主人公は後藤雅紀

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1:(´・ω・`):2012/06/09(土) 01:47 ID:0mo

1 始まりの会話



高校1年になったばかりの後藤雅紀は2日目の登校日から学校をサボっていた。
雅紀の家から徒歩五分ほどの距離の喫茶店で珈琲を飲みながら本を読んでいる。
「あんた高校生の本分くらいわきまえなさいよ」
喫茶店のマスター、神埼千尋が雅紀に声をかけながら他のお客さんが注文をしたカフェラテを入れている。
「神埼さん・・・・」
珈琲を一口飲み雅紀はしゃべり続ける。
「僕、思うんですけどね。学校って休むためにあると思うんですよね。だから僕がこうしてるのって普通だと思いません?」
「うん。それ君の頭の中の話よね。私エスパーじゃないから。知らないからそんなこと。てか学校は休むためじゃなくて勉強のためだから」
神埼の的確なツッコミをいれられてもなお雅紀はいつも通りに珈琲を飲む。
「あぁ・・・暇ですね」
「だから学校行け。この馬鹿やろう」
そして雅紀が珈琲を飲み終わるまでの間、同じような会話が三回ほど繰り返された。


    

2:(´・ω・`):2012/06/11(月) 22:31 ID:0mo


僕はめんどうなことが大嫌いだ。
理由はただ一つ・・・疲れるからだ。だから学校にもあまり行く気はない。
でも留年だけは勘弁なので高校は一応行くつもりはある。
小学生の頃、雅紀はまだこんな考えは持っていなかった。
中学生になってから少したったある日、
『何でこんなに疲れる所に来ないといけないんだ?』
と考え始めた。周りから見ればただの中二病に見えただろう。誰もがすぐに考え直すと考えた・・・・のだが。
後藤雅紀は中二病ではなく本当にこう考えてしまうタイプの人間だった。
中学は残りの二年間まったく学校に行かずに家で本を読むか喫茶店【黒猫】に行くか。
こんな選択肢だけですごしてきた。学生の本分の勉強に関しては雅紀は焦りなどを感じたことが無い。
こんなめんどくさがりな雅紀だが勉強だけはかかさずにやている理由は、
『暇つぶし』
という事らしい。


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