自分の心

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1:SAYAKA:2012/02/25(土) 23:30 ID:i-bFE

プロローグ
小さな小さな俺の心は、すでに潤いの無くなったかれはてた花だった。



小学生からずっと一人だった。

いや、一人を好んでいた。

闇。


俺は闇が好きだ。

光は眩しくて嫌いだ。

闇を消してしまいそうで…


高校一年 現在


俺の心に潤いの水がもたらされた。

2:SAYAKA:2012/02/26(日) 00:44 ID:i-qz6

第一章

潤いの水がもたらされたとき、俺は疑った。

いや、訂正しよう。

声をかけられたとき俺は疑った。だ。


「な!聞いてるか!?闇川」
初対面なのに馴れ馴れしく喋りかけてくるこいつ。

光川 光【ひかりかわ ひかる】

そして俺の名前。

闇川闇斗 【やみかわ やみと】


いかにも闇来いや!って感じ。

「なぁ!闇川!」

俺は無視し続ける。


それに俺は小学生から喋っていない。
一言も、言葉を交わしたことがなかったんだ。

「光、やめとけ。こいつ中学の頃もこうやって黙りなんだぞ?」
余計なことを。

でもまぁいい。

話すのは嫌いなんだ。
「なぁ、何で無視するんだよ〜」と揺さぶってきた。

ウザイ。

どうして俺にまとわりつく?




近寄るな。

俺は一人で気楽に生きたいんだ。



もうほっといてくれ。

「なぁ!」

ブチッ

なにかの切れる音がした。

俺はその場から去って屋上へと向かいだした。


続く

3:SAYAKA:2012/02/27(月) 02:31 ID:i-jJ6

屋上について、持ってきた本を読み始める。

静か。

これこそ一番日本に必要な言葉だ。


それにしてもおかしな話。

光と闇が集まるなんて


笑える話だ。

ガチャ と、屋上のドアの開く音がする。

先生でも来たか?と、俺は顔をのぞかせる。

だが、そこにいたのは妬ましい光がいた。

「なぁ!闇川!」と子犬を探すように俺の名前を呼ぶ。

俺は無視し続ける。


話したくない。


それに9年間喋っていない俺と、9年間喋っているあいつとは差があるだろう。
「見つけた!」と、光川は歩み寄ってくる。


うるさいヤツは嫌いだ。

「何で闇川って眼鏡かけてんの?目悪くないでしょ?」


どうしてそんなことを聞く?

そしてなぜ知っている?
「俺の情報力なめちゃだめだよ(笑)」

だが、俺はシカトし続ける。

関わらない方が良いと判断がついた。

「なー!闇川!」


そろそろ限界だ。
一言、簡単で単純な一言。
「うるさい。」と、睨み付けた。


光川は驚いて唖然としていた。



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