三重人格

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1:ボタン(゜A゜*):2012/08/10(金) 17:49 ID:ar.

河上  沙月 … このストーリーの主人公。
(カワカミ サツキ)    自分のカラダの中に、『沙月』・『日芽』・『結城』の3つの人格を持っている。
         虹ヶ丘高校の1年生。

佐々木 玲奈 … クールで無口だが、容姿はきれいのため『冷酷美女』と呼ばれている。
(ササキ レイナ) 虹ヶ丘高校の1年生で沙月と同じクラス。

佐々木 透哉 … 玲奈の兄で虹ヶ丘高校の2年生。
(ササキ トウヤ) 生徒会長をやっている。

2:ボタン(゜A゜*):2012/08/10(金) 18:05 ID:ar.

(沙月side)

「おはようございます……。」

アタシ、河上 沙月(カワカミ サツキ)高校1年生。
アタシはクラスでも地味で浮いていて、アタシを見る人は1人もいないと思う。
唯一アタシに話しかけてくれる人物は

「おはよ♪沙月。」

クラスでも無口でクールで有名な『冷酷美女』こと、佐々木 玲奈(ササキ レイナ)ちゃん。
玲奈ちゃんは隣の席で仲良くなった。
クールで無口ってイメージがあるが、実はけっこーイタズラ好きのおちゃめなコ。
この高校に入学して初めて話しかけてくれた大切なトモダチ。

「おはよう。玲奈ちゃんッ!」

アタシはそう言って玲奈ちゃんに笑いかける。
カバンの中から教科書、ノート、筆記用具を取り出してアタシは引出しをあけた。
すると…その中にはゴミや、『死ね』などと書かれている紙などが入っている。

「あれぇ?河上さぁん教科書とか片付けないのぉ?」

また…この人か。
上田 真理亜さん。
クラスでも目立っているいじめっこグループのリーダー。
次のターゲットはアタシらしい。
前までいじめていたコは不登校になってしまった。
アタシも不登校にする気かな?無理だと思うけど。
アタシは言おうとする前に

「上田サン頭おかしいんじゃない?前いじめてたコが不登校になったからって次に沙月をいじめることないじゃん?馬鹿じゃないの?」

と玲奈ちゃんがキツイ口調で言った。
真理亜さんはそれを無視して

「河上さんってさぁなんか臭いよね〜!!ちょっとこっち来なよぉ!」

と言ってアタシの腕を引っ張る。
するといじめっこグループの1人がアタシを押し倒す。

「コレ香水だからぁ〜。」

バシャッ――!

アタシに思いっきり香水をかける。
アタシは香水みたいな甘ったるい匂いが大っ嫌い。
それを知ってて真理亜さんたちはやったんだと思う。

「うッ――。アンタら良くこんな甘ったるいの持ってるね。ある意味スゴイ。」

アタシは立ち上がりながらそう言う。

バシャ――!

すると勢いよく真理亜さんたちに水がかかる。
……?なんで水?

「真理亜サン――人のコト無視しちゃダメじゃない。仕返しのついでにその甘ったるい匂い消したげる。」

玲奈ちゃんはそう言って真理亜さんのいじめっ子グループのコに水をかけてる。
玲奈ちゃん…優しいけどやりすぎです。

3:ボタン(゜A゜*):2012/08/10(金) 18:10 ID:ar.

(沙月side)

「はぁ?アンタタチのほうが何億倍も臭いッつーの!」

いじめっこグループの1人がアタシの引き出しの中に入っていたゴミをアタシにかけてくる。
でも玲奈ちゃんはそれをかばってくれた。

(沙月…アタシに変われ!!)

ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!

ヤ…バ…いッ…結城になるッ!
ダメだって…今なったら…

カクンッ――。

「―――ッ!ふざけてんじゃねぇよ…」

4:☆ソラ☆:2012/08/10(金) 18:13 ID:6/M

こんにちは。
おもしろーい!
続きが気になるー!!!

頑張って!!

5:ボタン(゜A゜*):2012/08/10(金) 18:19 ID:ar.

(結城side)

「てめぇら…良くこんなくだらねぇことできるよな。覚悟はできてるんだろーな?」

よくもオレに…まぁ沙月のカラダだけど…甘ったるいモンかけてんんじゃねぇよ…

(結城ッッッ!変わって!早くッ!)

「変わんねぇよ…これが終わったらな?」

「何コイツ…1人でしゃべってるよ…気持ち悪ッッッ!」

「あちゃ――結城サンかぁ――凶暴なヤツ出たなぁ」

コイツが真理亜ってヤローか…
おッ…玲奈もいるじゃん。
こりゃこりゃ…面白くなりそう。
オレはそう言って唇を舐める。

ペロッ――

ドキッ

このオレのしぐさを見て落ちねぇ女はいねぇな。
まぁ玲奈は落ちないけど。
見た目は沙月なのに女子のみなさんは落ちるんだよな。
玲奈はあきれた顔をしている。

(結城!あまり派手なまねはしないで!お願いだよ?)

「分かってるよ――。」

オレはそう言ってメガネを取る。
沙月なんでメガネしてんだよ…邪魔。

バコォン――

大きな音と同時にオレは真理亜って言うヤツの横すれすれを思いっきり蹴る。

ギロッ!

「次沙月に手ぇ出してみろ!次こそ顔面蹴るからな?」

ゾクッ!

6:ボタン (゜A゜*):2012/08/11(土) 09:29 ID:ar.

(沙月side)

結城ッ早くアタシと変わって!

「分かってるよ」

カクンッ――

「沙月?戻った?」

玲奈ちゃんの声がする。
アタシ…沙月に戻ってる?

「れ…い、な…ちゃん?」

「沙月戻った。結城が暴れまくってた。アイツって男?女?」

「一応は女の子なんだケドオレって言う時とアタシって言う時があるんだよね…結城。」

はぁ…疲れたなぁ…なんか。
さっき結城が暴れまくったからかな?

「ほいッ!沙月メガネとゴム。」

「ありがと。」

アタシはメガネをして、ササッと素早く髪の毛を三つ編みに縛る。
結城…髪の毛とメガネ取るのは良いけど…直してよ。
みんなはビクビクしながらアタシを見てる。
もう慣れたけど。

「河上さぁん…アンタ何したか分かってるのぉ?アタシの顔の横すれすれを思いっきり蹴ったんだよ!ふざけないでよ馬鹿!」

「アタシ思うんだけどさぁ…人に馬鹿馬鹿言ってるほうが馬鹿なんじゃないの?それに真理亜さんにバカって言われる筋合いないでしょ?あたしこれでも学年でトップだよ?」

アタシはこれでも頭は良いほう。
勉強はそこそこできるほうだから。

「ちなみにアタシは学年2位ですッ♪」

玲奈ちゃんが待ってましたとばかりにそう言う。
まぁアタシタチ頭良いしね。


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