シオン〜君を忘れない〜

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1:ガール:2012/08/01(水) 23:26 ID:y.U

『無駄よ』
そんな言葉が頭に響く。
私の行動を拒否する言葉
『何をやっても無駄だよ』
つきたてられる現実。
頭がいたい
息が苦しい
心が痛い
泣きたい
痛い
痛い

私のKY要素は消えることは無くて。
悩んでも、消えることは無くて。
大好きな唯一の友達にも見離されて。
私には何もなかった。
神様は意地悪だ。
もっと優しくしてほしい。
痛いのは嫌いだよ。
[お前なんて生まれてこなければよかったのに]
両親からの言葉
私には何もない。
事実だ。
『無能なクズ』
ありがとう
『カス。その身体、譲って?』
嫌だよ。まだ寝たくはない。
『死ねばいいのに』
いつか死ぬから
『大嫌い』
私も

私は負けない。

私の中にはたくさんの人格がいる。
日々その子達と戦っている。
誘惑に勝つか、負けるか。
敗者は私か、向こうか。
きっと、私は………。

2:瑠香:2012/08/01(水) 23:44 ID:i-rPc

両親から…何か泣けるんやけど、
めっちゃ先きになるわ!

3:ガール:2012/08/03(金) 17:22 ID:y.U

ありがとうございます!

4:匿名さん:2012/08/03(金) 21:41 ID:y.U

[大好き]
そんな言葉も昔はあったかな
[大嫌い]
今はこっちがだんとつ一位の言葉。
今日は学校を休んでしまおうか?
でも家には居場所が……違う、全ての場所にないんだ。
[死ねばいいのに]
学校で浴びせられる言葉。
笑われて、屈辱的で。
私の心はいつの間にか鍵がかかっていた。
『辛いなら譲ってよ。』
いつもの誘惑が私の中で囁きかける。
(嫌だよ。)
負けないように、冷静に。
『君には何もないんだろう?』
(うん。)
『なら譲ってしまえばいいじゃないか。』
悪魔が囁きかけてくる。
『ほら、クズはクズらしくおとなしくしてなよ』
(クズだからこそ、生きるの)
クズでも何でもいい。つまらなくてもいい。さげすまれてもいい。
私強いでしょ?たくましいでしょ?
だから私を………
違う、これじゃ自分の欲に負けちゃう。
『ほらほら、僕達と代わろうよ!』
耳を傾けるな。聞いちゃいけない。聞いちゃ……
『死ぬ?』
(死なない)
『生きるの?』
(多分)
『なら、死ねよ』
(それは嫌)
『どうしてぇ?』
(わかんない)
『はっきりしなよ。』
(無理)
『だからお前は………』


【クズなんだよ。】


また、明日も悪魔は私に誘惑を囁きかける。
【譲って?】

それだけは叶えられない。


誰か私の願いを叶えてください
もし、叶えてくれるなら
私を殺してください。

5:匿名さん:2012/08/11(土) 12:23 ID:y.U

そんなことを考えていたある日
私はまた考えていた。
(どうして私は生きているんだろう?)
学校の休み時間、私は独りでうつ向いていた。
そして話しかけられる。
「 ねぇ、青山さん。」
いつも私を苛めてくる三人組がいた。
「この宿題、やっといてよ。」
笑って行ってしまう。
憎かった。
泣きそうで、辛くて、悲しかった。
「また苛められてるよ。」
「どんくさいのがいけないんだって。」
「標的が青山さんでよかった…」
「てかあんなダサく着込んで眼鏡だったらそうなるって。」
クラスの人がコソコソ言い始める
「つか俺小学校からあいつと一緒だけど、素顔見たことねーよ」
「は!?恐い!何で?」
「小学校の頃はずっとフード被ってたからな〜」
小学校の頃のことなんて話さないでほしい。
皆も苛めてくるの?
【否定すればいい。】
懐かしい声が頭に響く。
聞いたことのある声。
いつも誘惑される声じゃない、暖かい声。


そうだ、昔……
『恭平!』
『詩音』
笑い合う少年少女
『また、傷がついてる。苛められたの?』
『転んだだけだよ!気にしないで!』
『嘘。詩音は嘘つくとき小指、いじり出すもん。』
少年は少女の手を握って苦笑する。
『…………今日はね、親に突き飛ばされたの。』
『おばさんに?』
『うん、何でお前は学習しないんだって。お腹とか、蹴られたよ。』
でも少女は笑っていた。
泣きそうな顔で笑っていた。
『否定すればいい』
『え?』
『詩音はね、いい子すぎるから、抵抗したことないだろ?いつもフード被って。表情が見えないようにしてる。そんなに辛くて悲しい想いを詩音がするなら否定すればいいんだよ。』
『………………でもどうやって…』
『一言、伝えてしまえばいいんだよ。自分が思った言葉を。』


次の日、少年は少女の前から姿を消した。
遠いところに引っ越してしまったらしい。
私は思い出した。
素直な感想を。のべればいい。
「青山さん、宿題終わった?」
「ねえ、やってないよ!こいつ!」
「やってって言ったよね?あたしに、逆らうとどうなるかわかってんの?」
【殴られちゃうよ?】
いつもの誘惑する声が弱々しい。
「何か言いなさいよ!」
パシンッ!
頬を叩かれた。
【なんでやり返さないの?】
【やり返してあげようか?】 
【君はそんなやわじゃないだろ?】
【暴れちゃいなよ。】
これは甘い誘惑。
いつもの鋭い誘惑じゃない。
甘い甘い誘惑だ。
『自分の意思を貫いて』
わかってる。
貫くよ。
頑張るよ。
「…………な」
「聞こえな〜い(笑)」
パシンッ!
「さわんなっつってんだよ!」
皆唖然としていた。
「な、生意気言ってんじゃないわよ」
ドカッ
お腹を蹴られる。
『それに、詩音の中の子達はね、欲が強い。だから、勝つためなら何でもするよ。負けそうなときは、譲るんじゃなくて[貸せ]ばいい』


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