ファンタジーラブ

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1:heroism:2012/06/18(月) 16:34 ID:B8Y

ファンタジーを交えた恋愛小説です。
アドバイス、感想、批評お願いします。

2:heroism:2012/06/18(月) 16:57 ID:B8Y

とある女子高に通う彼女は今年の春に入学した一年生だ。
彼女は腰まである燃えるように赤い髪が魅力的である。
その後ろ姿に見惚れる者も多い。
また彼女は後ろ姿だけではなく、顔立ちも整っており、バランスの良いボディラインである。
天が彼女にそんな才を与えたため、理不尽な妬みに遭うこともしばしばあった。
彼女は悩んでいた。
そんな彼女に追い打ちをかけるように不幸の手紙が届く。
彼女が気落ちしながらも学校に向かうと小石に躓いた。

3:咲:2012/06/18(月) 17:24 ID:7qA

はじめまして。
あの、もしかして魔法屋ポプルシリーズ読んでます?

4:heroism:2012/06/18(月) 19:15 ID:B8Y

>>3
初めまして。
読んでませんね。
適当に思いついたことを書いてるだけです。

5:heroism:2012/06/18(月) 19:50 ID:B8Y

彼女が立ち上がるとそこは異世界ではなく、いつもと変わらない日常の風景だった。
後ろから声を掛けられる。
「潤。おはよ」
「おはよう。真」
真は潤の顔を見てケラケラと笑う。
「潤、顔が土塗れだよ」
「もう!躓くなんて朝から最悪だよ……」
「潤はボクと違って美人なんだから笑ってないともったいないよ?」
顔を赤くしてからかわないでと潤は真に言う。
「俺たちは嬢ちゃん達、二人とも超可愛いと思うぜ」
「理想的な美人にボーイッシュな娘、たまらねーぜ。」
いつの間にかゲームや漫画に登場するような屈強な男達に二人は囲まれていた。
「何?この人達?っていうかどうやって目の前に現れたの?」
「ああ、俺達には美少女レーダーというものがあってだな。それを使うと美少女の前に出れるんだよ。まさか二人も居るなんて思わなかったが」

6:heroism:2012/06/20(水) 18:50 ID:B8Y

男達はゲへへ……と下品な笑い声をあげている。
「潤、今の聞いた?ボクが美少女だって……」
「真、照れてる場合じゃないよ。逃げようよ」
潤が真の腕を引っ張って逃げようとするが男達に囲まれてしまう。
「そんな嫌がんなくてもいいじゃねーか。俺たち、とーっても純粋だから傷ついちまうぜ〜?」
リーダー格と思われる男が潤の腕を掴む。
「痛い!離してよ!?」
男はニタニタと笑いながら痛くしなかったら逃げるじゃねーかよと潤に囁いた。
潤は叫びたいが、恐怖のあまりに声が出ない。
いや、叫んでいるのだが声になっていないのだった。
「助けなんか来ねーよ」
男の1人がそう言った時だった。
「ん〜。感心しませんね〜。嫌がる女性を手籠にしようなんていう輩は天が許しても、私が許さない!」
潤の腕を掴んでいる男と潤が声の方を見上げると、ミニスカートが風に煽られパンツが丸見えの女性が彼にキックを放っている。
「パン……モロはロマン……じゃない……」
彼女のキックは男の顔面に綺麗に命中し、彼は気絶した。
「パンモロ?うそぉ〜、変身しても大丈夫なように水着を下に着たのにいつの間にかパンツになってる!」
彼女はがっかりした表情で八つ当たりをするように残りの男達を倒していった。

7:heroism:2012/06/20(水) 19:24 ID:B8Y

「あなた達、怪我はない?」
潤は大丈夫ですと答えようとしたが、先ほど男に掴まれていた腕に激痛が走り、体中が光り出す。
真達はその光のあまりの眩しさに思わず目を閉じてしまった。
それからどれくらいの時間が経っただろうか?
光が消え、ゆっくりと真達が目を開くとそこに潤の姿はなかった。
「潤が居ない……」
真が呟いた。
「うそ……こんな事態、初めて……」
先ほど、潤を助けた女性も呆気に取られていた。
「潤?潤ーーーー!!!!」
真の悲痛な叫びが閑静な住宅街に響き渡る。
普段ならこんな声が聞こえようものなら野次馬の1人でも来るのだが、今日に限って来ない。
女性が近隣の家のインターホンを鳴らし、ドアを叩くのだが誰も出てこない。
変な男達が居た恐怖で出て来れないと最初はそう思っていた彼女だが、驚愕の事実に気が付いた。
出て来ないのではない。誰も居ないのだと。

8:heroism:2012/06/22(金) 18:23 ID:B8Y

一方、潤が目を覚ますとそこは見知らぬ街であった。
何本もの虹の橋が空に架かり、玉虫色の雲が浮かび、道は金色のふわっとした彼女の居た世界にはない材質で出来ている。
彼女がきょろきょろと辺りを見回していると先ほどのリーダー格と瓜二つの男が声を掛けてきた。
「どうかしましたか?お嬢さん?」
彼女は男の姿に気が付くと少し身体を強ばらせた。
「私が何か?」
「ご、ごめんなさい。今朝あなたにそっくりな人に襲われたもので……」
彼は潤の話を聞くと1つ頷いた。
「それは私の愚弟ですね。あなたには申し訳ない事をしました」
彼はお詫びと事情の説明も兼ねて潤を自宅へと招き入れる。
「さあ、お好きなソファーに座ってくつろいでください」
「すみません。では失礼します」
と近くにあった切り株の形をした椅子に彼女は腰掛けた。
「私の名前はオーラル・オール・ブリッジ。この街を仕切っております」
「私は潤。皆川潤です」
二人は名前を交わすとお互いに頭を下げる。
「皆川さん。まずはここに来た経緯を話していただけませんか?」
「は、はい。あなたにそっくりな男の人に腕を掴まれた後、すごい痛みがあって、身体がすっごく光り、気が付いたらこの街にいました」
オーラルは顔を顰め、潤に聞こえないように「あいつめ、余計な事をしてくれた」と呟いた。
「顔色が優れないようなですがどうかしたんですか?」
「いや、愚弟が君に申し訳ない事をした。その心苦しさでね」
そう弁明する。
彼らが色々と話していると年配の使用人が広いテーブルの上に綺麗に盛りつけられた料理の数々を黙々とならべていった。
「じい、御苦労。さがってくれたまえ」
オーラルがそういうと使用人は一礼をして部屋から出る。

9:heroism hoge:2012/06/24(日) 15:21 ID:B8Y

オーラルは潤に食事を勧めるが、彼女は慣れない高級料理の数々に戸惑いを隠せなかった。
「あ、いたただきます」
「どうぞ」
潤は戸惑いながらも一口二口と料理を運ぶ。
潤は美味しいと素直に感じた。
その様子にオーラルは満足そうな笑みを浮かべている。
安心した彼女はスープに手を伸ばした。
スープを半分ぐらい飲んだところだろうか、突然睡魔が彼女を襲う。
潤は睡魔に抵抗するがそれもむなしく、彼女は眠りに落ちた。
幾ばくの時間が経ったのだろうか。
彼女が目を覚ましたときにはあたりは真っ暗になっており、フクロウの声がこだましていた。
明りは一筋の月の光だけである。
なんとか動こうとするがガチャガチャと金属が擦れる音が上下からするだけで身体は動かない。
いくらもがいても身体は動かない。
偶然にも月明かりが彼女の姿を鏡に映した。
映された潤は桃色の下着姿で鉄製の鎖で吊り下げられていた。
彼女は叫ぼうとしたが何者かに両手で口を塞がれてしまう。
「バカヤロー……大声出すなよ?」
とどこかで聞いたことのある濁声が潤に囁いた。
鏡で姿を確認したかったが、月は雲で隠れてしまっていて後ろに居る人物を確認できなかった。
「手ェ離すから絶対叫ぶなよ?叫んだらお前の命が危ない。助けに来た俺も危ない」
男の声に従うほかない今、彼女はゆっくりと頷く。
「まずは落ち着いて話を聞け」
「俺らが朝、お前らを襲ったのはお前らを助けるため。馬鹿女に邪魔されちまったが」
潤は男の声が襲ってきた男達のリーダー格のものだったことに気が付いた。
「本来なら今日お前はクソ兄貴の慰み者になっちまってた。だが、俺がお前の腕に痕を付けたことで綺麗な身体を弄ぶのが好きなあいつの魔の手から逃れることが出来た」
潤はどういうことと小声で聞き返した。
男はあいつは強姦魔なんだよと返す。
それに足が付かないようによそ様の世界の女だけを対象にするという卑劣漢なんだよと付け加えた。
男は話しながらも鎖を外そうとして鍵穴を探すが見つからない。
「チッめんどくさいものを用意してくれたぜ。」
男は魔力を持ったものにしか解除出来ない代物だと言う。

10:heroism:2012/07/08(日) 18:23 ID:B8Y

男は彼女の口を持っていた手拭いで塞ぐ。
「痛いだろうが、少し我慢しててくれ」
彼は潤の腕を強く握る。
彼女は声を上げたいが、口が塞がっていて声が出ない。
「すまんな。だが助けは来るんだな。これが」
潤は激しい痛みが続いているが、助けが来るという言葉に一縷の希望を見出した。
それから数分後、正面にあった鏡が光り、少女と少年が出てきた。
彼らは潤を縛っている拘束具ごと鏡の中に引きずり込み、男もそれに続く。
少年と少女は声を揃えて着地成功!と叫んだ。
「いてっ」
男は慌てて飛び込んだためにずっこけた。
潤は拘束具から解かれ、椅子に座ることが出来た。
少女はにっこりと満面の笑みで男と少年にさっと目隠しをした。
「あの子は着替えるからイッチーと鰤は目隠ししとけ。」
「目隠しは構わんがせめて橋と呼んでくれ」
と諦めの口調で男は言う。


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