2回目の、「好き」

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1:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 16:06 ID:9nw

皆さん、こんにちは!
薫ですっ!!

ついに恋愛小説、終わりました!
本当に皆様、ありがとうございます(泣)

さて今度の小説も切ない系です!
感想、応援、お待ちしてます!


荒らし、悪口、ナリはやめてください!
書くのはあたしだけでお願いします!

ではではっ!
第2作目、START!!

2:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 16:09 ID:9nw

ーーー「好き」

最後まで言えなかったコトバ。

あの時。言えばよかった。

ーーーーセンパイ

好きです。

3:梨歌♪(李桜):2012/05/19(土) 16:09 ID:962

薫来たよー!

4:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 16:11 ID:9nw

『芽衣』

また、呼んでください。
明るく無邪気な笑顔で手を引いて。
…センパイ。
かえってきてください…。

5:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 16:13 ID:9nw

李桜、来てくれてあんがとぉぉーー!!

>>2>>4は、プロローグです!!
次から本編に入りますっ!

6:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 16:18 ID:9nw

1年前の夏。
あたしは高校1年生だった。

暑い日が続いてた今年は
今日が特に暑かった。
「暑っ……」
友達と共に暑さを味わっていた、休み時間。
「…桜乃 芽衣さん」
上からふってきた優しい声。

それがセンパイだった。

7:緋扇:2012/05/19(土) 16:28 ID:xi6

来たよー!の前に、
薫おめでとー!!

でも、前のスレで995こえてるのに気付かず、999番とってしまってすいませんでした!
本当にごめんなさい!


新しいお話、面白いなっ^^桜乃芽衣ちゃんね♪
コレからが楽しみやわぁ

8:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 17:06 ID:9nw

緋扇、ありがとう!!
気にしないで〜^^
来てくれて嬉しかった♪
改めてよろしくっ!

9:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 17:34 ID:9nw

「…はい?」
知らない人から話しかけられてしまった…。
こういう時ってどうすれば…。
「ちょっといいですかね」
日に照らされ、黒髪はキラキラと輝き、よく顔が見えない。
……この人
「…聞いてるかな?」
…きっとイケメンだよ!!
逆光で顔が見えないけどそんな感じがした。
「んじゃ、ちょい行ってきますッ!」
友達・大江 美咲にニッコリ笑いかけ、その場を後にした。

10:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 17:47 ID:9nw




シートとして誰もいない図書室に連れて来られる。
それまで一度も顔を見てない。
「…芽衣」
「はいッ!」
…って…あれ?今呼び捨て…
「2年の神谷 空ってんだけどさ」
こっちを見る神谷…空さんは優しく微笑む。
…わっ……!!!想像どおり…!!
めちゃくちゃかっこいいッ!!
「…芽衣?」
ボーッとするあたしの肩を叩く。
ぅわっ…触られちゃった…!
触れられた右肩はだんだんと熱を持ち、熱くなる。
…なんだ…これ………
「あんさ。」
「へっ」
いきなり顔が近づき、ドキッとする。
えーえーえー?!い、いきなり…!?
目を閉じるも、何もしてこない。
そっと目を開けると、失笑してる神谷さんの姿。
……え…
「あの…神谷さ…」
「あんた」
まだ少し笑いながらもこっちを見る。
「どんだけ欲求不満なの」
……は?
優しかった声は消え、残ったのはバカしする神谷さんの姿。
「つーか
"先輩"だろ?欲求不満ちゃん。」

……高校1年生、夏。
恋が始まると思ってた。……が。
…変なあだ名もつき、笑われ
恋どころか 喧嘩が始まりそうです。

11:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 17:49 ID:9nw

【間違え】
シートとして→シーンとして
バカしする→バカにする

12:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 18:07 ID:9nw

「何ですか、そのあだ名…」
『年上』、と、言い聞かせて必死に怒りをこらえる。
「だって キス、期待してたでしょ」
「はっ!?」

13:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 18:14 ID:9nw

>>12短ッww
すみませぬ…ww



「年上にそんな口聞いていいんですかぁ?」
軽くあたしを睨む、センパイ。
……年上らしくないんだもーん…。
「じゃ、そろそろ戻るか」
「えぇ!?
なんであたし呼んだの!?」
センパイはめんどくさそうにため息をつく。
「だからー…欲求不満ーって顔してたから」
「…は…?」
年上だから逆らえない。
…だから必死に
爆発寸前のあたしの怒りをこらえた。

14:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 18:24 ID:9nw



「あ、芽衣ッ!」
戻ってきたあたしに気付き駆け寄る、美咲。
ニヤニヤしながら廊下で待ってる…ってことはなにか期待してる。
センパイとは階が違うから一人。
それじゃなきゃそんなイラつくニヤニヤ顔はしないだろう。
「なにかあっ…」
「別・に!!」
鬼のような形相で教室に入る。
「ちょ、芽衣恐いよー?どうしたーっ」
クラスの女子達はあたしのブサイク面を見て驚いている。
……誰に言っても信じてもらえるものか。
あんなにかっこいい人があんなこと言うなんて誰も想像できないもの。
「…別に…ちょっとやなことあっただけぇ」
頬を膨らまし、いじけ顔で席に着いた。

15:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 18:28 ID:9nw

一旦、おちまっす______!!!

16:緋扇:2012/05/19(土) 18:32 ID:ms2

あはは^^
うち、空君嫌いっつーか、苦手やな^^
芽衣ちゃんの気持ちも分かる気がするわ!
まぁ、機嫌直してや!芽衣ちゃん♪

有り難う!うちも改めて、よろしくなっ^^

17:薫 ◆0rlM:2012/05/19(土) 18:59 ID:9nw

緋扇、感想ありがとう〜〜!!!^^
あたしは空大好きぉww

っと…ごめん!再・おちまっせ!!

18:伊月:2012/05/19(土) 21:32 ID:DE6

やっとこれました。
薫さん1000おめでとうございます。

19:芽実:2012/05/19(土) 23:50 ID:rls

おーひーさー
元瑠璃です〜

20:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 10:51 ID:9nw

伊月>来てくれたのかぁぁぁーー!!!(泣)
嬉しい…♪ありがとう><

瑠璃(芽実)>おーひーさぁぁー!!!
瑠璃と話す(会う)のは久しぶりで嬉しいのだw
お互い頑張ろうねぇ!

21: 薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 11:05 ID:9nw

あと…10秒…。
…9.8.7…
まだあと6秒、勉強の時間。
でもすでにあたしは教室を出る準備。
3…2…1…
「ゼロッ!!」
同時にチャイムがなり、あたしは教室を飛び出した。
そんな姿を先生共々クラスのみんなは呆れながら見ていた。
…別にいつもこんなわけじゃないんだよ。
…今日は用事があるのよ、はい。
自分からなんであんな人のところに行かないといけないんだ。
不思議で仕方ない。
…………でも
あのストラップは大事なものなんだぁぁぁーーーーー!!!!

22:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 11:11 ID:9nw



ちょうど教室から出てきたあの人。
「センッ…」
気合いを入れ中に浮く。
「パアアアアアーーーーイ!!!」
ドスッ!!!!
…鈍い音がし、辺りはシーンと静まり返る。
………あ…ついその場のノリで…。
「…欲求不満ちゃん」
起き上がったセンパイはあたしの手首をつかむ。
……あーあ…
額から一滴の汗が流れた。
やっちゃった……
「ちょーっと話そうか…」
笑ってるはずなのに目は笑ってないという恐ろしいセンパイにあたしは連れていかれた。

23:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 11:19 ID:9nw

中に浮く→宙に浮く


はい、再び図書室。
「…あのさぁ」
壁に追い詰められる。
…目が…目がこわいよセンパーイ…。
「ケンカ売ってるよね」
「いえ?」
…なんて可愛くない言い方。
センパイの怒りを込み上げただけだよ。
「先輩を跳び蹴りする後輩なんて初めて見たヨ?」
「ですよね。一体誰がこんなこと…」
ガシ。
力強く肩をつかまれる。
「君でしょう…?」
「はは…ですね」
……センパイ、あなた
顔だけですね。
言ったらどうなるか。
大体、予想できるから言わなかった。

24:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:11 ID:9nw

「んで?跳び蹴りした理由は?
あんた理由なしにそんなことしないでしょ」
……え。
わかって…くれてる。
少し顔が赤くなる。
「…なるほど」
「へ?」
「欲求不満ちゃんはかまってほしかったわけね」
「はいぃ!?」
ええええ!!!!!何故そうなる!?
…センパイの本性知ってて惚れたりしないよ
「違う?」
「違います!!!!」
「…俺のこと」
陽に照らされセンパイがキラキラ光って見える。
……ううん。
「『好き』だと思ったのに」
センパイが 輝いてるんだ。
「………………って!!!
違いますッ!!!」
なんなの、もう…。
調子…狂うよ……。
「ちょ、今見ないでください…」
こんな赤い顔、見られたくない…
その時、センパイの顔も少し、赤くなったように見えた。
「え…センパ…」
ぎゅ…。
………え?
気がつけばあたしは
センパイの腕の中だった。

25:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:16 ID:9nw

なんなの。
一体何が起こってるの…?
……ていうか
なんであたしは抱きしめられてる!?
あまりに驚いたため、硬直してしまう。
センパイ……?
「……めぐ…」
___________え。
センパイ……今
違う女性(ひと)の名前
呼びましたか________?

26:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:23 ID:9nw

………なんでかな
____ズキ。
心臓が 痛い。
「…………!!」
手を離し、自分にびっくりしてるセンパイ。
「……ごめん」
あたしと目を合わせようとしない。
____センパイ
『めぐ』さんって誰…ですか?
「…センパイ」
……どうして
こんなに 悲しいの?
「今日はやっぱりいいです」
「え?」
「………また…今度」
センパイの横を通る時。__流してしまった。
嫉妬と悲しみに溢れた涙を。
_____あたし
センパイが…好き……?

27:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:27 ID:9nw

「っ……う……」
____違う。
好きなんかじゃない。
センパイじゃなくても きっと痛かったよ。
……なった?
………センパイじゃなくても、あたし
同じ気持ちに なった____?
あたしは
______センパイが好きだ

28:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:33 ID:9nw

……気づくいたらもっと痛くなるだけだ。
「センパッ……イ…」
気づかない方が 良かったよ___。



空side

図書室にただ一人、残された。
…………なんで抱きしめたんだ。
なんで 思い出すんだ。
「っ…なんで
泣くんだよ___…。」
ひとつだけわかってんのは
まだ、"めぐ"のことが忘れられない ということ。

29:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:36 ID:9nw

気づくいたら→気づいたら


誰もいない…?!(°д°;)
さびし…ww

30:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 12:37 ID:9nw

イェイ、イェイッ!!30ッ!!(>∀<♪)

31:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 13:14 ID:9nw



「……うしっ!」
涙が止まって、スッキリ。
強く頬を叩き、遠くを見る。
「__さてと…。行くかぁ」
立ち直りが早いって友達に言われる。
_______わかる気がする…。
…あたしは
恋なんて しないのダッ!!!!
センパイなんて大嫌い…な、はず!
好きだなんて…思ってないよ…。
「………………バカなセンパイ。」
正直に言えっての…バカ……。
正直に言われたらあたしはきっと傷つく。
その理由を知るのはまだ先だった。

32:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 13:24 ID:9nw



「セーンパイ」
次の日の朝。
歩いてるセンパイを見つけ、肩を叩く。
「…お前もこっちか」
「なっ…!嫌そうな顔しないでくださいーっ!」
……まるで
何もなかったように話すことができたし
センパイも何も言わず普通に話して
____安心した。
「…なあ」
「………はい?」
…いきなり空気が変わり、少しドキッとなる。
…センパイ
あの話題に 触れないで
「……名前なんだっけ」
真顔であたしに聞くセンパイ。
「……はぁ?」
本気で怒るよ、センパイ?
「欲求不満ちゃんしか出てこないんだよ」
ハハハ、と笑う。
……笑い事じゃないですって…!!
…そっかぁ……
名前も覚えてもらってないのか…
「…自分で考えてくださーい」
わざとらしく怒り、そっぽを向く。
……センパイのバカ
「ブッ。
怒るなって。嘘、嘘。」
……また笑われた……。
でも…センパイの笑顔はちょっとだけ…キュンとした。
「早く行くぞー。芽衣。」
あたしの頭をなでてから、前を歩く。
……センパイ…やめてください…。
気づいてしまいますよ…本当の気持ち……。

33:緋扇:2012/05/20(日) 14:49 ID:bBs

ただいまー!なんちゃってぇ♪

めぐさん・・・か・・。
 
空君おもろいなぁ^^
芽衣ちゃんファイト!
薫もファイト!!

34:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 15:13 ID:9nw

緋扇ッ!!お・帰・りィ〜!!
待ってたよぅ><
ありがとー♪^^

35:セーラ☆ (元うさぎ):2012/05/20(日) 17:23 ID:pSA

久しぶり!!\(>▽<)/
1000☆おめでとう♪

では、では・・・(^о^)/

☆感想☆
せせせせせせせせ、先輩!!!!
『めぐ』って、誰ですか?

そこんところ、
すんごく・・・・・・気になる!

んじゃ、またね〜〜♪(^▽<)/

36:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 19:01 ID:9nw

うさぎ>ありがとう><
感想もありがとう…!!(喜)
またネッ♪

37:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 19:11 ID:9nw

「あ"……!!」
やばっ…忘れてたーー!!!!
ストラップっ!!探さないとっ…。
「あ、センパイ。先行きますね」
「………なんで」
……えぇ?
会った時、嫌そうな顔してたのに何で
先行くって言ったらそんな悲しい顔するんですか。
…きゅううん……。
センパイといたら 胸が苦しいです…。
「…………えっと
…そういう気分だからです!!」
いくら年上に見えなくたって、"センパイ"には変わりない。
ストラップひとつ探すのに付き合わせたりなんてできないよ。
全力疾走であたしは学校に向かった。


「…分かりやすっ…。」
あたしが行った後。
あたしの後ろ姿を見つめながらセンパイは呟いた。

38:薫 ◆0rlM:2012/05/20(日) 19:28 ID:9nw

みーーーーなーーーさーーーーま!!!!!
……………いつも感想どうもーですッ!!
……それだけですw

最近…ていうか前からだけど
観覧者が少ないよぅww
もっとたくさんの人に見てもらえるよう、頑張りますッ!!

39:オニオン:2012/05/20(日) 19:36 ID:Ips

伊月です。
大丈夫ですよ。
皆さんこのスレのこと知らないだけかもしれませんし。

40:& ◆RsrM:2012/05/20(日) 19:46 ID:etc

薫サマ

初めはボチボチですね。私なんかまだ0人……
良かったら来てください。
あと、ここの小説観覧させて頂きます。

お互い頑張りましょうね。

私、題名でこの小説見たんです。
題名で人を引き付けるなんて、すごい能力ですね。

41:風香:2012/05/20(日) 19:47 ID:etc

40>私です。
   すみません。エラーです

42:緋扇:2012/05/20(日) 19:53 ID:bBs

芽衣ちゃんかわええな♪分かりやすい性格って^^
空君は年上に見えへんねんな^^うけたわぁ♪

前の話もおもろかったけど、こっちの方がおもろいかも!?
てか、両方おもろいからええけどなっ!

43:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 07:00 ID:9nw

オニオン>う…ありがと…°(°´д`°)°

風香s>す、すごい能力…?!(°д°;)
嬉しいなぁ><
今度見に行きますよ!!
スレ名教えてください!

緋扇>でしょwww
あたしも思ったーーーww
両方面白いとは…!!
…ありがと…><

44:オニオン:2012/05/21(月) 07:20 ID:XUY

今日は、金環日食ですね。
どうしたらそんなに上手な小説がかけるんですか?

45:凜 ◆hN7g:2012/05/21(月) 15:49 ID:xqo

なんか半分雑談になっていますね。

46:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 16:29 ID:9nw

オニオン>えぇぇ…(汗)
"どうしたらこんな下手な小説書けるの?"じゃないんですかい!!
…でも嬉しいです…♪

凜s>あ、さーせん…気ィつけます…

47:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 16:37 ID:9nw

「ないぃ……!」
隅々まで探したのに、ストラップらしき物はひとつもない。
…大事にしてた大切な物だったのに。
「っ……」
他に図書室にいる人からのイタイ視線を浴びながらも、再び探す。
「……ばーか」
シャランッ……
聞きなれた声に聞きなれた音。
顔を見なくても分かる。
「センパイ…」

48:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 16:42 ID:9nw

>>46
"さーせん"って間違えました
ちょっと色々あって…ね
"すみません"、です


「ん
探し物はこれでしょ?」
センパイの手に握られていた物。
それは正真正銘、あたしのストラップ。
「あ…」
「拾った。昨日。」
……センパイ…
「…ありがとうございます」
センパイのこういうとこ 好きだ…。

49:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 16:53 ID:9nw

「…そんなに大切な物なの?」
「あ、はい…
…初恋の人がくれて……」
考えただけできゅんとして、嬉しくなる。
………でも転校してしまって、もう会っていない。
「…ふーん」
「"ふーん"って…!
聞いたのセンパイでしょ?!」
相変わらず自分勝手…
「…だって
俺といるのに他の男の話するから…さ」
ため息まじりに言うセンパイは、少し怒って見えた。
……センパイ…それって…
「ヤキモ…」
「違・う!!!
ほらさっさと教室戻れ!!」
「センパイ声でかすぎますって…!」
睨まれながらも渋々教室に戻ることにした。
…センパイ。バレバレです。
顔、すごい赤いですよ……?





空side

「…ハア……」
芽衣が戻ったあと。
自分も教室に向かう。
「……何言ってんだ…俺……」
…ヤキモチ…?俺が…芽衣に?
……んなわけ…
「…ねーな。うん。」
___最近…おかしくなった気がする。

50:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 17:54 ID:9nw



『芽衣っ!』
可愛い笑顔の男の子。
あたしの元にやって来て、つんできた花を渡す。
『わぁ…ありがと!大好きっ』
『うん…僕も』
小学2年生。
隣の家に住んでいた男の子とよく遊んでいた。
でも…

『…ごめんね、芽衣…。
僕 引っ越しすることになった』
『……………え……?』
いきなりだった。
父の転勤と言うことで男の子は旅立つことになった。
『芽衣、約束する。
僕が大きくなってから、芽衣をもらいにくる』
『………うん…待ってる……』
指切りをして、あたし達は別れた。
……大好きだった。
…………………大好き…だった。
また会えたら____…。

51:薫 ◆0rlM:2012/05/21(月) 18:02 ID:9nw

また会えたら言わないといけないこと。
『…あのね、あたし___________』


「……い……!!!」
……誰…?
迎えに来てくれたの?
「直(なお)…」
あれ…ここどこだ?
「……教室…?」
辺りを見回すと、みんな真っ青な顔をしてあたしを見ている。
「?
どうし……」
「ほー…
お前自分が何してたかわからんか」
……へ…
恐る恐る、顔をあげる。
そこには鬼のように真っ赤な顔をしてあたしを見てる先生。
「…あー……わかりまーす…」
てへっ、と、ごまかすように笑う。
癒してあげようと思ったが、逆効果。
逆に…怒らせてしまったよう…。
「桜乃 芽衣…
放課後 保健室に来いっ!!」
はい、呼び出しくらった___…。

52:緋扇:2012/05/21(月) 18:12 ID:nbg

ほぉ。芽衣ちゃんの初恋かぁ^^
男の子の名前はなんて言うんやろうなっ♪
おまけに空君のヤキモチっ♪
楽しい気持ちでいっぱい!悲しかった事なんて全部ふっとんだわ!!

あと、50おめでとー!!
これからもがんばれ!

53:オニオン:2012/05/21(月) 18:37 ID:iyk

どんなストラップ貰ったのでしょうか?
なぜ、保健室なんでしょう?普通、職員室にこい!っていうような?

54:風香:2012/05/21(月) 19:03 ID:etc

薫s>薫ちゃんで良いですか?
   私は呼び捨て&タメ口でいいよ。

43>そんな謙虚な所も好まれる理由なんじゃないかな。
   小説には、その人の性格が出るっていうしね。
私の小説は見つけたら見るっていう程度で良いよ^^
なんか自分でここだよっ!見てっ!っていうのがらに合わないし……

★☆☆☆☆☆感想☆☆☆☆☆★
芽衣ちゃん、おっちょこちょいだね〜
ってか初恋の人!?
だれっ!??!?

かっこいい人かな〜
続き楽しみ!

55:薫 ◆0rlM:2012/05/22(火) 16:44 ID:PUw

みんなあんがとぉ____♪♪><♪
嬉しい…!!
あと、保健室じゃなくて職員室でしたぁ____www






「担任の俺の授業で居眠りなんて…
普段の行いはどうなってる?!」
うっぜぇーーーーー!!!!
なんなの、この先生!!
うるさいししつこいしっ…!そして長い!!
もう少しで30分だしっ……。
「だいたいお前は…」
ひぃ〜…まだ続きそう……
もう十分反省してるってぇ〜〜……
「聞いてるのか?
おい、桜乃____…」
「先生」
男の人の…声……?
「彼女もう十分反省しているようなので。
____失礼します」
センパイ……!
「おい、あんたは誰だ!!
おい、桜乃……」
センパイに手を引かれ、あたしは職員室をやっと出れた。
…助けてくれた……?

56:薫 ◆0rlM:2012/05/22(火) 17:43 ID:ElY

「あの センパイ…」
「………………」
…無視…感じ悪ッ。
……助けたてくれたと思った自分がバカだ…。
「……おい」
「うわっ!」
いきなり振り返ってきたため、センパイの背中にぶつかってしまう。
…センパイの背中……広い
ふと、そんなことを感じてしまう。
なかなか離れられなってしまう。
……あったかい。
「……欲求不満」
「……!!」
センパイを突き飛ばしてしまう。
……なっ…!
あたし何してんだぁぁ!!
あたしが離れなかったくせに!!
「……痛ぇ」
「えっ」
腕をおさえ、あたしを軽くにらむ。
……嘘だ…絶対……!!
「センパイ、騙されませんよ?」
「なんでだよ
痛みは俺にしかわかんねーだろ?」
……ケンカ売ってる小学生かっての…。
「…センパイのこと見てるあたしの目は、ふしあなじゃありません
センパイのこと見てれば嘘だってわかりますって。」
わかりきったような顔をした。
……要するに、どや顔…。
「…俺のこと見てんだ?」
「はぁ?当たり…」
…ドキン……
「…前……で…す」
そんなに見つめているとは思わなかった。
…センパイ。こういう時は『変態?』とかで笑わせてください。
どうしてそんな表情(カオ)であたしを見るんですか…。
「………芽衣っ…。」
……センパイ…?

__センパイ、教えてください。
どうして抱きしめるんですか?

____ドキン________。

どうして そんな悲しそうな顔をするんですか……?

57:薫 ◆0rlM:2012/05/22(火) 17:54 ID:ElY

「セセ、センパイ!
離してくだっ、くだっ、さいっ…!」
落ち着け、あたしっ…!!
動揺するな!!センパイは何も思ってないはず!!
落ち着け、落ち着け、落ち着けっ……
「……お前の」
「えっ?」
「お前の初恋の男って、どんな奴」
「……え」
初恋。前に少し話した。
あたしの初恋の人は____。
「…優しいひと」
「…他には?」
「……優しくて…よく笑って
こっちまで元気が出てきて…
一緒にいて楽しい人だよ」
「……ふーん」
……ちょっと…聞いといてなに?!
ていうか離してくれないと…
し、心臓…がっ…
センパイのことは何も思ってないはずなのに。
男の人に抱きしめられるとドキドキするよ_____。
「……じゃあ」
ゆっくりとあたしを離す。
センパイの顔を見ると さっきと変わらず
真剣な カオ。
「…芽衣」
「は、はいっ?」
「…あんただけに優しくする。
よく笑う。
一緒にいて楽しいと思わせる。
だから」
_____センパイ……それ…
まるで……
「だから俺のそばに…いろ」
_____告白みたいですよ____?

58:緋扇:2012/05/22(火) 18:16 ID:Sug

おぉ!
空君、面白い事するねぇ♪
芽衣ちゃんはどうすんねんやろ?

59:薫 ◆0rlM:2012/05/22(火) 20:09 ID:ElY

緋扇、ありがと(´>ω<`)
面白いこと……w



「……帰る ぞ」
「……えっ。
あ、は、はい…」
……センパイ
___今の…なんだったんですか?
わかりません。言ってくれないと…。
「センパイっ…」
服の裾を掴み、センパイの動きを止める。
「…なに」
……!!
あたし何してんだーーーー!!?
「えと…
……さっきのこと気になって…アハ…」
苦笑いをする。
…ああ…すごい恥ずかしいぃ……
「あ?さっき?
………ああ」
思い出したようにセンパイは言う。
___そして
あたしをジッと見つめた。
「勘違いすんなよ
"そばにいろ"…ってのは……」
めずらしく顔を赤く染めるセンパイ。
…センパイ……なんか可愛いかも…
そんなことをのんきに考えられてたのは
______今だけだった。
「…好きだ……ってこと…だから…な?」
………………………え。







続くよぉ〜(´∀`)
今日はもうバイバイ♪
また明日ぁ♪

60:緋扇:2012/05/22(火) 20:22 ID:Sug

さよならー!また明日なっ^^

空君が芽衣ちゃんの事を・・・・。
あかん。このままではうちがおかしなってしまうわ。
めっちゃくちゃおもろいからこれからも頑張れ!

61:風香:2012/05/22(火) 22:28 ID:etc

ひゅひゅー!

62:薫 ◆0rlM:2012/05/23(水) 18:46 ID:ElY

あ・り・が・と〜(´∀`)/

みんなにお知らせがっ…!
来るのが遅くなる日が、ちょこちょこ出てきそうです…。
でもなるべく毎日来れるように努力したいと思います!!!




……『好きだから…』?
「…う そぉ……」
「…嘘ついてどうすんだよ」
……うそ うそ……
………………本気?
…顔見ればわかる。
「っ…あ……」
本気…だ_____。
「……………また明日!!!!!」
逃ッ。
今はそれしかなかった。
あたしの頭に浮かんだ答えは

ひとつしかなかったのに。

63:薫 ◆0rlM:2012/05/23(水) 19:05 ID:ElY

「ただい…まっ……」
「お帰り
ずいぶん息あがってるわね」
「あー……走ってきたからっ」
逃げるようにその場を離れる。
……いちいち言う高校生がいる?
告白された なんて……。
部屋に入る。
静かで癒される空間。…なのに
今日は落ち着かない。
ドキドキして落ち着かなくて
顔が 真っ赤になって。
___あたしは
センパイになんて答えればいい?
好き、だなんて考えたことあったのはあれっきり。
センパイの本性を知ってるのに
"嫌い"になれないのは 何故?
____それは
"好き"だから?
………そもそも

"好き"って どんな気持ち?

64:緋扇:2012/05/23(水) 19:44 ID:4BM

芽衣ちゃんがんばれー!
自分の正解を導きだせー!!
空君は・・・。ま、まぁ、芽衣ちゃんの返事を待ってたらええわ!

薫がんば!

65:芽実:2012/05/23(水) 20:07 ID:rls

お久〜←何回目(笑)
小説進んどるねぇ!
最初からよまんと遅れてまう…っ
うちんとこにもちょこちょこ顔出してね(^ω^)
ではでは(^.^/)))

66:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 15:18 ID:ElY

緋扇、ありがとう(TωT)
頑張りまっす!!!

芽実ちん!?((なにそのあだ名?!w
小説の大先輩がなぜこんなとこに…!!
うーれーすぃ〜><
「隣の山田くん」、行きましたよぅ!










「お母さん」
「…近いわよ」
顔を引き離されてしまった。
…近づきすぎたようだ……。
「あのさ
好きって何?」
ゴンッ!!!
………シーン…。
「ちょ、大丈夫?!」
どうやらお母さんはひっくり返ってしまったよう。
…そんなに驚くことかな。
「…恋でもしてるの?」
よいしょ、と起き上がる。
そして腹が立つような顔で見つめてきた。
「ちっ…違うってば!!!!」
答えを聞く前だったのに。
あたしはリビングを飛び出した。
再び部屋に戻り、ベッドにもぐりこむ。
____恋…?
何それ?どんなの?
あたしは
____センパイのこと
どう思ってるの?
でももしセンパイがいなくなったりしたら?
…悲しい……ってだけじゃない。
「苦しい…?」
そんな気持ちも混じってるはずだ。
__あたしの好きな人は
____________センパイ?

67:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 15:28 ID:ElY



「おはよ…」
昨日は遅くまで考えていた、自分の気持ち。
結局わからず、寝不足。
気分も悪い。
___でも休みたくない。
「顔色悪いわよ?」
お母さんはやっぱり気づく。
「ん…平気」
本当のことを言わなかった。
そして。
朝ごはんを食べず、家を出た。


「おはよ、芽衣」
「あ…美咲。おはよ…」
ふらふらと机の方へと歩く。
そしてどっかりとイスに座った。
「どしたの?顔、真っ青。」
「…なんか具合悪くて…。」
教科書を机にしまっていると、
一人の男子があたしの元にやって来た。
「桜乃…。顔色悪すぎ」
「あー…そうかな」
一人一人言うのめんどくさい…。
その気持ちが伝わったのか、美咲がかわりに説明。
「マジかよ
保健室、連れてく。」
「えっ…
いいよ。行きたくない。」
消毒の臭いが広がる保健室。
そこに行くのは好きじゃなかった。
「何言ってんだよ
早く行…」
______あ_______……。
急に視界が大回転。
イスに座ったまま、あたしはがっくりと動かなくなった。

68:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 17:01 ID:ElY

「……んん…」
寝返りをうつと同時に頭が痛んだ。
「痛っ____。」
頭をおさえ、目を開いた。
その時。
あたしの大嫌いな消毒液の臭いが身体中にまわる。
「っ…。」
やだな…この臭い。
臭いだけでわかった。
…保健室、だ。
ふと横を見る。
「……!?」
ベッドから落ちそうになった。
横には、さっきの男子・高野 翔平が。
…寝息をたてながら眠っている。
えええ!?なんでいるの!?
「……んぁ?」
むっくり起き上がり
___あたしと目が合う。
「ぅわっ!!
おお、起きたのか…」
あわててベッドから離れる、翔平君。
「…運んでくれたの…翔平くん?」
「……え」
…分かりやすいなぁ…。
目の前には、恥ずかしそうに顔を赤く染めた翔平君。
…そっか。
翔平君だ___。
「ありがとう…」
「……っ
別にっ」
…耳まで真っ赤…。
なんか…
__可愛いかも。
「っ…なあ…
桜…」
ガラッ!
「…乃……」
その時。
保健室のドアが開かれた。

69:緋扇:2012/05/24(木) 18:35 ID:stA

新たなキャラがっ♪
保健室のドアを開けたのはだぁーれ?

70:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 18:50 ID:ElY

緋扇、感想ありがとう(^ω^)
誰なのかは…続きを見てくらさいっ!↓↓



「すみません
怪我したん…っていないのかよ…」
…ううう…うそ…
センパイの声だ……。
…どうしよう。今は気まずいっ…。
告白途中から逃げたし…きっと怒ってる。
それに……
翔平君といるのが見つかって誤解されたら……
…やだ。
翔平君も喋らないし、動かない。
「…隠れるか?」
「う…うん」
なぜ、翔平君がそんなこと言ったのか。
そんなこと、頭になかった。
「こっち」
小声で話しながら、翔平君の指示に従うことに。
「…ん」
布団をめくり、あたしを入れようとする。
あたしはそっと布団にもぐりこむ。
う…意外と暑…
…ギシッ……。
「へ…」
誰かが乗ってきた、音。
同時に布団がめくられた。
「翔平くっ…!!」
「シッ!」
人差し指を自分の唇に当てられる。
ぅええええ……!?
なんで翔平君もっ…
隣に入ってくる、翔平君。
嘘。嘘…。
これって見つかったらもっとヤバイ…
「…あんさ、桜乃」
「な、なに…」
…ドキンっ。
ヤバイ…顔近いよ。
「……気づいてる?」
「え…」
頬に触れる、翔平君。
…これって……
「翔平君…?!」
キ__________……
バッ!!
___その時。
…見つかってしまった。
ドクンッ。
ヤバイ…この状況。
「…芽衣…?」
センパイ_______。

71:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 19:30 ID:ElY

「…芽衣…
何でここに…」
あたしの名前を呼んでいる。
なのにセンパイの視線の先はあたしではなく、翔平君。
「あ……えっ…と」
言わないで。お願いだから。
ねえ
センパイ________
「…もういい」
「…え…」
センパイっ…。
「やだっ!待って…」
「芽衣!!」
センパイをつかんだ手は無理やり離され、あげく怒鳴られる。
……センパイ。
「………っ…」
行かないで__…。
バタンッ!!
…センパイの背中は
暖かく、優しいはずだったのに今は
「桜乃…」
とても冷たく、痛かった。

72:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 19:36 ID:ElY

「桜乃、ごめん
俺のせい_________」
「…気にしないで」
…ごめん、翔平君。
今、翔平君の方見れないよ__。
「全然…気にしてないしっ
怒るなんて意味わかんないよねー
……………………」
会話が途切れてしまう。
__気づかないで。
あたしの体が震えてること。
「…桜乃」
翔平君は優しく言った。
「無理、しなくていい。」
センパイっ_____。
同時に涙が溢れた。
センパイ。センパイ…。
ごめんなさい。だから怒らないで。
あたしが好きなのは
「センパイだけだよぉ__…。」
_________センパイ。

73:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 19:42 ID:ElY

「__バカ」
……え?
今の声は…
「…最初からそう言えよ」
センパイ……。
「センっ…パぁ…イ…」
聞いてたのか、保健室に再び入ってくる、センパイ。
「…先戻ってんな」
そう言い、出ていく翔平君。
どことなく悲しそうな顔をして__。
「芽衣…ちゃんと言って?」
あたしを抱きしめる。
……あたたかい。
___センパイ
「センパイが
大好きぃっ____……!!」

74:薫 ◆0rlM:2012/05/24(木) 19:47 ID:ElY

あたしセンパイが
好きだぁ______……。
「…やっと言ったな」
「センパイ…大好きですっ……」
好き。大好き。
"好き"だけじゃ足りないくらいだ。
センパイが好きで好きで
________愛しい。
______好き。
大好き
_____愛してる。

75:セーラ☆:2012/05/24(木) 20:33 ID:wrY

久しぶり!(^▽^)/
元うさぎだよ!

早速!

+感想+

芽衣ちゃんが〜〜〜〜〜〜〜!
やっと、言ったよ〜〜〜!
しかも、『愛してる』って〜〜〜〜!

翔平くん!
あなたは、芽衣ちゃんの事が、
好きなんだね!
なんか、かわいいなぁ♪

また来るね!

では!

76:緋扇:2012/05/24(木) 21:23 ID:stA

ええねぇ。
キュンキュンするわぁ。
ってことは2人とも両思いってこと?!
じゃあ、芽衣ちゃんの初恋の人は?!
めぐさんって人は?!
まぁ、いづれ分かると思うけどねっ♪

77:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 16:04 ID:ElY

セーラ>久しぶりッ!!
感想ありがとぅ♪
正解〜!好きなのだw

緋扇>ふっふーん♪((きも
やっぱりそこが気になるよねっ!
それは後々わかってきますっ…。



____あたし
センパイが大好き__。
「…俺も好き」
軽く指にキスするセンパイ。
左手の薬指だった。
「…付き合って?」
ジッとあたしを見つめる。
____センパイ。
ここは左手の薬指だよ?
結婚した人が指輪をつける場所だよ?
___まるで
"永遠"を誓ったみたい__。
「…はい……。」

_____このまま幸せが続けば、と
今は 願うしかなかった。


第1章 終わり

78:オニオン:2012/05/25(金) 16:58 ID:DE6

センパイと芽衣さんが、やっと付き合いましたね。
初恋の人と何かまた、あるのでしょうか?

79:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 17:12 ID:ElY

オニオン>あるよ〜、色々♪
感想ありがとう♪


ついに第1章、終了…。
第1章はいつ始まったんですか?という質問は、やめましょう。ww
答えは、『なんとなく始まってました』ですからww
さあ、第2章も楽しみにしててください!!





第2章

___高校1年生、夏の終わり頃。

恋が実り、初めての彼氏。

ずっと一緒にいられますように__。

そう願いをこめた。

___でも、もうその時から気づいてたかもしれない。

______永遠には、いられない…と。

80:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 17:24 ID:ElY


「ねえ、芽衣」
「…何」
「あの人はどうなったの?」
「あの人…って?」
「夏に呼び出されたじゃん?
かっこいい人に。」
___『夏』、そして『かっこいい人』。
そのキーワードだけで、誰のことかすぐわかった。
夏の終わり頃。
まだまだ暑さが続くあの日、
あなたと 結ばれた。
「ねえ、やっぱり告白されたの?
もう彼氏持ちかぁ…。」
友達・美咲には一瞬でバレてしまう。
「…えっと……」
どうしよう。どう、ごまかそう。
______バレたくない。
その言葉だけ頭にあった。
「…別に…告白されたわけじゃないよ
……間違って呼び出したみたいで。」
「はあ?
モロ名前言ってたじゃん。」
「ど、同性同名だっただけだよ!」
苦しい言い訳をし、なんとか隠すことができた。
…でもきっと怪しんでいる。
「…ふーん
ま、彼氏はあたしより作ったらダメだよぉ」
「えぇ?!
美咲、ひどい!!」
この状況で、実は付き合うことになったんです、とは言えまい…。
その時。
ある人の行動で、バレるハメに。
「芽ー衣。」
…ぎくっ。
「芽衣?呼ばれてるよ?」
クラスのみんなの視線が、教室のドアの方にと、いく。
……やば…今こられると……。
恐る恐るあたしも見る。
…予想通り…。
黒髪で背の高い…男の人。
__センパイ以外…いない。
「芽衣…まさか彼氏?」
目が笑っていない美咲にニッコリ微笑まれた。

81:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 18:04 ID:ElY

「え〜っと…。」
ヤバい。完全にバレてしまった。
センパイもこのタイミングでこないでよ。
……どうしよう…!!
みんな見てる。センパイも不思議そうに。
…なんて答える?
「…違うよ
ただの友達って感じ。家近いだけだから…」
…今、センパイの方が向けない。
だってきっとセンパイは____
「…やっぱ…いいわ」
今…とても重いため息をついた。
…なに?なにが違うの?
バレたくなかっただけだよ。
…センパイ。
「芽…」
「センパイ!!!」
美咲の言葉をさえぎってまでも、センパイを呼ぶ。
もう、教室に戻ってしまったのか。
廊下には誰もいなかった。
____どうしよう。

付き合ったばかりで 喧嘩しちゃった____。

82:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 19:22 ID:ElY

「なんか怒ってるぽかったけど…大丈夫?」
心配そうに言う美咲の言うことに返事をすることはなかった。
「ふえぇ…」
涙が流れる。
センパイを怒らせてしまった。
____100%あたしが悪いよ。
「芽、芽衣…」
慌て出すクラスの中。
一人だけが、立ち上がった。
「ん。立てよ」
座り込んでしまったあたしに手を差し出す。
「翔…平君…。」
翔平君だった。

83:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 19:32 ID:ElY

「…ありがとう…。」
ぎゅ。
手をかしてもらい、立ち上がる。
…あったかい。
「…あのさ」
「……はい?」
さりげなく、あたしの涙を拭ってくれる。
…優しいなあ……。
「……放課後…。
体育倉庫に来てほしい」
ボソ、と、小さい声で呟く。
…え。
「なになに?
今なんて言ったの?」
「えっ…。
いや、別に……。」
翔平君の真剣な顔。
___センパイが告白してくれた時と同じ顔。

_________まさか、ね?

84:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 19:35 ID:ElY

「ほら。
早く仲直りしてこいよ」
「…うん」
翔平君になにか言われると 不思議とうなずいてしまう。
「ありがと」
開花した、桜のように。
小さいけど、めいいっぱい 笑った。

________でもね。
気のせいかな。

あたしがセンパイのとこに走って行く時

翔平君の顔が一瞬だけ

悲しそうに 見えてしまった___。

85:薫 ◆0rlM:2012/05/25(金) 19:56 ID:ElY



「あ、あの…センパイ……」
仲直りの前に…。
センパイ捜しが先のよう。
「センパイ?誰?」
センパイの学年のたくさんの男子や女子が集まってくる。
ううううっ……緊張っ……。
「えっと…神谷 空…さんは…。」
「神谷くん?
…ああ。どっか行ったよ?」
優しそうな女の人が教えてくれる。
う…やっぱりいない……。
「ありがとうございました…」
行こうとした時。
一人の男子が口を開いた。
「もしかして君 神谷の彼女?」
「え…。」 
「嘘ッ!マジで!?」
「本当!?」
ち、違います!
…って言えないっ…!!
あたしはただつったってることしかできなかった。
「_____離せ」
ピタリと声が止む。
「か、神谷…。」
男子がセンパイを見て、慌てる。
「じっ、冗談だって!」
「___はぁ?」
あたしを引き寄せる。
「俺の彼女だよ」
………センパ…!!
「えええっ!?」
驚いてる間に、あたし達はその場を離れた。

86:緋扇:2012/05/25(金) 20:16 ID:z0w

いいなぁ♪
モテモテって!
空君も大胆な事するしさっ♪

87:なな☆:2012/05/25(金) 21:20 ID:E5c

うぃ―――――――――!!!
きたよーキタ━(゚∀゚)━!


最高だよ!ヽ(。☉౪ ⊙♥)ノ
面白い(=^▽^=)

88:セーラ☆:2012/05/25(金) 21:48 ID:3lU

キターーーーーー!!('□')
来た来た来た来た来たーーーーー!!

空センパイが芽衣ちゃんのことを・・・・
『俺の彼女だよ』
って、言ったーーーーーー(=>∀<=)

もう顔が、ニヤケまくってる!!

・・・・・・・・・・・・でも、気になることが一つ。
第二章の始めの『永遠には、いられない…と』
って、なに!?(°□°|||)° 。°

89:りぱ:2012/05/25(金) 22:17 ID:deA

ぐはぁああああああああああああああああああああああああああ(←落ち着け

最近、興奮が収まら?ない


というか、薫♪
きたZE☆(←何様


超絶?おもしろい!!
ものすごくイイっすよ^w^

ちょっ、薫より年上のあたしが負けてますね〜(小説で(←何様

がんばれ!
瑠璃と薫には小説で勝てる気がしない(笑
てか、いつから勝負にw

気にしないでくださいなー^w^

90:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 09:38 ID:ElY

緋扇>大胆なことするよ〜 、空はww
感想ありがと♪

ななちー>うえええ_____い!?
来てくれたのぅ!?
最高だなんて…(T_T)
でも、ななちーにはかなわん…!

りぱ>えぇ?!
勝てるでしょ!余裕で…。
超絶面白いだなんて…!(T_T)

皆様!!!
本当にありがとうございます!!




「…あの
センパイ…?」
「……………」
後ろ姿がこわいです、センパイ…。
そして無視!!
付き合う前と変わってない気がする…。
キーンコーン…。
その時。
予鈴がなり、廊下にいた生徒達はしぶしぶ教室に。
でもセンパイの足は止まらない。
「センパイっ
予鈴…鳴ったんですけど…」
「………………」
またかい!!
なんかムカついてきたかも…。
「本鈴鳴りますよ?」
「…別にいい」
ええええええっ!?いくないって!!
やがて本鈴も鳴る。
しかし、センパイとあたしは教室の逆方向歩いて行った。
…と、言うより
センパイあたしは連れて行かれた。

91:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 09:41 ID:ElY

セーラぁぁぁぁぁぁ!!!!
また来てくれたのね!
永遠にはいられないとは…どういうことなんでしょうかね!
感想ありがとう><



センパイ、どこ行くんですか?
そう聞きたかった。
…でもあまりにもセンパイがけわすぎて。
____あたし
センパイの彼女はむいてないのかなぁ…。
うつむき、歩いてしまう。
ただセンパイが好きなだけ。
でも怒らせてしまって。
あたし
センパイのこと良くわからないです____。

92:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 09:52 ID:ElY

もう少しで100…!!
こんな小説が100を迎えるとは…!


「…芽衣」
口を開くセンパイ。
「…はい。」
何を言われるのか、と、緊張してしまう。
手にじんわり汗が出てきた時だ。
「あいつ、誰だよ」
「え?」
『あいつ』。
あたしがすぐに理解するのは難しかった。
「…だからっ…。
保健室にいた奴だよ」
『保健室』…と、言ったら一人しかいない。
あたしはめったに保健室なんか行かないし
その人がいたのをセンパイは見てたから。
____きっと
「翔平君…?」
翔平君しか…いない。

93:オニオン:2012/05/26(土) 10:47 ID:hKA

センパイは、とても自由なかたですね・・・。
薫さんの小説を読むのが、日課・趣味になりました。
姉のパインも薫さんの小説が、好きって言っていました

94:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:07 ID:ElY

趣味…!?
…めちゃくちゃ嬉し(;△;)
パインってオニオンの姉?!
初耳だぁ……(*_*;)



「…なんなの。あいつ」
……なんなのって聞かれても…。
「…人間?」
「バカ
それは俺もわかるっての。
どういう関係なんだよ」
…関係と言うと……。
翔平君の顔を思い浮かべる。
言葉遣いは少し悪いのに優しくてあたたかくて…。
「…友達…以上恋人未満?」
「……友達以上…ねぇ」
げっ!!怒らせちゃった!?
よく考えれば、そうだ!
もしセンパイに『友達以上』の子ができたら…。
「…あ……」
…嫌だ。
絶対にやだ。センパイは"あたし"の彼氏だもん。
…ってことは…。
あたし最低だ_____。
「…ごめんなさい…。」
その言葉しかなかった。
…センパイ、ごめんなさい。
本当にあたし ダメ彼女…。
「…わかったから…
なんで芽衣が泣くんだよ。」
だってセンパイ…。
自分の立場になって考えたんです。
センパイにそんな親しい人ができたら、悔しい。
悔しくて悲しくて。
とっても辛いよ。
「センパイ…大好きです」
とめどなく溢れる涙を、センパイは優しく拭った。

95:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:16 ID:ElY

皆様にお知らせがっ!!
占いツクールで、小説を書き始めましたっ!
よかったら見てくださいネ!↓↓
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/hikarikunn/



今まで心に突き刺さってた風も今は
優しく、あたし達の肌をなでた。
「…屋上…涼しくて気持ちいな。」
「……はい」
センパイ。
センパイは性格悪くなんてありませんよ。
ただ不器用なだけで。
ちゃんと愛して 伝えてくれている。
センパイに愛されてるあたしは、幸せです__。
「…戻りたくねぇなぁ」
ゴロンとその場に寝転がるセンパイ。
「汚れますよ?」
「大丈夫だっての
太陽浴びると元気になるぞ」
…センパイは
あたしの元気の元ですね。
同じくあたしも寝転がる。
「…汚れるよ?制服。」
「センパイが太陽浴びるといいって言ったんですよ」
「ハハッ、そうだな」
____センパイ。
本当にあなたは太陽のように輝いていて、素敵な人です。
________どうか
この幸せがずっとずっと 続きますように______。

96:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:37 ID:ElY

キーンコーン…。
5限目が終わったチャイム。
「…行くか」
「……はい」
戻る時、少しさびしくなった。
…放課後、会えるってわかってるのに。
「…センパイっ…。」
後ろから抱きつく。
「芽衣…?」
強く抱きしめ、離さない。
するとセンパイが、そっとあたしの手を握ってくれた。
…センパイ……。
「…また放課後っ…!」
芽衣一杯の笑顔で笑う。
「…ああ…。
放課後、な。」
同じくセンパイも笑う。
______センパイ。
大好きだよ_____。

97:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:39 ID:ElY

芽衣一杯→名一杯




キーンコーンカーン………。
やっと最後の授業が終わった。
センパイと一緒に帰れる。



一旦、切るーー!!

98:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:40 ID:ElY

でゎ!
カウントダウン☆☆

あと…2!!

99:O ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:41 ID:ElY

1……!!!

100:薫 ◆0rlM:2012/05/26(土) 11:42 ID:ElY

↑名前間違えたっ(汗)

それはさておき…!


ついに!!
100_________!!!!!!
いったぜぃ!!100!!!
こんな小説がっ…!!
みんな!!
ありがとう〜〜><

101:なな☆:2012/05/26(土) 12:11 ID:E5c

100おめ〜〜〜〜!オメデトウ(^▽^)ゴザイマース

(((o(*゚▽゚*)o)))ルンルン

面白かったぜぇ〜(დ☣‿☣)ノ♡


私にかなわないとかないでしょ!(`Δ´)!
薫のほうがすごいよ♪

頑張ってね\(*⌒0⌒)♪

102:緋扇:2012/05/26(土) 12:39 ID:kag

よっしゃー!
100おめでとーーーー!!
はぁ。もう嬉しいわぁ。
薫、おめでとう!

これからも小説がんばってくださいねっ♪

103:りぱ:2012/05/26(土) 17:56 ID:deA

100 ☆*:;;;;;:*☆ 才×〒"├ ☆*:;;;;;:*☆
うちもスレをちょーど100いったぁ♪

続きたのしみにしとっで!!

104:オニオン:2012/05/26(土) 20:58 ID:dp2

100おめでとうございます。
薫さんの過去のスレを見たんですが・・・
5日で1000いったりしていて凄いな、と思って見ていました。

105:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 14:28 ID:ElY

皆、ありがと(T_T)
う〜……嬉しいぃ…(涙)
……小説!!進めまっせっ!!




立ち上がった瞬間。
誰かにがっしりつかまれる。
……ええええ!?
美咲だった。
美咲は何も言わず引っ張っていく。
あたしは声にならない叫びをあげていた。


…ちょっとぉ…センパイと帰りたいのにぃ…。
「……美咲〜…ちょっとどこ行くの?
あたしさぁ、センパ………
………用事あるんだけど」
また無言。
ちょ、感じ悪いよ!?
センパイと同じじゃないか!無視って!
センパイと帰る約束してたのにっ…。
…あれ、ちょっと待って。
帰る約束…はしてない…よね。
"じゃ、放課後に"って言っただけで…。
…………うん、それならいいよね。
センパイ、ごめんなさいっ!!あたし先帰ります…。




「お、お邪魔します!」
あたしは何故、美咲の家に来た…?!
「こっち」
今まで何も喋らなかった美咲がついに口を開いた。
…たったの一言だけど。
階段を上り、二階へ行く。
何個かのドアがあるなか、美咲は迷いなく、一番手前のドアに手をかける。
…まあ、ここで迷ってたらちょっとヤバイけど。
ガチャっ…。
ドアの外から見えた、黄色い壁。
シミ一つない、綺麗な壁に、大きいピンクのベッド。
あたしの部屋よりよっぽどいい。
「芽衣?入んなよ」
普通の顔で話す、美咲。
「…あ、うん」

106:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 15:01 ID:ElY

…なんか今日は緊張する。何を言われるのか…と。
ギラギラ照りつける太陽は、あたし達をまぶしく照らす。
まぶしいはずなのに。何故かあたしには暗くみえた。
…雰囲気が、ね。
「あ…お茶入れるよ
待ってて?」
「え?いや、そんな…。」
断る暇もあたえず、美咲は部屋を出た。
…なんかいつもと様子が違う。そのことにあたしは気づいていた。
ま、いいや。
考える、と言うめんどくさい行為はしないと決めている。
…暇だな。
なんとなく部屋を見回す。
たくさんの本…きっと恋愛小説…が、入ってる大きな本棚。
くまのぬいぐるみなんかが飾られてたりもしてる。
なんかもう、"乙女"って感じ…。
………あ。
なにかに気づいたあたしは、本棚から分厚い本を取り出す。
…やっぱり。卒業アルバム。
中学生のものだった。
美咲の?…ううん、違う。
美咲と同じ中学だったあたしにはすぐに違うと分かった。
だってあたし達の卒業アルバムは、色が違ったから。紺色のはず。
でも、目の前にあるのは茶色。
そう言えば、過去に茶色の卒業アルバムもあったと誰かが言ってた。
…ってことは…誰のだろう?
パラパラとページをめくってみる。
目についた、一つの写真。
めくってしまったページを戻し、ジッとそこを見つめた。
…これ…センパイに似てる。
センパイと同じような顔。
センパイの幼い頃のような。
その横にいたのは、男友達じゃない。
ましてや先生らしき人でもない。
綺麗な女の人。
ウェーブがかかった髪の毛に、白い肌。
まるっこい目に可愛らしい口。
こういう人のことをきっと、"美人"と言うんだ。
…誰だろう。
そう言ってるくせに、頭の中には一つの名前が浮かんでいた。

_________"めぐ"さん。

107:緋扇:2012/05/27(日) 16:25 ID:/JU

おぉ!美咲ちゃんとも関連性があったか!
そして何より「めぐさん」が出てきたねぇ♪
さあ!これからどうなることやら

108:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 16:30 ID:ElY

ガチャっ!!
「お待たせ」
うわっ。びっくりした…。
サッと卒業アルバムをとじる。
「…あ、それ…。」
卒業アルバムに気付き、手に取る。
もしかしてみたらいけないものだったのかもしれない。
そう思うと、少しドキドキした。
「これお兄ちゃんの卒業アルバム。
置くとこないから…って、あたしが保管してんの」
…なんだ。そうだったんだ。
「…そうだ、今日はどうしたの?」
作り笑いを浮かべる。
さっきから頭から離れないのは、あの写真。
センパイらしき人と、女の人。
頭にこべりついて離れない。まるでかさぶたのように。
無理にはがそうとしたら痛くて。
痛くて痛くて痛くて…。
怪我をしたばかりのようにズキズキして。忘れられない。
…センパイじゃないかもしれない。似てる人かもしれない。
そう思えない。
100%、センパイだとは限らないのに。
頭が、"センパイだ"って言ってる。
でも、センパイはそんなこと一度も言ってなかった。
__その時。
ふと、前のセンパイが言ったことを思い出す。
『めぐ……』
センパイがあたしを抱き締めた時。
そう、呟いたんだ。
他の人の名前を。
……だとしたら…。
「んー…ちょっと恋バナしたいなー…って……!?
え、ちょ、どしたの!?」
美咲が動揺するのも無理ない。
あたしの目からは大量の涙。
頬を伝って流れ、手の甲に落ちる。
だんだんと手はあたたかくなっていく。
それはまさしく、涙のせいだった。

109:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 16:43 ID:ElY

緋扇、感想ありがとう!!!!>∀<



「ごめっ…
何でもないから…」
何でもないわけない。
こんなにたくさん涙を流しているのに。
こんなに辛い顔をしているのに。
こんなに悲しい顔をしているのに。
こんなに、こんなに…
___苦しいのに。
「今日は帰るね…」
「う、うん…。」
美咲の部屋を飛び出した。
___センパイ。
不安なんです。
悲しいんです。
苦しいんです…。

全部全部、話されたらきっと…いや、必ずあたしは泣くよ。
でもセンパイに『好き』って言って、仲直りして。
これからはもっと強い絆ができて。
そうだと良かった。
でも
話してくれなかったら
センパイが信じられなくなってしまいます________。

110:緋扇:2012/05/27(日) 17:20 ID:/JU

ありゃま!
芽衣ちゃん、泣かんといてぇや!
いつか話してくれると思うで!・・・たぶんやけど・・・。

111:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 19:06 ID:ElY

ふふ♪緋扇、ありがとぅ♪
ちゃんと話してくれるのかな?((黒笑



「ただいまッ…。」
誰にも聞こえないような声しか出なかった。
泣き顔を家族に見られるなんて。
絶対嫌に決まってる。
そっと靴を脱ぎ、部屋へと早足で行った。

「…っう…」
せっかく涙が止まっていたのに。
思いだし、また涙目。
…耐えろ。耐えろ、あたし。
枕に顔を埋める。
何分もたたないうちに、枕はびっしょりと湿っていた。
…立ち直り早い、なんて。誰が言ったんだ。
______どこが早い?
早くなんかない。
あたしは______…。
ただの泣き虫じゃん。

112:ぱむゅ:2012/05/27(日) 19:09 ID:fkc

薫〜〜〜!

うちの事覚えてるかな?(汗

彩羽だよ〜!

久しぶりに顔をだしました!

新しい恋愛小説作ったんだね♪

これからも見るね(`・ω・´)

113:薫 ◆0rlM:2012/05/27(日) 19:38 ID:ElY

ぱむゅ…!!!!((抱きしめっ
忘れる奴なんてバカだよ!
うう〜…会いたかったぁぁ…!




「…んん……?」
あまりにもギラギラする太陽が眩しくて。目が覚める。
いつの間に、一晩過ぎたのだろう。
外は明るく、太陽が顔を出していた。
ついさっきまで、暗かったはずなのに。
ずいぶんと爆睡していたんだろう。
もちろん、夜ご飯なんかも食べてないため、さっきからお腹が声をあげている。
ダルい体を動かし、ボーッとした視界でリビングに行った。
「あ、芽衣。
昨日、寝ちゃってご飯食べなかったわよね?
ちゃんとたくさん用意しといたわよ」
育ち盛りの男子中学生が食べるのか、と言うぐらいの量。
当たり前のように全部食べることはなく、すぐに学校の準備をした。

114:ぱむゅ:2012/05/27(日) 19:44 ID:fkc

薫っ((抱き締め返し

覚えていてくれたのだね(´ ; ω ; ` )

そういえばもう薫も6年生だよねっ!
(あれ、同い年だったよね!)

これからもヨロシクね〜><

115:オニオン:2012/05/27(日) 20:01 ID:8nE

あの・・・薫さん、最近あやかし緋扇のスレが多いと言うことで、
どうしたらいいですか?

116:りぱ:2012/05/27(日) 21:31 ID:deA


薫〜〜〜!
やっぱ小説おもしろい!
めぐさんは美人なのか!?なのかぁぁぁぁぁぁ!?(落ち着け

続き楽しみにまってるよ♪

117:梨歌♪ ◆SCyE:2012/05/27(日) 22:01 ID:8us

…面白いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!(叫びすぎました;)
続きが、気になる!

118:セーラ☆:2012/05/27(日) 22:43 ID:42w

薫〜〜〜〜〜♪

やっぱり、
私が書く小説より上手だな〜〜☆

私、中1のくせして、
国語がダメダメだからな〜|||

薫の才能を分けてほしい!

続き、がんばれ☆

119:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 07:00 ID:ElY

ぱむゅ>忘れるわけなかろう!
(同い年だぉ〜♪)
これからよろしく!

オリオン>あ、あたしに聞くか!w
ん〜…取り合えず、今あるスレを全部終わらせな?
その間、新しいスレ作るのは厳禁ね。
それから色々言うよ。

りぱ>美人なんすよ!!wwwバリバリ美人wwww
感想ありがとう♪

梨歌♪s>ああ、ありがとうぅぅぅ!!!!

セーラ☆>えええ!?才能なんかwない…ww
ありがとっ!

120:オニオン:2012/05/28(月) 13:00 ID:WJ.

あっあの・・・オリオンさんではありません。
わかりました

121:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 15:55 ID:6dY

オニオン>ごめん…見間違い…。
本当にごめんなさい!!


時間ギリギリ。
ようやく用意を終えたあたしは、家を飛び出した。
こんなことなら、ボーッとせず急いで用意すれば良かった、と、今さら後悔する。
「……あ」
「あ。」
ばったり出くわした相手は翔平君。
う…。センパイにこんなとこ見られたらっ……。
「い、家こっちの方なんだ」
「ああ。
桜乃も?」
「うん」
本当はその場を逃げ出したい気持ちでいっぱいだった。
こんなとこ、センパイに見られたくない。
確かセンパイもこっちの方に家があるから。…多分。
でももしかしたら、今日は遅いからもういないのかも。
「…なあ」
「ん?」
「…彼氏いる?」
「あ…
……ううん。いない。」
「…そっか。」
それから会話は途切れた。
いる、って言えない自分が憎たらしい。
違う。違うの、センパイ。
センパイが彼氏だから、とかじゃない。
恥ずかしいの。バレるのが。
そういう言い方だと、いかにもセンパイが彼氏と言うのが恥ずかしいような感じだ。
違う。本当に。
「違うッ…。」
「………何が?」
げっ。声に出ちゃったっ…。
恥ずかしいな、あたし…。
「…何でもないよ」
それからあたし達は早足で学校に向かった。

122:ぱむゅ:2012/05/28(月) 16:49 ID:fkc

薫>>うん(*´∀`*)ちなみに薫って3DS持ってる??

123:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 18:14 ID:6dY

ぱむゅ>えww3DSでここ来てるww


う〜…更新率が低くなりそう…。
葉っぱ天国で1、占いツクールで2、魔法のiらんどで1つ、作品書いてるもんで…ww



教室に到着してすぐに、チャイムが鳴った。
…ギリギリセーフ…。
心の中で少しだけ喜び、席についた。



昼休み。
屋上に向かった。
気持ちの良い風を浴びて、忘れたかった。
あの写真のこと____。

…ガチャ。
恐る恐るドアを開け、誰もいないか確認。
いないようだ。
あたしは安心して屋上に入る。
「芽衣……?」
…この声……。
____センパイだった。

124:緋扇:2012/05/28(月) 18:25 ID:pgA

先輩と会っちゃったかぁ♪
写真のこと思い切って聞いちゃえばええのにぃ

125:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 18:33 ID:6dY

緋扇、感想ありがとう♪


「…あ…。」
頭に浮かんだのはあの写真。
ズキンと心臓が痛む。
「…放課後…。
なんで先帰った?」
「…美咲が無理やり…。」
「芽衣は抵抗しなかったの?」
…何も言えない。
センパイの言葉が心に突き刺さる。
いつもと違う冷たい瞳。
…痛い。
センパイ、痛いよ_______。
「…ごめんなさい。」
「……泣くなって」
「すみませ…」
センパイ。
"めぐさん"って彼女だったんですか?
今も続いてるんですか?
あたしは遊びですか?
_______センパイ。
教えて…?
「"めぐさん"って
センパイの彼女ですか…!?」

126:緋扇:2012/05/28(月) 18:57 ID:pgA

おぉ!芽衣ちゃん、ついに聞いたか!

127:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:06 ID:fkc

おおお!
芽衣ちゃんが聞いた!(´・ω・`)
めぐさんは彼女なのかな〜


やっぱり持ってた!!(3DS)
うちも持ってるんだけど、
良かったらフレンドにならない?


続き頑張ってね!

128:みさき☆:2012/05/28(月) 19:09 ID:o2I

入れてください。小説じょうずですね☆あっ!?私のことは、みさき☆で、いいですよ。

129:りぱ:2012/05/28(月) 19:13 ID:deA

めぐさん美人なのか・・・・
薫、どんだけ作品書いてるんだ!!

うちも、5、6つあるけど、2、3つ放置してる(笑

というか、薫も魔法のiらんどやってるの!?

130:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 19:20 ID:6dY

緋扇言ったよ!ww

ぱむゅ聞いたよ!ww
もちろんOK!!!なろう、なろう♪

みさき☆sありがとうございますッ!
じゃあ呼び捨てで^^



……あっ…。
聞いてから少ししてから今言ったことに気づく。
言っ…ちゃった……。
「芽…」
「忘れて下さい!」
「…や、そう言われたら余計忘れられないって」
どうしよう。どうしよう。
言ってしまった。
言ってしまった______。
「芽衣、聞け」
「やだ!」
「芽衣」
「嫌っ!!」
「芽衣!!!」
__もう最悪。
センパイに怒鳴られるし
余計なこと言っちゃうし。
最悪______。
「…忘れて…くださいっ…」
なんて今日は最悪な日なるだろう。
センパイの前で泣くなんて____。
「…芽衣」
いつもより少し低い声。
あたしの体はビクッと震えた。

131:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 19:23 ID:6dY

りぱうんw
始めたばかりで良く操作がわからんけどww


「…違うから」
ぎゅ、と優しく抱きしめる。
「センパ…」
「彼女じゃないから。
もう…違うから」
"もう"。
じゃあセンパイは過去に付き合ってた?
センパイ、教えて?
今もひきずってるの?
どうして別れたの?
どうして…
そんな弱い声なの?
聞きたかったのに、あたしからは涙しか出てこなかった。

132:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:28 ID:fkc

センパイ、違ったのか!!
芽衣ちゃんが可哀想だよぉ><


やった♪
うちのフレコ書いておくね↓↓

2277.3778.5887

だよ!!
………多分w

133:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:32 ID:fkc

ごめん間違えた!!((殴

2277.7588.3778

だった((汗

134:緋扇:2012/05/28(月) 19:35 ID:pgA

あぁあ。
芽衣ちゃん・・・。
空君もさっさと話せばええのに

135:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 19:37 ID:6dY

ぱむゅ、感想あんがと♪
あたしは
【1461-7201-7273】
だよ!ちなみに、交換日記ってできる??


「…鼻水出てる」
「……しょうがないれすよ」
__好きです。
そんなセンパイが大好き。
そうやって服の袖でパッと拭いて
気にしないとことか。
あたしが泣き止むまで抱きしめてくれてたりとか。
_____好きです、センパイ。
大好きです。
大好きだから_________
「…センパイ、別れてください」
別れなければいけない。

136:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:42 ID:fkc

OK〜♪
登録しておくね!!
交換日記してるよ♪♪
薫はやってる??


どうして芽衣ちゃん別れちゃうのっ!?
続き楽しみにしてるね♪

137:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 19:45 ID:6dY

緋扇、ありがとう♪>∀<


別れたくないよ。
本当は別れたくない。
やだ。センパイ。
うなずかないで____…
「…芽衣が望むなら」
頭が真っ白になる。
センパイ。やだ、って言ってよ。
なんで?なんで、どうして?
「…センパイ……さようなら」
笑うしかないよ_____。
必死に涙をおさえた。
ダメだ。出る。
センパイと反対方向を向く。
屋上を出ようとした時。後ろから強く抱きしめられた。
「センパイ…?」
あたしはただ、不安だっただけ。
別れたくない、って言われたかっただけ。
センパイ…。
どうして、抱きしめるんですか…?

138:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 19:47 ID:6dY

あたしもやってるよ〜☆
ってことで今日はおちるねぇ
(ぱむゅもできればおちてほしい…)
【交換日記したいのです(・∀・)/】

139:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:51 ID:fkc

薫>>OK♪じゃ、うちも交換日記やったりするからおちるねぇ

140:ぱむゅ:2012/05/28(月) 19:58 ID:fkc

あれ、薫とフレになったけど、
もしかしてオンライン状態隠してる…??

141:薫 ◆0rlM:2012/05/28(月) 20:06 ID:6dY

ぱむゅ>うん〜
隠さなくてもいいかな?
あ、送っといた!
今日はもうできないけど…。

雑談すみません><

142:ぱむゅ:2012/05/28(月) 21:34 ID:fkc

薫>>うん!隠さなくても大丈夫だと思う!
手紙、届いたよん♪
また明日〜^^

143:梨歌♪ ◆SCyE:2012/05/28(月) 22:54 ID:8us

手紙?(/△/?)/あっ、すいません……!
薫さんの、小説面白いし、見てて、楽しくなるなぁ♪

144:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 17:54 ID:Jtg

>>143
李桜だよね??
ありがとう〜^^♪



「セン…パイ…」
どうして?
痛いはずなのに暖かい。
苦しいはずなのに嬉しい。
辛いはずなのに優しい。
___辛いよ。
「俺が納得する理由を言ったら離す」
___センパイはズルい。
そんなやり方をするなんて。
そんなこと言ったら…
納得しないような理由を言ってずっと離してもらえないようにしたい。
「…だって
めぐさんのこと…色々…不安に……」
______痛い。
センパイ、全部話して?
全部全部…話してよ___。
「……そっか
ごめん…な」
センパイはゆっくり時間をかけて離した。
涙は止まってるのに、痛くて。
あたしはただそこに立ち尽くしていた。
___別れよう、って言われたんじゃない。
別れたんじゃないのに。
ただあたしが一方的に言っただけなのに。
______分かんないよ。
でもひとつ分かったのは

あたしは
   センパイに呆られてしまった。

145:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:06 ID:Jtg

センパイはきっといま、あたしに呆れてる。
こんなめんどくさい奴だったんだ、って。
きっと嫌われた。
______あたし達の関係は
跡形もなく、消えていったんだ。


第2章 終わり

146:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:08 ID:Jtg

第3章

あたしとセンパイの関係は時間をかけ、
ゆっくり、ゆっくり、溶けていった。

ゆっくりと、思い出も笑顔も全部。

_____終わったんだ。終わったのに

心のすみにはまだ、未練が残っていた。

147:オニオン:2012/05/29(火) 19:14 ID:ke.

う・・うう(泣)
セ・・センパイと芽衣さんの関係はずっと続くと思っていたんですけど・・・
第3章も頑張って下さい。

148:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:16 ID:Jtg

『__芽衣。』
あの人の声が頭に響く。
苦しくなる。心がしめつけられて。
_____次会ったら、彼の横にはきっと…。
__センパイ。
まだそれまで、もう少し、好きでいさせてください_______。





_____自然消滅。

そう、あたし達の関係はいつの間にかなくなっていたんだ。
センパイに会いに行くこともなく、会いにくることもなく。
もう1週間ぐらい顔を合わせてない。
もう、いいんだ。終わったんだ。
そう言い聞かせるしかなかった。
でもたまに、しめつけられる。
ぎゅ、って。あたしを苦しめる。
センパイに会いたいよ。本当は会いたい。
でも、今行ってももう遅いよ。
センパイの隣には、あの人がいる。きっと。
だからもう、あたしは入り込めない。
もう、終わったんだ。
"恋"と言うのは、
ただただあたしをしめつけるだけだった。

149:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:26 ID:Jtg

オニオン、感想あんがと!
泣いてくれるなんて…!




「芽衣ッ。
今日、合コン行こーよ」
美咲は上機嫌であたしの元によってくる。
「…うん、いいよ」
新しい彼氏を作ったら、センパイのこと忘れられる?
センパイのこと、全部__。







「…桜乃 芽衣です」
初めての合コンは、"大人"の雰囲気がかなりただよっていた。
「芽衣ちゃんかぁ〜、可愛いねぇ。」
自分達よりも明らかに年上の人。
センパイと同じくらいだろうか。
あたしが気に入ったのは、一番右の男の人。
茶髪にピアスで少し不良っぽい。
でも、心がとても暖かそうな感じがする。
「…芽衣って呼んでいい?」
早速、その茶髪の人が話しかけてきた。
わ、わ、なんて答えればいいの!?
「芽衣、チャンスじゃん!」
小声であたしに言う美咲。
本当、チャンスかも。
「…あ…はい!」
これでセンパイのこと、忘れられる。

150:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:38 ID:Jtg

皆さんに相談が!
今、新しいスレをたてようかな?と迷い中です!

占いツクールは、一日一話を目安とするので、あまり忙しくないし、
魔法のiらんどでは、何日かに一回でも平気なので…。
意見くらさいっ!

151:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 19:56 ID:Jtg




合コンが終わり、店をあとにした。
「芽衣。」
後ろからは、あの声。
茶髪の…。
…名前なんだっけ。
「途中まで送…」
「すみません、名前なんでしたっけ」
ストレートに聞くあたしを見て、大爆笑する。
「超面白いね」
頭をなでながら微笑む。
…やっぱり。
優しそうな人……。
「赤津 直太(アカツ ナオト)。
覚えといて?」
この人とっても綺麗だな…。
キラキラして、お日様みたいな笑顔で。
____かっこいい。
「ね、一目惚れって信じる?」
口角がクッ、とあがる。
…ひとめぼれ。
「…信じます、ね。」
その瞬間。
彼はとても眩しい笑顔を見せた。

152:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 20:04 ID:Jtg


「赤津さんってってどこの学校なんですか?」
「敬語じゃなくていいよ」
「…赤津さんはどこの学校?」
「はい、良くできましたー」
「バカにしてますか?」
「はは、ごめん」
赤津さんはわざわざ送ってくれてる。
そういう気遣いができるなんて。
見た目だけで判断、ってダメなんだね。
「…どこだと思う?」
「えーっ。
高校ですか?年は?」
「さあ?」
…何も教えてくれないのかい。
ふてくされたように、わざとらしく頬をふくらます。
「怒んないでって。
じゃあヒントは…」
ゴクリ。
良く聞こうと、唾を飲み込む。
「…芽衣を良く見るよ」
「は!?」
何が何だか…。
良くわからない、戸惑ってるあたしを赤津さんは笑っていた。
「あとは内緒。
ストーカーはダメだからね」
ニヤッと笑う。
「なっ…!
しませんよ!!」
この人といると
    心が、暖かい。

153:薫 ◆0rlM:2012/05/29(火) 20:24 ID:Jtg



この曲がり角をまがったら、すぐあたしの家。
もっと話していたかった。
急にさびしい、という気持ちが込み上げてくる。
「あ、あの。赤津さん」
服の裾をしっかりつかむ。
「ん?」
「…明日も会えますか?」
あたし、何言ってんだ。
__本当は利用しようとしてたのかもしれない。
センパイを忘れるために、この人を。
でも、また会いたい、と言うのは本当だった。
「…うん。
夕方、家の前で待ってて」
「はいっ…!」





続きますよぅ♪
今日はもうバイバイ♪
>>150のこと、どうかお答えくださいッ!!><

154:オニオン:2012/05/29(火) 21:45 ID:is2

薫さん、私は、新しいスレを立ててもいいと思いますよ。

155:ぱむゅ:2012/05/29(火) 22:14 ID:fkc

いいと思うょ!^^
ちなみにどうゆーけい立てようと思うの??

うちは、いじめのヤツやりたいと思ってたんだよね〜♪


芽衣ちゃん…とうとうセンパイと別れちゃったのかぁ〜
残念だけど新しい恋ができるといいね^^

156:薫 ◆0rlM:2012/05/30(水) 06:54 ID:Jtg

オニオン>そっか!そうだよね!
答えてくれてありがと!

ぱむゅ>恋愛小説しか書かないのでぃっ!
ぱむゅもたてるの?
そしたら絶対見に行くよ♪

157:ぱむゅ:2012/05/30(水) 07:27 ID:fkc

薫>>そっか^^
おぉ!ありがとう♪
薫もスレ立てたら絶対行くね(´∀`*)

158:オニオン:2012/05/30(水) 15:23 ID:PCY

楽しみにしてます^^
直太ってかいてなおとって読むんですね。
直太さんは、きっとやさしいお方なんでしょうね

159:薫 ◆0rlM:2012/05/30(水) 17:33 ID:Jtg

ぱむゅ>ありがと(涙)

オニオン>優しいですぉ〜♪
感想ありがとう♪




それからあたしと赤津さんは、良く会うようになった。
「芽衣」
ちょうど学校が終わった頃、あたしが家の前に出ると、待ってくれている。
「赤津さん」
会うたびに心があったかくなって、嬉しくて。
ああ、この気持ちは______。

「ねえ、赤津さんって何歳なんですか?」
「二十歳」
「え?!」
「嘘。」
たまにつく嘘も、心があたたまる。
ニッと笑ってあたしを見つめる。
あたしはそのたび、きゅんとした。
「実年齢教えて下さいよ」
「…内緒。」
「えー…」
赤津さんは何も教えてくれない。
誕生日も知らないし年も知らない。
仲良くなれてきたと思ったのに。
「いつか教える」
いじけたあたしに優しく微笑みかける。
「…はい。待ってます」

160:ぱむゅ:2012/05/30(水) 17:40 ID:fkc

2人は甘甘(?)だねえ(´∀`*)
赤津さんは一体何歳なのだ…?wwww

161:薫 ◆0rlM:2012/05/30(水) 17:54 ID:Jtg

ぱむゅ>さあ…?w
何歳でしょうかねぇww



「おはよう」
「あ、芽衣おはよ」
ニヤニヤしながら近づいてくる美咲。
合コンの時以来、質問攻め。
きっと今日もそのはず。
「あの人とどうなったの?!」
やっぱりね…。
あの人、とは、赤津さんのこと。
あれから会っていると言うことを伝えてから、質問が多くなってきた。
好きなの?
優しいの?
キスした?
だんだんと大人な質問になってきて、逃げ出すことが多かった。
「またそれ?
んー…けっこう…仲良くなったかな?」
何も知らない。けど仲良くなった気がする。
分かってることは、会った時より確実に仲が深まったということ。
「…へぇ〜?
あたしも彼氏欲しいなあ」
うらやましそうにこちらを見る。
…まだ彼氏じゃないってば…。
でももし、赤津さんと付き合うことになったら?
考えると、急に恥ずかしくなってくる。
何考えてんの、あたし。
これは美咲の質問のせいだ。
美咲のせい…!
「…あ、そういえばさ
2年生に同じ名前のような人いるよね」
「え?」

162:ぱむゅ:2012/05/30(水) 18:02 ID:fkc

な、なんだと…!?

163:薫 ◆0rlM:2012/05/30(水) 18:04 ID:Jtg

新しいスレたてました!
『私を好きにさせる方法』ってスレです!
良かったら来てネ!

164:薫 ◆0rlM:2012/05/30(水) 19:46 ID:Jtg

まさか。
「芽衣!?」
鞄を机に投げ捨て、教室を出た。
『ヒントは…
芽衣を良く見る』
それはきっと同じ学校だから。
もしかしたら赤津さんが…
………ダメだ。
ピタリと足を止める。
2年の教室…ってことはセンパイがいるかもしれない。
センパイに…会うなんてまだ
たえられない______。
「ッ…」
迷ったけど、結局あたしの足は自分の教室に戻っていった。

165:緋扇:2012/05/30(水) 19:47 ID:.t6

お久しぶりー♪

なんかスゴイ展開になっておりますなぁ!
続きが楽しみやわ!

166:芽実:2012/05/30(水) 23:40 ID:rls

うーん…
最近思うんだけどさ、
ユッピン、描写減ってない??
ちょい読みにくくなった……↓



二次創作板
えらいことになっとるねー
もう「あやかし」が、ね
あそこまでスレが増え続けるとさすがにいい加減にしろよ、と思うけどね
ま、削除板でももう放ったらかしにされているし
どうにもできんしなぁ〜
削除版でもまた話題になってきている「あやかし」
今後どうなっていくのか
ちょい不安気味(笑)

167:薫 ◆0rlM:2012/05/31(木) 06:56 ID:Jtg

緋扇>あんがとー♪

芽実>うーん?ww
よくわからんけどそうだよね!ww
もうひとつの方にかなりの気合いが入ってるもんでww



確かに…。
あやかし増えすぎだなーって思う。
不気味…w

168:薫 ◆0rlM:2012/05/31(木) 18:39 ID:nZ2

「あれ、芽衣。戻ってきたんだ」
「あ、うん
トイレしにいっただけ」
「そうなんだ」
どうして行かなかったんだろう。
行けばよかった。行けばよかったのに。
足が動かない。
センパイに会いたくない。
今日、聞いてみよう。




「赤津…さん。」
今日もいつも通り、家の前には赤津さんの姿。
「お帰り、芽衣」
そしていつもと変わらない笑顔。
何故か今日はその笑顔を見るのが苦しい。
「…あたしと同じ学校に通ってますよね」
笑顔だった赤津さんの顔はだんだんと変わっていく。
「…どうしたの?いきなり。」
「どうして教えてくれないんですか」
「こっちが先に質問してる」
静かな空間ができる。
どうして、何も話してくれないの?
「…どうしてですか?
教えてください。全部。」
「………無理」
____冷たかった。
冷たかったよ。
いつもあたたかくなるはずの赤津さんの言葉。
今日は_____冷たい。
心に刺さって、頭から離れない。
なんで。なんで教えてくれないの?
「…今日は帰ります」
「芽衣」
「ごめんなさい…」
泣きそうになった。
仲良くなれたと思ったのに。
この人なら…って思えたのに。
やっと開いたあたしの心は、また閉じてしまった。
赤津さんは何も教えてくれない。
なんで?どうして?
仲良くなったと思ってるのはあたしだけ?
この人なら…って思ったのはあたしだけ?
苦しいのは あたしだけ___?
赤津さん、教えてよ。
どうして_______?

169:りぱ:2012/05/31(木) 19:45 ID:bYQ

瑠璃>>
だねー、あやかし緋扇の小説多くなってる(何故か割り込みw

うちもかいてるんだけど、消そうかな。
小説版に自分のスレ3つくらいあるし・・・

よし、消すわww

薫>>
確かに前のより描写へってるような気が・・・
ごめん><
下手なうちに言われたくないですよねー

すいません
ほんっとエラそうですみません

170:薫 ◆0rlM:2012/05/31(木) 19:52 ID:nZ2

ごめん、描写←なんて読む?w

171:りぱ:2012/05/31(木) 19:59 ID:bYQ

描写は、ビョウシャって読むよ
描写風景とかいうんだっけ?(わかんないw

そういえば、薫。
あやかし緋扇の小説!っていう題名の小説が二次創作版にあって、(薫が作ってるやつ
それ、もう誰も来てないから、削除依頼出していいかな・・・

一応URL張っておくね><
http://ha10.net/ss/1333266883.html

172:薫 ◆0rlM:2012/06/01(金) 06:55 ID:nZ2

描写って…
………ナニ?((

あ、うんOKらぉ♪
あやかしは占ツクで書いてるし

173:薫 ◆0rlM:2012/06/01(金) 17:39 ID:nZ2

>>171
描写って調べた!
うーん…そういえば最近…。
もう少し頑張るよ。



『今日は帰ってください。』
赤津さんと ケンカした。


あたし…最悪だ。
あんなこと言うなんて。
ズキズキとする心をおさえる。
布団を握りしめ、さっきのことを悔やんだ。
…今、言いたい。ごめんなさい、って。
でもあたしは…何も知らない。
何一つ、知らないんだ_____。
また次の日、来てくれる。
___信じることにした。

174:ぱむゅ:2012/06/01(金) 19:04 ID:fkc

赤津さんとケンカ…(´д`;)
頑張れ!芽衣ちゃん!

175:セーラ☆:2012/06/01(金) 22:47 ID:z0s

ケケケケケケ、ケンカ!?
早く仲直りして!!
頑張れ!芽衣c!!

176:なな☆:2012/06/01(金) 22:50 ID:E5c

だいぶ来てなくてごめんあそばせ((殴


あっらまぁ〜〜〜〜〜〜・・・・・

177:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 13:01 ID:5A6

感想ありがとう〜!
ななちー、久しぶり><

178:芽実:2012/06/02(土) 13:12 ID:rls

薫ー
魔法のiらんどで小説かいてんだよね!?
どこ!?
教えて〜!!

179:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 16:50 ID:nZ2

>>178
え"ッ。
ええええええっ……!
い、今は無理っす!!!
ちょい放棄気味なんで…((汗
あんまり進んでないし…。




学校が終わり、早足で家に向かう。
赤津さんが来ているかもしれない。
そう思ったら、不思議と足が速くなる。
いなかったら、どうしよう。
もう来なかったら、どうしよう。
もしいたら、なんて言おう。
必死に考えてるなか、いつの間にか家についてしまう。
家に着くまでずっとうつむいていた。
その頭を、ゆっくりとあげる。
「…あ……。」
その場に立ち尽くしてしまう。
いつも笑顔で待ってる赤津さん。
しかし、今日はその姿はなかった。

180:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 17:25 ID:nZ2

いない、と言うことがこんなにも悲しい。
もうきっと、赤津さんは来てくれないだろう。
失ってから大切だと言うことに気づく。
今まさに、その状態だった。
必死に拳を握り、涙を抑える。
泣いたらずるい。
ここで泣いたら、まるで赤津さんが悪いみたいだ。
違う。赤津さんは悪くない。
悪いのはあたしなのに。あたしから言ったのに。
____辛い。
家に入ろうとした時。
ポン、と肩を叩かれた。
もしかして…と振り替える。
やっぱり…赤津さんだった。
「遅くなって…ごめんな。」
頭をなでられる。
その瞬間、どっと涙が出た。

181:佳利卯:2012/06/02(土) 17:39 ID:yiQ

入れて下さい。

182:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 18:31 ID:nZ2

>>181
どーぞっ!
名前なんて読むんですか?((汗




倒れそうになるあたしを支える、赤津さん。
「なんで泣くんだよ」
「だって……もう来てくれないかなって…思って…」
ぎゅ…。
強くあたしを抱きしめる。
「…行くに決まってんだろ」
「……うん」
とても嬉しくて、温かくて。
ああ、この人なら…
って思った瞬間だった。

183:芽実:2012/06/02(土) 18:34 ID:rls

えー
友達になろうよぉ!
そしたら交換日記も出来ちゃうしッ

184:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 18:44 ID:nZ2

芽実>えー……
なりたいッ!!けど…
もう少しの間…待って!!><

185:芽実:2012/06/02(土) 18:47 ID:rls

りょーかい
ななやりぱとはなったんだけど…
一回退会しちゃったもんだから☆テヘ

186:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 18:50 ID:nZ2

一回退会したの?
…で、復活したわけか!
あ、ねえ芽実って…3DS持ってないよね



赤津さんから離れる。
すると気づいたのは、赤津さんの服装。
うちの学校の…制服だった。
「赤津さん…制服…」
「…全部話すよ」

187:りぱ:2012/06/02(土) 19:43 ID:5/A

きたZE☆(←誰w

めぐとはiらんでで友達?になったよね♪
てか、めぐでok?

前の名前の方がええ?

薫>>
小説おもろいで〜^w^
赤津さんがなんとなくイメージできるw

iらんどの小説もみとくね☆

188:りぱ:2012/06/02(土) 19:44 ID:5/A


みとくねって言ったって無理だな、うんw

しゅーせいw

189:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 19:55 ID:nZ2

>>187でしょ、でしょwwww
茶髪でピアス…ww



「高2で芽衣と同じ学校だよ」
…やっぱり…。
うんうんと相づちをうちながら話を聞く。
「家はここと反対方向。
内緒にしてたのは…
何も言わなくても思い出してほしかった。」
「思い出す?」
首をかしげる。
何を言ってるかよくわからない。
「…まだわかんない?」
「え」
ジッとあたしを見つめる、赤津さん。
この瞳(め)_____。
「『直くん』__?」
_____直くん。
それはあたしの…
初恋の人だった。

190:なな☆:2012/06/02(土) 21:12 ID:E5c

恋ってなんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!



ʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ( ☞´◔‿ゝ◔`)☞(☝◔ ౪◔)☝ʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ

191:薫 ◆0rlM:2012/06/02(土) 21:20 ID:nZ2

>>190
知ら______ん!!!wwww

あ、そだ〜
『私を好きにさせる方法』って書いてるから
来てちょっ♪

192:緋扇:2012/06/02(土) 22:16 ID:rBU

な、な・・・なにー!
あー。驚いたぁ。
ビックリ、ビックリ。

193:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 00:14 ID:nZ2

緋扇>あ、驚いた?ww
さーせんww







「…正解」
やっぱり。
あたしの初恋の男の子。
それは赤津さんだったんだね。
そういえばひとつ年上だった気がした。
ああ____。
だから思えたんだ。
『好きだ』、と_____。
「芽衣をもらいにきたよ」
真剣な顔で見つめる。
とくん。心臓がなり響く。
「…好き。芽衣。」
軽く指にキスをする直くん。
左手の薬指。
「…付き合って?」
昔と変わらない、かわいらしい笑顔で笑う。
もう、彼しか見えなかった。
「…はい………。」
彼なら…幸せにしてくれる。
そう感じた。

194:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 06:50 ID:Z9U

「…いいのか?」
「何が?」
「つき合うって…」
「……うん。」
本当はまだ少しだけ、分からない。
センパイはもう好きじゃないとはまだ言いきれない。
そしたら…利用してるみたいじゃん。
そんなの、ひどすぎる。
_____だから
これから好きになっていきたい…。

195:ぱむゅ:2012/06/03(日) 08:58 ID:fkc

2人とも付き合う事になって良かった!!

196:緋扇:2012/06/03(日) 10:56 ID:If2

へぇ♪
まぁ、ええと思うでっ!

197:見卯(佳利卯):2012/06/03(日) 11:01 ID:FhM

黛さん>かりうと読みますよ。
実は、私二次創作のスレで色々書き込んでいる
見卯と申します。やっぱり
いつも通りの名前にしますね。
見卯(みう)です。
改めて、これからどうぞよろしくお願いします。

198:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 11:24 ID:Z9U

ぱむゅ>感想ありがとう!!
センパイよりも良((殴

緋扇>緋扇が認めた!!ww
そうとうすごい奴だぞ、直太はww

見卯s>【かりう】だったんですか!
ま、でも『見卯』でいきます!
あ、それとあたしの名前間違ってますよぅ((汗
草かんむりですよ!

199:見卯:2012/06/03(日) 12:26 ID:FhM

あ、うち間違えしました。
黛ではなく薫さんですね。

200:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 12:33 ID:Z9U

>>199
そうでーす♪




「芽衣、おはよっ」
「おはよう…!!」
名一杯の笑顔。
「…なになにぃ?機嫌いーじゃん」
ニヤニヤしながらせまってくる、美咲。
幸せオーラをむんむん出す。
「お昼話すね」
えー、と文句を言ってる美咲になんとか言い聞かせた。
実は放課後、『直くん』と帰る約束をした。
それがとても楽しみで、嬉しかった。











「…芽衣……」
一人の少年。
さびしそうに、遠い目をして彼女を思う。
「…ごめん、芽衣…
俺もう、時間切れかも……」
ポロリ。流れた涙は頬を伝って、地面に落ちた。












200いったネ☆
嬉しー♪

201:ぱむゅ:2012/06/03(日) 12:41 ID:fkc

200おめー♪


!?最後の男は誰!?
続き気になる!!
頑張って♪

202:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 15:45 ID:Z9U

ぱむゅ、ありがとう!!



「涼しい〜」
屋上に来たあたし達。
他に人はいない。
貸しきり状態ってわけだ。
「んじゃ…
聞かせてもらおうか?」
柵によしかかりながら美咲は言う。
あたしは仕方なく話し始めた。
「合コンにいたあの茶髪の人だけど…」
「ああ、赤津…だっけ」
「うん。
あの人ね、あたしの初恋の人で昨日…」
ドキドキと心臓が鳴る。
思い出しただけでとても嬉しくなった。
「つき合うことになって______」
コツっ…。
頭になにか当たる。
「?
ジュース…?」
上から落ちて気がした。
上を見ると、センパイの姿。
「…あ……。」
久しぶりに会ったセンパイの瞳は
とてつもなく冷たく、するどいものだった。

203:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 15:46 ID:Z9U

上からおちて気がした→上から落ちてきた気がした

204:りぱ:2012/06/03(日) 18:36 ID:5/A

センッパァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイ!!!(落ち着け
さぁ、芽衣よ!!!
どちらを選ぶ!?(落ち着けっちゅーねんw

205:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 19:09 ID:Z9U

りぱ>落ち着け!!wwww
初恋の人VS元彼…。
どちらが勝つ(?)のでしょうか…




「め、芽衣っ!知り合い?」
あまりに冷たい瞳を見て驚いたのか。
美咲の声は震えていた。
でも美咲は震えていてもちゃんと声が出ている。
それどころかあたしは____。
なにひとつ言葉が浮かばない。
頭が真っ白になって。
「彼氏、できたの?」
センパイの問いかけになかなか答えられない。
シーンと静まりかえる。
センパイはあたしの答えを待ち、あたしは必死に答えを探す。
隣にいる美咲は、もう何がなんだか分かっていない。
「…案外」
センパイはあたしに近づく。
「軽いんだ?」
耳元でつぶやかれた言葉。
心に突き刺さる。
言葉が出ない。
膝はガクガクと震えてくる。
「…違っ…」
「なにが違うんだよ」
否定する暇も与えてくれない。
この人は…本当にあの優しい、センパイ?
「俺が好きとか言ったの、嘘だったわけ?」
違う。
違うっ________。
でも、声が出ない。
足が震えて動かない。
センパイはあたしと目も合わせようとしない。
「あた…しは……」
_____何も言えない。
直くんと付き合ってることは本当だから。
ただの言い訳に聞こえてしまう。
何も言えないよ…。
「…見損なった」
冷たい言葉を放ち、屋上を出た。
美咲はあたしをなんとかなぐさめようとした。
膝の上に乗ってるお弁当に、しょっぱい水が降り注がれた。

206:りぱ:2012/06/03(日) 19:25 ID:5/A

センッパァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアイ!!(二度目

確かにこういうとき何にもいえないかもw
芽衣ィィィィィィィィィィィィィィィィィ(落ち着けっつってんだろw
お弁当がしょっぱくなるよ(´д`;)(そこかいw

207:薫 ◆0rlM:2012/06/03(日) 19:31 ID:Z9U

りぱ>に、二度目!!wwww
って…ええーーー…つっこむとこ、そこーーー?wwww




「…芽衣…。」
凍ったあたしの心を溶かすように、美咲は優しく喋る。
「ごめっ…先戻ってて?」
「え…いいの?」
「うん、あとから行くよ」
美咲はあたしを心配そうに見ながら屋上を出た。
美咲が行ったあと、顔をしかめて涙を止めようとする。
「とまんな…い…」
しかし、涙は止まらない。
視界がぼやける。
まるであたしのようだ。
何もかもぼやけて、おかしくなっていく。
もう、最悪だ。
たちあがり、景色を眺めるフリをして、彼のことを考えた。

208:りぱ:2012/06/03(日) 19:34 ID:5/A

彼・・・彼とは!?
まさかっ

センッ・・・・・(殴

というか、お弁当はどうなったのだろう(気になるところソコかよw

↑スルーしてくださいなww

209:なな☆:2012/06/04(月) 16:08 ID:E5c

せ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んぱぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い♥(なんかなかった?こーいうの

もーいやね、恋って・・・・・=3

ねーね!きーて!

テストの順位、3ケタ脱出☆

うわぁ〜い( ✧≖´◞౪◟≖`)

210:薫 ◆0rlM:2012/06/04(月) 17:02 ID:gSY

>>りぱ
そうだよ!!
s…((殴
お弁当?www
お弁当は残したよwwwww

>>ななちー
いやねえ、本当に今の若い子は…((なぜおばさん口調?wwwww

え〜!まぢでっ!
良かったね〜(´∀`)/オメデトー!









空side

「…くそっ……」
なんであんなことを言ってしまったんだ、と悔やんでしまう。
芽衣のあの顔を思い出しただけで心が痛む。
____ただの嫉妬だ。
芽衣に彼氏ができた、って聞いて。我慢できなかった。
今頃、俺の隣には芽衣がいたはずなのに。
別れよう。そう言われて断れなかった。
結局、俺は幸せにできないから。
ごめん。ごめんな。
何度も謝りたい。
不安にさせてごめん、って。
そしてまた、隣にいたい。
____でも
永遠には無理なんだ。
だから、別れるしかないんだ。
"めぐ"のことも。
それを口実にして別れた。
引きずってねぇよ。引きずるわけねぇよ。
めぐ以外にもっと愛しい奴ができたんだよ。
めぐと付き合ってたのは…中学生の頃だっただろうか。






『空君!!』
君の笑顔がいとおしかった。
永遠に一緒だと思ってた。
でも…

……永遠ではなかった。





次回ッ!!
すべてが明かされます☆

211:りぱ:2012/06/04(月) 17:18 ID:69U

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ

次回、すべてが明かされる!?
さて、それは一体!?

(なんで実況してんだろw)

うおおお
チョー楽しみダーッ!

212:薫 ◆0rlM:2012/06/04(月) 17:56 ID:gSY

明かされるんだよ!そうだよ!ww
とりあえず落ち着け!!www
過去に何が…?

続きです♪
___________________________________________________________________



あれは、3年前の中学2年生の頃だった。
その日の放課後、彼女…めぐに告白された。


『そ、空君!』
『はい?』
『ず、ずっと…好きでした
付き合ってくれませんか…?』
…驚いた。
めぐは学年でダントツで美人だ。
優しく気遣いもできて、とても大人気な子。
そんな子が俺のことを好き?
信じられない。
罰ゲームかなんかかと思った。
でもめぐの眼は真剣で。
こんなめぐ、見たことなかった。
答えはもう決まってる。
俺もめぐが気になってる一人だったから。
『…分かった。付き合おう。』
断る理由が、なかった。


それから俺たちは交際を始めた。
『それでね…』
教室にいる時とうってかわってよく喋る。
そしてよく…笑う。
『なんか面白いね』
『え…あ、ごめんなさい…
変だよね…』
そして彼女は意外とネガティブ。
『変なんて言ってねぇよ』
『え?』
『…可愛いってこと。』
『…え……』
頬を赤くする彼女はとても可愛かった。
…いつでも仲の良い俺達だった。
永遠にこのままがいい。
時間が止まればいい。
それは俺達が二人とも思ってたこと。
こうして愛し合ってたのに。
なんで、なんでだよ。
どうしてだよ________。








『かわいそうに…
まだ若いのにねぇ』
『交通事故ですって…』
目の前にはめぐの写真。
俺の周りには黒い服を着た人達。
そして…めぐの親。
友達もみんな泣いている。
…実感がわかない。

めぐが 死んだ…?

ありえない。違う。めぐは死んでなんかいない。
めぐは…めぐは……。
『彼氏の家に行く途中に事故が起こったらしいわよ』
頭が真っ白になる。

めぐは

俺より先にこの世を
       去った。

213:オニオン:2012/06/04(月) 18:36 ID:gwg

め・・めぐさんとセンパイは、付き合っていたんですか!
直太さんとセンパイなら・・・私は直太さんですね。
私、誰もまだ死んでいないのでわかりませんが、
大好きな友達が死んだ・・って考えただけでも涙出てきます。
それが、恋人が死んだとなると、私も死んでしまうかも・・

214:ぱむゅ:2012/06/04(月) 18:45 ID:fkc

やはり!!!

予想は当たったぜよ!!

215:セーラ☆:2012/06/04(月) 18:57 ID:vfA

☆感想☆

……え……………?((おい,固まるな…

め……ぐさ……んは……

…………死んだ?((そう書いてあんじゃん


センパ……イの家に……行……く

途中……に……? ((うん。



センパイも……めぐさんの…ことが……

気になってたんですか……?((だからそう書いてあんじゃん


以上、感想でした!

216:薫 ◆0rlM:2012/06/04(月) 19:01 ID:gSY

オニオン>うん、悲しいよね……
感想ありがとう!!

ぱむゅ>大正解なのだー♪

セーラ☆>はい…死んでしまいました…
センパイの家に行く途中に事故で…
気になってたんすよ…

………あはっ☆((なぜに!?

217:緋扇:2012/06/04(月) 21:43 ID:ec2

おヒサー☆
なんかシュゴイねぇ♪
こんなときにかぎってテンションが高い緋扇ですっ!

218:風香:2012/06/06(水) 07:16 ID:etc

やっぱり薫さん、文章上手いですね〜!
めぐしん死んでしまったんですか……
可哀そうにねぇ……((どんだけ他人事

今後も頑張ってください^^
あたしは一気読みタイプなんで、感想は遅いかもしれませんが……

219:見卯・・です。:2012/06/06(水) 15:56 ID:FhM

悲しいですね。
めぐさんが死んでしまうなんて。

220:なな☆:2012/06/06(水) 21:24 ID:E5c

ゃ・・・・・やほぉ〜・・・・・


めぐさん亡くなったのね・・・・・

221:りぱ:2012/06/07(木) 20:54 ID:tLU


目具・・・・じゃなくて
めぐさん死んだのか・・・・

あらあらぁ
真実がどんどん明かされていくからチョードキドキッ><!

222:猫又 ◆EjWw:2012/06/16(土) 14:37 ID:i-USE

伝言ですよ

薫です!
アク禁に巻き込まれちゃって…
しばらくそちらには書き込めません
ですが難民板で小説を書いています!
「線香花火」
というスレです。
来てくれると来てくれると嬉しいです。
待ってます。

223:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 16:34 ID:PUw

みんな!!久しぶりっ…!!

今日は友達のDSから来ましたっ

小説、とにかく進めます!!

224:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 16:36 ID:PUw



やば…っ

充電やばいんで続き書けません(汗)
ごめんなさい!!
ってことで…またいつかっ

225:オニオン:2012/07/10(火) 16:45 ID:OV2

あれ?アク禁では?

226:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 16:52 ID:PUw

>>225
友達のDSから来たんだよ〜♪


もう一人の友達からDS借りましたww
続き書きます!!

227:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 17:05 ID:PUw


「…芽衣…っ」
愛しき人の名前を呼んで。
唇を噛み締めた。
痛い。
血が出る唇よりも。
ズタズタに引き裂かれた…
心の方が痛い。
芽衣。芽衣。芽衣。
_____好きだ。
芽衣が好きだ。
伝えたい。今すぐに。
言いたい。好きだって。愛してるって。
「くそっ…」
真っ白の部屋の壁を
強く…叩く。
ジンジンと痛み、赤くなる手。
深いため息をつき。
壁に寄りかかる。
「誰だよ…赤津って…」
今、芽衣が付き合ってる奴。
幸せそうな顔をしていた。
頬を赤くして。
笑っていた。
…俺にしか見せないあの笑顔。
あいつにも___見せてる?

ムカつく。

イライラする。

痛ぇ。



______“センパイ”。


その時、芽衣が笑顔で___

俺を呼ぶ声が頭に響いた。

228:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 17:15 ID:PUw

「芽…衣?」
浮かぶのは、芽衣の笑顔。
俺を見て…笑っている。
芽衣…!!
もうすぐ夕飯だということにも関わらず。
俺は家を飛び出した。
芽衣の家へ、
____ただがむしゃらに走った。










「芽衣ーっ。もうご飯だよー。」
お母さんが顔を出す。
エプロンをして、おたまを片手に。
ちょっと忙しい様子で言った。
「…うん、わかった」
返事をすると、お母さんはすぐに顔を引っ込めた。
お味噌汁でも作り忘れたのかな?
まぁ、どっちみち戻らないと。
少し錆びたドアを開ける。
嫌な音が響き、顔をしかめた。
「…芽衣」
______ピタリ。
動きが止まった。
懐かしい、声。
振り返らなくても分かる。
耳に焼き付いていた、あの低い声。
低く、でも優しくて。
センパイ以外に____いない。
「センパイ…」
振り返ると、やっぱりそこには

センパイの姿があった。

229:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 17:19 ID:PUw

「あ…」
何を言っていいか分からない。
センパイと最後に会ったのは…
あの、屋上。
冷たい瞳を向けた、あの日以来。
気まずくない。
そういえば嘘になる。
「…この前、は…
悪かった、な」
途切れ途切れに言う言葉。
汗が額を伝っている。
きっと走ってきたに違いない。
あたしのため?
どうしてわざわざ?
聞きたいことはいっぱいある。
でも、なんとなく…聞けない雰囲気。
「…ど…したんですか?」
苦笑いを浮かべる。
センパイはゆっくりと深呼吸をした。
そして、目を開く。
あたしをジッと見つめた。
「…好きだ」

230:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 17:29 ID:PUw

冷たい瞳を向けた→冷たい瞳を向けられた





……え?
耳を疑う。
ちょっと待って。
今なんて言った?
頭が混乱する。
なぜか暴れる心臓。
「もう一度…言って下さい」
涙がこぼれるかと思った。
だって…
「…好きだ、って言ってんだろ」
あたしを好きって…
「う、嘘だ」
「本当」
「っ…」
センパイはあたしを見つめる。
きっと今…顔が赤い。
好き、だなんて。
もう別れたのに。
センパイも別れることに賛成したのに。
まだ…好きだったの…?
「めぐのことは…もう引きずってない」
「何でっ…
めぐさんがまだ好きなんじゃ…」
「違う」
言葉をさえぎられる。
やめて。これ以上言わないで。
気持ちに…気づいちゃうよ…
「俺は芽衣が好きだよ」
嘘をついてるとは思えない瞳。
もう、逃げれない。
センパイがあたしを好き?
めぐさんはもう好きじゃない?
…頭が混乱する。
「めぐのこと…口実にしてごめんな」
「口実…?」
あたしの問いに戸惑うセンパイ。
曇った表情を見せるセンパイを見て。
なぜか…嫌な予感がした。





「…明日…九州に引っ越す」

231:薫 ◆0rlM:2012/07/10(火) 17:31 ID:PUw

今日はここまででっ!!

感想待ってます!!
次来れるのは…いつだろうw
でもまたそのうち来ますす!
その時まで待っててくれると嬉しいです(TωT)

ではまたっ!!

232:桜花 ◆51YM:2012/07/10(火) 18:48 ID:I5w

かおちゃん…(すいません…呼ばせてもらいます…)
もしかして、書き込み解除したの!?おめでとう!!^^♪

233:桜花 ◆SCyE:2012/07/10(火) 18:49 ID:I5w

↑すいません…。間違えましたっ><

小説、頑張ってください♪

234:セーラ☆:2012/07/11(水) 11:53 ID:ryo

お久しぶり☆

薫、友達のDSから来てるんだ〜

☆感想☆
え………えぇぇぇぇぇぇ!?(°□° )!!
センパイが九州に引っ越す!!??
センパイ!引っ越さないで〜〜〜(泣)

芽衣ちゃんに
告ったばっかりなのに〜〜〜。・°(°。>□<。°)°・。

続き、楽しみ♪
小説、頑張ってね!

235:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:15 ID:PUw

桜花>>
解除はまだされてへんよ(笑)
もしかしたら一生難民かも…

セーラ>>
久しぶり!!
引っ越しちゃうんだよ〜…

ありがとう!!頑張るね♪



友達のDSから来てます!!

今日も更新するねぇ〜

236:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:28 ID:PUw


「なん…で」
「親の仕事の都合」
声の高さ少しも変えず。
センパイはあたしを見つめる。
どうして…なんで…
透明の液体が頬を伝う。
「泣くなよ」
センパイ。
そんな辛そうな顔しないでよ。
行かないで…って言えないよ…
あたしやっぱりまだ…

センパイが好きです

って言えないじゃん…
「それだけですか?」
「え?」
「言いたいことはそれだけですか?」
「…うん」
冷たい一言で。
センパイを追い返すことしかできない。
だって、今ここで言ったら…
センパイに迷惑かけてしまう。
だからね
最後ぐらいは…心配かけたくないんだよ。
ごめんね…センパイ…。
「大好き“でした”。センパイ」
唖然とするセンパイを目の前に。
あたしは背を向けた。
「…さようなら」
溢れる涙は見られてたまるか。
ドアノブに手をかける。

「____芽衣!!」

237:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:32 ID:PUw

腕を強くつかまれる。
あたしの動きは止まった。
絶対に振り向かない。
泣き顔を見られたくない。
最後ぐらいは笑顔で送りたい。

「…今までありがとうございました」

涙を拭い。
これまでにないとびきりの笑顔。
冷たく、感情のこもってない笑顔で、センパイを傷つけるんだ。
あたしなんか嫌いって思って、もう会いに来なければいい。
センパイに嫌われないと…前に進めない。
気持ちが緩んでしまうから。
だからセンパイ…

あたしを嫌ってよ。

238:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:36 ID:PUw



「芽衣」
「…はい」
目を閉じる。
センパイ、ほら言って。
嫌いって。
もうどうでもいいって。
そういって突き放してよ。
「諦めないから」
決心した瞳だった。
濁りはまったくない。
美しく、まっすぐな瞳。
「…んで…なんで…っ」
ボロボロとこぼれ落ちる涙。
あたしを抱きしめるセンパイの服に染みを作る。
センパイはただ無言であたしを抱き締めていた。

「っぅ…ぅあああああ!!!!!!」





センパイ、ダイスキ。

239:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:37 ID:PUw

次から2章に行きます(´ω`)

読者が少ない…

でも頑張ります(`・ω・´)ゞ

240:薫 ◆0rlM:2012/07/26(木) 14:39 ID:PUw

ぁ…

ごめんなさい、2章はまた今度!

楽しみにしてて下さい♪

241:芽実:2012/07/26(木) 19:20 ID:JJY

楽しみにしてるよ!!
ついでにあげ

242:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:24 ID:snE

こんにちは!
今日は自分のDSからです!
多分一時的解除かと…。

芽実ちゃん>>
ありがとうぅぅ(泣)
嬉しい(T∀T)

243:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:26 ID:snE

第2章


センパイ。


本当は好きなんです。

大好きなんです。

離れたくないんです。

でも…、仕方ないの。



「芽衣!!」

「センパイ…さよならっ…」

「泣くぐらいなら言うなよ!!」

最後はやっぱり笑顔になれませんでした。

244:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:35 ID:snE


「芽衣、」
ふ、と柔らかく笑うセンパイ。
ああ、今すぐに飛び込みたい。
センパイ、好きです。そう言って。
でも…、出来ない。
そうしたらセンパイに迷惑をかけるだけ。
だって、そうでしょ?
「…センパイ、本当は





めぐさんのこと、まだ引きずってますよね」

笑顔で言うしかない。
ここで泣いちゃダメだ。
泣いたらずるい。
泣いたらセンパイはあたしを抱きしめるから。
ダメなの。それじゃあ、ダメなの。
「芽衣…?」
本当はセンパイには、
「…センパイがめぐさんを忘れちゃダメです」
めぐさんしかいないでしょ?

「…俺、もう引きずってないって」
「嘘。センパイの目見れば分かります」
「……」
「センパイのことどれだけ見てきたと思ってるんですか」

ふわりと微笑む。
センパイは何も言わず、ただ立ち尽くす。

「芽衣っ、俺は…」

あたしの手首をつかみ必死にあたしを見るセンパイ。

離してください。
その一言が言えない。

…心が、揺らぐ。

245:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:42 ID:snE


「…やっ…離して下さい…」
「芽衣…何でだよ。何で…」
センパイはいつもと違って少し取り乱す。
寂しそうな、でも色鮮やかな瞳であたしを見る。
センパイ、やめてよ。
「センパイがめぐさんを忘れたら…
誰がめぐさんを愛すんですか!!」
思わず怒鳴り声を上げてしまう。
同時にセンパイの手も振り払っていた。
硬直するセンパイを見て、拳を握る。
「センパイ、気づいてください。
その瞳に映ってるのはあたしじゃないです。
まだ……めぐさんが映ってるんです」
泣きそうになるのを必死に抑え、センパイにそういい放つ。
気づいてよ。
愛してるのはあたしじゃない。
まだ、めぐさんなんだよ。
「芽衣…何でわかんねぇの」
とん、と肩を突かれる。
倒れそうになるあたしを力強く抱き締める。
「センパ…苦し…っ」
「…分かれよ。」
弱々しい小さい声でセンパイは言う。
でも耳元だからハッキリと聞こえた。
「俺にはお前しかいねぇよ」
あまりにも寂しいことを言うから。
あまりにも切ないことを言うから。
あたしの視界は涙でいっぱいになった。

246:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:49 ID:snE

「っ…」
「泣くなよ」
必死に声を抑えてるつもりが、センパイにはすぐにバレてしまう。
離れなきゃ。
離れなきゃダメなのに。
離れられない。体が動かない。
「めぐは好きだったけど
今は…芽衣にキスしたい」
あまりにも直球で。
あたしが受け止めるのは難しかった。
好きなのに。
好きって言えないのはこんなにも苦しい。
「センパイ…あたしはっ…」
耐えられなくなり、センパイの胸を強く押す。
センパイから離れ、涙目のままあたしは叫んだ。
「センパイのことはもう好きじゃない!!」

そう言い放つ。

あたしは必死に泣くのを抑えるばかりだった。

247:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 17:59 ID:snE


「…そうか」
笑っているのに。
目だけが悲しさを表している。
ズキリと…心臓が痛む。
まるで針を刺されたみたいに。
痛みは消えない。
「…明日、見送りに来て」
「…え、なんで…」
「最後のお願い」
笑顔を見せる。
最後なんて言ってほしくなかった。
…自分から言ったことなのに。
あたしはまた後悔することになる。
ふと空を見上げる。
あまりにも夕日が綺麗で。
濁りもなくて、輝いていて。
あたしの瞳から一筋の涙が流れる。
「芽衣」
「…あ、ごめんなさい」
「俺がいなくても泣くなよ」
そうやってさりげなく涙を拭ってくれるから。
最後まで優しさを見せるから。
だからなかなか手放させないんだ。
「泣きませんよ」
自分でも涙を拭い、
夕日と同じぐらい綺麗な笑顔を見せた。

248:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 18:41 ID:snE

age〜(笑)

誰か来ないかなー(´・ω・` )

249:さや ◆TDhc:2012/08/07(火) 19:11 ID:M3A

きたよー

書き込みテスト中

250:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 19:44 ID:snE

さや>>
来てくれてサンキューです☆
やっぱり書き込めるね…

251:りう ◆GYOc:2012/08/07(火) 20:03 ID:C6Y

薫ぅぅぅ!!!
私も来れるよぉぉぉ!!!
忘れないでぇぇぇ!!!

252:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 20:07 ID:snE

莉羽>>
忘れるわけないよぉぉぉぉ!!!
来てくれて嬉しい(泣)

キャー!駄作見られちゃうーw

253:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 20:11 ID:snE


「好きだった」
「あたしも好きでした」
過去形に言うセンパイの真似をして、あたしも過去形で言う。
好き“でした”。
今はもう好きじゃない。
…そういう意味ではないけど。
言えないからこそ過去形にしておく。
そうしたらセンパイは疑わないはずだから。
「芽衣、明日…」
「行きます」
即答。
そういうあたしに驚いたのか、センパイは目を見開く。
凛とした顔でセンパイを見る。
「必ず行きます…」

笑顔だけど。

心は冷えていた。

ぎゅ、と服の裾を握ったこと。

笑顔が少しひきつってたこと。

センパイに、バレませんように。

254:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 20:15 ID:snE




「じゃあな」
ポン、とあたしの頭に手を乗せる。
触られたところに熱がこもる。
…あつい。
苦しく、でも暖かい心。
あたしはうつむいた。
「芽衣、強がんなよ」
「え」
顔をあげると。
センパイはどことなく悲しい顔であたしを見つめていた。
…なんで、
「明日、空港で」
「…はい」
大人しく返事をすることしかできない。
結局、聞くことはできなかった。

255:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 20:17 ID:snE

み…、短い!!

短い短い短いーっ!!!

ごめんなさい(´・ω・` )

感想待ってます\(`∀´)/

256:りう ◆bZ.g:2012/08/07(火) 20:41 ID:C6Y

やっはーやっはー♪
薫が覚えててくれt((殴
小説、一通り読んだよー☆
面白い&感動&キヤー(!?)よ!!

センパイ 引っ越しぃぃ〜!?
…じゃあn((蹴
まぁ、私は赤津クンよりセンパイ派だなww

257:薫 ◆0rlM:2012/08/07(火) 21:03 ID:snE

>>256
あの短時間で忘れる奴は頭おかしいよw
えー!読んだのー!?w

あたしも先輩派♪
赤津なんて好きじゃn((殴

感想ありがとう☆

258:りう ◆Caes:2012/08/07(火) 23:07 ID:C6Y

たくさん読みt((殴
小説 待っとるね〜♪

259:なな☆:2012/08/08(水) 01:15 ID:E5c

よんだよんだ!ばっちり読んだ!

いやぁ、、、、、(´;ω;`)切ないよ・・・

芽衣めっちゃ心強いやんヽ(´Д`;)ノ

260:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 08:40 ID:snE

りう>>
了解〜♪
ちょっと遅くなるけどちゃんと書くねー(´・ω・` )

ななc>>
読んでくれたんですかいな!(´д` )
感想サンキュー\(`∀´)/

261:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 16:22 ID:snE




「痛…」
差しこむ太陽の光で目覚める。
ところどころ髪の毛が跳ねていて、体は動こうとしない。
ふと横を見ると、一台の携帯があり、その携帯を危なく踏みつけそうになっていた。
「…交換したかったなぁ」
電話帳にはセンパイの名前はない。
最後ぐらいは交換して、メールしたかった。
…あ、そんな事しちゃダメか…。
心が緩んで飛び付きたくなっちゃうもの。
時刻は確か、12時半発の飛行機だ。
で、今の時刻は…
「…11時?」
は?
しばらくその場でフリーズ。
少したってからようやく気づく。
「お母さん起こしてよ!!」
人のせいにしたあと…、あたしは速急で用意を始めた。

262:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 16:24 ID:snE



「痛…」
差しこむ太陽の光で目覚める。
泣きまくった目の下がヒリヒリと痛んで。
体が起きたくないと拒否反応を示している。
ふと横を見ると、一台の携帯があり、その携帯を危なく踏みつけそうになっていた。

↑こちらが本当です…

263:りう ◆XNFE:2012/08/08(水) 17:23 ID:C6Y

>>262 了解!

ちょっ芽衣…。
寝坊すんなよww

264:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 17:39 ID:snE

りう>感想センキュー(´∀`*)
大事な日とかに寝坊しちゃうバカですww

265: りう ◆pSkU:2012/08/08(水) 19:38 ID:C6Y

本当に…w
続き待ってるにょーっ♪\(´∀`*)

266:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 19:44 ID:snE



「芽衣?どこへ行くの?」
パジャマ姿の母があくびをしながら問う。
答える暇などないと言うのに。
「友達が転校するから送ってくる」
それだけ言い残すと家を出た。
“友達”_______。
そう、友達。
もう恋人じゃない。
とっくに別れた。
昨日だって…そうだよ。
向こうが言ってきただけ。
あたしは…、何も言ってない。
好きなんて言わなかった。
もう…終わってるんだ。
ねぇ、センパイ。
今あたしを見てたらきっとこう言ってたよね?



『泣くなよ』



「っ…!!」
突っ走ってる途中。
涙が流れた。
センパイのことがまだ好きなんです。
そう言えればいいのに。

267:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 20:22 ID:snE




「っあ…」

無我夢中に走っていたから、バランスが崩れる。


倒れるっ…!!

そう感じたとき。


気づいたらあたしは…

あの人を呼んでいた。






「直くん……っ」


______グイッ!!

268:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 20:24 ID:snE



「…バカ」


間一髪であたしは転ばなかった。


誰?

顔をあげる。


「ーっ!」

口を必死に抑える。


嘘。嘘。



________聞かれた。




「“直くん”じゃなくて…





     ごめん、な?」



センパイっ……!!

269:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 20:28 ID:snE



あたしっ……何言ってんの?

聞かれた。

『直くん』って叫んだ。


あたしはあの人に助けを求めてしまった。


何も言わずうつむくセンパイ。

その顔はきっと歪んでいる。


「ごめん……なさい」

浮かんでる涙がこぼれ落ちる瞬間。



「泣くなよ」


センパイはやっぱりそう言った。

270:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 20:31 ID:snE



「泣かれたら…迷惑」


ズキン。

心に突き刺さる。


やっぱりあたしは迷惑をかけている。

最後の最後まで。



「…遅いから迎えに来たと思ったら“ 直くん”か」

「…センパイ?」


センパイは唇を噛み締めた。

あたしの手首をつかむ。


「痛っ…………」


「俺を選べよ」





あたしの前には



珍しく取り乱すセンパイの姿があった。

271:KIRARI☆:2012/08/08(水) 22:10 ID:cBc

きたよ〜( ´ ▽ ` )ノ
やっぱり薫は上手い(´・ω・`)
うちなんか…うちなんかっ…(笑)

272:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 22:19 ID:snE

おーきらり(笑)
来てくれてありがと♪

はは…お世辞もサンキュー…

273:莉羽 ◆EppM:2012/08/08(水) 22:59 ID:C6Y

センパイが取り乱すw!?

薫、続き頑張れ!
てゆーかその文才を分けてくれよぉぉ!!

これでここにはしばらく来れないのか………。
また友達に3DSを借りて来よう!

274:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 23:01 ID:snE

皆さんへ

今日でまたこうして自由に書き込めるのは最後かもしれません。
実は昨日と今日は一時的解除で、書き込めるようになりました。

でも明日はもう書き込めないかもしれません。

その時は難民板にいますので♪
良かったら遊びに来て下さい(´ω`)

明日も書き込めることを祈ります。
確率は少ないのですが。

…ではまた!!!

275:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 08:43 ID:snE

書き込めてるでしょうか…?

276:O ◆0rlM:2012/08/09(木) 09:31 ID:snE

えっ、えっ、えっ?
なぜ?なぜ?なぜ!?

書き込めてるーーー!?

277:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 09:32 ID:snE

↑ごめんなさい、動揺しすぎて名前入れ忘れました…

278:KIRARI☆:2012/08/09(木) 10:02 ID:cBc

お世辞じゃないー(´・ω・`)w
あたしが小説書き出したのも、
薫の小説見たからだもん\(^o^)/(笑)
書き込みできてるから、もしかしたら…w

279:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 10:46 ID:snE

そうなのですか(笑)
いやでも上手くはないんですよ…ハハ…

解除されたんかな?w
それとも一時的解除がまだ続いてる?


まぁとにかく小説書きます!!

280:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 10:49 ID:snE


「何でだよ」


唇を噛み締め、傷ついた瞳をあたしに向ける。


やめて。

やめてよ。


振り払おうと思えば振り払える。

逃げようと思えば逃げれる。


それなのに…、離れようとしないあたしはずるい。


「…抵抗しろよ……」


センパイはそっと手を離す。

触れられていたところが熱い。


火傷しそうに。

大量の熱を持つ。


「…早く行きましょう…?」


今にも消えそうな弱々しい声であたしは言った。

281:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 11:00 ID:snE

宣伝宣伝宣伝ー☆((((((殴


_________________
『年下なんて恋愛対象外』
まさかその言葉を取り消す日が来た?
対象外の年下にドキドキしまくりの毎日!
この気持ちはまさか…
*ノンフィクション恋愛小説*
_________________
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=sennkouhanabi&BookId=2

魔法のiらんどです☆
イイね!よろしくお願いしまs((おい

282:莉羽 ◆EppM:2012/08/09(木) 13:57 ID:C6Y

書き込みテスト

283:H ◆EppM:2012/08/09(木) 13:58 ID:C6Y

!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
何故 書き込めるんだっ!?!?

284:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 15:31 ID:PUw

ね、ね、おかしいよね!?

解除されたのか…
まだ一時的解除が続いているのか…

285:莉羽 ◆EppM:2012/08/09(木) 16:28 ID:C6Y

>>283 ヤバイ、焦って名前を忘れた(笑)

>>薫
だよねっ!
でも、葉っぱの日の前から解除されてたし…ね。

286:なな☆:2012/08/09(木) 17:10 ID:E5c

ぬ〜ん(沙*・ω・)

とーじょー((しなくていい。うざい。消えろ。

解除されたんじゃない?www

287:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 17:20 ID:snE

>>285
あたしと同じ間違いしてる(笑)
うーん…まだ続いてるのかな?

>>286
いやいや…
登場してくれて嬉しい(*´∀`*)

解除されたのかな?w
それともまだ一時的解除が続いてる…?

288:莉羽 ◆EppM:2012/08/09(木) 21:20 ID:C6Y

やっはー☆

>>287 薫
マジww?
でも、驚くとそうなるよっww♪


>>286 なな
少しお久しぶり〜♪
登場してくれて嬉しいよ!

私が解除されるハズがないから★

289:薫 ◆0rlM:2012/08/09(木) 21:46 ID:snE

>莉羽
解除だといいね…
明日は書き込めるのかなぁ…

>みんな
今日で本当に書き込みが最後かもしれません。
規制されたらまた友達のDSからちょくちょく来ます。
ではまた!!

290:薫 ◆0rlM:2012/08/10(金) 09:10 ID:snE

はーい、なぜかまた書き込めるという…(笑)


小説の続きは後で書けたら書きます!!

291:薫 ◆0rlM:2012/08/10(金) 10:26 ID:FR.




「芽衣」


先を進むあたしを必死に呼ぶセンパイ。
後からついてくるセンパイと必死に距離をしようとしているあたし。


…顔を合わせるのが辛い。


「芽衣」
「はい?」
「怒るなよ」

悲しそうな声が聞こえて。

思わずあたしは後ろを振り返った。


「…やっと見た」

柔らかい笑顔を向けられる。

ドクン…
心臓の音が大きく響いた。

「っ…」

センパイの笑顔で。

すぐに顔が赤くなる。

「遠距離恋愛、嫌だ?」


「…え」


ピタリ。足が止まる。
センパイも足を止めた。

「…諦められない」


センパイのその一言に。

涙はあっという間に浮かんだ。

292:KIRARI☆ ◆q6DY:2012/08/10(金) 13:53 ID:Czs

まだ書き込みできてるよ〜!!
うちもまた新しい小説立てちゃったから
がんばらなきゃ・・・(汗

薫、がんばれー!!w

293:莉羽 ◆EppM:2012/08/10(金) 15:28 ID:xMk

書き込みテスト

294:薫 ◆0rlM:2012/08/10(金) 23:42 ID:Wp6




「…俺じゃダメ?」
肩をつかまれる。
震えてるのがきっとバレた。
抵抗できなくて、
何も言えなくて。
無理やり振り返らされる。
そこにあるのは涙を必死に抑えてる歪んだ顔のあたし。
醜い。
醜くてたまらない。
我慢をして、苦しくて、辛くて。
絶望に満ちた表情。
「っ…、ごめんなさい」
耐えられるわけがない。
傍にいてくれるないんだから。
好きって言ってくれないんだから。
一人でなんて生活できないのだから。
ここでセンパイに応えちゃ、あたしは苦しむことになる。
それなら少しでも楽な方をあたしは選ぶ。
「何でだよ…」
顔をしかめるセンパイを、涙目で見つめることしかできない。
好きなのに。大好きなのに。
迷惑をかける。
苦しむことになる。
そう思うと、『好き』というたったの一文字が言えない。
あたしは逃げている。
無言で歩き出すセンパイの背中を見て。
あたしは鼻をすすったあと、後ろを歩く。
センパイ。
今、後ろは向かないで。
涙をこぼしてるあたしの姿しかないから。

295:薫 ◆0rlM:2012/08/10(金) 23:44 ID:Wp6

傍にいてくれるないんだから

傍にいてくれないんだから



たったの一文字が言えない

たったの二文字が言えない

296:りな:2012/08/12(日) 13:23 ID:WLo

きたよー
続きが気になる〜〜><

297:なな☆:2012/08/12(日) 21:18 ID:E5c

切ない、、、、

298:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 21:42 ID:Wp6

>りな
来てくれてありがと(TωT )
続き…待ってね…

>ななちゃん
切ないですか…
もっと切なくします((←

299:アシュリー:2012/08/13(月) 00:46 ID:gHQ

私もバンパイアの恋は切なき恋という小説書いてるので読んでみて♪

300:薫 ◆0rlM:2012/08/13(月) 08:33 ID:Wp6

>アシュリーさん
了解です(`・ω・´ )ゞ


>みんな
みんなと言うほどいないのですが…w

今日から2泊3日のキャンプに行ってきます!!
なので更新できません…

ごめんなさいっ

301:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 16:05 ID:Wp6




「空っ!!」
心配でたくさんの掠れた声。
先輩のお母さんだった。
まさか…内緒で?
「どこ行ってたのっ…」
「彼女…迎えに」
どことなく寂しそうな笑顔で、自分の母を安心させる。
“彼女”って言われて…否定できなかった。
否定した方がよかったかな…。
「あなたが彼女?」
ふわりとあたしを見て笑う先輩のお母さんは、目元が先輩に似ていた。
…間違えた、先輩が似たんだった。
「あ…は、はい」
この場では、こう言うしかなかった。
ごめんなさい、と心の中で謝っても意味ないのにね。
先輩はきっと今、あたしを見つめてるであろう。
視線を感じる。
その視線は、あまりにも悲しくて、涙がこぼれそうだ。
「空を…好きになってくれてありがとうね」
涙を浮かべながら言われる。
先輩の母は続ける。
「めぐちゃんのことがあってから…誰とも関わろうとしてなかったから。
…良かった。ありがとう…。」
心から言われて、心が傷むのは何でだろう。
本当は、彼女じゃないのに。
今さら言えない雰囲気だ。
言えない、じゃなくて…言いたくない、だけかもしれない。
最後だけでも、先輩の彼女として居たい…
「芽衣…」
ドキリ。心臓が跳び跳ねる。
「…はい?」
先輩の方を見る。
その時、涙は頬を伝った。
あまりにも柔らかい、優しい笑顔を見せられたから。
「ずっと好きでいるから」
虚しいほどに美しく、
悲しいほどに優しく、
苦しいほどに暖かい。
先輩は、そんな笑顔があったんだ。
初めて知ったよ、先輩…

先輩。




あたしを好きになってくれてありがとう。

302:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 16:15 ID:Wp6



「何で…泣くんだよ」
先輩は顔を歪める。
ああ、また。
また、迷惑をかけてしまう。
あたしは本当、先輩に頼ってばかりだ。
泣いてばかりの弱虫だ。
「すみませっ…」
「期待していい?」
あたしの言葉を遮るかのように、先輩はあたしを見つめる。
先輩のお母さんは、送りに来た人達との話に夢中。
誰もこっちを見てない。
…本当のこと、言っていいの?
「っ…ふ…ぅ…」
言いたいのに。
出てくるのは、涙ばかり。
言えない。
やっぱり…言えない。
拳を握る。
爪が食い込んで痛いはずなのに、心の方が傷みが大きい。
目に入るのは、大きな飛行機。
先輩が乗ると思われる…飛行機。
飛行機には目もくれず、先輩はあたしの答えを待つ。
「〜っ…」
まぶたを下ろし、
心の中で必死に謝る。
それと同時に小さく、首を振った。
それを確認した先輩は、怒ることもなく、悲しむこともなく、優しく微笑んだんだ。



「またいつか、会おうな」

303:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 16:20 ID:Wp6



去っていく先輩。
「や…ああぁぁ…」
先輩の背中を見て、再び涙が溢れる。
嫌だ。
嫌だ嫌だ嫌だ。
これでもう終わりだなんて。
そんなの…嫌だっ…!
「先輩…っ!」
弱々しい声なのに、先輩の耳にははっきり聞こえたようで。
先輩はゆっくり振り返る。
悲しいぐらいの無表情で、あたしの言葉を待つ。

本当は、先輩を追いかけたかった。
本当は、大好きだよって言いたかった。
本当は、行かないでって言いたかった。

でも…

「っ…、元気でいて下さいね…」



やっぱり、言えない。





「…じゃあな」
ふ、と微笑む先輩の瞳は、悲しみを表していた。
それでもあたしは追いかけることなく、見送った。


最後まで、言えなくてごめんなさい。

『好き』って言えなくてごめんなさい。



____何も出来なくて、ごめんなさい。

304:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 16:43 ID:Wp6

ごめんなさい!!

きちんと書くの久しぶりだったので、忘れてましたっ


>>243は、4章ですね、はい…
すみませんっ

305:薫 ◆0rlM:2012/08/16(木) 19:57 ID:Wp6

4章は
>>303で、終了でした…すみません


次から5章に入ります…


読者がいることを願って(笑)

306:リウ ◆EppM:2012/08/16(木) 20:51 ID:C6Y

頑張ってー☆ \(@⌒−⌒@)ノ

307:薫 ◆0rlM:2012/08/17(金) 11:07 ID:ksQ

第5章



高校1年生の夏は


今でも忘れられない思い出となった。




あれが先輩に会ったのが“最後”だったから。





『大切な物は失ってから気づく』



先輩、これ本当なんだね。





最後ぐらいは素直になれば良かった。










先輩、戻って来て。

308:薫 ◆0rlM:2012/08/17(金) 11:16 ID:ksQ






「桜乃」
低い声を聞くと、君の面影を思い出す。
「…翔平くん」
先輩に会うことは一度もない。
そのまま高校2年生にとなった。
相変わらず暑い夏。
1へ年前のことを思い出しては、まだ涙が出るほど。
後悔でたくさんの毎日。
先輩がいなくなってから、世界が灰色に見える。
「なにボーッとしてんだよ。次は移動教室だぞ」
「あ…そうだった」
勢力のない弱い声で呟き、うつむくことしかできないあたし。
立ち直りたんて全然まだ。
もう1年もたったのにね。
脳内にこべりついた先輩との思い出。
呼び出されたあの日のこと。
抱き締められたあの日のこと。
喧嘩したあの日のこと。
素直になれなかった、あの日のこと。
悲しいほどに、1秒足りとも覚えてる。
早く忘れたらいいのに。
早く、新しい恋ができたらいいのに。
「桜乃、」
「…うん?」
「何考えてんだよ」
あたしの顔を覗き込む翔平くん。
これが先輩だったら。
今にも心臓が飛び出そうなぐらいにドキドキしていたはず。
先輩以外の人だと…、何も感じないよ。
「何も考えてないよ…」
作り笑いで誤魔化す。
いつの間にか日常となっていた。

309:薫 ◆0rlM:2012/08/17(金) 11:18 ID:ksQ

1へ年前のこと⇒1年前のこと

立ち直りたんて⇒立ち直りなんて



リウ>ありがとう(*´ω`*)

310:りうhls:2012/08/17(金) 14:12 ID:C6Y

芽衣、最後ぐらい素直になれよー←←w
先輩、戻って来てー!!

311:菜月。:2012/08/17(金) 20:34 ID:kZ.

薫ー!!
きたよおおおおお((出てくんな(^言^)
あ、ちなみに私はなつみだよ!!

先輩ぃぃぃぃ(T □ T)
戻ってきてくださーい><((何でお前が(ry

なんか薫さらに上手くなってる気がするなあ(*´∀`*)
続き楽しみにしてるねえええええ

312:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 16:54 ID:LOQ

りう>感想ありがとう☆
   いつも来てくれて…嬉しいなぁ(´;ω;` )



菜月。>来てくれたの!?
    ありがと(TωT )

    全く上手くなってません(笑)
    むしろ下手に…←

    続きはただいま書きます☆

313:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 17:05 ID:LOQ



「芽衣、本当素直じゃない」
投げ捨てられるため息。
ため息の主は美咲。
どうやら見破られてるよう。
暑いわけでもないのに、汗が滴る。
「汗も滴るいい女にはなんねぇのな」
ぶ、とあたしを見て笑うのは、翔平くん以外に考えられない。
同じく美咲も笑いをこらえている。
ちょ…あたしバカにされてる?
それならむかつく!
二人とも酷い…あたしで遊んでるんだ。
そう思ってるけど、悲しいわけではない。
むしろそういう冗談もくれて、あたしの隣で笑ってくれてる。
優しいし、暖かい。
だからこそ、作り笑いなんかで誤魔化し、何も話さないあたしは罪悪感に包まれる。
「…笑えよ」
「え?」
「桜乃は笑ってる方がいい」
翔平くんの表情は。
笑ってるはずなのに、瞳が傷ついていた。
その瞳があたしを見ている。
同じ気持ちに包まれた。
何も話してくれない、という悲しさ。
ああ、あたしは。
友達にこんな思いをさせていたのか。
こんなことにも気づかないなんて、最低だ。
瞳を伏せたくなる。
「…うん、そうだね」
でもね。
先輩のこと、まだ思い出してしまうの。

314:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 18:11 ID:LOQ






憂鬱な時間。
これは先輩がこの学校に居てもそう。
英語の時間という、大嫌いな科目の授業。
先輩が近くにいたとしても、憂鬱だったと思う。
「訳は…」
意味の分からない言葉を吐き捨てたあと、訳を説明しようとする先生。
最近薄くなってきた髪が目立つ。
…植毛でもすればいいのに、と英語の時間はいつも思う。
下らないことしか考えられないあたしはバカだ。
「芽衣…」
あたしの前の席の美咲。
先生の目を盗み、後ろを振り返る。
顔が緩んでるということは触れないでおこう。
「何?」
「ちょ、声大きいっ」
「いいから、早く。」
「…手紙、回ってきたよ」
そっとあたしの机に、一つのメモのような紙が乗る。
不思議そうに見てると、いつの間にか美咲は前へと体勢を直していた。
ちょうど先生がこっちに目線を移したからだと思う。
先生が違うところを見た瞬間、あたしは素早く手紙を開いた。
「…え?」
思わず声を出してしまう。
それは翔平くんからの手紙だった。
その手紙には驚きの一言が。





__________________________________
日曜日、どこか行こう

by.翔平
__________________________________

315:ami:2012/08/21(火) 18:30 ID:rg.

センッパァアアアアァァァアアァイ!
ショオォォオウヘェェエェエェェイ!
あ、いきなり来て叫んで大変失礼致しました…。センパイに悲しみの、翔平に怒りの感情が爆発してしまいまして…。((殴 わたくしamiともうします。以後お見知りおきを。

316:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 19:23 ID:LOQ

amiちゃん、ありがとう^^

あたし元ユッピン♪だよ。
覚えてる?

感想、ありがとうね♪

317:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 19:27 ID:LOQ


「っ…」
何も言えないでうつむくあたし。
それに気づいた翔平くんは、あたしを見つめた。
…どうして、そんな悲しそうな目。
心が傷む。
これじゃあ…断れない。
翔平くんを傷つけてしまう。
そんなの、嫌だよ。
考えるだけで苦しい。
サッとペンケースを開き、ペンを取り出す。
先生が黒板に字を書く。
要するに…生徒に背を向けてる。
あたしはその瞬間、さっと返事を書きあげる。
そして美咲に頼み、また翔平くんの元へと手紙を返す。
翔平くんはそっと手紙を開いた。
見終わったあと、静かにメモを閉じ、あたしの方を見つめた。
『…さんきゅ』
声は出していなかったけど。
確かにそう口を動かして、あたしに微笑みかけた。

318:ami:2012/08/21(火) 19:36 ID:rg.

え…?ユッ…ピン…?う…そ… やぁー久しぶり!!!あえて嬉し…あれ?涙が…うっ…うえぇん(泣)うっグスッまた仲良くしてね、ユッピン…

319:りっこ:2012/08/21(火) 19:40 ID:hrU

いきなりすみません。

薫さんってユッピン♪だったの!?

あ、ゴメン。覚えてる?私の事。

320:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 20:09 ID:LOQ

ami>マジでユッピン♪だよ!!
   めちゃくちゃ久しぶりやね(涙)
   あたしも泣きそう…

   こちらこそ!これからも仲良くしてねっ!



りっこ>そうだよ!!
    覚えてるに決まってるじゃないかっ!!

    りっこは何度も見かけたけど…
    あたしのこと忘れてると思ってなかなか言い出せなくて^^;

321:眞璃亜 ◆upPI:2012/08/21(火) 20:09 ID:LIo

ごめんなさい。りっことかぶりますが(^^;)


薫さん=ユッピン♪…ですか?

私が、しっているユッピン♪…??
もしそうだとしたら、久しぶり!覚えてる?眞璃亜だよ!!春休みらへんに、あやかし緋扇の小説を書いていた眞璃亜だよ!!


覚えてないと思うけどwww

322:薫 ◆0rlM:2012/08/21(火) 20:16 ID:LOQ

眞璃亜>眞璃亜!!
    やっぱりあの眞璃亜!?
    ずっと気になってたの!

    あたしはあやかし小説書いてたユッピン♪だよ!あのユッピン♪!

    うわぁ〜久しぶりィ><

    忘れるわけないよ!!ずっと会いたかった!!

323:眞璃亜 ◆upPI:2012/08/21(火) 20:21 ID:LIo

薫=ユッピン♪なのね!!
きゃ――(ノノ゜∀゜)ノノ!!!!すご〜い!!またあえたぁ〜

久しぶりだねぇ〜〜〜!!私も会いたかったよぉ〜。゜(゜´д`゜)゜。


ユッピン♪見ないなぁ〜って思ってたら、名前変えてたんだねぇ!!!!

324:りっこ:2012/08/21(火) 20:49 ID:hrU

薫>

忘れてるわけないよ!!

だって大事な友達だもん!!





っと、雑談が多すぎると削除されてまうからな…

325:薫 ◆AgxU:2012/08/22(水) 15:52 ID:LOQ




憂鬱な授業も終了。
一安心かと思いきや、また憂鬱な時間が待ち構えていた。
そう、理由は翔平くん。
「桜乃」
ドキリ。汗が流れる。
「な、何…」
翔平くんだった。
ほんのり頬を赤く染め、あたしを見下ろすその姿。
やっぱり、日曜日のことを話すに違いない。
断れない自分に呆れてしまう。
英語の授業も終わったと言うのに、憂鬱なのは何でだろ。
漏れそうなため息を何とか抑える。
それだけでいっぱい、いっぱい。
「日曜日だけどさ、どこ行きたい?」
視線を窓の方に移しながら、どことなく恥ずかしそうな瞳をする。
こんな翔平くんを見るのは、初めてではない気がしてきた。
「…ど、どこでも」
断れない。
傷つけてしまうのが嫌で。
まだ、先輩が好きなのに。
他の男の人と、どこかに行くなんてしたくないのに。
断ったら、あたしから離れていきそうで怖い。
そんなの、嫌だよ。
「そっか。じゃあ1時に噴水公園の前で」
嬉しそうに笑う翔平くんに、笑い返すことしかできなかった。

326:薫(ユッピン♪):2012/08/22(水) 15:57 ID:LOQ

トリップ解除(´∀ `* )

続きはこれから、何回か更新します♪


良かったら感想下さいな☆ミ

*コメ返し*

眞璃亜>本当久しぶりィ☆
    そうなんだよ、改名したんだよ…

    これからまたよろしく(´∀ `* )



りっこ>ありがたきお言葉☆ミ
    親友だなんて嬉しい° (°´д` °) °

    そうだねっ
    ってことで雑談はおしまい…

327:薫(ユッピン♪):2012/08/22(水) 17:00 ID:LOQ


「芽衣、帰ろ…」
瞬間、美咲の顔が引きつる。
あたしの今の姿は、目をそらしたいほどのもの。
髪の毛が1本ほど口から垂れ下がり、青白い正気のない顔。
亡霊と間違えられてもおかしくない。
「帰ろ…っか」
「うっ、うん」
あたしってこんな低い声出るんだ。
…って、感心してる場合じゃない。
翔平くんのこと、どうしよう。
やっぱり今からでも断りにいこうかな…。
うんうんと頭を捻ってるあたしを不思議そうな目で見たあと、美咲はあたしの頬を力強く横に引っ張る。
「い、いひゃい!!」
美咲の手を振り払おうとするけど、掴む力が強すぎて、手を振り払おうという考えは呆気なく消える。
どうして、こんな乱暴なこと…!
分かった!
美咲は不良となったのか!
それともこの人は美咲じゃない?
…なんて、バカな考えはよそう。
「み、」
「芽衣」
あたしの声を遮る美咲の声は、いつもの甲高い声とは違った。
1トーン低い。
こういう時は大抵、怒ってる。
「正直になりなよ」
あたしを睨んでるわけではない。
でも、鋭い瞳だった。
でも、眉をだんだんと下げ、目も下がっていく。
悲しそうな顔。
…どうして?
「自分の気持ちに素直になりなよ…」
今にも消えそうな声。
あたしまでもが傷ついた。
美咲が傷ついてるのかは、知らないけど。
この顔からして…、傷ついてるということが断定できる。
「美咲…」
やっと頬が解放。
ジンジンとする痛みも忘れ、美咲に向かい合う。
「…あたし、」

328:薫(ユッピン♪):2012/08/22(水) 17:06 ID:LOQ






「断ってくる…!」
自分でも分かった。
今のあたしは格好いいはず。
そう思って、真っ直ぐに美咲を見つめた。
でも、真剣なあたしとは反面、美咲はこらえていたと思われる笑いを吹き出した。
だから体が震えていたのか。
笑いをこらえていたから…
って!!何勝手に解約してる!!
笑う理由は今はないはずなのに…
「何で笑うの!?」
「いや、真剣な芽衣が面白くて」
「何気に酷…」
冷たい瞳で美咲を見つめる。
そうすれば、美咲は慌てて笑うのはやめるんだ。
あたしの必殺技…。
「芽衣」
「…何?」
急に真剣な顔をしてきたから。
反射的に、あたしも顔を整えた。
「あたしで良かったら、相談に乗るから」
ふわりと笑う美咲。
涙が出そうなほど、たくましかった。
「…うん、ありがとう」
あたしがそういうと、美咲は笑う。
あたしも笑った。
たった一人の親友の支えで、あたしはこんなにも変われるんだ。

329:薫(元・ユッピン♪):2012/08/22(水) 19:11 ID:LOQ



走った。
息が切れるほどに。
苦しくなるほどに。
ただただ真っ直ぐ前を見て。
走り抜けた。
「先輩…」
不思議と出たその言葉と…、





涙。





先輩のこと、本当は好きでした。
言いたかったのに。
迷惑をかけるのが嫌で、言えなかった。
あたしの気持ちは迷惑なんだって。
伝えても、離れることになるんだって。
それが怖くて逃げてたあたし。
今振り返ると、おかしくてたまらない。
笑ってしまう。
こらえきれないほどの笑みが襲ってくるんだ。
だってね、あたし本当バカだよ。
先輩はあんなに気持ちを伝えてくれたのに。
あたしにふられるって分かってて、わざわざ伝えに来たのに。
迷惑かけまいと、断ったあたし。
そっちの方が…迷惑をかけていた。
今になって、気づいた。
先輩に迷惑がかかる。
こんなのただの言い訳に過ぎない。
あたしはそれを理由に、逃げていたんだ。
そう思うと…バカバカしくて笑えてきた。
「ふ、あははは…あははははは…っ」
口元に浮かぶ笑み。
あたしはその場に立ち止まる。
抑えきれない笑い。
口を塞ぐが、止まらない。
「先輩っ…!!!!!!!」
同時に笑みは消え、代わりに出るのは透明の液体。
拭いても拭いても、とめどなく流れてくる。
なんで?
どうしてあの日のあたしは、あんなんだったの?
『直くん』。転びそうになった時、直くんに助けを求めた。
直くんに。先輩じゃなくて。
"わざと"…直くんの名前を呼んだ。
先輩が後ろにいるって分かってて。
失望させるため、わざと。
それでも先輩は…言った。
気持ちは変わらないって。
最後ぐらい、言いたかった。
あの日に戻りたい。
逃げてたあたしに言いたい。



『素直になって』

って。

330:Oibsj:2012/08/23(木) 17:34 ID:LOQ






「…ふっ……ぅ…」
必死に声を抑える。
誰もいない玄関。
そこであたしは独り、泣いた。
抑えきれない苦しみを全部吐き出す。
苦しい。苦しいよ。
先輩に会いたい。
また、笑い合いたい。
話せなくてもいい。姿だけでも見たい。
先輩、…会いたいよ。
「…桜乃?」
閉じていた目を名一杯開ける。
涙をこっそり拭ったあと、顔を上げた。
…ああ、あたし最低だ。
「翔平く…ん」
先輩だと思ってしまった。
こんなとこにいるはずないのにね。
翔平くんだとこれっぽっちも思えなかった。
先輩の存在が在(あ)る限り、あたしは先輩以外の男の人のことが考えられない。
なんて悲しいことだ。
「泣いてるのか?」
「っ!!」
バッと立ち上がる。
拭ったはずなのに。
涙はまだ浮かび、溢れていた。
どうしよう。
なんて誤魔化せばいい?
なんて言えば…
「…理由は聞かない」
「え…?」
「スッキリするまで泣けよ」
悲しいほどに笑顔の翔平くんを見て、心が傷んだ。
こんなもあたしのことを考えてくれる友達がいる。
改めて実感した。
「泣きたく…な…」
言ってることとは反面、涙は溢れ出る。
汗だよ、なんて誤魔化せない。
とめどなく溢れる。
翔平くんはあたしの頭に手を乗せた。
大きくて、優しくて。
「う…うああああっ…!!」
思いきり泣いた。

331:薫(ユッピン♪):2012/08/23(木) 17:35 ID:LOQ

↑あたしです( ´・ω・)

332:ami:2012/08/23(木) 19:58 ID:rg.

分かってマス。だってこんなうまいの書けんの薫ぐらいでしょ?

333:薫(ユッピン♪):2012/08/24(金) 07:25 ID:LOQ

ami>んもぉ、お世辞上手いんだから〜
  でもありがとん(´∀ ` *)

334:ami:2012/08/24(金) 08:19 ID:rg.

お世辞じゃないよ〜(*´∀`*)アハハー

335:薫(ユッピン♪):2012/08/24(金) 15:12 ID:LOQ






ただ、会いたかった。
ただ、確認したかった。
先輩は大丈夫かな、って。
事故にも合わず、楽しい日々を送っているかなって。
気になってた。
彼女はできてないかな…って。
自分が手を放したくせに、未だに思ってる。
こんなことなら…言えば良かった。
後悔のない毎日が送れる答えを出さば良かった。
「桜乃はさ、無理しすぎだよ」
「…え?」
無理しすぎ。
なんて柔らかい言葉なの?
素直じゃないってハッキリ言えばいいのに。
慰めの言葉なんていらないのに。
「…同情なんてしてねぇから」
あたしの心を読んだかのように、翔平くんは述べる。
優しい。
そう思って安心するあたしは、なんて単純なんだろう。
翔平くんの優しさにすがりつこうとしてるあたしは、なんて弱いんだろう。
「先輩に……会いたいよ」
顔を伏せる。
顔を伏せていたから、知らなかったんだ。
翔平くんが顔を歪めてることも、
辛そうな顔をしながらも、あたしを抱き締めようとして微かに動かす手のことも。
あたしへ対する気持ちも。
まだ、知らなかったんだ。
歯車は、止まったままだった。

336:薫(ユッピン♪):2012/08/24(金) 15:14 ID:LOQ

ami>本当に上手いわけないだろぅ(笑)
   でもありがと(´ω ` *)





読者が少ないのですが(笑)

誰か来てくれないかな…


気軽に書き込みしてねっ(´∀ ` *)

337:とま助:2012/08/24(金) 15:19 ID:Wog

薫____________________________!!!

338:薫(ユッピン♪):2012/08/24(金) 15:53 ID:LOQ

とま助>うおおぉw
    半分びっくりしたw

    解除されたよ〜
    (学校で言ったよネ)

339:薫(ユッピン♪):2012/08/24(金) 16:52 ID:LOQ

あげ。

また後で書きます。
感想よろしくです。

340:薫(ユッピン♪):2012/08/25(土) 10:29 ID:LOQ




「先輩…って、」
「え?」
顔をあげる。
浮かない顔をした翔平くんの姿があった。
理由も分からないのに…心が傷む。
あたしが悪いみたいで。
「…付き合ってるのか?」
どうして?
そう問いかけたかった。
どうして、そんなこと聞くの?
どうして、そんなに声が低いの?
どうして…
そんなに、悲しそうな顔をするの?
密かに翔平くんは、拳を強く握っていた。
「付き合ってた…だけ」
「別れたのか?」
「っ、」
言いたくない。
思うだけで心が傷つくのに。
言ったら、どうなることか。
止まることのない涙が溢れるに違いない。
そんなの、嫌だ。
もう…泣きたくないよ。
あたしは再び顔を伏せた。
涙の浮かんだ顔。
そんなの、見せたくない。
「桜乃」
「嫌っ…」
「芽衣」
「っ…!!」
やめてよ。
あたしの名前を…呼ばないで。
その声で、その優しい声で呼ばないで。
「芽衣…顔上げて」
反則だ。
ズルい。いきなり名前で呼ぶなんて。
先輩と同じ低い声で…呼ぶなんて。
泣きたくなってしまう。
「顔、上げてよ」
もう一度翔平くんは言う。
ここで顔を上げてしまったから。
翔平くんのすることを拒まなかったから。
歯車は、噛み合い、動き出した。

341:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 14:47 ID:LOQ

そっと顔を上げる。
あれ、何でだろ。
今日は明るい眩しい太陽が、空に出ていたはず。
…影ができている。
どうしてだろう。
玄関にいるから?
ううん、違う。
玄関に立っていても、さっきは眩しかった。
太陽は真上にある訳じゃないから、屋根で隠れて、日差しを浴びない訳じゃない。
じゃあ、どうして…
「鈍感」
「え、」
あ、分かった。
でも、分かった頃はもう遅かった。
今の状況は理解できない。
ハッキリ分かってるのは、
あの影は…、翔平くんの顔が近づいていたからだ。
だから影が出来て、眩しくなかった。
うん、分かった。
もうOK。
…あれ、引っ掛かることがあるんだけど。
どうして翔平くんは、
「……」
顔を近づけていたんだろ…?



















唇に何かが当たるような感触。
柔らかい。
暖かい。
何これ。何これ何これ何これ。
嘘。嘘だ。
夢だといいのに。
それは紛れもない現実だった。
「…何で…!!」
先輩の顔が浮かぶ。
あるのは、悲しみと罪悪感だった。

342:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 14:57 ID:LOQ



咄嗟に立ち上がる。
疲れてる訳でもないのに、息が荒い。
思い出しただけで、涙が溢れそう。
あたし、翔平くんと…
「ど…して」
鼻に掛かる吐息。
唇に触れる暖かい何か。
キラリとした瞳。
悲しいほどに、全て覚えていた。
「好きだよ」
…え?
あたしの耳がおかしい?
翔平くんがおかしい?
「誰…を」
震える声。
聞いたのは自分。
でも、頭は『言わないで』、と訴えている。
やめて。
考えてる事を…言わないで。
勘違いであってほしい。
そう願って、目を強く瞑る。
「芽衣、俺じゃダメ?」
完全に。
完全に言った。
あたしの名前を呼んで。
じわじわ熱くなる心臓が、現実だって言ってる。
…嘘だ。
どうせ、冗談だよ。
後からからかわれるんだ。
翔平くんは…こんなことする人じゃない。
だから、ね。
冗談だって信じるしかない。
「っ…きょ、今日は…!」
本来の目的を果たしていない。
それに気付き、今起きたことは後回し。
はっきり言うんだ。
「日曜日出掛けると言う話を…断りに来たんですっ…!!」
不思議と敬語になる。
それは、緊張と言う言葉を表していた。

343:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 15:17 ID:LOQ

今さらながら。



・緋扇
・伊月
・風香ちゃん
・セーラ☆
・桜花
・なな☆ちゃん
・KIRARI
・莉羽
・見柳さん
・りぱ
・芽実ちゃん
・ami
・りっこ
・眞…りあ
(漢字忘れた…ごめんよ)



会いたいよ〜(涙)


いや、毎日会ってる人もいますよ?

つい最近来てくれた人もいますよ?



でもね…

ここのスレで話してないんだよ(笑)



常連さんだった緋扇はどこに行ったのか…


会いたいよ〜…

344:つくし:2012/08/26(日) 16:25 ID:.To

桜花は、自分のスレにいると思うよ
芽実は、お勉強じゃないかな?
他の人は薫が解除されたのを知らないのじゃないかな

薫、小説こっちもドキドキするね!!!

345:+鬼姫+:2012/08/26(日) 17:00 ID:NUA

りっこもいるよ??

346:匿名さん:2012/08/26(日) 17:33 ID:ySg

おもしろい〜〜〜!

347:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 17:39 ID:LOQ

つくし>来てくれてありがとう!!
    
    芽実ちゃんには会ってる(笑)
    そだね…そう信じようw

    見てくれてありがとう〜♪



鬼姫>あ、知ってるよ〜
   せっかくだから、つい最近来た人も書こうと思って。



匿名さん>救世主ー!!!
     …いきなりすみません。

     面白いだなんて…
     私には勿体ない♪

348:唯:2012/08/26(日) 18:46 ID:Usc

薫〜!き・た・よ♪
・・・・・・・・・・・・(カタマッテマスw)
うますぎじゃん!
うちも趣味程度で書くけど(ノートにね☆)
足元にもおよばいww
その才能がホシイよぉ〜・・・

349:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 19:15 ID:LOQ

>>342
芽衣の台詞。
今日は⇒今は





予想通り。
沈黙が続く。
辛そうな顔をされると、あたしも辛くなる。
離れてほしくない。
でもやっぱり…断っちゃったから、翔平くんはあたしから離れていく?
もう、話しかけてもらえないの?
励ましたりも…
「…泣くなよ」
ポン、と頭に乗る大きな掌。
泣くなよ?
どうして、そんな言葉…
「あ…」
頬に触れるとすぐ分かる。
頬に触れた人差し指と中指には、雫がついていた。
一度だけ、瞬きをする。
すると一瞬にして、涙がぶわっと溢れてきた。
あたしの涙腺、緩みすぎ…。
敢えて拭うという行為はしなかった。
拭っても、どうせまたこぼれるだけだから。
「…ごめん、なさい」
「別に、気にしなくていい」
笑ってるつもりかな。
全然笑えてないよ。
眉が下がってる。
悲しい、って瞳が言ってる。
翔平くんは、きっと正直な人間だ。
どうやっても嘘をつけない。
だからこそ、本物の優しさをくれる。
そんな人をあたしは…
「嫌だ…」
「ん?」
ぎゅ。
服の裾を力一杯握る。
「お願い…
 あたしから離れないで…」
それから子供のように泣きじゃくったというのは、言うまでもない。

350:薫(ユッピン♪):2012/08/26(日) 19:17 ID:LOQ

唯>来てくれてありがとう(泣)

  上手いだなんて…
  うふふh((殴

  あたしに才能なんてないよw
  ごめんね(´・ω・)

351:れい☆ ◆lgE6:2012/08/26(日) 20:59 ID:gRU

読みました!
とっても良い話しでした!
これからも頑張って下さい!!

352:薫(ユッピン♪):2012/08/27(月) 06:51 ID:LOQ


れい☆さん>ありがとうございまっす!!!
      頑張りますね(´∀ ` *)

353:唯:2012/08/27(月) 08:56 ID:Usc

薫>才能無しでこんなの書けるか〜!!
  ↑すみません・・・醜いヒガミです・・・

神よ!なぜ私に才能という名の力(?)をくれなかったんだ〜!!

354:薫(ユッピン♪):2012/08/27(月) 16:04 ID:LOQ



「まだ、“先輩”が好きなのか?」
真剣な顔で翔平くんは言う。
笑える雰囲気じゃない。
笑おうとすることもできない。
「…それは、」
答えに迷う必要なんてない。
好き。まだ忘れられない。
でも、翔平くんはさっき…言ったんだ。
『好きだよ』
『芽衣、俺じゃダメ?』
至って真剣。
冗談だと思いたいけど、瞳が本気だった。
怖いぐらいに真っ直ぐで、たくましい。
気持ちを伝えてくれた翔平くん。
でも、やっぱり先輩が好き。
…そんなこと言ったら、離れちゃうのかなぁ。
「まだ…す、き…かも」
「そっか」
即答。
しかもいつもより1トーン声が低い。
怒ってるのかな。
離れようとしてるのかな。
どちらにしても不安。
心臓が鳴って仕方ない。
「翔平くん」
「ん?」
「さっきの、告白…」
「うん、ストップ」
ニッコリ笑ったあと、あたしの口を塞ぐ。
唇が翔平くんの手に当たる。
先輩が相手だったら、心臓が破裂してたに違いない。
こんな場面でも、先輩と他の男の人を比べるだなんて、未練がありすぎる。
「忘れていいから」
「…え」
「友達でいい」
「……」
友達?いいの?
あたしは最低だから。
先輩と比べてしまうのに。
先輩のことを考えてしまうのに。
…いいの?
「ともだちで、いいの?」
「いいよ」
「あたし…こたえてない」
「うん」
なんで。
なんで。
どうして?
どうしてそんなに優しいの。
どうしてそんな笑顔が見せられるの。
あたし、答えてないのに。
まだ先輩が好きなのに。
口元に浮かんだ笑みが優しい。
翔平くんはどうしてそんなに優しいんだろう。
「…ありがとう」
また溢れそうな涙。
その涙を抑えてくれたのは、頭を撫でる翔平くん。
そんな翔平くんの掌にあたしは安心して、そっと目を閉じた。

355:薫(ユッピン♪):2012/08/27(月) 16:06 ID:LOQ


唯>才能だなんて…
  うふふふ←

  ありがとう(´∀ ` *)
  かなり嬉しい!!

356:ami:2012/08/27(月) 19:40 ID:uus

にゃは〜ん((!? 薫久しぶり〜相変わらず面白いね〜あはは〜((壊れたw 
宿題終わんねぇよぉ〜薫は終わった?

357:つくし:2012/08/27(月) 20:29 ID:.To

小説おもしろいね

358:薫:2012/08/28(火) 17:52 ID:LOQ

ami>おおお、また来てくれた!!
   ありがとう(´∀ ` *)

   宿題?夏休みのだよね?
   私夏休みもう終わってるのでw



つくし>ありがとう!!

359:薫:2012/08/28(火) 18:05 ID:LOQ



暖かい。
ぐんぐんと体温が上がっていく。
同時に安心感も溢れてきた。
翔平くんは優しすぎだよ。
人のことばかりで、自分のことは後回し。
さっきだって。
あたしが先輩のことを好きだと言ったら、笑顔で言った。
『友達でいい』って。
自分の気持ちが迷惑だとでも思ってるんだ。
…そんなことないのに。
あたしがそんなことを言わせたようで、罪悪感が出てくる。
それでも、気持ちは迷惑じゃないとあたしは言えないんだ。
…酷くて最低だ。
「あのさ」
「…何?」
「芽衣って呼んでいい?」
えっ。
えええっ。
呼び捨て…。
いつもと違う笑みだった。
優しいものとは少し違う。
イタズラっ子のような、無邪気な笑顔。
やっぱり翔平くんは、笑顔が合うよ。
あんなことがついさっき起きたというのに、こうして普通に接してくれる翔平くんを見てホッとした。
「別に…い…いけど…」
ヤバイ。
こんなの慣れない。
呼び捨てで呼ばれるなんて慣れてない。
先輩は去って、直くんには最近…会ってない。
男の人から呼び捨てだなんて久しぶり。
顔が赤いのはそのせいにしておこう。
「芽衣」
「な、何?」
「芽衣ー」
「な、なな、何?」
どうしよう。
どんどん顔に熱がこもる。
熱い。熱い。熱い。
暑い。暑い。暑い。
厚い…じゃなかった。
完璧に動揺しすぎだね、あたし。
「意識してる?」
…え?
動きがピタリと停止する。
息を潜めて、まるで今、鳥を捕らえようとしているハンターのよう。
高鳴る胸を抑えて、気づかれないように息を潜める。
まさにその状況。
「なん、で」
「何でもない。忘れていい。」
…何だったの?
忘れてなんて言われて、そう簡単になんて忘れられないよ。
耳に響く。
頭にこだまする。
心臓が鳴る。
…どうして?
「じゃあ、日曜日の話はなしでいいから」
「あ…うん」
心の底で、いつも通りの笑顔を見せる翔平くんに安心していた。

360:薫:2012/08/29(水) 19:12 ID:LOQ




「ただいま…」
いつもとは違って、弱気な挨拶。
そんな様子に気づくものもいない。
母と父は遅くまで仕事。
姉は遊びにでも行ってるはず。
見た目がチャラチャラしてるから、遊んでる感じしかしないからかな。
とにかくそういう理由で、家にはあたし一人。
寂しい、なんて感情はない。
もう慣れた。
でも何だか今日は、虚しい気持ちになる。
目を瞑りたくなる気持ちも、不思議と溢れてくるんだ。
…どうしてだろ。
不思議だなぁ。
おかしいなぁ。
あたし、どうかしちゃったのかな。
先輩のこと、また思い出してるのかな。
翔平くんとの間に起こったこと、思い出してるのかな。
自分自身のことなのに、分からない。
変だな。
窓のほうを見れば、真っ赤な夕日があった。
…眩しい。
光を手で隠しながら、ふと浮かぶ一言。
…本当に好きなのは、
…って。
あたし何を考えてるの。
好きなのは先輩だよ。
翔平君の方に揺らいでるわけじゃない。
でも、なあ。
幸せにしてくれるのは翔平君かと思ったら、どうしようもないぐらいに翔平君を求めてしまいそうで。
変な感じ。
先輩が帰って来ないから。
先輩が迎えに来てくれないから。
翔平君にすがりついてしまうんじゃないかと思って、怖い。
あたしが好きなのは、先輩だよ。
先輩。ずっとずっと、変わらない。
そう、変わらない…
「あ、あ…」
あれ、何でかな。
何で、目から汗が出るの。
おかしい。
やっぱり今日のあたし、おかしいよ。
目から吹き出る汗が止まらない。
どうして、どうして。
どうしようもないぐらい今のあたしからは、大量の虚しさと寂しさが溢れていた。

361:薫:2012/08/30(木) 15:18 ID:LOQ



「先輩…」
鞄を投げ捨てる。
あたしはすぐさま、部屋に戻った。
汗じゃないってことは気づいてる。
気づいてるけど、認めたくない。
なんで、どうして。
理由も分からず流れてくるもんだから、戸惑ってしまう。
声を必死に抑える。
苦しい。
胸がチクチクして、何だか落ち着かない。
こんなとき浮かぶ顔は、やっぱり先輩だった。
優しく微笑んで去っていった、先輩。
もう一度、会いたい。
ちゃんと言いたい。
そう心から思ってるはずなのに。
翔平くんに悪い気がして、心が痛い。
はっきり、先輩が好きだと言えない。
心が…揺らいでる証拠?
平べったいカーペット。
こんなとこに座ったら、お尻を痛くするはず。
それでもあたしは構わず座る。
何だかベッドに行くまでの気力もなくなってしまった。
こぼれるのはため息だけではなかった。
分からない。
自分の気持ちなのに。
どっちが好き、ってハッキリ言えない。
向き合えてない。
先輩がいなくなってから、悲しみに紛れさせるばかりで、あたしは考えてさえいない。
逃げてる。向き合ってないだけ。
そうと分かってても…
「っ…」
今のあたしは、逃げてしまう。

362:薫:2012/09/01(土) 23:14 ID:ZKc




耳元で鳴る音楽。
何度も聴き覚えがあった。
あ、これ…。
これは間違いなく、あたしがメールを受信する時に流そうと設定した音楽。
あたしの大好きなアーティストの歌。
これがどうして、鳴るんだろ。
どうして、あたしは手に取ろうとしないんだろ。
「…ん」
目を開く。
ぼやける視界。
あれ、寝てた…?
ようやく理解していく。
視界もだんだんと元に戻る。
やっぱり、寝てたんだ。
そうか。そうか…
気づかなかった。
「ん、メール…」
パカ、と素早く携帯を開く。
新着メールが一件。
誰からだろ。
美咲かな?それともクラスの子?
目をこすりながらの状態。
驚きを知るってことも知らずに。
あたしはメールを開く。
まず、件名から。
えーと、なになに…
『翔平です』?
…え?
えええええ!!!
う、嘘っ!!翔平くん!?
テンパり、部屋の中を行ったり来たり。
え、ええ!!何で…!
緊迫感がおさまらないうちに、あたしは内容を見る。

363:ほなみ ◆hN7g:2012/09/01(土) 23:47 ID:s0.

みにくい、改行使わないと読む気にもならない

364:れい☆ ◆Qlco:2012/09/02(日) 10:31 ID:qlQ

>>363
アドバイスは、良いと思うんですけど
読む気にもならないって
言うのはどうかと…。

365:ami:2012/09/12(水) 18:50 ID:BVc

ほなみsの文の方が見にくいですけど…人より自分の事気にしようね〜て言うかあれ以上どうやって改行するっつーんだよ


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