恋愛小説・・・(系)?

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1:rain:2012/07/07(土) 17:16 ID:Ggc


  プロローグ

 君は どうしたらふりむいてくれますか・・・?

 私がどんなに君のことが好きでも、きっと届かない

 君と私の距離は遠すぎて、近すぎて

 君との関係が壊れてしまうのならば この気持ちは言えなくてもかまわない

 だけど君が・・・・・・
 
 他の人のことを好きになってしまった・・・

 そのときはー・・・・・・


 プロローグ:終

2:マミ:2012/07/07(土) 17:24 ID:cnc

いれてくだい!あと小説(恋愛系?)
よかったら!
あと、この続き〜ななにがあったのっ!(“◇д◇////)

3:rain:2012/07/07(土) 17:26 ID:Ggc

 
 ヘタですけどコメントくれるとうれしいです!

4:マミ:2012/07/07(土) 17:28 ID:cnc

これから、頑張って!(`∀´///)♪

5:rain:2012/07/07(土) 17:29 ID:Ggc


 マミさん!ありがとうございます!すごいヘタですケド楽しんでいってください!

6:マミ:2012/07/07(土) 17:30 ID:cnc

あと、私も小説かいてよろしいですか???いきなりごめんなさい!

7:マミ:2012/07/07(土) 17:36 ID:cnc

遅れましたけど、rainさん
よろしくね!
タメ口&呼び捨てでいいよ!〜♪

8:rain:2012/07/07(土) 17:52 ID:Ggc

 第一章:同じクラス

 サァ・・・
 季節は四月、少しずつ桜の花びらがさいてきて、ちょうど満開に近い。
 優しくふく風は暖かく、春が来たことを告げる。
 
 あー・・・気が重い・・・。やだなあ・・・クラス替え。

 彼女の名前は安条蒼(あんじょう あお)。小学五年生。
 蒼の通う小学校は、二年に一度クラス替えがあるのだが、蒼は、三年生の秋からの
 転校生なため、実際クラス替えを体験するのははじめてになる。
 ふだんクラスに慣れてくると、普通に男子に蹴りを入れたりする蒼だったが
 案外人見知りのため、慣れるのには時間がかかる。
 いままで仲の良かった子たちともクラスが離れる可能性のほうが多いので、
 蒼の願いはひとつだけ。

  友達と同じクラスになれますよーにっ!!
 

9:rain:2012/07/07(土) 17:55 ID:Ggc


 OK!じゃあ私もタメ口&呼び捨てで!
 ごめんなさい!小説かくのは私だけでもいいですか?

10:苺:2012/07/07(土) 18:09 ID:wRQ

こんにちは!初めまして♪
苺といいます。
普段は恋愛版や二次創作版のなみだうさぎ〜苺版〜っていう所、あとはいろんなところを転々としてます。
小説版もいっつも回ってて、目に留まったので来てみました。
面白そうなので、これからも来させていただきます!
よろしくお願いします♫

11:rain:2012/07/07(土) 18:37 ID:Ggc

苺さん!ありがとうございます!ヘタですケド、よろしくおねがいします!
ちなみに、呼び捨て&タメ口OKです!

12:rain:2012/07/07(土) 19:55 ID:Ggc

 
 学校につくと、クラスの表を見る。蒼のクラスは五年ニ組。
 名簿の名前は知らない子たちばかり。同じクラスだった子は五人くらいしかいない。
 その五人とも、あまり話したこともなく不安は募るばかりだ。
 階段をあがって教室に行く。扉をあけると数名の男子と女子がいた。
 出席番号順のせきについて周りを見る。
 まだ始業式には時間があるのでランドセルからノートを取り出す。
 シャーペンを持って絵を描き始めると一人の男子が傍にいたことに気付いた。
 「あっ!ごめん びっくりさせちゃった!?」
 蒼より背が低いであろう身長。少し日に焼けて黒い肌。ニカッと笑ったかわいらしい
 少年のような笑顔の顔を見ていると、なんだかこちらまで笑顔になってしまいそうだ。
 「俺、佐藤空(さとうそら)!よろしくね!」
 「あ・・・安条蒼。よろしく。」
 つられてニコッと笑ってしまった。


 クラス替えそうそう、仲の良い男友達ができそうな蒼。
 笑顔で微笑んだ蒼の顔を見て、空の顔がほんの少し紅く染まっていたのは誰も知らないこと。
 だけど二人がこの思いに気付くのはもう少し先の話・・・・・・。

13:サクラ burutyeri625@dokomo.ne.jp:2012/07/07(土) 21:41 ID:qH2

面白いです!!
はじめまして

14:rain:2012/07/08(日) 08:51 ID:Ggc

 −次の日ー

 教室に入ると、空がいることに気がつくのは早かった。
 だって教室には彼しかいないのだから。
 ・・・ガラ・・・
 蒼の扉を開ける音が朝の静かな教室にこだまする。
 空がこちらに気付くのも早かった。
 「おはよ!」
 またあのかわいらしい笑顔でむかえてくれる。
 「おはよ」
 あわててこちらもあいさつするとニカッと微笑んでくれる。
 しばらく二人で話していると蒼が入ってきたまま開いていた扉から
 ひとりの女の子が入ってきた。
 背は蒼と同じくらい高いけれど、けっして染めているわけではなさそうな栗色の髪。
 肌の色は焼けているわけでも白すぎるわけでもなく、その栗色の髪はくるっとカールしていて
 まるでお嬢様みたいな感じだ。
 「おはよう」
 ニコッとあいさつを言うとその子も返してくれた。
 「私、安条蒼。よろしくね!」
 「村上日雪(むらかみひゆき)よろしく!」
 あいさつもそこそこに、いろんな話をした。もちろん空もまじえて。
 前は何組だったとか、今年の担任は誰がよかったとか。
 話しているとだんだんと二人の性格がわかってきた。日雪は語尾は敬語なのだが←これはクセらしい。
 話すときの物腰は明るい。空は、もちろん明るくふるまうがところどころSがまじっている。
 でもそれは蒼も同じなので、しまいには
 「安条もちょいSだよね。」
 と空に言われてしまったくらいだ。
 「うわ、ひどー!」
 「はははっ!」
 空が笑ったのに合わせて日雪が笑う。
 そんなものを見ていると私まで笑ってしまう。こらえきれずに笑ってしまった。
 三人でひとしきり笑った時にちょうどチャイムがなった。
 三人はバラバラにせきにもどる。

 一時間目は・・・自己紹介か・・・。

15:rain:2012/07/08(日) 08:52 ID:Ggc

サクラさん!はじめまして。呼び捨て&タメ口でいいですよ!

16:rain:2012/07/08(日) 13:38 ID:Ggc


 「相澤優です。好きな食べ物はー・・・。」
 「浅野圭吾です。趣味は野球とサッカーで・・・。」
 ただいま絶賛自己紹介中です。みんな思い思いのことをしゃべってる。
 私はあ行の一番最後だから、つまり三番目。ほら、もう順番。
 「安条蒼です。趣味は音楽を聴くことと、絵を描くことで、手芸とかも割と好きです。
  よろしくおねがいします。」
 席に座るとみんなが拍手をする。何となく恥ずかしくなってしまう。
 「井上涼です。」
 あ行が終わって、か行も終わり、次はさ行。
 「佐藤空です。サッカーが好きで、犬を三匹飼っています!妹が一人います!」
 ・・・ぷっ。なんて統一性のない自己紹介・・・。
 笑っちゃうんですけど。でも・・・ハキハキと堂々としゃべっていてかっこいい。
 
 ・・・ドキ・・・

 ・・・なんか今胸の奥がー・・・なんだろ・・・。

17:rain:2012/07/08(日) 13:47 ID:Ggc

えっとですね・・・遅れましたけど、この小説はですね
恋とかまったく関係ないところから始まってるわけですけども
これから、六年、中学、高校と続けていきたいなー・・・。と。
かなりゆっくり時が進んでおりますけども、それでもよろしければ
どうぞみていってやってください。
 
それから中学生編の予告なんかをちょっとかいてみようかなー・・・って
思ったりしてるんですけど・・・

18:マミ:2012/07/08(日) 20:56 ID:cnc

いままでこれませんでした。
rainさん>わかりました。これから
頑張って小説かいてね〜♪
楽しみにしてます。

19:rain:2012/07/08(日) 21:17 ID:Ggc

マミ!ありがとう!こんなくだらない小説を見てくれて!
あと、タメ口と呼び捨てでいいよ

20:rain:2012/07/08(日) 21:34 ID:Ggc

 結局、あの一瞬ドキッとしたのは何だったんだろう。
 そのあと、他の男子の自己紹介を聞いてもああはならなかった。
 どうやら、あのドキッとする感じは佐藤にだけらしい。
 五分休みに蒼は考える。が、なにしろこんな感情を体験するのは初めてなので
 何も思い浮かばない。
 ふと顔を上げると、空が女子と楽しそうに話している。
 
 ・・・チクッ・・・
 
 今度は胸の奥が焼けていくように痛くなった。そして直感的に思う。
 ・・・こんなところみていたくない・・・
 目をそらしたいけどそらせない現実がそこにある。
 どうして自分がこんなことになっているのかわからない。
 ましてやこの感情がなんなのかも。
 バチッと空と目があう。とたんに顔が赤くなった気がして目をそらす。
 「安じょ・・・」
 空が蒼に声をかけたのとチャイムがなったのはどちらが早かっただろう。
 その時蒼は自分の高鳴っている心臓を隣の男子に聞かれないよう
 おさえるのに必死だった。

21:rain:2012/07/08(日) 21:46 ID:Ggc

 ・・・変だ・・・。
 今まで女子といてこんな感情になんかなったことないのに。
 さっきの蒼の顔が頭から離れない。
  
 先生の授業も教科書の問題も耳にも頭にも入らない。
 考えても考えても、出てくるのは蒼のことばかり。
 まだ知り合って二日なのに。
 ・・・どうして・・・?
 どうしてこんなにも、蒼のことばかり・・・?

22:マミ:2012/07/08(日) 22:36 ID:cnc

OK〜♪くだらくないよっ!
ちょーーー上手だよっ!!!!
頑張ってねっ!

23:rain:2012/07/08(日) 23:31 ID:Ggc

イエイエ・・・国語の定期考査80点なのでね。
ちなみに中1ですよ マミは?

24:rain:2012/07/09(月) 00:06 ID:Ggc

そのあとも空と目が合いそうになると視線をそらす・・・。の繰り返し。
いい加減自分が嫌になってくる。
そしてあっという間に昼休み。 
早速仲良くなった女子と話しているとまた空と目が合いそうになる。
「・・・ごめん、トイレ行ってくるね」
トイレに行くと嘘を言って教室を飛び出す。・・・と腕を引っ張られた。
ふりむくと・・・空だ。
空はそのまま蒼を引っ張っていく。
「ちょ・・・佐藤、どくいく・・・「うるさい。」
『どこ行くの?』
と聞く前に切られてしまった。
後ろからなので表情は見えないがどうやら怒っているらしい。いや、たぶん確実に怒っている。
その小さな背中からでもわかるくらいに黒いオーラが立ち上っているから。
・・・ぶっちゃけ、怖い。昨日までのかわいい笑顔はどこへやら。
空について行った場所は屋上。暖かい春の香りと太陽の光で気持ちいい。
クルッと空がこちらを向いた。
「・・・ねえどうしたの?今日 変だよ?」
図星を突かれ返事に困る。
「え・・・えと・・・その・・・」
「・・・もういい。」
またもや切られてしまった。
しかも今度は強い口調。
「わかったよ。そういうことなんだろ?俺にも誰にも言いたくない。
 だったら俺は聞かない。それに聞きたくもない。」
冷たい口調だった。空は教室に戻ろうとする。蒼の返事を待たずに。
「ちょ・・・佐藤・・・」
蒼は震える声を出して手を伸ばすがその手は振り払われる。
空は走ってゆく。
蒼は空が走って行ったその廊下を空がいなくなったことを確認するとペタンとその場に座る。
「・・・ふっ・・・ぅ・・・」
下を向くと流れてくる、塩辛い液体。
止めたくても止められない。どんどん流れ出てくる。
これほど痛い痛みを私は感じたことはない。
胸の奥がギュッと締め付けられる感覚。
とても痛くて苦しい。
 
その夜、私は泣き続けた。
涙がこれ以上でないだろうというほどに・・・。

25:rain:2012/07/09(月) 00:30 ID:Ggc

「バッカじゃねーの?このクソが」
「ハイ・・・最もです。すいません・・・」
「俺に誤ったってしょうがねーだろーが!このバカ!」
ベシッと頭をたたかれる。
えー・・・ただいま俺、佐藤空は、幼馴染の柳有人に説教くらってます。
その理由は・・・もうみんなわかるよね?
・・・そう あ「おいお前誰と話してんだよ。」
「え?」
ちょっと引き気味に有人が言う。
「言っとくけど、ぜんっぶ漏れてるから、声。」
「ええっ!?」
「いや、これマジだから。」
「んじゃ俺これから塾だから。バイバイ。」
バイバーイと手を振る。
・・・はあ・・・
「泣かせたいわけじゃなかったんだけどなあ・・・」
ボソッと呟く。
ー・・・知ってるんだ実は、蒼が泣いてたこと。
昼休み、俺は蒼にキレた。いやはっきり言うと、逆ギレ。
・・・でも蒼が、俺と目が合うとそらすクセに、他の男子とは楽しそうに話すからー・・・
それがなんか悔しくて、つい。
何度も謝ろうと思って口を開こうとしたけれど、言葉に詰まった。
できることなら早く仲直りしたいけれど
俺はどこかで感じていた。このまま蒼とー・・・

長い間、話せなくなりそうだということを。









 第一章:完

26:rain:2012/07/10(火) 19:32 ID:Ggc

第二章:君に…

 どんなに涙が流れても
 それでもお腹は減って、
 それでも夜は明けて明日はくるもので
 涙は乾いてでなくなっても……
 心にくもった霧は晴れない
   

 君と話したい
 だけど話せない
  
 その間も君は、他の女子と話して私とは話さない
 
 君に好きな人がいる

 そう思った
 そのときわかったよ


 君のことが好きなんだ・・・と
 

 だけどかなわないこの思い
 だから私は……応援するよ



 君と話さなくなって約一年。
 ほらまた、桜の花が咲いている。
 
 君とは話せないままだけどー……

27:rain:2012/07/10(火) 19:43 ID:Ggc

 
 その夜俺は考えたよ
 考えに考えたけど答えは出なくて
 −このまま夜が明けなければいいのにー…
 そう思った

 でも、時は残酷で
 夜が明けて、朝は来て、青空が見えても
 心に曇った霧は晴れないんだ
  

 君と話したいよ
 だけど話せないね
 俺たちの間にできた隙間と傷は約一年分
 
 その間も君は他の男子と話している
 それが悔しくて、イラついて
 
 なんだか認めたくないけどさ……


 君には好きな人がいる…

 そう思った

 その時わかったよ
 俺は、君のことが好きなんだ……と
  

 だけどかなわいね
 一年の溝は簡単には埋まらないよ

 桜の花びら散るこの季節 
 君との出会い思いだす


 君とは話せないまま
 時は過ぎてゆくのかなー……

28:rain:2012/07/13(金) 23:34 ID:Ggc


 時は過ぎー…
 季節は五月。
 実はもうすぐ移動教室。
 クラスのみんなは楽しみでしかたないってカオしてるけど、私は憂鬱。
 
 …だって…佐藤と同じ班だから…

 移動教室はずっとこの班で生活しなくちゃいけないから、生活班っていう。
 (寝るとき以外)
 他の班員は、柳有人、村上日雪、遠山祐希、森田玲央。
 男子四名、女子二名の六人班。
 生活班は先生が決めたからしょうがないけどさ…
 三泊四日…ずっとさとうちと一緒なんて…
  
 去年のあの日以来、佐藤とは一言もしゃべってない。
 むしろおたがいの存在を消しているって感じ。
  
 「じゃあ班長と副班は、空と安条な?」
 「はーい いーよ」
 
 …え…?今言ったのは柳有人。
 なっなんで私が佐藤と一緒の係なの…?
 班長と副班なんて係の中で最もしゃべる係じゃん!
 
 「勝手に決めてんじゃねーよ」
 
 うざったそうに佐藤が呟く。
 だけども決まったことはしょうがないというふうに柳と遠山が言う。
  
 「だってなんでもいいって言ったの空じゃん?」

 そのあとに続いたのが森田。
 佐藤は係自体が嫌なんじゃないんだよ。たぶん。

 「だからなんで俺と安条が同じ役割なわけ?」
  
 ホラ。私とやるのが嫌なんだよ。
 これ以上ここにいたくない。
 そう思ったら教室を飛び出していた。
 「蒼!?」


 「空!?」
 
 蒼が飛び出していって30秒もたたないうち、
 蒼を追いかけるように空も教室を出て行った。

29:rain:2012/07/14(土) 15:12 ID:Ggc

…最近誰も来ないですねぇ…

 
 まだ授業中の廊下を走って、階段を上ること数分。
 気付いた時には屋上だった。
 ゆっくり足を踏み入れる。
 あの時となんら変わらない。
  
 …どうして…仲直りできなかったのかな…
 
 今までずっと逃げてきた。
 自分の感情から。
 空が悪いんじゃないかって思ったこともあった。
 空が誤ればいいって。
 私は結局、全部空のせいにして、自分から動こうとしなかったんだ。
 …そう…悪いのは、全部私…
 「…ッ蒼!」
 
 誰かの声が聞こえた。
 一年ぶりに聞いた、あの声ー…。
 空だ。空の声だ。
 後ろを振り向くと息を切らして立っている空がいた。
 一年ぶりに見る空は少しだけ声が低くて―…
 私より低かった身長も、今は同じくらい。
 だけど一つだけ変わってない。
 人の目をまっすぐに見つめる瞳。
 これだけは変わっていない。
 私が恋した、とても愛おしい瞳。
 
 「…ごめん…。」
 空が呟くような声で言う。
 「ずっと…無視してて―…。」
  
 …どうして、今その言葉を言うの?
 ずっと言ってほしかったその言葉。
 だけどこんなところで言われたら、涙がでてきてしまう。
 
 うれしい。
 
 この瞬間、私は空に嫌われていなかったんだと思うことができた。

30:rain:2012/07/20(金) 19:30 ID:eok

 目に、じわりと滲んできた涙。
 とめどなく、流れてくる。
 「蒼…」
 今空の言うことに言葉を返す余裕はない。
 涙を止めることに必死になりすぎて。
 
 −…ぎゅっ…

 ふいに抱きしめられる。
 誰に抱きしめられたかなんて、確かめる必要もない。
 −…さっき言ったことで一つ、訂正がある。
 『私と同じくらいの身長。』
 それは遠くから見たからそう見えただけで実際は…。
 はるかに高くなっている。時の流れ…それを実感する。
 「…蒼、聞いてくれる?」
 いつの間にか、名字から下呼びになっていた名前。
 …空の声が、手が、震えている。
 私は無言で頷く。
 「…まず、ひとつ…ごめんな。この一年、ずっと思ってた。
  早く謝りたかったけど、できなかった。」
  
 早く謝りたい。
 この気持ちは二人一緒だった。
 
 「それから…謝ることばっかなんだけど
  …泣かせて…ごめん。知ってたんだ、泣いてたこと。」
 
 そして…
 「また、前みたいに仲良くしてくれる…?」
 私は頷く。
 今度は、満面の笑顔で。
 




 この春
 私はあなたに


 二度目の恋をしました。

31:うにゃ ◆4AUw:2012/07/20(金) 19:45 ID:If.

甘酸っぱい恋が描けていて、主人公たちの気持ちに思わず自分もつられてしまうところでした!
心情がこと細かくかけていて素晴らしい。とりあえず全体的に素晴らしい←

ただ、気になるのが擬音。
ガラッ…だとかそういう感じの音ですね。
ところどころ現れる擬音が目につくので、どうにか文章で表してみてください。

それと、よく空と蒼で視点が変わりますが、変わる当初は少し混乱しがち…
どうしても、どういう場合は別に読んでいけば理解できますからそう大きいポイントではないんですけども…
「○○視点」などと加えてみたら如何でしょう?
「なんとなく嫌です〜」って場合はこのポイントは無視してくださって結構ですよ。

それと、せっかく蒼が入ってきた最初の一年が流されてしまったのが残念。
出来れば一年を飛ばさず、もう少しだけ詳細を含んでほしかったですね。

最後に…ひッ、日雪ちゃんは!?←


俺なんかに審査を依頼してくれてありがとうございました。
それと、遅くなってしまいまことに申し訳ありません。
貴女の文才を是非くださいと言いたいところですがとりあえず黙っておきます((

ではでは…
本当にありがとうございました!

32:rain:2012/07/21(土) 21:52 ID:eok


 「よかったね、蒼」
 「うん、ありがと日雪」

 教室に帰ってきて、空と仲直りできたことを日雪に言うと誰よりも喜んでくれた。
 日雪はいつでも優しくて、私のことを一番に気遣ってくれる。
 「あーでも寂しいなぁ」
 「なにが?」
 「蒼が取られちゃうみたいで。」
 「取られるって…まだ付き合ってるわけじゃないんだから」
 「…え?」
 といった日雪の顔は青ざめていてそれから小さな声で
 《あんたたち、付き合ってんじゃないの!?》
 と聞いてきた。
 私は仲直りしてくれる?と言われただけで付き合ってと言われたわけじゃない。
 ということを伝えた。
 どうやら日雪の中では、私と空は付き合っていることになっていたらしい。
 たしかに屋上では抱きしめられたが、別にそれ以上のことはない。
 でも…
 私は空が好き。これは本当。
 だけど私が空を好きだからといって空が私を好きとは限らない。
 「…ッチ…そこは告れよ…佐藤…」
 …チ…てあなた。外見と言葉のギャップが…。
 でもさあ…日雪は…
 「日雪は柳と幸せになってればいいんだからさ。」
 そう、実は日雪は、空の幼馴染の柳有人君と付き合っているのです。
 春休みに告白されて付き合っているとか何とか。
 「私のことはいいの!」
 ゎぁ…顔真っ赤にしちゃって。かーわいい。
 「蒼!班長会始まるぞ!」
 私と空もあのまま戻って班長と副班でいいってみんなにいいました。
 「ホラ、彼氏が呼んでるよ!」
 「だから付き合ってないって!」
 日雪に言い返しながらもつぶしていた上履きのかかとを履きなおして
 私は空のところへ走って行った。
 

33:rain:2012/07/22(日) 12:01 ID:eok


 「班長会って何!?聞いてないけど」
 「俺も聞いてなかったけど、有人が朝、先生が言ってたって」
 「つまり話聞いてなかったんでしょ?」
 「お前もだろーが!」 
 コツッと頭をたたかれながらも走って班長会の6−4に。
 教室の中は静まり返ってみんな話を聞いていたから
 空が扉を開ける音だけが響く。
 「こら!佐藤空!安条蒼!早く席に着きなさい!」
 「だって知らなかったんですぅ」
 「変な言い訳はしなくていい!」
 先生に怒られた空はしぶしぶ席へ。
 「バカ」
 「うるせ」
 「そこ!しゃべらない!」
 またも怒られて、クスクスと笑いながら私と空は席に着いた。

34:rain:2012/07/23(月) 23:22 ID:eok


 「ったく…あの先生ウザ…」
 「いや、空が悪いだろう。アレは。」
 
 空は今すごい不機嫌。さっきの班長会で先生に怒られたから。
 まあでも、みんなで話し合ってるときに一人だけノートに落書きしてるのもどうかと思うけど。
 空はいっつもこう。妙に子供っぽい時もあれば、変に大人びて見える時もある。
 まるで二重人格だ。

 …でも…そういうところも全部ひっくるめて空が好き。
 でも最近の空の視線はたぶん私じゃなくて他の女の子。
 
 −中橋夏海ちゃん−
 空と3・4年同じクラスだったコ。
 最近夏海ちゃんとばっかり話してるような気がするから。
 そこで私が出した結論。
 −空のことを応援する−
 これが私の結論。
 私の気持ちは言えなくてもかまわないよ。
 でもせめて…


  
 〜応援するくらいはさせてね…?〜

35:rain:2012/07/24(火) 20:31 ID:eok

すいません!34の小説は取り消しでお願いします!


 

36:rain:2012/07/25(水) 10:21 ID:eok


 「何なの…あの先生…」
 「いや、あれは空が悪いだろう・・・?」

 空は今すごい不機嫌。
 理由はさっきの班長会で空が話を聞いていなくて先生に怒られたから。
 それもみんなの前でね。
 まあどう見ても空が悪い状況だからしょうがないんだけど。
 
 「もーやだー」

 空の顔を横目で見る。
 ふてくされているその表情でさえかわいいと思えてしまう。
 最近はあんなにいくのが嫌だった移動教室でさえ、楽しみに思えてきた。
 二泊三日。
 いつも空と入れるのだから。
 
 そう思うと空と蒼は教室の中に入って行った。




 第二章:完

37:rain:2012/07/26(木) 18:42 ID:eok

第三章:恋

   二泊三日

 空side 

 「空ー準備できてるの?」
 「できてるってばー」

 今日は五月二十日。
 今日から二泊三日の移動教室。
 
 …前までは憂鬱でしかたなかったけど…
 今では楽しみでしかたない。
 
 ニ階の自室から階段を下りてリビングへ行く
 途中何度かギシッという音がした。
 「まったく、こういうときだけ早起きなんだから。」
 リビングへ行くと母さんが皮肉混じりな声で言う。
 …うるさいなあ…
 本当はそう言いたいが我慢する。
 殴られたら大変だ。
 
 ……しょうがねえじゃん……
 二泊三日、蒼と一緒なんだから。
 バスの座席は、有人と村上がコソコソ話し合って変だと思ったけど
 蒼と隣にしてくれた。
 どうやら、バレバレだったようだ。
 俺が蒼のことを好きなコトが。
 まあ、蒼は知らないと思うけどな。

 そう思いなら空は朝ごはんの目玉焼きを口に運んだ。


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