先輩、私が好きって言ったら笑いますか?

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1:彼方:2012/03/27(火) 21:23 ID:6wo

++プロローグ++

夕暮れの公園…。
君は俺の前で顔を真っ赤に染める。
そして言った。

「さっちゃんは私の事好き?」

それからは覚えていない。
ただ覚えているのはー…

さらっとした長い君の黒髪が
赤らめた君の顔を隠している事だった。

2:彼方:2012/03/27(火) 23:51 ID:6wo

チリリリリリ…

「ん〜…」

朝、俺は起きてカーテンをあけた。

「朝か〜…!」

3:彼方:2012/03/28(水) 00:07 ID:6wo

第一話

教室がざわめく。
女子はキャーキャーうざい。

「…暇。」

教室の隅で一人寂しくしているのは
俺、時雨 皐(しぐれ さつき)。

一昨日で高二になった。
まぁならなくても良かったが

「何してんの?さっちゃん」
暇そうな俺に喋りに来たのは
幼なじみの春架(はるか)。

「さっちゃん言うな、パル。」
「パル言うな!さっちゃん!」

いつも朝はこうだ。
俺と春架の喧嘩から始まる。

人は夫婦喧嘩と言うが
俺は「名前」の事で言われるのが
一番いやだった。
だから本気で怒ってたんだ。

何で嫌なのかって?
だって、皐って女みたいじゃん?
だから小さなころから皆から
さっちゃんと呼ばれていた。

まぁこんな感じだったんだが
一つ大きく変わったことがある。

それはー…

「おはようございます。皐先輩」
クラスがざわつく。

彼女は昨日から俺の後輩。
名前は
椎名 鈴(しいな りん)と言う。

耳より上のところで
ツインテールをしている子だ。(なんとツイテは胸元間である)
黒髪で可愛い。まさに美少女。
そんな彼女が何故ここにいるかって?
それは一昨日をさかのぼる。

4:彼方:2012/03/28(水) 08:38 ID:6wo

・・・一昨日・・・

俺は今日始業式なので
早めに起きて家を出た。
「ふあぁ…」
眠そうにあくびをしたり
とにかく、だるそうにしていた。

するとー…
ドカッ!!!

「わっ!」「きゃっ!」
十字路を曲がったところで
俺は誰かとぶつかった。

「いたた…ごめんなさぁい」
謝ってきたのは相手の方。

そいつは、そう。
コイツが椎名なんだ。

彼女を見た俺は不覚にも思ってしまった。

…か、可愛い!

ツインテールに淡いワンピース。
純情な少女に思えた。

「あの、お名前は?」
「は?」
いきなり名前を聞かれて、
俺は戸惑った。

「あの、私、昨日引っ越してここに来たんです
 ご近所さんだと思うので、仲良くしたいな〜って」

彼女は微笑んだ。
俺は「まぁ、そう言う事なら…」と名前を教える。

「俺は、時雨皐」
名前を言うと彼女はぶっと吹いた。
「え、は?」
俺は困惑する。

「さっ…皐って!居ます、居ます!友達に!」

あはははは…
彼女は笑う。
そして言った。
「椎名 鈴です。よろしく」

5:レーナ:2012/03/28(水) 12:11 ID:sM6

すごくラブ?みたいな話ですね!
がんばって続き書いて下さい!
応援しています!

6:彼方:2012/03/28(水) 12:31 ID:6wo

レーナさん、ありがとう!

すごいLOVEにしていきますよ!
応援ですか!嬉しいお言葉です!
はい、頑張りますね!ありがとうございます!

7:彼方:2012/03/28(水) 12:52 ID:6wo

そして、彼女はなんと

俺ん家のお隣さんで
俺の学校に入学して
俺の後輩になった。

…と言うことだ。

そして彼女は可愛いが
俺の事を『皐先輩』と呼ぶ。
俺が嫌がる事を知っているくせに。

そして彼女は俺の机に箱を置いた。
お弁当箱だった。

「皐先輩、忘れてましたよ?私、おばさんに届けて
 って言われたんです!感謝して下さいね!」

ざわっ…

クラスがざわつく。
コソコソ話のはずがだだ漏れだ。

「え、彼女?」
「やばくね?可愛くね?」
「おいおい、春架は?」
「え〜二股?」
「サイテーなんですけど〜」

誤解…なのに…。
コイツのせいだ!

俺は椎名を睨もうとする
でも、椎名我俺に向けたのは
満面の笑みだった。

「皐先輩、勉強頑張って下さいね」
「え、あ?あっあぁ…」

ダメだ…。
俺のいくじなし…。
この手の女子には弱い。

俺は怒ることも出来ずに
椎名を逃がしてしまった。

すると春架が皆に言った。
「あの子ね、皐のお隣さんだからさただ届けてくれたんだと思うよ?」

春架のおかげで少しは誤解がとけたようだった。

8:彼方:2012/03/28(水) 12:53 ID:6wo

ーー訂正ーー

椎名我俺に向けたのは×
椎名が俺に向けたのは○

9:レーナ:2012/03/28(水) 13:24 ID:sM6

私から見たらすごくいい感じですね!

10:彼方:2012/03/28(水) 20:32 ID:6wo

9 どもです!

11:レーナ:2012/03/29(木) 15:25 ID:sM6

がんばってね!

12:りお:2012/03/29(木) 16:22 ID:8xQ

とってもいいと思うよ
りおだよ。覚えてる? 続き頑張って!

13:彼方:2012/04/05(木) 18:20 ID:xq2

12 覚えてるよっ!

14:彼方:2012/04/05(木) 18:29 ID:xq2

そして帰りー…。

「じゃ、用事あるから先に帰ってて」

いつも一緒に帰っている春架だが
用事があるみたいだ。

俺は先に帰ろうと思ったところで
げた箱で誰かに呼び止められた。

「皐先輩っ」

椎名だった。

「…な、何?」
すると椎名が俺に近づいてきた。

ツインテールの髪が揺れている。
「一緒に帰りましょう!」

満面の笑みで言ってきた。

「却下」

俺がそう言うと

「うっ…」

目をうるわせてきた。
「えっ!ちょっ!」

15:彼方:2012/04/06(金) 20:07 ID:xq2

周りが女子ばっかりなのか
いやな声ばかり…。

「あれって、時雨だよね?サイテー」
「下級生泣かせてんの?」
「あ、あの子朝の子!まさか二股ばれたか?」

マズい…。非常に。

椎名を見る。

「分かったよ」

俺は噂に弱い男だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「で、今日つまづいて、」

ペチャクチャ

椎名ばかり喋っている。
「お前さぁ、一人で喋ってて面白いのか?」

訪ねると、また目をうるわせる。

「ごめんなさい…ヒッ…」

「まっ、待て椎名」


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