SENTIMENTAL ―失われた愛情―

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1:咲:2012/06/13(水) 22:52 ID:waM

はじめまして。
アマチュア小説家の咲です。
途中でこの話を破棄するかもしれませんが、よろしくお願いします。

[登場人物]
灯田 由宇(とうだ ゆう)

灯田 瑠依(とうだ るい)

2:くま:2012/06/14(木) 19:59 ID:GPM

はいはい。
がんばれ〜。

3:咲:2012/06/14(木) 21:10 ID:Blw

よー ひとみ。
ははは 校舎から落下してったはずが……。
じゃ、やりますかぁ!

♯1
灯田由宇は葬儀に参列していた。
目の前には、母の棺が置かれている。
まるで一つのインテリアみたいだわ と、由宇は思った。
後ろから押され、よろめく。
その拍子に、由宇の赤みがかった茶髪がはらりと垂れた。
灯田由宇 十四歳。
母譲りの髪に、こげ茶色の目。
顔立ちは整っていて、清楚な美少女だ。
手足は透き通る様に白く、黒いパフスリーブワンピースに合っている。
普段は目立たない様に、使い古したTシャツに擦り切れたジーンズなのだが、葬儀となれば仕方ない。
それも、母のとなれば。
由宇の母、咲奈は二日前に他界。
交通事故による、頭部脳挫傷だった。
由宇は母の事を思い出す度に、事故だったんだから仕方ないと自分に言い聞かせていた。
由宇には、父もいない。
由宇が幼い頃に、胃癌で他界したのだ。
物想いにふける由宇に、順番が回ってきた。
開けられた母の棺に、花を入れる。
ふと、涙がこぼれた。

席に戻った由宇は、誰かの視線を感じていた。
視線を追うように、右斜め前を向く。
すると、一人の少年が座っていた。
少年は、瞬きすることなく由宇を見ている。
由宇は現実から逃げるように、目を背けた。
すると、アナウンスが鳴った。
『亡き灯田咲奈様の娘、由宇様の後見人が決定しました。』
会場全体が息を呑む。
『咲奈様の姉、涼奈様です。』
井倉涼奈 四十六歳。
咲奈とはかなり年の離れた姉だ。
葬儀にも参列し、由宇の隣に座っている。
「これからはあたしの言う事をちゃんと聞くんだよ。 いいね?」
脅しをかける様に、涼奈が言う。
由宇は席を立つと、会場から飛び出した。

4:咲:2012/06/15(金) 20:38 ID:Q8E

続き〜

会場から飛び出した由宇は、あてもなく走り続けた。
ふと脚を止める。
そこは、由宇と母の想い出の場所だった。
入学式後の記念撮影 雨上がりのピクニック 灯田親子しか知らない、絶好の夕陽眺望場所 …………。
数えたら切りがないくらい、沢山の想い出が詰まっている場所。
そして、今は由宇の居場所だった。
涙が溢れる。
由宇は涙を拭おうともせずに、その場で咽び泣いた。

5:くま:2012/06/16(土) 17:26 ID:GPM

うんうん。それでー。

6:ブラックキャット:2012/06/16(土) 17:45 ID:QSQ

よー。
おーおー、やってんなぁ。
がんばってねえー

7:咲:2012/06/16(土) 20:32 ID:wOE

よー
えっと、続きは書かんよ。
めんどいけえ。

8:咲:2012/06/19(火) 18:19 ID:.oY

続きっ

足音がする。
由宇は涙を拭い、振り返った。
そこには、一人の少年。
(………あれ? もしかして、さっきの……)
由宇が席に戻った時、由宇をみつめていた少年だった。
由宇はゆっくりと立ち上がった。
「………あ、あなた、葬儀に居たわよね?」
少年が頷く。
「名前は?」
「…………灯田瑠依。」
(灯田?)
「同い年の親戚だよ。」
瑠依の黒いネクタイが風に靡く。
由宇の黒いワンピースの裾も風に靡く。
「………僕も、先週親を亡くしたばかりだ。」
由宇は驚きに打たれた。
「そう、なの……?」
「後見人は………井倉涼奈。」
由宇の心臓が、どくんと鳴った。
今の由宇には、瑠依の気持ちが痛いほどわかった。
「しばらくは、涼奈の元で過ごしてきた。 でも……」
瑠依が口を噤む。
「自由が無かったんだ。生活には。 何もかも、涼奈に決められた。」
由宇ははっとした。
「……逃げだしてきたの?」
瑠依が頷く。
自分で籠の中の鳥から脱した瑠依。
そんな瑠依が、由宇には勇者に思えた。
「しばらく近くの公園に身を潜めていたけど、今日の葬儀で、涼奈と再会した。」
由宇は唾を呑みこんだ。
「そして言ったんだ。「今度抜け出したりしたら少年院に入れてやるから、覚えときな」………。」
由宇の身体に悪寒が走った。
「だから、会場を抜け出してきた。」
(わたしと、同じ……)
「わ、わたしも、このままどこかに行こうと思ってたの。」
「だと思った。」
同じだという感傷が、由宇の心を満たしていく。
その拍子に、心がそのまま出てしまった。
「ねえ、一緒に逃げない?」
言った途端、由宇は口を押えた。
言っても、了解してくれないと思ったからだ。
「…………いいよ。」
(えっ……!)
「いいの? だって、わたしとよ? 一人の方がいいでしょ?」
「別に二人になったって変わらない。 二人の方が都合がいいこともある。」
論理的な解説をする瑠依。
由宇の心に、瑠依に任せていれば大丈夫だという安心感が芽生えた。
「………行くぞ 由宇。」
(由宇……)
「待ってよ  瑠依」
由宇は瑠依の後を追い、駆け出した。
空はいつの間にか、茜色に染まっていた。

9:咲:2012/06/20(水) 19:21 ID:Z0U

続き〜

♯2
「今日からこのクラスの一員となる、灯田由宇さん・灯田瑠依くんです。」
担任が言った途端、クラス中がざわめいた。
(みんな、苗字が同じ事にびっくりしてるんだわ。 それに、わたし達の目、双子みたいにそっくりなんだもの。)
由宇は心の中で納得していた。
おそらく、瑠依も同じだろう。
二人はあの後、隣町のアパートを借り、引っ越しと転校手続きを半日でこなした。
正確に言うと、引っ越しは由宇が済ませ、アパートを借りる手続きと転校手続きは瑠依が済ませた。
その後、二人は身体に鞭を打って学校の準備をし、ようやく眠りについたのだった。
「じゃあ、あそこの席に座ってください。」
塚園が言った。
一年B組の担任、塚園 理紗。
ふんわりとした茶髪に、漆黒の瞳が特徴の担任だ。
二人の席は、窓際の一番後ろ。
二人の好む席だった。

10:咲:2012/06/21(木) 16:43 ID:f7Y

続き〜
でもこの後練習があるけえ、ちょっとね。

二人は席に座った。
途端に、眠気が襲ってきた。
季節は春。
暖かな陽だまりの中、昨夜の睡眠不足も重なり、次第にうとうとしていく。
二人は目を合わせた。
(ちょっと寝てもいいわよね?)
(今寝ておいた方が、午後の授業に差支えないだろう。)
目で会話ができるらしい。
二人はうなずくと、教科書で顔を隠し、眠りに入っていった。

11:咲:2012/06/22(金) 19:12 ID:Afk

続き〜

ピチャン…… ピチャン……
雫が滴り落ちる音が響く。
「………宇 由宇……」
(………ん……)
「由宇……由宇!」
由宇は片目を開けた。
(……瑠依……?)
「瑠………うぐっ!」
――――――――「由宇」
由宇は目を覚ました。
「………あ 瑠依……」
そこは、一年B組だった。
「そろそろ起こさないと、面倒なことになりそうだったから。」
そう言って瑠依が指差した先には、塚園先生がいる。
あと二十秒後には、由宇達の席に周って来るだろう。
「本当ね……」
危なかったと、由宇は息をついた。

12:くま:2012/06/22(金) 19:35 ID:H2k

よー。
早く書いて〜。
それと、瑠依、すごいね。

13:咲:2012/06/23(土) 08:38 ID:RkM

よお!
すげーだろ。
じゃ、続きっ

そこで由宇は、あることに気付いた。
(………さっきのって……夢…?)
塚園先生が周って来る。
「灯田さん、どうかしたの?」
「……あ いえ……」
すると、瑠依が口を挟んだ。
「灯田さん、具合が悪いみたいなので、保健室に連れて行きます。」
「あら そうなの。 じゃあ灯田くん、お願いね。」
二人が立ち上がると、クラス中が二人の方を見た。
「皆さん、問題を解きなさい。」
塚園先生がぴしゃりと言うと、皆手を動かし始めた。
その時にはもう、二人の姿は無かった。

「………何があった?」
「え 何って………」
二人が向かったのは裏庭。
瑠依の唐突な質問に、由宇はきょとんとする。
「由宇が眠ってるときだよ。 うなされてたから。」
「じゃあ、保健室に連れて行くって口実を作って、わたしにそれを聞き出そうとここへ……」
瑠依が頷く。
「何があった?」
「それは……」
由宇は夢をすべて語った。
「…………」
瑠依は言葉を失っている。
「どうかしたの?」
「………いや 何でもない」
「何よ。ちゃんと話して。」
由宇は瑠依を睨む。
「…………わかったよ。」
瑠依は話す気になったようだ。
「僕も同じ夢を見たんだ。」
(えっ………)
「同じ、夢……」
瑠依は何か考え込んでいる。
「………二人同じ夢を見たって事は、何かあるのかもしれない。」
「そうね……」
沈黙が続く。
「……一回、戻ろう。」
(えっ……!)
「戻るって……涼奈さんの所に?」
「違うよ。 僕達の家に。」
(あ………)
「うん」
二人は頷くと、学校を抜け出した。

14:咲:2012/06/23(土) 19:57 ID:St2

続き〜

由宇は、リビングの窓から、アパートの庭を見下ろしていた。
風が吹き、赤みがかった髪が揺れる。
(逃亡生活二日目なのに……こんな……)
涙がこぼれた。
「由宇」
「………何?」
涙を拭い、後ろを振り返る。
瑠依は着替えていた。
「いいんじゃない? それで。」
「由宇も着替えなよ。」
「そうするわ。」
由宇は自分の部屋に駆けて行った。
その背中を、瑠依は切ない眼差しでみつめていた。

「お待たせ。」
由宇は再びリビングへ戻って来た。
前の学校の制服、黒いセーラー服から、使い古した赤色のTシャツと擦り切れたジーンズ。
瑠依は、前の学校の制服、黒い学ランから白いTシャツに羽織った藍色のYシャツ。
それに、使い古したジーンズ。
「これからどこに行くの?」
「とりあえず、図書館に行こうと思う。」
「情報を集めるのね。」
瑠依が頷く。
状況を説明しよう。
二人がアパートへ帰ると、リビングに置手紙があった。
そこには、こう書かれていた。
 YとR、お前達に復讐する。
 わたしはTIM。
 桜が散る夜、わたしは姿を消す。
 この世から消滅するのだ。
 わたしの正体が知りたければ、暴け。
 だが、この秘密を知ろうとするならば、逆にお前達が消滅してもらおう。
 覚悟しろ。
 わたしはすぐそばにいる。
二人の手が震えた。
それから二人は、学校に休学の申請を出し、荷物をまとめた。
この脅迫文の差出主を探し出すためだ。
アパートも売り払い、二人は旅に出る事にしたのだ―――――――。

(わたしの場所だわ。間違いない。)
図書館に足を踏み入れた途端、由宇はそう思った。

15:くま:2012/06/24(日) 09:54 ID:H2k

ははは

16:咲:2012/06/28(木) 20:04 ID:hKg

続き〜

瑠依はパソコンを使っている。
「何してるの?」
「記録見てる」
(記録……?)
「たぶんあの文は、適当なウェブをコピーした物の中、文字を一文字一文字切り取って作成したものだ。」
「確かにそうかも。」
由宇は紙を広げ、全体の文を見ている。
「跡がわかりづらいから、丁寧にやったのね。」
「…………あった これだ。」
それは、動画サイトYouTubeだった。
「検索に文字を打ち込んで、コピーして切り取ったんだろう。」
「そうね。 じゃあ、TIMって検索してみましょ。」
検索画面に戻り、検索する。
しばらくすると、反応があった。
 TIMに関する項目は、見つかりませんでした。
「え………」
「仕方ない。 行くよ。」
「行くよって、どこに?」
「決まってるだろ。親戚の家だよ。」
由宇の心臓がどくんと鳴った。
「まさか……涼奈さんの所に?」
「違うよ。 別の家。」
そう言うと、瑠依はすたすたと歩き始めた。
「あっ……待って!」
正直由宇には何も理解できていなかったが、由宇の心には安堵感が芽生えていた。
今の由宇には、瑠依が一番の支えだったからだ。

17:くま:2012/06/30(土) 08:26 ID:H2k

よ〜。
なんか、途中適当だね!

18:咲:2012/07/01(日) 12:49 ID:izM

悪かったな 適当で!

19:咲:2012/07/10(火) 20:23 ID:pAU

はい 破棄〜
みなさん、さようなら。

20:アリス pmp3:2012/07/10(火) 22:46 ID:vs2

TlMとは何者!?

21:咲:2012/07/11(水) 19:01 ID:oqM

えーっとね、灯田 愛美(とうだ あいみ)。
遠い親戚。


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