恋愛経験値

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1:葉月:2012/05/13(日) 20:37 ID:etc


私は学校に好きな人がいます。

地味で、ドジな私は、愛してはいけない……
クラスの人気者。
篠山―――紺君。

「おはよっ!紺君!」
「紺、ハヨー!」
「おはよ、皆」

満面の笑みの紺君。
あたしも話しかけてみよっかな
「紺君…おは……」
ドンッ!

誰かが私を突き飛ばした。
そのはずみで教卓にぶつかる。

「痛ったぁ…っあ!」
教卓の花瓶がぐるぐる回って、落ちる。

思わず、頭を手で覆った。
………………ん??
そぉっと上を見ると、紺君が花瓶を持っていた。

「おい!あぶねーじゃねーか!」
「ご、ごめん……ごめんなさい潺さん……」

女の子は、紺君に言われて泣きそう。
「あ、いえ……」
「大丈夫か?」

手を差し伸べてくれる紺君。
ああ、やっぱり……

私はあなたが好きです――――

2:葉月:2012/05/13(日) 20:47 ID:etc


朝。アノコトがあって紺君の人気、落ちないかな?と

ちょっと心配したけど。

そんな心配無用だった。

紺君ってほんと、正真正銘の人気者。
さっき私を突き飛ばした女の子にも優しい。

私は、ともだちはいない。
影のうす〜いカンジの女の子。
トロくて、皆についていけない。
でも……

ほんとうは読書しているふりして、いろいろ聞いているのです。

話している人の話を聞くだけだけど、まるであたしも

仲間に加わっているみたい。

「なぁなあ、前から知りたかったんだけど、紺って好きなヤツいるの?」
ドキっ!

これはキョーミ深深っ!聞かなければっ………

「―――――――秘密ー!」
「マジかよー!いるの?」
「いね―――――――よ!」

ホぅ…安心。でも、ショック。

ドーせ私なんか、見ててくれてない。絶対。


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