ、春?」

皐の振り上げた腕を止めたのは

…−春だった。


「暴力はダメだよ、皐」

「…あっ」

皐は振り上げた手をぎゅっと握りしめた。

私は口を開いた。


「…意味分からないのは、あなた達だよ」

「はぁ?」

「…−昔は、仲良かったのに…さ
 そうやって、裏切りあって…」

「…な、何言ってんの?」


「私は、今でも後悔してる。
 あんな事、しなきゃ良かったって」

私は溢れ出す感情を抑える事が出来なかった。

頬が段々、熱くなって
涙が零れ落ちてしまった。


「…で、でも、今は幸せだからっ…
 だから、もう、止めよてよ…
 もう……誰かが…傷つくのはっ…見たくないよ」

「…千尋」

春が私の側へ寄って、涙を拭ってくれた。

「泣かないで…」

そう言った春も泣いていた。

515:桜音 ◆5cCc:2012/08/21(火) 21:01 ID:jrg

彩香…どうしたんだ!?

516:苺:2012/08/22(水) 11:35 ID:wRQ

今度は彩香かぁ。

いじめは止まることはないですからねぇ。

517:ami:2012/08/22(水) 11:44 ID:rg.

いじめてる女子最低ーっ!お前の方がウザイわ(努)

518:桜音 ◆5cCc:2012/08/22(水) 13:16 ID:jrg

でも、彩香だって同じ事したんだもんねぇ〜

519:ami:2012/08/22(水) 14:17 ID:rg.

まぁねー でもそれを相手にやり返すのはおかしい!自分たちだって苛めてたのに彩香ちゃんだけにやり返すのは罪を被せてるのとおんなじだよ!

520:アリス pmp3:2012/08/22(水) 16:01 ID:dRY

でも彩香が反省してないと一緒だけどなぁ、、、難しい、、、。

人は経験してもなかなか反省しないもんだ。

521:Roi.:2012/08/22(水) 20:37 ID:ez-vvI

やっぱり千尋達は一回り気持ちの面で大きくなってたんですね。

止めに入るだけでも勇敢です。



違う小説って新作ですか?
また拝見させていただきます。

522:彼方:2012/08/22(水) 21:35 ID:4HA

 
「…な、馬鹿じゃないの?
 いきなり…泣いてさ…」

「そーだよ…、千尋ちゃん達だって
 彩香にずっといじめられてたじゃん…」

「憎くないの!?復讐
 したいとか……思わないわけ…?」


皆は口々に言ってきた。

…昔の私だったら、そうだったかもしれない。

憎くて、復讐心でまみれていただろう。

けど、今は違うんだ。


だって私は―


「今の私は…―もう昔みたいに、弱くない!」


――強く、なれたんだから。


「昔の私なら…そうだったかもしれない…
 彩香ちゃんが、憎かったし…嫌いだった」

「…っ」

彩香ちゃんが俯き、スカートの裾を
ぎゅーっと握りしめた。

「…今だって、まだ嫌いかもしれない」

そして私は「けど」と続ける。


「それでも、いじめて良い理由にはならないんだよ!」

「…!」


彩香ちゃんは目を見開いた。

皐たちの方を見ると優しく微笑んだ。

そして、皐も口を開いた。


「…私だってね…、高垣さんは
 正直言って…好きではないのよ」

「…皐」


そこまで言わなくても…
と言う表情を春がしている。

けれど、春は彩香ちゃんを
しっかり見つめ口を開いた。


「私も…彩香ちゃんは…正直苦手かな」

「けどね」と春が言う。


「―…変われば、良いんじゃないかな」

「…変わる?」

「そう、変わるんだよ…もっともっと
 ――強く、なれば良いんだよ」


「…そんなの…無理だよ」


彩香ちゃんが涙を零す。

そんな彩香ちゃんの涙を私は拭った。


「大丈夫、私が居るよ」

「…千尋…ちゃ…ん」

「私だけじゃないよ…皐も、春も」

皐が口を開く。

「あなたなら、変われるわよ…
 ちゃーんと、絆ってものが芽生えれば」

「…き…ずな」

「そう、絆。私たちの…絆」

春が付け足すように微笑んで言う。

「誰にも壊せないー…固い絆をねっ」

「はるるん…」

ニコッと春は笑う。

「春で良いよ!だってもう
 私たち―…本物の友達でしょ?」



彩香ちゃんの目から大量の涙がこぼれる。


「…わ…、私っ」

523:みんみん:2012/08/22(水) 23:42 ID:DU.

ホンマもんで、泣きました。
( i _ i )

524:苺:2012/08/23(木) 12:11 ID:wRQ

みんな強くなった(;O;)

525:ami:2012/08/23(木) 15:49 ID:rg.

「はるるん…」←こんな風に呼んでたんだw

526:彼方:2012/08/23(木) 22:51 ID:4HA

はるるんについては最初らへんを見ていただければd

527:彼方:2012/08/24(金) 09:13 ID:4HA


「…―強くなりたい…」


−…彩香ちゃん…

私は彩香ちゃんの目をしっかりと見て
今、思っていることを口に出した。


「今まであった事を、無かったことには
 …絶対に、出来ない…と思う」

「………」

黙り込んでしまった
彩香ちゃんに皐が言った。


「―…大丈夫よ

 あなたは強くなろうとしてるんだから」


「…皐…ちゃん…」


私たちの言ったことが彩香ちゃんの
中に響いたのだろうか。

私たちの方を向いて頭を下げた。


「今まで―…

 本当にごめんなさい」



深々と頭を下げた彩香ちゃんを
クラスの皆が凝視した。


「人の、痛みが…こんなにも辛いだなんて
 私には分からなかった……
 こんな最低なことで権力をもって、バカみたい…だね」

「彩香ちゃん…」


そして彩香ちゃんはクラスみんなの方を向いて
心のこもった謝罪をした。


「みんな―…本当にごめんなさい
 もう、遅いかもしれないけど

 もう一度、チャンスを下さい」


今の彩香ちゃんに
口出しするものはいなかった。

「皆も、ごめんなさい。
 毎日、毎日、怖かったよね。
 私の言いなりみたいになって…」

「…彩香」

「許してもらえるか、分からないけど
 もう一度、私と友達になってほしい」


彩香ちゃんの気持ちが伝わったのだろう。
みんなは涙を流した。

「こっち、こそ…本当にごめんね…」

「いじめられる辛さ…一番わかってるのは
 私たちのはずなのに…」


「同じことして…傷つけちゃって、本当にごめんね」


「うん、ありがとう―…」



             あぁ…本当の「絆」、本当の「友情」って

 
             なんて輝いているのだろう―…



             ずっと、ずっと、大切にしていこう…



             私たちの宝物を―…


             
             
                一人じゃ出来なかったこと
                一人で苦しんでいたこと

                君が手を差し伸べてくれた
            
                冷めた心を暖めてくれた

                君がいてくれて、本当に良かった
 
                君とずっと支え合っていきたい

                君がくれた笑顔―…
                君がくれた幸せ―…

                全てに「ありがとう」

       
                              
                          番外編1…END…         

528:彼方:2012/08/25(土) 11:18 ID:4HA

番外編A「さようなら」



そして、中学二年生の春が終わり
夏へと季節が変わったぐらいの時の事だった。


「みんな、今日の帰りさ、どっか寄ってこうよ」

「そだねー、どこ行くー?」

「あ、駅前に出来たケーキ屋さんとかどう?
 すっごく美味しいのよ。特にチーズケーキとか」

「へぇ!良いね!行こう行こう」


そんな普通の会話、普通の日常を送っている私たち。


その「普通の会話」や「普通の日常」の
中で笑ってられる事が何よりの幸せである。


「じゃ、さっそく帰ろー」

「そろそろ帰らなきゃヤバいよね」

「先生に怒られちゃる前に帰りましょうか」


そうして今日も一日、学校での生活が
終わりを告げた。


――――――……

「ただいまー」

そう言って、靴を脱いでいると
妹の瑞希が出迎えてくれた。

「あ、お姉ちゃんお帰り!
 今日は遅かったね?どうしたの?」

「え?わ、もう7時じゃん!
 駅前のケーキ屋さんに皆で行ってたんだよ」

そう言って、瑞希にケーキの箱を手渡した。

「あ、ケーキ!買ってきてくれたんだ!
 お姉ちゃん、ありがとー」

そう嬉しそうに笑って、リビングに入って行った
瑞希を追いかけて、私もリビングに入って行った。

「あら、千尋お帰りなさい」

「ただいま。遅くなってごめんね」

「そうよー?今度からは
 連絡くらいしてよね?心配したんだから」

「うん、ごめんごめん」

へらへらと笑って
私は自分の部屋に行く。

階段を上っていると「もうすぐご飯よ−」と
母の声がする。
「すぐ行くー」と返事を返し、部屋のドアを開いた。

「ふぅー」

ベットに勢いよく飛び乗った。

「あれ、携帯光ってる」

私は水色の携帯を開くと、メールがきていた。
「ハル」と書かれていた。

「春からだ…」

私は内容を見る。


『夏休みさ、皆で旅行いこうよー!
 彩香には私から伝えといた☆
 皐にメールよろしくねー(´∀`)v』

と書いてあったので私は皐にメールをした。

「えっと…夏休み、みんなで旅行いかない?…と」

『送信』と言うところを押して、携帯を閉じた。

5分で返事は返ってきた。


『ごめんなさい、夏休みは無理なの』

と書いてあった。

別に、夏休みならいつでも良いんじゃ…
と思って、私は

『いつでも良いと思うよ?
 毎日ダメなの?』

と返事を返すと、皐からは

『ごめんなさい』

の一言だけが返ってきた。


「…何かあるのかな」

ボソッと呟く。



この後、あんな事が起きるなんて―…


私たちに知る由もなかった。
 

529:彼方:2012/08/25(土) 16:21 ID:4HA

怒られちゃう○
怒られちゃる×

ですw

530:いぬ:2012/08/25(土) 17:24 ID:mww

やっぱりメッチャおもしろい!
天才だねー^^

531:桜音:2012/08/25(土) 17:50 ID:jrg

感動した…(´・Д・。)

532:彼方:2012/08/25(土) 23:30 ID:4HA


そして、夏休みも近づいた、ある日の事だった。


「…あれ?皐…は?」


私が登校してきたばかりの時。
教室を見渡しても皐の姿がなかった。

近くに居た、春と彩香に聞いてみた。


「えっ!?あ、あぁ…えっとね〜…」

「今日は、その…風邪で休みらしいよ!」

慌てて二人が言った。

…なんか、様子が…おかしい?

そう思ったけど、疑うのはやめた。
きっと、二人なら隠し事とかはないだろう…し。

だから、その場は普通に対応した。


「そうなんだ…皐…風邪かぁ…
 あ、そうだ!今日、三人でお見舞い行こ?」

「…お、お見舞い…?」

「うん…え?なんか都合悪かった?」

顔色を悪くした春に聞いてみた。


「え?つ、都合?…う、うん!そうなのっ」

「そ、そうだったねー!春は今日…
 その……か、買い物…だよね!」

「う、うん!今日は、お姉ちゃんと買い物に…あはは」


ふーん…春、買い物かぁ…

「それって…急ぐの?」

「へっ?うん!結構遠いトコ行くから!」

「そっかぁー、じゃあ無理だね…」


春は無理かあー…

そう思って、彩香に言った。

「じゃ、彩香は?」

「え?私?」

「当たり前じゃん!」

「…あー、ちょっと…
 む、無理かもねー…」

「…なんで?」


絶対……


怪しい。


「てゆーか!春、すっごい苦しいらしいよ!
 …今日は…さ、行かなくていいんじゃない?」

春が慌てて私に言う。


「そっか…そうだよね…」


その場は、深く追及するのはやめた。

533:Roi.:2012/08/26(日) 07:17 ID:ez-.vM

新作見てきました。
さすが!って感じでしたね!
また後ほどコメントしていきたいと思います。

番外編も見ていきます。

534:彼方:2012/08/27(月) 22:16 ID:4HA

返信、今更ですが返しますね。


桜音様>>そうですね…
    だけどやり返すのは駄目ですよね。

苺様>>人が生きている限り…ですね。

ami様>>その通りですね!
     いくら酷いことをしていても
     いじめて良い理由になんてならないですね!

アリス様>>人ってそう言う生き物ですよね。
     だけど、変わろうって思うことが
     大切ですよね!

Roi様>>私も我ながら
    成長したなと思います!
    ありがとうございますd

みんみん様>>ありがとうございます!

いぬ様>>そんな事ないですよ!

535:アリス pmp3:2012/08/27(月) 22:54 ID:dRY

皐引っ越し、、、?それとも、、、死んじゃったのかな、、、
めちゃんこ気になるう!

新しい話書かずにまだ続けるの!?

536:苺:2012/08/28(火) 16:08 ID:wRQ

新しい話は別のスレにありますよ。

537:彼方:2012/08/30(木) 13:50 ID:Bns


そして時間はあっと言う間に過ぎた。

「はぁ、二人ともダメなんだっけ」

私はため息をついて、教室を出た。

ーーー…

「…………」

私は皐の家の前で足を止める。
が、足を進めた。

迷惑かもしれない…よね。


そして、私は大人しく家に帰ることにした。

その時だった。

「あれっ、千尋ちゃん?」

私は声のする方を振り向くと
そこに居たのは春のお姉さん、茜さんだった。

「茜、さん?」

あれ…何で…?

買い物にいくんじゃ…

「茜さん、春は…?」

「えっ?春なら、遊びに行ったよ?」

…ーどう言う事?

買い物…は?


…ー春、何か隠してる…?

538:鏡時:2012/08/30(木) 14:57 ID:AKY

面白いです!

やばいくらい面白いです!

一気読みしましたw

更新、待ってますね!

539:鏡時:2012/08/30(木) 15:06 ID:AKY

たぶんですねぇ、皐ちゃんが転校とかの展開だと思うんですよね。

なんとなくですけど。

540:彩乃【元由希】:2012/08/30(木) 21:20 ID:Prw

はじめまして!

一気読みしました☆

うーん
転校とかだったら、なんで隠す必要があるんだろう?
理由が分からんっ

541:ピカチュウ ◆2s92:2012/08/30(木) 21:25 ID:/b2

>>539-540
そういうことはこのスレで言わない方がいいと思う。
彼方さんが書きにくくなるし、興が少し冷める。.....スミマセン^^;

542:アリス pmp3:2012/08/31(金) 01:02 ID:dRY

苺さんどこのスレ???新しいのって

543:柊 ◆jLeY:2012/08/31(金) 05:08 ID:m-LwE

初めまして!
柊と申します!(春ちゃんの名字をパクった訳ではありませんので((汗)
>>1から読みました!!
とても面白かったです!
頑張って下さい!

544:鏡時:2012/08/31(金) 08:02 ID:AKY

ピカチュウ様

そういうことはスレ主が決める事ではないんですか?

あなたが言えることじゃないような…。

だって書きにくいとか書きやすいとか、書いてる人が決める事だし。

私たちが口出しするようなことじゃないと思う。

なんかスイマセン

545:彩乃:2012/08/31(金) 08:07 ID:Prw

541

わわわっすみませーん><

でも、読者の「予想」ですよ!?
読者はなにも意見を書いちゃいけないんですか??

546:彼方:2012/08/31(金) 08:20 ID:Bns

鏡時様>>
ありがとうございます。
今日、更新いたしますd

私の事は放っておいて
好きな事書いてて下さい☆

彩乃様>>
ありがとうございます。
嬉しいですよ!

詳しいことは言えませんw
ごめんなさいです!
読者様はどんどん意見を言って下さいd
一緒に素晴らしい作品にしましょう!

ピカチュウ様>>
私のことは気になさらないで下さい!
読者様が先を読めてしまった事は
私のストーリーがつまらない事が原因です!
それに、私が書くことは変わりません。
自分が思うままに、ストーリーを進めますd
でも、お気遣いありがとうございます。
大変、嬉しかったです。

柊様>>
偶然ですね!
ありがとうございます!
頑張ります☆

547:彼方:2012/08/31(金) 08:21 ID:Bns

アリス様>>
あ、私が書いてる作品は
君と僕の物語ですよー

548:鏡時:2012/08/31(金) 08:30 ID:AKY

彼方様

いや、ストーリーがつまらないってことじゃないけど…。

何かすみません…。

549:アリス pmp3:2012/08/31(金) 22:19 ID:dRY

教えてくれてありがとう!
続き書いて!

550:柊 ◆jLeY:2012/09/01(土) 03:20 ID:m-LwE

きゃー><
続きが楽しみぃー><*

551:彼方:2012/09/01(土) 12:48 ID:Bns

次の朝、私は教室に入ると
早速春の席まで歩いていった。

いきなり目の前で止まった私に
春は少々、驚いているようだ。

「あ、おはよっ!……千尋?」

何も言わない私に春は戸惑っている。

…春、本当の事言ってね。
私は静かに口を開いた。

「春、昨日何してたの…?」

私は思い切って聞いた。
春は戸惑いの色を見せたが
すぐにコロッと笑って見せる。

「お姉ちゃんとお買い物だってば!」

…ー春?どうして?

何で嘘、付くの?

私の中で何かが爆発した。
感情が一気に溢れ出す。


「何で嘘付くの!?昨日の
 帰り道にお姉さんと会ったよ!?」

私が怒鳴ると、春は「えっと…」戸惑う。
すると、彩香が隣から割り込んできた。

「きっと春は、えっと…、その…」

「何、隠してるの?
 私には言えないこと?」

「ち、ちがっ…」

「何が違うの?ねぇ?
 昨日だって彩香と二人で遊んでたんでしょ?」

552:鏡時:2012/09/01(土) 18:55 ID:AKY

すごい展開…w

553:彼方:2012/09/02(日) 12:19 ID:Bns


「それは…」

「…ごめん、でも、私たちはっ」

「もう、やめてよっ!」


私が叫んで、周囲の目線が
こちらに集まる。

でも、そんな事はどうでも良い。

「どうせっ、三人で隠し事して
 私だけのけ者なんでしょ!?」

「違うってば…聞いてよ…千尋」

「言いたいことあるなら言ってよ!
 そういう風に…させるのが…一番ヤダ…」

私はくるっと後ろを
振り返り教室から去った。

「待って」と言う二人の声を無視して。

――――…

「そう…大変だねー…」

私は居場所を求め、保健室に来ていた。

平乃先生が相談に乗ってくれたおかげで
少しだけ、落ち着いた気がする。

「わ、私は友達だって思ってたのに…
 三人は思ってないのかなぁ…」

「そんなことないよ、きっと」

「…だけど、何か隠してる…絶対。
 『友達ごっこ』なら、やめてほしい…」

私が俯いていると、先生は「はぁ」と
ため息をついた。


「何言ってんの。友達って
 思ってんなら最後まで信じなよ」

「だって…私にだけ…隠し事…」


「あんた達の友情って、そんな簡単なもの?
 『友達ごっこ』で済まされるものなの?
 苦難を乗り越えて芽生えて行った友情でしょ?」


…簡単なもの…?

違う。そんな事ない。

大切で、大事で、かけがえのないもの。
『友達ごっこ』じゃ済まされないくらい。

一生懸命、芽生えた友情、絆…


あぁ、そっか…

信じなきゃ、ダメなんだ。
あの時の事、忘れちゃならない。

ちゃんと、噛み締めて行かなきゃならないんだ。


「先生、行ってきます!」

「はい、行ってらっしゃい!」

先生と笑顔を交わして、私は保健室を出た。 

554:鏡時:2012/09/03(月) 13:07 ID:AKY

面白かったです^^

更新、待ってます

555:彼方:2012/09/03(月) 16:53 ID:Bns

ありがとうございます^^

556:鏡時:2012/09/03(月) 17:32 ID:AKY

彼方様

いえいえ^^

本当の事ですから!

557:黒雷 唯羅:2012/09/03(月) 17:51 ID:IaM

はじめまして!
彼方s>一気読みしました!このお話、超面白いです!どうしたらこんな面白いお話書けるのですか!?

558:黒雷 唯羅:2012/09/03(月) 17:54 ID:IaM

あ、あの、このお話漫画にしても良いですか?別に出版社とかに投稿はしないので…個人のアレで…… 嫌だったら良いですよ

559:彼方:2012/09/03(月) 18:15 ID:Bns

鏡時様≫そんな事は…!

黒雷 唯羅様≫
初めましてー(∀)
面白くはないですよー

うーん…ごめんなさい。
これを漫画には…ちょっと…

560:黒雷 愛羅:2012/09/03(月) 19:19 ID:IaM

559>わかりました

561:彼方:2012/09/03(月) 22:40 ID:Bns

黒雷 愛羅(唯羅)様≫
本当に、申し訳ないです。
ごめんなさい…。

562:黒雷 唯羅:2012/09/04(火) 14:42 ID:IaM

彼方s>いえいえ

563:梳鉈:2012/09/04(火) 14:47 ID:IaM

黒雷 唯羅のリア妹の梳鉈(そなた)です。あ、私は、お姉ちゃんと一緒の3DSで打っています。なので、お姉ちゃんのこと、自演とか言わないで下さいね。

564:鏡時:2012/09/04(火) 15:26 ID:w8g

面白かったですよー!

更新、待ってますねー*

565:梳鉈:2012/09/04(火) 17:56 ID:IaM

私も更新待ってます!

566:匿名さん:2012/09/05(水) 17:51 ID:IaM

更新頑張ってください!

567:彼方:2012/09/06(木) 17:52 ID:Bns

黒雷 唯羅様≫
ありがとうございます^^

そなた様≫
了解です。
今日、更新しますねー

鏡時様≫
本当にありがとうございます♪

568:ルナ LETORO:2012/09/06(木) 17:54 ID:ZT.

彼方さん!!
面白いです!
頑張ってください♪

569:彼方:2012/09/06(木) 18:02 ID:Bns

―――…

私は教室の扉の前で立ち止まっていた。

入るのが怖かった。
春や彩香に、無視されたらどうしようか。

私の悪口を言われていたら
もう、二度と学校になんて来れない。


だけど、「信じる」って決めたんだ。
大切な友達、いや、親友を。


私はゆっくりと扉を開ける。

みんなの視線が集まった。

「…千尋」

春が私の所に駆け寄ってきた。

「本当に、ごめんね…!隠し事してたの…」

「春…」

本当に…隠し事、してたのか。
…そっか。

「ねぇ、春…もう良いんじゃない?」

「そうだね…いつまでも黙ってられる事じゃないし…」

二人の会話の内容が全く分からなかった。

ただ一つ…

嫌な予感はしていたんだ。


「あのね、千尋」

「うん…?」

ふぅ…と春が大きく息を吐く。





「…皐、引っ越しちゃうんだ」


「…え?」


えっと…、ヒッコシ?
…ひっこし…
引っ越し…って

「ここから、居なくなるの?」


「…うん」

春の声は震えて、彩香は
俯いて、涙を拭っていたのだが

私には、事態がよく分からなくて

頭の中が真っ白になった。

570:彼方:2012/09/06(木) 18:03 ID:Bns

ありがとです!
≫ルナ様


皆様の予想通りの引っ越しです…

571:ルナ LETORO:2012/09/06(木) 18:16 ID:ZT.

タメでイイヨ!
めちゃめちゃドキドキする(#з^)

572:鏡時:2012/09/06(木) 18:35 ID:w8g

皐ぃ…。

やっぱり引っ越しだったか…。

573:黒雷 唯羅:2012/09/06(木) 21:00 ID:IaM

皐、やっぱり引っ越しだったんですね………

574:彼方:2012/09/07(金) 23:16 ID:Bns


「引っ越し…か」

私は学校が終わり、部屋で
そうポツリ呟く。

ー…皐が居なくなっちゃうなんて
そんなの考えられないよ

「本当に…居なくなるのかな」

何だか実感がわかない。
だって…あんなに仲が良くて…
ずっと一緒に居たくて…
あの時、交わした約束達は…どうなるの?

「…涙が、出ないよ」

泣けない。
皐が何処かへ行ってしまう。
なのに、涙の一滴も出ない。


「でも、どうして…私に言わなかったのかな」

春と彩香が知ってたなら教えたって事。
どうして、私には教えてくれなかったの?

…もう分からないよ。
皐は、何を考えてるんだろう。


「…もう、自分が嫌になる」

そう呟いた。

575:鏡時:2012/09/08(土) 09:02 ID:w8g

…悲しいねぇ…。

私だったら号泣してるわ…。

576:黒雷 唯羅:2012/09/08(土) 11:06 ID:IaM

か、悲しすぎる………

577:彼方:2012/09/08(土) 11:18 ID:Bns


ーーー…

私は、今皐の家の前に居る。
…風邪じゃ、ないんだよね。

私がインターホンを押そうとした時だった。

「…ち、千尋…!?」

目を見開いて驚きと
戸惑いを隠せない皐が目の前に居た。

「…皐、ちょっとお話しよう?」

ーーーー…

「で?話って…何かしら」
私たち二人は近所の公園に来ていた。

「…ねぇ、なんで黙ってたの?」
一瞬ビクッと震えた皐に
構わず、私は視線を向けた。

「なんの、話か分からないわね」
皐が俯きながらそう言った。

「春や彩香から聞いたよ?引っ越し…でしょ?」

「!?」
目を見開く皐。
あぁ、本当…なんだ。

「ねぇ、なんで私にだけ黙ってたの?」

「何の話してるのか、さっぱり分からないわ」

「皐!私だって真剣なの!言ってよ!」

思わず私は怒鳴ってしまった。
…あ、どうしよう。
俯いている皐をどうする事も出来なくて
私は口を閉じて黙り込んだ。

すると、数十秒してから皐が口を開いた。

「うるさい!私だって分からないわよ!」
皐はそう言って走り去ってしまった。

「…ワケ分かんないよ」

578:みんみん:2012/09/08(土) 22:00 ID:056

おおっ

579:愛羅:2012/09/09(日) 08:58 ID:IaM

えぇえ!?

580:Roi.:2012/09/09(日) 10:57 ID:ez-cDw

若干お久しぶりです。
とは言ってもちゃんと毎日見てましたよ。

引っ越しの事を隠したとしても
皐は良い人だから何かしら理由があってのことだと思いますが…

千尋にとっては今まで全て打ち明けてきた仲間が隠し事をするというのは本当に辛いでしょうね…

581:鏡時:2012/09/09(日) 18:15 ID:w8g

まさかの、勘違いとか?

別の人のことだったり…。

皐はどうしても黙っていたかったり…。

582:アリス pmp3:2012/09/09(日) 22:14 ID:DDA

考えさせられる、、、。

583:ラブ姫:2012/09/09(日) 23:13 ID:7iU

実は
春たちは
嘘の嘘をついてるとか?
展開がわからないです!
頭がくるくるパーになってきたwwww

584:彼方:2012/09/09(日) 23:47 ID:Bns

私はその日、自分の部屋で考えていた。
きっと引っ越すことは事実だと思う。
だって春と彩香が泣いてまで嘘付くわけない。

「もう…どういう事なの…」
分からなくなった私は
春に電話をかけた。

二回目のコールで春が電話に出た。

「…もしもし、千尋だけど」

『あ、どうしたの?』

「…皐の事なんだけど」

私は今日あった事を春に全て言った。
泣いてしまったけど、春は最後まで
私の話を聞いてくれた。

『それはね…千尋』

「うん…」

『怒鳴っちゃったのは自分がどうしたら良いか
 分からなかったからだと思うよ』
春は優しく私の質問に答えた。

あぁ…そっか。
私でもそうなっちゃうかもしれない。

「でもどうして…私に黙ってたの?」

『…それは皐に直接聞いて?
 皐は自分の口から話したいはずだから』

そう言って春は電話を切った。

私はその後、皐に電話もメールもした。
けれど、全て返事はなくて
次の日も、その次の日も…

皐が学校に来ることはなかった。

585:黒雷 唯羅:2012/09/10(月) 15:53 ID:IaM

・Δ・;ハラハラ

586:鏡時:2012/09/10(月) 18:52 ID:w8g

おー、すごい展開…。

587:黒雷 唯羅:2012/09/11(火) 20:08 ID:IaM

このあとの展開、予想できぬ………

588:彼方:2012/09/14(金) 20:43 ID:Bns


「おはよー」


私はそう言って教室のドアを開ける。
目の前にはいつもと同じ光景。


女の子は昨日の歌番組の話題で
盛り上がっている。


男の子はちょっかいをかけあっている。


そして、何人かの女の子が
「おはよー」と声をかけてくれる。


そんな女の子に「おはよー」と
笑って返事を返す。

春や彩香とは変わらずに仲がいい。


だけど


相変わらず…皐とは音信不通のまま二週間が過ぎている。

それでも、私は明るく振舞っていた。
本当は心配で…しょうがないけど。

「千尋、どうしたの?」

ぼーっとしていたら春に声をかけられた。

私は「何でもないよ」と首を振った。


そして、その日の下校の時の出来事だった。

「千尋〜、今日ね委員会があってさー
 私と春は行かなきゃならないんだ…」

彩香が申し訳なさそうに顔の前で手を合わせる。

「良いよ、じゃあ私はお先に」

「じゃーね千尋!帰ったらメールするからぁ」

「うーん、待ってるねー」

と言いながら私は片手を振って教室を後にした。

589:彼方:2012/09/14(金) 20:54 ID:Bns


変わらない帰り道。
変わらない景色。

変わってしまった友情…

そんな暗いことを考えて
とぼとぼと歩いていた。

そして、一人寂しく下校している時だった。


「…―あ」


交差点である人物と出くわした。

それはー…




「千尋…」



皐だった。

皐は幽霊でも見たかのような顔で
私の名前を呼んだ。


「…さ、皐…」

私もかなり動揺していた。

まさか…皐とまた会うなんて。


「今…帰り…?」

「うん…」

「二人は?」

「…委員会」

「そう…」

そんなどうでも良い会話を
ぎこちなくやり取りする私と皐。

「…あ、じゃあ…」

すると皐がその場を立ち去ろうとした。


…――だめ。

瞬時にそう思った私は
無意識のうちに皐の手首を掴んでいた。


「…な、千尋…?離して…」

嫌がる皐を無視して私は言った。


「ねぇ、あの時の続き、しようよ」

590:黒雷 唯羅:2012/09/15(土) 00:18 ID:IaM

続き気になる……

591:彼方:2012/09/16(日) 16:14 ID:Bns


―――…

そして、私達はまたあの公園に行った。
今度こそ…、今度こそ…

ちゃんと聞かなければならないんだ。


「…皐…、引っ越すんだよね」

勇気を出して口を開いてみる。
「違う」と言ってほしい。

けれどこれが現実なのだから
私は最後まで受け止める。そう決めた。


そして皐の口がゆっくりと開いた。


「そう…よ」

あぁ…そうなのか…。

皐のあまりに悲しげな表情で
私は真実だと確信した。

「そっか…」


溢れそうな涙を堪えて、俯かず
しっかりと皐の目を見据えて私は言った。


「どうして…私に、黙ってたの…?」

私の発言に皐は大きく目を見開いた。


「言う…必要が無かったから…よ」


私は目から涙がぽろりと零れた。
どうしてそんな嘘付くの…
だって皐…


「…うぅ…っ…ふぇ…」


泣いてるじゃんか。


そして皐は涙を拭った。
しっかりと顔をあげて、いつもの皐を振舞う。


「私達なんて…所詮は…ただの友達…でしょう」

そんな悲しそうな顔で、言わないでよ。

「…どうせ…、言った所で何も変わらないし…」

もうやめて、そんな…そんな
辛そうな顔で…言わないで。

私は口を開くことが出来なかった。

溢れ出しそうな涙を堪えるのが精一杯で。


「もう、良いでしょう…、これ以上関わらないで」

そして皐はくるりと振り返って言った。



「…どうせ、私の事なんて…すぐに忘れるんでしょう」


皐はそう言って、公園を去った。


…忘れる?

忘れる事なんて、出来ないよ…
私の事、信用してないんだ…。

私たちの友情はそんなに軽く終わらないよ。
皐は、私の事を忘れちゃうの?


苦しいかったことも、辛かったことも
悲しかったことも、嬉しかったことも…

一緒に笑ったことも。

全部、全部忘れちゃうの…?


そう思うと、私の中の感情を抑えきれなくなった。
すると堪えていた涙が急に溢れ出した。

「皐…さつ、きぃ…ふぇ…っ」


周りの目を無視して私はその場にしゃがみ込んで泣いた。

592:彼方:2012/09/16(日) 16:32 ID:Bns

なんか今回、感情移入しすぎて
情景描写入れるの忘れてました…

えと皆様。
皆様のコメは一つ一つ大切に
拝見させてもらっています。

ですが最近忙しくてコメをお返し出来ませんでした。

申し訳ありませんでした。

593:モナ:2012/09/16(日) 18:08 ID:jsc

彼方これからε=ε=ε=【゚.+:。ヨロシク♪゚.+:。】>c=(●・ω・)ゝ
だいたいいつも見に来ますよ♪

594:彼方:2012/09/16(日) 19:21 ID:Bns

>>593
えと…何処かでお会いしました?
まぁ、ありがとうございます。

595:アリス pmp3:2012/09/16(日) 19:59 ID:DDA

彼方ー!めちゃ×2書くの上手いね!
ほれ!書くの疲れたやろ?
アリス特製!イチゴジャムクッキーなのだ☆あげるーー> v <

モナおひさだね!

596:彼方:2012/09/16(日) 20:06 ID:Bns

>>595
いえいえ、まだまだですよー

疲れてはないですが
気遣いどうもなのですよ♪

597:モナ:2012/09/17(月) 12:34 ID:jsc

アリス≫アリスもいたんだ〜!
彼方≫確かにアリスの言った通りメチャ×2ウマ!これから∩(◆ ‘v`)∩ドウゾ (◆っ’v`)っ))ヨロシク

598:彼方:2012/09/17(月) 15:04 ID:Bns


それから、3日が過ぎた。

皐とは全く連絡なんてとっていない。
そんな憂鬱な気分で…


今日から始まった夏休み。


朝起きると、携帯にメールが一件。


――――――――――――――――
From:春
件名:遊ぼうよ♪
--------------------------------
今日、久しぶりに遊ぼうよ!
メンバーは
もちろん彩香と私と千尋。

起きたらすぐに来て
場所はいつもの公園ねー

   =END=
――――――――――――――――


いつもの、公園…
で遊ぶんだ…。

…皐と喧嘩しちゃった公園で…か。

メンバーは…彩香、春、私…ね。

“もちろん”と言うところを見て私は胸が痛む。
昨日の皐の台詞を…思い出してしまったからだ。

『…どうせ、私の事なんて…すぐに忘れるんでしょう』


二人は…もう皐の事には触れなくなった。

皐の事は、どうでも良いからなの…?


そんなわけ、ない。
きっと違う。
あえて、言わないだけだよ…きっと。


そう信じて、着替えてから
私は公園に向かった。

599:彼方:2012/09/17(月) 15:12 ID:Bns


公園に着くと、既にベンチに
二人が座っていた。

春が何やら電話をしていた。


「あっ」

彩香が私に気づいて、春の肩をトントンと叩く。

春も私に気づいたようだ。
すると、春は焦りながら「じゃあね」と言って電話を切った。


…誰と、電話してたのかな。

気になった。
けれど私は「おはよう」と明るく振舞う。

「千尋、遅すぎだよー」

「待ちくたびれちゃった〜」

二人が笑うから私も「ごめん」と笑い返した。

「…でさー、今日はどこ行く〜?」

「う〜ん…もうココで良くない?」

「そだね、お昼は近くのコンビニで」


そう決まって、私たちは小さな子供のように
公園の遊具ではしゃいでいた。


こんなの、何年ぶりかな…


凄く楽しくて、幸せだった。

600:彼方:2012/09/17(月) 15:27 ID:Bns


――――…

そして時間はあっという間に過ぎて行った。

「あー、遊んだねー…」

「うん…超暑いよー」

二人はぐったりとしていた。

上を見上げれば眩しすぎる太陽。

夏の太陽は暑いからなぁ…
それに凄くはしゃいでたからね。

「私、ジュース買ってくるね」

「あー、ありがとー…私、サイダーで」

「私も同じのでー」

私は気を利かせて、公園より少し離れた
自動販売機までサイダーを買いに行くことにした。

確か、さっきのコンビニでサイダーは
残り一本しかなかったから。

――…

そして、十五分くらいしてから私は公園に戻った。
思わず公園の入口でサイダーを落としそうになる。

「おっと、危ない…」

私は持ち方を変えて、三本のサイダーを抱える。

そして、「おまたせー」とベンチにいた二人に
声をかけようとした時だった。

私は、春が電話しているのに気付いた。


また…電話?

私は不信に思ってしまった。

601:彼方:2012/09/17(月) 16:02 ID:Bns


疑いたくはなかった。

けれど、じゃあどうして…
どうして私の前で電話しなかった?

どうして彩香は聞いてるの?

答えは一つ。


…――私が聞いちゃいけない事…なんだ。


だけど私は、そこまで気遣い出来る
優しい優しい人間なんかじゃない。

私は春たちに一番近い公園のトイレの裏に隠れた。

いけない事とは分かっていても
聞いてみたかった。

…どんな内容なのか、を。

彩香が私が帰ってこないかと見張るように
チラっと入口の方を見た。


やっぱり、他にも隠し事か…


私は黙って内容を聞くことにした。


「…うん、分かってる…うん、言ってない」

そう春の声が聞こえる。

…電話の相手は誰?
…電話の内容は何?

気になって仕方なかった。


「大丈夫…うん、千尋には絶対黙っておく
 …夏休みが終わる頃には…気づくよ」


私に―…絶対黙っておく…
私にそんなに言えない事って何?

夏休みが終わる頃…?
夏休みが終わるまでに何かあるの?

ねぇ…何なの…?

疑問が増える度に
私の中の不安がつのる。


そして、何より怖かった。

そんなに言えない事を私に隠していることが。


そして私は聞くのを止めようと思って
その場から立ち去ろうとして時だった。


私は衝撃の電話相手に驚きを隠せなかった。

それは―…



「最後に話せて本当に嬉しい…
 






 じゃあ、元気でね……皐」



…さ…つき…?

602:モナ:2012/09/17(月) 16:56 ID:jsc

彼方≫またまた今日も上手〜♪また書いて☆

603:彼方:2012/09/17(月) 22:10 ID:Bns

>>602
ありがとうございます。
はい、また明日。

604:LmGoRMgC dmoran@scn1.com:2012/09/18(火) 15:25 ID:0h2

It's a pleasure to find such rationality in an answer. Welcome to the dbaete.

605:鏡時:2012/09/18(火) 16:39 ID:w8g

ぎゃあああ、泣けるぅぅ((←涙をポロポロ…

続き、待ってますね、彼方様!

606:彼方:2012/09/23(日) 15:43 ID:Bns


――バコッ

「あっ…」

私は小さく声をあげた。
持っていたペットボトルが落ちて
転がっていってしまったのだ。

「誰か居るの?」
春の声が聞こえる。


…―いつまでも隠れてちゃダメか。


そう思って私は一歩、足を踏み出した。

トイレの影から足を一歩出したところで
私の目の前の光景には春と彩香が居た。

「千尋!?」

彩香が目を見開いて驚いている。

春は「しまった」とでも言うような
表情でやや俯いている。

「さっきの…聞いてた?」

「…うん」

私も俯いてしまった。

何故か、不安な気持ちになってしまった。

だけど聞かなきゃならない気がした。
ちゃんと聞こうって…そう思ったんだ。

「どう言う事なの…?」

「…別に、千尋には関係ないよ」

「嘘ばっか!なんでそんな嘘つくの?
 また隠し事するのかよ!」

私がそう怒鳴ると、春も彩香も
すっかり黙り込んでしまった。

「ごめん…、言いすぎた…」

「…ううん、千尋が正しい」

そう言って、彩香と春は顔を見合わせ
頷いてから私の方を見据えた。


「…あのね、千尋…皐は…





 

 今日、引っ越すんだよ」

607:Roi.:2012/09/26(水) 22:59 ID:ez-cDw

お久しぶりです。
ROMってはいたのですが少し暇がなかったもので感想が書けませんでした。


何故春と彩香はその事を隠していたのか不思議ですが、何があったのか続きが気になります。

どっちにしても千尋には皐の引っ越しを見送って欲しいものです。

608:彼方 ◆fEEU:2012/10/14(日) 12:14 ID:Bns


「今日……引っ越し…?」

私は頭の中が真っ白になった。

じゃあもう明日からは皐と会えないの?
顔も見れないし声も聴けないの?

どうして?

どうして私には黙ってたの?
私なんて友達でもないってこと?

私はその場にしゃがみ込んだ。

こぼれた涙が砂の上に落ちて
色が変わっている。

「千尋…大丈夫?」

「黙ってて…ごめんね」

春と彩香が私に近寄ってきた。

「…きは?」

「え…?」

「皐は!?何処なの?会わせてよっ!」

溢れ出す涙を押さえて思い切り叫んだ。
砂を掴んで地面に叩きつけた。

「千尋…落ち着いて」

「ねぇどうして?私には教えてくれなかったのっ…」

「それは…」

私が言うと彩香と春も泣き始めてしまった。

どうして泣くの?私が一番辛いのに…なんで…

すると春がゆっくり口を開いた。


「皐はっ…!千尋が一番大切だったの!」

「へ…?」

609:彼方 ◆fEEU:2012/10/14(日) 12:27 ID:Bns


私が一番…大切?どう言うこと…?

「じゃあなおさら…どうして…」

私のことが大切なんだったら…
どうして言ってくれなかったの…?

どうして辛い思いさせるの…?

すると春が私に怒鳴った。

「そんなの、傷つけたくなかったらからでしょ!?
 何でそんなことも分かってやれないの!親友なんでしょ!?」

もの凄い迫力で。

傷つけたくなかった…?
私は今、傷ついてるのに…?

「まだ分かんないの?皐は千尋が大切だから
 傷つく姿を見たくなかった…!
 そして何より…」

春がそこで呼吸を整えた。
そして涙を頬に流しながら言った。

「皐は…千尋に言うのが辛かった…」

あぁ…そっか

私ったらなんて勘違いしてたんだろ。

一番辛いのは春でも彩香でも

もちろん私でもなくて…ー


皐なんじゃないか。

610:おしるこ ◆fEEU:2012/12/08(土) 09:49 ID:Bns


「皐に会いたい…皐に会わせて…
 皐は何処にいるの?お願いだから、教えてっ…」

私は春と彩香に頭を下げた。
そんな私に二人は唖然としている。

「ちょ…、千尋やめて…」

「私、まだ伝えなきゃならない事たくさんあるの
 伝えられずに終わったら、必ず後悔する」


私は顔を一度上げて、涙を拭った。
そしてしっかりと二人を見据えて
もう一度頭を下げる。

「こんな気持ちで皐と別れたくないから…
 お願いします、皐の居場所を教えて下さい」


私の姿を見て、春は呆れたようにため息を吐いた。


「…今、皐は駅にいるよ」

私はバッと顔を上げる。
春も彩香も何だか嬉しそうだった。
嬉しそうに困った顔をしていた。


「皐が出発するのはあと30分…
 ここから駅まで走っても最低10分はかかるはず」

10分…

私の頭は混乱していて、よく考えられる状況ではなかった。

10分で駅に着かなきゃ、皐に伝えられないかもしれない。
どうしよう…

すると春が石ころを蹴って私にニヤッと微笑みかける。


「千尋なら行けるよ、きっと皐に会える

 …――早く、行ってきなよ」


私は躊躇いもなく、その言葉を受け止めて頷いた。

そして砂を蹴って私は公園の出口の方へ走り出す。


大好きな親友に背中を押してもらった。
絶対無駄には出来ない。
絶対無駄になんてしない。


私はただ、皐のことだけを胸に
これまでにないほどの全力疾走で駆け抜けた。

611:アリス pmp3:2012/12/08(土) 21:58 ID:Hgg

相変わらずうまいねー^_^♪
尊敬しちゃう。

612:おしるこ ◆fEEU:2012/12/09(日) 23:21 ID:Bns

…皐side…


今年も暑い夏がやってきた。

額に伝う汗を拭いながら
私は駅のホームのベンチに本を片手に座っていた。

「皐、はい」

兄がベンチの隣の自販機で買った
冷え切った炭酸飲料を私に手渡した。

それを「ありがとう」と言って受け取る。

少し固くしまったペットボトルのキャップをなんとか
開けようとしていると
兄が既に開けた方の炭酸飲料と交換してくれる。

私が手こずっていたペットボトルのキャップを
兄は簡単に開けて一口飲んだ。

私も一口、口に含んだ。

兄は自分の黒い携帯をパカッと開いて何やら
ボタンを操作している。


「父さんと母さん、もう先に着いてるって」

「…そう」

私は本に目を向けながらボソッと呟いた。

何故こんな状況になっているかと言うと


…私は、母と父と同じ電車に乗らなかった。

何故なら、私は内心少し期待していたんだ。


千尋が気づいて、来てくれるんじゃないかって。

そんな夢の様なことを。

そんな事、絶対に有り得ないのに。
それでも私は少しの希望を残して
わざと乗る電車の時間を遅くした。

引越し業者の都合のため、母と父は先に行ってしまったけど。

一人じゃあれだから大学生の兄が「一緒に待つ」と言ってくれた。

…だけど、もう出発時刻まで残り20分。

絶対に無理に決まってる。


「ごめんなさい…、兄さんまで巻き込んでしまったわ」

「気にするなって」

俯きがちに言った私に兄は笑顔を向けて
私の頭を撫でてくれた。

ある事情で私と兄は何年間も離れて暮らしていた。

たまに会ってもいつも避けてばかりの私に
兄は優しく接してくれた。

今だってそう。

「そろそろ…だな」

兄が不意にそう呟いて、胸がきゅうっ締め付けられる。
苦しい。
急に泣きたくなる。

千尋や、友達の顔が頭に浮かぶ。

離れたくない…、嫌だ。

まだ何も伝えられてないのに。

今更になって私は後悔する。

もっと千尋と思い出を作っていればよかった。
まだ時間は十分あったのに。

無駄に強がって、無駄な見栄を張って。


私って奴は、なんて馬鹿なんだろう。


…千尋…。


ぎゅっと汗ばんだ手を握り、涙を零した瞬間だった。




「皐……!」


今一番想っていた人。
今一番求めていた人。

今一番私が聞きたかった声がした。


その方向を振り向くと


「……千尋?」



息を切らした千尋がいた。

613:おしるこ ◆fEEU:2012/12/09(日) 23:23 ID:Bns

>>611
ありがとうございます♪(*´ω`*)

614:おしるこ ◆fEEU:2012/12/10(月) 14:39 ID:Bns

…千尋side…

駅に着いた私は
ホームへ向おうと切符を買う。

切符を買う時間すら勿体なくて
無性にイライラしてしまう。


お願い…皐、間に合って…


改札口に切符を入れて駅のホームへ急ぐ。


そこらを歩く人はもはや背景。
何人もの人にぶつかっては
聞こえるか聞こえないかくらいの声の大きさで
「すみません」と呟く。

何でこんなに人が多いんだ。
折角の夏休み、みんな何処かへ出かけるのだろう。
やはり家族連れが多い。

夏休みって最悪だ。

息を切らして、ホームの壁に手をつき
時間を確認する。


…あと、20分しかない。

このまま皐を探してもせいぜい喋られるのは5分くらいだろう。

そう諦めかけた瞬間だった。

目を少しずらしたら
人ごみの間から少し見えたホームのベンチ。
大学生くらいの人が座っていた。

その隣に座っていたのは綺麗な黒髪の少女。
凛とした顔立ちに思わず魅入ってしまう。


暑い夏の日差しの下を全力疾走で駆け抜けてきた私は
もう意識が朦朧としていた。

おまけに駅ではこの人ごみ。
倒れてしまいそうだ。

ちょっとくらい目がくらんだって仕方ない。


…だけど、あの少女を見て思った。

誰かに似ている、と。


そう…例えば―――



「……………皐?」



私は完全に意識を取り戻し、人ごみを掻き分ける。

皐だ、あれは皐だ…!
間違いなく今私が求める人だ。

あぁ…会えた…


私は存在を確かめるようにもう一度皐の名前を呼んだ。



「皐……!」


振り返ったのは



「……千尋?」



目に涙を浮かべた皐だった。

615:ささかま:2012/12/10(月) 18:10 ID:hn6

今、はじめから夢中で一気読みしました!すごいです!
楽しみにしてます!


私も
僕は「きみ」をずっと見ていた
という小説を書いていますが……
これを見ると情けなくて泣けてきます

616:おしるこ ◆fEEU:2012/12/10(月) 22:11 ID:Bns

>>615
わ、有り難うございます。

何故ですか!?;

617:ささかま:2012/12/10(月) 22:49 ID:hn6

私のが下手なのも、あると思うけど、おしるこ様が天才なだけだと
しんじて
がんばります

618:おしるこ ◆fEEU:2012/12/11(火) 23:44 ID:Bns


私は疲れ果てた足を必死に動かしながら皐に近寄る。

皐はベンチから立ち上がり私の傍に駆け寄った。


「千尋…どうてここに?顔色凄く悪い…」

皐はとりあえず、と言う様に
私をベンチに座らせた。

大学生くらいのお兄さんは席から立ち上がって
「ごゆっくり」とでも言うかのように
皐に微笑みを向けた。

場の雰囲気を読んで席を外してくれたみたいだ。

皐のお兄さんかな…

そんな事を思っていたら目の前の皐の目から
いきなり涙がポロポロ零れ落ちる。

流石の私も慌てる。

「皐、大丈夫?どっか痛いの?」

「…そ、それは、ちひろの方でしょう…」


皐はこれまでにない程に無茶苦茶に涙を零した。
幼い子供のように、ボロボロと。


「もう…二度と、会えないって…、おもっ、思ってたから…」


あぁ…、皐も不安だったんだ。
お互いに離れてしまうんじゃないかって
ずっとずっと、怖かったんだ。

この時、確信した。

今ならちゃんと伝えられる。


私は目の前で泣きじゃくる皐を抱き寄せた。
離したくない、そう願うように。


「皐…、あのね、聞いてくれるかな」

「…ええ」

皐は少し落ち着いたような声色に変わり
私は皐を抱き寄せたまま話し始める。


「私、最初はいじめられてて、一人で怖くて
 辛くて、どうしようも無かった
 
 でもそんな時、皐と出会った」


小さく皐が頷いたのを確認すると
私は淡々と話し始める。


「最初はあんまり良いイメージを抱いてなかった。
 だけど皐を知っていくうちに、皐は誰よりも
 私にとって大切な存在になってた」

皐は小さく耳元で「私も」と呟く。
皐月は私の服の裾を掴む。
ぎゅうっと握られた皐の手は温かくて、震えていた。


「私は、あの苦しかった頃を一生忘れない。
 だけどそれよりも絶対に
 皐と出会えた奇跡を、皐に支えられた喜びを
 絶対…一生忘れないよ…」


私は抱き寄せていた体をゆっくり離していく。
皐は弱々しそうに一瞬ふらつく。
私は慌てて皐の両手を握り皐はバランスを取り戻した。

皐は俯いて、涙を零している。

コンクリートが徐々に涙で変色して行っている。

私は呟くように「顔、上げて」と言う。
皐は聞き逃していなかったようで
皐は顔を上げて肩で涙を拭った。

繋がれた両手を離そうとはしなかった。

そんな皐の姿を見ていると皐との思い出が
私の中で蘇っていく。

笑いあったことも泣きあったことも。

全部全部。

目頭と鼻の先が段々熱くなって目に涙が浮かんだ。

それでも私は皐に伝える。


「皐は…誰よりも、かけがえのない存在だよ
 だから絶対に、一生忘れない
 何があっても…皐のことは、忘れない」

619:おしるこ ◆fEEU:2012/12/12(水) 00:06 ID:Bns


私は震える声を必死に抑えようとする。
けれど逆効果で。
抑えようとするほど感情は溢れ出してしまって
私の目からは涙が零れ始めた。

皐の顔すらぼやけて見えて
必死に涙を抑えようとするけど涙は一向に止まらなくて

それでも、これだけは伝えたくて。



「私、皐と出会えて、ほんっとうによかった…!」



…――大好きだよ。

その言葉には続かないまま私はその場にうずくまる。

皐もその場にしゃがみこんで、私の背中を撫でた。
皐の手の温かさが肌を伝い懐かしさと悲しさに溢れる。


「私も、千尋と出会えて良かった…
 誰よりも、千尋が大好き、大好きよ…」


泣きじゃくる私の背中を撫でながら
落ち着いた声色で皐は話し始めた。


「…私はね、小学校の頃いじめられていたの
 人間なんて誰も信じられないって
 友達なんて要らないって、勝手に自分の世界に閉じこもってた」

皐は「だけどね」と続けた。


「千尋と出会って、友達っていいなって思えた。
 こんなにかけがえのない存在なんだって気付いた」


私はゆっくりと顔を上げた。
涙のあとできっと顔はぐちゃぐちゃだろう。

皐は満面の笑みで
両手を離したかと思うと私に抱きついてきた。


「信じることの素晴らしさを千尋に教えてもらった

 本当に、ありがとう」


信じることの、素晴らしさ…――


私もニコリと笑って、皐に笑顔を向けた。


「こちらこそ、本当に……ありがとう」

620:おしるこ ◆fEEU:2012/12/12(水) 00:07 ID:Bns

>>617
ささかま様こそ十分お上手だと思います。
自信持って頑張って下さい、応援してます。

621:ささかま:2012/12/12(水) 22:21 ID:hn6

だめだ………
泣いた。

622:鏡時:2012/12/19(水) 15:33 ID:Hac

あああぁ、涙が止まらねぇ…。

彼方様(おしるこ様)は天才だ…。

623:おしるこ ◆fEEU:2012/12/31(月) 15:15 ID:ArU


そして、私たちを引き裂くかのように
電車の音が聞こえた。
アナウンスが駅のホームに流れ
もうすぐお別れなのだと確信した。

私が皐を支えるように立つ。
皐は立った今も尚、私から離れようとしない。

すると皐のお兄さんが小走りに
こちらへ向かってきた。

「皐…、ほら行くぞ」

お兄さんがそう言うと皐は俯いたまま
ゆっくり私から離れていった。

離れていったのと同時に俯いた皐の背景には電車。
電車がもう到着してしまい
終わりを告げるように電車の扉が開いた。

皐は顔を上げ、私を強く見据えた。
美しい皐に思わず魅入ってしまう。

皐は鞄のポケットから一枚の
便せんを取り出し私の方に便せんを向けた。

「これ、受け取ってくれるかしら…」

どうやら私宛の手紙のようで
私は薄ピンクの便せんを手にとった。

ありがとう、そう言おうとしたと同時に
皐は電車に乗り込んでしまった。

「あ…」

無意識の内に伸ばした手も
皐に届かないまま
電車の扉は静かに閉まる。

624:おしるこ ◆fEEU:2013/01/01(火) 22:44 ID:ArU


皐は扉の向こうで悲しげに優しく笑った。


「さつ……」


皐を名前を呼ぼうとした瞬間
電車は動き出した。


私はゆっくりと動き出した電車を
ただただ唖然と見つめていた。


扉の向こうで背を向けてしまった皐の顔は
もう見ることが出来ないまま
電車はもう、遠くへと走っていってしまった。



漫画やアニメなら主人公が電車を追いかけて…

だけどそんな事私に出来るはずもなく
ただその場に呆然と立ち尽くしていただけだった。

皐から貰った手紙をぎゅっと手に握りしめて。


―――――……



「ただいま…」


枯れ果てたような声でそう呟き
私は家の扉を閉めた。


まだ皐が此処から居なくなってしまった事に実感がわかない。


私が履いている靴を脱いでいると
ふと下駄箱に目がいった。


見慣れた妹のサンダルと母のヒールとスニーカー
だけどそのすぐ隣には見慣れて間もない
ピンクのスニーカーと赤いサンダル。


……春と彩香の物だった。


すると台所の方から聞き慣れた声。



「千尋……!」


春の声だ。


台所に向かおうとした瞬間に
春がひょこっと顔を出し
私の方に駆け寄ってきた。


春の後ろから長い髪を揺らし彩香も私の方へやってくる。


まだイマイチ状況を把握出来ていない私に
春は躊躇いもなく抱きついてきた。


抱きついてきた春からふわっと石鹸の匂いが漂うが
額には汗が流れていた。


私の背中に回された手からも手汗が出ているのが分かる。



「春……、彩香……どうして此処に……?」


答えはきっと「心配しているから」。
分かりきった事なのに私は二人に尋ねる。


彩香が優しく微笑む。



「千尋が心配で……、お母さんに家にいれてもらったんだ」

625:おしるこ ◆fEEU:2013/01/03(木) 13:26 ID:ArU

>>622
天才じゃないですよ!;

626:まほ:2013/01/03(木) 13:40 ID:/HA

おしるこさん>はじめまして!最初から読みました。いじめなのに、最後は泣ける。とても面白いです。
ダメダメ作ですが
私を助けてくれた大好きな人
という、小説をよんでみてください。アドバイス等をいただけるとありがたいです。

627:ささかま:2013/01/03(木) 19:33 ID:hn6

天才のくせにー

上手すぎる……上手すぎるんだよ……

628:おしるこ ◆fEEU:2013/01/11(金) 21:57 ID:ArU


「そっか……」

私は小さくそう呟いて体の力を静かに抜いていく。


重みを感じたのか、春は私の服をきゅっと握った。


「どうだった……?」


彩香が恐る恐る私に尋ねる。
私は少し微笑んで

「行ったよ……」

乾いた喉に声を通してそう伝えると
彩香は切なそうに「そっか」と微笑んだ。


二人を見て、落ち着きを取り戻した私は
彩香と春に支えられながらリビングへと向かった。

見慣れたドアを開けると
見慣れたテーブルと椅子。

見慣れたソファーには
見慣れた妹のテディベアが置いてある。

視線を少しずらせば
クリーム色のカーテンと窓。

窓の向こうには見慣れた庭。


変わらない風景。
変わらない日常。

その中で、離れてしまった友情。

そう考えると胸がきゅっと締め付けられる。


そしてソファーに三人で腰掛ける。
私は俯いたまま。

すると春が「あ……」と小さく声を上げた。


「それ……、皐から?」

春が指さす「それ」とは皐がくれた「手紙」だった。


その存在に改めて気付いた私は
ゆっくりと薄ピンクの便せんを開いた。

中から紙を取り出した。

特に柄もないシンプルな白い紙。
見えるか見えないかくらいの薄さで
桜がプリントされている。

彩香と春が手紙を覗き込み
ゆっくりと手紙を開く。

629:おしるこ ◆fEEU:2013/01/11(金) 22:17 ID:ArU



一行目は変わらない皐の綺麗な字で
『千尋へ』と書かれている。


少し目をずらし、手紙の内容を読んでいく。


内容は本当に短いものだった。



『今まで本当にありがとう。

 春、彩香、そして千尋。
 あなた達と過ごした日々は
 私にとってかけがえのない宝物です。

 本当にごめんなさい。
 本当の本当にありがとう。

 あなたに会えて本当に良かった。 
 大好きです。
 

               皐より』



美しい字で一文字一文字丁寧にそう書かれていた。


文面はとても短いものだったけれど
それ以上に長い年月の記憶が蘇る。


本当に数え切れないくらいの思い出があった。


たくさん泣いて、たくさん怒って

それ以上にたくさん笑った。


皐の笑顔、皐の仕草、皐のぬくもり。
全てを思い出す。

一つ一つが私の宝物だ。


私の目からポツリと涙が零れ落ちた。
けれどすぐに涙は拭って
手紙を便せんにしまった。


私は涙を浮かべた二人に笑顔を見せる。
すると二人も涙を拭いニコリと笑ってくれた。


「これで良かったんだよね」


私はそう呟いた。

二人は何も言わずにこくりと頷いた。

私は優しく二人の手を握った。
二人の手は涙が溢れそうなくらいに
酷く優しいぬくもりだった。

630:ひー:2013/01/29(火) 19:47 ID:0VM

はじめまして

すごいです!

天才です!

最高です!
す 素晴らしい★☆◆◆☆★

631:アリス pmp3:2013/01/30(水) 00:35 ID:Hgg

かなたぁっ(おしるこ)。。!
皐と友達じゃなくなるのは悲しい……

遠距離でも友達になっててほしいな…

632:鏡時:2013/01/30(水) 15:42 ID:Hac

あぁ〜、泣ける〜〜。

皐ちゃん行っちゃったとこでもう涙ポロポロ。

633:おしるこ ◆fEEU:2013/01/31(木) 17:25 ID:ArU


――――……

晴れ渡る青い空。
流れるような白い雲。
暖かく優しい日差し。


今年も暖かい春の季節がやってきた。


「ちっひろ〜」


自分の名前を呼ぶ聞き慣れた声に
校門の前にいた私は反応した。

見慣れた友達が長い髪を揺らして
桜の並木道を歩き私の方へ近寄ってくる。


「春。遅かったね」

私はそう言って、少し前に足を進めた。

「もう、何言ってんの?千尋が早すぎるんだよ」

春が「ほら」と言って自分の薄ピンクの
腕時計を私に見せた。
時計の針は7時5分前を指していた。
どおりで人が全くいないわけだ。

私がクスッと小さく笑うと春もクスッと笑った。


―…私たちはあれから、皐との別れたから
あまり変わった生活をしていなかった。

いつも通りの日常を春と彩香と
三人で過ごしていた。
きっとその方が皐も喜ぶだろうから。


そのまま三年生になって、進路も決まり
無事に卒業をしたのだった。



――そして今日、高校の入学式である。


いろんな思い出が詰まった中学校とのお別れは
すごく寂しいものだったけれど
それ以上に新しい生活が始まることに喜びを隠せない。
大好きな友達と過ごす日々が楽しみで仕方ないのだ。

634:おしるこ ◆fEEU:2013/02/01(金) 17:51 ID:ArU



すると、私の鞄のポケットに入っている
携帯の聴きなれたメールの着信音が聞こえた。


私はポケットから携帯を取り出して携帯を開く。
携帯を開けると待ちうけにされている
小さな猫のイラストが顔を出す。


そして私は、待ちうけに表示された
「Eメール一件」を選択ボタンで押した。


私が押したと同時に春が私の携帯の
画面を覗き込みセミロングの髪を垂らし
「誰から?」と訪ねる。


「彩香からだよ」


そう言って私は春に携帯に表示された
彩香からのメールを見せた。


メールの内容は
『今日寝不足で行けない』というものだった。
文の最後には困った顔をした猫の
可愛らしい絵文字が付けられていた。


内容を確認した春は呆れたようにため息を漏らした。


「入学式当日に寝不足って……有り得ない」


春は拗ねたような表情をした。
「入学写真を三人で撮りたい」と
卒業の前からずっと言っていた春だったから
きっと凄くショックなんだろう。

「まぁまぁ、それ程彩香も楽しみだったって事だよ」


「楽しみすぎて眠れないって……子供じゃないんだから」


「春だって人のこと言えないくせに」


私は笑って春の目の下をなぞった。
春の目の下には微妙に薄らとクマが出来ていた。

きっと楽しみすぎ眠れなかった証拠だろう。

「まあね〜」

そう言って春は悪戯っぽく笑う。

それと同時に、また私の携帯からメールの着信音が聴こえた。
私は握り締めていた自分の携帯を開く。

彩香からだろうか。

そんな事を思いながらメールを確認すると
差出人は――皐からだった。


「あ、皐!」

私がそう明るいトーンで言うと
ちょっと不機嫌だった春が満面の笑みに変わった。


「え、本当?見せて見せて」


春は嬉しそうに私の携帯を覗き込んだ。

635:おしるこ ◆fEEU:2013/02/01(金) 17:54 ID:ArU


訂正致します。

――皐からだった。×

――皐だった。○

636:おしるこ ◆fEEU:2013/02/04(月) 22:31 ID:ArU


私と春は携帯の画面に表示された
皐からのメールを読み進める。


『そっちはもう入学式は終わった?
 こっちは今入学式なの』
 

相変わらず絵文字も何もない
皐らしいシンプルなメールだった。
私は携帯の操作ボタンでメールをずらして行く。
メールには写真が添付されていた。


「わぁ……」


春が美しいものを愛でるような眼差しで
携帯に表示された写真を見つめ、声を上げた。


それもそのはず。
写真には新しい制服を身に付けた皐が
友達であろう女の子達と、散りゆく桜をバックに
美しい笑顔で写っていたからである。


皐の着ている綺麗な紺色をしたセーラー服は
色白で、美しい黒髪の持ち主である皐によく映えていた。
元々端正な顔立ちをしていた皐だったけれど
益々磨きがかかり、写真越しにも大人っぽさが醸し出されていた。


「皐、凄く綺麗だね」


私は少し俯きがちにそう呟いた。


実は皐が引っ越してから、私達は少しずつだけど
連絡を取りったりしていた。
だから、あまり寂しいなんてことはなかった。
電話をすれば皐の声も聞けたし。
ただ、皐に会えない事だけがもどかしかった。


だけど久しぶりに皐の姿を、写真越しでも
拝見することが出来て凄く嬉しい。
だけどその半面、ちょっと寂しい気もした。

637:おしるこ ◆fEEU:2013/03/08(金) 23:43 ID:ArU





私の親友である皐が、私の知らない所で
知らない子達と仲良くしているのは
やはり何処か寂しく悲しい。




でも、あの皐にこんなにも友達が出来たことは
親友として、素直に嬉しいことだ。



だからきっと私がすべき事は、心配ではなくて
皐を信じ、心から応援することだ。



だって私は決めたのだから。


――――大切な人を、信じることを。



意味もなく、私が口角を上げた理由を察したのか
春は私に微笑みかけた。



「千尋、行こうか」



そう言った春の、指さす方向を見ると
校門がもう開いていた。
私の知らないうちに誰か開けていたのだろう。


そして、小さく頷いた私の手を
春は優しく握って、手を引いた。


それに従い、私は小走りする春と
動きを合わせて足を進める。
地面のアスファルトがリズムよく音を鳴らし
心地よく吹く風が気分を和らげる。
前を走る春の長い髪が柔らかく揺れている。


私はふと、空を見上げた。


晴れ渡る青い空。
そして希望のように私たちを照らす太陽。
決して眩しくはないけれど
私の心に広がる不安を包み込むかのように
暖かく、柔らかい日差し。
そして美しく、儚く、可愛らしく
私の視界に入る散り行く桜の花びらたち。


全てが、私を元気づけてくれているようだった。
それを想うと、自然と心が落ち着いた。



――私は中学校生活で、かけがえのないものを手に入れた。

たくさんの苦しみ、悲しみ、辛さを味わい
もう誰も信じられなくなった。
だけど、その中で教えられた数々の大切な事。


今になってこそ言えることだけれど
それは本当にかけがえのないものだった。

一生の宝物である。



私はもう二度と、誰かを傷つけたりはしない。


私は春や彩香、これから出会う仲間たち。
そして私を愛してくれる人を
私はとことん大切にしてみせよう。


それがきっと、何よりも大切なことで
何よりも忘れてはいけないことだろうから。




私はそう胸に誓い、先を行く春を追い越して
振り返り、言った。





「ほら、行こう」





           
         
   

     【いじめ〜信じたい。あなたを〜終】       

638:おしるこ ◆fEEU:2013/03/09(土) 00:01 ID:ArU


皆様、改めまして。
「いじめ〜信じたい。あなたを〜」の
作者、彼方改めおしるこです。

思えばこの作品を書き続けて一年が経ちました。
自分でも本当に驚きを隠せません。
ですが、今日(昨日)でこのお話も完全に終わりを告げました。

飽き性である私が、最終話まで
書き続けることができたのは
この小説を支えてくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

私はこの小説を通して
「絆」や「信じること」などを中心に
皆様伝えたく今まで書いてきました。
少しでも私の想い、そしてこの作品の
さまざまな登場人物等の想いを
感じていただけたならば幸いです。

最終話の最後の千尋の台詞である
「ほら、行こう」は単純な台詞に聞こえるかもしれませんが
かなり意味深であります(笑)
解釈は皆様にお任せ致します。

改めまして、読者の方々
本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願い致します。


                 *彼方*(おしるこ)

639:SAKURA:2013/03/09(土) 18:09 ID:DD.

終わってしまったのですが
初めまして。SAKURAと言います。

とても感動しました!新しい小説書いたら必ず見ますね♪

640:おしるこ ◆fEEU:2013/03/09(土) 23:12 ID:ArU


>>639
初めまして、おしるこです。
ありがとうございます。

千尋達のそれからを書くのも
良いかとは思いましたが
また違ったお話を書こうと思いますので
そちらも拝見なさって下されば嬉しい限りです。

641:おしるこ ◆fEEU:2013/03/10(日) 22:27 ID:ArU


次から違うお話を書いていきますので
ごっちゃになられませんようご了承お願いします。

642:おしるこ ◆fEEU:2013/03/10(日) 22:39 ID:ArU



…プロローグ…




人はどうして、弱い物を傷つけるのでしょうか。


人はどうして、それを見て嘲笑うのでしょうか。


人はどうして、そうする事によって
快楽を得るのでしょうか。




人って本当に――




弱い生き物だとは思いませんか。

643:おしるこ ◆fEEU:2013/03/13(水) 23:01 ID:ArU





――今日も冷たい風が吹く。



街ゆく人は皆、温かい衣服に身を包み
白い息を吐いている。


季節は冬。



私は寒空の下、近所の中央公園のベンチに座り
学校の鞄を隣に置いて
赤いマフラーと
お気に入りのさくら色の手袋を身に付け
昨日買ったばかりの本を読んでいた。



私はふと思い立って、鞄の中にある
薄ピンクにのガラパゴス携帯を取り出した。

携帯を開き、画面に表示されている
時刻を確認した。



―――八時二分。
私はそれを見るなり小さくため息を吐いた。




「早く来ないかなあ……」



そう言って、携帯を閉じて鞄に閉まってから
読んでいた本にまた目を落とす。
すると、聴き慣れた声が近くから聴こえた。



「千沙!」


私の名前を呼ぶ声の方を振り向くと
友達が息を切らし、私の方に駆け寄ってきた。



「遅れてごめんね。寝坊しちゃって……」


「ううん、気にしないで。それより早く行かなきゃ」



不安そうな顔をする友達に私は
出来るだけ優しく微笑んで見せると
安心したのか、柔らかい表情を見せた。


私はベンチから鞄を取って
本を鞄に入れ、友達の手を引いた。

644:鏡時 ◆MUNk:2013/03/14(木) 17:43 ID:5zI

終わったぁぁぁ!

良いお話だったわぁ…。

新しい話もおもしろいっ。

更新期待してるよー!!(>ω<)

645:おしるこ ◆fEEU:2013/03/14(木) 22:52 ID:ArU





私たちは急ぎ足で目的地に向かった。
そこは学校。
『桜野町町立桜野中学校』と書かれた校門を潜り
下駄箱で靴を履き替える。



「あ、千沙と葵だあ」



私はその愛らしい声色に反応して
靴を履いてしまってから顔を上げた。



「おはよう、花」


そう言って優しく笑ってあげると花は
ふんわりと可愛らしい笑みを浮かべた。
隣で見ていた葵が、早く行こうとばかりに
私と花の手を引っ張った。




私は佐々木千沙(ささきちさ)。
ごく普通のどこにでもいる女の子で
桜野中学校に通う中学二年生だ。


朝一緒に登校してきたのは
高橋葵(たかはしあおい)。
そして、声をかけてくれたのが
佐藤花(さとうはな)。


葵は肩までのポニーテールをしていて
性格は活発で明るく素直。
花はとても女の子らしく、穏やかで
ふんわりとしたボブヘアーがとても似合っている。



私と葵と花は小学校からの友達。
どんな時でもいつでも一緒で
世で言う親友ってやつだと私は思っている。



そして私たちは葵に連れられ
『2-3』と書かれた教室に入った。


中に入ると、葵が元気良く
クラスみんなに挨拶をして
みんなが返事を返してくれる。
それに便乗して私と花も、みんなと挨拶を交わす。
それがいつもの朝の日だ。


だけど最近、少し変わったことがあった。



「おっはよー、葵」



声のする方を私は直様振り向いた。
さっきまで満面の笑顔だった花は
少し表情を曇らせる。



「菜美おはよ〜」


葵はというと、いつもと同じように
愛想よく挨拶を交わしていた。



――私たちの日常に踏み込んできたのは
柏木菜美(かしわぎなみ)という存在だった。

646:おしるこ ◆fEEU:2013/03/14(木) 23:21 ID:ArU



彼女、柏木菜美は家柄もよく
容姿端麗で文武両道。
生徒会にも入っていて
いろんな面でクラスを仕切っている
いわばリーダーのような存在。


そんな彼女の周りにはいつも
たくさんの取り巻き達がいて
とてもじゃないけれど私たちのような
普通の人間が近寄れるような人ではなかった。



クラスが一緒になってしまった時も
『目立たないように隅で暮らそう。
 間違っても柏木菜美の目に止まらないように』
そう心に誓っていた。
私は見事、クラスの中で最も平凡と言っても
過言ではない程の存在になれて
毎日普通に楽しく学校生活を送っていた。




――そんな日常が変わってしまったのは
秋が変わり、冬に突入する頃だった。



私と花の知らない間に、柏木菜美と
葵が意気投合していたのだ。
同じ部活という事もあって
接触する機会が多い事は仕方ないとは思った。



けれどやはり、何だか嫌な予感がしていて
12月の中旬。
案の定「私のグループびおいでよ」と言われてしまった。
それには葵だけが乗り気で
正直、私と花は断ってしまいたかった。
でも断れば最後どうなってしまうのかは
いくら馬鹿な私たちでも察しがついていて
仕方なくグループに加わり、今に至るのだった。



私と花は口角を必死に上げて
出来るだけ優しい表情で柏木菜美に「おはよう」と言う。
それに応えて、柏木菜美は目を合わせずに片手を振った。

おはようぐらい言えばいいのに。
と声に出そうな気持ちを必死に抑える。



柏木菜美を目で追うと、教室の窓際の椅子に座り
葵と仲良くお喋りをしていた。

今の柏木菜美の"お気に入り"はどうやら葵らしい。
私たちなんてそもそも眼中に入ってないようだ。


私は小さくため息をついて
隣にいる花をふと見ると
花の視線は違うところに向かっていた。


「花、どこ見てるの?」


そう声をかけると、花は静かに指を差す。
指差す方に視線を向けると
そこには沢森文美(さわもりふみ)がいた。


――沢森文美。

彼女はクラスで一番浮いている存在である。
彼女とまともな会話をする者は一人もいないし
誰かと喋るところを誰も見たことがなく
クラスでは皆から気味悪がられていて
彼女を好む者は誰一人としていない。

647:おしるこ ◆fEEU:2013/03/14(木) 23:42 ID:ArU




だけど私は知っている。
彼女は学業優秀で、おまけにとても綺麗な事を。



いつも成績は学年上位で
文系に関してはいつも満点という高成績。
顔立ちもよく、鼻筋が通っていて
目は二重でぱっちりしている。
色白な肌に長い黒髪が映えて
彼女こそ、真の美少女といっても
過言ではない程の美しさだ。




そしてそれに嫉妬した柏木菜美が
彼女をいじめていたらしい。
その時は一年生で、私たちとはクラスが違っていたので
噂でしか知らないけれど。
だけど元々友達のいなかった沢森文美はビクともせず
あまりの面白さの無さに興味が失せて
柏木菜美はいじめる事をやめたらしいのだけど。




私は花と一緒に席に座って
本を読んでいる彼女を遠目で見つめた。
彼女の読んでいる本は、どうやら推理モノらしく
タイトルは何やら難しい感じが用いられていた。



背筋を伸ばし、凛とした表情で
本を読んでいる沢森文美はとても凛々しく感じられる。




私は彼女の事は嫌いではない。
嫌いではないのだけど、近づきがたい。



彼女は自分なりの世界観を持っているようで
彼女の世界に足を踏み入れるのは
弱虫な私にはとても勇気のいる事だった。
そして何より、柏木菜美を敵に回したくない。
彼女を敵に回せば、そこで即終了。
私の平凡ライフはおさらばとなってしまう。



すると、ハッと花が声を上げて
次は時計を指差して言う。



「もうすぐでホームルームが始まっちゃう」


「ほんとだ。早く用意をしなきゃ」



そう言って、私は自分の席に着き
鞄の中から教科書を取り出し黙々と用意を始めた。

648:おしるこ ◆fEEU:2013/03/14(木) 23:47 ID:ArU


>>644
ありがとうございます。
無事に終われましたのも
皆様のおかげです。

今後共よろしくお願いします!

649:おしるこ ◆fEEU:2013/03/14(木) 23:54 ID:ArU


*皆様にお知らせ*


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楽しいと思いますので
是非参加してみてください(*´∀`*)

650:おしるこ ◆fEEU:2013/03/15(金) 16:58 ID:ArU

>>647

誤字訂正です。

難しい感じ×
難しい漢字○

すみませんでした。

651:SAKURA:2013/03/15(金) 18:11 ID:DD.

やっぱり面白いです!!

予想よりすごいです!!!
これからも楽しみにしています♪♪

652:おしるこ ◆fEEU:2013/03/16(土) 23:55 ID:ArU




今日のホームルームでは、特に報告があるわけでもなく
先生が適当に挨拶をして
いつものようにチャイムと同時に
「今日も一日頑張りましょう」と
微妙な笑顔で言い放ち、ホームルームは終わった。


ホームルームと授業を挟んだ休憩時間。
花がノートを片手に、私の席に近寄ってきた。


「どうしたの、花。授業始まっちゃうよ」


椅子に座っている私は
花の顔を覗き込むようにして言う。
すると花は、手に持っていたノートを私に差し出した。
何のノートか分からないまま、私は黙って受け取る。


「これ、借りてたノート。長い間借りててごめんね」


花は申し訳なさそうに顔の間で手を合わせた。
よくそのノートを見ると
無くなった花柄のノートにそっくりだった。
私は慌ててノートを手に取り表紙を確認する。
『佐々木千沙』とお世辞にも
綺麗とは言えない字が書かれていて
自分のノートだと言うことを確信した。


それにしても、貸していた事をすっかり忘れていた。
にしても見つかってよかった。
私は不安そうな顔をする花に微笑みかける。



「返してくれてありがとね。助かった」



そう言うと花の表情はパアッと明るくなり
「じゃあね」と私に手を振るなり
自分の席に戻っていった。


そして花が席に座った直後チャイムが鳴り
同時に教科の先生が教室に入ってきて、授業が始まった。




――――……





一時間目の授業は理科。
理科を担当する斎藤先生は
意味の分からない単語を黒板に並べていく。
全く分からない私は、窓の外を眺めていた。



幸い、私は窓側の一番後ろの席と言う事もあって
先生の目には全く止まらず
授業中は好き勝手な事を出来るのだった。
好き勝手と言っても落書きをしたり
外を眺めたり、本を読むぐらいで
友達と喋ったりということはしなかった。
目立つことはしたくないからだ。



そして今日も私は静かに窓の外を眺めていた。
特に面白いことがあるわけでもないけれど
つまらない授業を受けるよりか、個人的に楽しい。




そして窓の外を眺めること数分。
前の席の子が私の方を振り返った。
何事かと思い、声をかけようとしたとき
その子が私の机の端に折りたたんだ白い紙を置いた。
そのまま何も言わず、その子は前を向き直る。



私は授業中の手紙回しだと言う事を悟り
その紙を手にとって開く。
そこには綺麗な字で
『佐藤花見て。キモいから笑』と書かれてあり
その下に『菜美』と書かれてあった。


私はチラッと花の方を見てみると
花は寝てしまっていて、思い切り寝顔を晒していた。
でも気持ち悪いという事はなく、逆に可愛らしい。
きっと柏木菜美の醜い嫉妬だろう。



実はと言うとここ最近、花が嫌がらせを受けている。
当事者はもちろん柏木菜美である。
本人曰く、"いじめ"までには発展していなく
ただからかっているだけらしい。
花はそれに対し、苦笑していたけれど辛いと思う。



けれど私にはどうしようもない事だった。
柏木菜美の機嫌を損ねることは絶対にしたくない。
しかし花は私の親友で、簡単に無視出来る存在ではない。
それに寂しそうに笑う花を見るのは正直辛いし。
だから私はなるべく花と一緒にいるようにしている。


柏木菜美の期限を取りつつも、花の傍にいる事は
少し困難な事ではあったけれど
私が傍にいると花はいつも優しく笑うので
私はその笑顔を支えに両立を頑張っていた。

653:ささ:2013/03/17(日) 09:19 ID:7e.

オモシロいです!

前から読んでました!

あの、一ついいでしょうか?
恐縮ながら。

654:おしるこ ◆fEEU:2013/03/17(日) 14:33 ID:ArU


>>653

ありがとうございます。

はい、何でしょうか。

655:ささ:2013/03/17(日) 15:31 ID:7e.



>>654
素晴らしい作品に何かを言うのは、私の勇気を使い果たしてしまうことなのでやめます。

基本についてだったのですが。

656:おしるこ ◆fEEU:2013/03/17(日) 19:36 ID:ArU


>>655
素晴らしくなんてないですよ。

ただ、私は趣味で書いています。
単なる自己満足です。
特に小説家になりたいわけではないですし
自分の思うままに書けたならそれで良いので
書き方等の類の指摘は特に求めていません。
生意気な事をごめんなさい。

657:ゆい:2013/03/18(月) 17:46 ID:xIE

彼方うちのことおぼえてる??

ゆいだよ

本当彼方すごいよ!!

小説・・
天才!!!
感動したあ

658:ゆい:2013/03/20(水) 18:04 ID:nTQ

彼方ー??

うちのことおぼえてない??

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1363767547/l5


うちも小説かいてんだー
よかったら
見てね&コメントしてねー
彼方だいすきだぞw

659:おしるこ ◆fEEU:2013/03/20(水) 21:26 ID:ArU




私は柏木菜美から回ってきた紙を筆箱の中に入れた。

授業が終わればすぐに捨てに行こう。
くれぐれも花にはバレないように。

そう思って、筆箱を閉めると
強く引っ張ってしまったからか
付けていたウサギのストラップが外れてしまった。
ウサギ本体と紐の部分が取れてしまったのだ。
私は残念に思いつつも仕方なく
制服のポケットにウサギと紐を閉まう。

そして私は、また窓の外を眺めた。





――――……




授業は何事もなく終わり、私は紙をなるべく折って
教室の割と大きめなゴミ箱に捨てた。
幸いゴミはかなり溜まっていたので
この紙の存在には誰も気づかないだろう。



私は内心ホッとして、教室の黒板の隣に
貼られてある時間割表を確認した。


次の授業は家庭科。
どうやら家庭科室に移動しなければならないようで
既に何人かは教室を出て、家庭科室に向かっている。



私は少し焦りながら、席に戻って
机の中から教科書を取り出す。
すると、家庭科教科書と筆箱を手に持った花が
私の席に駆け寄ってきた。




「千沙、早く行こう」



「うん、行こう」



私がそう言いながら、教科書と筆箱を片手に持ち
椅子を机に入れると、花は急に私の腕を引っ張り
急ぎ足で教室を出た。


教室から離れ、廊下に出ると花はとたんに足を止めた。




「花…、いきなりどうしたの?」



いつもなら、ゆっくりとしている花が
急に何かに焦っているかのような行動をするので
私は不思議に思って聞いてみる。
すると花はボブヘアーをふわりと揺らし
ゆっくりと私に向き直り、躊躇うように口を開いた。




「……ねぇ、ゴミ箱の近くで、何……やってたの?」




不安そうな声色で花はそう言った。
それを聞いた私は、不覚にもピクリと反応してしまった。
俯いている花は分からなかっただろうけど。


それにしても、どうしてゴミ箱云々の事を気にするのだろう。
花は授業中に回っている紙の存在を知っているのだろうか。

いや……もしかしたら別の事で心配しているのかもしれない。
だとすれば素直に言う方が妥当だろう。




「ただ、拾った紙を捨ててただけだよ」



「……本当に?」



「どうして嘘つかなきゃならないの。
 何ならその紙をゴミ箱から取ってこようか?」



まだ何かを心配している花に、私はそう言ってみせた。
流石に取って来いとまでは言わないだろう。
仮に言われたとしても
ゴミ箱には大量に紙くずが捨ててあったので
適当にそれらしい紙を取ってこればいいし。

すると花は、不安そうに顔を上げて私の筆箱を指差した。



「じゃあ、私があげたストラップは……どうしたの?」


「え?あぁ、ス、ストラップなら…」


私は慌ててストラップの存在に気付き
制服のポケットからストラップのウサギ本体を取り出した。

660:おしるこ ◆fEEU:2013/03/20(水) 21:34 ID:ArU


>>657
覚えてます。お久しぶりです。
拝見して下さってありがとうございます。

小説の宣伝はなるべく控えて頂いてよろしいでしょうか?
暇があればまた見に行きますね。

661:ゆい:2013/03/20(水) 21:36 ID:nTQ

かなたああああ!!!

662:ゆい:2013/03/20(水) 21:36 ID:nTQ

なんで
敬語なの??

なんか
かなしいぞ!!

663:おしるこ ◆fEEU:2013/03/20(水) 21:50 ID:ArU


>>662

申し訳ありません。
此処では誰でも読者様として接しております。
ですから別に悲しむ必要はありませんよ。

あと、小説とは無関係なコメントはやめて下さい。
書きにくくなりますし、他の読者様が読みにくくなります。
特に>>661のような書き込みは正直迷惑です。
これからはそう言った書き込みは無視いたしますのでご了承下さい。

そしてこれは単なる「注意」です。
別に怒っているわけではございませんので悲しまないで下さいね。

664:林檎:2013/03/21(木) 07:37 ID:VJM

面白いですね!全部読んじゃいました!
千尋達のは、本当に泣けました!
まさか、あの優しい千尋が、春をいじめるとは思わなかったですけどね。

新しい方も面白いですね!

でも、何か花が可哀想に思えて来ました。

更新を願っています!

665:おしるこ ◆fEEU:2013/03/25(月) 22:17 ID:ArU




「ごめんね。授業中に外れちゃって……」

私がそう言うと、花は小さくため息を漏らし
すぐに私に笑顔を向けた。


「そっか、疑っちゃってごめんね」


私はそう言った花に対して、特に何も言えなかった。
花が言う"疑い"の意味がよく分からなかったからだ。

――花は何を疑ったのだろう。
そう考える間もなく
花は「行こう」と私の手を引いた。



私の手を引いた花の手は、何故か少し汗ばんでいた。




――――…………





時間の流れは本当に早いものだ。
あの後、家庭科の授業も無事に終わって
三時間目、そして四時間目と刻々と時間は過ぎた。



そして今はお昼休み。



授業の終了を表すチャイムが鳴った途端
女子はお弁当を片手に、直様動き出し
あっという間にいつものグループに分かれる。
教室移動等の時に
その素早さを利用すればいいのにと熟(つくづく)思う。



そして五分もしないうちに
教室に四つのグループができる。
その内の三つが女子グループで
一つは教室に取り残された数人の男子達。



私はと言うと、教室で……
いや、学年で一番目立っているグループに居た。
それが柏木菜美のグループだった。


この教室での柏木菜美のグループは
私と花を合わせて計八人。
この教室の女子の大半が柏木菜美の取り巻きなのだ。



そして私たちはそれぞれが座って食べられるように
机と椅子の準備をして、それぞれの指定席に座る。
私と花は隅に二人で座って、静かにお弁当箱を開ける。



皆の目線は、もちろん私たちではなくて
柏木菜美の方に集まる。
何かの雑誌の付録のお弁当箱なのか
皆からは「すごい」だの「可愛い」だのと歓声が上がる。



「ねえ、葵。これ新しいお弁当箱なの。可愛いでしょ?」


「はいはい、良かったねー」



葵は柏木菜美が見せびらかす、桃色系統で鮮やかな
お弁当箱をそっちのけで
自分の水色のお弁当箱に敷き詰められたご飯を貪っていた。
柏木菜美は比較的明るい声色で「冷たいなあ」と
葵に可愛らしい笑顔を向けていた。


葵の勇気には感心である。
まあ、本人は特に何も感じていないのだろうけど。

666:おしるこ ◆fEEU:2013/03/25(月) 23:11 ID:ArU




そして私が自分の黄色のお弁当箱の中に
敷き詰めた卵焼きを
お気に入りの橙色のお箸で掴もうとした時


教室に高くて大きな音が響き渡った。




――それは花のお弁当箱が落ちた音だった。



「えっ……」


私は思わず小さく声を上げる。
お弁当箱の中身は散乱していて
可愛らしく飾られたご飯や、おかずは
ぐちゃぐちゃになって、もう食せないものとなっていた。


隣に座っている花は、さくら色のお箸を
握り締めたまま呆然としてから小さく肩を震わせた。
周りを見渡せば、葵除く他の子達は
口角を釣り上げていて、流石の私も全てを悟った。
……誰かに落とされてしまったんだ。


誰がやったのかはよく分からない。
隣の人かもしれないし、向かいに座っている子かもしれない。
けれどこの様子だと、花自ら落としたという事はないだろう。


そうしたまま数秒経つと
柏木菜美がわざとらしく声を上げた。



「あーあ、床が汚れちゃった。ほら、さっさと掃除して?」



柏木菜美は大きな瞳で花を睨みつける。
花は蛇に睨まれた蛙のように、数秒固まって
目に涙を溜めながら席を立ち、掃除用具入れから
ほうきと塵取り、雑巾を取り出した。


花を手伝うものは居なく、皆はただただその様子を
意地悪そうに見つめているだけだった。
花は皆の視線に恐怖を感じたのか、俯きながら
散乱した具材をほうきで集めて
ゆっくりとしゃがみこんで塵取りに入れた。



「……っ、ふぇっ……」


花は小さく泣き声を漏らした。
もう限界だったのだろう。
ほうきと塵取りを握り締めたまま、勢いよく立ち
教室から出て行ってしまった。


いてもたってもいられず、花を
追いかけようとした私が席から立ち上がると
柏木菜美が




「……千沙」




と低く恐い声色で私の名前を呼んだ。
あまりの恐ろしさに私は立ち尽くしてしまった。
最初に私の頭に浮かんできた花という存在を
打ち消すかのように、私の頭には
『いじめられるかもしれない恐怖』が襲ってくる。


弱虫な私は黙って席に座った。
その様子を見て、柏木菜美は嬉しそうに微笑んだ。


「床まだ汚れてんじゃん。ちゃんと掃除して行けよな」

「マジで迷惑だよね」

「てか、佐藤の奴泣いてたよね?」

「何それ気持ち悪すぎるでしょ」


花が教室を出て行った途端に、花の悪口が始まる。
怖くて動けない私は、ただただ俯いていた。

――どうしよう、花大丈夫かな。
いじめられる事を回避出来た私は
また花の事で頭をいっぱいにした。

花は呑気に見えて、本当は凄く繊細で
感情的な人間だから、今頃一人で泣いているだろう。

667:おしるこ ◆fEEU:2013/03/25(月) 23:16 ID:ArU


>>664

読んで下さってありがとうございます。
そうですね。色々と急展開なお話でしたね;

亀更新となりますが、今回も宜しくお願いします。

668:おしるこ ◆fEEU:2013/03/26(火) 19:55 ID:ArU




「そういえばさ、沢森って何処で弁当食ってんだろ」


ただただお弁当を貪っていただけの葵が
いきなり別の話を振り、皆の目線は一斉に葵に集まる。
きっと葵なりに私を気遣って、話題を振ってくれたのだろう。
誰だって仲のいい子の悪口を言われていたら
不愉快な思いをするに決まっているのだから。



「どうしたの葵。沢森に興味でもあるの?」



不思議そうに葵の顔を覗き込んでそう言った
柏木菜美に、葵は心底鬱陶しそうに「別に」と放った。
葵自身は柏木菜美をそれぼど好きってわけではないのだろう。



だけど察しが悪いのか、気付きたくはないのか
柏木菜美は「そうだなぁ〜」と頭を抱えて考えていた。
それに便乗した取り巻きが、次々に確信もない事を口にする。



「どーせあの根暗の事だからトイレじゃないの」


「うわっ、あり得るかも〜」


「本当にそうだったら汚いよねー、本当のバイ菌じゃん」



教室に下品な笑い声が響く。
別に沢森さんの事が嫌いではない私にとって
その類の事は耳障りで仕方ない。
すると葵が呆れたかのように机に肘をついてため息を吐いた。



「あのさー、悪口言うのは構わないけど
 せめて今くらい止めてくんないかなー
 トイレだのバイ菌だのって。飯が不味くなる」
 



葵の一言で、うるさかった教室があっという間に静まり返る。
柏木菜美から始まったことだと言うのに柏木菜美は
「そうだよねー」と、沢森の悪口を言っていた皆を睨みつけた。
それに恐怖を感じてか、「ごめんなさい」の声が次々に上がる。


その声を聞いた柏木菜美は得意そうに腕を組むが
元々の原因は自分にあるのだから
少しは発言に責任を持ってもらいたいものである。

669:PIASU ◆MYKc:2013/03/26(火) 20:31 ID:C1g

今の小説もすごいですね

頑張ってください!!

670:おしるこ ◆fEEU:2013/03/27(水) 09:29 ID:ArU


>>669

ありがとうございます。
頑張ります。

671:おしるこ ◆fEEU:2013/03/27(水) 19:48 ID:ArU




私はため息を吐きながら一人黙々とお弁当を食べ進めた。


その時食べたお弁当は
大好きなおかずが入っているのにも関わらず
あまり美味しくはなかった。






――……






お弁当を食べたあと
五時間目の授業を受け終わり、今は放課後。



皆が好きな部活動で汗を流している中
部活動に参加していない、いわゆる帰宅部の私は
足取りを重くしながら帰っていた。




「花……、大丈夫かな…」




私はそう小さく呟く。
今の私の頭の中は、花の事ばかりで埋め尽くされていた。



――あれから花は戻ってくることはなかった。
先生に聞いた話だと、体調不良で早退したらしい。
だけどきっとそれは嘘。
本当は周りの視線を感じるのが怖くて仕方なかったんだ。
それで花は逃げ出してしまったんだろう。




私は右手に持った、少し大きめの茶色の封筒に目線を落す。
それを見ると、無意識にため息が出てしまう。
何故ならそれは担任の先生に
「佐藤に渡してくれ」と頼まれた物だったからだ。




昔から、クラスメートの中で花と一番家の近い私は
花が休んだり早退する度に、いつも連絡帳などを渡しに行っている。
小学生の頃までは私から進んで花の家まで渡しに行っていたけれど
最近では、先生に言われないと持って行かなくなってしまった。



小学校の頃は……本当に楽しかったな。



過去のことを思い出しながら、私はいつもの帰り道である
住宅街の細道を抜けて、花の家に向かった。
横断歩道を渡って、コンクリートの道路を歩き進める。



お昼休みに花を助けなかった私のことを
もしかしたら花は怒ってるかもしれない。
そんな事を考えると、少し胃が痛んだ。
花に合わせる顔がない。



そう思いつつも、足の進みは止まらなくて
ふと顔を上げれば花の家まで数メートルの所まで来ていた。


私は躊躇いながらも花の家の前まで行く。
大きく新呼吸をして、覚悟を決めてインターホンを押す。



『はい、どちら様ですか?』



インターホンから、可愛らしい声が聞こえる。



「えっと、あの、千沙です」



私がそう間抜けな返事を返す事十秒足らずで
花の家の扉が静かに開く。
隙間から見えるのは紛れもなく花の姿で
まだ制服を着用しているようだった。
……ほら、やっぱり体調不良なんて嘘じゃないか。

672:おしるこ ◆fEEU:2013/03/31(日) 12:02 ID:ArU




数秒の沈黙が流れる。
こちらから喋ったほうが良いのだろうか。
ほんの数秒悩んでから口をゆっくり開いた。



「……何をしに来たの?」



が、先に声を出したのは花の方だった。
怯えているように声を震わせている。
私が何か文句を言いに来たのだとでも思っているのだろう。
そう思えば思うほど、何故か無性に腹が立ってくる。
花に信じられなかった寂しさと、怒りが入り混じった感情だ。



「別に。先生に渡せって言われたから」



私は突き放すかのような口調で花に言い、茶色の封筒を花に突き渡す。
だが、何故か花はいつまでたってもそれを受け取らなかった。
よく花の表情を見ると、目に涙を浮かべ
今にも泣きだしそうに体を小刻みに震わせていた。
怒ったかのように言ったからなのかと内心焦ったが
そんなオドオドした花を見ていると、意地の悪い感情が湧いてきた。


私は、まだ花が封筒を受け取ってもいないに関わらず
封筒を持っていた手を放した。
花が一歩身を引いたのと同時にコンクリートの地面に封筒が落ちる。
私は地面に落ちた封筒に目をやる。
ホッチキスで取り出し口を閉じていたので中身は散乱しなかった。
すると、その封筒の一部が丸く変色した。
それに遅れて泣き声が聞こえた。



「……うえっ…、…っ…ふっ……」


慌てて顔を上げると、頬に涙を伝わせ顔を真っ赤にした花がいた。



「あっ……」



無意識のうちに小さく声を上げてしまった。
私は唇を軽く噛み、右手をピクッと震わせる。

花は俯きながら、制服の裾で涙を拭った。
そして、黙って地面に落ちている封筒を拾った。
その姿を見て少しだけ胸が痛む。

673:おしるこ ◆fEEU:2013/04/05(金) 13:55 ID:4DQ




私はしばらくチクリと罪悪感を感じたまま
俯いていると、花はくるりと背を向けた。
花は小さく呟くように「もういいよ」と言って
家の中に入り玄関の扉を閉めた。
鍵をかける音が聞こえて、私は顔を上げた。
その時、特に証明があるわけではないけれど
花と私の関係が崩れているような気がした。


いや、でもそんなわけないだろう。
私たちの友情はそんな薄っぺらいモノじゃない。
大丈夫だよ。
明日ちゃんと謝れば、花だって分かってくれる。
私はそう言い聞かせてその場を立ち去った。




だけど、花との間が音をたてて
壊れていったのはその翌日の事。

私は教室の自分の机で突っ伏していた。
昨日の事をずっと悔やみ悩んでいたため
昨夜は満足に眠ることが出来なかった。
そのため目の下にはクマが出来て顔色も悪く、体調は最悪。
朝起きたら家族に物凄く心配されてしまった。
朝一緒に来た葵には特に何も言われなかったが。

だけどそんな事はどうだっていいんだ。
とりあえず、今日学校に来のは花に会うため。
ちゃんと花に謝るためなんだ。

だけど薄目を開けて周りを見渡したところ
花はまだ学校には来ていないようだった。
私はまた顔を埋めて、ため息を吐く。



「ちーさっ!」




上から降って来た甘めの声色と
背中に襲ってきたいきなりの重みにびっくりして
私は伏せていた顔をあげた。


目の前には、いつもの柏木菜美の取り巻きメンバーがいて
肩を重くさせながら後ろを振り向くと葵と柏木菜美がいた。
葵は何故か少し表情を曇らせ、柏木菜美は気持ち悪いくらいの笑顔だった。
この様子だと声の持ち主は多分柏木菜美だろう。
私は戸惑いがちに聞いてみせた。



「な、何?どうしたの」


「あのね、千沙にちょっとお話があるんだよねー」




柏木菜美はそう言いながら、葵に話を振るかのように
葵の方に目線をやった。
葵は鬱陶しそうにゆっくり口を開く。
まさかその口から、そんな言葉が出るだなんて
私には想像する由もなかったのだけど。
葵は気まずそうに驚くべき言葉を放った。





「……花にさ、痛い目見せてやんない?」

674:おしるこ ◆fEEU hoge:2013/04/07(日) 15:33 ID:4DQ



私はただただ愕然とした。
痛い目を見せる?どう言う意味だろう。
本当はどういう事なのかくらい分かっていた。
だけど現実から逃げたくて――

でも、そんな事叶う訳もなくて。



「何、分からないの?"いじめ"るって意味だよ」




よく分かっていない様子の私に柏木菜美は
呆れた様子で腕を組み、そう言った。
察しの悪いやつとでも思っているのだろうか。


それよりも、だ。
私は柏木菜美の口から軽々しく出た
「いじめる」に胸が苦しく重くなる。
私は勇気を振り絞り、柏木菜美に問いかける。




「……ど、どうして、いじめる…の?」



私がそう聞くと、案の定柏木菜美の顔色は曇る。
突かれたくないところを突いてしまったのか…
だけどそれも一瞬の事。
柏木菜美は至って笑顔で私の質問に答える。



「あはっ。千沙にはまだ言ってなかったね」



そう言うと、柏木菜美は葵の腕を肘で付いた。
何かの合図だろうか。
葵は気まずそうに目を伏せ、唇を噛み独り言のように言った。




「……花のヤツさ、私の悪口言ってたんだって」



悪口を……花が?
いや、そんな訳ないだろう。絶対に。
いつも花はまったりしてて穏やかで
だけど本当は、誰よりも私たちの事を考えてくれていた。
私たちの事を思ってくれてたんだ。
なのにそんな……悪口だなんて。


すると、表情を曇らせた私を見た柏木菜美は
何やら勘違いを初めて、話を大袈裟にする。



「流石に親友の悪口は見逃せなくてね。
 それに、それ以外にも色々調子乗ってたし」




――誰よりも調子に乗っているのはお前だ。


……なんて、言えるはずもなく
私はただただ俯くことしか出来なかった。
この時は断ればいじめられるなんて恐怖よりも
もしかしたら花が陰口を言っていたのではないか
という疑いの方が、私の中で
どんどん不安を募らせていったのであった。

675:おしるこ ◆fEEU:2013/04/07(日) 15:34 ID:4DQ


>>274
hogeをしてしまいましたので上げます。

676:らい:2013/04/10(水) 21:11 ID:mgk

読ませてもらってます!
続き楽しみにしてます

677:おしるこ ◆fEEU:2013/04/18(木) 20:17 ID:4DQ


>>676

ありがとうございます。
これからもご観覧ください(´ω`*)

678:おしるこ ◆fEEU:2013/04/26(金) 17:54 ID:5z2




すると、柏木菜美は意地悪っぽく、態とらしく
大きめの声で言う。




「あ……、来た来た」




そう言った柏木菜美の視線を追いかけると
そこには花の姿があった。
明らかに沈んだ暗い表情で俯いている。
周りのクラスメートも、花へと視線を向けている。
密かに笑う者や気怠そうに見つめる者などと
周りからの反応は様々であった。

私はハッと我に返る。
声をかけなければ。
昨日の事を謝らなければ。
そう思うと同時に、右足が自然と音を立てて動いた。



――が、その行動を見ていた柏木菜美の視線が
私に抉るように突き刺さる。

そして、柏木菜美は私の耳元でそっと呟く。




「……当然やるよね?」



私の額に、じわりと冷や汗が浮かぶ。
体が段々と熱くなるのが分かり私はゴクリと息を飲んだ。



「従わないと、痛い目見るのは……誰だか分かるでしょ?」



そう囁かれた私の感情は、一言で表すことが出来ない程
様々な感情が入り混じっていて――
訳の分からない恐怖に押し潰されそうになっていた。


何て言えば良いのだろうか。
そう、私の中で『天使と悪魔が対立』しているような
そんな感覚に襲われているのだ。




――素直に従えばいいじなゃい。

――けど花は大切な親友なんだよ。


そうやって、天使と悪魔が私の中で争っていて


――従わないと、標的は私になるんだよ。

――じゃあ親友を裏切るの?自分を守るために?


そうやって、天使と悪魔は私を同時に責め立てて



――――どうしろって、言うのよ。

私はただ、必死に心の中でそう叫ぶだけで。


すると、天使と悪魔は呆れたようにこちらを向き
二人揃って



――――あなたは、どうしたいの。



そう言われた、気がした。



私はどうしたいんだろう。
自分を守りたいのか。
それとも親友を守りたいのか。
楽を選ぶか、苦を選ぶか。

楽の先にあるモノは、何事もなく誰からも愛されず
ただただ薄っぺらい笑顔で笑う未来。
苦の先にあるモノは、悲しみから耐え抜き
輝く笑顔で、大切な人と喜びを交わす未来。



―――だったら私は迷わずに、










「…………楽を選ぶに決まってる」




そう呟いた私の中で、大切なモノが崩れてゆく事を
私は解っていたと言うのに。

679:星那 ◆F.kQ:2013/04/26(金) 21:23 ID:P7Q

読ませてもらってます!
文の整いが凄いですね!
時々更新されるのが嬉しくてw
F5キー連打してますw

680:おしるこ ◆fEEU:2013/04/27(土) 18:28 ID:5z2



>>679

ありがとうございます。

これからも亀更新ですが
よろしくお願いします♪

681:リゼ ◆F.kQ:2013/04/27(土) 19:04 ID:P7Q

(元星那です。星とか、那が被りすぎて名前変えました^^)

応援してるので頑張ってください!

682:アリス pmp3:2013/04/27(土) 20:20 ID:Gfw

覚えてる??おひさ!!

ごっめんね!なかなか来れなくて。。。
やっぱ面白い!

しかし、、自分を守ることしかやっぱりできないよね。。うんうん。そういう気持ちも現実的に考えたら分かるv _ v
実際取り巻きやったことあるけどしんどいわ。。。
演じなきゃいけないっていうプレッシャーと、ハブられたくないっていうので大変だったww
昔思いだした。。

683:おしるこ ◆fEEU:2013/04/28(日) 11:05 ID:5z2



>>681

ありがとうございます。


>>682

いえいえ、御観覧ありがとうございます。
ですね。人は弱いですから。

684:おしるこ ◆fEEU:2013/04/28(日) 11:34 ID:5z2




私たちの様子がどことなく不自然だと感じたのだろう。
私が顔を上げると
教室の扉の付近で突っ立っていた花が
ビクリと肩を震わせた。


私は隣の柏木菜美の耳に口を近づけて呟いた。





「……うん、ムカつくもんね」






――ごめんね、花。
――こんな私で、ごめんね。



言うはずだった、その言葉達は何処かに消えてしまって
気付けば自分を守ることだけしか、頭にはなかった。


だけどきっと罰当たりにはならないだろう。
だってここに居る取り巻き達も
きっと全員、自分を守ることしか考えてはいないのだから。
……私だけじゃないのだから。


そして、私がそう呟いたのを確認した柏木菜美は
ニヤリと口角をあげて、突っ立っている花に言葉を投げかける。




「いつまで突っ立てんの。何か汚いし、邪魔なんだけど」




柏木菜美がそう言うと、周りの取り巻き達も
ケラケラと馬鹿みたいに笑って便乗する。





「てかアレ誰よ?」




「誰って何?
 大きなバイ菌にしか見えないんだけどー?」




「あはっ、そんな事言ったら泣いちゃうって」




そうやって、口々に花を貶していく。
クラスの奴等は悪口や中傷は吐かないものの
密やかに笑っていたり
何も言わずにただ見て見ぬふりをしたりと
花を庇おうとする者は誰一人としていなかった。




何故か私はそんな中、沢森文美に目を向けた。
彼女は一人、静かに本を読んでいた。
また分厚い本。
本の表紙の題名は消えかかっている。
古い本なのだろうか。
それとも読み込まれている本なのだろうか……

685: ◆TV8Y sana:2013/04/28(日) 18:45 ID:3c.

ユリカです
この、小説面白いです!

686:ユリか sana:2013/04/28(日) 19:26 ID:3c.

ごめんなさい
上は、間違いです

687:おしるこ ◆fEEU:2013/05/02(木) 23:04 ID:5z2




一人で堂々と、凛々しく本を読む
沢森文美を私はじっと見つめる。
こんな風に強くなれたら……
なんて言うのはきっと高望みなのだろうけど。


すると、少し目線を本から外した沢森文美と
ふいに目が合ったのと同時に
柏木菜美の声が渡しに降りかかる。



「本当に鬱陶しいよね。そう思わない?千沙」


「えっ?」




いきなりの事で、私は間抜けな声を上げてしまう。
私の反応が不自然に感じたのか
みんなの視線が私に突き刺さる。
もちろん、花の視線だって……


私は何かに押し潰されるような感覚に襲われる。
呼吸が徐々に荒くなるのが分かった。



――どうしよう。花が見てる。



此処で首を縦に振ってしまえば、もう二度と花と
親友どころか友達にすら戻れないだろう。
だけど、首を横に振ってしまえば――
私と花の立場は、きっと逆になるだろう。
私は目を固く瞑り下唇を噛んで、体に力を入れて行く。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。




その時、いきなり椅子を引く音が教室に響いた。
一気に視線は音の方へ向かう。



――音の原因は沢森文美だった。
沢森文美は椅子から立ったまま
みんなの視線を感じていながらも
しっかりと前を見据えていた。
その様子に愕然としてなのか、口を馬鹿みたいに
開けている者も多く見られた。


それもそうだろう。
この重苦しい空気の中、一人目立った行動をするだなんて
空気が読めないにも程がある。
だけど私は不覚にも「格好いい」と思ったのだ。
沢森文美の行動が、まるで私の事を
庇うように見えた事が大きな理由なのだけど。




「何なの沢森。何か文句でもあるわけ?」



柏木菜美は虎のように大きく構え、そう言った。
全く動じていない様子だ。

688:おしるこ ◆fEEU:2013/05/06(月) 02:18 ID:5z2



誤字訂正です。

>>646
訂正:「グループにおいでよ」


>>652
訂正:機嫌を取りつつ

689:若宮鈴音 ◆RCWE:2013/05/06(月) 02:24 ID:ez-xMo

実は..風雨ですww(笑)
私も小説書いてるんで良かったら来てくださいね-♪

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1366119839/55 - 3k

690:おしるこ ◆fEEU:2013/05/06(月) 21:53 ID:5z2




「あんたみたいな根暗のぼっちが
 勝手に空気変えないでくんない?」




柏木菜美がそう言うと、取り巻きどもは
馬鹿みたいに大口を開けて笑い出す。
柏木菜美への賛同の声が上がる。


私はそんな輪の中で、必死に合わせようと
額に汗を浮かべながら苦笑した。
横目で花の様子を伺う。
花は俯きがちに、肩を振るわせながらまだ突っ立っていた。
幸い、今は沢森文美が絡まれているので
花に目を向けるものは誰一人としていなかった。




――良かったね、花。




私はそう心の中で呟く。
呟くコトしか、弱い私には出来ない。



そんな事を思っていると
柏木菜美が勢いよく机を叩き、大きな音が鳴った。
私は音が鳴ると同時に肩を震わせる。





「何とか言いなさいよ。ふざけてんの?
 私の事舐めてるわけ?ねえ、どうなの?」




柏木菜美は息を荒げてそう言う。
一生懸命、冷静さを取り戻そうとしている様子だ。
流石に引いたのか、取り巻き達も静まり返ってしまった。
その様子を見て、柏木菜美は周りの奴等を睨みつける。


数秒経って、取り巻きのうちの一人が
勇気を振り絞るように言う。




「そ、そうだよ。い、いい加減にしなよ。マジうざいし」




変な所で勇気を使うんだから。全く。
……まぁ、それは私も同じ事なのだけれど。
すると一人が言い始めたからか、周りの人間も便乗して
沢森文美へ誹謗中傷を吐いている。


そろそろ沢森文美も怖さを知っただろうと
沢森文美を見ると、凛々しい表情を保ったまま
美しい瞳を向けていた。
不覚にも魅入ってしまいそうになる。


そして、沢森文美はやっとの事で口を開ける。





「……――黙れ。低脳共が」




「え……」




驚きの発言に、私は思わず声を漏らしてしまう。
ただ見ていただけの奴等は唖然と口を開けていた。

691:ゆい:2013/05/17(金) 22:33 ID:8KI

続ききになります

天才ですね

彼方はすごい!

692:おしるこ ◆fEEU:2013/05/21(火) 01:55 ID:5z2



>>691

待望して下さってありがとうございます。
期待に添えられるよう、早い事更新しますね。

そこまで評価していただけるとは嬉しいです。
ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

693:おしるこ ◆fEEU:2013/05/22(水) 23:15 ID:5z2




「そんな馬鹿みたいな事して楽しいのか。
 私にはお前らの気持ちが全く分からないよ。
 ……――お前らのやってる事はつまらない」



沢森文美は至って普通にそう言った。
流石の柏木菜美もこれには驚いたのか
目を見開き、唾を飲んでいる。

柏木菜美が反論をしないまま数秒が経つと
沢森文美は微かに口角を上げて言い放つ。




「そうか……何も言えないか。低脳共。
 それもそうだったな。
 こんなつまらない事で喜ぶような
 つまらない腐った人間が私に反論など出来るはずもない。
 何故なら、お前らのような腐りきった脳味噌では
 これしきの事も理解し難いのだろうからな」



――驚いた。
今思うことは、ただそれだけ。
沢森文美の迫力は凄まじいものだった。
まさか柏木菜美に対して反論出来る者が居ただなんて。

そんな格好の良い沢森文美はいつもの様に
無関心な表情で、見下すような冷酷な目で
柏木菜美を見つめた。

『何か言わなければ。地位を保たなければ』
そう焦っているかのように
柏木菜美は口を開いては息を飲んでいる。
制服のスカートの裾をギュッと握りしめては
唇を噛み、憎しみのこもった目で沢森文美を睨んでいる。


こんな柏木菜美は見たことがない。
何だか少し晴れ晴れした気分だ。


すると、何時まで経っても口を開かない
柏木菜美に呆れた様な表情を見せた沢森文美は
手に持っていた本を開き、目を落とし読み始めた。
そのまま、ゆっくりと椅子に座る。
美しい黒髪が輝かしく靡いた。




「あんた何してんの……?」



やっと口を開いた柏木菜美に
沢森文美は目線を変えることもなく
本に目を落としたまま、冷静に言葉を返す。



「本を読んでいるのだが。何か?」


「何かじゃねぇよ。こっちは何でそんな事してんのか聞いてんだよ」


「そんな事も分からないのか。
 ――つまらないお前に飽きたのだ。相手にするのも馬鹿馬鹿しい」

694:にゃんこ:2013/05/29(水) 22:13 ID:CFQ

すごぉい!
文美さん、なんか大人っぽいw
二回も読み返しちゃいましたぁw
いろんなキャラが鮮明に書かれていて、読みやすかったです!

695:みみち:2013/05/30(木) 16:44 ID:VtU

すごい・・・
面白いです!
私の小説とは比べ物にもならない・・・。
随時更新するのは大変ですが、頑張ってくださいね^^

696:りぃこ(色々変更しました ◆Rfi.:2013/06/02(日) 14:13 ID:N86


>>694

御観覧頂きありがとうございます´`*
そうですね...♪
前作での凪沙皐のように
強くたくましいキャラになって頂きたいものです。

それは良かったです´`*
是非とも、今後にご期待下さいませ...



>>695

御観覧頂きありがとうございます´`*
あら、ありがとうございます。
そんな事はありませんよ...!

ありがとうございます...
そう言って頂けると気楽に進めることが出来ます...♪

是非とも、今後も御観覧下さいませ(*´∀`*)

697:りぃこ ◆Rfi.:2013/06/02(日) 14:40 ID:N86




「対等に接してやっているだけ感謝しろ」



「…はぁ?何言ってんだよ。自分が偉いみたいに
 気取ってんじゃねえぞ負け組が」



柏木菜美は額に汗を浮かべつつも、何とか冷静を保ち
これでもかと沢森文美に反論を投げ返す。


……が、沢森文美は怪しげに口角を釣り上げる。




「ほう……、負け犬か。
 ……では聞くが、私が誰より衰えていると言う?
 お前か、柏木菜美?
 成績、常識、運動神経に至るまで
 いつも私を抜かせずに手足を震わせている柏木に
 ……私が衰えているとでも言うのか?」



沢森文美は、鋭く目を柏木菜美に向けた。
椅子に腰掛けたままなので、下から見上げる大勢に
なっているのにも関わらず
沢森文美は、柏木菜美を見下すかのように睨んでいた。

柏木菜美は歯ぎしりをしながらも強がる。



「……あんたには、友達がいないじゃない。
 地位も権力もないでしょう!?
 だからあんたは私よりも衰えてんだよ!!」




もの凄い剣幕で柏木菜美はそう叫ぶ。
教室の中は静まり返り、葵でさえも目を見開いていた。
教室の中に囚われた皆は、口を開けたまま。

扉付近で立っているだけの花はただ、立ちすくんでいるというだけだった。
だけど心なしか、少し笑っているようにも見えた。


沢森文美は、一瞬口を開いたものの
噤んでは、また本に目を落とした。






「……そんなもの必要ない。低俗なお遊びに過ぎないのだから」


そう言った沢森文美は、柔らかい黒髪をふわりと払う。



「人とは、薄っぺらいものである……」




呟いた沢森文美の瞼が閉じられてから
静かな教室に、大きなチャイム音が響く。


窓から除く、校庭の木々からは暖かな木漏れ日が差し込んでいるのに
此処だけはどうしても、冷やかな内戦の幕を開いていた。

698:りぃこ ◆Rfi.:2013/06/02(日) 14:42 ID:N86


訂正です。

>>697
此処だけはどうしても〜…
ですが
「どうしても」は必要ありません。

699:Rize ◆F.kQ:2013/06/02(日) 14:55 ID:P7Q

更新お疲れ様です^^
これからもファイトです(^^♪

700:Rize ◆F.kQ:2013/06/02(日) 14:56 ID:P7Q

700おめでとうございます(´∀`*)

701:りぃこ ◆Rfi.:2013/06/02(日) 18:38 ID:N86



>>697
窓から除く×
窓から覗く○

702:りぃこ ◆AXWA:2013/06/02(日) 18:40 ID:N86



>>699

御観覧頂きありがとうございます...♪

はい、頑張ります( ^ω^ )


>>700

どうもありがとうございます(´ω`

703:ゆい:2013/06/03(月) 18:16 ID:vqY

彼方名前変えたの?

がんばれ!

704:りぃこ ◆Rfi.:2013/06/05(水) 17:02 ID:N86



>>703

報告が遅れましたが変えました。

ありがとうございます。
頑張ります。

705:まゆ:2013/06/16(日) 10:42 ID:.oI

とっても感動しました(。-_-。)
全部読みました。上手ですね!
これからも頑張って下さい!

706:松潤LOVE♪:2013/06/16(日) 11:06 ID:qoc

すごいっ!!おもしろいっ!!!
一気読みしましたぁ〜〜♪
これからも頑張ってくださいね♪♪
りぃこ様。

707:アリス:2013/06/16(日) 15:30 ID:Sb.

りぃこさんこんにちわ
いいなー人がたくさんで。
(元みんみんですよw)

708:りぃこ ◆Rfi.:2013/06/16(日) 19:54 ID:mBs



>>705

御観覧頂きましてありがとうございます♪
本当ですか...!!
それは本当に良かったです。

はい、頑張らせて頂きます!!


>>706

御観覧頂きましてありがとうございます♪
あらあら本当ですかー♪

はい頑張ります!!


>>707

アリス様こんにちは。ご無沙汰です。
そうですね。
皆様には感謝の気持ちで一杯です。
いやはや、お互い頑張りましょう!!

709:莉依子 ◆Rfi.:2013/06/23(日) 11:33 ID:mBs




それから淡々と時間は過ぎていったが
柏木菜美とその一同はいつも通りであった。
花にも特に手出しする事はなく至って平凡。
朝のことがあったにも関わらず
どうしてこんなにも大人しいのだろうか。



だけどやはり、柏木菜美はこれだけで終わる人間などではなかった。




――放課後、皆が一生懸命部活に励んでいる中
柏木菜美のグループに所属する私を含む一同は
リーダーである柏木菜美に呼ばれ、教室に集まっていた。


柏木菜美はまだ教室には現れず
呼ばれた者達は、極めて小さい声でひそひそと喋っていた。




「……ねえ、大丈夫かな。部活サボっちゃったけど」



「仕方ないでしょ。菜美ちゃんの言うことは絶対なんだから」



「それよりさ、今日の沢森さんの迫力凄かったよね」



「本当にね。あの菜美ちゃんが怖気づいてたよ」



「実はね……、少しせいせいしちゃった」



「私も私も。ちょっとスッキリしたよねー」





そんな事に窓側の席に座っている私はただただ耳を傾けていた。
皆やけに楽しそうに喋るんだから。
柏木菜美が居ないと、やっぱり皆いきいきとしている。




……だけどそれもどうなのだろうか。
地位を高め、地位を保つためにに柏木菜美の取り巻きをして
虚しくはならないのだろうか。
そして初めて柏木菜美が気の毒に思えた。
きっと一番空っぽなのは柏木菜美自身だろうに。




私は何時もと変わらない机に目を落とし、スカートの裾を軽く握った。
――それはいつも以上に関心のない表情だっただろう。

710:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/05(金) 20:14 ID:mBs



私はふいに辺りを見渡す。
そういえば葵は何処へ行ったのだろう。
柏木菜美と一緒なのだろうか。
すると教室の扉がいきなり開く。


「あ」


私は小さく声を漏らした。
扉が開き、見覚えのある姿が教室を覗く。
―――柏木菜美だ。
柏木菜美は教室を見渡し集まりを確認してから教室に入ってくる。
その後ろから葵もへらへらと笑いながら
教室に入って、近くの椅子に座る。



「遅れてごっめーん。みんな集まってるよね?」



柏木菜美が快活に手を挙げる。
葵以外の皆は額に冷や汗を流しながら
苦笑気味に手を挙げた。
皆がいる事を確認した柏木菜美は怪しい笑みを浮かべる。



「みーんなも大体分かってるだろうけど
 今日集まってもらったのは作戦会議のためでーす!!」


「え、作戦会議……?」


取り巻きのうちの一人が、不思議そうに尋ねる。
柏木菜美は呆れ気味にため息を零した。



「もー、察し悪いんだから。花に痛い目見せるって言ったじゃん」




――やはりそうか。
嫌な予感とは的中してしまうのだから困ったモノだ。

でも一つ引っ掛かる事がある。
何故花なのだろうか。
今朝、柏木菜美は沢森文美によって甚振られたというのに……
仕返しをする相手を間違えているのではないのか。

711:松潤LOVE♪:2013/07/06(土) 15:46 ID:qoc

花ちゃん、大丈夫かなぁ……。

712:尚:2013/07/23(火) 09:49 ID:mh.

すごいです
私もいじめ系書いているけど、話が、うまくまとまらないんです!
もし良ければ見に来て下さい
題名:いじめ〜あり得ない事実〜です
出来たらコメントも4649お願いします

713:莉依子 ◆Rfi.:2013/07/24(水) 05:33 ID:rN.



>>711
どうでしょう...;
続きにご期待下さい♪


>>712
すごくないですよ笑

了解致しました。


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