鏡世界伝説

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1:日和:2012/04/23(月) 19:33 ID:blM

鏡世界伝説を書かせていただきます、日和です。
読んで思ったこととか書いて下さい。荒し、ナリは無しでよろしくお願いします。

2:日和:2012/04/23(月) 20:55 ID:blM

プロフィール
篠宮 陽由(しのみや ひより)
14歳 中2 4月9日生まれ 女
ここからは名前だけです!
キノ・ミナン (男)

ケノ・ミナン (男)

ミノ・ケヨン (男)

コノ・ナヒン (男)

3:a:2012/04/23(月) 21:16 ID:blM

「ふ〜ふふ〜ん♪」
私、篠宮陽由。中学2年生になりました。今日から里帰り週間で、学園が1週間お休みなんだ♪家に帰るの楽しみだな。
その時、草むらで何かが光った。
なんだろう?私は光った方に行く。そこにはきれいな模様で手のひらサイズのコンパクト型鏡があった。中は両面鏡だ。
「か、かわいい!」
私は思わず手に取った。すると急にドクンッと鏡が脈打つ。
「何・・・これ?」
鏡がひとりでに開いた。すると、銀色の光に包まれた。

4:日和:2012/04/23(月) 21:16 ID:blM

上の私です。

5:日和:2012/04/24(火) 16:56 ID:blM

「ここ、どこ?」
私は荒野にいた。
「嘘!?さっきまで草むらにいたのに。どうしよう。とにかく人のいる場所に」
ゴトッ 何かが地面に落ちた。
「これって・・・か、鏡?」
さっきの鏡だった。あの時みたいには光っていなかったけれど、たしかにあの鏡だった。
「待って・・・あの光に包まれてここに来たってことは、ここは・・・鏡の中!?」
私がそんなことをわめいていると、後ろで物音がした。

6:日和:2012/04/24(火) 20:38 ID:blM

「だっ誰?」
後ろを振り返ると、そこには15歳位の男の子がバイクみたいなのに乗っていた。
「何をわめいているんですか?」
その子が聞く。
「あなた誰?っていうかここどこなの?」
「ぼくはキノ。ここはジルガ国だけど・・・。その服、近くの国のものではないね。君はどこから来たの?」
「私は・・・陽由。どこって日本の東京よ。ジルガ国ってどこ?日本はどこなわけ?」
「ぼく、少しは旅をしているけどそんな国聞いたことないな〜。行くとこないなら、ぼくん家来る?」
「・・・よろしくです。」
私はキノの後に続いてキノの家に向かった。

7:日和:2012/04/25(水) 21:07 ID:blM

「こ、これがキノの家!?」
そこには大きなマンションみたいな建物があった。
「違うよ。ここはホテル。さっき言った通りぼくは旅をしているんだ。だから、ぼくは家を持たないんだ」
そう言いながらキノはバイクみたいなものも入れる部屋に入って行く。
「好きなところに座っていいよ」
キノはコートを椅子にかけながら言う。部屋は机と椅子が1つずつとベッドが2つ、台所もついていた。私はベッドに座る。
「改めて、ぼくはキノ。このモトラドと共に旅をしている。ちなみに、このモトラドの名前はカノン。よろしく」
「あ、うん!私は陽由、篠宮陽由!よろしく」
私は、やることがなくて鏡を取り出した。
「あっっっ!」
キノはあわてて鞄から何かを取り出す。それは、私の鏡と同じ柄のストラップだった。
「ぼくたちは、このもので強く結ばれているのかもしれない。もし良かったら、陽由の国を探すついでに一緒に旅をしないか?」
「い、いいの!?キノが良いならお願いしたい!」
「本当に?それじゃあ明日、ここを出るから用意しておいて」
それだけ言うとキノはもう1つのベッドで寝てしまった。

8:日和:2012/04/26(木) 19:58 ID:blM

特にやることもないので私も寝た。
「う・・・う〜ん。」
私は物音で目覚めた。
「あっ、起きた?もう昼になる。早く支度してくれる?」
「あっ、うん!・・・キノ、何してるの?」
「ああ。旅の途中、野盗に会ったら大変だから銃の訓練!大丈夫、空砲だよ。」
私は起きて顔を洗い、口をゆすぐ。
「もういいよ♪行こう、旅へ!」
「うん!じゃあ陽由、行こうか。」
私達はホテルから出る。今日は晴天だ。
「この荷物を持って、モトラドの後ろに乗って」
「うん!」
私がモトラドに乗ろうとした時
「おーい、おーい!」
誰かの声がした。私が振り向こうとしたら
「ヤバイ、早く陽由、早く乗って!」私が急いでモトラドに乗った。キノがエンジンをかけて国の出口に向かう。
「誰なの、あれ?」
「説明は後だ。クソ〜!出国手続きで追い付かれるな」
私はもっとスピードをあげる。もうしゃべれないくらいだ。

9:日和:2012/04/27(金) 20:10 ID:blM

国の出口に着いた。
「すっすみません、出国の手続きをお願いします。あの急ぎでよろしくお願いします。」
すると、番の兵士が
「ええっとキノさんですね。・・・ん?後ろの方は誰ですか?入国はお一人でしたよね?」
「はい。この人は兵士がいない時に入りました。なので外に戻してあげているんです。」
「そうか。ならいいぞ。出国手続きは終わりだ。いい旅を!」
「はい、3日間ありがとうございました。行こう陽由、あいつに追い付かれる。」
私達が出ようとしたら
「おい!やっと見つけたぞ。」
「チッ追い付かれたか。」
キノがエンジンをかける。だが、もう一人の少年が銃でモトラドのタイヤを撃った。キノが仕方なくエンジンを止め、モトラドから降りた。

10:日和:2012/04/28(土) 11:02 ID:blM

「おっ?女を連れているのか。お前らしいな。」
キノが拳銃をぬく。
「おっ!やるきか、ならこっちも」
もう一人も銃をぬく。
「えっえーーーっ!ちょっ二人共待っーーた!あなたは一体誰なの?」
「おっ?キノ、お前言ってなかったのか?俺様はな、『ケノ・ミヨン』だ!!キノとは“兄弟”さ。こいつが勝手に家を飛び出したから追いかけて来たんだよ!」
「そうさ、ぼくとケノは兄弟だ。でも、ぼくは嫌気がさして旅に出たんだ。でも、必ず3日目に追いつくから逃げて来たんだ。」
キノが拳銃をケノに向けた。
「もっ、もうやめてーーーーーー!」
ここに来た時のように鏡が輝く。
「「なっなんだ!?」」
二人が銃を落とした。
「えっ?嘘っ!」
私は鏡を取り出すと光はケノのポーチに一直線だ。
「何があるの?」
私はケノに近づいた。

11:日和:2012/04/28(土) 14:26 ID:blM

ケノのポーチには、キノのキーホルダーとは色違いのキーホルダーがあった。
「ケっケノ、これどうしたの!?」
「どうしたって赤ん坊の時いつの間にかに握ってたんだと親は言ってたよ」
「嘘!?ってことはケノも仲間なの?」
キノはケノがキーホルダーを持っていることが気に入らないようだ。さっきからそっぽを向いてぶつぶつ文句を言っている。
「ねぇキノ!どうするの?」
「ぼくはこいつが来ないほうがいいな〜」
「でも仲間なんだよ、キノ!一緒に行かなくていいの?」
「・・・・・わかったよ。一緒に行くよ、行く。」
「本当に!やった〜♪」
「じゃあ陽由、後ろに乗ってケノはちょっと待て」
「「うん(おう)!」」
私が後ろに乗るとキノは急にエンジンをかけて出発してしまった。
「あっ、お前ーーー!」
ケノが叫んでいるがキノは無視。しかもケノは追いかけようとして、兵士に捕まってしまったようだ。
「ちょっとキノ?いいの、置いてきて?」
「いいんだよ!」
私達は、もっとスピードをあげて旅路を急いだ。

12:日和:2012/04/28(土) 20:39 ID:blM

「次の国が見えてきたよ。なんとかタイヤ持つかな?」
キノが言う。
「あっ本当だ!見えるね」
遠くに国の門が見える。そしてだんだんと門が近づく。
ブーン ブーーン
「ねぇ?なんかバイクの音しない?キノ」
「あぁ、するよ。聞こえてる。なんか嫌な予感がする」
「ほぇ?」
音はどんどん近づいてくる。
「おーい、キノ。やっと追いついたぞ!エンジンを撃たれたくなかったら停車しろよ!」
「ハァー」
キノがため息をした。
「嫌な予感がしたんだよ。」
だんだんとスピードを落とす。
「ケノ!次の国まで待ってくれ。そうしないとタイヤが持たない。」
「いいぞ!待ってやる。だけどな、不審な行動をとったらエンジンを撃つからな!」
ケノは片手に銃を持ったまま運転している。
「「「・・・・・・・・・・」」」
しばらく、無言の空気が流れた。少し経ってキノが口を開いた。
「着いたな」
もう目の前に門が見える。私達は乗り物から降りて入国手続きを済ませた。
「話はホテルを決めて、モトラドを直してからだな。」
そして私達三人はもらった地図を見ながら修理屋を目指した。

13:日和:2012/04/29(日) 17:36 ID:aoE

私達はバイクとかを預けて、ホテルを決め、そこで休むことにした。
「ねぇ、ここ?私達の部屋って?」
キノが頷く。
「ベッドが2つしかないじゃーーーん!」
私が叫ぶ。少し間を置いてキノが
「気、済んだ?」
と聞く。
「少しはね。・・・で、どう休む?」
「そうだね・・・じゃあぼくは一人で寝るから」
にっこりキノが微笑む。
「そう。いいよ♪・・・なんて言うかボケーーーー!兄弟二人で寝てろ、このクソッッッッ!」
私はベッドを1つ占領する。そのまましばらくゴロゴロしてたら寝てしまった。

14:日和:2012/04/29(日) 20:37 ID:aoE

「もう朝?・・・ええっ!!!!」
私の周りは空薬莢と穴がいっぱいだ。
「う、うそ!ここ、ホテルだよ。こんなにして・・・。・・・お金は、どうするの?弁償だよ。」
私が一人で呟いていたら隣のベッドからキノが出てきた。
「どうしたの、陽由?・・・もう朝かそろそろ起きないとね。」
「キ、キノ。この部屋・・・何をしたの?」
「ああ、昨日どっちがベッドで寝るかで撃ち合ってね、最終的にじゃんけんでぼくになったんだ。」
普通な感じで答える。
「どうするの?こんなにボロボロにして!?」
私が怒鳴るとキノは
「球に耐えられない壁が悪い。ってことで、もう出よう。いつもは3日いるが、ここに留まるとどうなるかわからないしね。あっ、モトラドは返してもらったよ♪」
「いいの?それで?」
「いいんだよ。俺よりコイツのほうが穴開けたし、お前は何もしてないんだから。」
キノより先に後ろで声がした。
「ケノ!・・・居たの?」
「居たぞ!最初の最初からな!気づくのが遅いだよ、ババー。」
イラッとする。コイツは、まるで小学生だ。『落ち着け、落ち着け。こんなバカ気にするな』と心の中で唱えるがイライラが納まらない。最後にケノが
「ブタっ!」
って言った瞬間私の中の何かが切れた。
「なんだとコラッッッ!」
「ああ?やんのか?」
私とケノが言い合ってるとキノが
「二人共やめろ!早く出よう。このままじゃ本当に危ない。」
「うん!」
「ああ?」
私達が同時に言った。
私達は、テーブルにお金を置いて、そっとホテルから出た。すぐに出国手続きを済ませ国を出た。
「ねぇ、キノ。次はどこに行く?」
「うーん。次は巫女の居るサラナ国かな?」
そんなことを言いながら私達は次の国を目指した。

15:日和:2012/05/02(水) 22:19 ID:aoE

〜サラナ国〜
「・・・ねぇ、キノ。本当にこの国に巫女っているの?」
「そう聞いたことがあるような、ないような。」
「何それ!?しっかりしてよ!」
私達は大通りで言い合う。私達は数時間前にここ、サラナ国に着いた。キノは巫女のいる神聖な場所って言ってたけど、すごく賑わってて全然そんな感じではなかった。
「で、どこに居んだよ。その巫女さんは!!」
機嫌が悪そうにケノが言った。
「ここら辺のはず何だけど・・・。」
「っ!・・・・・まさか、ここ?」
すごくボロそうな家がある。ドアは鍵が掛かっていない。
「ここだと思う。鍵は開いているようだし、入ってみよう。」
「んだな!物は試しってもんよ!!」
キノとケノは納得しあって建物に入っていく。
「まっ待ってよ〜〜〜!」
私は急いで後を追いかけた。

16:日和:2012/05/03(木) 21:39 ID:aoE

中に入ると、廊下が続いていた。壁には2・3m位の間隔でろうそくが並んでいる。
「火も付いているし、人は居るみてーだな」
どんどん奥に行くと扉があった。
「陽由、ケノ、開けるよ。」
「うん!」
「ああ!」
私達が返事をしたとたんに、キノは扉を開けた。
「よくぞ来ましたね。陽由、ケノ、キノ。」
「・・・っ!」(キノ)
「お前!・・・な、なんで」(ケノ)
「何故名前を!」(陽由)
私、キノ、ケノ 同時だった。
「知っていますよ。先程未来を見ましたから。私は琥珀。透視や未来を見ることが出来ます。」
「「「・・・・・すごい!」」」
私達から感嘆がもれた。

17:日和:2012/05/04(金) 17:05 ID:aoE

「ところで陽由、貴方の鏡を見せて下さい。」
「えっ?・・・はい、どうぞ!」
「・・・・・・ありがとうございます。思った通り、この鏡は何年前かにいた巫女が亡くなった際に天に持って逝かれた物です。その時に巫女様はこう言っていました。『この鏡がもう一度この世に戻ってきた時はこの世の終わりだと思いなさい。逃れる方法は1つだけ、鏡と共に来る巫女が仲間と出会い、神に・・・身を捧げた時に世界が助かります。あとは、任せます。』そう言って亡くなられました。陽由、私達の世界を・・・救っていただけませんか?」
「えっ、嘘・・・でしょ?そんな漫画みたいなのありえないし・・・」
巫女は真剣な眼差しを私に向ける。
「待ってよ!身を捧げるってつまり・・・・・・・死んじゃうってこと?やだよ・・・・」
私は外に飛び出した。私は泣きじゃくる。木陰でしゃがみこんだ。
「帰れないの?私、死んじゃうの?」
後ろからキノとケノが近づいて来た。ケノは何か困っているのかにあっちこっち、ブラブラ歩いている。キノは黙って見ている。それが、数分位続いた。

18:日和:2012/05/04(金) 17:21 ID:aoE

キノが口を開いた。
「陽由・・・巫女様の元に戻ろう。」
「・・・・・・・・。」
私は黙って頷いた。キノが手を差し出してくれた。その手に掴まって立った。キノは手を握ったまま先を歩く。それにやっと気がついたケノがあわててついてきた。
「巫女様。連れて来ました。」
「ありがとう、キノ。陽由・・・急に言われて困ったわよね。ごめんなさい。でも、この世界を救ってほしかった。私の勝手でごめんなさい」
「・・・・・巫女様、私 やります。巫女になります。この世界の人を助けます。キノやケノ、それからいろんな人を救いたいから・・・やります。」
私は巫女様に言った。
「「・・・っ!」」
「いいのですか?あなたは、死んで」
「いいんです!・・・そう決めましたから」
「そうですか・・・。あなたにヒントを、仲間はあと2人。キノとケノとあと2人居ます。・・・・あなた達の旅、応援しますよ。」

19:日和:2012/05/04(金) 19:31 ID:aoE

「おう、着いたな」
* * *
私達は巫女の言う通り西へ来た。ここに来るまで数日かかりやっと辿り着いたのだ。ここは『バドラ国』だ。巫女が言うには、もう一人、ここに仲間が居るそうだ。
*   *  *
キノはカノン(モトラド)のエンジンを停めて降りる。私も一緒に降りて、城門に向かう。キノが
「すみません。入国したいんですが」
「あっはい!入国なんて5年ぶりだなー。」
その人が呟く。
「ええーっと、お二方ですか?」
「ええ、そうです。ぼくはキノ。こっちは陽由です。」
「おいっ!俺を忘れてるぞ!おいっ!」
ケノが怒鳴っているがキノも私も、それから手続きをしているおじさんも、ケノのことを無視している。
「じゃあ、キノさん陽由さん楽しんで下さい」
私とキノはケノを置いて国に入った。

20:日和:2012/05/09(水) 15:44 ID:aoE

国の中は結構広い。子供達が元気に走り回っていて、とても明るい国だ。
「キノ、これからどうする?」
私が尋ねるとキノは
「そうだね。・・・まずはホテルを探そう。安くてご飯が美味しいところを。」
私達はカノン(モトラド)に乗って走りだす。
「にしても、治安の良い国だね。」
「うん!そうだね♪空気もおいしいし景色もいいし、いい所だね」
本当にいい国だ。こんなところに住めたらな〜♪とか考えていたら、キノに尋ねてみたいことが思いうかんだ。
「ねぇ、キノ。キノはどうして旅をしてるの?」
「そうだね・・・広い世界を、・・・見たいからかな?」
「でも、旅しているとこの国みたいにいい国がたくさんあるんでしょ?住みたいとか思わないの?」
「あぁ、思うよ。でも、」
「おいっっっっ!」
キノがしゃべっている途中ケノが割り込む。そしてホテルへ向けて走りながらケノが怒鳴っていました。

21:日和:2012/05/15(火) 17:54 ID:vW6

私達3人は、ホテルに着いた。その国唯一のホテルで値段が少し高かった。他に泊まるところもないので、仕方なくそこに泊まる。お金もそうないため2つ部屋を借りた。部屋1つで2人眠れるから安心だ。
「ねえ!キノ、ケノ、2人で同室で良いよね?」
「うーん。ボクも1人で休みたいからな」
「俺は1人部屋だからな!!おい、コインゲームでいいな!!」
「コ、コインゲーム?」
「ああ。コインゲームとは、コインの裏表で決めるんだ。同じになった2人が同室だね」
私はキノからコインを受け取った。手の中でコインを振る。
「「「せーの、せーーで!」」」
私が表。キノは・・・表。ケノは・・・裏だった。
「よっしゃーーーーーーー!!!」
ケノが叫んだ。
「ウソーーーーーー!!ケノ、変わって、お願いします〜(><)」
ケノは無視して自分の部屋に入ってしまった。
「「・・・・・・・・・・・・。」」
私達は黙ってしまう。キノが先に部屋に入っていった。私も後を追って入る。中はとても広く綺麗だった。キノは奥のベッドにコートを脱ぎ捨てた。
「下に夕食を食べに行く?それとも携帯食料で済ませる?」
「食べに行く!!」
私達はケノを誘って下に夕食を食べに行った。

22:日和:2012/05/16(水) 17:41 ID:vW6

そこの料理はとても美味しくて、もう携帯食料なんて食べたくないと思うほどだ。もう入らないと思うまで食べてレストランをあとにした。
「じゃあ、ケノにキノ。また明日、レストランでね!バイバ〜イ」
私はケノの部屋だった部屋に行こうとすると
「おいおいおい!そっちは俺の部屋だろ!?お前はそっちだかんな!」
「いいじゃん!兄弟水入らず、楽しみなよ♪」
「「楽しむか!!!!!」」
私は仕方なく自分の部屋に戻って鍵を閉めた。まだ、キノは外だというのに。
「さーーて、邪魔者も居なくなったし寝よっと♪」
私はベッドに寝そべった。外からドアを叩く音がするが無視無視。電気を消して眠りについた。この後、大変なことが起こるとも知らず。

23:日和:2012/05/23(水) 22:36 ID:lE2

なんでか今日はパッと目覚めた。もうけっこう明るい。
「うーん!朝か!!」
私はベッドから起きて、2つのことに驚いた。1つ目に、隣でキノが寝てること。そして2つ目に部屋の荷物が減っていることだ。
「ちょっとキノ!に、荷物が・・・」
「ん?何?荷物?あぁ、取られてても無理ないね。ドア全開だから」
「なんでよ!」
「んん?鍵閉められたから鍵を銃で撃って壊した。あっ音消したから大丈夫だよ。」
「いやいやいや、鍵壊した時点でだめだから。」
「鍵を閉めた方が悪い」
私達の言い合いは数分続いた。

24:日和:2012/05/24(木) 20:16 ID:lE2

「おい!キノ、陽由、遅いから来てやったぞ!」
「あっ・・・!ケ、ケノ・・・。あのさ、怒らないでよ?か、金目の物が全て盗まれちゃった。テヘッ(#^з^#)」
「テヘッじゃねーーだろ!どうすんだよ」
「ごめんなさい。とにかく出よ!お金は先払いしたしさ。」
「ああ、まぁ出よう」
私達は残った荷物をまとめて、部屋を出た。ケノも私達の部屋に荷物は置いたから盗まれてた。二人の銃や私の鏡は無事だった。それだけは、嬉しかった(?)
私達がロビーに出ると人混みができていて、レッドカーペットが敷かれていた。
「何?これ」
「王が来るぞーー!!」
誰かが叫ぶ。
「ほ、ほへ?」

25:日和:2012/06/02(土) 17:27 ID:HCA

「な、何なの?」
周りの人はレッドカーペットの上を歩く人に、深々と頭を下げる。そんな中、状況を読み込めていない私とキノとケノがあたふたする。
すると、レッドカーペットを歩いていた人がこっちに向かって来る。
「え?え?ど、どうするの?」
私は訳も分からず、キノの後ろに隠れた。
「おい!なぜ私に頭を下げない。何のつもりだ!」
「え?えーと・・・」
私は急な質問に戸惑った。
「何だ?答えられぬのか?おい!兵達よ、この者達を捕らえよ!」
私達は兵に一気に囲まれてしまう。キノとケノはすぐに銃を相手に向ける。
「すみませんが、王様。ボク達、この国に来てまだ少ししか経っておらず、このようなことになってしまいました。どうか見逃してはもらえませんでしょうか」
キノが訳を説明したが
「問答無用!いけ!!」
王様は一切聞かず、私達を襲おうとした。その瞬間、キノとケノは兵に向かって撃つ。キノは正確に、そして早く、敵の武器に向け撃ち、ケノは適当に撃ちまくる。
「あ、どうしよ!!」
私は、どんどん後ろに下がる。すると、耳元で
「危ない人だなぁ」
王様の声がした。なんとか後ろを向くと、そこには王様がいたのだ。

26:日和:2012/06/03(日) 09:22 ID:HCA

「きゃあ!!な、何する気?」
私は王様に取りおさえられていた。
「何?って、ちょっとお城まできてもらうだけだよ」
王様は優しい口調で言ったが目は笑っていなかった。キノとケノもこっちが気になるようだが、目の前にいる兵のせいで来れないようだ。
「おい!!そこの2人よ、この娘を殺されたくなければ撃つのをやめろ」
銃声にもかき消されない声でキノとケノに呼び掛けた。
「くそ!!しかたねぇな」
「っ・・・・!」
2人は仕方なく銃をおろしたところで捕まった。そして、銃を取り上げられ薬で眠らされた。私は、腹部を殴られて気を失った。
* * *
「う、うーん・・・。っ!!」
私が目を覚ますと、牢屋に入れられていたのだ。
「お?やっと起きたか」
「ケ、ケノ!キノも!!無事だったんだ」
「あんくらいで、くたばるか」
「ああ、まぁこの状態では逃げられないけどね」

27:日和:2012/06/03(日) 17:35 ID:HCA

私達は手を後ろで縛られており、身動きのとりずらい状態だった。
「キノ、どうするの?」
「話合う、かな?それで無理だったら、無理矢理にでも逃げよう。そしたら」
「そしたら?」
「その時に考える。まぁ今は逃げることを考えよう。」
私達は頷いた。
「んで?どう逃げんの?」
ケノが乱暴に聞き返す。
「うーん、王様に会わなくちゃね」
「ねぇ、こういうのどう?」
私はある案を出した。その案とは、『まず誰かが騒ぎを起こし、兵が入るのを待つ。入って来たら、入った直後に蹴りをいれ、そのまま逃げる』というものだ。
キノはしばらく考えてから
「うん、それでいこう。ケノ、騒げ!!」
すると、なんで俺なんだ、とキノとケノで兄弟喧嘩が始まった。キノがいい感じにケノを怒らせ、いい騒ぎを起こした。
「おい!!何の騒ぎだ!!」
「うるせーー!!」
ちょうどいいところに、兵が来てそれをケノが怒らせ、兵が入って来た。そこにキノが蹴りを入れ、すぐに逃げた。
「やったね、キノ♪」
「いいや、相手はもう作戦に気づいてわざとやっている。」
キノが近くの刃物で皆の縄を外しながら言った。
「ウソ!!」
「本当だよ。さぁ、行こう」
「う、うん」
私達は牢屋から王様のいる場所を目指した。

28:日和:2012/08/14(火) 20:51 ID:Tbc

キノ達の名前、変えます!
キノ⇒セイラン・シナン

ケノ⇒セイリン・シナン

ミノ⇒カリン・スラント

コノ⇒シンキ・ソウフィ

カノン(モトラド)⇒シリン

あと、キャラクター増やします
カンキ・トラリ

ステナ・リトン

ヒジン・シイナ

29:日陰(←日和から変えます):2012/08/14(火) 21:17 ID:Tbc

えと、巫女様が『残りあと2人』といっていますが『残りあと4人』です

30:日陰:2012/08/14(火) 21:32 ID:Tbc

「ねえ、セイラン。王様の場所…分かるの?」
「いいや。少しも分からない」
結構歩いたけど、全然着かないのでセイランに聞くと、この返事だ。
「おい、セイラン!この調子で着くのかよ?」
「分からない」
「なんだとぉ?」
「セイリン!落ち着いてよ。セイランも、どうするのさ?」
今にも、殴りそうなセイリンを宥めて、セイランに聞く。
「どうしようか…」
「武器の調達しようぜ?」
楽しそうにセイリンが言う。
「よし!じゃあ、次に会った兵士の武器を戴こう。そしたら脅しで王様の居場所を聞き出そう」
「「うん(おう)!」」
私達は、また歩き始めた。が、なかなか兵士に会わない。
「おい!どうすんだよ?」
「…ちょっと待って。気配がする」
急にセイランが立ち止まって目を閉じる。
「…こっちだ!!」
急に、曲がり角の右を指差して、駆け足になる。
「あっ、待って!!」
「置いてくなよ」
その後ろをセイリンと私が追い掛けて行った。

31:日陰:2012/08/14(火) 21:45 ID:Tbc

私達が辿り着いたのは、大きなドアの前。
「・・・・・ここは?」
「分からない。でも、ここから人の気配がする」
「マジかよ?」
「ああ。」
セイリンも、セイランも、入る気満々だ。
「よし。入ろう!」
「や、やっぱり?」
セイランの一言にちょっと、不安になる。
「大丈夫だよ、陽由。
僕もセイリンもいるんだから」
「うん」
一応頷くが、一番セイリンが心配だ。馬鹿なこと、しないでよ?
【ギギギギギッッ!】
ドアが開くと、そこには男の人がいた。
「やあ、君らは?」
「僕はセイラン。」
「私は陽由。」
「俺はセイリン。」
私達が名前を言うと、男の人はにっこり微笑んで
「私はシンキ。この国の王だよ」

32:日陰:2012/08/15(水) 09:03 ID:Tbc

>>29 間違えました!
残りは、5人です

33:日陰:2012/08/15(水) 09:34 ID:Tbc

「貴方が…この国の王様?」
「てっめぇ!さっきはよくもやりやがったな!!」
セイリンが王様に殴りかかった。
「セイリン!落ち着いて!!」
何とかセイリンを止めたら、セイランが口を開いた。
「王様、先程は失礼致しました」
セイランが言う。
「いや、私も急に捕まえたりして申し訳ない」
あれ?最初会った時と、全然違くない?もっと怖い人かと思ったのに……
「あの時は少し、イライラしていてね」
「何故、そのように気が立っていたのですか?」
「あぁ、私の専用の巫女がこの世の終わりだと、占いで出たと言ったからね…」
「あ・・・・・」
返答ができない。私のせいだ。私がこの鏡でこの世界に来たから・・・
「すみません…。必ず、この世界を助けます」
「え?」
王様が何の事か分からないという顔で見る。
「私がこの鏡をこの世界に持って来たから・・・この世界の終わりなんです」
「そう…なのか。鏡を見せてはもらえないだろうか?」
「えっ?良いですけど」
私は王に近づいて、鏡を渡した。

34:日陰:2012/08/15(水) 14:02 ID:Tbc

「・・・・・やはりな」
「・・・?」
何が『やはり』なのか、さっぱり分からない。
「ちょっと待っていてくれ」
「はい。」
私は立ち上がった王から、鏡を受け取る。王が行ってから、セイリンが言う。
「何だよ、アイツ。勝手に閉じ込めといてさ…」
「仕方ないよ…。自分の生きている世界がなくなるなんて言われたら、少し気が狂ってもおかしくない。
でも、陽由のせいじゃない。…誰のせいでもないよ。」
「うん、ありがと」
やっぱりセイランは優しい。
「待たしてすまなかった」
「いえ」
やっと王が戻って来た。あのセイランやセイリンの持っているキーホルダーの色違いを持って。
「「「えぇ!?」」」
私達3人全員が驚く。
「お、王様も、仲間なの?」
「そのようだね」
「そ、そうでしたか」
「あの…どうか私達と来てくれませんか?」
私が聞いてみる。
「…残念だが、それは無理だ」
「そう…ですか」
「だが、仲間が揃ったらきっとおいで。巫女に状況を聞きながら、待っているから」
「は、はい!必ず、ここに来ます!」
「本当にすまないね。代わりに、旅に必要な物を好きなだけ、持って行きなさい」
「ありがとうございます!!」
「では、良い旅を…」
そのまま王は奥へ行ってしまった。

35:日陰:2012/08/16(木) 22:53 ID:Tbc

私達は外に出て、早速、旅道具を揃えることにした。
セイリンとセイランの銃は返して貰い、私も一丁、銃を貰った。
私が銃の訓練を2人に交換で教えてもらい、交換に食料や生活に必要な物などを買いに行った。
全ての物を買い終わった時には、私はかなり上達していた。
王様にお礼をし、私達は国を去った。

…必ず仲間を見つけると誓って。

36:日陰:2012/08/17(金) 17:05 ID:KBo

あれから、2つ3つの国をまわったが、仲間は見つからない。
「今日は、この辺で野宿する?」
セイランにそう言われる。
「う〜ん…。
もう少しだけ、進まない?」
早くでも次の仲間を見つけたくてそう言うと、
「分かった。でも、日が暮れるまでに野宿の準備をしよう」
「うん!ところで、セイラン。」
「何?」
「国、まだなの?」
「分からない。このまま行けば、道が繋がって、大きくなる筈なんだけど…。にしても、次の国で金を両替して、モトラドを買いたいな」
「どうして?」
「陽由にも自分の荷物を乗せて、自分で運転をしてほしいからね」
「う、運転!?わ、私、未成年だよ!?」
「俺らもそうだ」
確かにそうだ。…っていうか、この世界の成人っていつなの?
「成人っていつ?」
「16歳になったらだよ。ちなみに、ぼくは14歳で、セイリンが13歳だよ」
「え?!お、同い年!?」
私は、こんなに大人っぽいセイランが同い年ということと、こんな小学生みたいなセイリンが、1つ下ということに凄く驚いていた。

37:日陰:2012/08/19(日) 19:29 ID:o4o

「陽由も14歳なんだ。」
「うん!」
そんな会話をしていたら、雨が降りだした。
「おい!どうすんだよ?降ってきたぞ?」
だんだんと雨も強くなってきた。
「ねぇ、セイリン、セイラン!彼処に…何か見えるよ?」
「…家の、ようだね」
それは、とても大きな家だった。
「誰かいるかな?」
「どうだろうね。入ってみよう」
私達はモトラドから下りて、家に近づく。
「すみません。誰かいますか?」
セイランはどんどん中に入る。
「待ってよ〜」
その後をセイリンと追いかけて行く。
「セイ…ラン?」
「この家…凄いよ。」
そう言って、ある部屋にセイランが入って行った。

38:みんみん:2012/08/20(月) 10:26 ID:DU.

面白い!
ウチんとこ来てアドバイスよろしくお願いします。

39:みんみん:2012/08/20(月) 10:27 ID:DU.

面白い!
ウチんとこ来てアドバイスよろしくお願いします。

下手くそがかく、あの世界で‼‼
です。

40:日陰:2012/08/20(月) 22:52 ID:1J.

その部屋には、本がいっぱいあった。
「陽由、これを見て!」
「え?何??」
セイランの方に近づく。
「凄いよ♪」
セイランの手には、一冊の本があった。
「か…鏡世界伝説?」
「ああ。陽由の鏡について、書いてあるよ」
「え!本当!?」
私はその本を、セイランから受け取った。
「声に出して読めよ?」
セイリンに言われて、ゆっくりと読み始めた。
「『いつか、この世に異界からの使者が現れ、巫女となるであろう。この世の為に、身を捧げ危機救うであろう。旅路の仲間の協力の為、鏡の道印による絆、断ち切れぬであろう。鏡を仲間と祭壇に掲げる時、この言葉を言いたまえ』。……ねぇ、これって」
「……予言…だね」
そう。まるで、予言のようだった。
いや、私が現れ巫女となり、仲間を集めるのの、予言だったのだ。
「おい、その後の続き…あんのか?」
「え?あ、うん。あるよ」
「陽由。その本は持って行こう」
「え、いいの?!」
「ああ。今後、必要になりそうだしね。」
「分かった!」
「オレはもう寝るから…」
暇そうなセイリンが言う。
「じゃあ、ぼくも」
「私も寝るね♪お休み」
「「おやすみ」」
私はちょうど良い部屋に入り、眠ってしまった。

41:日陰:2012/08/21(火) 12:13 ID:1J.

私は、何かの落ちる音で目を覚ました。
「き……君は、だ…誰だい??」
そこには、一人の男の子が居た。
「あ!泊まらせてもらいました。勝手にすみません!
私は陽由!よろしくね♪」
「・・・・・出ていけ」
「え……?」
男の子は銃を私に向ける。
「出ていけと言っているんだ!」
私のすぐ横に発砲する。
「きゃあっ!!」
「何かあったの?」
「どうしたんだよ」
セイランとセイリンが駆けつける。
「お前ら、3人共出ていけ!」

42:日陰:2012/08/21(火) 21:48 ID:1J.

「出て行くから…。落ち着いて?」
「早くしろ」
私はあわてて、荷物を持って出て行く時、慌て過ぎて鏡を落としてしまった。
「…なっ!?」
一瞬驚いた男の子の手首に、何かが付いているが見えた。
「手首のやつ……何?」
「……その鏡………シルダ様か?」
「え?」
「シルダ様……会いたかった」
男の子に急に抱きつかれた。

43:日陰:2012/08/22(水) 21:46 ID:1J.

「「「なっ…!?」」」
「ちょ、ちょっと待って!
さっき名乗った通り、私は陽由!
その…シルダ様(?)じゃないわ!」
男の子は私の顔を覗きこむ。
男の子の銀色の髪がサラりと揺れる。瞳は銀色に透き通っていて、何もかも見透かしそう。
「似てる。…けど、違う。シルダ様は…死んだんだ……
でも、お前……シルダ様の生まれ変わりだな?」
「へ?……ええぇ!?」
「そうだろう?だから、この絆で結ばれているんだろ?」
そう言って、手首のものを見せられた。
それは、あのキーホルダーだった。
「シルダ様は戻らない。けど、今はお前がいるんだろ?
なら、俺は陽由についていく
…俺の名は、カリン・スラント。
よろしく」

44:日陰:2012/08/23(木) 19:49 ID:1J.

キーホルダーについて!

★セイランのキーホルダー★
藍色の羽。鏡の模様は黄緑。いつも鞄に引っかけてある。
☆セイリンのキーホルダー☆
紺色の羽。鏡の模様は黄色。いつもポーチにぶら下げてる。
★シンキのキーホルダー★
赤紫の羽。鏡の模様は白色。巫女に預けている。
☆カリンのキーホルダー☆
銀色の羽。鏡の模様は黒。手首にブレスレットのようにつけている。

45:A:2012/08/23(木) 23:57 ID:1J.

「よ、よろしくね、カリン…君?」
「カリンでいい」
「分かった、カリン」
自分で理解して終わらせてるし…まぁ、いっか!
「えと、ぼくはセイラン。仲間だよ♪」
「俺はセイリンだ。よろしくな」
「……………よろしく。」
小さく呟いたその1言で、私達は仲間になった。

[なんか、短くてすみません!]

46:日陰:2012/08/24(金) 21:19 ID:1J.

[↑私です]

「じゃあ、カリン!行こう!!」
「何処に?」
「ど、何処って…。うーん……次の国?」
「……サンナ国?それともレンナ国?」
「え?2つもあるの??」
「ああ。そうだけど?」
サンナ国にレンナ国か…。
「セイラン、どっちに行くの?」
「どっちが良いかね?」
「どうすんだよ?」
私とセイラン、セイリンが話し合ってると、
「サンナ国。」
「「「え?」」」
その声の主は、………カリンだった。
「サンナ国にしろ」
「どうしてだよ」
その言葉をカリンは無視。
「カリン?どうしてなの??」
私が尋ねてみた。
「レンナ国より、特殊な部分が多いからだ、巫女。」
私には、簡単に答えてくれた。
って、えぇ!?
「な!?ど、どうして巫女なの?!」
「どうしてって…この世の終わりを防ぐため、巫女になったんだろ?」
「ま、まあ、そうだけど…」
「じゃあ、巫女だろ?」
「うーん、そうなのかな?」
私達はそんな言い合いをしながら、旅の支度をした。

47:日陰:2012/08/25(土) 22:27 ID:1J.

「なんで、俺がコイツと2人乗りしなきゃいけねぇんだよ!!」
「うるさいです」
さっきから、この言い合い。
「もぉ〜、仕方ないんだから静かにしてよ〜」
「…御意」
「チッ……」
セイリンとカリンを同じモトラドに乗せたから、2人共、イライラしてるのだ。
「ねぇ、カリン?」
セイランがカリンに聞く。
「何?」
「次の国にモトラドって…売ってる?」
「モトラドが買いたいなら、レンナ国の方が良い」
「分かった。じゃあ、サンナ国の後にレンナ国に行こう。
…そして、モトラドを2台買おう!」
「私、無理だって!」
「俺だって無理ですよ?」
「2人乗りは辛いからね?
まあ陽由はぼくが、カリンはセイリンに教えてもらって?」
「うーん、分かった…」
「……巫女のためなら」
「ええ!?何でオレ教える事になってんだよ?!」
結局、最後までうるさいのはセイリンでした♪

48:日陰:2012/08/30(木) 21:57 ID:FtY

〜サンナ国〜
「…にしても、静かなところだね?」
そう。サンナ国に入ったものの、人一人いないのだ。
緑は少なく、コンクリートでできた建物が多くあった。
「ホテルでも…探そうか」
「うん。明日から探そっか」
「いいんじゃない?」
「いいけどよー、部屋割りどうすんだ?」
「「「「・・・・・・・・・・。」」」」
セイリンの一言で、一瞬全員が黙りこんだが、すぐに
「私、一人がいい!!紅一点だし!」
「オレ、新米なんで。」
「リーダー、ぼくだから!」
「・・・俺、何もない」
最終的に、ホテルで決めることにし、私達はモトラドで、ホテル探しを始めた。

49:日陰:2012/08/31(金) 22:19 ID:FtY

「・・・・・・ここが、ホテル。」
そこには、5,6階だてのコンクリートでできた建物があった。
少し古びた感じで…いや、ボロいと言った方が良いような建物だった。
「あの……すみません。泊まりたいんですけど」
「ああ、旅人さんかい?お金は要らないよ。
ゆっくりしていってね?」
40代後半位の男性と、その妻だろうか。40代前半の女性はニコニコしながらそう言った。
「ありがとうございます!」
セイランはニコニコしながらお礼を言う。
タダがそれだけ嬉しいんだろう。
「2階の4部屋を使うかい?」
「はい!」
この質問には私が答えた。
1人1部屋使えるのだ。もう嬉しくて嬉しくて堪らない。
私達は各自部屋に行き、6:30に夕食を食べるためロビー集合になった。

50:日陰:2012/09/01(土) 17:49 ID:Cq2

にしても、この世界に来て15日近く経った。正確に日数は覚えていない。
「向こうの世界の人、心配してるかな?」
どうたろう?心配……してくれてるかな??
「…してるわけ、ないよね………」
母は他界し、父は酒に溺れて私の事など気にもしない。
だから、学園の寮に入ったけど、未だに溶け込めない。
私を…必要としてくれるだろうか?
「こっちの世界は私が必要なんだ…よね?」
私がいないと、死んでしまうから…必要としてくれるんだ。
「…でも、帰りたいよ…。怖い、助けてほしいよ」
ポロポロと涙が零れ、鏡を濡らした。
その時、また、銀色の光に包まれた。

51:日陰:2012/09/02(日) 08:20 ID:Cq2

〜元の世界〜
「え?…帰って、、来れたの?」
私は銀色の光に包まれた場所にいた。
驚いた。あれから時間はたった1時間しか過ぎていなかった。
「どうしよう?帰って来たけどセイリンやセイランが待っているのに…」
私は一応、一度家に帰ることにした。
「た、ただいま〜」
部屋に入ると、焦って仏壇に話しかける父がいた。
「どうしたらいいんだ。陽由が帰って来ない」
凄く心配しているみたい。
「…お父さん、ただいま」
「あ!ひ、陽由!!」
抱きついてきた。
「……心配、してくれたの?」
「当たり前だろ?」
嘘?あんなに酒に溺れていたのに。
「お父さん。お母さんが死んでから、お酒に…溺れてたよね?」
「ゴメン。ゴメンな?飲んでなきゃ、生きていけなかった。」
あ!そうだ。お母さんが死ぬまで、ずっとお母さんLOVEだったんだ。
でも、お母さんが死んじゃって…
「お父さん、ゴメン」

52:日陰:2012/09/03(月) 17:31 ID:Ly2

しかも、私まで死ぬことになるんだ。
「お父さん、ごめんなさい」
「陽由…お前が謝ることはない」
「ううん。ちょっと……ね………
私、部屋に行ってくる」
私はお父さんを部屋に残したまま、部屋に戻った。
「どうしよう……。
私は……どっちを救えば………良いのかな?」
お母さんが死んで、しかも、また同じ悲しみに落とすのか、それともセイラン達の世界を救わないか。
「……私、分かんない」
頭がごちゃごちゃで、一番最初に思い浮かんだのは、お父さんに相談することだった。

53:日陰:2012/09/04(火) 16:16 ID:Ly2

「……お父………さん」
「ん?何だ?」
「私さ……1時間遅れて帰って来た……じゃん?」
「ん?ああ、そうだったな…。何かあったのか?」
「…それがね______って事なの」(省略してすみません!)
「…………本当か?」
「多…分……」
「……そうか。父さんなら……そのセイリン?とかいう奴等を助けるな」
「でも…!」
「俺一人のために、その世界を見捨てるなよ。
父さんは……平気だから
まあ、本当にその世界があるならな」
「………分かった。ありがと、馬鹿な話聞いてくれて」
私は自分のこれからどうすれば良いのか分かった気がした。
もう一度、あの世界へ……、
鏡世界に行こう。私の命、そこに捧げよう。

54:蒼:2012/09/04(火) 17:15 ID:jtk

いいと思う
よく思いつくね!
うちも小説書いてみたいな〜♪

55:日陰:2012/09/04(火) 17:39 ID:Ly2

蒼、ありがと〜♪
蒼も書いてみたら?

56:Cosmos:2012/09/04(火) 17:45 ID:jtk

元蒼です
文字化けがあるので変えました!
書き始めたよ!!
「完全犯罪」って言うやつ

57:日陰:2012/09/04(火) 17:56 ID:Ly2

分かった!読む読む!!

58:Cosmos:2012/09/04(火) 18:12 ID:jtk

本当に来たね。

59:日陰:2012/09/04(火) 18:22 ID:Ly2

うん、もちろん!!

60:Cosmos:2012/09/04(火) 18:35 ID:jtk

日陰が最初、凛架とか陽斗だっけ?とか使ってるから
見つけんの大変だったんだよ〜!!
いってくれたらよかったのに!

61:日陰:2012/09/04(火) 18:45 ID:Ly2

ゴメン!凛架と陽羽って名前使っているんだ

62:日陰:2012/09/04(火) 19:43 ID:Ly2

私は父のいる前で、鏡を開いた。
「お父さん、ありがとうございました。
それから…さよなら。また、会えたら」
私は、銀色の光に包まれていった。

[本当に短すぎですみません!]

63:Cosmos:2012/09/04(火) 20:20 ID:jtk

泣ける話だね〜

64:日陰:2012/09/04(火) 20:40 ID:Ly2

なんかパクリ疑惑ありそうだけどね

65:Cosmos:2012/09/04(火) 20:58 ID:jtk

疑惑じゃなくてWパクリWでしょ

66:日陰:2012/09/04(火) 21:01 ID:Ly2

酷い〜!酷すぎだよ(>д<)//

67:Cosmos:2012/09/04(火) 21:15 ID:jtk

酷いと酷すぎって結構差あるんだヨ

68:日陰:2012/09/04(火) 21:17 ID:Ly2

へぇーー!差があるんだ……って、謝罪なし!?

69:匿名さん:2012/09/04(火) 21:22 ID:jtk

な〜し

70:Cosmos:2012/09/04(火) 21:30 ID:jtk

もう寝るわ

71:日陰:2012/09/04(火) 21:32 ID:Ly2

ないんだ!?
おやすみ〜♪

72:Cosmos:2012/09/04(火) 21:50 ID:jtk

うん。おやすみ。(葉っぱ天国楽しいね)

73:Cosmos:2012/09/04(火) 21:50 ID:jtk

うん。おやすみ。(葉っぱ天国楽しいね)

74:日陰:2012/09/05(水) 06:35 ID:Ly2

楽しいよね!

75:日陰:2012/09/05(水) 18:34 ID:Ly2

「あ!陽由!!」
「セイ…ラン……」
セイランの顔を見たら、涙が出てきた。
「私、巫女として頑張るね…」
「どうしたの?
……でも、ありがとう」
お父さん……私はセイラン達のために、この世界で頑張ります。
どうか、この思いよ……届いて………。

76:Cosmos:2012/09/05(水) 18:39 ID:jtk

この小説泣けるよね

77:Cosmos:2012/09/05(水) 18:42 ID:jtk

今更だけど、50、どうたろう になってる

78:日陰:2012/09/05(水) 18:45 ID:Ly2

>>76 泣けるかな?
>>77 本当だ!!
すみません!間違えていました!!
申し訳ございません

79:Cosmos:2012/09/05(水) 19:32 ID:jtk

うちの方が謝り方すごかったね

80:日陰:2012/09/05(水) 19:42 ID:Ly2

うん、凄いよね……

81:Cosmos:2012/09/05(水) 20:02 ID:jtk

また間違えたんだよね...(´Д` )

82:日陰:2012/09/05(水) 20:08 ID:Ly2

ああ、間違えても気が付かないから平気だよ!

83:Cosmos:2012/09/05(水) 21:08 ID:jtk

もう謝罪しちゃった
ていうか、別の人の名前にしちゃったんだよね
流田村→上杉

84:日陰:2012/09/05(水) 21:09 ID:Ly2

まあ、混ざりやすいよね…

85:Cosmos:2012/09/05(水) 21:20 ID:jtk

早いな

86:日陰:2012/09/05(水) 21:32 ID:Ly2

何が?

87:Cosmos:2012/09/05(水) 22:26 ID:jtk

書き込みの間の時間(日陰が書き込んだ瞬間いるような感じ)

88:日陰:2012/09/05(水) 22:27 ID:Ly2

イエーイ!
書き込んだ瞬間に近づいてきた!!

89:Cosmos:2012/09/05(水) 22:53 ID:jtk

そうだね

90:日陰:2012/09/06(木) 18:16 ID:Q.M

「私、どれくらい居なかった?」
涙も止まり、落ち着いた頃に聞いた。
「うーん……7日?8日位だよ」
「そっか、ゴメン」
優しく答えてくれるセイラン。
ツンツンしてるけど、口元が微笑んでるセイリン。
心配したという表情のカリン。
皆、優しくて最高の仲間。愛しい仲間を、助けるために!
「仲間を……探そっか!」
「うん」
「ああ」
「はい!」
三人…ううん、四人に支えられ、私は町に向かった。

91:Cosmos:2012/09/06(木) 19:17 ID:jtk

いいね、この物語

92:日陰:2012/09/06(木) 19:24 ID:Q.M

「どうして誰もいないの〜!」
やっぱり、あの日と同じで誰もいない。
「ボクらの集めた情報だと、東の祠に化け物がいるっていうだけ」
「………それ先に言ってよーー!」
そう。それを教えられたのは、西へ向かって小一時間歩いてたとき。
(モトラドは、ガソリンの無駄になるのは嫌だという、セイランの主張により歩き)
私達は慌てて方向を変え、祠へ向かった。



「ハァ、ハァ。疲れた〜!此処がその祠なの?」
さっき歩いた距離より長い道のりを、同じくらいの時間で頑張って辿り着いた。
「多分そうです、巫女」
「嘘だったら真面目に死ぬ」
「早まってはいけません!
ほら、確かめてみましょう!」
カリンが祠に近づいていった。

93:Cosmos:2012/09/06(木) 19:55 ID:jtk

もうすぐ100じゃん!頑張って〜!!

94:日陰:2012/09/06(木) 19:56 ID:Q.M

頑張る〜!!
でも、Cosmosなんかもう、私の小説追い抜きそうじゃん!!!

95:Cosmos:2012/09/06(木) 20:08 ID:jtk

小説の量は日陰の方が多いよ。謝罪とか会話のが多いしね。
これからはこっちだけど

96:Cosmos:2012/09/06(木) 20:12 ID:jtk

下のは何でもない!

97:日陰:2012/09/06(木) 20:28 ID:Q.M

何がこれからはこっちだけどなの〜〜〜〜!!!

98:日陰:2012/09/06(木) 21:31 ID:Q.M

「………ダレ?」
小さな声がした。聞き間違えかと思ったけど
「君達は……ダレ?」
確かに聞こえた。
私は大きな声で言った。
「私は陽由。この世界を救うため、この鏡の模様と同じ物の付いたキーホルダーを持つ人を探しているの!」
鏡を祠に向けながら言った。
「貴方は……知らない?」
「………知ってる。それを持ってるよ?」
「本当に?じゃあ、この世界を救うために一緒に来てくれない?」
「……“嫌だ”」
その声は小さな声で、話出す。
「だって……」

99:Cosmos:2012/09/06(木) 22:37 ID:jtk

おお!!!
続き気になるね。
ここ、トークかと思ってたけど
違ったからなんでもない

100:日陰:2012/09/06(木) 22:46 ID:Q.M

そういうことか!
って、ついに100いきました〜!
5か月近く頑張って良かった〜!
まあ、Cosmosなんてスレ立てて数日で70以上いってるけどね!
読んでくれてる方、これからもよろしくお願いします★

101:Cosmos:2012/09/06(木) 22:59 ID:jtk

だから会話だってば、うちは。
おめでとう!!o(^▽^)o
次は200だね‼

102:日陰:2012/09/06(木) 23:01 ID:Q.M

うん…そこまで……この小説続くかな?

103:Cosmos:2012/09/06(木) 23:05 ID:jtk

ああ!!!!(´Д` )
101匹わんちゃんがぁ〜
次は201匹わんちゃん?

104:日陰:2012/09/06(木) 23:07 ID:Q.M

201匹わんちゃんって…(´тдт)

105:Cosmos:2012/09/07(金) 06:54 ID:jtk

頑張って!!日向の小説が40くらいで、
会話で60になるんじゃない?

106:日陰:2012/09/07(金) 07:11 ID:Q.M

何それ〜!
あと、今日は早く起きたね♪

107:日陰:2012/09/07(金) 07:14 ID:Q.M

あと、日向じゃなくて日陰ね〜

108:Cosmos:2012/09/07(金) 17:36 ID:jtk

アレ、日陰って打ったはずなのに…?
まぁ、ごめん。

109:日陰:2012/09/07(金) 17:38 ID:Q.M

大丈夫だよ★
>>Cosmos

110:Cosmos:2012/09/07(金) 18:10 ID:jtk

なに、下のCosmosは

111:日陰:2012/09/07(金) 18:38 ID:Q.M

>>○○って感じで数字書くじゃん?
あれみたいに、Cosmosへみたいな?

112:Cosmos:2012/09/07(金) 18:55 ID:jtk

オリジナルにいって

113:日陰:2012/09/08(土) 13:26 ID:Q.M

読んでくれている皆様へ
すみませんでした。
>>92の本編は、
間違えて出したものなので、
なかった事にして下さい
本当に、申し訳ございません

114:日陰:2012/09/08(土) 13:40 ID:Q.M

↑すみません!>>98です!

115:日陰:2012/09/08(土) 14:55 ID:Q.M

「お前らは誰だ?」
そこには、あのキーホルダーを、ネックレスのように掛けた少年がいた。
「私は陽由。貴方の仲間よ」
「仲間?何、寝ぼけた事を言っている。寝言は寝て言え」
「違う!あのね、かくかくしかじかで!」
「ふーーん。そういうわけね
行ってやってもいい…かな?」
「本当に!良かった!!
じゃあ、次の国、レンナ国(?)へ行こ〜!」
「なあ、質問だけど、何で行くの?」
「勿論、モトラd…って。あれ、もう乗れないじゃん!」
「…そう、モトラドか。
ふーん、持ってるけど?」
「本当!?良かった!じゃあ、モトラドに乗って、ここ集合!じゃあ!」
「ああ、またな」

116:日陰:2012/09/08(土) 15:39 ID:Q.M

暫くして、全員が揃った。
「ところで、名前は何?聞いてなかったよね?」
セイランが質問した。
「カンキだ。」
「早く行きましょう」
カリンが行って、私達は出国した。
カンキは清々しい顔をしていた。

117:日陰:2012/09/08(土) 15:48 ID:Q.M

〜レンナ国〜
「凄い!さっきの国とは正反対!!」
そう、レンナ国は、人通りも多く、明るい国だった。
「あそこだ。」
地図を見ながら、セイランが呟いた。
モトラドが一番安く売っている場所で、製品もかなり良いらしい。
そこで、安くて乗りやすいものを2台買った。
その日、1日中練習させられ、なんと乗れるようになった。

118:日陰:2012/09/08(土) 16:40 ID:Q.M

その晩…
「分かった。皆に伝えてくる」
セイランと、明日の予定をたて、私は皆の部屋に向かおうとした。
「お客様、落としましたよ?」
私とそんなに年の変わらない、このホテルの従業員だろう人が、声を掛けてきた。
「ありがとうございます…って、ええ!?」
私、死ぬ前だから、運が良いんだ。
きっと…
「どうかしましたか?」
「えと、上手く言えないんだけど、私と貴方、仲間なの!」
「仲間…ですか?」
「うん。あのね…………」
ーーーー数十分後ーーーー
「そう…ですか。」

119:日陰:2012/09/08(土) 18:08 ID:Q.M

「…どうせ、この仕事も安い給料ですし、私も一緒に行きます」
「本当!?私、皆に伝えてくる!
えと…名前は?」
「ステナ・リトンです」
「分かった!ステナ、明日の朝、ロビーで!!」
「はい、かしこまりました」
私は、セイランやセイリン、カリン達に伝えるため、走り出した。

120:日陰:2012/09/08(土) 19:28 ID:Q.M

朝になった。
あのあと、全員に連絡して、私は眠りについた。
「おい、早くしろ!」
セイリンの怒鳴り声で目覚めた。
「う〜ん!今、行くーー」
急いで身支度をし、私はロビーに向かった。
そこには、全員が揃っていて、モトラドの準備も出来ていた。
「おはよう、陽由。
出発の予定時間はとっくに過ぎているけどね?」
「えっ!嘘、ゴメン!!」
「最近、寝坊が多いよ。昨日の夜も言ったのにな」
セイランから、文句を少々言われながら、のんびりと出国をした。
慣れないモトラドで少々疲れた。
「陽由、大丈夫?」
「うん。多分、平気」
「荷物持とうか?」
「大丈夫、大丈夫!」
私達は、国を出て暫くしたところで、昼食をとって、また走り出した。
どれくらい経っただろう?
目の前に、大きな建物が建っていた。
それが国の門のようで、兵が外で待機している。
「すみません、入国したいんですが?」
「分かった。代表者1人が進んで右へ、それ以外は真っ直ぐだ」
まあ、セイランが代表者で私達は荷物検査や身体検査を受け、無事入国した。
セイランも、少し遅れて入国した。

121:日陰:2012/09/08(土) 19:48 ID:Q.M

外見だけでなく、国の中身も凄かった。機械が発達しており、私の世界には予想もできないような世界だった。
「ホテルに行こう」
セイランの一言で、私達は走り出した。
回りの人は、古ーーい!とか言っているけど、無視し、安ホテルに辿り着いた。
散策などは明日にし、ひとまず休む事になった。

122:Cosmos:2012/09/08(土) 21:35 ID:jtk

終わった感あまりないね。

123:日陰:2012/09/08(土) 21:56 ID:Q.M

これじゃないし!
5人の神様達ね?

124:Cosmos:2012/09/08(土) 22:00 ID:jtk

そうだった

125:日陰:2012/09/09(日) 19:11 ID:Q.M

「うーーーん!疲れたぁ」
部屋でゆっくりしていた。
…ら、急にドアを強く叩かれた。
「おい!陽由、いるか?」
「ん?何、セイリン」
私はドアの鍵を開けながら言った。
「金を盗まれた!!」
飛び込みながら、セイリンが言った。
まあ、言ってからすぐに勢いが強すぎて私に乗りかかるようになったんだけどね…
「///…わ、悪い」
「う、ううん!
そ、そんな事よりお金が盗まれたって…」
「まあ、来てくれ!」
私はセイリンに手を引かれ、外へ出た。(鍵は一応持っており、オートロックです)

126:日陰:2012/09/09(日) 20:56 ID:Q.M

辿り着いた場所には、溜め息をつきながら頭を抱えるセイランがいた。
「セイラン、大丈夫?」
「あ、陽由。セイリンが言ったと思うけど、お金を盗(ぬす)まれた。
いや、お金を盗(と)られた」
「どういう風に?」
「…この国は、旅人に被害を及ぼしても、罪にはならない
ただし、旅人が被害を及ぼしても罪にはならないんだ。
それを承知して、ぼくらは入国したんだ」
「そ、そうなんだ…って、ホントに!?
じゃあ、私達はこの事を訴えられないの?」
「ああ。つまりは、そういう事なんだ
相手の顔は、分かるんだけどね」
「………ねえ、特徴教えて?」
「い、いいけど…」
私は紙とペンを用意して、セイランの言うような顔を描き出す。
これでも、絵はかなり上手い。将来はこれを生かすつもりだった。

127:日陰:2012/09/10(月) 17:37 ID:Q.M

「上手いね!」
「……ありがと!」
セイランが誉めてくれて嬉しいんだけど、ちょっと複雑。
「で?コレをどうすんだよ?」
セイリンからの質問。
「簡単。コレを見してまわるの。1人くらい知ってるでしょ!」
「そ…そんなもんかよ?」
「うん!そんなもんだよ」
まあ、適当な返事をする。
「なら、カリン達も呼んで手伝ってもらおう」
「ああ。ここなら“こぴー機”っていうのがあるらしいからな」
「分かった。セイリンとセイランはコピーして来てくれる?
私はカリン達呼んで来るね」
「ああ。分かった」「分かった。陽由、よろしくね」
「うん!それじゃあ、呼んだら来るね」

128:日陰:2012/09/10(月) 17:45 ID:Q.M







「ふぅーー。セイリン、セイラン!コピーできた?」
「ああ、バッチリだよ。カリン達を連れて来てくれてありがとうね」
「ううん!じゃあ、聞き込み開始!」
私達は、バラバラに別れて聞き込みを始めた。

129:日陰:2012/09/10(月) 18:13 ID:Q.M

ちょっとしたミニ情報!
バラバラに別れて聞き込みをしたとき
ステナ&カンキ カリン&セイラン 陽由&セイリン
に、別れて聞き込みをしました〜♪
ちなみに、グッパッ的なの(まあグー・チョキ・パー)で分けました

130:日陰:2012/09/10(月) 18:47 ID:Q.M

「…いないねー」
「当たり前だろ?っていうか、いつまでやんだよ?」
「そりゃあ、見つかるまで!!」
「うわ…俺、早退するわ」
「ダメだよ〜」
そんなとき、その知らせは来た。
「巫女様ーーー、見つかりました!」
「えぇ!?ホントに!!!?」
「ああ。今、セイランが話を聞いているんだ」
「分かった!セイリン、行こう!」
「………ああ!」
私とセイリン、カリンは走り出した。

131:日陰:2012/09/11(火) 18:00 ID:Q.M

「……この人を、知っているんですね?」
「ん?ああ、そうだけど?」
16歳くらいの少年が、犯人の知り合いだった。
「まあ、知り合いも何も仕事仲間さ」
「仕事?」
つい、セイランと少年の会話に口を挟んでしまった。
「仕事は仕事だよ。旅人の金目の物を盗るんだよ!
罪にはならないしな!」
その一言で、セイランが少年に銃を向けた。
「もう良いです。犯人の居場所を教えて下さい
ぼく達も罪になりませんからね?
今すぐ殺しても良いんですよ?」
「ぅわ!い、言う!!
アイツは、この時間○○町の南倉庫周辺で仲間と情報交換をしている!」
「そうですか。ありがとうございます」
セイランは銃を元に戻した。
「陽由、行こう」
「あ、うん!」

132:日陰:2012/09/11(火) 20:24 ID:Q.M

「…ここが、犯人の居場所?」
「ああ。そうみたいだね」
私達は、さっきの町並みとは違い、かなり古びた倉庫の近くにいた。
「………何のようですかね、旅人さん?」
「…君がお金を持ち去った犯人?」
若くて格好いい少年が、倉庫の屋根に座ってにっこりと微笑んでいた。
「そうだけど何?」^^
「返して貰えるかな?」
私ではなく、セイランが少年に話掛けた。
「嫌に決まっているだろう?」^^
少年は屋根から地面に飛び降りて言った。
「…じゃあ、力づくでも返して貰おうか」
そう言って、セイランは銃を抜いた。
「フフフッ、撃てるの?」
「「え?」」
「僕が仲間だとしても?」
少年は笑顔を崩さずに言う。
「ここの世界を救えなくなるよ?」
そして、ポケットからキーホルダーを取り出した。
「嘘!?な、仲間なの?!」
「そうだよ?町で噂を聞いてね。
この模様のついたキーホルダーを探す旅人の話をね?」
「そんな!?か、返してよ!!」
「返さない事もないよ?
……ただし、条件があるんだ」
「「条…件………?」」
「そう。
君達は、仲間を見つけながら旅をしているんだろ?」
「そうだけど…」
「僕はね……」

133:日陰:2012/09/11(火) 20:52 ID:Q.M

「僕は、母に恩返しがしたい。
父は病で亡くなって、収入源がないんだ。
だから、少しお金をあげたいんだ
そのお金の少しで良いから貰えない?」
「………分かった!1/5あげる!!
だから、私達と来て!!!」
「……分かった。僕はヒジン
じゃあ、行こう」

134:日陰:2012/09/11(火) 21:19 ID:Q.M

私達はヒジンの家に行き、少しの間旅に出ることを伝え、お金を渡した。
「ありがとう、ありがとう」
ヒジンのお母さんはひたすらそう言ってくれた。
「行こうか、旅の最終地点へ」
「……うん!」
セイランの一言で、私達は王様のいる国へ戻る事にした。
この命を犠牲に…
この世界を救うために……

135:日陰:2012/09/11(火) 21:35 ID:Q.M

あれから、3,4日経って私達は、王様のもとへ戻って来た。
「陽由、集まったようだね?」
「はい」
「明日、儀式を行うから、それまでゆっくり休んで…」
「うん、ありがと」
家来とかに案内され、ある一室に通された。
綺麗な部屋で、おとぎ話のお城の一室のようだった。
「凄い……」
中に入って、私は一番座りやすそうなベッドに腰かけた。
その際、ポケットから鏡が出た。
「あ………」
全ての元凶のこの鏡。
割って捨ててしまいたいけど、儀式には必要なのかもしれない。
「色んな事があったな……」
この7人(だっけ?)を集め、この世界を知った。
美しく儚い夢物語のようだった。
初めての体験ばっかりで、凄く楽しかった。
明日、命を落とすかと思うと怖くて怖くて仕方なかった。
…でも、逃げ出せない。
父までもが協力してくれて、ここまできたんだ。
「明日は、失敗させない」
私はそんな事を呟いて、いつの間にか寝てしまった。

136:日陰:2012/09/11(火) 21:38 ID:Q.M

上やっぱり、8人でした!
すみませんでした!!!

137:日陰:2012/09/11(火) 21:49 ID:Q.M

「……………あ」
起きてみると、もう東の空に太陽があった。
私はあわてて昨日、皆が集まった部屋に向かった。
「遅れてゴメン!」
皆が私の方を見る。
「陽由、遅かったね?」^^
セイランに言われる。
「ゴ、ゴメン…」
「準備は出来てるから、身を清めて来て?」
「身を…清める……?」
「こちらでございます」
私は近くにいた人物に手をとられ、引きずられるように歩いていた。
「ここです」
そこには、天然の湧き水で作られた湖のスッごく小さい版があった。
その人の解説によれば、ここに入り、身を清めるんだって。




私はゆっくりと、そこに浸かった。
冷たくて、とにかく寒かった。
私は数分か身を清めて、儀式時の衣装に着替えた。
「………皆、準備できたよ?」
最後の雑談をしていたようだ。
儀式が終われば、皆は解散だもんね…
「…準備も出来たし………儀式を始めよう」
「「「「「「「「うん(ああ)」」」」」」」」

138:日陰:2012/09/12(水) 07:24 ID:Q.M

「私のこれから言う言葉を繰り返して下さい」
「…分かりました」
王様の巫女にそう言われた。
「この世を狂いし歯車よ」
「『この世を狂いし歯車よ』」
「今、我の願い受けたまりて」
「『今、我の願い受けたまりて』」
「世の狂いを戻せ」
「『世の…狂いを戻せ!!』」
言葉をだんだん発するごとに、皆のキーホルダーと私の鏡を光を帯びていき
最後の一言で、私の周りが光に包まれた。







「聞…こえ…るか?」
途切れ途切れに聞こえてくる声。
「聞こえるけど…誰?」
「そなたが呼び出したではないか」
「私が…?」
「ああ。
そなたの願い、“3つ”叶えよう」
「え!?3つも!!?」
「そうだ。叶えたら、そなたの命をいただく」
「…………じゃあ、1つ目。この世界を救って」
「分かった」
「2つ目。この世界を永遠に守護して」
「分かった」
「そして、3つ目………」

139:日陰:2012/09/12(水) 18:40 ID:Q.M

「3つ目……私を必要としてくれる世界に残して!」
「……それは、“命をいただく”ということに反する」
「お願い!死んだあと…魂を残す形でも良いから!」
「……………………………。」
「願いを3つ叶えてくれるんでしょ?」
「……………そなたは、どの世界に残りたいんだ?」
「えっ!
…………分からない……かな?」
「分からないのか?
じゃあ、何故残りたいんだ?」
「それは……皆の事、見守りたいから」
「…………期限は1日。明日また来る」
「……え?」
「明日までに考えをまとめてこい」
「………ありがと」

140:日陰:2012/09/12(水) 19:14 ID:Q.M

なんていうか、クラクラして、そのまま倒れてしまった。
意識が遠のく中、セイランが呼ぶ声が聞こえたような気がした。






「う……ううん」
目を覚ますと、朝の部屋にいた。
「あ?起きたか…」
「セイリン……おはよ」
「はよ…っていう時間でもないがな」
「え?今、何時?」
「起きて確かめろよ」
そう言われ、ゆっくりと起き上がった。
部屋の外はまだ明るかった。
でも、太陽の位置はゆっくりと西に傾いて、少ししたくらいだと思う。
「あ、起きたんだ…」
セイランがいた。
「うん」
「生きてて…良かった……」^^
にっこり微笑んでくれるセイラン。
この笑顔、いつまで見れるんだろ?
「どうかした?」
「ううん。何にも…私、皆に会ってくる」
「いってらっしゃい」
「…うん!」

141:日陰:2012/09/12(水) 20:04 ID:Q.M

「お〜い!皆ーーっ!!」
「あっ!巫女様……」
「ん?なんだ陽由かよ」
「悪い?」
「別に…」
6人が迎えてくれた。
「あのさ……全員が揃ったときに話があるんだ」
「……分かった」
皆が顔を合わせて呟くなか、ヒジンが返事をしてくれた。
「じゃあ、私はそれまで休んでるから」
私はそう言って自室に戻った。

142:日陰:2012/09/12(水) 20:39 ID:Q.M

あれ?気がつけば辺りは真っ暗だった。
確か部屋に帰ると、誰もいなくてベッドに寝そべったことは覚えている。
多分、そのまま寝たんだろう。
お腹も減ってきたし、私は食事する場所に行った。
すると、皆席に着いていた。
「よく眠れた?」
セイランに聞かれる。
「うん」
「てめぇが呼び出したんだから早く話をしろよ」
セイリンに軽く怒鳴れる。
私は空いている席に座って話始めた。
あの会話の一部始終を…






「…………分かった?」
「まあ、大体ね」
「それで、私はどっちの世界に……」
「決まっているよ、家族のいる、世界に戻りなよ」
「え………」
「陽由が望むなら、この世界に残っても良いよ?
でも、陽由の家族は陽由が無事に帰ることを心から望んでいるはずだから」
「…………………」
「きっと、待っててくれる。必要としてくれるよ
セイリンが、ぼくを追い掛けて来たようにね?
セイリン、必要だったんだろ?」
「///……な…!?ば、馬鹿言うなよ」
「ほらね?」
「ふふ…あはははははっ!
可笑しい!面白いよ、セイリンにセイラン」
「良かった、笑ってくれて」
「っ………セイ…ラン。ありがとう
こんな風に言ってくれて。
初めて会ったときから、優しくしてくれて……
ホントに……あり……がと………」
なんか、涙が溢れてきて、最後まできちんと聞こえたか分からないけど
ただ…ただただ優しくセイランは笑ってくれた。
「陽由、ありがとう。」
そう言いながら…

143:日陰:2012/09/12(水) 20:50 ID:Q.M

私は涙が枯れるくらい泣き続け、
本当に今日寝過ぎって思うけど寝てしまった。
目を覚ますと、あの時と同じ状況だった。
「そなたの残る世界…決まったか?」
「……うん。」
「どっちだ?」
「……ここの世界は、私を巫女として大事にしてくれた。
でも、ありのままの私を大事にしてくれた世界は違う。
あっちの世界が辛くても、私はここの世界を信じて、乗り越えるから……
私は………
私は、家族の待つ世界に帰る!!」
「それが、そなたの3つ目の願いだな…
これで、終わりだよ。
この世界の狂った歯車を、元の世界に帰そう」
「え………?」
私は最後の銀の光に包まれた。
もう、この光に包まれることはない。
最後の光。歯車の修正の……光。

144:日陰:2012/09/12(水) 20:54 ID:Q.M







あれから、数日が経った。
里帰り週間が終わり、私は学園に帰った。
前の私だったら、足取りが重かっただろうけど、今は違う。
きっと、8人の仲間が応援してくれてる
そんな気がして、笑顔でいられた。
仲間が教えてくれた、最高の笑顔。
私はゆっくりと歩き始めた。

145:r ◆41YQ:2012/11/02(金) 21:27 ID:Q.M

申し訳ございません
テスト中です

146:睦月 ◆8skU:2012/11/18(日) 18:27 ID:Q.M

元、日陰の睦月です
最近、小説が長続きしないので完結した
小説の続きを書いてみたいと思います
(プロローグ短いです)

*     *     *
プロローグ

「・・・っていうか、この鏡どうすればいいの?」
寮に荷物を置く際に気がついたけど、ポケットには鏡が入ったまま。
「・・・可愛いし、もらっとこ」

_____そう。
これがもう1つの物語の幕開けだった。

147:睦月 ◆8skU:2012/11/18(日) 20:12 ID:Q.M

-登場人物-
今回の主人公は2人★
 冬澤 千智(フユサワ チサト)
*陽由の同級生
*複雑な家庭環境
 
 篠宮 陽由(シノミヤ ヒヨリ)
*前回と同じです

セイラン・シナン
セイリン・シナン
カリン・スラント
シンキ・ソウフィ
カンキ・トナリ
ステナ・リトン
ヒジン・シイナ

新しい仲間
ソウト・コナリ ♂
クワン・モナ ♂
ヨンサキ・フナ ♂
フライ・リング ♂
ルナ・アイン ♀
ミカリ・クナ ♂
ヒカキ・セイカ ♀


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