先輩、大好きでした

葉っぱ天国 > 小説 > スレ一覧 [書き込む] Twitter シェアする? ▼下へ
1:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 14:45 ID:Wp6

初めましてっ

知ってる方はこんにちは(*´∀`*)


切ない系の小説を書かせていただきますっ!!

感想・アドバイスお待ちしてます!


START(`・ω・´ )

2:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 14:52 ID:Wp6

プロローグ



桜吹き荒れる春。

『先輩、大好き』

初めての告白をした。



花火の音が耳に響く夏。

『先輩、なんで?』

初めて痛みを知った。



寂しげな秋。

『先輩、最低っ…』

涙を流した。



雪降る冬。

『嫌だ…行かないで…』

先輩の腕をつかんだ。



先輩はいつも笑ってた。

先輩はいつも寂しげな目をした。

先輩はいつもあたしを見つめていた。



「俺はお前を愛せない」

辛そうな顔をして言う先輩の顔が離れない。


先輩が初めてを教えてくれた。

3:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 14:57 ID:Wp6

序章


たくさん笑った。

たくさん泣いた。

たくさん怒った。

たくさんわがままを言った。

たくさん悲しんだ。

たくさん知った。


たくさんキスした。


たくさん、愛した。



先輩、届いてる?

先輩、聞こえてる?



先輩、


少しでもあたしを愛してくれた?

4:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 15:09 ID:Wp6

1章 「先輩、仲良くしよう」


その日は突然やって来た。

「千夏(ちなつ)って彼氏いたっけ」
「…え?」
お気に入りの本を片手に、目を丸くして友達を見つめる姿を見て、友達はため息をつく。
「その様子じゃいないか」
ふ、と鼻で笑ったあと、チラチラとあたしを見る。
まるで『じゃああなたは彼氏はいるの?』って聞かれたいみたいに。
でもあたしはあえて何も言わなかった。
自分だけ置いていかれる気がして。

蒼井千夏(あおい ちなつ)。
中学2年生。
特別可愛いわけではない。
特別頭がいいわけでもない。
特別スタイルがいいわけでもない。
平凡な女子中学生。
「なんで聞かないの」
不満を持つ友達…、もとい河上律香(かわかみ りつか)。
あたしの毎日は律香と過ごしている。
大切な友達、と言うもの。

5:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 15:23 ID:Wp6


「聞かないとダメ?」
「ダメ」
首を2、3度振ったあと、あたしをジッと見つめてくる。
さあ、早く言え。きっとそう思ってるはず。
あたしは聞く代わりに重いため息を投げ捨てた。
それを見た律香はお怒り。
あたしは声に出さず、律香の様子を伺う。
「紹介しようか」
ほんの少しだけ釣り上がる口角をあたしは見逃さない。
「何企んでるの?」
「別に何も企んでない」
「額に汗が…」
「うるさいな」
律香。
それは自分勝手と言うのだよ。
後ろで結っている髪の毛を触りながら、律香は口を開く。
「あたし彼氏できたんだけどね、」
ついに自分から言った。
あたしが聞かないから?
どっちにしてもため息は漏れる。
「兄に頼んで紹介してもらったの」
ふふ、と誇らしげに笑う律香を見て、呆れた顔をすることしかできない。
いつかそういうのに引っ掛かりそうだと思ってたけど、ついに引っ掛かったか。
将来、詐欺とかに合わないの?
「それで、彼の知り合いの男の人を紹介してあげようと思って」
軽く笑う律香。
…は?
耳が悪いわけでもないのに聞き返してしまいそうだった。
「ちなみに…その人は3年生だよ。
同じ学校で…」
淡々と話していくからついていけない。
3年生?紹介?男?
頭が混乱する。
でもすぐに答えはまとまった。
ゆっくりと口を開く。

6:桜花 ◆SCyE:2012/08/11(土) 15:48 ID:.TA

いやぁぁ!!!!!??←
いれてください☆
プロローグでドキンとしたよ←
頑張れ〜

7:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 15:56 ID:Wp6

>桜花
ありがとう〜(´;ω;` )
頑張るねっ

8:りう ◆EppM:2012/08/11(土) 16:54 ID:C6Y

薫〜頑張れ〜♪
今回は切ないのか…。
楽しみにしてるねっ!

9:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 16:55 ID:Wp6


「…無理!!」

教室にその声は響く。
でも騒がしいから、誰一人とこちらを見なかった。
幸運のような残念のような…。
ただ一人、耳を塞いで嫌そうにこちらを見る。
…律香以外に誰がいる。
「うるさいな」
「だって…そんなの嫌だから」
睨む。
軽く…本当に軽く。
睨んだかどうか分からないぐらい。
律香はため息をついたあと、携帯を開く。
片手でカチカチとボタンを押していく。
さすが機械には慣れている。
…感心してる場合じゃないけどね。
また本の続きを読み始めようとした時だった。
「あ、もしもし?今行くね。
図書室の前の廊下で待っててほしいんだけど…」
自分の指にくるくると長い髪を巻き付けながら淡々と話す。
…まさか。
信じたくなかった。
でも、冷や汗は止まらない。
パチンと携帯を閉じる音が聞こえて、あたしの心臓はドキリと跳び跳ねる。
恐る恐る立ち上がる律香を見上げると、不気味なほどの清々しい笑みを浮かべていた。
…あたしの予想はあっているかもしれない。
「さぁ、行こっか」
「ど、どこに!?」
腕を引っ張られるが、あたしは必死に連れて行かれないようにする。
「もう…休み時間終わるよ?」
「今始まったばかりでしょう」
なんとか言い訳をしないと。
あれこれ考えてるうちに、あたしはどこかへと連れて行かれた。

10:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 16:57 ID:Wp6

>りう
ありがとう〜(´;ω;` )
かなりの切ない系にしたいと思ってます…
そしてまた先輩シリーズ(笑)

これからも読んでくれると嬉しい…

11:りう ◆EppM:2012/08/11(土) 17:05 ID:C6Y

もちろん読むよ♪
私も思ったよ、また先輩って(笑)

律香、強引だなぁww

12:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 17:18 ID:Wp6

>りう
『2回目の〜』の方はもう捨てt((((殴
もう書かないかもねw
こっちをがんばるww

13:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 17:24 ID:Wp6

「ちょ、律香…!」
必死に叫ぶが律香には届かない。
無言であたしの手を引くばかり。
なんでっ…!
全然知らない人と会うなんて嫌だ…!
「千夏…、ちょっとは男と話しなよ」
ため息を吐かれる。
…あれ?
なんであたしが説教されるわけ?
勝手に連れて行こうとする律香に怒りたいんですけど…
でも本当にその通りだった。
男友達なんて一人もいない。
彼氏も欲しいとは思っていないから男の人と関わるなんてなかった。
関わろうとしなかった。
だから、彼氏いない歴14年。
だからその行為はあたしにとっては余計なのですが…?
「いいじゃん、年上っ」
急に笑顔になるから。
きっと律香の彼氏は年上だ。
…冗談じゃない。
考えが大人すぎるし、すぐに不安になったりしそうな年上。
そんなの好きになるとかあり得ない。嫌だ。
でも、一度は恋をしてみたい。
うつむいてるうちに、いつの間にか律香の足は止まっていた。

14:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 17:33 ID:Wp6


「あれ…まだ来てないみたい」
携帯で喋っていた通り、図書室の前の廊下にあたし達はいた。
周りには人一人居やしない。
…本当に来るの?
意味もなく、上靴のつま先を見つめる。
どんな人が来るんだろ…
不良とかだったら嫌だなぁ…
かと言って真面目すぎる人も嫌だ…
何だかんだ言っても、あたし期待している。
高鳴る胸。
あたしはいつの間にかドキドキして、待っていた。
ふと下を見た瞬間。
…カツン。
足音がすぐ近くで聞こえた。
ドクンと心臓が鳴り響く。
もしかして…来た?
そう思うと顔が上げづらい。
「千夏?顔上げろー」
偉そうに言う律香の声が聞こえる。
ほんの少しだけ体を動かす。
一気に顔を上げよう。
そう決心した時だった。
「…千夏、って言うの?」
頭の上から低い声が降りかかった。

15:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 17:52 ID:Wp6

聞いたことのない声だった。
あたしに紹介すると言ったのはこの声の持ち主だろうか。
そう思うとバクバクと心臓が鳴る。
ありえないほどの速さになる。
「は…はい…千夏です…」
肩が震える。
あたしって人見知りだったっけ…?
顔を上げる。
自分より圧倒的に大きい背。
黒に、少し茶色の混じった髪の毛。
いかにもモテます、という感じの整った顔立ち。
見た目は完璧だった。
「そんなにビビんなくていいのに」
ふ、と柔らかく笑うその人は、思ってたよりも優しそうだった。
「じゃあ…あたしは海斗(かいと)とどっか行くから」
海斗…とはきっと彼氏の名前だ。
気づくと律香の隣には、不良っぽい男の人がいた。
耳に何個もピアスをしていて。
少し怖くなる。
この人はピアスも何もしてないのに。
チラリと男の人を見る。
やっぱり、顔は良い。
…でも中身が一番重要。
顔だけで決めちゃダメだ!!
そう自分に言い聞かせるけど、やっぱりかっこいいと思ってしまう。
「千夏」
「へっ?」
ドクンと心臓が跳び跳ねる。
声の主は先程と同じ、あの人だ。
律香の姿はもうない。
廊下にはあたしとこの人、二人っきりだ。
「よろしくな」
あまりにも無邪気に笑うから。
不覚にもドキンと心臓が鳴った。

16:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 19:15 ID:Wp6



裏なんてなかった。
優しくて、柔らかくて。
この人はこう笑うんだ。
この人はこんな顔するんだ。
少しのことを知っただけなのに。
嬉しくてたまらなかった。
…どうしてか分からないけど。
この人といたら、楽しそう。
「千夏、名字は?」
「あ、蒼井です…」
「いい名前だな」
頭に乗っけられる手。
心が暖まる。
その場で硬直してしまう。
「佐賀 直太(さが なおた)」
「え?」
「俺の名前」
直太…。
「っ!!」
頬が熱くなるのはあたしでも分かった。
なんだこれ。
名前を知っただけなのに。
頬が、胸が、熱くてたまらない。
「これでも3年生だから」
笑いながら言う直太先輩に、目を奪われる。
…優しい。
こんな人もいるんだ。
頬の熱が引いた頃。
「もう休み時間終わるけどさ、」
直太先輩の話に耳を傾ける。
「…サボるか」
くっ、と笑う直太先輩。
あたしの答えを聞く前に、あたしの腕をつかみ、直太先輩は走り出した。

17:りな:2012/08/11(土) 20:05 ID:WLo

入れて
薫って色々小説書いてるけど大変じゃないの?

18:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 20:13 ID:Wp6

>りな
いいよ〜!
来てくれてありがとう(TωT )

大変だよ(笑)
葉っぱ天国、魔法のiらんど、占ツク…

でもちゃんと更新してるからいいの!

それに小説書くの楽しいし…

19:りな:2012/08/11(土) 20:14 ID:WLo

そうなんだ
頑張れ!!

20:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 20:28 ID:Wp6

>りな
アリガト(TωT )
頑張るね!!

21:りう ◆EppM:2012/08/11(土) 21:10 ID:C6Y

きゃぁー!?
きゃぁー!?
良いところにいる〜♪
てか授業サボっちゃった〜ww

>>薫
[二回目の、『好き』]止めないで!!!
楽しみだったのに……。

22:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 22:14 ID:Wp6


「直太先輩っ…!!」
サボるなんてしたことない。
この人普通にこんなことできるの!?
なんなのっ…中身は不良じゃん?
とか言ってるのに。
どうして足を止めようとしないんだろう。
どうして手を離すことができないんだろう。
振り払おうと思えば振り払えるのに。
振り払うのが惜しいと思ってしまってる。
「どこ行くんですかっ…?」
切れる息。
直太先輩は優しく笑った。
「内緒」
ああ、また。
心臓が鳴ってしまった。
溢れ出るこの気持ちは何だろう。
それから靴を履き替えるよう言われ、何がなんだか分からないまま靴を履き替えた。
「じゃあ…川原でも行こうか」
「お…おまかせします」
あたしどうして頷いているんだろう。
授業をサボるなんてこと、あってはいけないのに。
それでも、この手を振り払うのが惜しくて。
素直に着いて行くことしかできない。
学校から少し離れたとこまで全力疾走で行く。
久々の運動で、ほんの少し走っただけなのに苦しくなるほどだった。
普段から運動しないとなぁ…
一滴、汗が流れる。
それを拭う暇も与えないほどの綺麗な川が目に入った。

23:薫 ◆0rlM:2012/08/11(土) 22:16 ID:Wp6

>りう
感想ア・リ・ガ・ト\(TωT )

うん、ちゃんと書くよ〜w
今度更新します(*^^*)

24:藍香:2012/08/12(日) 00:56 ID:tX6

薫>>来たよ!小説頑張って♪

25:彼方:2012/08/12(日) 10:03 ID:xq2

私も魔法のiらんどで小説書いてます☆
それに出てくる子と千夏ちゃんが
同じ名前だったのでびっくりでした!

26:りう ◆EppM:2012/08/12(日) 10:35 ID:C6Y

>>薫
うん、書いてよっ!
小説、楽しみにしてるね♪

あの二人は川に行ったのかいw

あと、今日から15日まで出掛けますっ!
小説、待ってるね〜☆

27:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 10:44 ID:Wp6

>藍香
来てくれてありがとうぅぅ!!!
頑張るね♪

>彼方(?)
前の呼び方なんだっけなぁw
取り合えず訪問ありがとうー☆

>りう
OKOK〜♪

川というか…川原ですw

了解!
あたしも明日からいませんの…
今日いっぱい更新しとくねっ

28:彼方:2012/08/12(日) 10:58 ID:xq2

>薫
かにゃたじゃなかったっけ?w
最近、先輩系大好きなんだw
てか切ないのが大好きすぎる…w
だから、薫頑張れ!

29:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 10:59 ID:Wp6

「ここどこ…?」
見たことのない風景。
すごく綺麗。
透き通った水に、花も咲いている。
学校から少し離れたとこにこんなとこがあるなんて。
…全然知らなかった。
「落ち込んだりとかしたら来るの」
長い前髪から覗く瞳は、どことなく寂しそうで、でも綺麗だった。
何かを抱えているようで。
辛くて重い何かを、一人で背負ってるように見えた。
そんなの、気のせいだと思うけどね。
「授業…何度もサボったことあるんですか?」
せっかく格好よくて優しいのに。
あ、格好いいは関係ないか?
とにかく性格不良じゃ全然ダメじゃん。
勿体ないなぁ…。
直太先輩は少しの間考え込んだあと、ニッと口角を釣り上げ、ようやく口を開く。
「サボりは今日が初めて」
…え。
悪いけど疑っちゃう。
初めてなのにこんな簡単にできちゃうの?
あたしはこんなにドキドキしてると言うのに。
今頃サボりがバレて、戻った頃には叱られるかもと思うと、怖くて仕方ない。
「あんな簡単にサボれちゃうんですか」
聞こえないように小さく言ったつもりだった。
でも直太先輩には丸聞こえ。
「千夏がいたからかな」
「…どういう意味ですか?」
身を乗り出して聞く。
そんなあたしの様子を見て微笑んだあと、先輩は微笑んだ。
「仲良くしたかった」
そう言って、あまりにも切ない目をするから、あたしの心は傷んだ。
ねえ、直太先輩…どうして?
「…そうですか」
口元は確かに笑ってた。
笑ってたけど。
瞳が、笑ってないよ。
苦しい、って言ってるよ。
…先輩。何で?

30:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 11:01 ID:Wp6

>かにゃた
そうそうそう(笑)
思い出したw

先輩系の作品あたし大好きw
ずっと前からこういう話書きたかったの〜(´▽`)/

めちゃくちゃに切なくしてやろう((←
頑張るね!!

かにゃたのスレにも行くわ(^_^)/

31:梓(元オニオン):2012/08/12(日) 11:09 ID:3oo

元オニオンでございます。
忘れかけだと思いますが宜しくお願いします。
入れてもらってもよろしいですか?
この小説『恋空』に似ていますね

32:由希:2012/08/12(日) 11:23 ID:Prw

見つけました!
私がキャスフィのういです^^
小説応援してるよーー♪

33:由希:2012/08/12(日) 11:28 ID:Prw

全部読んできましたっ
楽しみにいしてるねー^^

34:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 12:10 ID:Wp6

梓>いやいや、覚えてるよ!久しぶりだね!!入って、入ってー☆

そうかい?w
パクりじゃないからね…
じゃあ少し話変えるわ〜

由希ちゃん>来てくれてありがとう!!楽しみにしててっ

35:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 12:22 ID:Wp6



「千夏」
「…はい?」
「心配なら戻っていいよ」
柔らかく微笑む。
何故か心が傷んだ。
「大丈夫です…」
近くで鳥のさえずりが聞こえる。
虚しいほどに、耳に、心に、響く。
直太先輩は何か抱え込んでいる。
それだけは分かる。
だって、ほら。あたしか見てない時は…
こんなにも悲しい顔をしている。
眉を下げて、重そうにまぶたを上げて、きゅっと唇を噛み締めて。
どうして?って、問うことができない。
聞いたらいけない気がして。
こういう風に一緒にいることができないような気がして。
そう思うと聞こえない。
どうしようもないぐらいに、あたしは、直太先輩と居たい。
ねぇ、この気持ちって何かな。
「千夏、彼氏いる?」
「えっ」
唐突な質問に、言葉が詰まる。
いきなりですかっ…!
いる、って言ったらどうするんだろう。
いない、って言ったらどうするんだろう。
どんな答えを期待しているのか。
あたしは言った。
「ちゃんといますよ」
曇りのない、晴れた笑顔であたしは直太先輩を見つめた。
直太先輩は、しばらく何も言わず、でも表情を変えない。
無表情のまま、草原に寝転がる。
「そうか」
「先輩は?」
「…俺は」
一瞬、ピタリと声が止む。
サラサラと、穏やかな川の音が響く。
「いねぇわ」
歯を出して笑う直太先輩。
どことなく悲しみを表していた。
今にも泣きそうで。
今にも苦しみそうで。
今にも…消えてしまいそうで。
…怖い。

36:梓:2012/08/12(日) 13:55 ID:3oo

薫さん〉あっいえあの春に出会って冬に別れるみたいなのが
そっくりだなぁと思っただけだので・・・
入れてもらってすぐなのですが明日から明後日でこれません。
先輩は傷つきやすいタイプなのですね。
千夏さんの対応によって先輩の態度が、ころころ変わりそうな気がします。

37:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 16:56 ID:Wp6


「先輩?」
「何」
「…あれ?」
「何だよ」
気になったのか、直太先輩は即座に起き上がる。
気のせいだよね。
悲しそうに、苦しそうに見えたのは。
「…なんか辛そうに見えて」
苦笑いをする。
すると直太先輩も苦笑い。
誤魔化しのつもりだろうか。
やっぱり気のせいじゃないみたい。
苦しんでるんだ。
悲しんでるんだ。
「直太先輩って好きな子いるんですか?」
「…何でお前に話さなきゃいけねぇんだよ」
嫌そうにこちらを見る。
もちろん冗談で。
本気でやるなんてこと、直太先輩はしない。
「いいじゃないですか。
もしかして、片思いとかですか?」
「…それは」
急に声の大きさが下がる。
うつむき、あたしを見ようとしない。
…何かがおかしい。
直太先輩、何か隠してる。
何か苦しいことでもあったんだ。
直太先輩が喋り出すまで、あたしは意味もなく川を見つめていた。
穏やかな流れの川を。
透き通って、濁りのない川を。
ずっとずっと見ていた。
「…直太先輩?」
「……」
どうして返事をしないの?
どうして光のない瞳なの?
「直太先輩」
「何だよ」
我に帰ったのか、ハッとしたあと、すぐにあたしを見る。
でもまたすぐにボーッとする。
「…先輩!」
「関係ねぇだろ」
…え?

38:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 16:58 ID:Wp6

梓>あ、それ?
パクったつもりはないです(・∀・)/
完全オリジナルですよっ
感想ありがとう☆
登場人物にまで“さん”をつけなくてもいいのにw

39:梓:2012/08/12(日) 17:56 ID:3oo

あっそういう意味ではなくあくまでも自分の感想ですので・・・
でもそれで不快な気持ちにさしたのなら謝ります。
本当にすみませんでした。

いえいえ真面目が一番ですので

40:薫 ◆0rlM:2012/08/12(日) 21:40 ID:Wp6

>梓
いやいや!
全然気にしないで!

そっかw
タメ口で話してる梓見たい(´・ω・)

41:薫 ◆0rlM:2012/08/13(月) 08:36 ID:Wp6

おはようです!

今日から2泊3日でキャンプに行ってきます!!

まぁ読者はいないと思いますが、更新停止します♪
ではでは(`・ω・´)/~~~

42:りな:2012/08/29(水) 19:17 ID:L6c

薫〜〜〜

最新書いて〜><


書き込む 最新10 サイトマップ