貞子VS俺

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1:部長:2012/05/10(木) 11:34 ID:51U

全てがそうとは言えないが、
悪霊が物理的に何かをする時
実体化する。
だから攻撃も効く、
俺はその理論を信じた。
井戸の中で俺は外壁をよじ登り
地上を目指していたが、
井戸の水面から、貞子が出てきつつあった。
だから俺は手を離し、
全力でライダーキックを貞子に放った。
「どぅおりゃあああ!!」
俺のキックは貞子にクリティカルヒットした。
そして霊体化する前に、
俺の無限コンボを叩き込む!
「うおおおりゃあああ!!」
確かな手ごたえ
キックとパンチを合計50発ぶちこんだ……が。
だめだ死なねぇ。
貞子は無数のパンチを受けて硬直している。
今のうちに逃げた方が良さそうだ。
「それじゃ、そういうことで…」
俺は再び外壁を登り、地上を目指した。が
「ナンデアナタダケタスカルノ?」

2:部長:2012/05/10(木) 11:35 ID:51U

隣に貞子がいた。
……
…。
「ぎぃやぁああああ!!」
貞子の顔は凶悪な笑みを浮かべている
俺は生きて帰れないかもしれない。
取りあえず何かアクションを起こそうとして
動こうとしたが、
『だめだ…、金縛りだ!』
俺の体は、全く動かなかった。
冷や汗すらかかない程に体の動きを封じられている。
やべぇ、絶対絶命。
もうドウシヨウモナイ。
中学生で童帝で悪霊に殺されて、死ぬのか。
なんて不幸な人生なのだ。
もし、生きて帰る事ができたなら
もうちょっと恋愛に関して積極的になろうそうしよう
ま、肉体だけが目的だけどな。
俺の外観から考えて、あまり高望みはできないから
少しブサイクな子でもいいや
だが貞子だけは死んでもゴメンだ。

ま、生きて帰れないけどね。

3:部長:2012/05/10(木) 11:36 ID:51U

風を切る音が聞こえる…
井戸の中の空気が震える…
何かが頭上から降ってくる…
その何かは貞子の頭にヒットした。
グサッ!
神社とかで売ってる、無駄に装飾された矢。
そう、破魔矢だ。
金縛りが解除され、動けるようになった。
逆に貞子が、金縛りになっている。
破魔矢の効果なのだろうか。
何にせよ、これで逃げられる。
俺は一気に壁面を登り、井戸から脱出した。
「まさか、本当に貞子から挑戦するとは
…部長はアホですか?」
心霊研究部(悪霊ハンティング部)の副部長の田中だ
「うるさい」
しかしこいつのおかげで助かった。
「僕が来なかったら、部長は確実に死んでましたよ?」
「ハイハイ、そうですね」
だが感謝はしてやらん。
「しかし強力な悪霊ですね。普通はあの矢で瞬殺できるんですけど」
「そりゃおまえ…あ、矢の効果はいつまで持続するんだ?」
「さぁ?、とりあえず井戸を覗いてみますか?」
「嫌だよ、お前が覗け」
「たった今、命を救った恩人に対して…
なんたる言い草…。まぁいいですよ、覗きますよ」
田中は井戸に近寄り、恐る恐る井戸の中を覗く

4:部長:2012/05/10(木) 11:37 ID:51U

「何も見えません」
俺はポケットからLEDライトを取り出すと
井戸の中を照らす
「まだいるじゃん」
貞子は硬直し続けていた。
「もしかして…封印完了?」
「どうでしょうね」
俺はポケットから瓶を取り出した。
中には栄養ドリンクが入っている。
それを一気に飲み干し、
その空瓶を貞子に向かって、思いっきり投げた。
「死ね!て死んでるか。ならもう一回死ね!!」
時速100キロの剛速球は、貞子に命中しに砕け散った。
「フハハハハ。手も足もでまい?
これからたっぷりと痛めつけてやるわフフフ」
俺は井戸の中の貞子に向かって盛大に高笑いする。
「部長…。部長!」
「なんだ?田中うるさいぞ」
「矢、折れちゃいましたよ」
「は?」
・ ・ ・ ・。やべぇ。
「ギィヤアアアアア!!」
貞子は雄叫びを上げ、物凄いスピードで外壁を登っていく
「全力で逃げるぞ!田中!!」
田中は既に逃走していた。
「田中アアアア!!キサマァアアア!!」
俺は背後に恐るべき気配を感じた。

5:部長:2012/05/10(木) 11:39 ID:51U

「ま、待て!平和的に解決しようじゃないか、貞子さん」
俺はゆっくりと背後を振り返った
    !
超至近距離に貞子。
なぜか貞子の頭が後ろに傾いた
    ?
しかし次の瞬間。貞子は強烈なヘッドバッドを繰り出してきた
俺に避ける術はない。速すぎて…
だが直撃だけは避けようと、体を傾ける。
結果、貞子のヘッドバッドは肩に命中した。
俺は右に回転しながらぶっ飛んだ。
着地点には貞子が拳を構えていて
俺の頭が下を向いた瞬間、左ストレートを放ってきた。
その緑の拳は見事に、俺の顔面にクリティカルヒットし
俺の鼻は完全に砕けた。
さらに回転してぶっ飛んでいく俺
着地点では、妙なポーズをとっている。
俺は確信した。次は蹴りだと…。
貞子…いや、サド子は俺の頭が下に向いた瞬間、
俺の股間に強烈な踵落しを放った。
俺はそこで気絶した。

6:部長:2012/05/10(木) 11:48 ID:51U

気がついたら、俺は暗い井戸の中で宙吊りになっていた…。
鼻は砕け、右肩も砕け、股間の感覚が全く無い。
鼻からは絶え間なく鼻血が出続け
既に相当な量の血を失っていると思われた。
俺の体はロープでグルグル巻きにされ
辛うじて首を動かせるくらいだ。
「田中、助けに来ないかな」
来るわけも無く。

俺を支えるロープが上に引き上げられていく
「田中!やっと助けに来てくれたのか!」
俺は井戸の出口を見た
!?
貞子が手にノコギリを持ち、片手でロープを引っ張っている。
どうやら井戸の傍で解体ショーを行うつもりらしい
「世界は終わるのか…。」
俺は井戸から引き上げられ、地面に叩きつけられた。
正直、貞子は一体何をしたいんだろうか
悪霊の考えなど死んでも分からない
もう考えるのは止そう。
俺はこれから始まる地獄に耐えなきゃならないんだ。
頭を空っぽに…いや死んでもあきらめない!!

7:部長:2012/05/10(木) 12:03 ID:51U

ふと、風を切る音が聞こえたような気がした。
気のせいか空気も振動している。
貞子の動きが止まっている。
貞子の頭に破魔矢が刺さっている。
「大丈夫すか?部長」
田中だ…やっと田中が助けに来てくれたんだ。
思わず涙を浮かべる俺
「田中…。俺は今、猛烈に感動している!!
助けに来てくれて、ありがとう!!」
田中はナイフでロープを切断し、俺の拘束を解いた。
「さぁ田中、今度こそ貞子をフルボッコにするぞ!」
「合点。承知!」
田中は破魔矢をもう一本、貞子に刺して完全に動きを封じた。
そして、貞子を中心として五芒星の魔法陣を石灰で描く
貞子に十字架のネックレスをかけ
貞子の全身に塩をかけて
火炎放射器で一気に燃やす。
その後、十字架で強化した聖水で消火。
焼死体に小さな仏像を置いて終わり。
効くかどうか分からんが、俺が知る方法を俺たちは全て試した。
貞子の様子を見るに俺たちの攻撃は
瀕死のダメージを与えているが
除霊には至っていなかった。

8:部長:2012/05/10(木) 12:05 ID:51U

「だめだ。やはり本体を燃やさないと」
「だが貞子の死体はどこかの海の底だ。死体を燃やすことができない。
俺たちは一時的に貞子を弱らせる事しかできない」
「ですけど、貞子が復活したら更に強力な悪霊となって
僕と部長を付け狙う可能性が…倒すしか助かる方法は無いかと」
「この様子じゃ、再生するのにかなり時間がかかるはずだ」
「だけどほっといたら、いつか僕達を殺しに来る」
「しかし、毎日ここに来て監視することはできない。
それに廃屋に住んで監視するのも無理だ。学校もあるし
何より…」
貞子を見張る必要があった。なぜなら…
「確か、もう一人貞子がいたはずだ」
ここで黒コゲになっている奴以外にもう一人
近くにある廃屋の二階から視線を感じる。
たぶん、もっと性質の悪い奴だろう。
あたりはもう、すっかり暗くなって
井戸の傍で焚いた、焚火だけが光源となっている。
依然として二階から視線を感じるが、近づいて来る様子はまるで無い。
それが非常に不気味だったが、
「田中、メシにしよう」
リュックサックから、缶詰を二つ取り出し
一方を田中に渡す。
「こんなんしか無いんすか?」
「無いよりマシだろ」
俺たちは百均で買った味の濃いサバのみそ煮を食うと
猛烈に喉が渇いてきた
「部長、水ありますか?」
「あぁあるぞ、そこの井戸に」
「じゃなくてですね。飲料水はありますか?」
「燃える貞子を消火するのに全部使っちゃった」
「・・・」
「…しょうがない。俺が水を汲んできてやるよ
ちょうどトイレにも行きたかったし」
「…部長は命知らずですか…」

9:エルガ ◆az.c:2012/05/10(木) 14:17 ID:dUc

なんだ?このアクションホラーはwwwwwwwww
新感覚過ぎて笑いがトマラネェww

10:部長:2012/05/10(木) 18:08 ID:jYA

俺たちが向かったのは、不気味な視線を感じる廃屋
中に入って戦うなんて事はしない。
俺はそんな馬鹿じゃない。悪霊の縄張りに入って生きて帰れる
なんて思っていない。だから…
火炎放射器で廃屋を燃やす。この方法に尽きる。
「田中、ファイアだ!」
「燃料切れです。隊長」
強大な悪霊を前にして、もうロクな武器が残っていなかった。
あるのは黒檀の木刀だけ
御仏壇に使われる素材の木刀なら
俺の理論上は幽霊を叩き斬れるはずだ。たぶん。
「田中よ、俺は今から廃屋に特攻する」
覚悟を決めて、木刀を握り、廃屋に向かってダッシュ!
「俺は無敵ダアアア!!」
そのまま玄関の扉を蹴破り、階段を駆け上る!
廊下を猛スピードで駆け抜け
錠前がかかった、一番奥の屋根裏部屋を目指す。
「ライダー!キック!!」
木製のドアを派手に破壊し、敵陣に突っ込む。
真っ暗な部屋、電源がついたテレビが存在するだけ
だが、恐るべき気配に満ちている。
俺は意識を集中するまでも無く
後ろに居合を放った。しかし空振り、
ならば、前に振り返ったところで貞子か
そう思い、振り返りざまに居合を放った
これも空振り、だが確実に敵は近くにいる。ならば
「上ダアアアアア!!」
俺は咆哮を上げ、全力で天井に突きを放つ。

11:部長:2012/05/14(月) 13:11 ID:LLc

俺の全力の突きはしかし、ギリギリ回避された。
どうやら「上田アアアアア!!」が余計だったらしい
だが、避けたという事は・・・
「田中アアア!!避けたという事は!?」
「当たると痛いという事ですよね!!」
貞子の背後から、田中が斬りかかったが
「う、動けない!」
金縛りが発動していた。
田中に意識をとられている隙に
居合を放ったが、瞬間移動とも言える速度で
回避され、空振った。
「だめだ、こいつ滅茶苦茶動きが速ぇ」

12:苺:2012/05/14(月) 15:19 ID:wRQ

新しすぎてお腹痛いわ…

13:部長:2012/05/15(火) 12:20 ID:U6.

一度攻撃を中断し、貞子を包囲する。
俺と田中は攻略法を考えつつ、少し休んでいた。
「フフフフフフフ」
貞子がいきなり笑い出した。とても嫌な予感がした。
「田中!気をつけろ!」
「言われなくとも!」
しかし貞子はひとしきり笑うと、窓を破壊して外に飛び出した。
一瞬、逃げたと思った。だがすぐに気づいた。
「完全体だ!!今すぐ外に出ろ!!屋内では勝ち目がないぞ!!」
成長の過程で貞子は二つに分かれた。
それがなんであれ、二つに分かれたという事は
力が半減したという事、
そして俺と田中が一方の貞子を瀕死まで追い詰めた。
もしかしたら、表の貞子が死にかけの今、
裏の貞子は表を操りやすい状況にあるのかもしれない。
ならば、俺たちがやったことは裏の貞子の手助け
俺たちは完全体を生み出し、殺されるだけの・・・

14:部長:2012/05/16(水) 08:36 ID:ATE

とりあえず、外に出て井戸に向かった。
だけど、そこに貞子はおらず、黒コゲの死体も無かった。
しかし、逃げられたとは思っていない。
なぜなら、恐るべき気配が辺りを満たしていたからだ。
もしかしたら、井戸の中にいるのかもしれない。そう思った。
俺たちは井戸を覗くべく一歩前へと・・・動けない事に気づいた。
今度は二人揃って金縛り。声も出せない程の強力な金縛りだ。
それどころか、手が勝手に開き、木刀が地面に落ちた。
目前数メートル先の井戸の中から、貞子が出てきた。
少女の姿でも無く、黒焦げでもないところを見ると
ひとつに融合したのだろうか、絶体絶命。
だが裏を返せば、この貞子を倒せばもう何も恐れることはない。
そうだ!あくまでも俺たちを狙ってくるというのなら
無限に使えるサンドバックにしてやればいい
だが、今は俺たちがサンドバックだ・・・。

15:部長:2012/05/16(水) 12:15 ID:ATE

井戸から出た貞子は、瞬間移動で田中の目前に移動した。
ここからだと田中の顔は見えないが、恐らく蒼白だろう。
そして貞子は田中を抱きしめた。気のせいかキスをしているようにも見える。
田中は幽霊が見える美少年だ。貞子の気持ちもわからん事も無い。
だが、何にせよ助かった。金縛りが解除されたからだ。
『アディオス!田中、貞子!いつまでも二人お幸せに!』
俺はその場からダッシュで逃走した。

16:部長:2012/05/16(水) 12:30 ID:ATE

すぐに瞬間移動で追いつかれると思ったが、
俺は無事に森を抜けられた。
しかし、本当にこれで良かったのだろうか
俺はどこかで選択を間違えたのでは無いだろうか
それにこのまま生き延びられたとして、俺の人生は幸せだろうか
命の恩人を見捨て、チ○コは破壊され、ただでさえブサイクな顔も
破壊されたのだ。もう俺に失うものは何も無い。
しかしもう田中は救えない。
だから、今引き返す事に何の意味も無い。
だが、それでも、俺は・・・!

17:部長:2012/05/16(水) 16:58 ID:ATE

視界も足場も悪い、暗い森の中を俺は全力疾走していた。
目指すは井戸。もう俺は何も恐れない。
この最初で最後の戦場で死ぬと決めたのだ。
どうせ、行きも地獄、帰りも地獄なのだ。
俺は体のリミッターを外し、体への負荷を無視した
圧倒的スピードで井戸までの道を走破した。
井戸を見れば、そこにはまだ抱き合う二人。
俺は思いっきり助走をつけ、ライダーキックを放った。
「ライダーキィイック!!」
俺の蹴りは田中の後頭部に命中し、貞子ごとぶっ飛ばした。
もちろんそれだけで終わらない。
俺と田中の木刀を両手に持つと、一気に間合いを詰め
猛攻をかける。もはや命を燃やして動いている俺を
金縛りごときで止めることは出来ない。
脳内麻薬の多量分泌によって、瞬間移動に見えた貞子の動きも
はっきりと見えた。

18:ダレンシャン:2012/05/17(木) 20:59 ID:rcY

最高!

19:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/18(金) 18:09 ID:GiI

・・・何これ!!めっちゃうける(笑)

20:桜音イチゴ:2012/05/18(金) 20:49 ID:ttE


wwwww(´/∀`)ププ<笑>

21:ロード=ロス:2012/05/19(土) 11:42 ID:Wo2

面白いw
続きが楽しみだ

22:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/19(土) 14:05 ID:GiI

あたし、ダレンシャンもロード・ロスも読んでたよ!!
いまも大ファンだよって関係ないことかいてますね。あたし。

23:ダレンシャン:2012/05/20(日) 10:12 ID:Ebc

僕もですw
で、この小説は続かないのかな…

24:部長:2012/05/21(月) 12:20 ID:/v.

しかし、脳内麻薬の多量分泌によって
段々と意識が朦朧としてきた。その反面、
俺の腕は超高速で斬撃を放ち続けている。
気づけば、バラバラになった貞子の破片と
青白く輝く木刀が残された。
俺という存在は今、貞子を超えたのだ。
田中は倒れ伏したままだ。恐らく死んだのだろう。
俺も生命エネルギーを全て使い果たしたので
田中の後を追うことになる。
この青白く輝く木刀、強力な武器になったようだが
俺はもう使う事ができない。
それだけが心残りだ。
ならば、最後に悪あがきをしよう
この木刀は誰にも渡さない。
俺は両手に木刀を持ったまま、井戸に飛び込んだ。

25:部長:2012/05/21(月) 15:23 ID:/v.

普通なら死んでいた。たが、バラバラになった貞子の残滓は
新たな肉体を求めていた。でなければ自然消滅する程に貞子は
追い詰められていた。
俺も死にかけだった。貞子も消えかけだった。
これは利害の一致だ。
自分を滅ぼした存在に寄生してまで
この世に存在し続けようなんて、全く恐ろしい怨念である。
俺に憑いた貞子の能力によって、俺の肉体も生命力も
急速に回復していった。
今のところ、俺の意志が勝っているらしく
肉体の主導権を奪われることはない。
この調子で行けば、明日には肉体が全快し井戸から出られるだろう。

26:部長:2012/05/21(月) 16:02 ID:/v.

俺は奇跡の復活を遂げた。
だが何かが違っていた。そう、何かが。
俺の髪は長く、胸は大きくなっていた。
何かが違う。いや、何もかもが違う。
そう都合の良い復活などありえないと思っていたが
まさかここまでとは
チ○コを破壊された事が大きく出たらしい
俺は女になっていた・・・
これは言うまでもなく憑依した貞子の影響だ。
一瞬、もう一回死んでやろうかと思ったが
何回死んだところで同じ結果になるだけだ。
まぁ取り敢えず、俺は暗い井戸の中から出ることにした。

27:さくら ◆hN7g:2012/05/21(月) 16:14 ID:xqo

インパクト大じゃーん☆

28:姫♪:2012/05/21(月) 16:14 ID:0pQ

面白いです。
すごいですね…。

29:部長:2012/05/22(火) 15:36 ID:myw

井戸から出た俺は、とりあえず田中を担いで森から出る事にした。
人一人を担いでいるにも拘らず、その足取りはとても軽いものだった。
山道を通り、一般道に出た俺は田中を道端に降ろし
田中の携帯で救急車を呼んだ。田中はまだ生きていたのだ。
そこからはタクシーで家に帰ることにした。
両親に俺であるという事を証明する事は不可能に近いが
『やってみるだけやってみよう!』というプラス思考が
家への道を急がせた。とはいえ、ここはまだ山だ
家まで歩いて帰れる距離ではない。
田中のサイフも田中の携帯もあることだし
タクシーを呼ぼう!ピポパ、プルルルルルー

30:ダレンシャン:2012/05/22(火) 20:23 ID:N2I

続き来た‼
案の定神ってますねw
女体化とは…恐れ入りましたm(_ _)m

31:さくら ◆hN7g:2012/05/22(火) 20:27 ID:xqo

おもしろいww

32:部長:2012/05/23(水) 07:51 ID:myw

小一時間して、暗い夜道にタクシーがやってきた。
「HEY!タクシー!!」
俺は手を振りながらタクシーを呼んだ。
だが・・・
タクシーは俺を通り過ぎた。
すれ違いざま運転手の顔を見たが、相当焦っていた。
何に焦っていたのかは知らないが、せめて町まで乗せてくれたって
いいだろうに。
とはいえ、こんな暗い道路でまた小一時間待つのは嫌だ。
俺はタクシーを追いかけた。
人間の足の速さではない。これは、人間を追い詰める悪霊の速さだ。
すぐにタクシーに追いつき、俺はタクシーの窓ガラスをバンバン叩いた。
「タクスィ!乗せてくれ!!」
しかし、タクシーは更に加速し
ノーブレーキでコーナーを曲がろうとした。
そのままタクシーはガードレールに突っ込み
崖に落ちた。そして派手に炎上した。
その時、気づいた。
俺は女になったのでは無い。

貞子になったのだ。

33:部長:2012/05/23(水) 07:51 ID:myw

小一時間して、暗い夜道にタクシーがやってきた。
「HEY!タクシー!!」
俺は手を振りながらタクシーを呼んだ。
だが・・・
タクシーは俺を通り過ぎた。
すれ違いざま運転手の顔を見たが、相当焦っていた。
何に焦っていたのかは知らないが、せめて町まで乗せてくれたって
いいだろうに。
とはいえ、こんな暗い道路でまた小一時間待つのは嫌だ。
俺はタクシーを追いかけた。
人間の足の速さではない。これは、人間を追い詰める悪霊の速さだ。
すぐにタクシーに追いつき、俺はタクシーの窓ガラスをバンバン叩いた。
「タクスィ!乗せてくれ!!」
しかし、タクシーは更に加速し
ノーブレーキでコーナーを曲がろうとした。
そのままタクシーはガードレールに突っ込み
崖に落ちた。そして派手に炎上した。
その時、気づいた。
俺は女になったのでは無い。

貞子になったのだ。

34:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/23(水) 16:15 ID:GiI

22>ロードロスじゃなくてデモナータでしたw

部長>続き待ってマス!

35:部長:2012/05/23(水) 18:23 ID:myw

「顔は悪くないんだがな」
公衆便所の洗面台で顔を確認する俺、
結局、山から歩いて地元まで帰ってきた。
この死装束と暗い髪が無ければ、
結構イケてるじゃねーかと思った。
タクシーに金を使えなかったので、
田中のサイフにはまだかなり金が残っている。
というか、あいつ何時もこんなに持ってるのか
嫌味な野郎だぜ。
とりあえず、田中の金は全部使うとして
美容院に行って、服を買うか。
俺の服のセンスは最悪なので、学校の制服を買うことにしよう。
そして、その後家に帰ろう。

嫌な予感がするぜ。

36:部長:2012/05/24(木) 09:00 ID:myw

正直、家での一件など思い出したくもない。
身なりを整えた俺は、そこそこ可愛い女の子に
なっていた。
家を訪ね、事情説明した後に御理解して頂く
という算段だったが、家を訪ねたところで終わった。
両親には息子に女の子が訪ねてくるなど
絶対にありえない事らしく
最初は俺の姿が見えていないようだった。
それでも、懸命に話しかけた結果・・・
両親が、目の前で、号泣しながら、土下座していた。
息子が強姦を働き、妊娠させたと本気で思っているらしい。
まぁ、いいか・・・。
俺は家を後にし、心霊研究部の部室に向かった。

37:部長:2012/05/24(木) 09:00 ID:myw

正直、家での一件など思い出したくもない。
身なりを整えた俺は、そこそこ可愛い女の子に
なっていた。
家を訪ね、事情説明した後に御理解して頂く
という算段だったが、家を訪ねたところで終わった。
両親には息子に女の子が訪ねてくるなど
絶対にありえない事らしく
最初は俺の姿が見えていないようだった。
それでも、懸命に話しかけた結果・・・
両親が、目の前で、号泣しながら、土下座していた。
息子が強姦を働き、妊娠させたと本気で思っているらしい。
まぁ、いいか・・・。
俺は家を後にし、心霊研究部の部室に向かった。

38:部長:2012/05/24(木) 10:52 ID:myw

この小説は時間が経つにつれて、どんどん面白く無くなります。

39:部長:2012/05/24(木) 18:06 ID:myw

しばらくは部室に住むことにした俺は学校に向かった。
旧校舎全域が心霊研究部の部室なので、十分住むことが可能だ。
先代の部長によって、既に狩られた悪霊を
教師も生徒も卒業生も全員が恐れているから、
心霊研究部員以外は誰も近づかないのだ。
もうすぐ授業も終わって、放課後だ。
部員達と顔を合わせる事になる。
これからの生活は部員の協力が無ければ成り立たない。
断固として、俺が部長でなければならない。
しかし、こんな部活に来る奴は
個性の強い奴ばかりだ。一筋縄ではいかん。
田中がいれば、まだやりやすいんだが・・・

40:部長:2012/05/24(木) 18:18 ID:myw

旧校舎全域が部室と言っても、部員達が集合する場所は決まっている。
旧校舎一階の校長室だ。校長室にはソファーもあるし、何より
代々、心霊研究部部長が座る校長椅子があるのだ。
一段高く、部員たちを見渡せるのだ。
俺はその椅子に腰掛け、部員達を待つ。
遠くの方で、授業終了のチャイムが鳴った。
10分後くらいに最初の一人が来るだろう。
俺は全神経を研ぎ澄ましながら、部員を待った。
校長室に来るには職員室を通らなければならない。
ガラララー。
職員室の扉が開いた。
ガラララー、ピシャン。
他にも部員が来るというのにワザワザ閉めるとは
誰だろう?

41:部長:2012/05/24(木) 18:25 ID:myw

「失礼します」
校長室の扉が開き、部員が入ってきた。
誰かと思えば、メガネだ。
ガリ勉で、なのに心霊研究部に入ったバカ。
そこそこイケメンで、結構モテるが
交際を全て断ってるらしく、ホモじゃないか?
という噂が流れていて、あまり近づきたくない奴だ。
メガネは入ってくるなり、こっちを睨んだが
ソファーに座り、そのまま黙々と勉強を始めた。
ガラララー。

42:部長:2012/05/24(木) 18:36 ID:myw

「失礼します」
校長室の扉が開き、部員が入ってきた。
誰かと思えば、メガネ2だ。
ガリ勉で、美少女でかなりモテるが、
性格が最悪なので長続きしない。
心霊研究部へは田中を目的として入部している。
メガネ2も入ってくるなり、こっちを睨んだが
メガネの隣りに座り、携帯を見ている。
メガネ2は見境が無い。イケメンなら誰でも良いのだ。
勉強に集中したいメガネはメガネ2が大分ウザそうだ。
面白い。実に面白いぞ。

43:部長:2012/05/25(金) 11:33 ID:jzs

「お邪魔します」
次に来たのは、学校のアイドル的存在だ。
本来ならば、こんな部活動とは縁もゆかりもない。
全く無関係の人だ。
しかし、数日前
ぶらぶら歩いていたら、学校のアイドルを発見し
ストーキングしていたら、秘密の現場を目撃した俺は
その現場をカメラで撮影した。
だが、激写したところをあろうことか
本人に見られてしまったのだ。
別にこの写真で脅そうとか、そういうつもりは全く無かったが
画像データの削除要求を俺は拒否した。
そしたら、心霊研究部に入部してきたという訳だ。
アイドルは校長室に入ってきた瞬間に
俺の方を見た、そしてそのまま暗い顔で
メガネの対面のソファーに座った。
どうやら画像データを持っている俺が居ないことに
焦りを感じているらしい。
・・・
悩んでる姿も可愛い。

44:部長:2012/05/25(金) 11:51 ID:jzs

あと3人部員がいるのだが、時間帯的にもう来ないだろう。
俺は立ち上がると、集まった3人に目を向ける。
「今日から、この心霊研究部部長に就任した部長だ、よろしく頼む」
みんな唖然としていた。無理もない。
「あの、質問よろしいでしょうか?」
アイドルが手を挙げて問いかけてきた。
「なんだ?」
「前の部長さんはどこに行ったんですか?」
「死んだ」
「え・・・」
「ついでに田中もな」
「ちょっと・・・!」
「冗談だ。田中は瀕死だが生きている。だが前の部長は死んだ。これは本当だ」
気のせいかアイドルの緊張が解けた気がする。
メガネが手を挙げている
「なんだ?メガネ」
「部長が死んだというのは本当なのですか?」
「本当だ。」
アイドルの表情が豊かになった。
・・・ムカツク。少し困らせてやろう
「良かったな。学校のアイドルよ、お前の秘密は守られたぞ」
「え・・・」
アイドルの表情は一気に暗くなり、呆然としている。
ふふ、いい気味だ。実に良い表情だ。
まぁ、これくらいにしておいてやろう。

45:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/26(土) 17:48 ID:GiI

なんかアイドルかわいそうになってきましたが・・・
でも秘密って何だ?

46:ダレンシャン:2012/05/27(日) 19:18 ID:r5Q

すごい……
>>38
逆ですよ!勢いを増して面白くなってますよ!
本当にすごい…

47:ダレンシャン:2012/05/27(日) 19:24 ID:r5Q

ってか僕の本名字が田中でびびった。
さすが全国五位の多さですね、うん。

48:部長:2012/05/28(月) 13:18 ID:jzs

ね   た   ぎ   れ   。

49:部長:2012/05/28(月) 16:30 ID:jzs

な に も 思 い つ か な い 。

50:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/28(月) 16:54 ID:GiI

部長>ガンバ!
続き楽しみにしてます。

51:部長:2012/05/29(火) 12:30 ID:2hg

「せっかく集まって貰ったが、今日はやることが無い。解散!」
俺はそう言って、部員達を帰らせる。が
学校のアイドルだけは残り、俺を睨み続けている。
「何だ?帰らないのか?」
「どうしたら、削除して貰えるんですか?」
「削除しないから、何もしなくて良い」
いや、待てよ。
「削除してやっても良い。だが、条件がある」
「何ですか?・・・」
かなり、警戒している。表情を見れば誰の目にも明らかだ。
「貴様の家は大金持ちだよな?」
「お父さんとお母さんのお金は渡せません」
「そう急くな、金が欲しい訳じゃない。

52:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/05/31(木) 19:48 ID:GiI

なんだ!?なんだ!?
なんなんだ!?続きが気になります!

53:ダレンシャン:2012/06/02(土) 05:58 ID:9e.

ぎゃあああああああああああああああ
気になる‼面白すぎる‼
ねたぎれなんぞ言わずに頑張ってください(殴

54:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/02(土) 10:56 ID:GiI

ダレンシャン>書き込む時間5時って。。。朝はやいですな
部長>続きが気になる!早く書いてください!!

55:ダレンシャン:2012/06/03(日) 21:11 ID:9e.

プリンさん>
そうですかw
部長さん>
頑張ってください!

56:匿名さん:2012/06/05(火) 00:37 ID:y.U

すごい面白いです!
続き頑張ってくださいね

57:ダレンシャン:2012/06/10(日) 11:04 ID:h3Y

かなり下でしたのであげます

58:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/06/10(日) 18:05 ID:GiI

部長www>
かいてくださ〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!
続きが気になる〜〜〜ww

59:部長:2012/07/12(木) 18:33 ID:lco

タイホー サレテタ

60:手帳:2012/07/17(火) 15:11 ID:gAc

続きが気になる。?

61:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/07/19(木) 18:17 ID:GiI

部長>おかえりー
さっそくだけど小説書いて!

62:部長:2012/07/20(金) 15:16 ID:r/s

「俺が欲しいのは・・・部屋だ・・・」
「はい?」
そう、女体化した新しい肉体は両親に認めてもらえず
目下一番の悩みはどこに住むか?だった。
「お前の家、大金持ちだよな?豪邸だよな?
部屋なんて一万個くらいあるよな?」
「いえ、そんなには・・・というか
何が目的・・・何ですか?」
「目的もクソもねぇ!俺は住めるところが欲しいんだぁ!!」

63:部長:2012/07/20(金) 15:27 ID:r/s

それから数時間後、アイドルは了解を
取るべく携帯で家に電話している。
とりあえず、仲の良い友達を数日間
家に泊めてあげたいという方向で
両親と会話しているようだ。
両親と長々と会話するアイドルは
とても両親と仲が良いんだろう
誘拐したら、身代金がたくさんとれそうだ。
数分経って、アイドルは携帯を切った。
「今日から3日だけしか、泊められません」

64:プリン kuromomomajosan@yahoo.co.jp:2012/07/20(金) 17:31 ID:GiI

おおお!ってか部長は
アイドル誘拐するつもりだったんかい!


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