運命

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1:りぱ:2012/06/09(土) 13:23 ID:cEI

こんにちは!
これで小説のスレは4つ目になります><!

『桜の舞』、『夜桜』、『小説〜雲の上の彼〜』
があります!!
そちらのスレにもぜひいらしてくださいね!

文才とか無い自分ですが、切ない少女の物語を書きます。

どうぞ、暖かい目で見てくださいね><!
それでは☆スタートです♪

2:りぱ:2012/06/09(土) 13:35 ID:cEI


綺麗な羽を持ったあなたは、

するすると自由に動くあなたは


すごく、綺麗でした。

私も、あなたみたいなキラキラとした翼が欲しい──……

神様は、私のワガママを聞いてくれますか?

3:りぱ:2012/06/09(土) 13:35 ID:cEI

第一章 『苦痛と叫び』

『うっ・・・・・あっ・・・・・・』
必死に痛みをこらえるが、自然と口から漏れる声。

どうして私はこんなに辛い思いをしなきゃいけないの────・・・・
真っ白に染まった病室で静かに私は涙を流した。

神様、お願いです。

私に自由の翼を下さい。

4:りぱ:2012/06/09(土) 13:45 ID:cEI


最初はこんなハズじゃなかった。
できればもう一度人生をやり直したい……

毎日毎日病室で過ごす日々。
動こうとしても動かないこの足。

『うっ…あぁぁぁあああ……!!』
自分の両足を思いっきり叩く。
叩いても痛みすら感じない。

私の足には神経なんか通っていないんだもの。

5:りぱ:2012/06/09(土) 14:03 ID:cEI

私の足が動かなくなったのは、ちょっとした事故のせいだった。
昔、私は体操をしていた。

大会に出ていたある日、段違い平行棒の種目に私は出場した。
『亜理紗!頑張ってね!』

近くの席で見ていたお母さんはやや心配そうな顔をして言った。
そんなお母さんの顔を見て、私はニカッと笑った。

『そんなに心配しなくても大丈夫だよ!』

私は、お母さんの目の前でピースサインをした。
お母さんは私の表情にホッとしたのか、ほんのり笑みを浮かべた。


まずは低い棒から上がった。
グルンと、風を切る音が静まり返った会場に響く。

『はぁっ!!』
勢い良く低い棒から高い棒へと移動しようとした時───…

ガッ……!!
『あっ!?』

移動するとき、私は低い棒に足が引っかかり、まっ逆さまに落下した。

6:りぱ:2012/06/09(土) 14:10 ID:cEI

段違い平行棒は、鉄棒を2個並行に設置したものであり、
それぞれの高さは 170cm と 250cmの高さに設置されている。

私は約170pの高さから頭から落下し、鈍い音が響いた。

ゴキィッ………

『っか……はっ………』
落下したから、私は息ができない状態だった。

何が起こったの……?

会場はパニック状態になり、私は救急車で運ばれた。
『亜理紗ぁ───!!』

最後にお母さんが必死に叫ぶ声が聞こえたような気がした。


私の意識はそこで途切れた。

7:KING:2012/06/09(土) 20:33 ID:ZH6

う、大丈夫かな。亜理紗ちゃん。
痛そう・・・

8:りぱ:2012/06/09(土) 21:54 ID:cEI

7>>
感想ありがとうございます!

9:りぱ:2012/06/09(土) 21:58 ID:cEI


『うっ…く…っ……』
激しい痛みが私を襲う。
意識を失ったまま亜理紗は顔を歪ませた。

『亜理紗!?』
担架(タンカ)で運ばれる亜理紗を見て絶句する母。

そのまま亜理紗は救急車で病院へと運ばれた。

10:KING:2012/06/09(土) 22:07 ID:ZH6

あー..亜理紗ちゃん....。
うぷっ。想像したら..。
面白いです!がんばってください。

11:りぱ:2012/06/09(土) 22:13 ID:cEI


ピーポーピーポー………
救急車のサイレンが鳴り響く中、意識を失っていた亜理紗はもうピクリとも動かなかった。

痛い……痛い……
体にものすごい激痛が走る。
意識を失っていてもわかるくらいだ。


うっすらと目を開けると、そこには真っ白な天井が広がっていた。
体が重くて動けない。

『………ですか!…』
聞き覚えのある声が耳を通る。

『残念ながら……』
カーテンの隙間からなにやらお母さんと医師が深刻な顔をしていた。

……?

『嘘でしょう!?亜理紗の足が動かなくなるなんて……!!』

─────え?

私はお母さんの言葉が信じられなかった。

12:りぱ:2012/06/09(土) 22:14 ID:cEI

KINGさん>>
ありがとうございます!
あ、想像しないほうがいいですよ?(笑

おもしろいなんていってくれてありがとうございます!

13:KING:2012/06/09(土) 22:16 ID:ZH6

あ…亜理紗ちゃん、聞いちゃいましたか‥。
次の展開が楽しみです!

14:KING:2012/06/09(土) 22:19 ID:ZH6

>>12 あ、うん。今度からは…想像しない
    ように気をつけます!
    いえ、だってとても面白いですっ!

15:りぱ:2012/06/09(土) 22:32 ID:cEI

14>>
面白いといってくれてありがとうございます><!
文才なんかない私ですが・・・

続きです!

『お母さん……?』
私はカーテン越しに話しかける。

『亜理紗…!?』
お母さんはあわててカーテンを開け、私の顔を覗き込んだ。

『足、動かないの?』
亜理紗の様子に医師も額に汗を浮かべている。
『あ…亜理紗……大丈夫…よ?』
お母さんは顔が引きつりながらも私を慰る。


『動かないの?』
私が言っても、お母さんは答えなかった。

それは、“もう一生動かない”ということを意味していた。

16:りぱ:2012/06/09(土) 22:38 ID:cEI


『どうして!?』
私の声は病室に響く。

亜理紗の顔は涙でぐしゃぐしゃ。
お母さんはただただ私の隣で立ち尽くしていた。
『出てって……』

私はうつむいたまま声を絞り出した。
泣いているせいで声が震える。
それでもお母さんは私の隣にいた。


『出てってよ!!!!!!』

あまりの声の大きさに自分でも驚いた。

17:KING:2012/06/09(土) 23:19 ID:ZH6

あ、arisaちゃんも可哀想だけど。
お母さんも可哀想だなー。
いきなり``出ていけ``って言われたから。

あ、おやすみなさい^^

18:りぱ:2012/06/10(日) 16:49 ID:m-t3g

きたよー
あんま人こないなあ…

誰かきてくれえ!

19:さや:2012/06/10(日) 17:02 ID:oBE

りぱ

いれてぇ!
亜理紗、もう足が動かないの?

20:りぱ:2012/06/10(日) 17:11 ID:m-Lmc

きてくれてありがとう♪
アリサの足のことはあとからわかると思うよ(*´∀`*)

21:りぱ:2012/06/10(日) 17:19 ID:m-Fsc


私が怒鳴ると、お母さんは病室から出ていった。

『…っ…ふっ…うぅ…』
ポタポタと流れ落ちる涙は白い布団に楕円形の跡を残す。

もう足が動かない…!?
ふざけないでよ……

足が動かないということは、もう体操が出来ないということを意味していた。

私は、この事故で夢を諦めなければいけないことになった。

22:はな:2012/06/10(日) 17:41 ID:tG6

はじめまして  

はなです!!!
                        

23:はな:2012/06/10(日) 17:43 ID:tG6

誰かいますか????

24:はな:2012/06/10(日) 17:44 ID:tG6

誰かいないんですか??

25:はな:2012/06/10(日) 17:47 ID:tG6

なんか邪魔しちゃったみたいなので

これで、消えます。

26:りぱ:2012/06/10(日) 17:52 ID:m-Fsc

はなさん

あ 邪魔なんかじゃありませんよ!
きてくれてありがとうございます

27:はな:2012/06/10(日) 17:57 ID:tG6

本当ですか??

こちらこそ、ありがとうございます!!

28:りぱ:2012/06/10(日) 17:59 ID:m-AgE

ドジだなぁ、私…
事故のことを思い出していた亜理紗の目には涙が浮かびあがる。

体操、楽しかったのにな……
はぁ、と重い息をついて私はベッドに身を任せた。

29:りぱ:2012/06/10(日) 18:04 ID:m-AgE

病室の窓からはふわふわと風が通る。
サワサワとかすかに聞こえる木の葉がなびく音。

私はは目を閉じて眠りについた。


短くてすみません

30:はな:2012/06/10(日) 18:09 ID:tG6

あの、個人情報とかって秘密ですか??

あ、そんな変なことじゃないですよ?!
年齢と性別とか趣味とか、そういうヤツです。
書けたら書いてください!!はなも書くんで!!

31:りぱ:2012/06/10(日) 18:12 ID:m-AgE

それくらいならいいと思いますよ♪
年齢は中1で、趣味は絵、漫画、小説をかくことです♪

性別は女です(*´∀`*)

32:はな:2012/06/10(日) 18:13 ID:tG6

短くても、大丈夫です

33:りぱ:2012/06/10(日) 18:16 ID:m-AgE

はなさんはどうですか?

34:はな:2012/06/10(日) 18:44 ID:tG6

遅れてすいませんお風呂入ってました

え〜と
年齢  小6  11歳
趣味と性別は、りぱさんと同じです

35:はな:2012/06/10(日) 19:02 ID:tG6

オリジナル小説なんとかにも書きました

おわりです

36:りぱ:2012/06/10(日) 20:45 ID:IBk

続き

目を閉じると、幼い頃の記憶が頭に流れ出す。
体操を始めたのは、7歳の頃だった。

『ねぇお母さん。私ね、大きくなったらオリンピックに出るの!
そして、有名人になるんだ!!』
へへっ、と無邪気に笑って母に言う亜理紗。

『そうね、じゃあもっと上手くならないとね。』
お母さんは私の頭を優しくなでて言った。


その頃の私の瞳は希望に満ち溢れていた。
本当に体操が好きだったんだな───って……

まあ、今は体操やるワケないけど。
というか、やれるワケがない

37:るみか:2012/06/10(日) 22:14 ID:Xyc

りぱぁ    ←地味にキモい
入らせて!!

りぱの小説はホンマおもろいわ〜
神級やわ!!

38:霧覇:2012/06/11(月) 18:42 ID:5sw

りぱさん、私も入れてくれますか?

39:りぱ:2012/06/11(月) 20:45 ID:nZc

二人とも、
来てくれて(。TωT)ノ☆・゚:*:了└|力"├♪
歓迎するさ〜^w^

るみか、神級だなんてそんなっ!煤i・ω・ノ)ノ

とりあえず、来てくれて感謝感謝☆

40:りぱ:2012/06/11(月) 20:51 ID:nZc

誰かいないかな〜^w^
いないなら1人でぼちぼちと書き続けますww

あ、やっぱり今日の晩御飯作ってきまー☆

41:霧覇:2012/06/11(月) 20:53 ID:5sw

ありがとうございます☆

42:りぱ:2012/06/11(月) 20:55 ID:nZc

霧覇>>
いたー^w^

あ、今から作ってくるんで、その後に小説かきまー^w^
それまでうちのブログでも見(殴

嘘嘘w
別に見なくてもいいよとか言いながらURL貼ってる人←←
http://ameblo.jp/yukari2000213/

43:りぱ:2012/06/11(月) 23:35 ID:GfE

続き!

────ガチャ
ふと気がつくと、ドアからはお母さんが顔を出す。
『亜理紗、調子どう?』
お母さんは心配そうに私の顔を覗き込んだ。

心配かけたくない……
私はそう思った。
『──…大丈夫!もう全然楽になったよ!』
私精一杯の笑顔を見せた。

嘘だ。
ホントは自分でも症状が悪化してることに気付いてた。

私はジンジンと広がる痛みを必死にこらえた。

44:りぱ:2012/06/11(月) 23:37 ID:GfE

↑の最後の行の初めに、【それでも】を付けたしとってくださいな!

それでも私はジンジンと広がる痛みを必死にこらえた。
です!

続きは明日かきます><
おやすみ〜☆

45:りぱ:2012/06/12(火) 17:14 ID:GfE

43>>に訂正・・・
最後の【それでも私はジンジンと広がる痛みを必死にこらえた】は、取り消しでっ☆
だって麻痺してるのに痛みがあったらおかしいかなって思ってww

46:霧覇:2012/06/12(火) 19:54 ID:5sw

そのままにしておくと悪化しますよ?
はやく手当てをして方がいいですっ!!

りぱさんのブログはいつも拝見させていただいています〜♪
絵、上手ですよね〜♪
いいですね〜♪

47:りぱ:2012/06/12(火) 20:31 ID:qDw


霧覇>>
わぁ〜!
見てくれてありがとう><!
上手くなんかないよ!
でも、sho-comiに投稿してみようと思(殴
無駄かぁ〜^w^
絶対選外だよ、コレww

じゃあさっそく

続き!


『“努力は必ずいつか認められる”のよ───…
         だから、たくさん練習しようね。』

私は幼いころからお母さんにこう言い聞かせられてきた。

必ずいつか認められる───…
私はそう信じて今までたくさんの努力してきたんだ。

お母さんはテーブルに買い物袋を置き、イスにゆっくりと腰を下ろした。
『そう、ならよかったわ』
私が元気に振りまいていると、お母さんは安心したのは、胸をなでおろす。

『無理しないのよ?……』
お母さんは私の顔を覗き込みながら言った。

『わかってるって!
……でも、もう私の足は動かないんでしょう──?』
私が言うと、お母さんは顔を歪ませ、言葉を濁した。

『だ、大丈夫よ───
“努力は必ずいつか認められる”わよ?

────だから、リハビリもそろそろ……』
お母さんはうつむいた私に手を差し伸べる。

パシンッ───
私はお母さんの手を振り払い、強く言い放った。

『どうしてそればかり言うの!?どうせ私の足は動かないんだよ!?
リハビリしたって無駄だよ!!麻痺してる状態なのに努力して何の意味があるのっ!?』

私の声は病室に響き渡る。
お母さんは、私にかける言葉も見つからなかったのか、そのまま病室を出て行った。

────パタン……

私はベッドに身を任せ、右腕で顔を覆った。

同情なんか、いらない───……

〜第一章〜終わり

48:りぱ:2012/06/12(火) 20:33 ID:qDw

とうとう第一章が終わった〜

短いな、絶対ww
感想よろすく☆

49:るみか:2012/06/12(火) 20:43 ID:Xyc

亜里沙cかわいそう・・・
私も同情は好きやない…
全然短くない!!十分だよ!!
つづき楽すぃみ♪
がんばってな!!

50:りぱ:2012/06/12(火) 21:00 ID:qDw

るみか>>
同情好まんのか^w^
まあ、うちもやけどw

てか、同情されてことあるかわからんw

自覚ないしw

続きバリバリがんばるでー!!!!!!!!!!!!!!

51:るみか:2012/06/12(火) 21:21 ID:Xyc

りぱ>>
自覚ないって・・
おぉー!
りぱたん頑張ってね♪   ←きも・・・(りぱ「たん」が。りぱじゃなくて、たんのことだかんね)

52:りぱ:2012/06/12(火) 21:46 ID:qDw

るみか>>
うん!
というか、キモくないww

続き

第二章『同情』

私はいつになったら体操できる──?
風が流れゆく窓を儚げに見ながら亜理紗はこういった。

『努力したって……何もが必ず認められるワケじゃないんだよ──…』
ポロポロと目からは涙があふれる。

『ふっ……くっ…ぅっ……』
自然と声が漏れ、亜理紗は自分の喉を抑える。

もう一度、あのステージで体操したい……
そんな欲望が心から涙と共にあふれ出す。

でも、もう無理なんだね───……
亜理紗は洋服の袖で涙を拭った。


私は小さく収納してある車椅子を取り出した

53:るみか:2012/06/13(水) 18:58 ID:Xyc

りぱ>>
そう?
ホントのこと言っていいんだぞ?

うっうわぁぁーん(泣き声)
やべぇ・・・涙でできそう…でぇへんけど。
でも、心の中でないとる(苦笑)
欲望ね…
これから亜里沙っちはどうなるんやろ?

54:りぱ:2012/06/13(水) 19:48 ID:qDw

るみか>>
ホントのことだよーww

涙出そうなら、出すんだぁぁぁぁぁ!
泣き叫b(殴

うちは体操とか経験ないからそんな欲望わいてこないw
亜理紗どうなるかなー
授業中に続きとかいろいろ考えてるw

55:りぱ:2012/06/13(水) 20:12 ID:qDw


続き!

カシャンッ……
私は自力で車イスを組み立て、なんとか座ることができた。

足が動かないって、超不自由だ。
もういっそ、切っちゃえばいいのに───……

そんなことを儚げに思いながらも、車椅子でコッソリと病室を抜け出した。

看護士さんにバレたら、怒られちゃうもんね──……
入り口の自動ドアの方にはたくさんの看護士がいるため、私は仕方なく裏口の方へとまわった。

キィッ───
なんとか手の届く範囲にドアノブがあったため、楽にドアを開けることが出来た。

裏庭には、緑の草がたくさん生えていた。
でも、ちゃんと手入れはしているようで、草の長さは短かった。

見上げれば目いっぱいに広がる青空。
『──わぁ……』
勢いのあまり立ち上がってしまったせいで、私はバランスを失う。

────ガシャンッ!!!!
車椅子と一緒に転げ落ちた亜理紗。

上半身には痛みがあり、下半身には痛みなど全然なかった。
私は、そう気付くと、涙がこぼれた。


もう動かない。

『残念ながら──……』
あの時の医師の言葉を思い出す。


『うっ……ああぁぁぁあああぁああああ!!!!!』
亜理紗は我を失って泣き叫ぶ。

地面にくやしさと共に拳をぶつけるが、心に痛みに比べれば、全然痛くなかった。


痛みを感じないということが、

こんなにもくやしくなるなんて───……


それから私の涙は止まらなかった。

56:さや:2012/06/13(水) 20:36 ID:ctQ

亜理紗…
かわいそう…
まだ、希望は残ってるのかな?

57:るみか:2012/06/13(水) 21:58 ID:Xyc

りぱ>>
あら、そう?
ま、どーでもいっか    ←お前が言い始めたんだろ!!

しんけいがないって・・・
辛いね★(バキャッ
足(フラフラ)切る(フラフラ)って…
グr(ゴンッ
ハニ歩へといろは〜←『ヨロヨロ』

(あほらし…)

58:りぱ:2012/06/14(木) 18:31 ID:qDw

二人とも感想(。TωT)ノ☆・゚:*:了└|力"├♪
続き


────パラッ……
ひとひらの花弁が私の上から降ってくる。
『───?』
私はうつぶせになった状態から動けなかった。


『なーに泣いてんねや?』


見上げれば、青空をバックに、1人の男の子がいた。
─────え…

その少年はふわふわとした雰囲気に包まれていた。
『というか、何してん?立ちきれへんの?』
なまった声が耳を通る。
男の子は、亜理紗を少しバカにしているようだった。

『ちっ、違っ───』
私は立ち上がろうとしても、足が動かず何もできない。

『…っ……』
男の子は何かを悟ったのか、私に手を差し出す。

『ほら、立てんのなら人に頼りぃや』
私はその男の子の手を取った。

59:るみか:2012/06/14(木) 20:01 ID:Xyc

優しい関西人や〜!萌えーーーーー?!

こi(ゴn((ガシッ
ちょっと待ちぃや!!
最近殴るの早すぎる!!
ていうかその前に多すぎるわ!!(・・・ふいっ
無視すんじゃねーーー!           ←自分でやっといて、なにゆっとんねんwww

60:りぱ:2012/06/14(木) 22:09 ID:qDw

るみか>>
あはははwww

るみかのコメント超うけるwww
関西人っていう設定は、あやかし緋扇のさくらから来ましたw

61:るみか:2012/06/15(金) 19:53 ID:Xyc

コンコンっ
「失礼しまーす♪誰かいませんかー?」
「…誰もいないね。(誰もいないと勝手に決めつける。)
 このままなんも言わないのも寂しい?から二言くらいいっとこ☆」  ←雑談?すみません(汗)

りぱ>>
やっぱり?

てかなんで龍は京都弁やないねん!!なんか腹立つわ〜たたへんけど(苦笑)

長文失礼♪

62:りぱ:2012/06/15(金) 21:30 ID:WHY

るみか>>

コンコンっ
「失礼しまーす♪誰かいませんかー?」
「はーいっ♪」

いまーすww

確かに龍は京都弁じゃないね。
なんでかな・・?

63:りぱ:2012/06/15(金) 21:45 ID:WHY

続き

男の子の手を取った瞬間、ふわりと体が浮いた。
立ち上がると同時に鼻を通る自然の香り。

『──ありがとう……』
私は一応お礼を言った。
『お礼なんかええよ。』
ふわりと笑った男の子は、まるで華麗な花のように見えた。

『……わっ!!』
ぐらりと揺れた私の体をとっさに支えた男の子。

『……大丈夫なん?足動かへんの?』

─────ズキン…
男の子が放った言葉が胸に突き刺さった。

“足動かへんの?”

そうだよ。
動かないよ

『うん、動かないの。』
私は作り笑顔を見せた。
『──もう、一生動けないんだって。私ってバカだよね。』
私はヘラヘラ笑った。

笑うことしか出来なかった。

64:るみか:2012/06/15(金) 21:57 ID:Xyc

りぱ>>
ま、そのうちわかるやろ☆

あ・・・なんか・・・なきそう・・・
浮かんできちょる!!
笑うことしかできないなんて…
現実って悲し…

65:りぱ:2012/06/15(金) 22:07 ID:WHY

あああああああああああああああああああああああああああああああ


小説かいてたのに消えた

あああああああああああ


長かったのに・・・・・

66:りぱ:2012/06/15(金) 22:14 ID:WHY


『ハハッ…本当、バ───』
ふと気付くと、私は男の子の腕の中にいた。

じんわりと広がる暖かいぬくもり。
私の目尻にはたくさんの涙がたまっていた。

───ギュッ…
強く抱きしめられたその腕に、私は身を任せた。

『強がらんでええ。』

────え…
男の子はうつむいたまま言った。

『強がらんでええんや!悲しい時にはちゃんと泣けばええ!!』

────ギュゥゥッ…
痛いくらいに抱きしめられる。

『…うっ…ぅぅぅううう────』
ボロボロとあふれ出す涙は止まらなかった。
男の子は私の頭を優しく撫でた。


強く、そして優しく抱きしめられたその腕は、ものすごく心地よかった。

67:りぱ:2012/06/15(金) 22:19 ID:WHY

かいてた小説消えたから、亜理紗よりも泣けそうな気がするw

めげずにがんばるZEこの野朗!(誰

68:るみか:2012/06/15(金) 22:26 ID:Xyc

りぱ>>
ああああああ、そんなあああ
オーマイゴット!!ぉぉぉぉぉぉ!  ←あほかwww

泣きたいときは泣くn(ゴンッ

おぉ!がんばれ!!

69:るみか:2012/06/15(金) 22:29 ID:Xyc

これこそ運命www(苦笑)

70:りぱ:2012/06/15(金) 22:56 ID:WHY

るみかぁぁぁぁああああああああ

おーまいごっとはんど(イミフ
魔法のiらんどっていうサイトで小説かいてるZE☆

るみか、よければ見てねw
ホラー小説だよw

http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=kokonerinnka&BookId=4&guid=on

71:るみか:2012/06/15(金) 23:03 ID:Xyc

りぱ>>
今見てきた〜☆
おもろいな〜がんばってや!!

72:りぱ:2012/06/16(土) 17:59 ID:gl.

ε=(。・д・。)フー

続きかくねー

ポタポタと目からこぼれ落ちる涙は男の子の洋服にシミを作っていく。
『ふっ…うぅうっ……』
自然と漏れ出す声。

優しく撫でられ、余計涙があふれた。
『声、ガマンんでええ。思いっきり泣き叫べばええんや。』
ふわりと耳を通った声。

『ううっ…うぁぁああああああああああ!!!!』
亜理紗は男の子の胸で泣き叫んだ。

73:霧覇:2012/06/18(月) 18:50 ID:5sw

・・・・・・・。

74:桜花 ◆SCyE:2012/06/18(月) 20:31 ID:YpU

いれてくださいッ!
え…と、桜歌です、『桜の舞』にいました。
ここでも、よろしくお願いします。
タメ&呼び捨てokです☆

75:りぱ:2012/06/21(木) 22:19 ID:SoA

桜歌さん>>
わあ><
来てくれてありがとうございます><

霧覇>>
どうした?
小説の感想だった?

続き

私が泣き出してから、数分。
それでも涙は止まらない。

『っふ……ぅぅっ……』
静かに私の頭を撫でる男の子。

その男の子はただただ、私が泣き止むのをひたすら待っていた。


再び数分が経ち、私の目尻は赤くなっていた。
『泣き過ぎや。』

私達は草の上に仰向けになった状態で会話している。
『泣けっていったのはそっちじゃない』
私は青空を仰ぎ見る。

サワサワと吹き流れる風。
頬にあたる緑色の草。

くすぐったい────……

フフ、と私は笑った。

76:霧覇:2012/06/22(金) 18:57 ID:5sw

その男の人いい人ですね・・・。

77:りぱ:2012/06/22(金) 22:16 ID:SoA

霧覇>>
うん、いい人なりに設定しましたから(笑

続き
『“尚哉”(なおや)』
────え?
私は隣にいる男の子の方を向く。

『そう呼んでええから。』
ふっ、と笑った尚哉。

ドキン────

胸の鼓動が早くなった。

『な……お…や…?』
亜理紗がそういうと、ニッ、と尚哉は笑った。

『それでええ!次からはそう呼んでな!』

“次から”は、そう呼んでな!
尚哉の言葉が頭に響いた。

『帰る。』
ガバァッ、と勢い良く起き上がった私は、病室に戻ろうとした。

─────ガシッ…

78:桜花 ◆SCyE:2012/06/22(金) 23:07 ID:TSw

呼び捨て&タメで、いいですよ♪( ´▽`)
なんだろ、最後の文が、気になるなぁ……><

79:霧覇:2012/06/23(土) 09:54 ID:5sw

???

80:りぱ:2012/06/23(土) 11:42 ID:EPI

桜花>>
はーいw
そうしまーす^^
霧覇>>
ちょっと意味わかんなかった?
わかんないところあったら言ってね

続き

『────っ』
尚哉から掴まれる右腕が熱くなる。

なんとか立ち上がれたものの、歩き方がものすごいぎこちない。
まるで、自分の足ではなく、代わりに人形の足をつけているようだ。

グイッ───

いきなり引っ張られた腕を私は振り払えなかった。

『……!?』
私がいるのは尚哉の腕の中。

どうして

どうしてこんなことするの?




こんなの、ただの同情じゃないの?

81:るみな:2012/06/23(土) 11:42 ID:Xyc

ガシッ?
不埒なっ

パグワァー  ←気にせんといて★

82:りぱ:2012/06/23(土) 11:58 ID:EPI

るみか>>
やっぱるみかおもしろいわーww
とにかく落ち着くんだw

続き

ドキンドキンと高鳴る鼓動。
『なんや急に…』
それはこっちのセリフ。

『どうして抱きしめたりするの?』
私がそういうと、尚哉は言葉を濁した。

『……っ…』


『こんなこと…軽々しくしないで……』
じんわりと目尻が熱くなることがわかった。

『どうせただの同情なんでしょ!?』
私の怒鳴り声は、そこらじゅうに広がった。

83:るみな:2012/06/23(土) 12:10 ID:Xyc

ドキンッ!って感じ?

同情か…それとも、k(ゴンッ)
(ここ数日で、うちは変態だということがわかりまひた(・Д・)ゝ)

84:りぱ:2012/06/24(日) 17:13 ID:4HE

るみか>>
変態てwww
うちのが変態やでww

続き

『・・・・・』
尚哉はうつむいたままの状態。

答えない───

同情?
同情以外に優しくされる理由なんかない。

『も─…いーよ……』

私はかすれた声でそう言って、壁を伝いながら病室へ戻った。



『くっ…そ…っ…』
必死に自分の胸元のシャツを強く握り締める尚哉。
感情を失った亜理紗の瞳を思い出す。

『ごめんな、“亜理紗”』

その言葉がどういう意味なのか、亜理紗はまだ知らない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最後の”がついたセリフに着目ゥゥゥウウ!!!

85:るみな:2012/06/24(日) 20:37 ID:Xyc

うちのほうが変態やからwww

なんやねん!なんやねん!
その意味深(いみしん?)な亜理紗は!
どっかであったk(ゴンッ
それとも、おさn(ゴンッ

86:五月:2012/06/24(日) 21:16 ID:ic6

入れてください!

87:りぱ:2012/06/24(日) 21:42 ID:.ro

るみか>>
ざんねーんww

うちの法が変態やよーw

五月さん>>
どうぞー><!
歓迎します´`

88:五月:2012/06/24(日) 21:43 ID:ic6

りぱさん>有難うございます!
     あと謝りたいことが…。
     私のスレにりぱさんのこと書いてしまったんです。
     見てくださればわかると思うのですが…。

89:りぱ:2012/06/24(日) 21:44 ID:.ro

五月さん>>
えと・・・そのスレってどこですか?

90:五月:2012/06/24(日) 21:47 ID:ic6

『君の心に咲く花』です。

2のところです。

申し訳なくて…。

91:りぱ:2012/06/24(日) 21:49 ID:.ro

いえいえ><

むしろお褒めの言葉、勿体無いです^^
全然大丈夫ですよ^w^

92:五月:2012/06/24(日) 21:50 ID:ic6

りぱさん>なんか上から目線だったので…><

     あとアドバイスお願いできますか?

93:りぱ:2012/06/24(日) 21:51 ID:.ro

いえいえ><

アドバイスですか?
あまり頼りにならないですけど、いいですか?

94:五月:2012/06/24(日) 21:55 ID:ic6

お願いします!

95:りぱ:2012/06/24(日) 21:57 ID:.ro

はい`▽´
自信ないですが私なりに頑張ります(笑

どのスレに行った方がいいですか?

96:五月:2012/06/24(日) 21:58 ID:ic6

「君の心に咲く花」でお願いします!

97:りぱ:2012/06/24(日) 22:00 ID:.ro

はい、了解です`´

じゃあ、そのスレに移動しますね。

98:五月:2012/06/24(日) 22:03 ID:ic6

はい!

99:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:07 ID:TSw

こんばんは☆あ、来るタイミング遅くなったんやけど
誰か、おるかな。
その言葉は、亜理紗はまだ知らない。
↑このことは、ずっと先やな☆((誰も、知ってるかw
続き頑張ってな!

100:りぱ:2012/06/24(日) 22:11 ID:.ro

桜花>>
ありがとう><
なんだか桜花のイメージが変わったんやけど・・・w

101:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:14 ID:TSw

りぱ>>そう?あ、100おめでとう!
まぁ、裏と表があるからかな(なんやてw

102:りぱ:2012/06/24(日) 22:17 ID:.ro

おおおおー><!!!
祝100☆
☆*:;;;;;:*☆ 才×〒"├ ☆*:;;;;;:*☆

桜花>>
以外ーw
なんか桜花って清楚そうなのに・・・(笑

うちはコロコロ口調変わるよw

103:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:23 ID:TSw

りぱ>>まぁ、友達に冷たくする時あるけど…(汗)((酷っ!!
雑談してるから、フリートークに行かない?
行けなかったらいいけど☆

104:五月:2012/06/24(日) 22:25 ID:ic6

桜花さん>初めまして!

105:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:28 ID:TSw

五月お久しぶり。
えっと、李桜だよ!名前変えました☆また、どんどんと☆(やばし……

106:りぱ:2012/06/24(日) 22:30 ID:.ro

桜花>>
フリートークかぁ…
行ったことないなぁ(笑

李桜だったの!?
実は、よく見かけてたんだよね(笑

107:五月:2012/06/24(日) 22:33 ID:ic6

季桜だったんですか!
そのせつはどうも_(._.)_(((汗

108:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:34 ID:TSw

>>りぱ
大丈夫!スレ作ってくるんで☆((どこが、大丈夫だ!
ま、本当に、大丈夫やで☆
見かける……ww
たくさん、コメント書いてたからね☆

109:桜花 ◆OtfA:2012/06/24(日) 22:34 ID:TSw

>>五月いえいえ、どういたしまして☆
ま、知らない方もいるので☆

110:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 22:39 ID:TSw

http://ha10.net/test/read.cgi/frt/1340545070/l50
↑作りました…。
……すいません!!(勝手で。)

111:るみな:2012/06/24(日) 22:56 ID:Xyc

チっ
うちよりも変態がおるとは…!
ま、リア友にいますけどwww
嫌いになれない子と、その逆の子。

112:桜花 ◆SCyE:2012/06/24(日) 23:03 ID:TSw

変態?うちのこと?(・_・?
あ、るみなさん、タメ&呼び捨てokですか?
ウチは、ok!

113:りぱ:2012/06/24(日) 23:47 ID:cdE

あ、変態はうちのこと♥(←ハートいらんがな

まあ、リアではもっと変態おるけどwww

114:るみな:2012/06/25(月) 00:21 ID:Xyc

桜花>>
どうぞどうぞしちゃってくださいwww
てかしてくださいwww
じゃ、早速さしてもらおうwww

りぱ>>
うちのリアではピーとかピーを触ってくる変態とか、
ピーに手を突っ込んでくる変態とかおるでwwwもちろん女子

今日?は期末テストやーーー!死んできます…

115:霧覇:2012/06/25(月) 19:18 ID:5sw

なぜ知っているのでしょうか?

116:りぱ:2012/06/25(月) 21:35 ID:vX6

霧覇>>
気付いてくれたか・・・・!!^w^

るみな>>
あたしは明後日からテスト・・・

117:るみな:2012/06/25(月) 22:17 ID:Xyc

りぱ>>
ええの〜うω   ←だれだよwww
今提出物に追われておるwww
でわさらばじゃっ!

118:りぱ:2012/06/26(火) 20:20 ID:KGc

明日から3日間テスト^p^

もう死んだ(^0^)/
ワーク全然やってない・・・・

でも提出しなかったら減点☆wwww

もうやだーーーーーーーーー

でもがんばるしかないなw

119:霧覇:2012/06/26(火) 20:36 ID:LCE

私もテスト・・・です・・・。
今日と明日・・・・。
明日終わったらテスト終わります・・・。
そしたらたくさん来れます♪

りぱさん頑張ってくださいっ!

120:るみな:2012/06/26(火) 21:52 ID:Xyc

うちも明日まで〜☆
ワークあと8ページ…がんばるっきゃない!

121:りぱ:2012/06/27(水) 17:59 ID:Gxg

霧覇>>
ありがとー><!
はあ・・・・・

テストなんか一回死(殴

るみな>>
ワーク一時間目に終わらせたよー^w^;

はあ・・・・・
あしたは英語・・・
美術なら好きなのに・・

てなわけで、

テスト終わったら小説書きます!(たぶん

フライングありw

122:りぱ:2012/07/01(日) 22:37 ID:2Fo

第三章『そばにいるから』

『私…最低だ……』
あんなに優しくしてもらったのに────

涙が浮かび、瞳が潤む。
『ごめん……ごめん……』
私は、本人のいないところで、ひっそりと謝ることしかできなかった。

どうして、私はこんなにも臆病なのかな────…
病室のベッドに横になり、窓の外を見つめる。

春は過ぎ、あたりは緑に染まる。
もうすぐ、梅雨がやってくる頃だろう。

甘えちゃだめだ。

私はゆっくりと瞳を閉じた。

123:るみな:2012/07/03(火) 10:06 ID:Xyc

きゅうぅぅぅん///////
亜理紗ちゃんかわいいぃぃ
って言うのもへんやけど。
変態でごめんね★

‘私はゆっくりと瞳を閉じた‘
の後はなんだよ!
あれか?
あ…が…に…て…か?

124:霧覇:2012/07/06(金) 20:16 ID:Zvs

一人で抱え込まないほうがいいのですが・・・・。
人のことを言えませんが・・・。

125:りぱ:2012/07/07(土) 16:54 ID:4Hs

続き

目を閉じ、広がるのは真っ暗に世界。
“在る”のは、音だけ。

サワサワと風が吹く音。
それと同時になにやら遠くから騒ぎ声が聞こえた。

─────?

なんだろう、と目を開け、首を傾げる。
窓の方へと視線をうつすと、そこにはどんでもない光景が広がっていた。

『─────っ!!』

126:りぱ:2012/07/07(土) 16:59 ID:4Hs


パラパラ────…
どんよりと、黒い雲が、空を覆い、雨が降ってくる。

窓から入ってくる雨が、私を濡らす。
でも、そんなことも気にせず、ずっと窓の外を眺めていた。

窓から見えたのは、手術室につながる廊下。
そして、運ばれていた尚哉。

意識はないせいか、目を閉じていた。




───────……



















…運命って、残酷ね。

127:りぱ:2012/07/07(土) 17:03 ID:4Hs

尚哉視点


ガラガラガラガラガラガラ・・・・!!!!
タイヤを転がす音と、騒ぐ声が耳に響く。

『大変危険な状態です!すぐに応急処置を・・・!』
焦った看護士さんの声。


意識がもうろうとする中でも、尚哉はその状況を理解した。


────俺は信じれなかったんや。



信じたくなかったんや。



















自分の命が危ないということを。

128:るみな:2012/07/07(土) 22:32 ID:Xyc

……尚哉君…?

129:桜花 ◆SCyE:2012/07/07(土) 22:40 ID:I5w

オーノー……Σ(゚д゚lll)
どないした…(空気読め…💢)
尚哉君……

130:りぱ:2012/07/08(日) 03:00 ID:NaM

続き

亜理紗視点

────……
ポタリポタリと涙が頬を伝う。

私は、涙が惑う中、車椅子で、手術室の前へと移動した。
足は動かず、ぎこちない動きだったが、無我夢中で、何も感じなかった。

『っふ…う……』
顔を手で覆って泣く亜理紗。

知り合ったばかりの、人なのに。


ただの、他人事でいいハズなのに。








どうして、涙が止まらないの?──────

131:りぱ:2012/07/08(日) 03:08 ID:NaM

続き

ポロポロと溢れる涙が、廊下に楕円の粒を残す。
すると、なにやら足音が聞こえてきた。

コツ…コツ……
音からしてわかったことは、女性だということ。
ヒールが廊下にかすれる音も少し混じっていた。

『あの……あなた…尚哉のお友達…?』
大人っぽい仕草で、聞いてくる綺麗な女の人。
『あ……はい…』
私は、急いで涙を拭った。

恥ずかしい…泣き顔見られた……。

私がそんなことを思っていると、次は女の人は、涙を流し始めた。
────え?

『ありがとう…あなたみたいなお友達がいてくれて…尚哉は幸せね。』
ハンカチが目尻を吹きながら、言う。

どうやら、この女の人は尚哉のお母さんみたいだ。












『────あの子、生まれつきの心臓病なの……』











その瞬間、手術室のランプが消えた。

132:桜花 ◆SCyE:2012/07/08(日) 15:14 ID:I5w

…………涙出そう……
おおぉい……!!尚哉君!
頑張れ!りぱ!!

133:りぱ:2012/07/08(日) 17:51 ID:NaM

桜花ありがとーう^w^

最近誤字多いが気にしないでくれw
続き

心臓病────?

『う……そ…』
手足が震えだす。

手術室のランプが消え、医師達が出てくる。
尚哉のお母さんは、医師に飛びつく。

『先生!尚哉……尚哉は!!』
感情が乱れる尚哉のお母さん。

『───……』
数分間、医師は黙り込んだ。



『────だいぶ、手は尽くしました。今は大変危険な状態です。』

医師は、それだけしか言えなかったのだろう。
それから、医師達は去っていき、私と泣きじゃくる尚哉のお母さんが残っていた。

『……尚哉…君は…』
私の言葉を悟ったのか、尚哉のお母さんはすぐさまいった。

『尚哉はね…さっき言ったとおり、生まれつき、心臓病なの。』

少しかすれた声。
私は真剣に聞いた。









『もう…15歳まで生きられないかもしれないって……言ってたわ。』

134:りぱ:2012/07/08(日) 17:55 ID:NaM

続き


─────15歳。

ドクンドクンと、早くなる鼓動。

『そして…今日は尚哉の誕生日。15回目……のね。』


誕生日。

私の誕生日が今日だったら、今頃ケーキを前にして、無邪気に笑っていただろう。

尚哉の笑顔が頭に浮かぶ。
それは、すごく幸せそうな表情で。

もう、何の悔いもないみたいで。

135:りぱ:2012/07/10(火) 21:26 ID:2Hg


尚哉視点

俺は、心臓病。
手術しても治る可能性はえらい低いんや。

やけん、俺は諦めた。
だって、これは俺の、


運命なんやろ?───────


日に日に弱っていく体。
それはもう、残りわずかな生きる時間のことを示しているようで。

怖かった。
『はっ…はっぁ…あかん……』
ナースコールを必死に握り締める尚哉。

度重なる発作。

明日、死ぬかもしれない。
もう、俺は死ぬかもしれん。

仕方ないんや。

でも、そこで亜理紗と出会った。

もっと早く出会っていれば、何かが変わってような気がした。
409号室のプレートに書いてある名前。

『広田 亜理紗』

この子はどんな病気なんやろか。
尚哉はこれをきっかけに、亜理紗のことを気にかけるようになった。


『……もう…ダメや…』
額に浮かぶ汗。


俺は意識を失った。

136:るみな:2012/07/10(火) 22:07 ID:Xyc

尚哉くーーーん!
意識取り戻しいや!
亜理紗ーーーー!

137:霧覇:2012/07/12(木) 18:52 ID:TzM

尚哉さんっここで頑張らなければいけないのですっ!
亜理紗さん、亜理紗さんならどうにかできるはずですっ!
(無茶ぶりですね・・・・。)

138:りぱ:2012/07/20(金) 23:17 ID:g0E


亜理紗視点

────どうして?

運命は残酷。
さまざまな想いが体中をかけめぐる。

『やだよっ……こんな運命』
震える声。
あふれる涙。

『……助かる可能性は高くないわ。だけどね、可能性が0.01パーセントでもあるかぎり、諦めちゃいけないわ。』
尚哉のお母さんは、凛とした顔で言う。

ポン、と方に置かれる手は、かすかにだけど、震えていた。












『─────運命は、自分で変えられるものなのよ。』

139:霧覇:2012/07/21(土) 14:38 ID:otM

あきらめずに頑張ってくださいっ!
どうか助かってくださいっ!

140:りぱ:2012/08/02(木) 22:36 ID:5Gs

続き

“運命は、自分で変えられるもの”
その言葉が頭の中を駆け巡る。

「変え…られ…る……?」
体からようやく絞り出せた声は、震えていた。

「ええ。」
ニコリと笑う、尚哉のお母さん。

「………ありがとうございます。」
私は涙を拭った。





「私……尚哉を信じてみます。」

141:霧覇:2012/08/03(金) 12:25 ID:CmI

亜理紗さん・・・・尚哉さんを信じる気になったのですね・・・。

142:りぱ:2012/08/08(水) 19:57 ID:QH6


手術室のランプが消える。

それまで、どれくらい待っただろうか。
亜理紗は車椅子にずっと座りっぱなしの状態で待っていた。

医師が手術室から出てくるとともに、隣にいた尚哉のお母さんは飛びついた。
「な、尚哉は!?尚哉はどうですか!?」

我を失って、必死に叫んでいるその光景は、まるでドラマのワンシーンのようだった。
私は看護士の隙間から見える尚哉の横顔に、飛びつくように手術室へ入った。


「尚哉ッ!!……」


お願い。


目を覚まして────

143:りぱ:2012/08/08(水) 20:00 ID:QH6


「…………」

必死に尚哉に呼びかけても、返事はない。

それでも私は尚哉の名前を呼んだ。
ただ、ひたすら呼んだ。





「尚哉ぁっ………」
看護士や医師は、ただ私達を見ていた。





溢れる涙は、尚哉の手の上に落ちた。




その瞬間、尚哉の手がピクリと動いた気がした。

144:薫 ◆0rlM:2012/08/08(水) 20:17 ID:snE

来たぁーっ!!
入れてくれぇー!!

めちゃくちゃ泣いた(T_T)
尚哉…死なないで(´д` )

なんなんだ君は…
文才ありすぎなんだよ!

絵も上手い文才もある…
その上可愛いだなんて!!

ふざけるn((殴×100


続き楽しみにしてるねー☆

145:りぱ:2012/08/08(水) 22:44 ID:QH6

薫>>

真反対なことを言っているようですね^▽^

うちは、文才もないし
    絵も下手いし
    可愛くもないよ☆ww

ていうか小説見直したらなんかおかしいとこいろいろあったし・・・・!!ww
続きはぼちぼち書きますぜーwb

スレにきてくれてありがとう*

146:りぱ:2012/08/12(日) 21:56 ID:VnU


「…う………」
ものすごく小さな声だったけれど、亜理紗はそれを聞いていた。

「尚哉ッ!!」
うっすらと開きだす尚哉の瞳。
亜理紗は嬉しさで心がいっぱいだった。

「あ……りさ……」
ゆっくりと私の方を見て、尚哉は笑った。
「っ…なんで名前……」
そんな私の言葉も聞かずに、尚哉は私の頬に手をやる。

「なーに…泣いてんねん……」
ああ、尚哉の声だ。
ボロボロとあふれ出す涙は、尚哉の頬に落ちていく。
「うっ…だって…なおやがっ…ひっ…」

ぐすぐすと子供のように泣きじゃくる亜理紗。
尚哉はそれを見ながら、ふ、と笑った。


「俺はどこにも行かへん……









ずっと、亜理紗の“そばにいるから”」

147:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 23:05 ID:Wp6

おーおー♪尚哉くん優しッ

でも…

なんか引っ掛かる?w

がんばれー(*´∀` )


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