スナイパー 〜一人の少女〜

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1:姫ちん♪ ◆F4eo da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/03/27(火) 10:08 ID:8T2

はい!姫ちん♪です!!
また書きます♪♪

ルール!
1・雑談禁止!雑談が酷いと消されるので控えて!
2・あたし以外書かない!書かれたら姫、悲しくて泣いちゃうwww
3・アドバイス大いに結構!どんどん言っちゃって♪
4・感想大歓迎♪お願い教えてー!
5・荒らし禁止!即Uターンお願いします!
もし居座り続けるようでしたらアク禁依頼を出しますので。
6・100と1000は取らして♪作者コメを残したいので♪

以上でっす!
これを守ってくれる人は来てね♪
あとタイトル何かバトルぽいけどバトルは少ない・・・と思うよ♪
じゃ、作成ボタンを押そうかなっ!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

2:姫ちん♪ ◆F4eo da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/03/27(火) 11:45 ID:Vlg

プロローグ

バシャッ・・・バシャッ―――
「はぁっ・・・はぁっ・・・」
少女は走った。雨のなか長い髪をふりみだし、自分を傷つけるこの小さな世界から逃げた。
バシャッ・・・ドシャッ―――
「きゃっ・・・」
足をもつらせ、少女は転んだ。服が水を吸い、泥を含み、とてつもなく重く感じた。
「はぁっ・・はぁっ・・・」
息は切れ、足を棒のように重く、動いてはくれない。そんな少女の瞳に大きな黒い影が映った。
「・・・っ!?」
『この人はやばい』。そんな感覚が少女を襲った。
「君・・・僕と来ないかい?」
「・・・え?」
不意にその黒い影が口を開いた。その声は見た目とはうって代わって優しい声だった。
「・・・あなた・・・何を・・・?」
「僕はこれから大阪に行く。君も一緒に来ないか?」
「・・・」
「大丈夫。僕は君の味方だ。一緒に行こう」
「・・・はい」
少女は男の言葉に浅くうなずいた。この男がどこの誰かなんてそんなこと少女にとってはどうでもよかった。
『ただここから消えさえできれば・・・』。少女の頭にはそれしかなかった。
「よし。そうときまれば早く行こう。僕は夜神翼(やがみ つばさ)。君は?」
「・・・華崎桃空(かさき ももあ)」
少女―――桃空は翼に自分の名前を名乗った。翼は立ち上がる桃空に手を伸ばした。
「さぁ行こう。早くしないと夜が明けてしまう。桃空も夜が明ける前にここを出たいだろう?」
「・・・はい・・・早く・・・行きたいです・・・」
「・・・まだ僕の事を信用しきれてないだろうが、僕にも時間がない。急ごう、桃空」
「はい・・・夜神さん・・・」
「あぁ、行こう」
ふたりの影は港に向かい歩きだした。


そして、4年の年月が流れた。


本編へ続く。

3:姫ちん♪:2012/03/27(火) 15:05 ID:.XU

本編
第一話・

―――ざわざわ
ここは城南高校1年C組の前の廊下。そこには二人の影があった。一人はC組の担任の先生。もう一人は髪の長い少女だった。
―――ガラガラッ
先生が扉を開き中に入ると、ざわついていた教室は一瞬にして静かになった。
「え〜っと、今日は転校生が居ます。入って」
「・・・はい」
―――カッカっカッ
少女は教室に足を踏み入れた。その瞬間、その場にいる全員が息をのんだ。
「じゃあ、自己紹介して」
「・・・はい」
一度先生のほうを向き、返事をした少女はもう一度前に向き直ると口を開いた。
「・・・夜神桃空(やがみ ももあ)です。皆さんよろしくお願いします」
―――ニコッ
桃空は微笑む。その笑顔は男子はもちろん、女子までも釘づけにするほどの破壊力だった。
「夜神さん、あそこの席に座って」
「・・・はい」
桃空は指された席に座った。
「あのッ夜神さん、よろしくお願いします・・・!」
「あ・・・よろしく」
こうして、美人転校生夜神桃空は城南高校1年C組に溶け込んでいくのである。

しかし、桃空には絶対に口外してはならない秘密があった。


―――ガチャンッ
「ただいま帰りました・・・翼さん」
「・・・あぁ、桃空お帰り」
「・・・依頼、きました?」
「あぁ。今回は4人だ。二人ずつ手わけしよう」
「了解です」
―――ピラッ
桃空は翼と呼ばれるその男から二枚の紙を受け取った。
「しかし、必ずしも今日中というわけではない。期限は明後日」
「・・・今日中・・・遅くても明日までには片付けます」
「・・・いい心がけだな。では健闘を祈る」
「はい」
―――カランッ
男―――翼は出て行った。一人残された桃空は翼から渡された紙を見つめていたが、しばらくしたあと翼に続き出て行った。


〜30分後〜
―――ダァンッ・・・!
夜空に銃声が響く。白い煙が銃口から吹き出る。今、そこから銃弾が打ち出されたのは言うまでもない。
その銃弾は一人の人間の体を貫通していた。そして、その銃を握っているのは―――


   桃空だった。


続く!

4:じゅじゅ☆ ◆vpY6:2012/03/27(火) 15:26 ID:Cyw

来ちゃった♡
もう約束破りました(笑

5:姫ちん♪ ◆F4eo:2012/03/27(火) 15:31 ID:.XU

ええーーーー!!!!!
もう破ったかよ!せめて名前変えてくるとかさぁ・・・。

6:姫♪ ◆F4eo:2012/03/27(火) 15:39 ID:.XU

姫ちん♪改め姫♪です!

7:舞蝶☆ ◆vpY6:2012/03/27(火) 16:12 ID:Cyw

舞蝶(あげは)です。
よろしくね☆

8:姫♪ ◆F4eo:2012/03/27(火) 16:15 ID:.XU

舞蝶!!!!

9:姫♪:2012/03/28(水) 17:00 ID:Es6

♪また今度書くね!なにしろ今日は時間ないのだ・・・。

10:クロス:2012/03/28(水) 17:03 ID:ZW2

内容をどうこう言いませんが>>1のルール矛盾してますよ

11:姫♪:2012/03/29(木) 16:16 ID:GZE

あたしは控えてと書きました。全くするなとは書いてませんので問題ないかと。

12:クロス:2012/03/29(木) 16:29 ID:ZW2

2・あたし以外書かない!書かれたら姫、悲しくて泣いちゃうwww
3・アドバイス大いに結構!どんどん言っちゃって♪

ってとこが矛盾してます

13:姫♪:2012/03/29(木) 16:40 ID:GZE

続き

「ふぅ・・・一人片付けた・・・」
桃空は持っていた一枚の紙にバツ印を付け、もう一枚の紙を取り出した。
「・・・次は・・・」
ブツブツ言いながら桃空は歩きだした。そしてその夜、もう一回銃声が鳴り響いた。

―――ざわざわ
「おはよ〜♪」
「おはようっ☆」
城南高校1年C組の教室。さわがしい教室はいくつものグループに分かれていた。
「・・・おはようございます・・・」
桃空は、そのどのグループにも入っていなかった。・・・いや、入らなかったと言ったほうが正しいだろう。
桃空の周りには「近づくなオーラ」が漂っていたのだ。しかし、そんな桃空に話しかけるものが二人いた。
「あのー、夜神さん」
「夜神さんってどこから来たの・・・?」
「・・・え?・・・大阪だけど・・・」
「そうなんだ!」
「・・・でもあんまりなまってないよね?」
「あ・・・4年前まで東京にいたから・・・」
「そーなんだぁ!ねぇ、夜神さん!あたしたちと友達になろうよ!」
「・・・え?」
「そうだよ!友達になろう!」
「・・・え・・・」
桃空の心には自分の正体がばれることを嫌がる自分と、始めて話しかけてくれた二人と友達になりたい自分が居た。
しかし、桃空は友達がほしいという誘惑に負けてしまった。
「・・・ありがとう」
「良かった〜♪」
「じゃあ自己紹介ね!私は笹野奈都(ささの なつ)!」
「うちは柚原由姫(ゆずはら ゆき)。由姫って呼んでね!」
「・・・じゃああたしの事は桃空って呼んで・・・?」
「うん!じゃあ私は奈都って呼んで!」
こうして夜神桃空は友達を作るのであった。
しかし、それは桃空にとって一番危険な選択になってしまったのである―――


続く!

14:姫♪:2012/03/29(木) 16:42 ID:GZE

どう矛盾してます?

15:クロス:2012/03/29(木) 16:43 ID:ZW2

あたし以外書かないって言ってるのにどんどん言っちゃってって矛盾ですよ

16:アメ ◆kvG6:2012/03/29(木) 16:47 ID:2p6

あたし以外書かないって小説をってことじゃないですか?

17:姫♪:2012/03/29(木) 16:51 ID:GZE

全然矛盾してないですけど?
あたし以外書かないっていうのは小説をって意味だし
どんどん言っちゃって♪っていうのはアドバイスの事ですから。

18:クロス:2012/03/29(木) 16:52 ID:ZW2

じゃあ明記しろよ

19:アメ ◆kvG6:2012/03/29(木) 16:55 ID:2p6

こらこら喧嘩しちゃダメですよ;;

20:姫♪:2012/03/29(木) 17:00 ID:GZE

すみませんアメさん・・・。

21:ユッピン♪ ◆0rlM:2012/03/29(木) 17:05 ID:4hU

姫、久しぶり^^

ケンカはやめましょう!!!


☆小説の感想☆
…腕をあげたな、姫!!
面白いよ!!!
桃愛ちゃんって一匹狼って感じかな?
銃でうつ…って犯罪じゃないの!?(°△°;)
いやでも裏があるのかも…!
続きが楽しみ^^♪

22:アメ ◆kvG6:2012/03/29(木) 17:07 ID:2p6

明記不足と勘違いからの喧嘩ですね;
雑談をするなら交流板にスレがあるので良かったら来てください^^
>姫♪さん

23:姫♪:2012/03/29(木) 17:09 ID:GZE

>>ユッピン
ありがと♪
桃空はね○○○○ーなの!
>>アメさん
どうもありがとうございます。間にはいってくれて。

24:アメ ◆kvG6:2012/03/29(木) 17:11 ID:2p6

いえいえ。
>姫♪さん

25:姫♪:2012/03/29(木) 17:14 ID:GZE

どうもありがとうございます♪

26:ユッピン♪ ◆0rlM:2012/03/29(木) 17:16 ID:4hU

どういたしまして!!
楽しみにしてるよ〜☆
あたしの小説もよろしくww(“絶叫学級 小説”って言うの良かったら見てね^^)
>姫

27:アメ ◆kvG6:2012/03/29(木) 17:17 ID:2p6

小説頑張ってくださいね^^

28:姫♪:2012/03/29(木) 17:19 ID:GZE

>>アメさん
ありがとうございます♪
>>ユッピン
見に行くねー♪

29:ユッピン♪ ◆0rlM:2012/03/29(木) 17:32 ID:4hU

来てくれてありがとう!嬉しかった♪
>姫

あ、アメさんもありがとうございます!!
来てくれてすごく嬉しかったです…^^
>アメさん

30:姫♪:2012/03/29(木) 17:58 ID:GZE

続き!

「翼さん、昨日の依頼終わってますけどほかにありますか・・・?」
「・・・!すごいな・・・!僕まだ一人も片付いてない・・・今日は一人お願いできるか?」
「了解です」
桃空は翼に手を伸ばす。翼はその手に昨日と似た紙と、厚い封筒を置いた。
「じゃあ頼んだぞ」
「ええ・・・。片付けますから」
―――ガチャッ
ふたりは家を出て行った。


〜40分後〜
「うわぁぁっ!!」
「静かにしなさい・・・これはあなたの運命なのよ・・・」
男の悲鳴と、少女の声が聞こえる銀杏並木。女の子は男に詰め寄っていた。
「やめろ・・・やめてくれ・・・!!!!」
「無理よ・・・これでも仕事なの・・・」
「しご・・・と?」
「ええ。仕事」
「ッ・・・殺し屋かっ・・・!」
「殺し屋?あたしはそんなのじゃないわ・・・」
「じゃっ・・・じゃあ何だと言うんだ!!」
「・・・あなたに教える必要はないわ・・・」
―――ジャキンッ
少女は男に銃を向け、震える男に詰め寄る。
「やめてくれ・・・!殺さないでくれ・・・!!」
「だから・・・それは無理なのよ・・・。これでも仕事としてやっているの・・・」
「やめ・・・やめてく・・・」
―――ダァンッ
銃声は無情にも男の声を遮った。そして少女は言い放った。
「あたしは殺し屋じゃないわ・・・あたしは―――“スナイパー”」
―――ザアァッ
風が吹き、少女の長い髪を舞いあがらせる。髪の隙間から見えた少女の顔は―――

   桃空だった。



「・・・桃空ちゃん・・・?」
ちょうどそこに通りかかった一人の影。それは―――柚原由姫だった。

続く!

31:ユッピン♪ ◆0rlM:2012/03/29(木) 18:34 ID:4hU

あ、題名にスナイパーって書いとったww
スナイパー…って何?(°v°)
わーお…見られてしもたな…由姫ちゃんに…

32:姫♪:2012/03/30(金) 10:00 ID:P/I

続き!

―――キーンコーンカーンコーン
「予鈴!」
「席着こう!」
予鈴が鳴ってもさわがしい教室。桃空も近くの席だった奈都と話していた。
しかし奇妙なことがあった。昨日は一番桃空のそばにいた由姫が気まずそうな顔をして桃空によって行かないのだ。
「でさ、B組の白石が桃空ちゃんの事すっげー可愛いって言っててさ〜」
「そう・・・なんだ。ありがと・・・」
桃空は当然その事実に気が付いていて、奈都との会話もはずまない様子だった。
―――ガラガラッ
「席着けー!」
―――シーン・・・
今まであんなにさわがしかったのに、それが嘘のように静まり返った。
「起立!礼!着席!」
日直の声が響き、全員が座る。
「よし、じゃあ今日は現代文からだ」
クラス中のみんながノートと教科書を出す。全員が出したのを確認した先生は授業を始めた。
「えー、この話の主人公は―――であるからして―――」
しかし桃空は由姫の事が気になり、授業がなにも頭に入ってこないようだった。
(あたし・・・由姫ちゃんに何かしたかな・・・?もしかして見られたとか・・・?)
そんなことで桃空の頭はいっぱいだった。
―――コトン・・・
不意に桃空の机に小さく折りたたまれた紙が置かれた。桃空はその紙を見た瞬間、凍りついた。
「うそ・・・」
桃空は声を出してしまうほどに驚いた。その紙にはこう書いてあった。
【昨日の夜、桃空ちゃんが銀杏並木にいるの見たんだけど・・・その時桃空ちゃん、銃持ってて。
よく見たら男の人が倒れてたんだけど・・・もしかして桃空ちゃんがやったの? 由姫】
桃空の最悪の予想が現実となってしまった瞬間だった。由姫には見られていたのだ。桃空が人を殺しているところを。
『どうしよう』桃空の頭にはそれしかなかった。正体をばらせばここには居られなくなる。それどころか逮捕される。
もっと行けば死刑になるかもしれない。でも・・・やっぱり隠し通すしかない。桃空はその結論にたどりついた。


〜放課後〜
「由姫ちゃん!」
「・・・桃空ちゃん・・・」
「ちょっと・・・話があるんだけど・・・」
「うん・・・」
「あの・・・昨日の銀杏並木の話・・・!」
「うん・・・!あれ!どういうことなの!?!?」
「説明するから・・・。あのね、あたし昨日お使い頼まれてスーパーまで行く道の銀杏並木を通ったの」
「うん」
「そこであの死体にあったの・・・それでびっくりして落ちてた銃を拾って・・・」
「じゃあうちが見たのはそこってこと?」
「うん、多分そうだと思う」
「なんだ!良かった!!!」
なんとか説明を終えた桃空。当然嘘だが・・・。その嘘は見抜かれることはなかった。


―――ガチャンッ
「ただいま帰りました・・・」
「桃空か!お帰り!」
「はい・・・ちょっと今日やばかったんですよ・・・」
「何があったんだ?」
「はい・・・ばれそうになったんですよ・・・」
「・・・!ばれなかったよな!?」
「はい・・・。隠しました」
「良かった・・・だけどしばらくは仕事しないほうがいいな・・・今日は僕一人で行ってくる」
「はい・・・」


続く!

33:姫♪:2012/03/30(金) 10:04 ID:P/I

>>ユッピン
スナイパーってのは、殺し屋の英訳みたいなもの!
桃空が言うスナイパーっていうのは誇りを持ってやってるってこと!

34:舞蝶☆ ◆Ec8E:2012/03/30(金) 11:02 ID:Nqo

バレなくて良かった〜。
若干ヒヤッ!とした。
でも、続きがどんどん読みたくなるね、この小説。
姫、すごい!

35:姫♪:2012/03/30(金) 11:18 ID:P/I

舞蝶!!
ありがとう!
自分でも書いててひやっとしたよ〜・・・。

36:姫♪:2012/03/30(金) 11:22 ID:P/I

誰か〜

37:大和:2012/03/30(金) 11:44 ID:i3s

ええと……………正直に感想言います。
あくまでこれは僕の感想です。

ストーリーの構成が少しぐちゃぐちゃになっていますね。
そしてほとんどが三人称なので読者の感情移入がとても難しくなります。

あとは主人公と周りの関係性をより書いたほうがよいとおもいます。

失礼ながら僕もクロスさんと同感です
では失礼致しました。

38:姫♪:2012/03/30(金) 12:00 ID:P/I

一人称で書いたら表情や容姿やらが見えないって言われて
三人称で書いたら感情移入が難しいって言われる。
どう書けと言うんですか!?

39:アメ ◆kvG6:2012/03/30(金) 12:03 ID:2p6

使い分けたらどうでしょう!!

40:大和:2012/03/30(金) 12:07 ID:i3s

それを言われたらおしまいですが、
例えばアニメなんかの代表作などの原作を見てみるといいですよ。

例えば………

もう殺すことなんて簡単だ。
人一人に価値なんてないのだから。

返り血を浴びた彼女は人を殺すあまり、いつからだかそう思うようになっていた。

この文章だと上が一人称で下がそれを解説する三人称となっています。
これだと主人公の気持ちと返り血を浴びている「容姿」、または「様子」がわかりますね。

41:姫♪:2012/03/30(金) 12:24 ID:P/I

どうもありがとうございました。
試してみますね!

42:大和:2012/03/30(金) 12:40 ID:i3s

いいえ〜〜
こんなものしかできなくて申し訳ありません………

43:姫♪:2012/03/30(金) 13:59 ID:Qjs

いえいえ!!

44:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/03/30(金) 16:27 ID:GiI

こんにちわー・・・
はいってもいいですか?
小説よみましたぁ〜・・・
この桃空に何があったんでしょうか?!
続きが気になります!!

45:姫♪:2012/03/31(土) 15:39 ID:jXM

はい!おっこさん!こんな駄作に感想を・・・(涙)どうもありがとう!

46:姫♪:2012/04/02(月) 09:20 ID:w72

続き!

あれから1週間がたった。桃空はとっくに仕事に復帰している。今度はしっかり顔を隠して。
まったく・・・あのせいで仕事がしにくいったらないわ―――
今日も桃空は身を粉にして仕事に打ち込む最中だった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「もう逃がさない。あなたはここで死ぬ」
「やめっ・・・お願いだやめてくれ!!」
「ごめんなさい、もう遅いの」
「・・・なんでお前、スナイパー(・・・?)なんてやってんだ?普通にしてたらいいのに・・・」
「うるさい。あなたには関係ない」
「どうせ俺、殺されるんだろ?だったら良いじゃねーかよ。教えてくれたってよ」
「・・・話し終わった瞬間に殺すから」
「了解、だ」
「4年前、あたしは東京にいた。ある理由があって逃げてたの。
そこである男に出会った。その男が今のあたしの親代わり、翼さんだった―――」


2008年6月7日 午後11時46分 船の中
翼と桃空は船内にいた。
「・・・桃空、何で逃げてたんだ?」
「・・・」
「・・・やっぱり話さない・・・か」
「・・・言いたくない・・・」
「じゃあ僕が何者なのかってことを先に話すよ」
「・・・はい」
「僕はね・・・スナイパーなんだ」
「・・・スナイパー・・・?」
「ああ。簡単に言うと殺し屋、かな」
「殺し屋・・・っ!」
「あぁ、だけどもちろんん依頼を受けた人しか殺さないからな!?」
「それは分かってます・・・」
だけど殺し屋って・・・。犯罪者じゃないの・・・?
桃空の頭はパニック状態。
「じゃ、桃空が何で逃げてたのかってこと聞かせてもらおうか」
「・・・めです」
「え?」
「・・・いじめ・・・です」
「いじめ・・・」
「はい・・・。あたしずっといじめられてたんです。偉そうだ、とか生意気、とかで」
「・・・なるほど・・・」
「もう3年間もいじめられてました。でももう嫌になって今日、逃げ出したんです」
「・・・。そうか・・・言いたくないこと言わせてしまって悪かったね・・・」
「いえ・・・」
本当はこんなこと誰にも話すつもりなかったのに・・・。なんで話しちゃったんだろう・・・。
「苦しくないか?泣きたくないか?」
「泣きたいし苦しいです。・・・けどあいつらは泣くとつけ上がってもっと酷くなるから・・・」
「・・・そうだな・・・。桃空、君は強いよ」
「強くありません。だから逃げ出したんです」
何を言ってるのかしらこの人・・・あたしが強いだなんて・・・。
桃空の頭には翼の言葉が飛び交っていた。―――それでもなぜか安心する・・・?
「強いよ。耐えて居たんだ。十分」
「・・・」
「どうせここは僕等の部屋だ。誰も居ない。泣いても・・・いいんだよ」
「・・・うっ・・・ひっく・・・うぅ――・・・」
翼は泣き崩れる桃空の体をしっかりと支えていた。


それから何分経っただろう。もう8日に日が変わっていた。
「桃空、交渉だ」
「・・・交渉・・・?」

「あぁ。桃空、君が決めることだが・・・。僕と大阪に行って、スナイパーになるか・・・」
「・・・ッ!?」
スナイパーになるって・・・殺し屋になるってこと・・・!?
桃空は絶句した。
「もうひとつは、大阪に行ったら僕と離れて一人で暮らすか」
「・・・」
二つに一つ・・・。
桃空は考えた。ここで大阪に行くことはもう決定事項。スナイパーになる?一人で暮らす?
・・・そんなこと決まってる。
桃空は吐き捨てるように言い放った。
「ふざけないでっ!スナイパーになんかなるわけないじゃない!
かっこよく言ってるけど・・・ただの殺し屋じゃない!」
「殺し屋?違うね。僕たちはスナイパーだ。誇りを持ってやっている」
・・・誇り・・・。
一瞬にして桃空は翼の言葉に耳を傾けていた。
「・・・分かった。スナイパーに・・・なるわ」
「OK。交渉成立だ」
「ええ・・・」


それから4年間、桃空はスナイパーの修業に明け暮れた。銃や剣の扱い方から、気配の消し方まで。
桃空は恐ろしく呑み込みの早い子で、普通なら6年かかることを4年間で習得した。


「いい?これがあたしがスナイパーになった理由。じゃ、約束通り殺すわね」
「・・・」
―――ダァンッ
桃空の持つ銃から銃弾が打ち出された。無情にもその銃弾は男の体を貫いた。
「さようなら」
桃空はそういうと歩き出した。もちろんその夜もう一つの命が奪われたことはいうまでもない。


続く

47:姫♪:2012/04/02(月) 17:28 ID:j.Y

誰か感想くれぇぇ

48:姫♪:2012/04/03(火) 13:00 ID:GTA

だぁれぇかぁ

49:大和:2012/04/03(火) 13:14 ID:i3s

はい……!!
えっとですね……
前よりはかなり上手になったと思いますよ〜!!
このままがんばって下さい!

50:姫♪:2012/04/03(火) 13:39 ID:Scs

ありがとうございます!大和さんのおかげです♪

51:姫♪ da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/04/03(火) 20:33 ID:jRA

50行ったぁぁ♪

52:姫♪ da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/04/04(水) 07:49 ID:a.U

・・・頭痛い。

53:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/05(木) 18:07 ID:GiI

大丈夫ですか?!
あとおもしろかったです!

54:姫♪ da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/04/06(金) 11:56 ID:Xfw

やばい!!!インフル・・・

>>おっこさん
どうもありがとうございます
・・・うまく打てない・・・。

55:姫♪ da83427@bt6.so-net.ne.jp:2012/04/08(日) 10:42 ID:JIg

まだのど痛いけどだいたい治りまぴた!

56:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/09(月) 16:19 ID:GiI

そうですかっ!
それはよかったです!
がんばって小説書いてくださいね^^

57:ぽち ◆gk9M:2012/04/10(火) 00:51 ID:m-Pc.

スナイパー→標的を
遠くから狙撃するという意味なので、
標的と話すのは、難しい
かと思われます。
差し詰め、狙撃も出来る
殺し屋さん…といった
所でしょうか。

内容は好きですよ
応援してます(*´v`人)

58:きゅー mlk:2012/04/10(火) 15:21 ID:70Y

きゅーです!!
いじめられっ子からスナイパー!!
と言う設定すごいおもしろいですね(●^o^●)

59:姫♪:2012/04/10(火) 17:59 ID:VLg

どうもありがとうございます♪
>>おっこさん
ありがとう〜がんばるね♪
>>ぽちさん
彼女がいってるスナイパーというのは誇りの問題なんですっ><
でも遠くから狙撃するのも使ってみますね
>>きゅーさん
ありがとうございます!実は最近思いついたんですよその設定!

60:姫♪:2012/04/12(木) 16:30 ID:Ais

第二話 

「桃空ちゃん!ボール行ったよ!」
「は〜い!・・・よっ・・・と!」
―――バシッ   ピピーッ
「35対12で赤の勝ち!」
「やったぁっ!」
「桃空ちゃんすごい!」
城南高校の体育館。1年C組がバレーボールの試合の最中だ。
もっとも桃空はこんなことをしている暇は実のところない。今日は仕事が5件、溜まっているのだ。
・・・早く終わらせて仕事に行きたいのに・・・。
「ゃん・・・あちゃん・・・桃空ちゃん!!」
「・・・はっ!何?」
ボーッとしていた桃空は、由姫に声を掛けられて現実に戻る。
「もう一試合やるって」
「・・・もう・・・一試合・・・」
ちなみに今日は6試合を終えている。・・・7・・・試合目・・・。
「・・・まぁがんばるよ・・・」
「うん・・・うちのリーダーが決めちゃって・・・。今日一回も負けてないから調子のってるんだよ・・・」
「・・・そだねー・・・じゃなきゃ7試合も組まないか・・・」
「うん・・・」
こんな雑談(?)をしながらコートに向かう桃空。その桃空の姿を植え木から見据えるものが居た。
「・・・あれが・・・夜神桃空・・・」
言葉の中には、少しの敵意が感じ取れた。
―――ピンッ
「・・・?」
桃空は何かを感じ取った。植え木のほうから、何か・・・痛いほどの視線を・・・。
「っ・・・!?」
不思議に思って振り向く桃空。そこには何もなかったものの、異常なまでの視線(のようなもの)はまだ送られている。
「・・・」
―――バシンッ
「あ〜行っちゃった・・・先生、取ってきますね」
―――タタタッ
桃空はかけ出すと、ポケットに手を忍ばせた。中には小型の銃を隠し持っている。
一方植え木の中の者は、急にかけ出す桃空を見て焦った。何をしに来たんだ、まさか自分の存在に気付いた・・・!?
思考はまとまらない。
「・・・」
何か・・・居る!
桃空は植え木まで来て、その存在を確認した。本当なら今すぐに打ちたいし、事情を聞きだしたい。
しかし今は授業中。勝手な事が許される時間ではない。その上今は体育中だ。
城南高校の1年の体育教師は厳しい事で有名。勝手な行動をしたら間違いなくど叱られる。
「・・・やめた。けどあなた、何者?あとで話をさせて。そこで終わるまで・・・1時間くらいかな、待って居て」
桃空は小声で呟くように言うと、すぐにボールを持って戻って行った。


1時間後

「さて、話を聞かせてもらうわよ」
桃空は植え木まで来ると、植え木の中に声を飛ばした。
「・・・?」
しかし返事はない。もしかして帰ってしまったか・・・?そう思い桃空は植え木の中をのぞいた。
―――ガサッ
「・・・!!」
そこには―――


続く!

61:肉球´・ω・`:2012/04/12(木) 19:08 ID:qoM

始めまして!! 名前どおり 肉球´・ω・` です!!  ヨロシクで〜す❤
姫きただぉ´・ω・` はよ続きみたいゼヨ(ゼヨ)(・∀・)ニヤニヤ
応援してルン(ルン)♪

62:姫♪:2012/04/13(金) 17:52 ID:Yq6

肉球ー♪
ありがとー♪

63:姫♪:2012/04/13(金) 17:55 ID:Yq6

運動場じゃなくてバレーコートだ!

64:肉球´・ω・`:2012/04/13(金) 18:02 ID:qoM

姫きたぉ〜〜〜ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
はよ読みたいウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
はしゃぎすぎました スイマセン_(._.)_

65:姫♪:2012/04/13(金) 18:04 ID:Yq6

でも今日は、時間ないのだ(泣)
だってさっき帰ってきたばっかだもんー
色々やることあるしすぐ落ちるー
国語教師が宿題を・・・たくさん(?)出したのー・・・。

66:肉球´・ω・`:2012/04/13(金) 18:07 ID:qoM

中学校おつかれぇ〜〜( ´Д`)=3ハァ…(うちもだけど・・・。)
疲れていると思うけどがんばって、小説書いてね〜〜ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!
ストーリーの内容が面白い(*‘ω‘ *)アヒャアヒャ

67:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/13(金) 22:44 ID:GiI

肉球さん(間違ってたらゴメンなさいっ!)と姫さん
中学生なんですか!
わたしは小6でっす!

68:肉球´・ω・`:2012/04/14(土) 20:36 ID:qoM

こんばんみぃ〜(´ε`;)
>>おっこさん
始めましてでしゅ(笑)小6ねぇ〜小学校生活最後だから!!
たっくさん、 笑って 泣いて 時には、叫んで
楽しみなヨ  ガンバレ( ・`ω・´)オッコ!!
(名前間違ってないよ!!)

69:姫♪:2012/04/16(月) 10:22 ID:ZCg

そーそー。あたしたちは今年なったばっかだけどね〜
んじゃ続き!

「・・・!!」
そこには―――

誰もいなかった。
・・・帰ってしまったか? そう思い少し顔を植え木の中に入れてみる。
「・・・!」
メモ(のようなもの)が、葉の間に挟まっている。それを手に取り、ライトで照らす。
【3丁目の紅葉公園にいる。】
こう書かれていた。
「紅葉公園・・・か」


PM6時53分、紅葉公園
「来たわよ」
声をかける桃空。するとベンチに座っていた影が動いた。
「・・・よく俺の存在に気がついたな・・・夜神桃空」
「・・・!?何であたしの名前・・・」
驚く桃空。今までこういう場面は多々あったが、名前を知られていたことはなかった。
「普通だろ。お前は今やちょっとした有名人だ。俺たち殺し屋の中ではな」
「あたしは殺し屋じゃないけどね」
「ははっ・・・まぁいいじゃねーか」
「良くはないけど、とりあえずあなたは何者?殺し屋なの?」
「あぁ。殺し屋だ」
「・・・ふーん・・・名前は?」
「熊野冬真(くまの とうま)」
・・・何?この男から感じる、この危険な感じは・・・。そんな風には見えないけど・・・。
この時点で桃空は何かを感じ取っていて、それでもそれが何かまでは分かっていなかった。
「・・・」
―――じぃっ
「・・・何?」
桃空は、自分の感覚がなんなのか調べようと、必死に熊野を観察していた。
そのせいでじっと見ていたことに気付かなかったのだ。
「・・・いや、何でもないわ」
「あっそ」
「何であたしを観察していた?」
核心に迫る桃空。
「さぁね。推理してみなよ」
はぐらかす熊野。
「・・・」
黙りこむ桃空。一見、何も分かっていないような顔だが、実はすでに最悪の答えが見えていた。
しかしそれを顔には出さない。声にも出さない。それを言ってしまうと、本当になってしいまいそうな気がしたから。
「分からないのか?夜神桃空」
「・・・分からないわ」
「・・・お前、そんなに頭悪かったか?」
「・・・」
あくまでも無表情。しかし裏は怒りに煮えたぎっていた。―――頭悪いだと?答えはすでに出てるんだよ。
一方、熊野のほうも自分の挑発に乗らない桃空にいらだちを感じていた。―――なんでこいつ何も言わないんだ?
「おい」
先にしびれを切らしたのは熊野のほうだった。
「何かしら」
桃空はあくまで冷静に振舞いながら、怒りで煮えたぎる自分を抑えていた。
「お前、本当に分からないのか?」
「・・・ええ。分からないわ」
ここで桃空は痛恨のミスを犯してしまった。熊野はそのミスを見逃さない。
「なんだ?今の一瞬の間は」
「間なんてあったかしら?」
一見冷静。何もなかったような顔だが、内心焦っていた。―――まずい、答えを出していることがばれたかも・・・!
ここで「あった」と言われればもう反論できない。桃空は今、本当に焦っていて、そこまで頭が回らない。
「あったよ」
「・・・そう」
この男は・・・まずい。相性が悪すぎる。そう判断した桃空。
「間が・・・なんだっていうのかしら?」
「あ?」
「間が空いたからってなんだっていうの?」
「・・・お前、本当は分かってんじゃないのか?」
「・・・そうね、分かってるかも知れないわね」
桃空はもう、何も隠す必要が無いと感じた。もう打ち明けてしまおう。もしかしたら違っているかもしれない。
「・・・お前なぁ・・・ほんとうはずっとわかってただろ?」
「かもね」
しかし桃空ははぐらかすことも忘れない。気持ちをそっちに向けてしまえば、うまく話をそらせるかもしれない。
そうしたら想定しうる最悪のパターンは避けられるかもしれない。
だが、熊野はそんなに甘くはなかった。
「かもねじゃなくてなぁ、分かってんだろ」
「そうね、一つだけ答えは出てるわ」
「言ってみろ」
―――イラッ
なんだこの男は、なんだこの上から目線は、なんだこの男のこの言葉は!!!!!
桃空の頭は、苛立ちが支配していた。
だが桃空は屈強な精神力を持っていた。そんな事にいちいちめげているようではスナイパーは務まらない。
桃空は深呼吸をすると、ゆっくりと言葉を発した。
「あなたがあたしを観察していた理由は―――」

続く!

70:姫♪:2012/04/16(月) 19:16 ID:z6E

ご飯ですってー。
ごめん肉球ー、また明日ー
もしも今日ご飯の後来れたら来るよー。
感想かいといてー?

71:肉球´・ω・`:2012/04/16(月) 19:19 ID:qoM

うわ〜こんなによく書けんな〜姫(リア友)うちわぁ、無理!!
コンナカンジ→ モウダメポ..._φ(゚∀゚ )アヒャ      的な!?
wwww
手、疲れたかもね・・・。お疲れさんっす(*・∀・*)
あ、ヾ(・д・` )ネェネェ  姫これって(小説)まだまだ続くの!?
続くんだったら、がんばってちょ(*‘ω‘ *)

72:肉球´・ω・`:2012/04/16(月) 19:22 ID:qoM

>>姫
あぃあぃさぁ〜30分になったら、くるねココ!
ニコニコ動画みてるぁわぁワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ

73:姫♪:2012/04/16(月) 20:26 ID:ce2

ただいまー、ご飯食べてきたー
まだ続くよー 書き終わったら、このスレ終わっちゃう!?
ま、そうしたら新しい作品描くけどさ♪

74:姫♪:2012/04/16(月) 20:53 ID:ce2

続き!

「あなたがあたしを観察していた理由は―――」
ゆっくりと口を開く桃空。
「あたしを殺すためよ」

―――ザアァァッ
風が吹き、ふたりの顔が見える。桃空の顔は相変わらず凜としているが、熊野の顔はさっきと変化していた。
「お前・・・どうして・・・」
「そのポケットに入れたままの手」
「!?」
―――バッ
熊野は自分の右手を見る。確かにしっかりとポケットに入っている。
「・・・」
「その手、銃を握ってるんでしょ?」
「・・・!」
「いつでも引き抜いてあたしを撃てるように―――かしら」
「・・・お前・・・なんでそんなことまで・・・」
「当然でしょ?あなたも言っていた通りあたしは有名人。人から命を狙われるなんて日常茶飯事よ」
「・・・!!」
自分の想像以上の観察力を持つ桃空に絶句した。―――あのときだ。あの・・・見つめていたとき・・・。
「で?誰から頼まれたのかしら?」
「・・・さぁな。いわねぇよ」
「でしょうね」
いつも以上にしゃべる桃空。スナイパーの時は、いつもよりしゃべることもできるようになる不思議な性格(?)なのが桃空だ。
「まぁ、あたしは命を狙ってくる奴はみんな返り討ちになっていることを知らなかったのかな、あなたは」
「・・・知っていたさ」
「え!?」
予想外の返事に驚く桃空。
「知っていたが、俺は引き受けた。何故だが分かるか?」
「・・・何故?」
「それは―――」
―――ジャキンッ
「俺は自分の腕に自信を持ってるからだよ」
―――ダンッ
熊野の持つ銃から銃弾が発弾された。
「・・・おぉ!すごいな、お前」
桃空はぎりぎりで交わしていた。銃弾をしっかりと、不意打ちであったはずの銃弾を交わしていたのだ。
「・・・これくらいは想定内よ」
桃空は凜とした表情ではっきりと言い放った。
「はっ・・・楽しいなこの仕事は。これだからやめられねぇ」
「・・・でも、ここまでしてあたしが黙ってると思ったわけではないでしょ?」
「・・・え?」
―――シュッ
桃空は一瞬で熊野の懐に潜り込んだ。そして短剣でわき腹をひと突き―――
「!!」
ひと突き―――ではなかった。急所を狙ったつもりだったが、うまくそらされてしまったのだ。
「・・・あなたもやるわね。熊野さん」
「はっ・・・でもかわせなかったな・・・」
「ええ・・・そうね。・・・でも」
「え」
「ここからもう一発行ったらどうかしら?」
―――ドッ
鈍い音がして、もっていた短剣で心臓をひと突きにした桃空。
「ぐ・・・っ」
「なかなか楽しかったわ・・・ゾクッとした」
「・・・そう・・・か・・・」
「生まれ変わったらまた、会えるといいわね」
「・・・ああ・・・そ・・・うだな・・・」
―――バタッ
熊野は倒れた。桃空はその姿を見るとこう言い放つ。
「あたしは殺し屋じゃない・・・あたしはスナイパーよ・・・。また、地獄で会いましょう」
―――ザッザッザ・・・
桃空は歩きだした。この姿は、もう少女でなくて一人前の大人だった。

続く!

75:きゅー mlk:2012/04/18(水) 20:54 ID:2JA

桃空ちゃん
かっくい〜\(◎o◎)/!

76:姫♪:2012/04/19(木) 15:23 ID:Fw6

きゅーちゃん!
いつもはミステリアスにかいてるけど、今回はカッコいい感じで書いたよー♪

77:肉球´・ω・`:2012/04/19(木) 18:54 ID:qoM

うはぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
桃空ちゃんカッコいいね☆ますます気になるわぁ〜〜(*´ω`*)エヘヘ
明日は仮入部だぁ〜〜!楽しみ〜私は絵を書くことがすきだから美術部ですヨ!!!

78:姫♪:2012/04/20(金) 18:25 ID:yEk

首いてぇ〜www

79:肉球´・ω・`:2012/04/20(金) 19:30 ID:qoM

ぁひゃwww〜〜

80:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/28(土) 08:35 ID:GiI

ども〜
ひさびさにきてみました〜
だれかいませんか?

81:姫♪:2012/04/28(土) 17:14 ID:fGI

>>おっこちゃん
ごめん、最近来てなくて…。

82:きゅー mlk:2012/04/29(日) 13:23 ID:hBI

次は、『好きな人を殺さなきゃいけない』展開を
希望しマ〜ス!!(⋆●v<⋆)
あと良かったら、
 「流れ星」
と言う、ヘタ小説読んでください!!
(宣伝ゴメンなさい!!)

83:姫♪:2012/04/29(日) 14:10 ID:itQ

>>きゅーちゃん
了解!

84:きゅー mlk:2012/04/30(月) 13:42 ID:hBI

姫♪さん
  ありがとうございマス!!

85:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/04/30(月) 20:32 ID:GiI

きゅーさん!
読みましたよ!
きゅーさんの小説!
なかなか面白かったですよ
姫さん!小説がんばって書いてね!

86:紫倉夕:2012/05/01(火) 09:54 ID:Awk

お邪魔します。新入です。

87:姫♪:2012/05/04(金) 11:22 ID:rW.

>>きゅーちゃん
うん、よし!がんばるぞ〜!
>>おっこさん
ありがとう♪
>>紫倉夕さん
初めまして!

88:姫♪:2012/05/04(金) 11:42 ID:rW.

続き


あれから1か月がたった。毎日毎日、人を殺してきた。
そんな自分に罪悪感を感じたこともあったけど、そんなものはすぐに消すことができた。
「桃空ちゃん!今日転校生来るんだって」
「…転校生?」
転校生…?桃空は首をひねった。そんなこと聞いていない。
「男の子らしいよ〜」
「そうなんだ」
適当に話を返す桃空。はっきり言って興味ない。男なんてどうでもいい。
―――確かに、今はそう思っていた。“今”は―――。


―――ガラッ
「おはよう。今日は転校生がいま〜す。入って〜」
「はい」
―――ざわっ…
教室がざわめく。男なんてくだらない。自分で生きて行こうと思っている桃空にとっては理解しがたい現象だったのだが。
「初めまして。藤崎颯人(ふじさき はやと)です。よろしく」
微笑む転校生、藤崎。なるほど確かに恰好いい。だが、桃空の心情は「それが何?」だった。
「藤崎君は夜神さんの隣です」
「はい、分かりました」
桃空のほうに向かい歩く転校生。
女子の声が飛ぶのだが、当の桃空は恐ろしいほど冷静に、肘をついて外を眺めているのだった。
「よろしく…えーっと…夜神さん?」
「…よろしく」
声を掛けられても外から目を話すことはなく、目をそらしながら答える。
「じゃあ授業始めま〜す」
担任の教科なので、教師の入れ替わりはない。
「夜神さん…俺、教科書忘れた…見せてもらっても、いい?」
「…どうぞ」
この遊び人風の男とこれから席替えまで一緒に居るのは、つらい。


「じゃあ、今日は終わりです。部活に行ってください〜」
―――ガタッ
クラスメイトがほぼ全員立ち上がり、自分の部室に向かう。桃空も例外ではなく、体育館に向かうのだった。
「ねぇ、夜神さん」
「…何、藤崎君」
半分怒りをにじませながら、振り返る桃空。その桃空に声をかけたのは遊び人風転校生、藤崎颯人。
「俺、どの部活行ったらいいのかわかんねぇんだけど」
「知らないけど…何の部活入りたいの?」
「演劇部」
「…」
演劇部。それは桃空の部活。
「あなた演劇なんてできるの?」
「失礼な!できるよ!」
半ば疑いながらも、桃空は演劇部が行われる体育館まで案内した。…案内というか、自分の部活に行っただけなのだけど。



「あいつが…ターゲット…」
ビルの屋上で銃を構える人影。その銃口は一人の人の後頭部に向いていた。
―――ダンッ
冷静に引き金を引く桃空。その銃弾はターゲットの後頭部を貫通したのだった。


続く!

89:匿名さん:2012/05/05(土) 12:56 ID:hBI

わぁ!!
本当に書いてくれた!!
ウレシイ(●^o^●)!!

90:姫♪:2012/05/05(土) 18:07 ID:U5U

また続きがあるよー♪

91:姫♪:2012/05/09(水) 17:01 ID:eb.

続き



「ねぇ、夜神さん」
「…何かな」
少しイラつきながら振り返る桃空。その声の主は確かめなくても分かる。
少し明るめの、耳に止まる声。歩くたびにチャラチャラと音を立てるチェーン。
藤崎颯人―――。
「昨日、ビル街で人が死んでたらしいよ」
「ふーん、そうなんだ」
「怖いよね、この辺物騒らしいから」
「ふーん、そうなんだ」
「…夜神さん、聞いてる?」
「ふーん、そうなんだ」
適当に返事をしていた桃空。『ふーん、そうなんだ』としか言わない桃空に少しイラつきを隠せない藤崎。
「夜神さん…?」
「なに?」
「いや、この辺が怖いなって話」
…怖い街にしている責任は自分にあるのだが。
怪訝そうな顔で藤崎を見上げる。
「…話はそれだけですか」
「…うん、そうだけど」
「じゃあ、あたしに話しかけないでね、分かった?」
有無を言わせぬ顔で藤崎を睨む桃空。一瞬ひるむ様子も見えたが、すぐにいつもの顔に戻り、
「いいじゃん、別にさ」
と言い出す始末だ。―――何がいいもんか。話しかけるなって言ってるじゃないか。
「…、勝手にしてください、何も返さないから」
とうとうあきらめた桃空は、一人で参考書に目を移す。
「ねぇねぇ夜神さん」
「…」
「あのさぁ、夜神さん」
「…」
「…遊園地行こう」
「嫌」
即答する桃空。誰が行くか、遊園地なんか。
「行こうよ、夜神さん。金は俺が出すからさ」
「嫌。あたしより他の子誘ったら?きっと喜ぶから」
愛そ0%でそっぽを向く桃空。溜息をこぼした藤崎は爆弾的な発言をした。
「…俺は夜神さんと行きたい。行こう」
「…は?」
「行こうよ、ね?」
「…仕方ないですね、一回だけですよ」
しぶしぶ納得する桃空を見て藤崎はガッツポーズ。
「じゃあ土曜日、駅で待ってるね」
「…」
勝手に決まっていく予定。桃空はその言葉を、半分上の空で聞いていた―――。



続く。

92:姫♪:2012/05/09(水) 18:54 ID:eb.

落ちます…。

93:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/09(水) 20:29 ID:GiI

ほうほう。次のてんかいが気になりますね!

94:姫♪:2012/05/10(木) 15:59 ID:cTw

あー!おっこさん!!!
藤崎は作中にも出ている通り、とっても遊び人風キャラですよー♪

95:姫♪:2012/05/12(土) 10:01 ID:dwU

んー…スランプ中…。
また帰ってきてかけるんなら書くね。

96:姫♪:2012/05/13(日) 09:56 ID:PZ2

ごめん、昨日書けなかった…。

97:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/13(日) 14:34 ID:GiI

がんばってかいてくださいねっ!
ちなみに宣伝しちゃいますが、
みんな!オリジナル小説かこうよ!
というところで小説を最近書き始めました。
ひまつぶしにでもよんでください!
葉っぱ天国スレッド一覧ってとこをクリックすると
見つかると思います。
あややんで、のせさせてもらっちゃってます!
きてみてください!
あと、宣伝してごめんなさい!!

98:姫♪:2012/05/17(木) 17:41 ID:CxQ

>>おっこさん
ありがとうね!
みてみまーす。

99:姫♪:2012/05/18(金) 16:59 ID:aEE

続き

「…何でこうなったんだっけ」
小さくつぶやく桃空。その右手は藤崎の左手としっかりつながれている。
そう…確か1時間前…―――


「夜神さん、遅い」
「どうもすみません」
待ち合わせ時間のきっかり30分後に到着する桃空。
「ったく…もうちょっと反省してよ…」
「してるじゃないですか、ごめんなさいって」
「反省の色が全く見えない」
「そうですか」
「…罰ゲーム」
「へ?」
“罰ゲーム”。そう言って桃空の手をぎゅっと握る藤崎。
「…ッ!」
危うく反応して、藤崎の胸を剣で突き刺しそうになってしまう。
「まーまー、落ち着いていこうよ」
落ち着けるか、このチャラ男! 心の中で突っ込みを入れる桃空。
「じゃ、遊園地行こう」
「…しょうがない」
こいつの言葉にはなぜか逆らえない。その理由が分からない。

「これ乗ろうよ!夜神さん」
「別にいいですが」
て言うか…この人どんだけ乗るつもりなの…。すでにジェットコースター、お化け屋敷、コーヒーカップ、メリーゴーランドに乗っている。
しかもジェットコースターは4個の種類があり、すでに3つのジェットコースターに乗った。
いまいるのは4つめのジェットコースター前。

「藤崎君…どれだけ乗る気ですか…」
げっそりとしている桃空。対して藤崎、けろりとしている。
「んー…じゃあ最後にあれ行こうよ」
「あれって…」
「観覧車」


「藤崎君…何故私を誘ったんですか?」
「え?」
「いや…他の子を誘ったらって言ったのに」
「俺は夜神さんと行きたかったから」
「何故ですか?」
「…好きだから」
「え」
「俺が…夜神さんを好きだから」
思いがけない告白に言葉がでない桃空。
「ふ…藤崎く…」
少し動揺をにじませた声で相手の名前を呼ぶ桃空。その桃空の唇に指をあてる藤崎。
「…颯人」
「え?」
「颯人って呼んで。桃空」
「…えぇぇ…」
あり得ない。何なんだこの人は。もうパニック状態な桃空。
「じゃあこれからもよろしく、桃空♪」


この時、桃空の中にはかすかな感情が生まれ始めていて、しかし当の桃空は気付いていなかった。
いままで、人殺し機械のようなものだった桃空にも、人間らしい感情は芽生え始めた。
しかし、水面下では最悪の事態が進行していた。

続く。

100:姫♪:2012/05/18(金) 17:00 ID:aEE

100♪
みんなありがとー♪
これからもガンガン書きまーす♪

101:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/18(金) 17:55 ID:GiI

最悪の事態って何でしょうか?!
それにしても藤崎チャラいですね〜

102:姫♪:2012/05/18(金) 18:37 ID:aEE

藤崎チャラいね…。


続き

「おはようー」
「あ、おはよう」
平凡な朝。いつもと同じ人。いつもと同じ学校。いつもと…違う人。
藤崎颯人。彼は昨日、遊園地で桃空に告白した。
「おはよう、桃空」
「おはようございます、藤崎く…颯人くん」
癖で“藤崎君”と呼びそうになる桃空。その桃空を軽く睨む藤崎…。
「昨日の事なんだけどさ」
「あ…気にしてませんから…」
「違う、本気だからさ。考えてみてよ」
「嫌」
またしても即答する桃空。その途端、がくっと崩れ落ちる藤崎。
「考えといてよ〜」
「遠慮します」
思いっきり拒否。桃空は、なんだか分からない感情に支配されないように…平常心を保つのに必死になっていた。
「…本気で好きだからね」
声を低めて…桃空の耳元で小さく囁く藤崎。ビクリと反応してしまう桃空。
「じゃ、考えといてね〜」
そう言って去っていく藤崎。
…どこに行く気だ。


「帰ろう…」
「もーもあっ♪」
「颯人くん…何ですか」
相手にイラついた顔を向ける桃空。
「一緒帰ろう」
「遠慮します」
一言言い捨て、歩き出す桃空。
「…」
無言で後ろをついていく藤崎颯人。
すたすたっと桃空が歩けば、とことこっと後に続く藤崎。
「…こわ」
つぶやく桃空。


「ただいま帰りました」
「おぉ、お帰り桃空」
「疲れた…」
「お疲れのところ悪いが、話がある」

「嘘…」
翼の言葉を聞き、言葉を失う桃空。
翼の話の内容はこのようだった。
“今、殺し屋ハンターという人間がこの町に紛れ込んでいる。
そいつらは簡単には分からないうえに、実力も大したものだ。
もしかしたら桃空の学校にも紛れ込んでいるかもしれない。
最近転校してくる奴がいたら警戒しろ”

最近転校してくる奴―――藤崎颯人。
彼は最近転校してきた。
この間の遊園地の時…私の反応は見切られていた―――気がした。
もしかしたら…藤崎颯人は…?

「もし、殺し屋ハンターの疑いがある奴がいたら確認が取れ次第処分しろ」
「…はい」
気の抜けたような返事を返す桃空。
何故だろう…?藤崎颯人を殺さなくてはならないかもしれないと思った瞬間、胸が痛んだ。
誰かが言っていた。“恋っていうのは、その人の事になると自分の事みたいに苦しんだり、喜んだりするんだよ”

もしかして…あたしはあいつの事が好きなのか―――?


続く!

103:きゅー mlk:2012/05/18(金) 21:45 ID:JFI

キャ――!!(●◉o◉●)
藤崎君は、本当に“殺し屋ハンター”なのぉ!??
な・・なんかスゴイ事になってるゾ!!

104:姫♪:2012/05/18(金) 22:02 ID:yhA

>>きゅーちゃん
内緒♪

105:姫♪:2012/05/19(土) 18:10 ID:jMY

続き

「おはよう、颯人くん」
「おー、おはよう」
ざわつく朝。教室の中はうるさく、耳をふさぎたくなる。
「考えてくれた?}
「何が?」
「返事」
「まだ」
冷静に言葉を返す桃空。
もしかしたらこいつが殺し屋ハンターなのかもしれないと思うと、うまく話せない。
―――ガラ
「授業始めっぞー―――」
あたしの一番嫌いな教師…数学教師登場。
あー…うるさい。


「桃空、帰ろう」
「嫌です。さようなら」
つーんと愛想0%の桃空。そんな桃空に藤崎はあきれ顔。
「ねぇ…せっかく告ったんだから帰りくらい一緒に…」
「でもあたしたちは付き合ってない」
さっさと足を進め、距離を取る桃空。
これ以上、わけのわからない感情に支配されないうちにこの男から逃げなきゃ…。


「殺し屋ハンターって…どう見分ければいいのかしら?」
スナイパーモードで街を歩く桃空。自分の疑問を口に出しながら足を進める。
「まずは…警戒しているかどうか?それから…反射神経の鈍さ?」
思えば思うほど分からなくなる…。
そもそも…この感情は何なんだ?今も桃空の中にある不思議な感情。
ふわふわしていて飛んで行ってしまいそうなのに…消えてはくれない。
やっぱり…これが恋なのか…?

「ねぇ…きみ可愛いね」
「は?」
不意に声をかけられ、びっくりした顔で相手を見上げる桃空。
そこには見たこともない男の顔があった。
「誰?」
「ん…それより可愛い。俺ときて」
「遠慮する」
「いいから来い」
「いた…っ!」
思いっきり腕を掴まれて引きずられていく桃空。あまりに力が強すぎて抵抗できないのだった。


「…やっぱり綺麗な顔してるね…」
倉庫内の桃空に手を伸ばしてくる男。
「触るな」
その手をはじく桃空。しかし、それでも男の手は桃空の頬を伝う。
「やめろ」
男の腹に蹴りを入れる桃空。一回吹き飛んだ男は、急に荒っぽい手つきになり桃空の髪をつかむ。
「ちょ…ッ!離せ!」
「うるせぇ…。ったく…手こずらせやがって」
どんどん力を強めていく男。桃空の顔がどんどんひきつっていく。
「は…離せ…ッ!」
「黙ってろよ…女のくせに…」
桃空の服に手をかける男。途端、桃空は顔をそむける。
―――ガンッ!
その途端、倉庫の扉が開かれる。
そこに立っていたのは―――


藤崎颯人だった。


続く!

106:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/20(日) 08:18 ID:GiI

おぉ!藤崎って意外とすごい人?!

107:姫♪:2012/05/20(日) 14:46 ID:YZA

続き

「桃空!大丈夫か!?」
「…誰だテメェ…」
「藤崎颯人!こいつの…クラスメート…いや、未来の彼氏だ!」
未来だろうが過去だろうが、あたしが颯人の彼女になる日はないと思うが。
呆れながら心の中で突っ込みを入れる。
「ふぅん…で、何しに来たの?“未来の”彼氏クン?」
うわ…こいつ“未来の”ってとこ強調したよ…。
正直こういう奴は嫌いなのだが、まぁそれは置いておくとして。
「もちろん、未来の彼女を助けるためだ!」
「ったく…面倒くせぇ…。いいよ、こいつが欲しいんだろ?返してやるよ。喧嘩とか嫌いなんだよな、俺」
「…今日のところは見逃してやる。10秒以内に消えろ」
「はいは〜い消えま〜す」
相変わらずうざい口調を維持しながら去っていく男。
「桃空、大丈夫か?怪我とかしてねぇか?」
「平気…」
強がっているのか分からないが、少ししか口を開かない。
「…嘘つくな。震えてんぞ」
「え…」
気付いていなかった。今、自分の体はケータイのバイブレーションのように小刻みに震えている。
「怖かったんだろ?」
「…」
「ごめんな、気付いてやれなくて…。街歩いてたらさ、変な男に連れて行かれるの見つけて…。
あとつけたんだけど見失っちまって…。やっと見つかったと思ったらあんな場面で…本当にごめん」
「…颯人くんは…悪くないよ…」
「ううん…俺が悪ぃんだ。俺がしっかりしてれば…こんなことには…」
「違うのに…」
小さく首を横に振る。弱々しい動きだったけど、颯人の眼にはしっかりと映った。
「とにかくごめんな…家まで送ってくよ…って、え?」
「…スー…スー…」
颯人の言葉の途中で、桃空は力尽きて颯人の腕の中で眠ってしまっていた。
「…どうしよう…」
小さくつぶやく颯人。
「俺桃空の家しらねぇ…。とりあえず俺ん家でいいか…」
桃空をお姫様だっこして倉庫から出て行く颯人。その背中はなぜか…危険な雰囲気を醸し出していた。


「この人なら…信じてもいいかも」
颯人の腕の中で、そう思う桃空だった―――



「…?」
小さく目を開ける桃空。その目には、颯人の顔と…ナイフが映った。
「ッ!」
飛び起きる桃空。その桃空のわきには、ナイフを握り締めた颯人が立っているのだった。
「颯人くん…っ!?」
「あー…起きちまったか…」
残念そうに頭をかく颯人の顔が目に映る。
「どおし…て」
そんな言葉を口にする桃空に、颯人は冷たく言い放った。
「決まってんだろ。俺が―――“殺し屋ハンター”だからだよ」


続く!

(短くてごめんなさい!)

108:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/20(日) 15:52 ID:GiI

えぇぇ!!どうなっちゃうの?
姫さん!つづき書いて!

109:姫♪:2012/05/20(日) 16:37 ID:YZA

りょーかい♪

「決まってんだろ。俺が―――“殺し屋ハンター”だからだよ」
殺し屋…ハンター…。今、一番桃空が恐れている存在。
「ったく…もう少し寝てれば苦しまずに死ねたのによぉ…」
「颯人くんが…殺し屋ハンター…」
現状を把握できない桃空。口を大きく開いたまま、戻らない。
「まぁ、俺の正体が分かったなら、俺がお前に近づいた理由も分かんだろ?」
颯人くんがあたしに近づいた理由―――。
「お前を殺すためだよ」
「ッ…!」
冷たく、ためらうことなく彼の口から発せられた言葉に、桃空は息をのむ。
―――バッ
立ち上がり、逃げ出そうとする桃空。しかし、その腕は颯人に掴まれてしまい、動かない。
「離して…っ!!」
「誰が離すか、馬鹿女」
今までと180度違う颯人に、涙腺がゆがむ。
駄目だ…ここでないたら終わりだ…!
「離せって…言ってるでしょう!」
思いっきり颯人の手を振り払い、一目散に部屋から逃げ出す桃空。
一人残された隼人は、小さくつぶやくのだった。
「…よかった」


「はぁ…はぁ…っ」
道路を全力で駆け抜ける桃空。
颯人くんが殺し屋ハンター…!最初感じていた違和感は…このせいか…。
「颯人くんはあたしの敵…!殺さなきゃいけないの…!」
自分に言い聞かせる。それでも…。
無理だよ…はじめて翼さん以外の人で…信じていいかもって思ったんだ…。
それなのに…殺さなきゃいけないなんて…。
「…ヤダよ…」
ポツリともれた言葉。え…あたし今なんて…?
“ヤダ”って言った…。やっぱり…これは恋って気持ちだったんだ…。
今、はっきりと自分の気持ちを自覚した桃空。それでもその気持ちは空振りに終わる。そうとしか思えない。
「もう…嫌だよ…っ!」
―――ポツリ…ポツリ…ザアァァァ…
「…雨」
突然降り始めた雨。その雨は、まるで桃空の涙を隠しているかのようだった…。


―――ガチャン
「ただいま…帰りました…」
扉をあけて、中に入る桃空。
「お帰り…って!どうしたんだい!?びしょぬれじゃないか!」
「あ…突然雨が…ふって来たもので…」
「そうか…とりあえず着替えるんだ。風邪ひいたら困るだろ?」
「はい…」
やさしい翼さん。それでも、その優しささえも今の桃空には届かなかった。
「元気ないな…どうした?」
すぐに桃空の異変に気づく翼。桃空は気まずそうな顔をしながらも、話をした。
「今日…殺し屋ハンターを見つけました…」
「…!」
「殺し損ねてしまいました…。向こうも…攻撃してきて…」
「いいさ。大丈夫だ。次の機会にすればいい」
「…はい」
無理だよ…。今だろうが次の機会だろうが…颯人くんを殺すなんて…。
そんな顔をしているの桃空をふぢ着に思ったのか、翼が声をかける。
「…まだ何かあるのか?」
「…いえ、何もないです…疲れてるだけ」
「そうか…体には気をつけろよ」
「はい」

―――パタン
自分の部屋に入りドアを閉める。ベッドに突っ伏す桃空から、弱々しい声が漏れる。
「…嫌だよ…颯人くん殺すなんて…」
その桃空は、小さく小さく声を立てながら、泣いていた。

「桃空…」
颯人の呟く声が、狭い部屋に響き渡る。ここは剣の使い方を学ぶ練習所。
あるのは、練習用の人型をした人形と、たくさんの剣。それだけだ。
「…どうして…殺せなかったんだ…」
重い息を吐きながら、そばにあった剣に手をかける。
「俺があいつに近づいたのは…仕事のためだろう…
本当に好きだったわけじゃ…なかったはずなのに…」
―――カシャンッ
持っていた剣が床に落ちる。
「どうして…こんなにも胸が痛むんだ…」
気づけば、冷たい水が俺の頬を伝っていた。
「涙…」
どうして俺は…桃空を殺せなかったんだ…。
だって殺せた。殺そうと思ったら、すぐに。だってそこに寝ていた。
だってそばに居た。だって無防備な姿だった。あのときすぐにナイフを刺し込んでいれば、確実に殺せていた。
なのに…できなかった。だって…。
「俺は…桃空のこと好きになっちまったのか…」
自覚のなかった自分の気持ち。でも今はっきり自覚した。
そうだ…俺は桃空が好きなんだ。

でも許されない恋。
一人はスナイパー、もう一人はそれを狩る殺し屋ハンター。
こんな恋が許されるわけがない。
ふたりは、やっと気づくことのできたその“気持ち”を、心に封印するしかなかった。


続く!

110:姫♪:2012/05/20(日) 16:41 ID:YZA

誤字発見…。
×「そんな顔をしているの桃空をふぢ着に思ったのか」
○「そんな顔をしている桃空を不思議に思ったのか」
不覚…。

111:きゅー mllk:2012/05/20(日) 17:35 ID:SIg

姫♪サイコー!!
こっちまで涙がぁっ・・・
これからも小説がんばってね!!

112:姫♪:2012/05/20(日) 17:37 ID:YZA

>>きゅーちゃん
な…っ!
涙がでるなんてそんな大げさな!
ありがとう!

113:姫♪:2012/05/21(月) 08:03 ID:.Ow

やばい…つなげ方検討中…。

114:姫♪:2012/05/21(月) 08:29 ID:.Ow

やったぁ…♪
今さっき、印刷してたんだけど…。
紙いっぱいに小説!っていうのができてた!

115:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/23(水) 16:10 ID:GiI

だれか〜いませんか?

116:姫♪:2012/05/23(水) 18:54 ID:d1A

ごめんね…平日は書けないかも…。

117:姫♪:2012/05/25(金) 18:15 ID:uKs

部活から帰ってきましたぁ…。

118:姫♪:2012/05/25(金) 22:19 ID:K52

自分であげておこう。

119:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/28(月) 18:41 ID:GiI

ひまなときにいつでも書いてくださいね!
続きまってます

120:空:2012/05/29(火) 19:59 ID:BzA

きたにゃ〜あなた才能あるにゃ
これからもがんば!応援してるよ

121:空:2012/05/29(火) 20:03 ID:BzA

あっ自己紹介♪
僕は空にゃ〜くちぐせがつい
よろしく(^w^)y

122:空:2012/05/29(火) 20:05 ID:BzA

姫なかなかこないにゃ〜

123:姫♪:2012/05/29(火) 20:08 ID:/qI

>>空
…あんたこんなキャラだっけ…。

124:空:2012/05/29(火) 20:14 ID:BzA

パソコンだとこんなかんじにゃ〜

125:空:2012/05/29(火) 20:16 ID:BzA

つーかあいつこない

126:肉球:2012/05/29(火) 20:16 ID:.OM

(((o(*゚▽゚*)o)))
にゃぁぁ

127:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 20:20 ID:Jtg

雑談が少し多いですよ〜
お気をつけください。
((上から目線ですみません))

128:姫♪:2012/05/29(火) 20:21 ID:/qI

>>空
…と言いつつぼろ出てるし。
>>肉球
や〜♪

そして雑談を控えましょ〜♪

129:空:2012/05/29(火) 20:23 ID:BzA

眠い雑談すいせん

130:空:2012/05/29(火) 20:28 ID:BzA

いつぐらいに続きかける?姫

131:空:2012/05/29(火) 20:34 ID:BzA

そろそろ落ちマース

132:雛梨:2012/05/29(火) 20:45 ID:/qI

>>空
眠いは関係ないと思うけど…?


続き

「…朝」
嫌そうな顔をしながらベッドから起き上がる桃空。…颯人くんと顔、会わせたくないなぁ…。
そんなことを思っている桃空の顔はスナイパーではなく、一人の、恋した少女だった。

「いってきます…」
桃空はだるそうに家から出て行く。その後ろ姿を見ながら、翼がそっとつぶやいた。
「…はやめに…消したほうがいいな」
そのつぶやきは、桃空には到底届かないのだった。

「おはようございます!」
「…おはようございます」
適当にあいさつする。その顔を見て、挨拶をしていた委員も顔をしかめる。
その理由は、あまりにも簡単だ。桃空が静かに涙を流していたからだ。
「…涙…?」
自分のほほを流れる冷たい液体に気付いた桃空は、逃げるように体育館に入っていった。
「ここなら…誰も来ないよね…。一人で…泣けるよね…」
そう言った桃空は、静かに涙をあふれさせるのだった。


何分たったのかは分からないが、チャイムが鳴った。予鈴?いや、違う。これは本鈴だ。
いつもの桃空なら、急いで教室に向かうところだが、今日の桃空は違った。
ゆらりと立ち上がると、体育館から出て行った。

―――ダァン…ッ
銃声が鳴り響く街。人影一つない。それがかえって不気味だが、そんなこと気にも留めなかった。
「…片付いた…」
たまっていた依頼。それを一つ一つこなしていく。今の、このもやもやを晴らすにはそれしかないと思ったからだ。
「…次…」
小さくつぶやく桃空は、自分がいまいたところに背中を向けて歩き出そうとする。
「…待てよ」
「ッ!?」
不意に後ろから声をかけられる。振り向かなくても分かる。いつもより低いけれど…トーンをさげているけど…。
「颯人くん…」
藤崎颯人…。今、一番会いたくない。あったら苦しくなって、感情があふれ出しそう。
「桃空…やっぱりそうなんだな…」
「…」
核心に迫ろうとする颯人。口をつぐんだ桃空はかすかにふるえていた。
「なぁ…俺が何でこの仕事やってると思う?」
「え…?」
いきなり話しだす颯人に戸惑う。分からない。何が言いたいの…。
「俺がさこの仕事やってるのって…親父のためなんだ」
「…お父さん…?」
いきなり話しだした隼人を、最初怪訝そうに眺めていた桃空も、しばらく経つと、話に聞き入っていた。
「俺の親父、スナイパーに殺されたんだ…。俺、親父大好きだった…。
でも…急に死んだんだ。お袋に聞いたら、街中で銃で撃たれて…死んだんだって。
そんでさ…色々調べたら、スナイパーにたどりついた。他のやつ殺すときに、巻き添え食ったんだ。
だから俺は、スナイパーを殺す。そのために…やってきたんだ」
「違うよ…」
「え?」
「スナイパーは…みんながみんなそうなわけじゃない…」
今まで口をつぐんでいた桃空が、小さく口を開いた。
「確かに…それは許せないかもしれない…。でも…それでもスナイパー全部を恨むのは…間違ってる」
「…」
「少なくとも…あたしは、そんなへまはしない。大切な人を…傷つけたりしないよ…」
大きく息を吸うと、今までよりも大きく口を開いた。
「…好き。颯人くんが…好き」

続く!

133:空:2012/05/29(火) 20:53 ID:BzA

いや〜ちょっと見たら
つづきだにゃ〜
眠いかんけー無いね

134:姫♪:2012/05/29(火) 21:09 ID:Mro

ごめん…名前間違ってた。

135:空:2012/05/30(水) 18:36 ID:BzA

またまたきたにゃ〜
キタ━(゚∀゚)━!

136:空:2012/05/30(水) 18:38 ID:BzA

姫さん続き書いて〜
(>人<;)

137:姫♪:2012/05/30(水) 19:06 ID:iAU

>>空
さん!?


続き

「…好き。颯人くんが…好き」
はっきりと発せられた言葉。今の桃空に、いつもの凜とした表情はかけらもない。
その言葉に動揺していたのは、桃空だけではない。颯人も、かなり動揺した表情を見せていた。
「え…」
「ッ///」
真っ赤に火照る頬を押さえながら、うつむく桃空。な…何言ってんのあたし…!
「ごめ…!今のは…忘れて…っ!」
颯人に背を向けて走り出そうとする桃空。
「…待てよ…っ!」
その背中に投げられる声。その声音は、少し震えていた。
「待てよ…桃空。話させろよ…」
「…嫌だ…あたしは…スナイパーだよ…?颯人くんは殺し屋ハンター…。仲良くしちゃいけないの…」
「んなこと知るか」
「え…?」
「…俺も…俺も好きだ、桃空」
「…ッ!」
もともと真っ赤に染まっていた桃空の頬が、さらに赤くなる。思いがけない告白に、言葉を失う。
「は…颯人くん…?」
うつむく相手の顔を覗き込む桃空。目を押さえて顔をあげた颯人は、もう一度はっきりと言葉を放った。
「好きだ。俺も…桃空の事が好きだ」


―――ザァァァッ
真っ赤に火照る二人の顔に、冷たい風があたる。
「…でも…駄目」
「あ?」
「あたしは…颯人くんの敵だもん…」
「だから?」
「好きになっちゃ…駄目だよ…」
「知らねぇよ、そんなこと。好きになっちまったもんは…しょうがねぇだろ」
そっと桃空の頬に手を伸ばす颯人。いつもだったら振り払うその手を、今は振り払えない。
「…違うの…」
「…何が?」
「違うの。本当は…敵とかそういう問題じゃないの…」
「…?」
「あたし…狙われてる…」
「は?」
不意をつかれたのか、素っ頓狂な声を上げる颯人。その隼人の瞳をしっかり見据え、桃空はつらそうに言葉を発した。
「あたし…ある人に狙われてるの…。だから…あたしといたらものすごく危険…」
「はぁぁ…。そういうことかよ…」
「え…?」
「そんなこと気にしねぇ。だったら…俺が守ってやっから…」
「…本当…?」
「あぁ…。で?」
「…で?」
思ってもいない言葉に、戸惑いを隠せない桃空。
「で…桃空を狙ってる奴って誰なわけ?」
「…それは…」
戸惑いながらも、小さく口を開く桃空。
「それは…」


「翼さん」

続く

138:肉球ヽ(*´∀`)ノ:2012/05/30(水) 20:05 ID:.OM

長いぃぃぃ!
翼さん狙っちゃうの〜!?
アヒャァァ〜〜(~ω~;)))
続きを書くのだ!!

139:ニョッキ:2012/05/30(水) 20:06 ID:tLc

姫〜〜〜〜〜〜
がんばってんね!!!!
これからもファィト!!!!

140:ニョッキ:2012/05/30(水) 20:12 ID:tLc

肉球さん!!
前もコメントしてましたね!
姫の大ファンですか!?

141:肉球ヽ(*´∀`)ノ:2012/05/30(水) 20:12 ID:.OM

この小説がもしも小説化したら、きっと有名だろうね!!
うちは、買うかも!?とりあえず颯人kと両思いになれてよかったね!(*´∀`*)
でも、敵同士かぁ・・・。ますます、気になるねぇッぇぇぇぇぇぇぇぇえ〜|゚Д゚)))
続き楽しみにしてます!!
ザ・姫センセー!!†
翼さん死んだら・・・どうするぅぅぅぅ!?
(´◉◞౪◟◉三◉◞౪◟◉`)ハヤクハヤク

142:肉球ヽ(*´∀`)ノ:2012/05/30(水) 20:13 ID:.OM

>>ニョッキさん
大ファンじゃないよ〜!

143:ニョッキ:2012/05/30(水) 20:14 ID:tLc

肉球さん! 
話が合うような気がします!!!!! 
よかったらお友達になりませんか????

144:肉球ヽ(*´∀`)ノ:2012/05/30(水) 20:15 ID:.OM

>>ニョッキさん
え〜よ〜(╯⊙ ◞౪◟⊙╰ )

145:肉球ヽ(*´∀`)ノ:2012/05/30(水) 20:26 ID:.OM

(」*・ω・*」モキュ
今日はいないのかなぁー!

146:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/31(木) 15:36 ID:GiI

こんにちは!
来てない間にすごいこと(小説が)になってますね!
ニョッキさんはじめまして!

147:姫♪:2012/05/31(木) 15:49 ID:QKA

はいは〜い、雑談が多いよ〜。
>>肉球
あはは〜、翼と桃あと隼人の関係は…内緒だにょん♪
>>ニョッキさん
もしかして…?えーっと…あの子だな、うん。
よろしく〜。
>>おっこさん
凄いこと…なってるね、うん。
読者さんも増えて下さって嬉しい限りです♪

148:姫♪:2012/05/31(木) 15:51 ID:QKA

>>147で誤字発見。
「翼と桃あと隼人の関係は…」×
「翼と桃空と颯人の関係は…」○

149:ニョッキ:2012/05/31(木) 16:03 ID:tLc

姫〜〜〜
こんちは♪

150:姫♪:2012/05/31(木) 16:11 ID:QKA

こんちわ♪

151:きゅー mllk:2012/05/31(木) 21:08 ID:7Z.

久しぶり!!
姫♪!!
小説がんばって!!
うちも応援するから(^_-)-☆

152:姫♪:2012/05/31(木) 21:14 ID:Ga2

ありがとう、みんな!

153:肉球:2012/05/31(木) 21:39 ID:.OM

遅くにごめんね〜!
今の小説面白いよ〜!
応援してるね〜!!(o ̄∇ ̄o)♪

154:ニョッキ:2012/05/31(木) 22:16 ID:tLc

遅くにすいません。
作品どんどんよくなってる!!
すごい!
次も楽しみに待ってるね〜〜♪

155:姫♪:2012/06/03(日) 12:32 ID:nQw

うぅ…みんなありがとう…(涙)

続き

「翼さん」
ためらい、動揺がにじみ出た言葉に、颯人は声がでない。当の桃空も、顔を曇らせている。
「…え…?」
やっとのことで出た言葉は「…え…?」の一言。意表をつかれた颯人は、動くことすらできない。
「翼さんだよ、あたしのこと狙ってる人」
「なんで…?」
「…だって…だって、あたしだってスナイパーだよ…。人から命狙われるなんて、日常茶飯事。
カンだって普通のやつよりはるかに鋭い。最近のあたしに向けられる翼さんの目、明らかにあたしを狙ってる」
「…そう…か」
自分の想像以上の推理力を披露する桃空に、のけぞる颯人。桃空は気にも留めず続ける。
「確認は取れてるよ、当然。あたしが憶測だけで動くと思う?」
「…おもわねぇ」
「でしょ?その証拠、まだ見つかってないけどね。状況証拠だけ。だからまだ、本格的には動けない」
「どうしたら証拠、つかめるんだ?」
いつもの颯人ではなく、殺し屋ハンターとして動くときの真剣な顔つきになる。その顔は、嘘を言っているような感じではない。
信じてもいい。桃空は本気でそう思った。
「翼さんの携帯」
「携帯?」
「うん。携帯があれば、メールとか通話履歴とかに『熊野冬真』との接触があればそれで物的証拠がとれる」
「…分かった。そこは俺に任せろ」
「…?」
「俺が動く。お前は今からでも学校、戻れ」
「何で?」
颯人は真剣な顔のまま、こう告げた。
「何でじゃないだろ。お前が動いてその“翼さん”に見つかったらどうすんだ?
完全に怪しまれるだろ。そうしたらどうなる?“翼さん”とやらに味方がついてたら?
複数人相手にお前を戦わせたくない。お前を傷つけたくない。お願いだから戻ってくれ」
その言葉からは、不器用な優しさが感じ取れた。桃空はまだいまいち納得いかないという風だったが、しぶしぶ納得した。
「じゃぁ戻るけど、無理、しないでね」
「もちろんだ」
かけ出す桃空の背中を見ながら颯人はつぶやいた。
「…がんばれよ」
それは濁ることなく、心の底から発せられた言葉だった。



「…夜神翼」
「…何か用かな?」
「なにが目的だ?」
「なんのことだろう」
とぼける翼に詰め寄り、疑問符を投げかける颯人。
「…何故桃空を殺そうとした?」
いきなり核心を突く颯人に、一瞬ひるむ様子を見せた翼だったが、すぐに少し口元をゆがませる。
…やっぱりこいつ、何か隠してるな…。翼の様子を見て颯人は悟る。
「桃空を殺そうとした?僕が?その証拠は?」
「…お前の携帯だ」
「僕の携帯?」
「拝借させてもらった。通話履歴、受信、送信メールに『熊野冬真』の文字があった」
「熊野…冬真?」
熊野冬真―――桃空を殺そうとしていた殺し屋の名前だ。その名前が翼の携帯にあった。
「桃空を殺そうとしていなかった…だったらどうしてこいつとの接触が確認される?」
「…ふぅん…なかなか頭が切れるじゃないか。確かにそうだ。僕が桃空を殺そうとした」
あっさりと認める翼。その顔は悪びれもなく、ただゆがませた口元しか最初と変わらない。
「糞野郎が…」
「なんとでも言ってくれ。ったく…簡単にばれちまったなぁ。もう少しで成功すると思ったのに…」
「おいこの糞野郎。これからどうするつもりだ?」
「ん?とりあえず…」
感情のこもらないかわいた声で言い放ち、懐に手を入れる。
「…君を殺そうかな」
―――ドッ
乾いた音が辺りに響く。翼の手が、颯人の腹に打ち込まれている。その手には、鋭利なナイフが握られている。
「ぅぐ…っ」
そのナイフは颯人の腹にクリーンヒット。深くまで入っていく。
「全く…余計な事に首を突っ込むからこうなるんだ」
颯人の腹から引き抜いたナイフ。血がべっとり付いている。ナイフが体から離れた瞬間、崩れ落ちる。
「この…糞…野…郎…」
―――ドサッ
地面に崩れた颯人を見て、翼は小さくつぶやく。
「…残念だったな。これが実力の差だよ」
そこから立ち去る翼の顔は、なぜか小さな笑みを浮かべていた。


続く!

156:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/03(日) 15:03 ID:GiI

えぇぇぇ!?あっけなく殺されちゃいましたね・・・
せっかく桃空と両思いになれたのに・・・

157:姫♪:2012/06/03(日) 15:18 ID:w0o

あっれー…?
こうなるはずじゃなかったのに…。

158:ニョッキ:2012/06/03(日) 17:38 ID:tLc

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
ちょっと!何殺してんすか!?
ってか、翼怖っっっっ!!
これからどうなるのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!

159:姫♪:2012/06/04(月) 09:10 ID:0WQ

>>ニョッキ
いや…無意識のうちに…?

160:彩芽 ◆hN7g:2012/06/04(月) 09:42 ID:xqo

入れてー160行ってる・。・すご・・・

161:姫♪:2012/06/04(月) 09:56 ID:0WQ

ほなみぃ!
いいよ!!
すごくないよ!二ヵ月前のスレだもん!

162:彩芽 ◆hN7g:2012/06/04(月) 10:02 ID:xqo

すごいよ!2ヵ月でこんなに!

163:空:2012/06/05(火) 18:36 ID:BzA

こんにちわ(*´∀`*)

164:ミサ ◆hN7g:2012/06/05(火) 20:35 ID:xqo

姫ー

165:姫♪:2012/06/08(金) 19:55 ID:fpY

あげておく。

166:Roi.:2012/06/08(金) 22:14 ID:ez-NHM

こんばんは。
少し前このスレを見つけて読んでいったのですが
この小説もおもしろいですね。

続き気になります。

これからもROMるつもりなんで頑張って下さい。

167:姫♪:2012/06/09(土) 09:58 ID:hl6

>>Roi.さん
ありがとうございます!
でも、当初の書きたかったものとはかけ離れて行き…。
いつの間にか颯人が死んでいるという!?

168:肉球:2012/06/09(土) 10:42 ID:.OM

がんばれー応援してマース((棒読み
空いにゃいかな〜ニョッキもwww
姫〜うちのスレにも来いよぉ〜٩(●˙□˙●)۶

169:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/09(土) 10:56 ID:GiI

姫さん!続きが気になります!!
翼さんって悪い人だったんですか・・・
ちょっとショック・・・でもまぁいいや!
がんばってくださいね!小説

170:肉球:2012/06/09(土) 12:52 ID:.OM

颯人くんんんんんんんんんんんんんんんんんん〜〜〜〜!!!!
このぉぉぉおぉ翼何やっちゃてんののののののぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!????
でも、ますます面白くなってきているし、いつもと違うスリル感が味わえたからドキドキハラハラした(汗)
これからも、がんばって!
そして夜露死苦(よろしく)!!

171:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/17(日) 13:25 ID:GiI

こんにちは!だれかいませんかぁ〜

172:姫♪:2012/07/24(火) 15:17 ID:MW.

あげておく。

173:Roi.:2012/07/24(火) 23:49 ID:ez-MoY

お久しぶりです。

もう小説書かないんですか?

174:姫♪:2012/07/25(水) 13:20 ID:7is

書くよ。でも最近忙しくって…。
夏休みも部活行ってたりするから。
いまひまだから今書くね。

175:姫♪:2012/07/25(水) 13:44 ID:7is

続き


「颯人くんッ!」
木の陰から声をかけられ、鉛のように重い体を動かす颯人。木の陰から駆け寄ってきたのは―――
「もも…あ…?」
桃空だった。
「颯人くん!大丈夫!?やっぱり翼さんが犯人だったんだ…!!」
桃空は一人で納得しながら、颯人の手当てを始める。その顔は焦りに満ちていた。
「なんで…いんだよ…学校戻った…筈じゃあ…」
「心配で見てたの!それよりしゃべっちゃ駄目!!この怪我かなり深いんだから!絶対動いちゃ駄目!」
いつもと違う迫力(圧力と言った方が正しいか)の桃空に颯人は身をゆだねる。
「もう…何でこんなことに…」
「あっさり認めたよ…あの糞野郎」
「…」
黙々と手当てをする桃空は、自分の後ろの殺気を感じ取れなかった。
「…!桃空…危な…」
「え?」
ぎりぎりその気を感じ取った颯人の声。その声に振り返った桃空の首筋に、針の感触。
「え…ぁ…」
針…注射器の中の液体が、すべて体の中に入ると桃空の体は崩れ落ちる。
「てめ…ッ…桃空に…何した…ッ!」
薬のおかげで意識をつなぎとめている颯人は、注射器をもった人物…夜神翼を睨みつけた。
「おぉーっと、怖いねぇ睨まないでよ。ただの睡眠薬だから、さ。まぁ…僕好みに改悪してあるがね」
「は…?」
”改悪”という言葉に反応した颯人に、翼はニヤリと笑みを向ける。
「一定の確率で体を麻痺させる。運が悪ければ痙攣を起こして死ぬこともある」
「な…」
残酷な、冷酷な声で言い放つ翼を見て絶句する颯人。この野郎…本気の本気で正気じゃねぇ…!
「ここまで知っちゃった君には消えてもらわなきゃいけないんだけど…弱ってる相手殺すっつーのもなんかこう…」
一旦言葉を切り、冷徹な、静かな笑みを浮かべた顔で驚くほど拍子抜けするセリフ。
「つまんねーっつーか、盛り上がらねーっつーか、萎えるっつーか…」
なんか、驚くほど表情に似合わないこと言ってますけどこの親父。…実際は親父って年じゃねぇが。
「とりあえず君を消すのは、君の怪我が治ってからにするよ。今日は桃空だけにしておく」
「ちょ…待てよお前…」
薬が切れ、意識が朦朧としてくる。やべ…終わりかよ…って言うか…。
―――ガクン…ッ
小さく顔をあげていた颯人は、意識の糸が切れると同時に顔を地面で強打した。
「さて…と」
桃空を担ぎ、翼は家路についた。後は桃空の意識が戻るのを待って…地獄以上の苦しみを与えたうえで殺すのみ…。
そう考えると、口元の緩みが消えなかった。これで邪魔者を抹殺できる、そう思うだけで―――

ちょっと短いけど続く!

176:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/07/25(水) 21:26 ID:GiI

あ!ひさしぶりに小説かいてますね!
・・・
翼さん、怖っ!!
でもますます気になりますね!

177:大工 ◆AUoo:2012/07/26(木) 14:43 ID:d3I

宣伝スレご利用ありがとうございます

ま.....まさか小説板の大御所さんが宣伝してくれるなんて......!!
光栄です!!光栄すぎます!!(笑)
バトルも恋愛もちょうどいい感じに入っててホント最高です!!

引き続き読ませて頂きますねm(_ _)m

178:姫♪:2012/07/26(木) 15:37 ID:Cqc

>>大工さん
お…大御所とか大げさすぎます!
そんなもんじゃないですよ!そんなこと言ってくれるなんてこっちのが光栄です!

179:姫♪:2012/07/31(火) 09:43 ID:x6M

続き


「…ん…」
桃空の、小さく開いた瞳に映る翼の顔。
「つ…翼さん…ッ!」
「あぁ、桃空。起きたのか?」
「え…あ…」
混乱する桃空の瞳には、いつもと同じ翼の顔しか映らない。さっき颯人を殺害しようとした顔には見えなかった。
「翼さん…なんで…?」
「なにがだ?」
何も分からない、といったふうに翼は言葉を発する。
「…颯人くん、殺そうとしましたよね!?」
「…」
いきなり強気の口調になる桃空は、瞳に涙を浮かべていた。
“信じたくない”状況証拠も物的証拠もつかめているのに。それでも信じたくない。
「…もう桃空にまで伝わったか…」
面倒くさそうに呟く翼の顔は、いつもの色は微塵もない。ただ、ある色は黒。
冷たい黒色だ…。
「やっぱり…」
「全く…もう殺すしかないじゃないか…」
「翼さん、どうして…」
「決まってんだろ、お前が邪魔だからだよ」
あっさり悪びれもなく言い放つ翼に、桃空の涙腺がゆがむ。
「邪魔…」
「ああ、邪魔だ。お前は能力がありすぎんだよ。いままで、俺の倍は殺している」
「それはそうですけど…」
「そのせいで俺の評判ガタ落ちだ。だから、上から命令がでたんだよ。“桃空を殺せ”って」
「上から…」
思いがけない言葉に戸惑いを隠せない。仕事をやるだけで殺されなきゃいけないなんて…。
「…そう。それはそれは、上に忠実な犬ですね」
「…あ゛…?」
犬、と言われて顔をゆがませる翼。額にはっきり、血管が浮き出ている。
「誰が犬だ…」
「決まってるでしょう。貴方がですよ、翼さん。―――いや」
一旦言葉を切り、小さく息を吸う。そして今までにないほど、冷たい声色で言い放つ。
「翼。夜神翼。私は貴方を殺します」
はっきりと冷たく言った桃空の顔は凜としていた。
本当は苦しかったけど。本当は泣きたかったけど。
涙は殺した後にとっておく。


続く。

180:姫♪:2012/07/31(火) 12:03 ID:x6M

続き


「ふぅん…桃空が僕を殺すんだぁ…」
二ィ、と口を引き上げて翼は笑った。いつもの翼じゃない、そう思えた。
「ええ、そうよ?私が貴方を殺す。…何かおかしいことでもあるかしら?」
“スナイパー”としての言葉は、濁らない。この時間だけは、人を殺すことに罪悪感を感じない。
それが“仕事”だから…。
「桃空…きみは実力の差というものを知っているか?」
「は?…知っているに決まってるじゃない」
いきなり何を言い出すんだ、こいつ。そう思いながら、首をコキ、と鳴らす。
「桃空より僕のほうが…実力は上じゃないか?」
「…へぇ…さっき自分で言っていたじゃない。私のほうが倍以上殺しているって。
それは…私の実力が貴方より上だから出来る事でしょう?」

揺るがない表情は、ただ凜としていた。相手の隙を突くため、動かずに相手をじっと観察する。
しかし二人とも仮にもプロである。鋤などほとんどない。
「なぁ…桃空」
ピリッとした空気を破るのは、相手を油断させるのに最適だ。
しかし桃空は、翼の想像以上に油断も隙もない。そんなことでは全く動じない。
「僕だってさぁ、一度は抵抗したんだよ?」
「…は?」
桃空の顔は訳の分からないことを言うな、という風で。恐ろしく冷たくて凜として。ただ無情だった
「僕だって一応、桃空を殺すなんて嫌だーって言ったんだぜ?」
「…形だけ、でしょう?」
「鋭いな…」
「私だってプロよ。嘘くらいすぐに分かるわ」
「なんで今は分かったんだ?」
「…視線が落ちていた、声のトーンが落ちていた」
「…なるほどね。桃空だってプロってわけだ」
「当然」
苦しくて、泣きたくて、それでもまだ泣かない。泣けない。
大事な、これ以上ないような大きな仕事に、私情をはさめない。
「……」
ピリッとした、痛い空気が二人の間に流れる。この空気はずっと変わらない。

次の瞬間、翼の体が視界から消えた。
「……」
「…焦れよ、少しは」
不意の桃空の後ろから翼の声。しかし桃空は全く動じない。
「焦る必要性を感じないわ」
「…にゃろ…!」
すっと、桃空の首に手を回す翼。
「こうして抑えちまえば、反撃できないだろ?」
ニヤリと口角を引き上げる翼に、桃空はため息をつく。
「はぁ…甘いわね、貴方」
「…あ?」
瞬間、桃空は力を抜く。桃空の体を腕一本で支えていた翼の腕から、桃空は楽々抜け出す。
抜け出した桃空は、翼の腹にひじ打ちを食わす。
「ぐ…」
小さなうめき声を上げる翼に桃空は動じず、銃口を向ける。その姿には“冷酷”という言葉がぴったりだろう。
「…死ね」
桃空は無表情のまま、引き金を引く。
―――ダァンッ
銃口から飛び出した銃弾は、あまりにも無情に翼の体を貫いた。


続き!

181:おっこ kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/07/31(火) 13:00 ID:GiI

おお!ついに桃空ちゃん
翼さん殺しちゃいましたね・・・
面白かったです!

182:姫♪:2012/07/31(火) 13:04 ID:x6M

あらら…この展開、予想してなかったな、自分でも…。
>>おっこさん
ありがとーございます!

183:肉球:2012/08/01(水) 13:26 ID:DIs

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお^^
また来ます^^

184:Roi.:2012/08/02(木) 01:21 ID:ez-WnM

続き書いてくれたんですね!

これからまたROMしていきます。

185:きゅー mlk:2012/08/02(木) 17:07 ID:1yQ

やばっ!!
姫♪ちゃんに惚れちゃったよ(*♡3♡)☆彡

186:彼方:2012/08/03(金) 02:03 ID:xq2

姫ちゃん!面白いよ!
頑張ってね!

187:姫♪:2012/08/03(金) 10:18 ID:WaE

>>肉球
…!?ま…まぁ、これからもよろしく…?
>>Roiちゃん
書きました!他の作品と両立してるので、亀さん更新でしょうが、がんばります!
>>きゅーちゃん
惚れ…ッ!?な、なんか嬉しいかも?
>>彼方
いやいや!彼方のほうが百倍面白いじゃないか!

188:姫♪:2012/08/03(金) 10:34 ID:WaE



「…」
すぅ、といつもの顔に戻った桃空は、自分がたった今打ちだした銃弾を見た。
“それ”は、あまりにも無情に、冷酷に、残酷に。自分の親代わりを打ち抜いていた。
「…あ…ぅ…」
自分を責める自責の念が、桃空を取り巻く。殺す必要はあったのか、なんで大事な人を殺さなきゃならなかったのか。
あのとき、逃げ出さなければよかったと、今更後悔した。もう何年も前の話なのに―――



「桃空って本当クズだよな!」
「やめてッ!離してっ!」
「バァカ!誰が離すか!」
4年くらい前…だったかな。いじめられていた。日をおうごとにいじめは酷くなっていった。
最初は陰口くらいだったのに、今は暴力だってあるし、放課後も呼びだされる。
どんどん酷くなっていくいじめに耐えきれず、あの時逃げ出したんだ。

そうしたら、翼さんに拾われた。

翼さんは、私にたくさんの愛をくれた。“苦しい“痛い”、そんな感情しか知らなかった私に、心をくれた。
この関係がずっと続くと思ってたんだ。
なのに、私は今翼さんを殺した。大好きな恩人を殺した。

自分に与えられた仕事をするだけなのに。どうして大事なものが消えてくの?

自分に与えられた役目を全うするだけなのに。どうして苦しみが増えてくの?


こんな苦しいなら、もうスナイパーなんてやめたい…やめたいよ…。

「あ…翼さ…翼さん…ッ…、ごめ…ごめ…なさ…ッ」
耐えきれない苦しみと孤独感が、桃空を襲う。もうこれ以上苦しみたくない。
なのに…生きている限り、この仕事を続ける限り、この苦しみからは逃げられない。

分かっているけど、分かっているのに…私にはこの苦しみから逃げるだけの勇気がない。
「痛い…苦しいよ…ッ」
そっか…スナイパーになるって…こういうことなんだ。

大事なものを失うってことなんだ―――。


ちょっと短いけど続く!

189:七夏 ◆hN7g:2012/08/11(土) 10:12 ID:s0.

姫ーー


私だ私!

面白いね
私のフン小説なんかより100000倍は

190:姫♪:2012/08/11(土) 11:01 ID:t26

>>七夏様
ここではこれから、皆に様つけさせていただきます…。
っていやいやいや!何個0がついてらっしゃる!?
それなら1の前に0つけましょう!

191:姫♪:2012/08/13(月) 08:56 ID:s4.



…あれからどのくらいたったんだろう。暗かった空はいつの間にか明るくなっている。
…翼さんの顔は、血の気が引いて、一目で死んでいることが分かった。
「…翼さん、ごめんなさい」
翼の体を起こし、周りに飛び散った血を拭きとる。
幸いなことに今日は土曜日。学校に行かなくてもいい。
「…泣きたくない…」
じわりと溢れてくる涙で滲む視界。何回泣いたんだろう…。
もういっそ枯れてしまえばいいのに。枯れ果てて朽ち果ててしまえばいいのに。
そうしたらもう、こんなに苦しむことはないのに―――


―――ピーンポーン
急に部屋に鳴り響く、かわいたチャイムの音。
「…はい…」
インターホンに映る颯人の顔。
「…俺。颯人。桃空、開けて」
「…外、誰も人いない?」
か細い声で外に聞く桃空は、顔に不安の色をにじませていた。
「ああ。居ない、俺一人だ」
「…分かった」
その言葉を聞いて、扉を開ける桃空。確かにそこには颯人一人だった。
「…颯人くん…」
「桃空、どうだった?」
「扉…閉めて」
―――パタン
静かに扉を閉めて、部屋の奥に目をやる颯人。その瞳に翼が映る。
「…殺した?」
「…殺したよ」
他人が聞いたらなんて物騒な会話だか分からない。それを普通にするこの二人は、神経もすり減ってしまっているのかもしれない。
「…そっか。そうだな。桃空がしくじる筈、ないもんな」
「それは買いかぶりすぎ」
「あっそ」
人の死体を前に、よくこんな会話ができるものだと、素直に尊敬できるだろう。
…尊敬してはいけないことだけども。


「こんなもんかな」
翼の死体を始末し、ルミノール反応がでないようなレベルまで血を拭きとる。
そんなことは事実不可能かもしれないけど、薄く薄く拭き取る。
「…うん。いいんじゃないかな」
「桃空、お前服着替えてきた方がいいだろ」
「…あ」
自分の格好を見て気がつく。桃空の服にはかえり血がべっとりと付着している。
「着替えてくるね」
「ああ」
着ていたパーカーを脱ぎながら、別の部屋に走っていく桃空を見ながら、颯人はつぶやいた。
「…殺せばいいのに、なんで殺せねーんだ…」

「着替えてきたよ」
部屋から出て走ってくる桃空は、どこからどう見ても普通の恋する女の子だった。
「おう」
「颯人くん…お願いがあるの」
「…お願い?」
唐突に言葉を発する桃空に聞き返す颯人。
「…そう、お願い」
「…なに?」
淡々と言葉をつなげる二人。でも、その会話はもう成り立たない。
桃空の一言によって。
「…私を殺して」


続く。

192:姫♪:2012/08/14(火) 18:32 ID:AGQ

すいません、夏休み明けまでかけないかもしれません。
でも、ちゃんと案は出ているんで!
書ける状況になったら書きます!

193:姫♪:2012/08/16(木) 15:59 ID:1ek



「私を殺して」
不意に桃空の口から出た言葉に、颯人の動きは止まる。
「桃空…おま…何言ってんだ…?」
「…私がいるせいで颯人くんに迷惑かける…だから殺して」
その言葉に颯人はクシャッと頭をかく。そして小さく息を吸う。
「…誰がお前がいるせいで迷惑っつった!?俺はお前が好きなんだぞ!?好きな奴がいるせいで迷惑なのか!?」
いきなり怒鳴り散らす颯人に、桃空は一歩だけ後ずさりをする。
「…俺はお前が大好きだ。それだけは変わらない」
そう言って、颯人は桃空の唇に勢いよく自分の唇を当てた。
「…ん!?ちょ…なにす…っ…!?」
すぐに唇は離れたが、唇の熱は引かない。唇から顔へ、顔から全身へ。熱が駆け巡る。
「…颯人くん…!?」
「…あー…タイムリミット…か…」
―――ドサッ
その場に颯人が崩れ落ちる。致命傷にもなる、腹の傷を押さえて。
「颯人くん…、それさっきの…?」
「…あぁ…、薬…切れたみたいだな…」
「え…そんな…く…薬!」
勢いよく立ちあがろうとする桃空の手を、力強く颯人が掴む。
その反動で桃空は尻餅をつき、床に座り込む。
「ちょ…なにするの!?」
「俺は…いい…か…ら…」
「え!?」
「俺は…死んで…も…いい…から…」
「…いいわけないでしょ。いいから離して」
桃空は、颯人の手を振り払おうとするが、強く強く掴まれて、動けない。
「…俺の存在が…桃空を追い詰めるなら…俺は…居ないほうが…いい…」
…私達って、似た者同士なんだね。
颯人くんも私と同じで、相手のことばっかり考えて、相手を傷つけるんだ。
「…ごめん、颯人くん」
「…なに…が…」
「…死なないで…颯人くんが死んだら…嫌だよ…」
弱々しい桃空の言葉も、颯人に届いたらしい。颯人は再び帰り血に染まる桃空の手をゆっくり離した。
「…薬!」
それから何分間か、家の中を走り回る音が絶えなかった。

「これで…大丈夫なはず」
「…ありがとうな、桃空」
「…ううん、ていうかなんで意識があるのか不思議なんですけど…」
痛みに顔をゆがませる颯人に、桃空が言う。確かにこの傷で、意識を失わないのは不思議だ。
「…桃空の的確な処置のおかげだよ」
「そ、褒めてもらって光栄だわ」
イヤミのように返す桃空は薬を箱にしまい、席を立つ。その背中を見て、颯人はつぶやく。
「…なんでスナイパーなんだよ…」
スナイパーと殺し屋ハンター。結ばれてはいけない存在。
それなのに愛し合っている二人。

…運命は非常だ。



続く。

194:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 16:08 ID:Wp6

姫!!

覚えてる?
元ユッピン♪だよ〜

小説、上手くなったねっ
これからも応援してるよ!

195:姫♪:2012/08/16(木) 16:47 ID:1ek

>>薫様
ユッピンだったのですかぁぁぁ…。
最近ユッピンを見かけないと思ったら改名していたとは…。
ありがとーです…本当に!
(ここではもうみんなに敬語、ということになってるんで…)

196:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 17:19 ID:Wp6

そだよー☆

改名してからしばらくして、書き禁に巻き込まれちゃってww
なかなか書き込めなかったの…

ちゃんと小説は見てたよ!

翼さん…死んじゃったけどいいの?w

197:姫♪:2012/08/16(木) 17:19 ID:1ek

>>薫様
あら…巻き込まれてたんですか。

それはどうもありがたいです…!

…いいんじゃないですか?w

198:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 18:04 ID:Wp6

ちょ、書いたのは姫でしょww
そんな無責任なww

翼さん生き返らないかな…






……いや、それはそれで怖いからやめてほしい(笑)



更新頑張れ!

199:姫♪:2012/08/16(木) 18:10 ID:1ek

>>薫様
いやー…無意識のうちに書いちゃうんですよね。
だから最初思い描いていたものからかけ離れて行き…。

いやいや、桃空と颯人で翼さん埋葬しましたからw

200:姫♪:2012/08/16(木) 18:11 ID:1ek

200ー♪

201:nana:2012/08/17(金) 12:30 ID:0Rc

>>姫♪さん
読みました〜!
上手い〜私なんかよりも上手すぎる〜!!←当たり前だw

202:きゅー mlk:2012/08/17(金) 14:24 ID:j2M

すごいです!!!
姫♪Ⓒ

次もドキx2バトルお願いしますorz(●′X`●)orz

203:姫♪:2012/08/17(金) 15:31 ID:5y6

>>nana様
いやいや、何を仰っているのやら。
nana様のほうが1000000000000000000000倍うまいじゃありませんか!
>>きゅー様
いえいえ…。すごくないですよー。

ドキドキバトル…。
私には荷が重いですよー。
期待はせずにお待ちください。

204:nana:2012/08/17(金) 16:06 ID:0Rc

>>姫♪さん

何を仰ってるんですか!
姫♪さんのほうがうまいですよ!!(*´Д`*)

205:姫♪:2012/08/17(金) 16:10 ID:5y6

>>nana様
いえいえいえ、そちらこそ何を言ってらっしゃるのでしょう?

206:nana:2012/08/17(金) 16:31 ID:0Rc

>>姫♪さん
と、とにかく!姫♪さん頑張ってください!!(*´ω`*)
応援しています(>∀<)

207:姫♪:2012/08/17(金) 16:32 ID:5y6

>>nana様
はい、がんばりますね!
そちらこそ頑張って下さい。

208:nana:2012/08/17(金) 23:41 ID:0Rc

>>姫♪さん
ありがとうございます(^^♪
頑張ります!!

209:姫♪:2012/08/20(月) 16:15 ID:g5U

>>nana様
はい。どういたしましてです♪

210:姫♪:2012/08/20(月) 21:57 ID:1wU

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1345193720/l50
↑私が書いている小説です。
もしよければこちらもチェックしてくださると泣いて喜びます。

211:姫♪:2012/08/21(火) 08:52 ID:Igs



「颯人くん、もう傷は大丈夫だから」
いつの間にか眠りこけていた俺にそう声をかける桃空。雀の鳴き声もかすかに聞こえる。
あぁ、もう朝なんだな。
ゆっくりと体を起こす颯人の動作に伴い、ベッドがぎしっと音を立てる。
「桃空…ありがとな」
唐突にお礼の言葉を口にする颯人に、桃空は一瞬わけのわからないような顔をする。
「なにが…?」
「傷の手当てとか」
「あ、その事」
小さく笑いあう二人は、普通の恋人同士のようだった。


「さて…、と。とりあえず明日学校には来いよ?」
「分かってるって。大丈夫、行くよ」
扉にもたれかかっている桃空は、小さく笑って小さくなる背中を見つめた。
「…敵…かぁ」
そう、敵。結ばれてはいけない。
…頭では分かっているのに…。気持ちは止まらない。



―――キーンコーンカーンコーン
鳴り響くチャイムの音。柔らかい日差しを浴びながら、無表情を貫く桃空に男子たちは見惚れる。
「やっぱり夜神さん、格好いいよなー」
「あぁ、美人なのに無表情ってのがもう格好良すぎ」
「あーんな人と付き合えたら最高だよな」
…聞こえてるから、それ。窓際ですることもない桃空は、じっと流れる雲を見つめながら、教室内の雑音に耳を傾ける。
「本当に美人だー」
…しつこい男子たちに比べ、女子たちは以外にもあっさりと最低な事を決めた。
「夜神むかつくんだけど」
「いつも無表情だしさー、喋ってもつまんないしさー」
「必要ある?このクラスにー」
「ないない、絶対なーい」
「…排除しちゃう?」
「賛成っ」
…最低な事、それはいじめ。今話している女子グループはクラスの中でもリーダー格のいじめグループ。
あーいう奴等がいるから、いじめが無くならないんだよ。


「夜ー神さんっ」
リーダー格グループのリーダーが話しかけてきた。あくまでも無表情のままだけど。
「…なに?」
「夜神さんがー、悪いんだからね?」
「…は?」
「今日から夜神さんを、いじめることになったから♪」
…こいつ…根性腐ってるな。腐敗してる。
「だから?」
「だからー、一緒に来て?」
「…嫌だけど」
短い言葉しか返さない私にいらだちを隠せずにいるリーダー格グループのリーダー。
「いいから来なさいよ!」
…はぁ。弱いフリするのもいい加減疲れた。


スナイパーとしてはいろいろな訓練を受けている。
武器の使い方から、気配の消し方から、格闘技から。
格闘技は必要。ターゲットに見つかった時などは本当に使える。
…これでも空手は2段、柔道3段、コンバットサンボやジークンドーもやっている。


まぁだから、普通の人とは比べ物にならないくらい本当は強い。
普段は隠しているけど…。今日ばっかりはさすがに仕方ない。
「早く!」
動こうとしない私に痺れを切らしたのか、リーダーグループのリーダーが私を引っ張る。
―――ドッ
無言で一発。腹にストレートを打ち込んだ。
それだけでもかなりの破壊力だったらしく、リーダーグループのリーダーは一発で崩れ落ちた。
…結構手加減したのにな…。

まぁ、それが災いして後日、本気でいじめられることになったけど…。

212:Roi.:2012/08/21(火) 10:36 ID:ez-.vM

桃空やっぱり強いですね…

リーダーはみんなでイジメをやれば強いとでも思ってるのでしょうか…

桃空には力もあるし打ち勝って欲しいです。

213:姫♪:2012/08/21(火) 10:40 ID:Igs

>>Roi様
感想ありがとうございます。
そうなんですよね…。弱い人間は徒党を組むんですよね…。

214:姫♪ ◆F4eo:2012/08/31(金) 11:59 ID:pgk



「…あぁ、大丈夫ですか?結構手加減したんですけど…」
崩れ落ちたリーダー格グループのリーダーに声をかけてみる。
「…化け物かよあいつ…っ!」
…スナイパーですが。
それはどうでもいいとして、リーダーさん一発KOしちゃいましたけど。
「…」
面倒くさいのでリーダーさんは放っておいてさっさと教室から出て行った。


「ちょっと夜神桃空!」
同じクラスのリーダーグループの副リーダー。まだ懲りないのか。
「なんですか?」
「今度はあんたのこと本気でいじめることにしたから!覚悟しなさいよ!」
「…廊下でそんなこと公言していいんですか?」
そう、ここは廊下。声は響くうえに先生がただって行きかってらっしゃる。
その事に今気付いたかのように、副リーダーさんは口を押さえる。
「…おい、お前今いじめるって言ったな?」
案の定先生がたに尋問されている。
それを横目に私は教室に帰った。


「桃空ー」
「…颯人くん」
颯人くんが襲い遅い登校してきたのは3時限目の終了後。
怪我してるからってその遅刻はないでしょう。
「…大丈夫なの?あいつ等」
あいつ等、というのはリーダー格グループのリーダーさんと副リーダーさん。
リーダーさんは私のストレートが聞いているみたいでまだ腹を押さえている。
副リーダーさんは先生がたに聞かれ、親と話し合うということになったらしくゲッソリ。
…私が直接何かしたのはリーダーさんだけだから関係ない、な。
「…知らないわよ」
「あっそ」
そして男子たちがなにやらざわざわしだす。窓の外に目をやりながら会話を聞いてみる。
「…藤崎、夜神さんとどんな関係なんだ?」
「無理やりデート迫ってたよな?」
「まさか付き合って…!?」
「…ないだろそんなの」
「だよなー」
そのまさかだったりしちゃったりしなかったり。颯人くんがどう思っているか、なんだけど。
…でもまだ今はいい。少しでも楽しく学校生活を送れれば。
それだけでいい。



「もーもあ、帰ろうぜー」
「ちょ…待ってよ」
「早くしろー」
帰りはなぜかふたりで帰ることになったみたいで、颯人くんは私を手招きする。
そんなことしたら男子たちが黙ってないんじゃない?…なんてことは口には出さないけど。
だって今…はじめて心が全部みたされたって感じがする。

幸せって感じても、やっぱりどこかに隙間があった心が、やっと全部埋まった。
…それは颯人くんのおかげなんだよね…。

215:たから:2012/08/31(金) 12:50 ID:M4s

初めまして✿

気になって最後まで読んでしまいました♪
うち的にこの小説すごく好きです♪
続き楽しみにしてます。

216:姫♪ ◆F4eo:2012/08/31(金) 13:35 ID:pgk

>>たから様
はじめまして!
ありがとうございます…!私なんかにはもったいないそのようなお言葉…!

217:姫♪ ◆F4eo:2012/09/05(水) 18:45 ID:zUM



「……なんですか?」
登校した直後に、男子に囲まれる。…身動きとれないんですけど。
「藤崎颯人と付き合っているというのは本当ですか!?」
…どこから仕入れたその情報。
「我々夜神桃空ファンクラブに本当のことをお教え下さい!!」
…そんなものいつ結成された?そんなものの存在、今初めて知ったわ。
「藤崎颯人はまだですか!?」
あいにく藤崎君は今日は怪我の治療のために大遅刻の日ですから。
「…藤崎君と付き合っているいないは黙秘、藤崎くんは今日は大遅刻です。…失礼します」
―――コツコツコツ…
颯爽と去っていく桃空。その後ろでは「夜神桃空ファンクラブ」と書かれた旗が風に舞っていた。


「おはよー、桃空」
「…颯人くん、おはようの時間じゃない」
「まぁいいじゃん」
…よくないって。4時限目終わったよ?…それを容認する教師もどうかと思うけど、ね。
…、そんなところも好きだと思えるんだけど。
―――ドドドドド…ッ
…廊下から騒音。大方「夜神桃空ファンクラブ」と名乗るオタク共集団だろう。
ガラッ―――
「藤崎颯人ぉぉ!どこだぁぁぁ!?!?」
…予想大当たり。オタク共集団だ。…教室まで詰めかけてくるって、本当に馬鹿なのか?
「俺だけど?」
私の横に居た颯人くんが普通に自分だという宣言をした。
…なにされるかわかんないのに。…こっちも本当に馬鹿だろう。
「ちょっと面貸せやぁ!!」
「え、ヤダ」
…言うと思った。…ここはひとつ、私がやるか。
「ちょっと待ってください…」
カタン、と小さく音を立てて立ち上がる。クラス中の視線が私に集まる。
…こんなに視線を集めるつもりはなかったのになー…。
「やめてください。人のために人を傷つけるのは…いけないと思いますから」
少しだけ、冷たさを含んだ言葉でファンクラブとかいう奴らに言う。
…さて、これで皆離れていくかな。ま…それで本望だけどさ。
「…夜神さん…さすが、格好いいっす!」
「…は?」
「クールビューティーですか!?美しいですっ!」
…阿呆なのか本当に。全員同じ思考なのか?……あり得ない。

「…颯人くん、ごめんね。面倒くさい集団に巻き込まれて」
帰り道で、颯人くんに謝る。3時間ほど前のあの騒動の事で。
「あー…別に気にしてねぇよ。…それにしても…」
「…それにしても?」
それにしても、で言葉を切った颯人くんに聞き返す。
ニヤリ、と意地悪そうに笑う颯人くんは、細めた口から言葉を発した。
「桃空、もてるんだな〜」
「…はぁ?」
急になにを言ってらっしゃるこの人。私がもてる?なにを馬鹿な事を…。
「だってファンクラブなんてさ〜」
「…あんなのただのオタク集団じゃない。放っとけばいいのよ」
颯人くんと二人の時は敬語を外すようになった私は、颯人くんと気兼ねなく話せるようになった。

…―――どんどん縮まる距離、…見えない、だけど近づく、最期。

218:姫♪ ◆F4eo:2012/09/05(水) 18:46 ID:zUM

…最終話に近づいています。
最終話をかき終わったら…という案は出ています。

219:星 0612:2012/09/08(土) 15:47 ID:dII

うわ〜なんか青春ですねー
私も、こんなのしてみたーい^^

220:姫♪ ◆F4eo:2012/09/08(土) 15:52 ID:hDM

>>星様
駄目ですよ…!
星様がスナイパーに…←

221:苺:2012/09/13(木) 16:50 ID:PkM

最初っからすべて見ました!
あの、投稿とかしないので、これをもとにして漫画を描いてもいいですか?
原作者・姫にするので!

222:姫♪ ◆v/8E:2012/09/13(木) 17:16 ID:8W2

>>221
…へ?
…えーっと…?
別にいいっすけど…著作権どうたら…?

223:姫♪ ◆F4eo:2012/09/13(木) 17:32 ID:8W2

http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=minayo374
多分、魔法のiらんどHp

224:姫♪ ◆F4eo:2012/09/14(金) 18:29 ID:aPo



颯人くんとの距離が急速に縮まる。
…それだけでも嬉しさを感じちゃうなんて、私どうしちゃったんだろう?
「桃空、明日デートしよーぜー」
「え、いいよ」
さらっとOKする桃空にはにかむ颯人。
幸せな二人が続くと思ってた。これからも、ずっと―――…


「映画館にでも行く?」
「定番だよな」
と、いうわけで映画館直行。
カップルの観る者として妥当なラブロマンスを見ることになった。
…正直興味、ないんだけど…。

「ふわぁぁあ…」
映画が終わり、部屋から出ると、盛大なあくびをかます颯人。
「…どんだけ興味なかったのよ」
「だって…ラブだぜ?俺にとってのラブは桃空けで十分っつーのによー」
「…ハッ?」
じわじわと温まって行く頬。…熱い。
「…じゃ、昼飯でも食いに行きましょうか、お姫様♪」
楽しそうに桃空の手を取り、カフェに駆け込む颯人に、あきれながらも桃空はついていく。



「夜神桃空…見つけました」


―――ザァァッ
強い風の中に立っている少女の姿。
イヤホンを耳につけ、誰かと電話している。

幼さの残る顔立ちに、微量の殺意が浮かんだ。

225:姫♪ ◆F4eo:2012/09/14(金) 19:14 ID:aPo



「夜神桃空…見つけました」

―――ザァァッ
強い風にも圧倒的な存在感を撒き散らしている少女。
耳につけたイヤホンから、かすかな声が聞こえる。

あどけなさの残る顔立ちが、ただただ危なく思えた。



「…美味しかったじゃん」
「美味かったな―」
冷静な顔の桃空とにこにこ顔の颯人。
二人が並んで店から出ると、ひっそりと、しかし圧倒的存在感を放つ少女に目が行く。
「…あの子、なんか…」
「危ないな」
プロの二人は、一目で危なさを察する。
そんな二人のほうを見た少女が、駆け寄ってくる。
「初めまして、夜神桃空さん。私、南木小鳥(なみき ことり)と申します。お会いできて光栄です」
二コリ、とあどけないほほ笑みを桃空に向ける少女、南木小鳥。
「何の用かしら?…というかなんで私の名前を知っているの?」
スナイパーの顔になる桃空に、表情一つ変えずに小鳥は話し始める。
「はい、私は夜神翼が属していた、全国のスナイパーの集まる協会の幹部です」
「…幹部?」
この子供が?と言いそうなところをぐっとこらえる。
「ええ、幹部です。………藤崎颯人、あなたは邪魔です。即刻この場から去って下さい」
ひやり、という効果音が似合いそうな表情を颯人に向ける小鳥。
颯人は一瞬ひるみ、桃空を見る。桃空は「行って」、というように首を動かした。
「…わーったよ」
すたすた、と去る颯人を見届けると、小鳥はすぐさま顔を戻す。
「さて、夜神桃空さん。立ち話もなんですから、店にでも入りましょう」
横顔に浮かんだ表情の裏には、確かな殺意が感じ取れた。



「…で、話って?」
結局またカフェに舞い戻った桃空。コーヒーを飲みつつ、小鳥の話を聞く。
「はい。夜神桃空さん、あなた…夜神翼を殺しましたよね?」
「…何でそれを?」
「見てたんですよ」
見てた?…そんなはずはない。心の中で悪態をつきつつも、小鳥にはそれを見せない。
「……ふーん。並木さん、あなたは何のために私との接触をはかったんですか?」
子供に対して敬語になる自分に疑問を感じながらも、真剣さを感じられる顔を作る桃空。
「…ふふ、それはですね夜神桃空さん―――」

…気のせいだろうか。
風の吹かない店内で、悪寒が背筋を走ったのは。
危ないオーラを感じ取った自分の感覚が狂ったのだろうか。

ゆっくりと口を開き、ゆっくりと声を出す小鳥。


「―――…あなたに、死んでもらうためですよ?」

226:りっこ:2012/09/14(金) 20:56 ID:oZE

審査結果


もう…最高です…

ヤバイです。

強いて言うなら、行と行の間を空けたりとかどうたらこうたら…

もう最高すぎて自分の小説に自信が無くなってもた。

あんな駄作書いてていいのかなぁって思えてきます。

情景描写が特にヤバイです。

カンペキです。

その才能分けてください…

てかください。


以上です。

ご依頼ありがとうございました。

227:姫♪ ◆F4eo:2012/09/14(金) 21:07 ID:4Y2

>>226
…最高?

…どこの誰がでありましょう…。

はい、行と行の間ですねっ!!
了解ですっ!!

…最高なんて私にはもったいなさすぎる言葉…。

感激過ぎて感涙の涙が…←


駄作?りっこ様の小説が?

…りっこ様の小説が駄作なら、私は何だと…。


完璧ですか…。

…今のままで完璧じゃあ伸びようがないですっ!!


…私はこれからも伸びたいので…←



才能?そんなもん持ってませんw


…え、あげませんよ!?


これからも宜しくお願いします。

228:姫♪ ◆F4eo:2012/09/16(日) 16:22 ID:Fwg

誤字発見
「……ふーん。並木さん(以下略)」×
「……ふーん。南木さん(以下略)」○

…不覚やわ…。

229:家永:2012/09/16(日) 16:40 ID:SMk

いい感じじゃんこれからもファイトデス

230:姫♪ ◆F4eo:2012/09/16(日) 16:50 ID:Fwg

>>229
…家永…w

ありがとね^^

231:家永:2012/09/16(日) 19:12 ID:SMk

今全部読み終わったけどヤバいなこれ     
読んでる時震えが止まらんかった・・・

これからもガンバです!!!!
応援してるよ〜〜!
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

232:杏 ◆hN7g:2012/09/16(日) 19:14 ID:8hU

姫♪へ
おもしろくなって来たやん♪
私の書いてる『好き。〜hana〜』もぜひ見てね。
愛実と萌以外なら質問もOKだから!
最後に。


 私、ほなみw

233:うにゃ ◆4AUw:2012/09/17(月) 00:18 ID:xN6

審査しに来ました、うにゃです。
随分と間を開けてしまい、申し訳ないです(そうでもない?)
実は俺、書き禁になってましたry

では審査に移りたいと思います。


最初に、雑談が多いです。
感想部屋、などと言った感じのスレッドを交流板に立ててはどうでしょうか?
純粋に小説が読みたい人にとって、ちょっと見にくいです。

次に、効果音を使わないでください。
―――ザァァッ  ←これの事です。

これの代わりに情景描写で表してみてはいかがでしょうか。

例えば

ざぁ、と強い風が木々の葉を揺らし、駆け抜けた。

みたいな感じですかね?文才なくてスミマセン、自分で何が書きたいのかわからないですry



それと、誰視点なのかはっきりしません。
桃空さん視点なのか、それとも第三者視点なのか。

桃空さん視点なのなら、全てを「私」にし、さらに心情描写が増やす必要があります。

第三者視点なのなら、
>…気のせいだろうか。

この文をはっきりさせなければいけません。
例えば

>…気のせいだろうか。…じっと目の前の相手の瞳を見据えながら、桃空は思った。

みたいな感じですかね。


そして、説明文章が足りません。
いいたとえに使わせてもらいますが、南木小鳥さん…あどけなさが残る顔、じゃあわかりません。
どんな髪型をしているか、瞳の色は、髪の色は、身長は、服装は…
そこまで詳しくいく必要もありませんが、大体の恰好を説明してくれないと読者の頭の中で小鳥さんはモヤモヤとした存在になってしまいます。


最後に、台詞がちょっと多いように思います。
一気に5つまで減らせとは言いませんが、目標は一回の書き込みにつき台詞5つです。
ちなみに、俺はそれに挑戦して途中で敗れました←

例えばですが、

>「…美味しかったじゃん」
「美味かったな―」
冷静な顔の桃空とにこにこ顔の颯人。

この文ですが、

>「…美味しかったじゃん」
冷静な顔で褒める桃空に、颯人はにこにことした笑みで同意した。

というように台詞を情景描写に変えることもできます。
パズル感覚で楽しんでみてください。

俺が言えることはこれだけです。
審査依頼、有難うございました!

234:姫♪ ◆F4eo:2012/09/18(火) 15:43 ID:S3E

>>231
うむ、頑張らせていただきますぞ←w

>>232
……ほなみっ!
最後にする必要ないよ…!

>>うにゃ様
…っちょ…マジでその文才分けてくださいよッ!!

あれま、書き禁中でしたか。

雑談のあたりは反省し、気をつけるようにしています。
多くなってきたら注意を呼び掛け小説を書き…、と。

効果音を使わないは…俺にはちょっときついですね…。
極力減らしますが…。

むかーしむかーし大和様に指摘され、第三者視点の中に桃空の気持ちを混ぜ込む…というかたちですかね。

小鳥の容姿はこの後、桃空の心情により説明するはずなのでs((言い訳するな駄作者が。

文がどうしても長くなってしまうため、セリフ5個というのはきついかも…←
少し減らしてみますが…((最初からそう言え駄作者が。



…最後にうにゃ様、その文才私に分けてくださいな←ずうずうしいにもほどがあるよこいつ

235:姫♪ ◆F4eo:2012/09/18(火) 16:14 ID:S3E



ぞっと悪寒が走った。その原因を突き止めるべく、桃空は小鳥を観察する。
あどけない童顔で、目がくりっとしている美少女。
髪の色は茶髪に近い金髪。背中まで届くその髪をポニーテールにしている。
白いワンピースに身を包んだ美少女の口から出た言葉に、桃空は背筋を凍らせた。

「…南木小鳥さん…あなたはいったい何者なのよ…」
小鳥のオーラに圧倒されつつも、桃空は震えを押さえた声で問いかけた。
その問いかけに対し小鳥は、桜色の唇を動かした。
「だから先程も言いましたように、私は全国のスナイパーの集まる協会の幹部です」
…いや、もうその辺は聞いたからいい。そう言いそうになるところを我慢する。
柔らかな髪をかき上げ、桃空は小鳥に言葉を投げかけようとする。
「…では南木小鳥さん…」
「ま、こう見えても幹部だけじゃなく、殺し屋もやってるんですがね」
自分の言葉を遮られ、苛立つ桃空を横目に見ながら、コーヒーを啜る小鳥。
まだ苦いようで、少し顔をしかめてミルクと砂糖を入れる。

その動作一つ一つにすら無駄がなく、どれほどの凄腕なのかが一目でわかった
…この子供は、私と同じくらいは動ける、そう判断した桃空はとっさに警戒態勢をとる。
それを見た小鳥は嘲笑うかのようにこう言った。
「まだ殺しませんよー。あなたは面白い人間ですからね、観察する必要がありそうです」

いやだ、さっきから体にまとわりつくような…この感じ…。
不安?恐怖?…それが全部ごちゃまぜになったような…そんな感じ。


「…ま、とりあえずそっちに転校させてもらいます」
「は?」
いや、そんなに驚くことなのかは分からないが、桃空は一瞬思考の停止を見せた。
…転校?この子供が?不思議な言葉がでたものだ、と思う。
「…失礼ですね、これでも16歳ですよ」
桃空の思考を読みとったかのように、少し頬を膨らませて小鳥はそう言った。

やはり少し幼い顔立ちだ。十分美少女の部類に入るであろう。
屈託のない無垢な笑顔に見える小鳥の笑顔は、桃空にとっては悪寒しか感じないのだった。


『―――…それにしてもさっきの油断しきった顔、あんなんじゃぁいつ殺されても文句言えませんよ?』
別れ際に南木小鳥が残して言った言葉。
確かに放心状態だった。迂闊だった、自分の命を狙っている人間が目の前にいると言うのに。

そんな自分に怒りを覚えつつ、家路についた。

236:姫♪ ◆F4eo:2012/09/18(火) 16:56 ID:S3E

>>うにゃ様
…小鳥の容姿、これでよろしいでしょうか…。

237:ウッティー☆:2012/09/18(火) 19:10 ID:n5o

やっほぉぉぉ♪
ウッティーだよ!
分かる…よね?
もぅ1日で全部読んじゃった><
サイコー!!!!
うち的にゎ
桃空チャンと颯人クンの
ケンカシーンも見てみたいDESU☆

238:家永:2012/09/18(火) 20:36 ID:SMk

さすがっす!!!
やっぱおもろいわーー

続きが早く読みたいです!

239:姫♪ ◆F4eo:2012/09/18(火) 21:02 ID:gtk

>>237
……何故ここが…!!!
喧嘩…!?これまたハードルの高い…!!

>>238
…頑張ります←

240:ウッティー☆:2012/09/19(水) 20:14 ID:n5o

次の話
楽しみにしとくね〜♪
ワクワク☆

241:肉球(´・ω・`):2012/09/20(木) 19:21 ID:0WQ

ん・・・お久((ゝ∇・**))ゞ
なんか、もにゅさんのいい方だと姫(´・ω・)カワイソス
ま、いっか(`・ω・´)
姫っぇ!
かんばってるねぇ!やっとスレ見つけたぉ( *`ω´)
あと、劇団??頑張ってね!見に行くからね♡

242:姫♪ ◆F4eo:2012/09/21(金) 06:52 ID:fyo

>>240
期待はせずにお待ちください←

>>241
…そう?
あの人いい人よ?

243:肉球(´・ω・`):2012/09/21(金) 17:35 ID:0WQ

姫・・・・どんな時間にコメしてるんだww
部活はなかったん?
まぁ、いっか!
そういやぁ、小説かくのに、一回で何分かかるの?

244:姫♪ ◆F4eo:2012/09/21(金) 18:54 ID:f0s

>>243
部活?あったよ。



続き


ぼふんとベッドに倒れ込む。
家に着いても不安は消えることなく、体にまとわりついている。

南木小鳥……、か。
あの少女の危険な瞳。あれに捕らわれたら最後。
止まらない悪寒を止める術はなく、ただ震えだけを抑えていた。



「転校生ー、入ってこーい」
「はーい」

…南木小鳥の声。本当に転校してきたんだ。

「南木小鳥といいます。気軽に小鳥って呼んでくださいねっ」
にっこり笑った並木ことりは、桃空の方にも笑みを向ける。
ゾッと背中に何かが伝ったような気がした。



「やーがみさんっ」
南木小鳥が明るく桃空に話しかける。桃空はそんな小鳥に怪訝そうな顔を向ける。
「…なに?」
冷たく返事をした桃空に、小鳥は「ヤダ、怖いよー」と言いつつ笑顔を絶やさない。
さっさとどっかへ行け。そう思いながら本を手に取る。
「夜神さんっ!」
「……」
「夜神さん?」
「……」
「やーがーみーさーん」
「……」
「夜神さんっ!!」
「…煩い」
パッと立ち上がった桃空は、本を持ってどこかへ行く。
小鳥はその後ろ姿を眺め、どこか危ない表情を見せた。

そう、殺気じみたようなそんな表情―――

245:家永:2012/09/21(金) 22:17 ID:SMk

おーー
いーですねー


と言いたいとこだけど、僕は前の書き方の方が好きかな。
あ、いや、別に今のままでいいんだけど・・・


前の書き方の方が好きでした・・・

246:姫♪♯0214:2012/09/21(金) 22:32 ID:rRc

>>245
…変えたつもりはないんだけどなぁ…。
…考えすぎておかしくなったかな。
少し頭空っぽにしてから更新します←

247:ゆいな ???:2012/09/21(金) 23:03 ID:ixo

入れていただけませんか?

248:ゆいな ???:2012/09/21(金) 23:05 ID:ixo

姫ちんさんの小説面白いです!!  サイコ―です!

249:肉球:2012/09/23(日) 10:08 ID:0WQ

姫の小説が小説化になったらΣ(゚Д゚)スゲェ!!

    /)
    /イノフ
   ( s・ _・)
   / つと)
  `(
.   ∪⌒∪

250:& ◆U0PE:2012/09/23(日) 22:19 ID:bqo

ゆいな様
ありがとうございます。
こんな駄作に感想を下さるなんて…。

251:Cosmos:2012/09/23(日) 22:34 ID:jtk

相変わらず駄作って言い張るね。それで成長できるというならば、うちも駄作って言おっかな。更新...待ってまーす
あとフリートークにもたまには顔出してってね
お休み〜( ´ ▽ ` )ノ

252:姫♪:2012/09/23(日) 22:40 ID:bqo

Cosmos様
駄作以外の何物でもないですから。
自分の今に納得しない事が大切ですよ。

253:Cosmos:2012/09/23(日) 22:47 ID:jtk

ごめん、うちのこと知ってるはずなんだけど...σ(^_^;)
せめてWまだまだ成長できる小説Wってことにしようよ。
駄目な作品ではないでしょ?そんな気持ちで書いてちゃダメ!!
上から目線でごめんなさい

254:姫♪:2012/09/23(日) 22:53 ID:Fwk

Cosmos様
勿論知っています。
ただ、読者様には敬語というのが私のスタイルなのです。


はい、わかりました。
成長できる小説という事にしておきます。

255:Cosmos:2012/09/23(日) 22:56 ID:jtk

そういうことでしたら私も。
頑張ってください。成長楽しみです!!

256:姫♪♯0214:2012/09/24(月) 17:18 ID:uVs

>>cosmos様
そうですか←
期待はせずにお待ちください。


風が吹き荒れる屋上。一秒一秒時を刻む時計の音。
すべてが鬱陶しく思える。

まとわりつく不安が消えない。


「夜神さん〜、探しましたよー」
南木小鳥の声が、耳にまとわりつく。
鬱陶しそうに首をあげた桃空に笑顔を向ける小鳥。
冷たく要件を尋ねる桃空は、さりげなく銃を準備していた。
「いやぁ、友達にでもなってもらおうかなって思いまして」
「嫌です」
即答する桃空に小鳥は一瞬ひるむ。
まぁそれはそうだろう。自分の命を狙っている人間とわざわざお近づきになる必要はない。

急にボソリと桃空の耳元で何かをささやく小鳥。
その瞬間桃空の顔が青くなる。

「銃を持っていること…バレバレですよ?もう少しちゃんとやってくださいよぉ」


何故バレたのかはわからない。
だって、かなり完璧だったはずだ、見えるわけがない。
なら動きか?私の動きから推理したのか?
……何にしてもこの女、危険すぎる。


「じゃぁまた教室で」
扉がパタンと音を立てて閉まる。しまった扉をなんとなく見つめていた桃空は、意を決したように立ち上がった。


短いけど続く。

257:家永:2012/09/24(月) 18:53 ID:SMk

お〜続きが楽しみだよー

この調子で書いていってください!!!


応援してます〜

258:姫♪♯0214:2012/09/28(金) 19:07 ID:UPw



コツコツと足音が響く個室。
教室には戻らずに、そのまま訓練場へ来ていた。

―――ダァンッ
人型をした的の心臓部に銃弾がめり込む。百発百中、とまではいかないが。
銃を撃つ時に気をつけることは、ひとつ。
相手を人だと思わないことだ。

人だと思うと罪悪感に支配される。殺せなくなる。
だから、相手を人だと思わない。全て人形。
そうしないと、いくらプロでも自分に疑問を抱いてしまう。
“こんな仕事、間違ってるんじゃないのか”“私は何がしたいんだ”
その思考に全身が支配されてしまう。

「はぁ…あと…ラスト10発…っ」
息切れする体を抑えながら、何十発も銃弾を打ち込んだ。
的となった人形は、もう原形をとどめてはいなかった。


―――ダァンッ
最後の一発が、人形の体を貫通した。
頬に伝う汗を拭き、時間を確認する。
18時40分。微妙な時間だ。携帯をとじようとした時、大量の着信に気がついた。
「…颯人…くん…」
熱中するあまり、気がつかなかった大量の着信。
慌ててメールを作成する。

『件名・何か用?気づけなくてごめん。
本文・ごめんね。銃の練習してた。要件は?』

短くてそっけない文章。これがいつもの私だろう。
送信…っと。
もうシャワーでも浴びてこよう。

ガタン、と音を立てて練習場から出て行った。



「…桃空…」
桃空は何をしているのだろう。まさか浮気はないだろうが…。
桃空のことは信じているのに、不安な感情ばかりがよぎる。
そんな時、メールが届いた。いつも通りそっけない文章なのに、今日はやけに寂しく思えた。
好きなのに…信じられない俺がいる。
それが苦しくて、そんな醜い自分をただただ隠したかった。

259:家永:2012/09/28(金) 19:21 ID:SMk

お〜

なんかおもしろくなってきましたねー
あ、前からおもろいけど〜

この調子でどんどん書いてってくださいね!!!
続きが楽しみです。

260:姫♪♯0214:2012/09/28(金) 22:17 ID:fZQ

http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1348838144/l50
感想や雑談はこっちでお願い致します。

261:姫♪ ◆NLsI:2012/10/12(金) 18:59 ID:bs6



その後、颯人からの着信のない携帯を握り締める桃空がいた。

その後、桃空を信じられない自分の攻めながら涙を流す颯人がいた。




―――ピンポーン

深夜の家に何の用かわからないインターホンがなる。

怪訝そうに顔をしかめながらも、桃空は扉を開ける。
「夜神さんこんばんわぁ」
そこには、にこりと微笑む春日小鳥が立っていた。

「なんの用ですか?」

睡眠妨害だ、と思いながらも春日小鳥を部屋に招き入れる。
いざとなれば応戦するくらいは出来るし、究極の場合は殺してしまえばいい。
そう考える自分はいつからこれほど甘くなったのだろう。


やわらかい髪をかきあげながらコーヒーを啜る。
「まぁ別に、用ってわけじゃあないんですけど。殺すための下調べですよ」
そんなことをさらりと言ってしまえるこいつは神経が削れているんだろう。
究極の場合が近づいたきがする。

262:読者:2012/10/22(月) 18:04 ID:jtk

うわーん!!
この小説生き返って〜!!!

263:空:2012/10/23(火) 19:18 ID:BzA

どもー久しぶりに来たよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかさすごいことになってるね
さすがだね同クラスの姫さーーーん

264:空:2012/10/23(火) 19:19 ID:BzA

じゃあまた今度

265:姫♪ ◆NLsI:2012/10/24(水) 17:19 ID:hVs

>>263-264
そ、空じゃないか。

266:肉球:2012/10/24(水) 17:51 ID:JGE

空ぁぁぁ会いたかっt(ry(殴(蹴
空の、一言についてwww
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
ポッキー食べてる、うまいよ(´-ω-`)
姫の小説も上手いよ☆彡
頑張ってね☆
あ、しまった雑談とか感想はあのHPか!間違えた!(´・ω・)スマソ(´・ω・)スマソ
あちらで書きます、(´・ω・)スマソ(´・ω・)スマソ
(肉球=あのクラスのKですよ ぁぃ(。・Д・。)ノ

267:陽実(姫♪) ◆NLsI:2012/12/19(水) 21:32 ID:uPY

上げておきます。

また更新開始しようと思います。

268:Roi.:2013/02/04(月) 01:34 ID:ez-Gjw

もう消えそうなんで勝手ですが上げさせてください…


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