作者の桜音イチゴです。*^^*
もうひとつの小説掲示板では『ちび☆デビ!』を連載しております。
LaLa×NaNaは双子の女の子ていう設定。ちょっぴりシリアスな展開になるかもしれません…………。
第1話『双子のLaLa×NaNa』
私はLaLa−ララ−
僕はNaNa−ナナ−
私達はいつも一緒……………
だって、双子だもんーーーーー。
LaLa「ナナ!おっはよー♪」
ララは元気な女の子。
ピンク色の可愛い物が大好き!
NaNa「ん………おはよ ララ……」
ララの妹、ナナは自分のことを“僕“という静かでクールな女の子。
水色が好きなんだって。クールな色だからかな?
ママ「ララーナナー!学校へ行く時間よー」
LaLa「えー学校行きたくなーい!」
ママ「じゃあ、お小遣いナシにするわよ?」
LaLa「うぅ………」
NaNa「行こう………ララ」
LaLa「ぶーっ」
ふてくされるララ。
真面目な妹・ナナ。
NaNa「先………学校へ行ってる……」
LaLa「あ〜!待ってぇ〜!!私も一緒に行くぅー」
性格が正反対の双子……………
LaLa×NaNa
第2話『だれかのイタズラ?』
キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴る。
先生「三時間目の授業はパソコンをやります。」
LaLa「あれ?先生ぇー」
先生「何ですか?ララさん」
LaLa「パソコンが……バグを起こしてるみたいです。」
先生「えー!?買ったばかりの新品なのに!?」
NaNa「誰かの………イタズラじゃない?」
冷静なナナ。
CoCo「電波人間の仕業だわ!」
LaLa「ココ!?」
RiRi「電波人間はね………」
MuMu「電波の世界に住んでいると言われている。電気を吸収して自分の姿を保つ。」
LaLa「電気を吸収して自分の姿を保つの………?」
“私は…電気……電波……そのものの存在…………“
NaNa「誰…………?」
第3話『電気ゴースト』
電波人間「私は…電波人間………実体がないの…………」
MuMu「電波人間は電気ゴースト」
LaLa「機械を狂わせないで!コンピューターから出ていけ!!」
電波人間「いやよ………私は生きていたい………神様にもらったこの命……生かせていきたい………“私“は存在しているんでしょう?」
NaNa「神様……?」
電波人間「神様がね………私を造ってクレタ……私に名前もクレタノ……」
電波人間を造った神様って……?
NaNa「あなたを造ったのは神様なんかじゃない…………“悪魔“です」
LaLa「ナナ!?電気ゴーストのことを知ってるの!?」
ララがナナに問いかける。
NaNa「まあ……知ってる……悪魔のウワサも……。電波人間……あなたの魂は可哀想………もて遊ばれているようなもの………”人間”になれなかった可哀想な霊………」
電波人間「私は人間です!!電波で出来た人間だって神様が………」
NaNa「シャドウ・メアリー……」
CoCo「シャドウ・メアリー?」
NaNa「電波人間を造った者の名」
RiRi「魂の狩人(スピリッツハンター)って、呼ばれているわ」
MuMu「黒い悪魔………とも呼ばれているの」
電波人間「ヤメテ!私は人間だもん!シャドウ・メアリー様は悪魔じゃない!!魂を導いてくれる優しいお方です!」
NaNa「現実は………認めなきゃね………」
LaLa「ナナ!?片手に持っているのは………」
電波人間「!!?ヤ、ヤメテ!コンセントを抜かれたら……………」
NaNa「…………死ぬんでしょう?いえ、正確に言うと「消滅」かしら?」
ナナが片手に持っているのは沢山の機械の線を繋ぐコンセント………….。
抜いてしまえば「電波人間」にとって、待ち受けているのは一言で言うと……「消滅」
NaNa「来世は……“人間“になれるといいですね………」
LaLa「ナナ!やめて!!」
電波人間「ヤメテクダサーイ!!(悲鳴)」
ブチッ★
電波人間「いやあああああぁぁ!!!!」
プツン………
LaLa「…………」
CoCo「…………」
RiRi「消滅した………」
MuMu「ナナ………残酷」
ナナは静かな雰囲気とは裏腹にもうひとつの顔は“残酷な天使“
NaNa「強制的に成仏させたんですよ(^^)」
ナナは黒い笑みを浮かべる。