ムーンリング

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:キノ:2012/05/20(日) 21:45 ID:lE2

『ムーンリング』
プロローグ
そして、真っ暗になった。辺りは闇に包まれる。太陽を隠しきれない月から丸い“リングが生まれる。

2:キノ:2012/05/21(月) 20:27 ID:lE2

〜一年前〜
「月夜?月夜ってば!」
「え?何か言った?」
「も〜!月夜、しっかりしてよ」
「ゴメンゴメン!・・・で、何の話だっけ?」
私は、友達の氷咲(ひさき)と部室でおしゃべりしていた。
「だ〜か〜ら〜、天文部の人数が少な過ぎで潰れそうなんだからどうするか、案を出してってば!」
「あ〜、はいはい。案ね、案。」
そう、私と氷咲は天文部だ。部活に必要な人数は5人以上。そして天文部の人数は5人。その内3人が3年生であと2人が私達、2年生だ。今年か来年に一年生が3人以上入らないと廃部なのだ。
「う〜ん・・・。なんか天文部の活躍できることないかな?」
「簡単に言わないでよ、月夜!・・・よし、明日までインターネットとかで調べて来てね♪ じゃ〜ね〜♪」
そのまま部室から氷咲は出てってしまった。
「んも〜、調べて来るったって・・・」

3:キノ:2012/05/22(火) 17:22 ID:lE2

私は家に帰ることにした。先輩方はいないし、氷咲も帰ったから部室は私一人。特に面白いこともないし、どうせなら早く帰りたい。
私は学校を出た。私の学校は公立、寮もあるけど学校は、家から徒歩10分、走れば8分でかなり近い方だからやめた。
「ただいま帰りました」
「お帰りなさい、月夜」
「はい。母上、パソコンを貸してはもらえないでしょうか」
私の家は、いかれてる。親には、こういう態度をとらなければいけないし・・・
「何に使うの?」
「私の部活で・・・。っ!いえ、“ボクの部活で使うんです」
「ならいいわ。部屋に置いておくわね」
そう、母は男の子が欲しかったのに私が生まれ、私を男の子として育てたのだ。

4:キノ:2012/05/22(火) 17:38 ID:lE2

野球もやらされたし、髪はいつも肩の上、小さい頃は自分のことを『ボク』と言っていた。
「ありがとうございます」
私は自室に戻り着替えた。すると、ドアをノックする音が聞こえた。
「どうぞ。入って下さい」
「失礼します」
お手伝いさんが入ってきた。私の家には、お手伝いさんがいるのだ。
「ここに、パソコンを置きますね」
「はい、どうも」
私はすぐにパソコンの前に座った。
「えーっと・・・『天文 近年』っと」
いろんな情報がでた。
「うーん・・・あっ!これ!!」
それは『金環日食 来年』という記事だった。私はそれを印刷した。

5:キノ:2012/05/23(水) 16:45 ID:lE2

その頃、氷咲は・・・
「どうせ月夜がやってくれるしいっか〜♪」
とか言いながらアイスを食べて、ゴロゴロしていた。
ピーンポーン ピーンポーン
「あっ、はいはーい!ちょっと待って下さい」
すぐに服装をきちんとして、アイスをお皿に置いた。
「どちら様です・・・えぇっっ!若宮先輩!?え、な・・・なんで?」
そこには、学校一、頭が良くて、スポーツもできて、格好いい若宮 太陽がいた。中3で、たしか野球部に入っていた。
「君・・・高埜氷咲(たかのひさき)さんだよね?」
「は、はい!」
「オレさ、天文部入りたいんだけど・・・」
「ええっっっっ!!」
その声は月夜の家まで聞こえたという。

6:冬輝 ◆kyFQ hoge:2012/10/03(水) 17:38 ID:Q.M

7:キノ ◆K7Z2 hoge:2013/01/06(日) 00:05 ID:7Dk

上の俺

8:キノ hoge:2013/02/03(日) 13:54 ID:eyU

一応ですけど一人称俺だけど女です
それと、申し訳ないですが今まで書いていたのをリセットし
まったく別の物語を書きたいと思います

9:風逢(元キノ) hoge:2013/02/03(日) 14:13 ID:eyU

   −−−−読者様は、必ずお読み下さい−−−−
  これから先書くのはR18のような話ではないですが
   お仕置き(お尻叩き)を題材とした特殊なものです
  テーマがテーマですのでご気分を害する恐れがあります
間違えてこれを読んだ方はここでUターンお願いします<m(_ _)m>

   読んで下さる方は是非楽しんで貰えたらと思います
一応苦手な方がおられると思うのでhogeで下げさせていただきます
      どうぞ、宜しくお願い致します
                    スレ主 風逢(フア)

10:風逢:2013/02/03(日) 15:50 ID:eyU

加えさせていただきますが、感想や評価等もhogeで上げないで下さい
         ご協力お願い致します
     では早速書かせていただきま〜す(*´▽ `*)♪
  所詮中1の書くモノなので軽くは目を瞑って下さい(><;)
        >>11で人物紹介をします!

11:風逢 hoge:2013/02/03(日) 15:51 ID:eyU

すみません

12:風逢 hoge:2013/02/03(日) 15:52 ID:eyU

手違いで上げてしまいました

13:風逢 hoge:2013/02/03(日) 15:52 ID:eyU

心よりお詫び申し上げます

14:風逢 hoge:2013/02/04(月) 17:15 ID:eyU

>>11でなくなりましたが……
&hearts登場人物紹介&hearts (本人にインタビュー形式☆)
 汐月 颯哉  シオヅキ ソウヤ
Q:年齢は?
颯:13歳の中1ダゼ!
Q:誕生日はいつ頃で?
颯:4/3で……何座だったかな〜
Q:血液型は?
颯:知らねぇ、調べてねぇからな。
Q:身長は何センチ?
颯:1..148cm……。これから伸びんだよ!!
Q:好きな科目は?
颯:そりゃあ、もちろん体育っしょ!
Q:嫌いな科目は?
颯:体育以外なら全部だな。特に数学なんか……
Q:好きな食べ物は?
颯:肉料理全般かな。運動するし、腹減るんだよ
Q:嫌いな食べ物は?
颯:ぅ…ピーマン……とか?
Q:ではでは最後に部活は何部?
颯:サッカー部!遅刻の常習犯だけど結構好きだぜ!!

15:風逢 hoge:2013/02/04(月) 17:29 ID:eyU

&hearts続、登場人物紹介&hearts (本人にインタビュー形式☆)
 真城 陵生  シンジョウ リョウキ
Q:年齢は?
陵:12歳の中1だけど、何か文句ある?
Q:誕生日はいつ頃で?
陵:10/4で天秤座。
Q:血液型は?
陵:A型。
Q:身長は何センチ?
陵:159cm。まだまだ伸びてる途中。
Q:好きな科目は?
陵:特にない。全て出来るけど理数はまぁ得意だね
Q:嫌いな科目は?
陵:別にないけど、学活とか道徳とかは面倒。
Q:好きな食べ物は?
陵:魚。家で毎日一匹はでるから。
Q:嫌いな食べ物は?
陵:………タコとかイカ。食感がキモい
Q:ではでは最後に部活は何部?
陵:帰宅部。たまに颯哉についてく

16:風逢 hoge:2013/02/04(月) 17:42 ID:eyU

&hearts続、登場人物紹介&hearts
 椎奈 柳太 シイナ リュウタ
Q:年齢は?
柳:12歳!! 颯哉達と同じ中1だよ☆
Q:誕生日はいつ頃で?
柳:8/1…だから、確か獅子座!
Q:血液型は?
柳:調べてないんだよね〜、気になるな〜♪
Q:身長は何センチ?
柳:147cm。5人の中じゃ一番小さいんだよね(><,)
Q:好きな科目は?
柳:ん〜、やっぱ体育!!
Q:嫌いな科目は?
柳:やっぱ体育以外かな。陵生が羨ましい!
Q:好きな食べ物は?
柳:ハンバーグ!オムライスも結構好きだよ♪
Q:嫌いな食べ物は?
柳:グリンピースとかピーマン!口に合わないよ
Q:ではでは最後に部活は何部?
柳:サッカー部!颯哉とは一緒なんだ!

17:風逢 hoge:2013/02/04(月) 17:50 ID:eyU

&hearts続、登場人物紹介&hearts
 結城 灯路 ユウキ ヒロ
Q:年齢は?
灯:12やで、皆と同じで中1や。
Q:誕生日はいつ頃で?
灯:2/14。バレンタインやねん。で、水瓶座や。
Q:血液型は?
灯:O型。よぉ、蚊に食われやすい言われるで。
Q:身長は何センチ?
灯:157cm前後やな。
Q:好きな科目は?
灯:せやな〜、どれも苦手やけど文系やな
Q:嫌いな科目は?
灯:音楽が嫌いやねん。音痴やからな
Q:好きな食べ物は?
灯:たこ焼きは世界一や!何で陵生はタコ嫌いなんやか。
Q:嫌いな食べ物は?
灯:納豆やな。関西生まれのせいやろか。
Q:ではでは最後に部活は何部?
灯:陵生とおんなじ帰宅部や!いつも陵生と一緒におるで。

18:風逢 hoge:2013/02/04(月) 18:45 ID:eyU

&hearts続、登場人物紹介&hearts
 御園 鞘 ミソノ ショウ
Q:年齢は?
鞘:…13。中1
Q:誕生日はいつ頃?
鞘:4/13。
Q:血液型は?
鞘:そんなん何だっていいだろ。
Q:身長は何センチ?
鞘:161cm。
Q:好きな科目は?
鞘:なし。
Q:嫌いな科目は?
鞘:全て。
Q:好きな食べ物は?
鞘:和食。家が親父が神主だし。
Q:嫌いな食べ物は?
鞘:ない。ただ乳製品は結構ダメ。
Q:ではでは最後に部活は何部?
鞘:帰宅。陵生と一緒にいたいしな。

はい、ここまでのメンバー(颯哉、陵生、柳太、灯路、鞘)は生徒。
んでもって問題児軍団です。詳しく言ってしまえばコイツらが叩かれます
これから書く3人が教師系役。つまりは叩く側です

19:風逢 hoge:2013/02/04(月) 19:51 ID:eyU

★続、登場人物紹介★
 笠原 夾耶 カサハラ キョウヤ
Q:年齢は?
夾:25〜。
Q:誕生日はいつ頃?
夾:9/6。乙女座だよ♪
Q:血液型は?
夾:実はまだ検査してないんだよね〜。いつしようかなー
Q:身長は何センチ?
夾:182。もう少しあってもな〜
Q:担当する教科は?
夾:社会。なんかほのぼのなイメージだからね。
Q:学生時代所属していた部活は?
夾:陸上だね。足は結構早い方だよ
Q:好きな食べ物は?
夾:特にない…かな?
Q:嫌いな食べ物は?
夾:うーん…これも特にないかな。みんな普通に食べれるしね
Q:ではでは最後に担当は何部?
夾:残念!今回は顧問を担当しないんだ、忙しそうだしね

20:風逢 hoge:2013/02/04(月) 20:02 ID:eyU

★続、登場人物紹介★
 紺野 燈真 コンノ トウマ
Q:年齢は?
燈:25でキョンキョン(夾耶)と一緒ですよ
Q:誕生日はいつ頃?
燈:3/7。うお座ですね
Q:血液型は?
燈:A型です
Q:身長は何センチ?
燈:178cm。キョンキョンを追い抜かせませんでしたよ
Q:担当の教科は?
燈:保健…ですか?一応、校医なので。
Q:学生時代所属していた部活は?
燈:帰宅部です。勉強一筋でキョンキョンを追いかけてました
Q:好きな食べ物は?
燈:サラダ……とかですかね?
Q:嫌いな食べ物は?
燈:特にないと思います。アレルギーもないですから。
Q:ではでは最後に担当は何部?
燈:特に受け持たないですね。しいていうなら看護全般の全て…でしょうか?

21:風逢 hoge:2013/02/04(月) 20:09 ID:eyU

★続、登場人物紹介★
 鍋山 翔流 ナベヤマ カケル
Q:年齢は?
翔:25!まだまだ若いぜ
Q:誕生日はいつ頃?
翔:7/9!蟹座〜
Q:血液型は?
翔:クワガタ。うそうそ知らない
Q:身長は何センチ?
翔:176cm! 最後の最後で燈真に抜かれたんだよな
Q:担当の教科は?
翔:体育!ビシバシ行くぜ!!
Q:学生時代所属していた部活は?
翔:勿論バスケ!思ったより背がなぁ
Q:好きな食べ物は?
翔:肉…肉……肉………!!!
Q:嫌いな食べ物は?
翔:実はレバーが駄目なんだよな
Q:ではでは最後に担当は何部?
翔:サッカー部顧問だぜ?バスケが良かったんだけどな

22:風逢 hoge:2013/02/04(月) 21:48 ID:eyU

      やっと登場人物紹介終わりました!
   ではでは、早速ですが本編に移りたいと思います
もう一度、言いますがこれはスパンキングを題材とした小説です
           注意して下さい

            小説 風の教師 #001
 気持ちの良い風が通り抜け、桜の花びらが舞い上がる。
今日、4月9日は私立楼桜桿(ロウオウカン)中等学部の入学式である。
 午前8:00になり、生徒が登校してくる時刻。
校門は開いており、昇降口前には上級生の者がクラス分けのプリントを配っていた。

 今年の1年というのは、180人で一組36人構成の5組まである。
そしてその何割かが、下でなかなか上がらず、友達と離れたやら同じだやらで賑わっていた。
そんないも洗い状態のところに、5人の男子達が入ってきた。

 汐月 颯哉を中心としたお騒がせグループ達だ。
初等学部の際には、逆に先生を泣かしたり、校長のお世話に何度もなるなど面倒な奴等だった。

「なあ、陵生! 俺ら何組だと思う?」
急にはりきった様子で話出す颯哉。
また何を、とでも言いたげなめんどくさそうに陵生が口を開く。
「どうせ一組に1人ずつでバラすか同じ組に面倒な奴等を纏めようかだろ」
 一番の理論派ならではの面白気のない返事。
颯哉はつまらないといった様子で唇を尖らせて、プリントをもらいに行った。

 そして、プリントにゆっくりと目を通していきまた急に声をあげる。
「あっ!? 俺ら全員5組だぜ!」
どうやら陵生の片方の推測が当たっていたようで、全員の名前が1-5の欄に書いてあった。
すかさずそこに、陵生を質問を入れる。
「担任は?」
そう、問題児の彼等にとっては叱る側の人物が大きく関わってくるのだった。

23:風逢 hoge:2013/02/04(月) 22:32 ID:eyU

「えっと〜・・笹原?」
「何で疑問系なんだよ」
 担任の名前が書いてあるはずなのに疑問系という点が気になったのか陵生が聞く。
そして、何故かその一言に怒る颯哉。その理由はというと____
「うるせぇ、漢字が読めねぇんだよ!」
そんな阿呆らしい理由だった。
 プリントを陵生に渡し、きちんと読んでもらった。
のだが、それでも5人は首を捻った。

「ねぇ、陵生! 笠原なんて初等学部のとき聞いたことあった?」
情報網の凄い陵生に、柳太は聞いた。
「……いや、新しく来た奴だよ」
それに答える陵生。眉間に皺が寄っていて、何かを考えているようだった。
「どうかしたんか、陵生?」
心配した灯路が尋ねるが、陵生は横に首を振って終わらせた。
5人は人混みがまばらになってきた頃に校舎に入った。

24:風逢 hoge:2013/02/06(水) 22:31 ID:eyU

(※ちょっと書き方変えますね)
    *  *  *
8:30を向かえ、新入生全員が各クラスの教室におさまり、担任
と顔合わせをしていた。
無論1−5も例外ではない。
「はい、は〜い!
 今日から皆の担任になることになりました笠原 夾耶で〜す&hearts
 一応高等学部までの教師免許持ってるしクラス替え担任替えもな
 いから6年間、皆を受け持つことになりま〜す
 どうぞ、ヨロシクねー^^」
担任の笠原が入って来て、皆が黙り込む。いや、正確に言えば口を
開けてポカンとしていた。

 当然といえば当然のことだろう。
スーツをきっちりと着こなすのではなく、かなり気崩している。そ
れに加えて髪はブラウンでチャラチャラとしたイメージだった。教
師というよりはホストに近いと言っても過言ではなく、女子の目は
キラキラと輝いてもいた。

「なっ!? お前が教師!?」
 驚いた声あげる颯哉。
こういう反応が当たり前という感じで目立ちたがりで何でも口に出
す颯哉がはっきりと言ってくれた。
「教師だよ〜? あっ そうそう!
 皆に1つだけ注意事項があったんだよね。……特にそこの五人組
 にはね」
そう言って見る先は、自由席のためまとまっていた問題児達だった。
「こういう見た目だし、舐められちゃ困るからね。
 僕の教育方針は良いことしたら褒める。だけど、悪いことをした
 ら……お仕置き★」
「「「「「は?」」」」」
「つまりはお尻ペンペンってこと」
「……教師が暴行とかは警察へ」
「これは躾の一貫。それに親ごさんから許可をとってるから★」
陵生の一言にも対応してニコリと微笑む笠原だった。

25:風逢 hoge:2013/02/07(木) 18:01 ID:eyU

あの恐怖(?)の宣告から少し経ち、入学式が行われた。
放心状態でも五人がキチンと出来たのは素晴らしいといえただろう。
今まで初等学部で無駄に叱られてきたのも役にたったようだった。

「じゃあ今日はこれで解散ね♪
 明日はまだ通常授業じゃないから筆記用具、特に教科書配るから
 ネームペンは忘れないようにね。それじゃあ、さようなら」
 笠原のテキトーな仕切りで問題なく中学校生活1日が締め括られ
た。

 そして、五人は帰り道で愚痴りを始める。
「マジでおかしいんじゃねぇの、アイツ」
「だよねぇ、お仕置きとか有り得ないよ」
「せやせや。本人の許可も取らへんでホンマに意味分からへんわ」
最初に颯哉が文句を言い、それに柳太、灯路も続く。
「「…………」」
無言で陵生と鞘が3人を見る形となっており、陵生はというと何か
考え事をしているように押し黙っており、鞘は何となくその場にい
るという感じになっていた。
「あれ? 陵生何かあったの?」
それにいち早く気がついた柳太が聞く。
「……いや。別に、あれが本気なのかってこと。あんなヘラヘラと
 した態度で言われても全然真実味がないっていうか。俺らが尻と
 か叩かれてたのって幼稚舎くらいだろ? しかも親からだし」
「だよな!! 俺もそう思うぜ!!!!
 だからよ、明日試してみねぇか?」

26:風逢 hoge:2013/02/09(土) 13:41 ID:eyU

「「「……は?」」」
「いいねぇ!」
陵生、灯路、鞘がなんともマヌケな返答。
一人柳太がOKを出した。そこで、
「いや。俺はやめるべきだと思う」
すかさずキチンと陵生が止める。
その返事に何だよ、と颯哉。だが、陵生も負けてはいなかった。
「俺ら以外にも馬鹿やる奴は色んなとこにいる。そいつらがどうなるか見て
からでも遅くないだろ?」
「……そうだけど」
「なら一旦この話は終わり。続きは後日、な」

27:風逢 hoge:2013/02/10(日) 22:33 ID:eyU

 陵生の判断は完璧だっただろう。ある点を除けば、の話なのだが。

 あれから2日ほど経った。その日からは通常授業が始まり、暴れられない
5人はストレスでご機嫌ななめの午後を迎えていた。そんなときに、喜ばし
いニュースを陵生が持ってきたのだった。

 陵生を除く4人は先輩の占領した校庭に出るわけもなく、女子が集まり黒
板に落書きをしている教室にいるわけでもなく屋上でゴロゴロとしていた。
図書室という手もあったのだが、颯哉があそこは頭のいい奴等の居場所だと
言い張ったためこちらにいたのだった。
「ねぇ颯哉〜?」
陵生が今ニュースを抱えて向かっていることなど知るよしもない4人はお喋
りを始めた。サボれない辛さから始まり、何故かゲームの話になって騒いで
いると____
「おい!! 皆いるか!?」
陵生が息を切らせながら転がり込んで来た。調べものがあると図書室に行っ
ていたのだが急に戻って来てこの勢いというのに皆が騒然とする。
「ある情報を手に入れたぞ!!」
そのなかで、1人陵生の声が響いた。

 その情報というのは1−2の矢島 傑(ヤジマ タカシ)のことだった。
初等学部からの騒がせもので、中等学部でのこれが最初の騒ぎだった。
学校を二時間目から抜け出した矢島はゲームセンターへ行っていたらしい。
金は持参しており、補導されないよう気をつけていたというのだが、高校生
に喧嘩を売り、しまいにはゲームセンター裏で乱闘。そこを“地域の方”に見
られ学校に連絡があったそうだ。
 そしてついさっき、この昼休み中に学校に到着したということだ。

「おい、陵生 それ本当かよ?」
「ああ。二組の担任の沢宮って国語担当だろ? 国語担当は図書委員の面倒
 みるからいつも図書室いるんだけど、そのときに着いたぞって教頭が言っ
 てるのを聞いて盗み聞きしたらそういうことだったんだよ」
「ホンマ陵生は凄えなぁ」
灯路が感動したように言った。
柳太もホント ホント、と言いながら頷いている。

28:飛廉 ◆FYG. hoge:2013/02/11(月) 10:20 ID:eyU

    お名前を、変えさせていただきます
    改めまして、飛廉(ヒレン)と申します
   どうぞ、これからも宜しくお願い致します

29:飛廉 ◆FYG. hoge:2013/02/20(水) 22:29 ID:eyU

今書いている小説『風の教師』のほかにもうひとつ書きたいと思います
  分かりにくくならないように最初にどちらかは書きますので。
     読者様のご協力、どうぞ宜しくお願いします

30:飛廉 ◆FYG. hoge:2013/02/20(水) 23:55 ID:eyU

           小説 妖狐ノ姫
 比較的平和に続いた江戸時代。だが、妖怪にとっては革命的な時代だった
といえるだろう。人間達の手によって妖怪の数は激減し、妖力の強いものは
神化するなどして人間世界から消えていった。
 ここ、狐町山(コマチヤマ)でも妖力を失った狐や狸で溢れ返っていた。妖狐が消
えたかと思われた頃、狐町山にある妖狐の存在が知らされた。名を狐姫(コヒメ)
といった。

「姫! また狐人(コビト)達に悪戯したな!?」
「うるさいなぁ、五月は」
 飛び込んできた少年(?)をチラリとも見ず、悪態をつく少女。彼女こそが
妖狐人(ヨウコビト)達の救世主、狐姫。
栗色の胸まであるサラサラの髪をしており、瞳は金色。そしてなんといって
も特徴的なのはふわふわの狐の耳と尻尾。彼岸花の描かれた可愛らしい着物
のような薄い動きやすい格好をしており、毬をついているようだった。

 飛び込んできた少年というのは10代半ばほどの精悍な顔をした、こちら
も妖狐だった。茶色の髪に黄土色の瞳、紫と青の着物が大人っぽく見せてい
る。彼はこの山でたった一人の妖狐の姫の従兄弟、五月。母も父も失った姫
のお守り役を務めている。

「うるさいじゃないだろ!? お前の口から謝罪はでなのか!?」
「うん、勿論」
 五月の厳しい言葉にも平然と欲しくない解答を寄越す狐姫に五月がキレた。

31:飛廉 ◆FYG. hoge:2013/02/23(土) 16:48 ID:eyU

           小説 妖狐ノ姫
「お前ナァァァアアアアアッ!!」
大声の響く館。この2人の時代は、まだまだ始まったばかりだ。
    *  *  *
 時が流れるのは速い。
妖怪の革命の時代、江戸を過ぎて気がつけばもう平成。緑が減少する中、狐
町山は江戸のときと同じ姿を残していた。そして、そこで狐姫と五月が暮ら
していた。
「姫〜・・・・・・狐姫様?」
 あの頃の姿と同じ五月。切っていない髪が少し伸びており、後ろで軽く束
ねている。狐姫の方はというと6歳ほどだった容姿は9歳ほどになっており
身長も伸びていて、大人びてきた。

妖力と共に成長する体だが、もう一つ特徴的なのは銀に染まった美しい髪。
短く肩より上になっていたが金の瞳と銀の髪は美しかった。
狐姫は幼い頃から定められたこの山の神なのだ。体の弱かった狐姫は身を神
と共にし、山と生命を共にしているのだ。そのため山から離れられないし山
がなくなるなら狐姫も倒れることとなる。それが掟だ。

その神と共に生きる印が瞳と髪で、それが神の姿なのだ。自分が神に似るよ
うになり、他の神に知らせることができるのだ。

「ゲッ!?さ、五月・・・・・・ど、どうかしたのか?」
『様』付けはお怒りの印のためビクビクする狐姫。耳と尻尾がとても分かり
やすく怯える。
 二人も成長したのか、狐姫は山の主らしくした、五月は丁重な口調になっ
ている。五月は狐姫のサポーターなため特に口調には気を付けるようになっ
ていた。
「どうかしたのかではありませんよね、狐姫様。妖力を使ってまた盗みを働
きましたね?」
「違うんじゃ! 我は盗みなどしておらん」
狐姫は慌てたように両手をブンブン振りながら訴える。
五月がニコリと微笑みながら、尋ねるが目は笑っておらず逆に怖い。
「それでは何をされたんですか?」
「・・・・・・そ、それは、じゃな」
どんどん狐姫に近づいていく五月。狐姫が口をパクパクさせ、目を合わせな
いようにキョロキョロと動かす。五月は壁に誘導するように迫り、まんまと
狐姫が後退りし壁にぶつかる。
「どうなんですか、狐姫様?」
ダンっと音をたて、五月は狐姫の顔の斜め上に手を置く。135cmほどの
狐姫と、175cmの五月。40cm離れているため五月が狐姫を見下ろし、
ゆっくりと腰を下ろした。

32:飛廉 ◆FYG. hoge:2013/02/23(土) 19:22 ID:eyU

           小説 風の教師
「んじゃ、矢島に会いに行くか」
「「「「オォーー!!」」」」
 颯哉の掛け声にクールな陵生や無口な鞘までもが微笑んで、声を会わせた。
そして、屋上には誰もいなくなり、一陣の風のみが吹いていた。
    *  *  *
 所変わって職員室。傷だらけの矢島を校医の紺野が手当てをしていた。
「イテェェエエッッッッ!!!!」
「煩いですね。手当て中くらい黙って下さい」
苦笑する周りの教師陣。その中には笠原の姿もあった。中学からの仲良しの
鍋山と談話しながら、その様子を見ていた。
「んーなら、もっと優しくしやがれ、このヤブ医者が!! ・・・・・・ッテェーーーー!!!!」
「あ、すみませんね。消毒液、付けすぎましたね」
「ゼッッッテェ、ワザとだろ!!」
「ええ、そうですよ?」
と、二人が今にも喧嘩しそうな勢いになってきたときに止めが入る。
「そろそろやめたら〜、燈真?」
「矢島君、やめなさい」
笠原と、矢島の担任沢宮だ。矢島がはいはい、と面倒そうに言ったとき廊下
に児童の声が聞こえてきた。

33:殺戮の天使 hoge:2013/04/09(火) 18:19 ID:R96

           小説 風の教師
このタイミングだ。勿論わかる人にはわかるだろう。矢島に会いに来た、あ
の五人組だ。やれやれといったように笠原が出迎える。
「どうしたの? 腕白少年達が。誰か先生に用?」
「いや、用があんのは矢島とアンタだ」
その言葉に、紺野に手当てされ続ける矢島が反応して五人のいる職員室入口
に目を向ける。紺野は何も気にせず手当てを終わらせ矢島を立たせた。
「おう! 颯哉達じゃん。俺と……誰かに何の用だ?」
名前を知らないのか、ふざけているのか矢島はそういうと颯哉に近寄った。

34:殺戮の天使 hoge:2013/04/09(火) 18:23 ID:R96

http://HNI_0005_JPG.JPG

35:殺戮の天使 hoge:2013/04/09(火) 18:32 ID:R96

http://HNI_0038_MPO.JPG

36:殺戮の天使 hoge:2013/10/20(日) 13:21 ID:.9c

http://www.HNI_0005_JPG.JPG


書き込む 最新10 サイトマップ