超能力ガーディアンU

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1:咲:2012/07/09(月) 22:01 ID:s92

はじめまして。
この話は、あたしが前にまんがで書いていた話を小説化するものです。
第一部はまんが、第二部は小説です。
途中で破棄するかもしれませんが、よろしくお願いします。

[登場人物]
愛田 薫(13)
双子の自称姉。
空を飛ぶ超能力をもつ少女。
世話焼きでしっかり者。

愛田 昴(13)
双子の自称弟。
空を飛ぶ超能力をもつ少年。
冷静沈着。
姉の能力の使い方には一目置いている。

2:咲:2012/07/10(火) 17:16 ID:jfk

時間がないから、ちょっとだけ。

♯1 廊下でいつものハプニング
キーンコーンカーンコーン
(やったぁ! 終わったぁ!)
(薫、うるさい。)
(悪かったわね。 嬉しんだからいいじゃん。)
あたし達がいつものやりとりをする。
「愛田さん、立ってください。」
「あっ すみません。」
あっちゃあ 忘れてた。

3:咲:2012/07/10(火) 18:44 ID:pAU

(毎回立つめんどくさー)
(僕だってめんどくさいよ。)
あたしはしぶしぶ立った。
「姿勢 礼」
「ありがとーございました!」
やけになって言った。
「昴ぅー」
「なに?」
あたしは少し離れた昴の席へいき、いま何時か聞いた。
「………」
「なによ。その呆れた目は。」
「時計見ればすむことだろ。」
「めんどくさいから聞いたの。 双子なんだから、そのくらいわかってよ。」
そう。
あたしと昴は双子。
二卵性じゃなく、異性一卵性ソーセージ あっ 違った 双生児。
ごくまれに生まれるらしい。
あたしが生まれて、その2秒後に昴が生まれたから、あたしがお姉さん。
昴も、それは認めてるみたい。

4:咲:2012/07/13(金) 20:23 ID:KBg

「で、いま何時?」
昴がため息をついた。
「……10時21分。」

「ってことは、第一休憩?」
20分間の?
「そう。」
「わあーい!」
あたしは教室を飛び出していった。
「またなんかやっかいなこと起こすなよ!」
「わーかってるってぇ! ってわああああ!!」
「あっちゃ………」
昴は頭を抱えた。
それもそのはず。
あと0.001秒で、先輩とぶつかるっっ!
「きゃあ―――――っ!」
先輩が叫んだ。
――――――にっ
(薫、やれ。)
(りょーかいっ)
ふわっ
「よっとぉ!」
「……えっ………」
――――すとっ
「すみません、先輩。 次からは気を付けます。」
あたしはまた走り始めた。
また役に立ったな、この能力。
超能力。
それは、主に小説とかに出てくる(らしい。)魔法のような能力。
でも、それは現実に存在する。
あたしと昴には、超能力がある。
それは、空を飛ぶ能力。
残念ながらそれ以外はないんだけど、これだけでもけっこう役に立つ。
(とくにこーゆーときが便利なんだよね〜)
(確かに。)
やっぱり、超能力って必要だよ。

5:姫:2012/07/13(金) 20:51 ID:U5I

ストーリー中ごめんなさい!
面白いので…あの…
入っていいですか?

6:咲:2012/07/14(土) 09:06 ID:v4A

どうぞ 姫さん。
あたしのことは呼び捨て&ため口でいいので、よろしくね。

7:咲:2012/07/14(土) 12:05 ID:v4A

♯2 怪盗ジョーカーのお手伝い

「ただいま〜」
「ただいま」
あたし達はそろって帰ってきた。
「さーてとっ」
「さーてと?」
「浮くのよ。 帰ったらいつもやってるでしょ?」
「そういえば。」
せーの
ふわっ
「あー らく。 体重20キロ減った気分。」
昴も浮いてる。
「こっちは25キロ。」
「それってあたしが重いってこと?」
「どうだろうね。」
むうー
カチッ
「なんの音?」
「小型通信機が反応してる。」
あたしはいったん下り、赤くて長いスカーフを手に取った。
なんで赤くて長いスカーフを取ったの?
それは、赤くて長いスカーフに小型通信機がついてるから。
なんでついてるのかはまた今度説明するね。
「薫です。なに?」
『あっ 薫?』
あ この声……
「アスカ!?」
『そう! 久しぶり!』
アスカはあたしの親友。
本名岩本飛鳥。
呼び名はアスカ。(そのまんまじゃん。byアスカ)
「ほんと久しぶり! 急にどうしたの?」
『えっとね、ちょっと手伝ってほしいの。』
手伝う?
「手伝うって、なにを?」
昴の声がした。
昴は昴で、自分の通信気を使って話してる。
「昴、ケイと話してんの?」
「そう。」
あったりぃ。
昴と話してるのはケイ。
本名紅本圭。
呼び名はケイ。(やっぱそのまんま……byアスカ)
「で、どうしたんだよ。」
「ちょっといい?」
あたしは昴からスカーフ(昴のは青くて長いスカーフ。)を取り上げた。
「ケイ? 久しぶり!」
『………薫か。』
「あたり。」
昴にスカーフを返した。
「なにがやりたかったんだよ。」
「別に〜」
あたしはアスカとの会話に戻った。
「で、なに?」
『あのさ、わたしとケイ怪盗ジョーカーでしょ。』
「うん。」
読者のみなさん、ぎょっとしてますね。(一部。)
ちょっとお待ちを。
『それで、次の犯行のために人が必要なの。』
「おとり?」
『そう。』
「で、それを僕達がやるわけか。」
昴のほうでも、話が通ってるみたい。
『だから、手伝ってくれない?」
「OK!」
「いいよ。」
『ありがとう! じゃあ、また連絡するね。』
カチッ
「また会えるのかぁ。 楽しみ。」
「じゃあ予定開けとかないとな。」
では、お話しします。
まずあたしと昴がやっていることから。
あたしと昴は、空を飛ぶ超能力がある。
それを有効利用できないかって考えて、はじめたのがこれ。
超能力ガーディアン。(エスパーガーディアン)
この能力を使って、人助けをしようっていうもの。
いままでに飛び降り自殺しようとした人・子の命を救ってきた。
それ以外にも、いろいろやってきたけどね。
次は、怪盗ジョーカーの説明。
アスカ&ケイは、怪盗ジョーカー。
先祖から受け継いできた職業だそうで、13歳になったら継がなくちゃいけないらしい。
でも単なる悪い泥棒じゃない。
平成の義賊っていうの?
盗まれたものを取り返して元の持ち主に返す怪盗。
正義の味方だよ。
それで、前に盗みをやってたとき、あたしと昴はひまつぶしに野次馬として見てた。
そしたらアスカが屋上から落ちそうになって、結果的に落ちて、もうちょっとで地面に墜落する!
ってとこで、あたし達超能力ガーディアン出動。
落としかけた宝石&落ちてきたアスカをキャッチして、別のビルに移動。
それから通信気を交換して、助けが必要になったら呼んでねってことになった。
これが、超能力ガーディアンと怪盗ジョーカーのつながり。
で、今回も助けね。
さて、いつかな〜

8:咲:2012/07/14(土) 12:24 ID:v4A

今回の話は怪盗ジョーカーとの合作です。
怪盗ジョーカー作者のブラックキャットは、あたしの友達なので。

9:ブラックキャット:2012/07/14(土) 13:23 ID:bAY

ああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!
すげぇっ!!
頑張ってね〜

はしゃぎすぎました… さーせんっ

10:咲:2012/07/14(土) 15:18 ID:ixM

はいはい。
あんたんとこの二人、使わせてもらます!

11:咲:2012/07/14(土) 15:19 ID:ixM

あー ミスっ
もらます じゃなくて、もらいます!

12:咲:2012/07/14(土) 18:56 ID:JHs

♯3 再会と事件

あたしと昴は、駅に来ていた。
昨日アスカ&ケイから連絡がきて、一回作戦会議のため会おうってことになったの。
待ち合わせは10時に駅の改札口。
二駅離れてて、アスカ達が来ることになったんだ。
あと2分47秒で10時になるんだけど……
「薫!」
あっ
「アスカ!」
「「久しぶり〜!」」
感動の再会!
「よ。」
「久しぶり。」
あっちも再会。
「アスカ髪伸びた?」
「たぶん。 あれから切ってないし。」
「通信機一回壊れたから、直しておいた。」
「あ、どうも。」
それぞれの会話が弾む。
「じゃ、行こう。」
「どこに?」
「話ができて、涼しいとこ。」
話ができて、涼しいとこ……。
「バス停横のリーフはどう?」
「じゃあ案内よろしく。」
出っぱーつ!

13:咲:2012/07/15(日) 13:17 ID:FLo




リーフ到着っ。
バス停前のファミリーカフェ、leaf。(リーフ)
そばに大っきな楓の木があって、ガラス張りの壁に木漏れ日が差し込む居心地がいいカフェ。
この木があるから、夏はめっちゃ涼しいのかな。
「わあ、おしゃれなカフェ!」
アスカが扉を開ける。
チリリリリン
「いらっしゃいませー」
「「こんにちはー!」」
「あら薫ちゃん! いらっしゃい」
「美貴さん、こんにちは!」
するとケイが聞いた。
「知り合い?」
「昔家が隣で、よく一緒に遊んでたんだ。」
「あたし達とは8歳違いのお姉さん。」
美貴さんが聞いた。
「お友達?」
「そう! ちょっと遠いから、遠距離友達。」
恋愛じゃなしにね。
「アスカにケイだよ。」
「はじめまして。」
「よろしく。」
「わたしは美貴。仲良くしてね。」
美貴さんが笑う。
笑顔、超かわいいんだよね。
ここの看板娘って噂もあるし。
「席はご自由に。」
「じゃあここー!」
あたしが座ったのは、楓の木陰の真下。
「薫ちゃんの指定席ね。」
あったりぃ。
「アスカ、ここ座る?」
「ありがと。」
あたしの向かいに昴、アスカの向かいにケイが座った。
「じゃあ、作戦だけど……」
「ケイ、ちょっと待って。」
「どうしたの?」
アスカに聞かれ、あたしは黙って指差した。
美貴さんがお水を持ってこっちに来る。
「厨房からそんなに距離ないから、話はまる聞こえよ。」
「ごめん。」
ここあんまり広くないんだよね。
入口からみて、縦が10メートルくらいで、横が10メートルくらい。
つまり正方形。
厨房含めたらどうなるんだろ。
「はい、どうぞ。」
「ありがとうございます。」
「いいのよ、ため口で。 ご注文は?」
あっ 忘れてた。
「あたしは……バニラフロート!」
「じゃあわたしは、イチゴフロート!」
「アイスコーヒー」
「2つ。」
「以上でよろしいですか?」
「はい!」
「少々お待ちください。」
さてと。
「アスカ、毎回イチゴフロート頼むよな。」
「いいじゃん、おいしいんだから。」
「太るぞ。」
「うっさいわね!」
はは。
「じゃあ、改めて作戦会議……」
「お待たせしました。」
頼んだものが運ばれてきた。
「早っ!」
「ここっていつも早いからいいんだよね。」
「薫ちゃんがバニラフロート アスカちゃんがイチゴフロート 昴くんとケイくんがアイスコーヒーね。」
ちゃちゃっと置いた。
「わあ おいしそう!」
「見た目じゃなくて、中身もおいしいわよ。」
美貴さん、宣伝。
ちゃっかりしてるなぁ。
「「いただきまーす!」」
ぱくっ
「おいしい!」
「でしょ!」
アスカが笑顔になる。
「配合がうまいな。」
「そう言うと思った。」
昴達も盛り上がってる。
「今度からちょくちょく来ようかな。」
「ふふ よろしくね。」
美貴さんが笑う。
「美貴ちゃーん ちょっとー」
「あ はーい!」
飛んでいった。
「じゃ、作戦会議、スタート!」

       ☆

「ごちそうさまでした!」
「また来てねー」
チリリリリン
あたし達は美貴さんに見送られ、
「ここいいね! 早いしおいしいし安い! おまけに居心地がいい。」
「パソコンがつながるし。」
ジョーカーチームもリーフが気にいったみたい。
よかった、ここで。
そのとき――――――
太陽の光を、なにかがさえぎった。
なに……?
あたし達が上を見上げると、ビルの屋上に人影。
一人が、空中に足を踏み出した――――――!

14:咲:2012/07/15(日) 20:44 ID:Wec

「「「「あぶないっっ!」」」」
全員叫んだ。
あたしと昴が目を合わせる。
(やるよ。)
(おう。)
ふわっ
あたしは飛んだ瞬間、目を閉じて、強く念じた。
そうすれば………
スピードアップ!
そして――――――
無事キャッチ!
「はい もうだめね。」
キャッチされたほうはめちゃくちゃぎょっとしてる。
ふいに、肩をたたかれた。
「誰?」
「薫」
「アスカ!?」
アスカは壁にへばりついていた。
あ、登ってきたんだ。

15:咲:2012/07/16(月) 06:59 ID:mc6

アスカならこんなこと余裕。
一応ジョーカーだし。
「窓割るから、建物の中に入れて!」
「ラジャー!」
バキッ パリイイイン
「じゃあ、ちょっと中で待っててね。」
ぽいっ
投げた。
別に大丈夫。
中にケイがいうのが見えたし、キャッチ&逃げ出さんように見張りしてくれるでしょ。
「薫、上!」
へ?
「うわっっ!」
今度は三人ぐらい一気に落ちてきた。
1人じゃなかったの!?
「いったい何人いるのよぉ!」
「とにかく、全員受け止めるぞ!」
それしかないでしょ!
「あたしが2人やるから、昴は1人お願い!」
「了解!」
ぼすっ ぼすっ
あたしの腕の中に2人が同時に着地する。
けっこう衝撃きたぁ。
「アスカ、お願い!」
「まかせて!」
アスカに渡し、ケイへ回す。
昴も渡した。
すると、アスカの目が大きく見開かれた。
「薫!」
えっ……?
上を見た。
「ええええええええ!!」
10人同時に落ちてきた!

16:くま:2012/07/16(月) 09:07 ID:H2k

って、なにが、落ちてきたの?

17:咲:2012/07/16(月) 19:20 ID:JkU

人だよ、人!

18:咲:2012/07/16(月) 19:48 ID:JkU

(こんな大人数、あたしと昴だけじゃあ……)
「薫!」
すぐそばで、アスカの声が聞こえた。
「手伝うよ!」
「アスカ、無理だよ!」
「ワイヤー使えば、大丈夫!」
あっ
アスカは、怪盗ジョーカーになっていた。
姿は前と変わらない。
にっ
「じゃあ、中心の2人頼んだよ!」
「OK!」
もう時間がない。
「昴は左の4人! あたしは左の4人やるから!」
4人まとめてキャッチするには、やっぱり、こうするしかないでしょ!
バッ
あたしは一瞬で、超能力ガーディアンの姿になった。
昴も、なってる。
よし、これで――――――!
「はっっ」
あたしが腕で抱えられるのは3人まで。
残る1人は………
「えいっっ!」
シュルッッ
「できた!」
赤くて長いスカーフで、巻き取った。
その人は宙吊りだけどね。
昴も同じ方法を使ってる。
「ぐっっ……」
あっ そうだ、アスカ!
アスカは雨どいにワイヤーをひっかけ、左腕で2人を抱えていた。
右手首のところのワイヤー撃ったんだ……。
「アスカ!」
「薫……! これ……」
かなりきつそう。
違う。右手首が痛いんだ。
自分含め3人の全体重が右手首にかかってるから、くじいたりしてるかも。
アスカ馬鹿力だから、こんなの余裕。
「ちょっと待ってて!」
あたしはケイに4人を手渡し、アスカの元へ飛んだ。
めんどくさいからそのままアスカを抱え、割れた窓に運んだ。
「アスカ、大丈夫か?」
「なんとか……」
ふう。
あとは……
「ジョーカーは下に降りてて。ここからはあたしと昴の仕事だから。」
「それに、怪盗ジョーカーってことをあいつらに知られて、警察に通報されたらまずいだろ?」
そうよね。
「………わかった。頼んだぞ。」
「まかせておけ。」
「アスカの手当、よろしくね。」
2人は去っていった。
(じゃ、こいつら片づけるか。)
(りょーかい)
あたしはまず、目の前のスーツの男性に聞いてみた。

19:咲:2012/07/21(土) 18:48 ID:fZA

「あんな高いとこで、なにしてたの?」
相手は答えない。
「食事会? 同窓会? まさか合コン?」
(おい。なに茶化してんだ。)
(緊張ほぐしてるだけ〜)
(薫、なんで緊張なんかしてんだよ。)
(あたしじゃないよ。このスーツの緊張ほぐし。)
「なんか言いなさい。」
だんだんむかついてきた。
「言わないと思いっきり……」
「自殺しようとしてたんだよ! 子供(ガキ)でも、そのぐらい理解しろ!」
がっ 子供!?
おもわずこぶしをかまえる。
「僕はわかってます。投身自殺しようとしていたんですね。」
おのれ、昴。
あたしだけ理解力ないみたいじゃない。
「あのねぇ……子供っていっても、あたしこれでも13よ。」
「十分子供じゃねえか。」
「悪かったわね!」
言い争いになる。
「薫、うるさい。」
「昴、うるさい。」
同じ台詞を返す。
これ双子の鉄則よっ。
「どうしてしようとしたんですか? しかも、こんな大人数で。」
こらぁ!
お前完璧無視したなぁ。
「借金が2000万あったんだ。こんな大金、一生かけても払えない。」
「じゃあつくらなきゃいいじゃないの。」
「娘の手術費用だったんだよ……。」
あら、お気の毒。
「他の人は?」
「こいつらは、自殺サイトで知り合った仲間だ。みんなそれぞれ自殺しようと考えていて、どうせならみんなで死のうと相談して決めた。」
それが、今日だったわけね。
「みなさんの動機は?」
昴が呼びかけると、あちこちから声が上がる。
借金 いじめ 姑いじめ 虐待 DV ………
………。
「―――――ようやくわかったわ。」
騒いでいた奴等が、一瞬で静まる。
「あんた達が、これらを言い訳にして平気で自分の命投げ出す愚か者だってことがね!」
あたしが言い放った瞬間、奴等は大声でわめきだした。
「お前みたいな子供になにがわかる!」
「私達は、苦しんで苦しんで、もう耐えられなくなったから自殺する道を選んだの。」
「生きるか死ぬかの究極の選択だぞ!」
「そう、その選択よ!」
あたしは息を吸った。
「その選択をするのに、あんた達はめちゃくちゃ考えた。 そうでしょ?」
間をおいて、奴等がまばらにうなずく。
「中には夜も寝ずに考えた人もいるでしょうね。」
3人ほど手が挙がる。
「でもそのとき、あんた達は冷静になった? 落ち着いて考えた?」
沈黙が辺りを包んだ。
誰一人、そうじゃないみたい。
なら――――――
「大切なのは、ことを起こす前に一回立ち止まって考え直すこと。 そうすれば、浮かぶはずよ。 あんた達の親、家族、親戚、同僚、旧友。」
あたしは一回言葉を切った。
「そして、抱えている問題の解決策もね。」
奴等の顔が、変わった。
明るくなってる。
「いままであんた達はついてなかった。 なら、もうこれから悪いことは起こらないわ。」
奴等の顔は、輝いてる。
希望に満ちた顔。
そしてあたしは、最後のしめを言った。
「奇跡を起こしなさい。自分たちの力で。」
「………はい。」
数人が答えた。
1人が立ち上がり、ありがとうございましたと言って出て行った。
すると他の人も見習い、同じようにして出ていく。
あはは……まるであたしが、天皇様みたいじゃん。
なんか照れるなぁ。
「ほら、僕達も行くよ。」
気が付くと、もうみんないなくなっていた。
昴が一足先に歩き出す。
「あっ ちょっと、置いてくな――――!」
あたしが駆け出すと、昴が顔だけ振り返った。
笑ってる。
返事を返すように、あたしも笑った。
あたし達はこれからも、事件を解決していく。
自分たちの能力で、奇跡を起こして。

20:咲:2012/07/21(土) 18:51 ID:fZA

いかがでしたか?
超能力ガーディアンUは、一応これで完結です。
続きが読みたい人は、あたしにリクエストしてください。
新しい小説を書き始めるかはまだ考え中ですので、決まったらお知らせします。
ご愛読ありがとうございました。

21:くま:2012/07/22(日) 10:23 ID:H2k

どーせ、かかんのんでしょ。
「めんどくせー」て
それに、途中から入ってきた子も見てないシー。

22:咲:2012/07/22(日) 14:20 ID:azA

あー どーだろう。
リクエストあったらやるよ。
え?
上のほう見てみなよ。
姫って子いるよ。
ま、そのことじゃないかも知れんけど。


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