boy & girl

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1:DDB:2012/09/14(金) 13:48 ID:ez-2ww

boy & girl
〜rule〜
・感想等は随時受付中
・荒らし等ナリ禁止
・短編が主になると思います
・主に私が書いている詩を題材にしています
↑何気に宣伝

2:DDB:2012/09/14(金) 14:08 ID:ez-dyc

人格合う四字熟語を何時も探してた

人が友人にあだ名をつけるように私はその人に合う四字熟語を決める

ずっとそんな事してたんだけど
ふと、思った、私は何だろうか?
天衣無縫という自由で綺麗な言葉も合わない

泰然自若の精神も兼ね備えてない

ましてや、付和雷同って訳でもなくて


だから自分がよく分からなかった
そして気が付いたら誰もいない教室で四字熟語で遊んでいた

3:DDB:2012/09/14(金) 14:24 ID:ez-xP.

窓は全開にカーテンは半開き

いつもボー…っと人を見てずっと考えてる

昼間も体が弱くっていつも体育を休んでた


今日は曇りだからなのか、とても快適だった

「あれ?中村さん?」

「へ?」

「中村さん保健室に居なくて良いの?」

「あ〜…多分ね」
綺麗な目、何かに燃えてるような

この人は毎日東奔西走…つまりある目的(夢)を達成するために
せわしなく動き回る人

何だろうなぁ…今も息が上がってるし

「どうしたの?ボーっとして」

「いやぁ…何でもないよ?」

「そ、そっか…」

そう言って忘れ物があったのかバックから何かを取り出して

「じゃ…じゃあな!」

と、言っから出て行った。

廊下から明らかに走ってる聞こえてきた

4:DDB:2012/09/15(土) 00:52 ID:ez-0mM

私あの男の子の名前知らないな…

それほどクラスの人の名前に興味がないって事だけど

あの子を思い出しながら、また物思いにふけっていた

パタパタ…

明らか走っている音だった
きっとさっきの男の子なんだろうな

「中村さん!!」

当たっていた予想通りさっきの男の子だった

「どうしたん?息が上がってるけど」

「…その先生に聞いたら保健室に連れて行って下さいって」

「…!そうなんだ」

やっぱり東奔西走って言葉がピッタリだった

そうして保健室へ向かっていると

「中村さん」

「何?」

「前に四字熟語の勉強あったよね?」

「うん」

「僕ね、中村さんに似合うの見つけたんだ」

「ふーん…どんなの?」

「魑魅魍魎」

魑魅魍魎…様々な妖怪変化って意味だっけ…

「そんな言葉が私にピッタリなんだ」

「うん(笑)
誰にもとらわれてないようなトコとか」

誰にもとらわれてないか…

5:DDB:2012/09/15(土) 01:10 ID:ez-Ylw

「 ……。」



「中村さん?保健室、着いたよ?」

「え?えっと…あ、ありがとう」

「へ?礼を言われる事しましたっけ?」

キョトンとしている顔から、冗談ではないことがわかった

「私が魑魅魍魎なら君は東奔西走が似合うよ
頑張り屋みたいだし」

「そ、そうかな?…えへへ嬉しい(笑)」

「あ、名前知らないや」

「僕は晴月優斗だよ優斗って呼んで」

「じゃあ優斗、私は中村知恵
なんて呼んでもいいから」

優斗は名前を聞くと満面の笑みで

「知恵、またね(笑)授業が終わったら迎えに来るから」



それから、なんだかその日は穏やかで
朝霧さえも払いのけてしまいそうなそんな穏やかな日だった

6:DDB:2012/09/15(土) 01:17 ID:ez-.ww

>>2-5
【妖しと努力屋】

独特な少女と優しい青年

7:りっこ:2012/09/15(土) 08:59 ID:XCo

審査結果

詩が題材と言う斬新なアイディアで良いと思います。

ですが

アドバイス点があります。



まず、もっと情景描写を増やしてみては如何でしょう?

人物の気持ちなどは、書かれていて良いと思うのですが、情景描写は少ない気がします。

増やす事によって、もっと細やかな動きが表れて良いと思います。



あと、まだ一回しか書かれていませんが

(笑)

これ、正直言うと、小説では論外です。

これは情景描写で表しましょう。

(笑)を使えば表現が簡単に出来ます。

だからダメなのです。

これじゃ小説ではなく、漫画の様になってしまいます。

それに、まるで手抜きに見えてしまうので使わないほうが良いと思います。


以上です。

ご依頼ありがとうございます。

8:DDB:2012/09/15(土) 15:06 ID:ez-mMU

有り難う御座いました。
四字熟語の読み仮名は一切書きませんでしたが
読み方書いた方が良かったでしょうか?

9:DDB:2012/09/15(土) 15:24 ID:ez-J1k

世界はなんてくだらないのだろうか?なんて… よく言われてるがよく分からない
くだらない世界を今日まで生きていると言うのに。
そんな事を考えながら暑い暑い視聴覚室に一人佇んでいた
もうすぐ日が沈む、そして今どこかで朝日が昇る
「朝のリレー」昔好きでよく読んでいた
どこかで朝が来ると託すようにどこかで夜が訪れるのに
もう少しで此処も誰かに夕日を託す
そんな世界なんだ…

そんな世界のどこがくだらないのか分からない

くだらないなら、絶望したなら死ねばいい

「美香?此処に居たんか?もう帰る時間ばい」

「うん。分かっとるよ」

「そ?ほら…もう直ぐ日も暮れっし
ここん鍵返さなんけん早く出らんといけんけん」

「うん…」

鍵を閉めたらお終い。なんて知る由もなく奈美は淡々と戸締まりをする

10:DDB:2012/09/15(土) 15:37 ID:ez-3xk

「どがんかしたん?」

そして奈美は心配そうに顔を覗き込んできた

「どげんもしとらんよ」

「美香さ最近ボー…っとしとらん?大丈夫?」

「うん大丈夫職員室早く向かわんでよかの?」

「あ、そうやった早くせんと」

「私、忘れもんしたから教室行くわ」

奈美はそう聞くとそそくさと職員室に向かってった
その姿を見ただけなのに涙が止まらなかった…なんだが誰もみてないのに恥ずかしくなって
急いで教室への道を駆け出した

教室に入ってもまだ涙は止まらなくて一層零れ落ちてきた
でも迷いはなかった逆に頭はスッキリしてゆっくり窓を開けると
暑い暑い風が流れ込んできた

11:DDB:2012/09/15(土) 15:47 ID:ez-CA2

(美香の忘れ物って何やろ…)
ふと、気になった教室の窓へ目を配ると美香が

落ちる瞬間だった

私は慌てて美香が落ちた場所へ駆け出す…脚がもつれても頑張って
美香は既に赤い水溜まりにいて私は急いで駆け寄って叫んだ

「美香!!!美香!!!」

「……奈…美?」

「美香なんで!?」

美香は何故か幸せそうに泣きながら笑っていた

「な…み…あり…がとうっ」

「美香?ねぇ?大丈夫だから…!!眠ったら駄目やけんね!!」

「…奈美…私…も…託すよ」

意味が分からなかった…何を託すのかでもとっても幸せそうで聞けなかった…
そうして間もなく息をしなくなった。
声が出なかった私の声を聞きつけた人達が騒いだって小さな声だと思った

12:DDB:2012/09/15(土) 15:53 ID:ez-Qsw

奈美が泣きながら私を見ていた嬉しいと心から想った
後悔なんてしない世界に絶望していたけど最後は良かった
奈美…私も託すよ

私の命に夜が来て奈美に夜明けが来ればいい
あん時助けられなくてごめんって言いたかったけどもう声が出なかった




……嗚呼なんて幸せな世界だろうか

13:DDB:2012/09/15(土) 15:55 ID:ez-Uq6

>>9-12
【絶望した世界に祝杯を】
友達をいじめから助けれなかった子と
いじめから自力で抜け出した子

14:りっこ:2012/09/15(土) 16:08 ID:sk.

そうですね…

自分で難しいと思うものには読み仮名を付けたらどうでしょう?

15:DDB:2012/09/15(土) 16:10 ID:ez-3xk

分かりましたなるべくそうしようと思います(笑)

16:日陰:2012/09/15(土) 16:20 ID:Q.M

読みました!
詩から物語(短編)ができていて、とても面白いです
続き、楽しみに待ってます

17:DDB:2012/09/15(土) 20:06 ID:ez-AVw

本当ですか?ありがとうございます(笑)
励みになります!!

18:Cosmos:2012/09/15(土) 20:49 ID:jtk

面白いと思います!
あと、イメージがあまりわかないので、何処にいるのかとかを入れ方がと思います。
あくまで個人的な感想ですが、参考にしてください。
あと、完全犯罪更新しました。

19:DDB:2012/09/16(日) 00:25 ID:ez-xP.

ありがとうございます!!
実のところイメージを特定させるの苦手なんです(笑)
やっぱり詩のようにホワホワさせちゃいけませんよね…小説って難しい
だから小説書くの好きなんですがね

はい!!後々拝見させて頂きます

20:DDB:2012/09/16(日) 00:55 ID:ez-mMU

今回は少し長くなりそうです(笑)

21:DDB:2012/09/16(日) 01:01 ID:ez-xP.

暦で秋と言えども暑いものは暑く
まぁ、そんな事は一日中部屋ですごす私に関係はなくって
所謂、不登校ってな訳で
とあるサイトで雑談するばかりネットの彼氏も出来て
リアと、かけ離す事は出来ない私にとってはとても幸せで
今日もサイトに行って話しているとサイトの彼氏からメールが来る

「「なぁ、由梨って確か熊本…だったよな」?」
って…なんの確認だろう
「「うんww」」
少し待っても返事が来なかった。
思わずサイトに「どうしたの?」っと書き込んでしまった
「…あれ?こういうの拓海が見てなきゃ意味ないよね」

♪〜♪〜

「「どうもしてないぞ(笑)ただ…同じ県内だから会いたいなって」」

…………え…ぇぇぇえ!?

22:DDB:2012/09/16(日) 01:15 ID:ez-dyc

動揺していたとこに続けざまにまたメールが来て
「「会えないならいいんだ…」」
「「ヤ、ヤなわけないじゃん!!」」
「「そっか…嬉しい(笑)」」

………

「よし、一通り打ち合わせ?も終わったよね」

…正直拓海がこんな事考えてるなんて知らなかった
私達は怖いくらいの偶然で同じ市内に住んでる

「実は知り合いだったりして」
つい顔が緩んでしまう…
「っていうか会う日が明日っていうね」
……ん?あれ?明日?
「やば!!!よ、着る物何にするか決めないと!!」

23:DDB:2012/09/16(日) 17:31 ID:ez-2ww

ついにってか昨日いきなし決まったとは言え超ドキドキする…
「顔は知ってるし…大丈夫だよね」
もう約束の時間
ふと、顔を上げると拓海が立ってた
「由梨…だよね?」
「………っ!」
ついつい息をのんでしまうぐらい格好いい
「…あれ人違い?ですか?」
「え!?違うよ!!由梨だよ…ちょっとビックリしちゃって」
慌てて返事をしたら拓海はいきなり吹き出して
「想像通りだな」
想像通り?慌ててたのが?
「…それってどういう意味!?」

24:DDB:2012/09/16(日) 19:33 ID:ez-Ico

「さあな」
拓海はそう言って笑いながら腕を引っ張りだした
「ねぇ!!どういう意味ってば!」
「そのまんまの意味だよ」
またまた拓海は笑いながら言う
「…馬鹿にしてる?」
少し怒ったように聞くと拓海は動じる様子もなく
「さあな」
と言って手を繋いでくれた

25:DDB:2012/09/16(日) 19:45 ID:ez-CA2

その日はとっても楽しくて初対面(みたいなもの)とは思えないぐらいで
もう少しで5時20分私の門限が高校生なのに5時30分だった
拓海も承知済みで
「由梨。また遊べるよな?」
「え?うん遊べるよ……いつでも…」
なんだか不登校とは言えなかった。
もしかしたら拓海に嫌われるかも知れないから
「なぁ…由梨今度の日曜日とかどう?」
「………」
「由梨?」
ハッと隣をみると不安げな拓海が私を見ていた
「…う、うん!!遊べる!!!」

そう言って楽しい1日が終わった

26:DDB:2012/09/16(日) 22:31 ID:ez-CA2

「明日…学校かぁ」
学校がある日は憂鬱になるサイトにも行けないし
学校行く気力もない昔からストレスとかに弱くって度々学校を休んでいた
中学に入ってからストレスも増えて学校に行けなくなった
「はぁ…どうしようかな」
まあ、私が行かずとも誰も困らないだろうし

27:DDB:2012/09/17(月) 01:43 ID:ez-dyc

頑張って保健室だけ行ってみる事にした
「先生今から出張だから困った事があったら保険係に言ってね」
保険係より先生の方が安心できるとか言えないよなぁ
「…はい」

先生はそう聞くと足早に保健室を出て行った
「保険係って誰なんだろ」

すると保健室のドアをノックする音が聞こえたと思ったら
いきなり人が入って来た保険係かな……!!!?
「え…嘘…」
入ってきたのは拓海だった。
「由梨…やっと学校来てくれたんだ」
意味が分からなかった
「なんで…」
「なんでって先生に相談されたんだよ由梨が学校に来ないこと」
サイトの事は友達に言ってた…
だから多分ちょっと聞けばすぐに分かる
「…そういう事なんだ」
私は何もなかったかのように対応した
「保険係さんどうかしたんですか?」
「え…っ?……ああ特にないですけど」
私は溜息をついて言った
「そうですか?チャイム、鳴ってますよ」
拓海は困ったように教室に帰って行った

28:DDB:2012/09/17(月) 08:39 ID:ez-Ico

流石に意地悪だったかな…ちょっと反省。ちょっとだけだけど
「なんでかな…」
ふと口から出るのは溜息混じりの言葉ばっかり
こっそり持ってきた携帯でサイトに行ってみる…
呟くぐらいの人がほとんどで暇つぶしにもならなそうな人達ばかり
拓海も呟いていた。
「「由梨ごめん」」
今更だよって思いたいのに拓海を許したい
「「別に」」
拓海の謝罪文に私はたったの二文字でしか返す事が出来なかった

29:DDB:2012/09/17(月) 09:06 ID:ez-Ico

昼休みになって昼食も食べて…やることが無くなった
先生は今日1日帰って来ないって言ってたし
まあ、学校に居ながらに私は暇人となっているのだ
「はぁ…」
ベッドに横たわったまましばらく寝ようと努力ばかりしていると
「…由梨」
明らかに拓海の声だった

30:DDB:2012/09/17(月) 09:34 ID:ez-J1k

拓海に仕切り代わりのカーテンを開けられて
とっさに布団を頭まで被って顔を見ないようにしたのに
布団を拓海が取り上げる
「ちょっ…!!」
反抗してしまったのと同時に拓海と目線が合って
「由梨」
もう一回今度ははっきり強く私の名前を呼ぶ

31:DDB:2012/09/17(月) 09:46 ID:ez-Ico

目を背けようとしても無理で
「な、何?」
その言い方に拓海は苛ついたのかよく分からないけど
「やっぱり「別に」って書き込んでんのに気にしてるんだな」
反論なんて出来ない。だってその通りだもん
「じゃあどう受け止めればいいの?」
発言した私にさえ聞こえにくい小さな声で聞く
「………さあ?」
聞こえていたんだ、でもそんな返事じゃ余計分からないよ

32:DDB:2012/09/17(月) 09:56 ID:ez-Uq6

しばらくの間、時計の音だけが保健室に響く
「なぁ由梨」
先に口を開いたのは拓海だった
なんだか心もすっかり落ち着いていて
ちゃんと話を聞こうって思えた
「多分、由梨が思ってる通り由梨の友達にサイトの事を聞いた」
やっぱり…そうだったんだ
「でも学校に来てほしいとかは絶対言わないつもりだった」
「……へ?」
拓海は私の気力のなさげな返事に少し笑いながら
「だって言われて来るなんて嫌だろ?今回だって俺が言わずとも来てくれたし」
拓海は私の心をわかっているかのようだった
「だから今日来てくれて本当に嬉しいんだ」

33:DDB:2012/09/17(月) 10:06 ID:ez-V0M

先生にだってたまに顔見せると同じ事を言ってる
そのたびにくだらないって思ってた…
なのに、拓海に言われた瞬間涙が零れ落ちてきて
どうしていいかわからない
拓海も同じだったみたいでどうしていいかわからない拓海の手が私の涙を拭った
「拓海…私明日から学校来ないかもよ?」
拓海はそう聞いても笑って
「そうしたら俺もサボったりしたらどの友達より沢山遊べるよな」
……。そういう発想があるんだと感心していると
言葉に出ていたようで
「そういう発想はあるんです」
と笑いながら話す。


昨日会ったばっかりなのになんだか昔から知っていたかのように
本当に心が落ち着いて嬉しかった
その気持ちがまた涙を溢れさせたもう止まらなかった

34:DDB:2012/09/17(月) 10:08 ID:ez-3xk

>>21-33
【未来とフィクション】
同じ学校に通う少女と少年

35:DDB:2012/09/17(月) 18:23 ID:ez-V0M

赤い看板のタバコ屋を少し進んで
大きな犬がいる家を静かに通る
電信柱には何時も捜していますの文字があって
その紙を目印に右に曲がる
道を曲がるといつも郁奈が立っていて
「郁奈」
静かな声で呼び掛けた。それに気付いたように
「また…来たんだ」
沈んだ声で返事をする、
毎日こんな風に始まって帰り際に郁奈は寂しそうに
「来ないで…」
そう言い放つのが当たり前だった

36:DDB:2012/09/17(月) 18:31 ID:ez-xP.

寂しそうなんてただの幻覚なんて言う奴も結構いる、
知り合いにその話をしたら話を聞いてた知り合いに突然言われた
「お前何時までも引きずってんじゃねえよ」
引きずってる訳じゃなかった。ただ可哀想だからと反論すると「馬鹿が…それが引きずってるって言うんだよ!!」
いきなり怒鳴りつけられ怯んでるのもつゆ知らず話を続ける
「あん子を可哀想思わせてんのも
縛ってんのはてめぇ自身なんだよ!!!
いいか?今すぐそんな感情捨てて楽にさせてあげろ!!!!」

37:DDB:2012/09/17(月) 19:49 ID:ez-CA2

あれから数日あの場所に行かなくなった
どうすれば楽にさせられるかわかんねぇから行けなかった
「久しぶりに行ってみよう…」
うじうじしたって始まらないそう思ったから
タバコ屋も大型犬も電信柱もなんでか懐かしかった
「……郁奈!」
「…また来なかった」
俺の声は聞こえないみたいだ
「……また来ないで」
そうやってずっと泣きながら空に話しかけてるみたいだった
「……もう行かないと」
「郁奈!!」
さっきよりも大きな声で名前を呼ぶ
「…あれ?また来たんだ」
本当に惚けた顔で俺に投げかけた
「郁奈…ごめん」
郁奈は驚いたのか嬉しいのか悲しいのかよく分からない顔をした後
ニッコリと笑った
「うん。ありがとう悠人…もう行かないと」
消えかかりそうな郁奈に
ふと手を伸ばしてしまったでも手を掴む事なんて出来なかった
そう……郁奈は…郁奈は…


幽霊だった

郁奈の残り香さえももう消えた
「もう大丈夫だよな…ごめんな……俺は」

38:DDB:2012/09/17(月) 19:50 ID:ez-2ww

>>35-37
【赤い路地】
殺した恋人と殺された恋人

39:DDB:2012/09/19(水) 21:12 ID:ez-dyc

詩なんて…

そう言う人が居るが、でも歌を

歌なんて…

という言う人はいないのだ。何でかはよく分からない
歌は可決している欠けたもの
欠けた歌にみんな共感をし想像し意味を感じる
情をいれて泣いたり笑ったり

「雪やこんこ…霰やこんこん…」
ふと、真夏に歌ってしまったりする
犬と猫の他に出て来るものは小さな子供雪が来ないか待ち続ける
歌だから伝わるんじゃない
詩(うた)だから伝わる
まあ、それでも私だってそんな1人で
「詩なんて…」

40:DDB:2012/09/19(水) 21:13 ID:ez-mU6

>>39
【詩歌】※うたうた
詩を愛するけど詩を愚弄する少女

41:DDB:2012/09/20(木) 22:43 ID:ez-mMU

世界が滅びたらどうなるのか
宇宙の藻屑?いいや爆発の衝撃でブラックホールに呑まれるかも
一度でいいから地球外生命体と会ってみたいものだ
きっと地球の定理なんて通用しない
窓を眺め黄昏を拝む
こんな事をする生命体は人間だけ
「…なんて今年滅びるかも分からないのに」
ふと笑みが零れる

この時間はご飯よってお母さんが言って
はーい。と言うのが定番

こんな光景さえ2013年絶対見れるかよく分からない

42:DDB:2012/09/20(木) 22:44 ID:ez-Uq6

>>41
【黄昏少女】
日常の中でただ黄昏る少女

43:DDB:2012/09/25(火) 07:57 ID:ez-J1k

「なぁ、あの美希と付き合ったって本当か?」
噂はすぐに広まった。本人はどうでもよさげで、凜としていた
彼女はいつも冷静で正直告白された時戸惑った
そのあげくその場で振ってしまってひとり泣いていたのを見かけてた
段々耐えきれなくなってきて今度は俺が言った
恥ずかしがった。そんな俺に美希は長めの溜め息をついてはなった
「頭、大丈夫?川上君」
美希はいつも凜としていた。
いつもの呼び方で名前は呼んでくれなかった
まあ、こんな事も言われるかもって覚悟は一応していたけどなんだか悔しい
「……本気?」
本気。じゃなきゃ振った相手に告白なんかしねぇし
「信じて欲しい?」
信じて欲しいに決まってる
こういう言い回しは美希の癖みたいなもので真意を探ろうとする
「今更」
そうはなつと笑みを浮かべた。でも、美希の気持ちはすぐにわかった
「遅いんだよ。とっくに…」
そう言いながら笑って、そんな美希を抱き締めたくなる。
まぁ、
そんな事出来やしないけど。美希には本当に悪いなと思ってる
一言じゃ足りねえぐらいに
美希も何か悟ったのか笑みを深める
でも、それと同時に涙が溢れ出ていた、けれど美希は戸惑う素振りもせずに
俺の懐に顔をうずめて言う
「死にそう…」
決して顔なんて見せてくれないけど
俺は、胸の内がかなりの幸福感でいっぱいだった
本当に言い表せないぐらいに
凛としている美希もこの時ばかりは崩れていて
かなり可愛い
「優、次可愛いとか言ったら命とりだから」
ヤバい。照れてるし可愛過ぎ
「命とりって言っただろ」
次の瞬間。気が付いたら保健室のベッドの上。
自分の身に何があったか粗方想像出来る、先生も居ないっぽい
まぁ、
かなり幸せだからいろいろどうでもいい。
良いんだけれども腹がとてつもなく痛いのが否めない

「優」
どう考えても美希の声だけどカーテン越しだから確証が掴めない
「美希…?」
そう聞くと美希(仮)は笑って
「優。私幸せだからな。じゃ」
おいおい…いい逃げ?嘘だろ?そんな嬉しい台詞言って逃げるって


しばらくして教室に行くと噂は既に広まっていた
「なぁ、あの美希と付き合ったって本当か?」

44:DDB:2012/09/25(火) 07:58 ID:ez-J1k

>>43
【台詞】
冷静少女と馬鹿少年

45:DDB:2012/09/25(火) 19:03 ID:ez-CA2

美希は、あいつ優に告られて付き合うようになったみたいだ
その分さらに優に目を奪われるようになってる
美希を見ている俺だけがきっと気づく感覚
俺は、幼馴染みで常に美希の隣にいる勿論あいつと付き合うようになった今も

「優発見」
美希は幸せそうに窓から人ゴミを眺めてる
「あ?ドコだよ」
そう俺が聞くと目を見開いて
しばらく此方をみた後いきなり照れだした
「や、やっぱり好きな人に目を奪われるって本当なんだろな」
……………。
優は絶対知らないんだろな美希のこの表情とか
「この事優に言わないよな?」
言わない。絶対
これ以上美希を知られるのは御免だ
「美希。本当に好きなんだ」
美希は此方を…目をみて言う
「優が初めて好きになった人なんだ」
きっと美希はちゃんと理解していない
俺が美希を本当に好きなんだ。こんな紛らわしい言い方しか出来ない
傷つくのが怖いから
こんな自分がマジで女々しいから悔しいし恥ずかしい。
きっと優は俺の気持ちに気付いてる。あいつも美希をみていたから―…

46:DDB:2012/09/25(火) 19:22 ID:ez-dyc

>>2-6
【妖しと努力屋】
>>9-13
【絶望した世界に祝杯を】
>>21-34
【未来とフィクション】
>>35-38
【赤い路地】
>>39-42
超短編集
>>43-44
【台詞】
>>45
【台詞】副編

47:DDB:2012/09/26(水) 22:58 ID:ez-2ww

「やっぱりいいな〜」
ふっと賢が呟いた
「何が」
のほほんとした賢を置いて僕はゲームを進める。
それに気付いたらしく賢はひっでーって言いながら画面に目を配る
「いやぁ…秋は寒くもなく暑くもなくっていいなと」
賢は意外と器用なもんで、ふたつの事をいっぺんに出来る
ゲームと考えながらお喋り
「秋は朝が暑かったり気温が不安定だろ」
そうだな。と言うと一気にとどめまでもってかれて負けた
「おにぎりでも作るか」
「梅干し」
まるで賢はお母さんだ
はいはいって言った後すぐさま調理?に取りかかる
のほほんとしてても器用で強くて(ゲームのみ)料理も人並み以上に出来る
賢を、お母さんと呼ばずなんと呼ぶか
「おーい声漏れてるお母さんじゃないよ」
しまったな。けどまあ、いいか
「ほれ梅干し入り」
の種抜き。だと思う
「thank you」
なんとなく英語で返す。発音も本格的に
「何故英語」

48:DDB:2012/09/26(水) 22:59 ID:ez-Uq6

>>47
【おにぎり屋】
母男子と冷静君

49:DDB:2012/10/02(火) 11:54 ID:ez-2ww



 大空と大地
…―番外編集―…

50:DDB:2012/10/02(火) 12:55 ID:ez-J1k

49で番外編集って書きましたがやっぱり取り下げます

51:DDB:2012/10/22(月) 19:46 ID:ez-Qsw

あげ

52:DDB:2012/10/22(月) 20:04 ID:ez-3xk

少年はひとりだった。
母親譲りで引っ込み思案の少年はずっとひとり
何をしても巧くいかない少年
友達も気づけば猫だけで
少年はひとりいつも裏庭に集まる猫達に語りかけていた
「僕は一体どうしたらいいんだろう」
猫達はゴロゴロと喉を鳴らすばかりで何も言いやしない
少年は思った。
(もしも猫の言葉がわかったら僕には数え切れない程の友達が居るのだろうに)
少年は裏庭にあったベンチに腰を下ろすと
ウトウトと眠りについてしまった

53:DDB:2012/10/22(月) 20:21 ID:ez-3xk

少年が目を覚ますと、どこからか可愛らしい声が聞こえた
「旦那がお目覚めだよ」
なんだか聞き慣れない口調の声の主は先ほど
喉を鳴らしていた猫、
少年は思わず。え?と声を漏らしたが猫は気付いていない様子
少年がしばらく驚いて動けずにいると段々猫が集まってきた
「旦那がお目覚めだって?今度はどんな話をしてくれるのかいな」
少年は度々、
猫達を相手に絵本を読んでいた。何故なら誰も読む相手がいないからだ
少年はとても驚いたがなんだか嬉しく思った。
旦那にはかなり違和感があるけれどもそれでもやはり嬉しかった

54:DDB:2012/10/22(月) 20:30 ID:ez-mMU

「君達には僕の言葉、わかるの?」
楽しそうにお喋りしていた猫達に少年は問いた。
別に猫達は驚かなかった。少年がたまにこんな質問をしていたからだ
すると割腹の良い猫が
「当たり前でぇ!!あっしらは旦那の言葉わかりまっせ!!」
少年はまたもや驚いた、猫はおしとやかなイメージで
こんな口調だとは思いもしなかった
すると、喉を鳴らしていた猫がこらまた可愛らしい声で
「でも、旦那はあたしらの言葉わかんないんよねぇ」
と残念そうに呟いた
少年はその言葉に思わず
「わ、わかるよ!!」
と、少しばかり声を張って反論した
猫達はさすがに驚いてて何匹かは飛び上がる程だった

55:DDB:2012/10/24(水) 21:00 ID:ez-dyc

少年はそれからずっと猫達と遊び呆けた
「旦那も猫になればいいのに」
少年は目を覚ました。
猫は可愛い、しかし猫にはなりとうもない少年は怖くなった
震えだした。背中には冷や汗もかき一層恐怖が湧いた
裏庭から逃げ出した少年、猫達はあっけからんとした表情を浮かべたが
猫の脚は速いもので少年はすぐに追い付かれた
「旦那ぁ?どうしたん具合でも悪いんかぁ?」
遊女のような甘い物言いでとある猫が走りながら問いかけてきても
それさえもおぞましいと逃げ出す
「旦那!!あっしらなんか悪りぃ事しやしたか!?」
割腹の良い猫は今にも息を切らしそうな声で言ってくるが少年は耳を塞いだ
目の前に見えるは優しい少年のお母さん
少年は抱き付こうと手を伸ばしたが次の言葉で一瞬にして更に血の気が引いた
「あら?可愛らしい猫ちゃんだ事」
お母さんが手を伸ばした頭は少年だった。
少年は自分は猫になってしまったんだと後悔した


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