トランプ-6人の勇者達-

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1:いおにゃん ◆sgig:2012/08/09(木) 11:00 ID:gS2

どうも!いおにゃんです(`・ω・´)
トランプー6人の勇者達ーという小説を書いてみたいと思います!
。゜*登場人物*゜。
・藤咲 由紀(ふじさき ゆき/クローバー)
・大川 夷月(おおがわ いつき/ダイヤ)
・歌土 伊里也(うたづち いりや/スペード)
・桃歌 理華(ももか りか/ハート)
・桃歌 理斗(ももか りと/ハート)
・???  (???   /ジョーカー)

※???は後の方から登場。

。゜☆ルール☆゜。
☆荒らさない
☆下手でも言葉にださないで心のなかでwww
☆喧嘩無し。
☆雑談無し。
☆感想や、リクエストは○
☆なりすまし×

ではスタート!

2:いおにゃん ◆sgig:2012/08/09(木) 11:10 ID:gS2

。゜*エピローグ*゜。


昔々、あるところに
世界樹がたっていたようです。
その世界樹の女神様が『トランプ』というゲームをつくりました。
そして、ある『トランプ』には強い魔力があるようです。
その魔力がある『トランプ』を悪いやつらにとられ、女神様は困りました。
そして、最後の力を使って、勇者達をあつめることにしました。
その『トランプ』を6枚つくりました。
ハートを2枚、クローバー・ダイヤ・スペード・ジョーカーは1枚ずつ。
それをしった悪いやつらが女神様を凍らせました。
その悪いやつらは『トランプ』を探しましたが、みつかりませんでした。
女神様がもう人間界におくってしまったからです。
悪いやつらは人間界に降りてさがすことにしました。
女神様は凍ったままです。
女神様を助けれるのは『6人の勇者』だけです。
女神様は6人の勇者がそろうのをまち、静かに眠りました。

3:いおにゃん ◆sgig:2012/08/09(木) 11:19 ID:gS2

第1話 

「急がなきゃ・・!!」
私は息をきらしながら走る。
図書館へまっすぐ向かいながら。
そして、私は図書館のドアをバン!と力強くあけた
「送れてすいません!おはようございます!」
「おはよう。由紀ちゃん。珍しいね。」
「すいません・・昨日ちょっと本を読んでて・・寝不足だったので・・」
「あはは。気をつけてね。」
私は図書館の司書さんをやっている晶さんに頭を撫でられた
私の憧れの人でもあり、好きな人でもある晶さんは優しい・・。
続きます

4:いおにゃん ◆sgig:2012/08/09(木) 12:44 ID:gS2

「この本かりま・・ってあれ・・?由紀?」
私は小説を差し出す人を見上げた。
その人は・・・私の友達の・・・
「伊里也くん?」
「何やってるの?」
「バイト(?)ですw」
「バイトかぁ・・がんばってね。」
「ありがとうございます。」
私はにっこりと微笑み、伊里也くんに手を振った。
すると伊里也くんも手をふってくれた。

午後6時。私は走りながら駅にむかった
ある本を持って─
私は昔から本を読むのが好きだった。
そしてトランプをやるのもすきだった。
家で妹とやるため、トランプの本を借りてきた。

5:いおにゃん ◆sgig:2012/08/12(日) 15:59 ID:ac.

家にて─
「あれ?お姉ちゃんかえってたの?」
5歳下の妹、瑠華は言った。
まぁ、5歳下の妹・・私は今15なので10歳。
「ちょっと、本読んでくるね。ご飯食べた?」
「食べたよ!ハンバーグおいしかった!」
「・・そう。そろそろ寝てね。」
「はーい!」
瑠華は部屋にもどった。
「・・・」
私は本を読んだ。
すると・・・
「・・・?何これ?」
クローバーのトランプが入っていた。
数字は何も書いていない。

トランプ一面にクローバーの絵がついてるだけ。
あれ?っと、思ったが多分前に借りた人のだろう。と思った私は、本を閉じ、ご飯をたべて
お風呂に入り、ベットに横渡った。








ガサッっという音にきがついた私は目を開けた
いつの間にか眠っていたようだった。しかも今はタオル一枚。
「・・風邪ひいちゃうかな・・。」
そう思った私は着替えようとして、タンスに手をかけて・・
「・・あ・・・れ?」
タンスがあかない。
「な・・んで?」
私は怖くなり、部屋の外に出ようとした


が、部屋のドアはあかない。
鍵など1つもない・・
「なんで!?瑠華!!瑠華!?」
私は妹の名前を大声で叫んだ

だけど返事はない。
ただの屍のようだ・・じゃなかった、瑠華は?瑠華は何が・・
そうおもったときだった


ガタンッ
っと、後ろで音がした。
(振り向くな・・振り向いちゃダメだ・・・っ))
そう思った私が甘かった
私は気になって振り向いてしまった
「あっ・・・だ、誰・・・?」
「・・ふふふっ・・」
そこには女性がいた
「私は暗黒の世界樹様の部下、マリア。その本に挟まってるものがほしいの・・」
マリアと名乗った女は私が借りた本を指さした。
暗黒・・と聞いてきずいた。
この女は多分悪者だ!!
・・・いいなりになってはだめ。
「・・無理です。」
「・・・そう、無理・・なのね。」
あきらめた・・と、思った。その瞬間だった
「じゃああなたには死んでもらわないとね!!!」
すると、マリアの後ろから蛇が出てきた
すごく大きな蛇で・・・
人を10人以上一気にのめそうな・・
「・・・!?」
「よこしなさい。」
「い、いやです!」
私は本を抱いて、ギュっと目をつぶった。
嗚呼、私は死ぬんだ。
その時だった

シュッという音が聞こえた
私は恐る恐る目を開けた
「──え・・・?」

6:いおにゃん ◆sgig:2012/08/12(日) 16:32 ID:ac.

「──え・・?」
目の前には一人の男性がいた。
長い黒いマントに、フードをかぶっていた。
黄金の髪の毛が少し見えた。
そして、その人の前をみると、あの巨大蛇の首がなくなり、床には血が
広がっていた。
「・・・・傷は。」
その男の人は言う。
声がすごくきれいだった。
「だ、大丈夫です・・」
「くっ・・覚えてなさい!!」
そしてマリアはきえた
「ダイヤァ!今日の欠片もだめだめだぜ!」
「!?」
そこには真っ黒な髪をサイドテールで縛っている女の子がいた。
しかも手の平くらいの大きさの・・・
何これ・・アニメで前にみたしゅごキャラ・・・!?
・・っていう馬鹿な事を考えてみた。
「・・・数字がない、クローバー・スペード・ハートの3種のどれかの 
 カードをもってないか?」
「・・・あ、えっと・・クローバーの・・・」
「・・・・そうか。君がクローバーか・・・」
「・・・え?」
「なんでもない。独り言だ。」
「オレはリリナ!女だ!トランプの世界樹の女神様の部下の1人!」
「・・・暗闇の部下は、トランプの世界樹の女神の敵だ。そして・・
 君はクローバー・・になるはず。オレはダイヤ。」
「ダイヤ・・さ・・ん」
「・・・今ここは暗黒の世界。君とオレとリリナ以外には人はいない。」
「人助けですか?」
「まあ・・な。」
「・・・私、あなたより強くなります。」
「・・・え?」
「あなたより強くなって、世界の困ってる人達を助けたい─」
「いい心掛けだな!!目つぶってみ!」
リリナが私の目の前に来た
「あ、はい。」
私はリリナの言うとおり目をつぶる。
すると、なんとなく頭に感触があった
「もういーぞ!」
「・・・」
目をあける。
何も無い。
でも、体中が光ってる
「新クローバー、よろしく」
ダイヤさんはそういった
「よろしくおねがいします。」
するとリリナが言った
「ダイヤは今変身してるんだよな。
 クローバーも戦うときに戦闘コスチュームに変える事できるぜ!
このカードをつかって」
すると、リリナはあのカードをもってきて手渡ししてくれた
「ありがとうございます。あなたには負けません。」
「・・・あぁ。」
ダイヤさんは無表情でうなづいた 
「・・・あとは4人・・・スペードとジョーカーとハート・・」
「後は3人じゃ・・」
「・・違う。ハートが2枚あるんだ・・だから後4人」
「そうなんですか・・」
「選ばれし者、聖者への道開かれん」
「え?」
「選ばれし者は聖者への道へいけるってこと。」
ダイヤさんはまたまた無表情で言う。
「そうなんですか。」
てきとうに返事を返す。
「・・・後は明日からだな。さがすの。」
「わかりました・・」
「そういや、オレが女でよかったな。」
リリナが言う。
「え?」
私は意味がわかんなくって、聞き返す
「だってクローバータオル一枚だし・・ダイヤもきまずいんだよな。」
「!?!?!?!?!?//」
今頃気付いた

私タオル一枚じゃないですか・・・
「じ、じゃあオレは帰る。また明日。」
ダイヤさんはリリナの首をつかんで、外に下りた。
すると部屋には明かりがもどった。
「・・寝ましょう・・」
私は眠った




「・・・由紀・・・」
オレは外でつぶやく
オレの好きな子の名前を・・・

7:いおにゃん ◆sgig:2012/08/16(木) 19:57 ID:ac.

オレは本のカウンターへ向かう。
「あれ?由紀?」
「あ、伊里也くん!?」
そこには由紀がいた。
「この本借りたいんだけど・・」
「どうぞ。」
ニッコリと微笑む由紀。
「ありがとう。」
そういって図書館を出た
由紀はオレと幼馴染で、オレの『好きな子』。
いつか告白しようかt・・おっと、これ以上は言わないでおく。
オレのプライドに傷がつく((

8:いおにゃん ◆sgig:2012/08/29(水) 16:44 ID:2xU

オレは、由紀のことが好きであり、そして幼馴染。
昔から由紀と遊ぶのがすきだった。
特にあそんでいたのは“トランプ”。
小説を借りた俺は、何故か100均●にきていた。
なんでだろうか?
何故かわからないが、オレはトランプをかってた。
・・・家にたくさんあるというのに・・
まぁ、そんなことどうだっていい。

家に帰り、今日は部活でつかれたから寝ることにした。
やはり高校生になると疲れがでる。
オレは深い眠りについた。



次の日、オレは朝、由紀の家に行った
「はーい!!・・あれ?伊里也く・・ん?」
由紀がパジャマ姿で出てきた。
「あ、え、っと・・あ、遊びにきた・・」
由紀のパジャマ姿がかわいいとか思ったオレの心。良心が痛んだ・・((←ry
「あ、えっと・・あがってください。私ちょっと着替えてきます・・((妹の部屋で←」
「あ、うん。」
オレは由紀に案内され、由紀の部屋にいった。

2分後、由紀が戻ってきた。
「何します?」
「これみてくれよ。」
オレはトランプを見せた
「トランプじゃないですか!やりましょ!」
にっこりと微笑む由紀を見て、自然にオレの顔もニヤけ((笑顔になった。
「何やる?」
「スピードで。」
「okok。赤と黒どっち?」
「赤やります。」
「ok!」
オレは赤、黒にわけはじめようとした。
その時変なカードが出てきた
「・・何だこれ?」
真っ白な一枚のカードにスペードのマークが大きく書いてあった。
これは数字を入れ忘れた“A”か・・?
すると由紀が立ち上がった
「伊里・・也くん・・が・・・スペード・・?」
              ・・・・
スペード?
何が?
「由紀・・?」
「・・夜、何か怒ったらその場で目をつぶってください。何を言われてもいわないでください。」
「・・え?」
「とにかく、今日は帰って安静にしててください。」
由紀が一瞬怖く感じた。

9:いおにゃん ◆sgig:2012/08/29(水) 19:27 ID:2xU

「・・何時だ・・?」
オレはいつの間に眠っていたようだ。
そうか、さっきのは夢だったようだな。
オレは時計を見る

22:37──・・・

オレそんなに寝たっけ・・

疑問に思いながらも、トイレにいこうとし、ベットから起き上がる。
そしてドアへ、向かった



・・・アレ?
ドアがあかない・・??
「ふふっ・・・」
後ろから女の声がきこえた・・
『・・夜、何か怒ったらその場で目をつぶってください。何を言われてもいわないでください。』
由紀の言葉を思い出した。
そして、オレは目をつぶった。
そうだ、怪奇現象だよな。うん
「・・ねぇ、しらない?」
しらないしらない。オレは何もしらない。早く成仏してくれぇぇぇぇ!!
「・・白いカードにスペードの絵がついたカード・・・」
女は言う。
オレは何もしなかった。
「・・・渡しなさい。」
そういった女はオレの背中に手をかけてきた
「──っ!?」
その女の手は冷たかった。
「・・・さぁ、渡しなさい!!」
もう限界だ・・!!
背中が凍りかけているのに気がついた。
その時だった。

パリンッ!!
ガラスの割れる音。
オレはおそるおそる後ろを振り向く。
そこには少女がいた。
緑の長い髪をポニーテールで結んでいた。
頬にはクローバーの印。
そして黄色い瞳。
オレはこの少女が誰か知っていた。
おそるおそるオレは少女の名前を呼ぶ
「・・・由・・・・・・紀?」

10:鏡時:2012/08/29(水) 20:14 ID:AKY

すっごい面白いです!

更新、頑張って下さいね(*^。^*)

11:鏡時:2012/08/30(木) 09:03 ID:AKY

あの、アドバイスなんですけど。

一行一行、間を開けてはいかがでしょう?

少し読みづらいです。

まぁ、アドバイスで自分の小説を変えようが自分の勝手なんですけどね。

12:鏡時:2012/08/30(木) 16:08 ID:AKY

更新まだですかね…?

気になる…………。

13:いおにゃん ◆sgig:2012/09/01(土) 17:25 ID:2xU

>>鏡時さん

アトバイスありがとうございます!!
1行1行あけたら書き込みができないので・・^^;;
更新はもう少ししたらします(`・ω・´)

14:鏡時:2012/09/01(土) 19:23 ID:AKY

いおにゃん様

そうですか…。

ならいいです。

15:いおにゃん ◆sgig:2012/09/02(日) 09:57 ID:2xU

>>鏡時さん
せっかくアドバイス頂けたのに・・すいません・・
次レスから小説更新させていただきます。

16:いおにゃん ◆sgig:2012/09/02(日) 10:02 ID:2xU

「・・・由・・・・・・紀?」
「伊里也くん、遅れてすいません。」
「・・・またあなたねっ・・」
“また”・・・?
もしかしてこの女と由紀は以前にもあってたのか・・?
「・・・伊里也くんを巻き込まないでください。“マリア”。」
「・・・この男があの“カード”をもっている。暗黒の世界樹様のお目覚めのためよ!
 渡しなさい!!」
「キャッ!?」
由紀は“マリア”と呼ばれた女の念力か何かで吹っ飛ばされて、本棚にぶつかった。
「──っ・・・」
由紀の白い肌から赤い一筋の血。
オレはそれを見ていて、昔、由紀にいったことを思い出した。

すると、オレの体は自然と動き、由紀をかばう体勢をしていた。
「伊里・・也く・・・」
「・・昔いっただろ?“由紀のことは、何があっても守る。”って─」
オレは・・
由紀を命にかけてでも守る!!

17:いおにゃん ◆sgig:2012/09/03(月) 20:48 ID:2xU

由紀を命にかけてでも守る!!
「伊里也くんあぶない!!」
由紀が大声をあげた。
オレはとっさに前をむく。
ギロチンの刃のようなものがとんできた。
オレは由紀を庇うように包み込む。

ザクッ!

・・・ささったんだ。
痛みを感じた。
だけど、血は出ていない。
オレは、由紀をみた。
とてもおびえていた。
「ダ・・・イヤさ・・」
ダイヤ・・?
オレはとっさに振り向いた
「怪我はないか。クローバー、そして“新スペード”」

・・スペード・・?

18:いおにゃん ◆sgig:2012/09/05(水) 16:20 ID:2xU

ダイヤ・・・?スペード?クローバー?
意味がわからない。
そして、こいつは誰だ?
女・・・?
男・・・?
もしかしておかm((
いや、それはないか。
「ちっ!!邪魔者かっ!!」
「マリア、お前は今日もやられにきたのか。」
ダイヤが冷静な顔で言う
「くっ・・今日はこのくらいにしておいてやるわ・・。」
マリアという女は消えた
すると、由紀がダイヤの方へむかっていった
「ダイヤさん!!怪我してるじゃないですか!?」
由紀が叫ぶ。
「なぁ、由紀。それからダイヤ?。何がおこってんだ?」
オレは重い口を開く。
すると由紀は言う
「・・・簡単な説明をしますね。」
【短いけど続きます;;】

19:いおにゃん ◆sgig:2012/09/08(土) 16:53 ID:e9c

「・・・ということです。」
由紀が説明をしてきた。
オレは真剣にきいた。
本当のことだから。
由紀は嘘をつかない。
エイプリール以外は((
【本当短くてすいません。】

20:いおにゃん ◆sgig:2012/09/12(水) 20:13 ID:e9c

「わかった。でもオレにはこんなの向いていない。別をあたって・・」
「それは不可能だ。」
「・・・は?」
「・・・このカードはお前を選んだ。よって、お前は今日からスペードになるんだ。」
「んなわけ・・」
「伊里也くん、それが現実なんです。」
由紀が声を一段と低くして言った。
・・由紀だって本当は─・・・
「わかった。・・オレはスペードになる。」
「伊里也くん・・ありがとうございます。」
由紀が微笑む。
「もうこの世界の時間帯は終わるだろう。私達は帰る。お前達も異次元に閉じ込められる前に家に戻ったほうがいいぞ。」
そういってダイヤが窓から飛び降りる
「じゃあ伊里也くん、おやすみなさ・・」
「まって。」
オレは由紀の手をつかんだ。
「・・伊里也くん?」
「好きだ─」

21:いおにゃん ◆sgig:2012/09/16(日) 14:37 ID:e9c

「好きだ─」
「え・・・?」
私はその場に硬直した。

・・告白?
あ、友達として・・?
え?え・・・?

22:いおにゃん ◆sgig:2012/10/09(火) 14:44 ID:e9c

「俺は・・恋愛として由紀がすきだ。」
「・・私は・・返事・・か、考えておくね!!」

フリフリと手を振り、家へ戻る。
家にかけ込むのと同時目覚まし時計のうるさい音が耳に入り、目が覚めた


・・・学校にいかなきゃ─・・・

そういってパジャマを脱ぎ、したくをして家を出る。

8:20までに登校

今は7:42。

バスにのれば間に合う・・。はず。


その時

ドンっと人にぶつかった。

「すいません・・前を見て無くて・・」
「・・こちらこそ」
その声は聞いた事がある声だった。

少し低い声。
そして、黄金色の髪がチラっとみえた。

「・・・学校急いでいるので・・・・・」
私がその人の顔を見た瞬間だった。

『あ』

2人の声がハモった。

23:いおにゃん ◆sgig:2012/10/09(火) 14:50 ID:e9c

「ダダダダダ、ダ、ダイヤさん・・?」
私はもう何を言っているかわからないような声を上げた。
私の目の前には

制服を着て、イヤホンを耳にさし、通学カバンを持っているダイヤさんがいた

「嗚呼、クローバー・・・ここでは名前を呼ぶか・・。
 名前教えてくれ。」

「えっと・・由紀・・藤咲由紀です。」
「有難う。俺は大川夷月。そこの大学生」

・・・ん?
大学生・・?

だいが・・ああ、聞き間違え・・?
大学芋・・?
いや、大学生って・・。

「藤咲は聖蘭高等学校か・・?」
「は、はい。そうです・・」
「・・俺そこの卒業生。今はそこの桜木名門大学にいってるんだ」
夷月さんが指さす方向をみると

すごく綺麗な大学が見えた。
「・・・すごいです・・」
「・・バスきたみたいだな。ぶつかってすまん。じゃあな」
その一言だけ言い残して夷月さんは学校へむかっていった。

24:いおにゃん ◆sgig:2012/10/09(火) 14:53 ID:e9c

「─・・藤咲さん」
突然名前を呼ばれて我になり、ふりかえった。
そこには葉月さんがいた。
「あ、葉月さん・・。どうしました?」
この人は最近転校してきたばかり。
赤いフレームのメガネ、そしてみつあみの真っ黒な髪。
顔も綺麗に整っていて、細い。
肌も真っ白で綺麗な人だった。
「あの・・・今日・・遊べませんか?」
彼女は顔を赤くしながら言う。
「いいですよ??」
かわいらしい彼女に言う。
「有難う御座います。私のことは貴音ってよんでください。」
たかね・・って読むらしい。

25:いおにゃん ◆sgig:2012/10/15(月) 11:04 ID:e9c

「葉月さん、有難う御座いました。」

「いえ、あ、私のことは由紀って呼んでください。そちらの方が落ち着きます」

「有難う御座います。由紀。」

ニッコリと微笑む彼女。

「では、また明日」

手を振り、私は家に戻ろうとすると

誰かに手を掴まれた。

私は振り返る。

すると、ある人物が2人、そこにいた。

「夷月さんと・・伊里也く・・?」

「あ、驚かせちゃった?」

「アジトをつくった。今からそこに行くぞ。」

「え、あ、はい・・?」

私は2人に連れてかれるままに、アジトへ向かった。


「こ、ここです・・か?」

ものすごく広かった。

部屋が合計で7部屋・・。

リビングが15畳はあり

7部屋すべてが10畳。

「なななな、な・・」

「親戚の人がな・・貸してくれたんだ。10万はらったら貸してくれた。」

「10万!?そんなに貸していいんですか!?」

「・・別にいいが・・。」

もしかして夷月さんって・・お金持ち・・?

「取り合えず、部屋は自分達で決めて着ていいぞ。俺は後で決める。」

優しいな・・。

そう思った。

「由紀、部屋どこにする?」

「取り合えず、私は風通りがいい部屋がいいです。」

「そっか・・じゃあ俺は一番端にしようかな。」

そういって伊里也君は玄関の方へ向かう。

私は目の前にある、窓がある部屋にした。

風通りがよさそうな部屋だった。

「夷月さん、私ここに決めました。」

「嗚呼・・わかった。」

「夷月〜、俺も決めたぞ。」

「・・嗚呼、じゃあ俺も適当にするか・・。」

夷月さんがそう言った時、リリナが現れた。

「夷月はここでいいんじゃないか?」

そういってリリナは私の隣の部屋に入る。

「・・別にどこでも・・」

「ここ、風通しいいぞ?確かゆっくりコーヒー飲める部屋がいいっていって・・」

「だああああ、お前うるさい。」

そういってリリナにデコピンをする夷月さん。

なんか可愛い(※由紀は小動物好き)

「まぁ、取り合えず家具とかは俺が頼んでおいたから・・それ使ってくれ。
 布団は後で取りにきてくれ。」

そういわれたときだった。

何故かわからない。

でも、

でも、皆固まっている。

「夷月、由紀!!外!!外!」

「・・敵か・・?」

夷月さんがカードを持つ。

「敵だろうな・・決着つけよーぜ」

そういって伊里也君もカードを持つ。

「そうですね」

私もカードを持つ。


───────

「・・!!」

外に出ると皆、石のように固まっていた。

「この暗闇世界は私達以外誰も─・・」

「もしかしたら、誰かいるのかもしれない。」

夷月さんがそういった時だった。

「うわあああああっ!?」

伊里也君の体が石になっていく。

「伊里也君!?どうし・・」

「・・石になっているだけ」

どこかで聞いたことがある声。

誰かはわからない。

伊里也君の後ろを見ると

腰まである髪をツインテールでしばって

瞳は真っ黒な少女がいた。

手にはカード。

「お前・・・は?」

「・・私は、ジョーカー。あなた達の仲間・・だけど。」

そういわれて心臓が脈をうつのがわかる。

「・・・でも、弱い。あなた達じゃ駄目。」

「お願いだ。俺達に力をかして・・」

「無理。あなた達じゃ駄目。もっと仲間を増やさなきゃ。あとハートが残っているのでしょう?」

ハート・・

「嗚呼。」

「ハートが仲間になり、強くなったとき
 私と戦って。それであなた達が勝った時は仲間になる。」

そういい残して、彼女は消えた。

26:いおにゃん ◆sgig:2012/10/15(月) 16:39 ID:e9c

修正

>>25

一文目

葉月さん ×
藤咲さん ○

すいませんでした。

27:いおにゃん ◆sgig:2012/10/23(火) 19:17 ID:CyU

理華side.

あなたは

人生なんか最悪って思った事ありますか?


私は

ないです。


「RIKAちゃん、こっちむいて〜!はい、OK!!」

私はRIKA・・。芸名はRIKA。

本名は桃歌 理華。

「RITOくん、こっちむいて〜!!OK!!」

そして、弟の桃歌 理斗。

「理華〜!一緒に帰ろう!」

「うん。」

「二人とも夜道だから気をつけてね?」

「はーい。」

私達はモデル。

普通のモデル・・ってわけではない。

実は私達は小学生。


そして


この前ハートのカードを見つけた。

しかも2枚。

私と理斗でもってるけど・・。

数字もないし・・。

なんなんだろう。



──────────────

「・・・疲れたー。」

「ねーっ・・」

私達はバスの中で目をつぶった。




「・・・あれ・・?」

私達が目を覚ましたとき

時間は

さっきと同じで

バスの中には誰もいなかった。

「──・・え?り、理華・・そこ・・」

「・・・!?」

私達が見るところには


大きな゙大蛇”

「ど、ど、どうし・・!?」

そう思った時

私と理斗にむかって

大蛇が口をあけて


飛んできた。


「きゃぁぁぁぁああ!!」


悲鳴を上げる。

最悪だ・・。

どうしよう・・。

ママ、パパ

みんな・・・今まで有難う・・。




ガツンッ!!

何かにかじりつく音が聞こえた。


──・・・?

痛くない・・・。


「大丈夫か?」

そう男の声がきこえた。

サファイアの髪が見えた。

そして緑色の髪も見える。

緑色の髪の方は

女の人。

「あ、えっと・・大丈夫・・」

「・・・・・・それ、君の?」

その人が指さしたのは

“ハートのカード”。

「はい・・こっちも・・」

そして理斗のカードも見せる。

「・・・ダイヤ、クローバー。」

ダイヤ・・・・?クローバー・・?

「・・お前達が・・・」

「え、あなた達って・・RIKAさんとRITOさんじゃないですか!?」

「え、あ、はい・・?」

声がハモる。

「ええぇ・・そんな人に大丈夫なんですか?」

何の話だろう。


───(説明カット←)────


「わ、私と理斗も頑張る!」

「えぇ!?ボクも!?」

「・・大丈夫ですよ。私も力を貸します」

「俺もだ・・。」

「俺も!!」

クローバー、ダイヤ、スペード、が揃っていってくれた。


「・・有難う御座います」

ニッコリと満面の笑みを見せる。


───────

???side.

ついに揃ったか・・。

この前の男も戻ったらしいし。

「・・・ジョーカー・・揃いましたね・・」

「・・ええ、そうね・・」

「・・・いつ、学校で正体がバレるか・・わからないよ・・?」

「・・・わかってる。
 でも最初は“クローバー”が知るでしょうね・・」

「・・・友達・・だったね・・」

「・・友達?あの子は友達じゃない」


友達じゃない


あの子は



私の


敵。

28:いおにゃん ◆sgig:2012/10/29(月) 19:41 ID:CyU

夷月side.


「なぁ、夷月」

「なんだ。」

「お前の妹さんって、由紀の学校にいるんだろ・・・?」

リリナがオレの妹について言う。

「・・だからなんだ。」

「・・いーや、あの子にこの前あったんだよ。
 オレの姿はオレが認めた奴にしか見えない。
 なのに何でかあの子には見えたんだ」

「どういうことだ?」

それはどういうことなんだろうか。

オレはリリナに問いかける。


「あの子、ジョーカーなんじゃないのか?」




「───・・・は?」

あいつがジョーカーなわけない。

「取り合えず由紀と伊里也の反応も考えよう。」

「嗚呼・・そう・・だな」

「名前なんだったっけ・・えーっと・・」

「名前か・・?あいつ、親が離婚していらいあってなかったな・・確か・・













『葉月  貴音』

29:いおにゃん ◆sgig:2012/10/29(月) 19:49 ID:CyU

由紀side.

「由紀!!」

貴音が元気よく手をふってきた。

「貴音・・お弁当食べますか?」

「食べるよ!!」

にへら、と笑顔で言う彼女。



「ねえねえ、由紀はさ、友達と一緒に将来まで仲良くできると思う?」

突然、貴音がそんなことを言ってきた。

「そりゃぁそうだと思いますよ・・?」

そう私が言うと貴音の顔から


いつもの笑顔が消えて、こういった

「私は違うと思う。
 ときには人はその人を裏切るんだよ?」

そう

悲しそうな顔で言っていた。

「どういう・・」

「由紀!!」

私が聞こうとしたとき

女子の友達のアリサが呼んできた。

「アリサ・・どうしたんですか?」

「あのね!!由紀のこと呼んでるすっごいカッコイイ人が校門の前に!!」

・・誰・・?

取り合えず私は行く事にした。

「貴音、一緒にいきますか?」

「うん!」

そういって私達は校門を目指した。




校門の前には女子の集まりが出来ていた。

そこの中心にいるのは

「い、夷月さ・・!?」

夷月さんだった。

整った髪に、少し大きめの制服。

とっても似合っていた

「嗚呼、由紀か・・話が・・」

その時

貴音と夷月さんが驚いたような表情をしていた。

「夷月さ・・・」

「由紀、ちょっとこの人と話していい?」

「えっ・・?」

「・・・君、名前は?」

「・・知っているでしょう?」

「・・嗚呼。」

何・・?

もしかして

恋人同士・・?


私の胸の奥が

チクン、と鳴ったのが分かった。

30:いおにゃん ◆sgig:2012/10/29(月) 19:56 ID:CyU

夷月side.

見つけた。

オレの目の前にいる少女二人。

一人は由紀。

そしてもう一人は





──・・貴音。

オレ達は話をすることにした。


「何の用だ。」

「私の正体がわかってたんでしょう?
 ダイヤ。」


ダイヤ・・


やっぱり・・

「やっぱりお前・・」

「・・・わかったんだ・・ジョーカー・・だよ?」

フフ、とあいつは笑った。

「殺せるもんなら殺しなよ。

 もちろん私はあなた達の中に一番最初に殺す奴がいる。」



「・・・由紀・・か」

「あら、わかっちゃった?」

クスクスと笑う彼女の目の前にリリナが出た。

「そうはさせねーぜ!! 
 由紀も他の皆も守る!!」

そういったリリナの目の前に光が現れた。

黒い光・・


「・・・久しぶり・・とでも言っておくよ・・。
 リリナ」

そう、闇光は言った。

「・・・ヤミ・・・?」

「・・・覚えてたんだ・・。久しぶりだね・・リリナ。」

「ヤミ!!なんで・・お前もオレ達のなか・・」

「昔はね・・。今は違う」

「ヤミッ・・!?目を覚ませ!!」

「うるさい。黙って・・」

ヤミという

妖精が現れた。

女の子みたいで

リリナにすごく似た妖精。

「スリトッピアル族なのは一緒だろう!?妹が・・なんでそんなこと・・!?」

「私はあなたの妹なんかではない!!
 もう妹なんかになるもんか!!」


リリナは

固まっていた。

今にも泣きそうな顔で・・。

31:いおにゃん ◆sgig:2012/10/30(火) 17:05 ID:CyU

由紀side.


チャイムがなった。

でも未だに貴音は帰って来ない。

「先生、葉月さんは・・」

「嗚呼、葉月か・・用事があって早退したぞ。」

そう先生が言った時


私の目の前に見慣れた物が出てきた。

「リリナ・・」

小声で私は呟いた。

「由紀!!夷月が・・!!」

ガタンッ

前の席の人物がたった。

伊里也くん──・・

「先生、葉月さんの家にいってきていいですか?」

「なんでだ?」

「今メールで「カバンもってきて」っときたので。」

そういって伊里也君は携帯を振る。

「そ、そうか・・わかった。」

「あ、あと藤咲さんと一緒にいっていいですよね?」

「あ、嗚呼・・お前達なら・・」

お前達・・


自慢ではないけれど、私たちは成績が上の方だ。

だからだろう。

「有難う御座います。先生。さようなら」

そういって私達は廊下に出て、玄関へ向かい、外へでた



「夷月さんはどこに!?」

「あっちだ!!夷月が・・あの女に・・!!」

あの女・・?

「あの女って誰だ?」

貴音のこと・・?

「伊里也は知らないんだったっけ!?
 “葉月 貴音”のことだよ!!あいつが夷月を殺そうとしてる!!」


──・・え?


私は耳を疑った。

貴音が夷月さんを殺そうと・・!?

その時


ガタンッという物音が聞こえた。

「!!」

私達が見たのは

変わり果てた夷月さんの姿。

服はビリビリに破かれていて、怪我をしていた。

「夷・・月さん!?大丈夫ですか!?夷月さ・・」

「・・・逃げ・・・ろ」

私は現状を理解できなかった。

夷月さんの後ろには


「───貴音・・・」

貴音がいた。

「由紀、いいましたよね。友達はいつでも裏切ります・・と。」

「ヤミも目を覚ませ!!」

「ヤミ・・?」

私は夷月さんを抱きかかえながら問いかけた。

「・・・ヤミ、出てきて」

「──・・はい。私はジョーカーには従いますよ・・」

ジョー・・カー・・

「葉月、ジョーカーなのか?」

伊里也君が恐る恐る聞くと

貴音がコクリ、と頷いた。

「・・・私を・・・」

貴音は何か呟くと

その場から消えた。


──私を


殺して───・・・。


「!!」

私はもうひとつ気付いた事がある。

「夷月さ・・!?」

夷月さんの体は


冷たくなっていた。

「夷月さん!?大丈夫ですか!?聞こえますか!?」

夷月さんからの反応はなかった。

「夷月っ!?」

リリナと伊里也君も駆けつけてきた。

でも

夷月さんは目を閉じたまま

反応がなかった。

32:いおにゃん ◆sgig:2012/10/30(火) 17:23 ID:CyU

由紀side.
夷月さんは救急病院に運ばれた。

医者から告げられたのは

「死んではいない。だが、重症だ。
 少しの間病院に入院してもらう。
 誰か残ってくれるかい」

と聞かれた。

「オレと彼女が残ります」

「嗚呼、ありがとう」

そういって医者は去った。

「・・・よ・・かった・・」

夷月さんが死なないでくれて・・。

「そういえばさ、由紀」

「・・・?何ですか?」

「告白の返事、どうするの?」

「えっ・・」

私は最近忙しすぎて忘れていた。

私は昔から伊里也君が好きだった。

本当は恋している。


でも

今は──・・

“あの時”私を守ってくれた。



「ごめんなさい・・。私・・」

「・・・そっか!!由紀も恋しんたんだもんな!!」

そういって私の頭をなでてくれる伊里也君の大きな手。

「ごめんなさい・・本当に・・」

「いいんだよ。早く目覚ましてくれるといいな!」

そして夷月さんの方を私達は見た。

──・・私の好きな人は・・。

夷月side.

「──・・・どこだ・・ここ・・」

オレは目を覚ます。

天井は真っ白。

「夷月さんっ・・!!」

由紀がオレの名前を呼んだ。

「・・由紀・・と伊里也・・それにリリナ・・?」

何があったんだっけ・・?

「良かった・・お前、ジョーカーに殺されかけてたんだぞ!?」

伊里也が大声で言った。

「・・・ジョーカー・・」

オレの妹の

葉月 貴音・・。

オレはあいつを殺したくない。


兄弟だ・・。

大事な家族・・なんだから・・。


「・・・彼女に殺されかけたんだろ・・?」

「は?」

「葉月 貴音ってお前の彼女だろ?」

「えっ」

「だってどう考えたってそうじゃん。
 前にアジトの前で抱きあってた女って葉月貴音・・って由紀!?」

嗚呼

抱合ってたんじゃなくて

たまたま貴音がコケた時にぶつかっただけだ・・。

そう言おうとした時

由紀が泣きだした。

「なっ・・!?」

「ご、ごめんなさ・・水かってきます・・!」

そういって由紀は廊下に出た。


由紀side.

伊里也君が

夷月さんの彼女が貴音って言い出した途端

私の目から涙がこぼれた

わかっていた。

恋人同士だっていうことを。

だけど

どうしても気持ちを抑えれなかった。

どうしたらいいんだろう・・。

そう思った時

後ろから声が聞こえた。

「・・何やってんの・・水そっちじゃないじゃん・・」

夷月さんの声・・。

「夷月さ・・!?」

「何で泣いてるの・・」

「・・・言えません・・・」

誰も通らない病室の廊下。

そこで私達は話していた。

「いきなり泣いてすいません・・」

「作り笑いしなくていいから・・」

「・・・」

バレ・・・てる。

悲しい

「本当は・・貴音と夷月さんが・・恋人同士なのしっているのにっ・・
 悲しくて・・」

そういった途端、夷月さんがきょとん、とした

「恋人同士・・?
 妹だけど・・?」

「えっ・・」

いもう・・と?

「貴音がいもう・・」

うん、と言わんばかりに夷月さんは頷いていた。

わ、私の勘違い─・・

「・・かった・・」

「ん?」

「良かった・・」

私は口から

良かった、と言葉が出た。

そして、また涙も。

その瞬間

夷月さんが私の体を抱き寄せた

「い、夷月さ・・」

「・・泣かないでくれ。こっちまで悲しくなる。」

「・・・はい、泣きません」

そこで私達は何分くらい抱き合っていたのだろう。

30分は抱き合っていたんだろう・・。

私・・やっぱり夷月さんのことが・・

────好き・・・。

33:いおにゃん ◆sgig:2012/10/30(火) 19:56 ID:CyU

“トランプ”を使ったスレが出来てたお・・悲しいお・・((黙

───────────────
由紀side.

「今日は早い。明日に備えて寝よう。」

夷月さんが退院してから数日後のこと。

貴音・・いや、ジョーカーから

一通の手紙が来た。

そこには

『トランプの5人
 9/30 ○○公園 に集合
 妖精の力を使い、異次元世界へ来る事。』

と、かかれていたのだ。

そして私達は整わせ

明日

戦う。

そして


明日、もし勝てたら

告白・・する。

「それじゃ、今日は各自自分の部屋で寝よう」

そういうと私達は解散し

自分の部屋に戻った。

─────────

「・・・はぁ・・」

ついに明日


友と戦う。

どことなく似ている・・そう思った事はあったけど

まさか、本当にジョーカーだなんて・・

どうして・・。


どうして今まで隠していたんだろう・・?

34:いおにゃん ◆sgig:2012/11/03(土) 13:07 ID:CyU

ついに今日が来た・・。

「ここ・・か。」


私達はその場所へいく


ジョーカーを・・倒すため・・。

ダイヤさんを見ると

焦ったような

困ったような顔をしていた。

「いけるのは5人だからちょうどいいな・・!!異次元の扉を開くぞ!!」

リリナがそういうと、扉のようなものが目の前にきた。


「いきましょう・・!!」

私達は

異次元の世界へ行った。

35:いおにゃん ◆sgig:2012/11/04(日) 11:21 ID:CyU

由紀side.


「皆さん、おそろいで。」

そういってきたのは

貴音。

「貴音・・・」

「・・・私は、今はジョーカー。皆さん、武器はそろえてきましたか?」

にっこりと微笑む貴音・・いや、ジョーカー・・。

何故・・何故ジョーカーに・・。

「私は戦う気なん・・」

「では決闘を戦う。ジョーカー一人だけだと駄目だと思うのだ。
 そこで私達はマリア、そして他の3人も呼んだ」

「マ・・リア・・って」

あの人・・?

私や、伊里也君を殺そうとした──

「聖者の皆さん、お久しぶりね」

クスクスと笑っているマリアはお面をかぶっていた。

「・・・お前達が聖者?はっ・・笑えちゃうわ」

そういったのは男の人。お面をかぶっていて顔は見えない。

「・・・・」

そしてもう一人の男の人。顔は見えない。それに声も出さない。

「ねぇねぇ、この人達ころしていいの〜?」

そういったのは小さい女の子。


「ジョーカー」

「はい、なんでしょう。マリア様」

「私達の正体・・あばいちゃいましょうか」

クスクス笑うマリア。そしてジョーカーは私達に向かってこういった。

「皆さん、私たちの手の甲を見てください」

私達は一斉に見る。

マリアの手の甲にはハート

うるさい男の手の甲にはスペード

冷静な男の手の甲にはダイヤ

小さな女の子の手の甲にはハート

「これが対戦相手です。そしてクローバーと戦うのは─・・」

私と戦うのは─・・

「私・・です」

ジョーカーは言った。


親友と戦う・・・!?

いや・・。

絶対に嫌・・・!!

36:いおにゃん ◆sgig:2012/11/09(金) 21:44 ID:CyU

由紀side.

「では、今からこのカードをひいてください」

そういい出したのはジョーカー。

1〜5までの数字が書いてあるカード。

それをひくらしい。


私達は一気に引く。

「4・・番目・・」

私は4番目

ハートの二人が固まっていた。

1番だったから。

「では、こういうことですね?」

1回戦 ハート

2回戦 スペード

3回戦 ダイヤ

4回戦 クローバー


「最後の花を決めるのは私達なようで。」

「・・はい」

私は息をのむ。

二人とも

頑張って・・!!

37:いおにゃん ◆sgig:2012/11/11(日) 16:20 ID:CyU

由紀side.


「reder.GO!」

という声が上がり、3人が戦い始めた。

「はぁっ!!」

二人のハートが声を上げ、銃を撃つ。

その銃の弾はマリアの腕に当たった。

「ふふ・・弱い」

そういってマリアも銃を出し、二人を撃った。

「うっ・・」

ハートはよろめく。

「ハート・・!!」

スペードは声を上げた。

「っ・・・だいじょう・・ぶ。いくよ!!理斗!!」

「うん!!」

そして二人はまたもや銃を構え

マリアを撃つ。

38:いおにゃん ◆sgig:2012/11/11(日) 16:34 ID:CyU

由紀side.


何時間ほどたったのだろうか。

3人は血だらけになりながらもたっている。

「ハァ・・ハァ・・よくやるわね・・ボーヤ達・・」

クスクスとマリアは笑う。

「そろそろ倒れたらどうなの?」

っと笑うマリア。

そして

いきなり

ハート・・いや

理華が

口の角を上げて言った

「倒れるのはどっちかな?」

っと。

その瞬間(とき)

マリアが倒れた。

「体が・・しびれ・・」

「麻痺薬を塗ったんだ」

理斗が言った。

「くっ・・私の負け・・ね。後は任せたわ・・アリス・・」

マリアはあきらめたように言った。

「・・・マリア、後は任せて・・ください」

アリスと呼ばれた小さい女の子は言った。

大体、7歳くらい・・?

「・・・アリスちゃんって何歳なんですか?」

ふいにジョーカーに聞いてしまった。

でもジョーカーは無視せずに答えてくれた。

「5歳の殺し屋」

と。

「こここここ、こ・・殺・・!?」

私は驚いた。

あの小さい子が・・?

39:いおにゃん ◆sgig:2012/11/12(月) 18:52 ID:CyU

理華side.


キリキリとさっき銃弾が当たった腕が痛む。

次はこの子か・・。

この子は弱そう──・・

そう思った瞬間

ヒュンッと風を切る音が聞こえた。

そして私の頬から暖かい物が溢れだした。

「──・・・え?」

暖かいものは血だった。

私は後ろを向く。

さっきまで前の方にいたアリスは

私の真後ろにいた。

「──・・・子供だからとなめないでください。」

そういってアリスは私の頭に

ナイフを刺そうとした。

「いやぁぁぁっ!!」

私はなんとか避ける。

前髪が少し切れたくらいですんだ。

この子、どうかしてる・・!!

そう思った時

アリスはいきなり倒れた

「──理・・斗・・」

「大丈夫?理華」

「うぇ・・うぇええ!!」

怖かった気持ちを抑えていたからだろうか。

私はその気持ちを今押し出して

理斗に抱きついた

不安で

怖くって。

「勝者、聖者ハート!」

ジョーカーの声が聞こえる。

するとクローバーが走ってきた

「理華ちゃん・・理斗くん・・怖かったでしょ」

そういって私をクローバーは抱きしめた。

「怖かった・・・すっごい怖かった・・」

「傷・・癒すか?」

ダイヤが呪符を取り出し、私の頬に当てる。

すると次第に傷と痛みは消えた。

「有難う。」

「次、第2回戦 スペード準備」

ジョーカーの声。

スペード、頑張って・・!!

40:いおにゃん ◆sgig:2012/11/13(火) 18:00 ID:CyU

伊里也side.


「おうよ」

第2回戦の準備。

俺はダガーを両手に構える。

いつでも戦えるように。

「・・・」

でも、もしかしたらこれは人を殺す事にもなるのだろう。

そう考えると背筋がゾクリ、と震えた。

俺は本当は戦いたくない。

でも

それでも

戦わないといけないときだってある。

ここで俺が勝って後ろに繋げないと・・。

正直言って、ダイヤとクローバーの相手は大変だろう。

それに、クローバーの敵は・・・親友・・。

「rede.GO!!」

という声。

その途端、真正面にいた男は動き出す。

「!!」

間一髪避けれた。

「お前、歌土伊里也だろ?」

「何故俺の名前・・」

「そんなの・・・勝ってから聞け!!」

そういって男は銃を俺に向ける。

「・・・!!」

俺はしっている。

こいつ・・

「季・・・威斗・・・?」

「んぁ?よくわかったな・・」

クスクスと笑い、季威斗はお面を外す。

「なん・・で・・・」

「俺がお前と相手したかったんだよ。伊里也。」

「でも俺達は・・!!」

友達・・いや、友達以上・・大親友だった。

喧嘩もしたことはあるけど、やっぱり二人であうと笑って・・。

「大親友だと思ってるか?伊里也。俺は思っていない。お前のことが・・憎い!!」

そういわれて俺はそこに跪いた。

悲しくて

悔しくて──・・

41:いおにゃん ◆sgig:2012/11/13(火) 18:07 ID:CyU

由紀side.

戦場で、二人が話している。

声は聞こえない。

するといきなりスペードが跪いた。

「伊里也く・・」

ジョーカーが私に手を差し伸べた。

「あなたは口出しをしてはいけません。これはあの二人の戦い」

そういってきたので私は黙る事にした。

・・・スペードが終わるとダイヤさんともう一人の男の人。

そして──・・私と貴音。


そう考えているとき

ダダンッ!!

銃が発砲される音が聞こえた。

私はふいにその方向を見る。

「い・・・!?」

伊里也君の腕から大量の傷。

「伊里也く・・」

その瞬間

伊里也君が動き出した。

そして、次の瞬間

伊里也君は持っていたダガーを

あの男の人に刺した。

42:いおにゃん ◆sgig:2012/11/13(火) 18:14 ID:CyU

伊里也side.

ズキズキと腕が痛む。

時々脈が止まるんじゃないか。そう思う。

俺は撃たれた時に意思が飛んでしまった。

親友と思っていた奴が敵。

そして俺を殺そうとしている。

──オレモコロス。

そう思ってからの記憶はなくなった。


─────────

「・・・い・・りや・・く・・」

俺は由紀達がいる場所に向かって、さっき自分が座っていた椅子に座り

泣いた。

こんなに涙を溢れさせたのは初めてだった。

悔しくて

親友を殺してしまって

悲しくて。

でも、俺も殺されかけていた。

「スペード」

ジョーカーの声が聞こえる。

「・・・季威斗君は生き返るから安心してください。」

そう言われた。

「どうやって・・」

「それは秘密ですが、生き返りますよ」

そういわれた。

そして俺は胸を撫で下ろす。

良かった、と。

「次はダイヤ・・・さんですよね・・」

由紀がか細い声で言う。

「・・・嗚呼」

ダイヤは由紀の方を向かずに言った。

「ダイヤさん」

「なんだ?」

「私・・もし、無事に帰れたら・・・ダイヤさんに話があります」

ちゃんと聞こえた。

やっと由紀も・・か。

頑張れよ。由紀。

悲しいけれど、俺はダイヤより実力がないってことだ。

振られたらこいよ。

俺が相手してやるから──

伊里也side.End

43:いおにゃん ◆sgig:2012/11/13(火) 18:30 ID:CyU

由紀side.

スペードが落ち着き、次の試合が始まる時だ。

私はダイヤさんに伝えた。

「もし、無事に帰れたら・・・ダイヤさんに話があります」

そういうと、ジョーカーがダイヤさんを呼んでいた。

ダイヤさんは小さな声で返事していた。

「嗚呼」

と。

少し嬉しかった。

「rede.GO!!」

戦場で大きな音と声。

私はダイヤさんを見る。

茶色いフードとマント付きの中には黒いタンクトップとジーパン。

それに青い運動靴。

手に持っているのは二刀流剣。

ダイヤさんは他にも武器を持っている、ってリリナがいっていたけど・・。

何々だろう・・?

疑問に思った時

カキンッ!

という金と金がぶつかり合う音が聞こえた。

そう、その音は

ダイヤさんともう一人の男性の剣がぶつかりあった音。

もう一人の男性の方が強いのだろうか。

ダイヤさんが圧倒的に押されている。

「・・・」

私は大きく息を吸う。

「ダイヤさん頑張ってくださいっ!!」

そう大声で言うと

皆が私を見た。

私は恥ずかしくなって戦場から顔を逸らし、タオルで顔を隠す。


──その後、ダイヤさんが少し微笑んでいたのもしらないで──

44:いおにゃん ◆sgig:2012/11/14(水) 18:57 ID:CyU

夷月side.

ザンっという風が切れる音と共に、俺の頬に赤い液体が流れる。

そして俺も二つの剣を振る。

だが、相手は余裕なのか汗すら掻いていない。

「・・・」

これはあまり使いたくない──・・

だが・・

俺は“それ”を手に出す。

そして使った。


カっという音と共に爆発音が戦場に響く。

「!!呪符・・」

相手は気付いた。

「・・・嗚呼、呪符だ」

「・・・そうですか・・」

そういわれた時。

ズキン、と右腕と左足が痛んだ。

俺は痛んだ場所を見る。

そこには真っ赤な液体。

そして大きな切り傷。

「・・っ・・」

相手は俺の目の前まできた。

そして“最後”に言葉を告げた。

「──・・・です」

俺は目を開く。

それと同時に

俺の頭の上から剣が───・・。

夷月side.End

45:いおにゃん ◆sgig:2012/11/15(木) 18:15 ID:CyU

由紀side.

「っ・・・!!」

伊里也君が悲鳴にならないような短い声を上げる。

私は今、タオルに顔を隠しているため、何があったのかわからない。

何があったのか確かめるため。

私は顔を上げる。

「────・・・え?」

私は唖然としてしまった。

「う・・そ・・でしょう?」

ガクガクと手が震える。

「ダ・・イヤさんが・・・」

ダイヤさんの周りには赤い液体の水溜り。

そしてあの男の剣に、ダイヤさんのものかもしれない赤い液体。

そして返り血

「いやぁぁぁぁぁ!!」

ハートが声を上げる。

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!

あんなのダイヤさんじゃない!!

あんなのダイヤさんなんかじゃ───

「う、ぐ・・・ぁぁぁぁぁぁ!!」

私は泣いた。

今までにたまっていた涙をすべて流した。

喚いて、泣いて。

あの言葉を届けようとした人は

今、もう亡くなってしまったかもしれない。

亡くなっていなくても、この傷なら病院に運ばれたとしても死んでしまう。

「ダイヤさんっ・・・!!ダイヤさん!!うぁぁぁっ!!」

私はずっと泣いていた。

ジョーカーと私の対決は、明日に延期されたのだった。

46:いおにゃん ◆sgig:2012/11/15(木) 18:22 ID:CyU

由紀side.

私は少しパニック状態に堕ちていた。

リリナはそんな私についてくれた。

夷月さんは今、病院で入院している。

いつ目が覚めるかわからないらしい。

私は枕に顔を埋める。

「・・・由紀・・」

リリナが心配そうに私に声をかけてきた。

「・・・どうしました?」

「お前って夷月のことが好きなのか?」

「──・・リリナってわかってたんですか?」

「一応元人間だしな・・」

「え?」

人間・・?

元?

何故今は妖精に──・・

「トランプに選ばれし者の一人が代表して妖精となり、最後はQ(クイーン)となる」

そう聞いて私は、絶句した。

今、私達はすごく幸せだ。

なのに



































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