恋をしてはいけない

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1:LoNe:2012/09/22(土) 16:42 ID:ZH6



1週間に1回は書きます。
ノロイですが…w(´▽`)ゞ

2:LoNe:2012/09/22(土) 16:58 ID:ZH6


【皐月 千春(サツキチハル)】

・女
・16歳
・高校1年生

【早乙女 未来(サオトメミライ)】

・男
・16歳
・高校1年生

3:LoNe:2012/09/22(土) 17:00 ID:ZH6

用事があるので、帰ってきたら書きます。

……眠い。
では、行ってきます。

4:ゆうき:2012/09/22(土) 22:10 ID:oLc

女の子でーす!
おもしろそうだね!
(タメ口ごめん!)

5:LoNe:2012/09/22(土) 22:31 ID:ZH6

千春side

……真っ暗。
その中にあの人が……。
真っ暗なトコロに光る、あの人。

あたしを悲しそうな瞳で見る、あの人。

『ッは』
また、嫌な夢をみた。

すごく嫌な、夢。
今何時だ…?

携帯を見ると…
『5時30分』

また、早く起きてしまった。

はあ。仕方ない。

ポチの散歩に行くか。

軽い服が良いかと、パーカーをはおり、スカートをはく。
外にでると、ポチが自分の家から出てきていた。


『ポチ、行くよ』
そう言うとポチは[ワンッ]と、一声吠えた。

夏なのに朝は涼しい。
不思議…。
まだ太陽が隠れている。

『あっ、ポチまってよ』

タッタタッタ走って行くポチ。

朝から元気だなぁ、なんて感心するあたし。
その後海で遊んで帰った。

あ……もう学校行かなきゃ。
あと30分で正門閉まっちゃうんだけど!!
『行ってくるね』

ポチにそう告げて家を出た。
学校は家から、700m先にある。

あたしは歩いて登校している。


最初は結構キツいけど、なれてしまえば全然楽だった。

でも、30分でつくかな。

……つきそうにない。
これはヤバイ。赤塚に怒鳴られる。
赤塚は生徒指導かつ、1年3組の担任である。

「10秒前、9秒前、8秒前、7秒前」
ああっ!!赤塚の声。

さすがのあたしも走った。
「6秒前、………1秒前」

ぎりっぎりセーフ!

[チッ]と何か舌打ちが聞こえた。
先生が舌打ちしていいのかよ。

教室に入ると…視線が痛い。

『おはよ』

「[おはよ]じゃないよぅ!みんな心配してたんだから。
 私たちのアイドル千春が、赤塚に捕まりそうだったんだよぅっ?!」

あーあー、うるさい。

6:LoNe:2012/09/22(土) 22:46 ID:ZH6

*ゆうきサマ*

ありがとうございます(・∀・)〃デレ
あ、全然タメ口okですよ。

7:LoNe:2012/09/22(土) 23:27 ID:ZH6

未来side

『おはよ』
みんな視線が入ってきた奴にいく。

堀川が延々と喋り続け、千春がうんざりしている。
あんな顔もするんだな。
『アユ、心配してくれてどうも
 ありがとう。けど、うるさい』

最初の文、全然心こもってないような気が。
堀川はブーブーなんか言ってるけど、俺は千春の方に体を向けた。

「千春〜良かったね。……あとちょっとで赤塚に捕まってたのに」

『ん〜?何か言った、未来』
[別に…]そう言うと[あっそ]とでも言うように他の奴と話始めた。

「あっ、そういえば!千春〜」
『ん?』
「朝、散歩してた?」
『え……うん。してたよ』

「何かうちの親が、朝早く散歩してる千春みたって言ってた」

……麻野の親って何してるの。
つーか千春が散歩って。

「ギャハハハハハハハッ」
笑いがとまらない。
『なっ!何で笑うの。意味わかんない』

すると千春がプクッと頬を膨らませて、睨んできた。

「犬の散歩?」

[うん]、もうその後は大変だった。
クラス中笑い出した。

8:ゆうき:2012/09/23(日) 10:19 ID:oLc

面白い!
みんなに紹介
していい?
もっと見たいなぁ…

9:LoNe:2012/09/23(日) 11:20 ID:ZH6

千春side

『笑うな〜』
あたしが言うとみんなふきだした。

ガラッ

赤塚が教室に入ってきた。
「お前ら何してんだ!静かにしろ」

時計を見ると8時13分。
赤塚が遅い。

みんなはすぐ自分の席に戻り、静かになった。

……が、未来だけはまだ笑いをこらえている。

「……ではこれから席替え、委員決めを行う」

「どうやって決めるんですか?」
赤いメガネをかけた、斉藤叶江が赤塚に問う。

「席替えはくじ引き、委員決めは推薦だな」
くじ引きか。赤塚…用意してあるのかな。

「では出席番号順に引け」

あたしの誕生日は7月7日。
だから結構早い。
7番である。

どれだけ7がついてるの?って思う。

そんなことを考えていると、あたしの番になった。

7って書いてある。
また7。

黒板を見ると、窓側の席だった。

『隣は誰かなー』
なんて独り言を言っていると、後ろから、

「隣は僕だよ」

と、聞こえた。
『ああ、榊くんか。よろしく』

榊 瀬那(サカキセナ)。
おっとりしているが、足がはやい。

「あははっ。[榊くん]なんてやめてよ、瀬那でいいよ」

『あ、そう?わかった』


前の席は誰かなー。
うげっ。品川 正人(シナガワマサト)。

あたし苦手なんだよな。
何でも知ってるから。

斜め前はー、美里か。
後ろは?
………最悪。

「よー。また近くだねー」

『未来……』

10:LoNe:2012/09/23(日) 11:28 ID:ZH6

*ゆうきサマ*

ありがとうっ!!
ほえっ?!紹介…うん。
お願いします(∀`)

11:LoNe:2012/09/23(日) 11:54 ID:ZH6

千春side

「何そんな嫌そうな顔してんのー?」


嫌そうな顔じゃなくて、嫌な顔なんだけど。
『してないし』

「千春ちゃん、赤塚がすごい見てるよ」
うわっ!本当だ。
瀬那の言葉で前を向くと、赤塚が睨んでいた。

瀬那に感謝!!

『瀬那』
「どうしたの?」
『ありがとね』

「……こちらこそ」

ん?こちらこそ……??

「名前で呼んでくれて」
ああ、そういうこと。

今日は瀬那感謝デーだな。

めちゃくちゃ感謝しないと。
「ハルちゃん。よかったね」

鑑 美里(カガミミサト)はあたしの事を、ハルと呼ぶ。

『うん、よかった〜』

「あっ、ねぇ。ハルちゃんは委員決めどうする?」

[どうする?]って聞かれても…ねぇ。
推薦なわけだし。

「わたし飼育委員がいいの」
[♪]がつきそうなぐらいニコニコしている美里。

美里さん……言っていいですか?



『うちの高校に動物はいないよ』


【動物がいない = 飼育委員必要ない】

ガーン

世間でいう、そんな言葉が今美里には合う。

それっきり、美里は喋らなくなった。

12:LoNe:2012/09/23(日) 12:49 ID:ZH6

千春side

あわわ……これは確実にあたしのせいだな。

そっとしておこう。

「では委員長は皐月に決まった。せいぜい頑張るんだな」
『えっ、委員長………ですと?』

委員長?あたし話聞いてなかったんだけど。


ていうか[せいぜい頑張るんだな]っていう発言、オカシクナイですか。
生徒に向かって先生が[せいぜい]?

教育委員長に聞かせてやりたい。

「お前が鑑と話してる間、推薦が行われた。
 クラス全員皐月、お前を推薦した」
ま、マジですか。

その時ちょうど、時間をしらせるチャイムがなった。

「千春〜良かったじゃん、委員長に選ばれて」

『……副は誰、副は』

「秘密ぅ〜」

『あっそ、新に聞くからいいよ』

そう言って、新がいる廊下側に行った。
『新〜』

「姫、どうしたんだよ?」

無織 新(ナシキアラタ)。
あたしの事を姫と呼ぶ。
中学2年から一緒。

新は他のクラスの女子に囲まれていたが、気にせず新に飛び付く。
眠くて……目が。

「うおっ」

『未来が……「姫…制服乱れてるぞ?」
何を思ったのか、新がガバッと机からおりる。

ああ、飛び付いたからブラウスくしゃくしゃだ。

『新?』
「姫はここで待ってろ」

『あ、うん』
未来に近づいていく。

「おい未来、どういう事だ」
「は?何が。あ、なー聞いてよ」

ぐっ

未来の胸ぐらを掴む新。
『新っ?!』
「お前だろ、姫襲って泣かせた奴!」

教室にいたクラス全員、目が点になった。

「え、そうなのか?」
「早乙女が?ありえなーい」
「無織が嘘つくわけねーって」
「だ、だよねぇっ。千春、可哀想…」
「俺らの皐月を、許さねえっ!」

襲った?!襲われてない。
しかも泣いてないし。


「はあっ?!意味わかんねー。何もしてねーよ」
さすがの未来も、女みたいな話し方はせず、男の口調。

『新、違うよ。[未来が教えてくれないから
 副委員長誰になったか教えて]って言おうとしたの』

13:LoNe:2012/09/23(日) 13:20 ID:ZH6

千春side

「え、そうなのか?」
『うん、そうだよ。つまり新の早とちり』

あたしの言った言葉を聞いて、新が未来に向き直った。
「わりぃ」

「……千春、ばーか」

はい?
『何で未来に、バカって言われなきゃいけないの?』

「ばかだから」
…もーいいや。

14:LoNe:2012/09/23(日) 17:26 ID:ZH6

千春side

「千春〜、1年生だけで京都に旅行やって」

向井 綾茄(ムカイアヤナ)。
自己流の話し方をする、珍しい人。
品川 正人の幼馴染み。

『へ?先生は……??』
「先生はついてくるらしい」

まあ、普通ついてくるよね。
『いつ?』

「明日」

ん?うまく聞こえなかった。
『パードゥン?』

「あ・し・た!!!」
ええええっ!?

オカシイでしょ。準備なんてしてないし。
「3泊4日らしいよ」

急だな、すごく。
『へー、班は?』

「赤塚が決めちゃうらしい」

あたしたちで決めさせてほしいね、もう。
『そっかー』

「でも!男2、女2だって〜」
なぬっ!?男2、女2だと?!

もっと増やそうよ〜、面白くない。

「もう、はり出されてると思うよ」
『何が?』
すると綾茄が怪しく笑った。

「班の紙が」

誰となっても同じだと思っていたけど、すごく興味がある。

誰と同じなのかという事が。

『みに行ってくる!』
「いってらっしゃ〜い」

場所は聞かなかった。
ていうか、聞くの忘れていた。

だけど多分、広間の掲示板だろう。

あたしは急いでそこに向かったーーー

15:LoNe:2012/09/23(日) 17:44 ID:ZH6

千春side

『ふーん』
この3人か。悪くない。

「誰やった?」

あ、綾茄。何だ、来たのか。

『男子は品川 正人、橋本 ヒカリ。女子は堀川 アユ』

橋本 ヒカリ(ハシモトヒカリ)。
すごく大人しい。弱そうな男子。
が、結構喋る。

堀川 アユ(ホリカワアユ)
朝一番に話しかけてきた女子。
中2から一緒で、おバカ。

「へ〜千春と合いそうな子、いないやん」

『うー。そう?ま、頑張るよ』

16:LoNe:2012/09/23(日) 18:59 ID:ZH6

⊃⌒⌒班⌒⌒⊂

A班 ◎麻野 早紀 ○平手 政
    菊地 香 酒井 和基

B班 ◎榊 瀬那 ○向井 綾茄
    香川 ひさと 日比野 よもぎ

C班 ◎皐月 千春 ○品川 正人
    堀川 アユ 橋本 ヒカリ

D班 ◎早乙女 未来 ○斉藤 叶江 
    朱月 黒斗 澤田 萌江

E班 ◎吉川 大輝 ○吉川 奈々
    井上 美月 林 桜音

F班 ◎鑑 美里 ○無織 新
    小池 恋 高木 斗真 

17:LoNe:2012/09/23(日) 19:51 ID:ZH6

【旅行当日】校門前6:30

未来side

「D班集まれ〜」

「未来くぅーん、まだ2人だねぇっ」
……そう、今は澤田 萌江(サワダモエ)と一緒なのだ。

澤田 萌江(サワダモエ)。
うるさい女。
自分が一番可愛いと思っている。

『C班のみんな、この指とーまれ』

みんな眠たそうにしているが、千春は元気だ。
何時から起きてたんだよ。

そのセリフ何?
つーかみんな集まってるよ。
『よかったー。アユ、ヒカリ、正人っと。
 体調悪くないですか?』

「大丈夫だよぅ」
「わ、悪くないです」
「大丈夫でーす。皐月さ、黒のブラしてるでしょ」

『りょーかいっ!!………って、は!?』
く、黒のブラ?………////

何で品川が知ってんの!

「ま、いいや♪」
すると、品川がこっちに来た。

「早乙女〜聞いてた?」
「ナンノコト?」

「カタコト・・・けっ」

『ちょっ、正人!戻りなさーい!!』
正人…?呼び捨てかよ。

18:LoNe:2012/09/24(月) 20:55 ID:ZH6

夏休み明けのテストが返されました。
英語………学年4位でした。
10月5日の中間テストで、維持するために、
ここに来れる日が少なくなると思います。

ま、終わったら全然授業とかカンケーないんだけど。

申し訳ないです(・×・`)。。。*(;△;)

19:LoNe:2012/09/24(月) 21:06 ID:ZH6

千春side

『ほらー、並んでよ。アユ!座らない』
「だって〜遅いんだよぅ」

ビシッと注意すると、アユがしぶしぶ立った。
ここはもう、京都。
これから班行動になる。

「全員いるか?…よし。じゃあ、ここで解散!!
 6時すぎにホテルに集まれ」

赤塚の声でみんなワイワイ散る。

「なあ、どこ行くー?」
『ぶらぶら神社でもまわる?』

「そうだねぇっ」
「さ、賛成です」
「うん。じゃ、まわろっか」

あたしたちは、神社をまわることになった。

20:LoNe:2012/09/24(月) 21:18 ID:ZH6

千春side

「ここが神座音神社か。大きいなー」

神座音神社 KAMIZANE。
ちょ、正人ダルそうなんだけど。

「ねぇ、千春ぅー。トイレ行きたい」
『行ってきていいよ』

「一緒に行こう?」
………1人で行けよ。
『はぁ、わかった。正人ー、ヒカリー』

「?」

『トイレ行ってくるから、ここら辺で待ってて』
[えー?!]という顔をして、ため息をついた。

ヒカリも!?


「はい、どうぞ。お手洗いね」

…………オカマ?
お手洗いって。
あたし、トイレって言っちゃったよ。

あたしより女の子っぽいとか、どんだけ。

21:ゆうき lDoLc:2012/09/25(火) 21:38 ID:oLc

面白いねー
続きがみたいなぁー!

22:LoNe:2012/09/27(木) 16:54 ID:ZH6

千春side

「千春いるぅー?」
『いるー』

何歳児だよ。


もうこんな会話が、何十回も続いている。

23:LoNe:2012/09/27(木) 22:55 ID:ZH6

千春side

「ごめーん」
そう言ってトイレから出てきたアユ。
『2人とも待ってる、急ご〜』

ここで待ってて、って言った場所には正人しかいなかった。

アユも気づいたらしい。
「まっさー、ひかりんはぁっ?」

携帯の画面を見ていた正人が、こちらに目を向けた。
「ヒカリは〜トイレ」

『南の?』
「ああ、そうだよ〜」

『会ってないよ?……ね、アユ』

アユに同意を求める。
あたしを見てニコォっと笑った。

「会ってないよぅー」

ヒカリン………何してんだよ。

「迷子にでもなったんだろー?」
ヒカリンなら遣りかねない。

24:LoNe:2012/09/27(木) 23:39 ID:ZH6

千春side

『あたし探してくる。ほら、行くよ正人』

正人の腕をぐーっと引っ張った。
「待ってよぅ、アユも連れてって」




眠くて……もう無理。
お休みなさい、皆さん。

25:LoNe:2012/09/29(土) 07:07 ID:ZH6

千春side

『ヒカリー』

「ヒカリーンどこぅー?」

「ヒカリ〜」
もう10分もさがしたというのに。
見つからない。

『ねえ正人、本当にいる場所知らないの?』
後ろを振り向くと、正人が驚いた顔をした……と思ったけど全然表情ひとつ変わらない。

疑っているというのに。

「知らな〜い」

『そっか……あ!アユ、ヒカリが持ってたって…あれ?』

あ、アユがいない。

「アユ〜いないね」
『……うん』

26:LoNe:2012/09/29(土) 17:51 ID:ZH6

千春side

『あたし、さっきの南トイレの方さがしてみる』

「じゃ〜10分後ここで」
あたしは走って南トイレに向かった。

*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*~*

『あ!』
そこには、未来たちの班がいた。
『ねえ!!』

「おっ、千春じゃーん。どーしたんだよ」
リンゴ飴を食べながら、朱月黒斗といた。

多分、女子を待っているんだろう。
……旅行なんだから。
邪魔しては悪い。

『あ、えっと……そう!!解散した後、アユみなかった?』

「え…何で」
ちょっ、怖い。顔怖い。

『アユ、変な顔で歩いてたらしくて。
 萌江にみられたか心配してるの』
……どうにか、まともな嘘つけた。


「心配ってだけで、此処まで来るのかよ」
ヤバイ。未来が男口調になってる。
き、聞かなきゃよかった。

すると、ずっと口を開かなかった黒斗が口を開いた。

「いいじゃねーの。そんな、つっかかんなくったって」


助けて…くれた?

「だって、千春嘘つくの下手だし!」
そう言って口を尖らす未来。

あたし、嘘つくの下手ですか?
っていうか、あなたに言われたくない。

『嘘ついてない。…はあ。もういいや。じゃーね』
もう10分たつだろう。
ため息をついて、約束した場所へと向かおうと、後ろを向き歩き出した。



「あれぇ?千春が何でここにいるのよ」
…最後らへん、すごくトゲトゲしてません?

「皐月さん、他の班と話してはいけないと禁止されたはずです」

叶江…ちくるな。

「あ、ちが…」
『話してない、ヒカリ迎えに来たんだから』

「そう、ですか…」



『今話しかけてきたのは誰?君でしょ。
 君にとやかく言われる筋合いはない』

ちょっとキツク言い過ぎたかな。
あたしが悪いんだけど。

これでも優しい口調で言ったんだけどな。

『じゃ、ヒカリ居ないみたいだからバイバーイ』
さっきより明るく言う。

『[*♪*♪*♪*♪*♪]』

あたしの携帯がなった。
電話のようだ。

携帯をみてみると、そこには[アユ]という文字。

『アユ!!』


「ざんねん、はずれ〜♪」

……アユじゃない。この声。
男の声。

『あんた誰?』

あ、の部分を強く言い過ぎてまわりの人がこっちを向いた。

もちろん、未来も。

「俺のこと〜?秘密だよー。っていうか、千春ちゃん可愛いねえ♪」

『意味分かんない。アユどこ』

「アユちゃん?さあね」

『アユどこって聞いてんの。アユどこ!』

「わ〜千春ちゃん怖〜い。アユちゃん、ここー♪」

バカにしてる。

『バカにしないで』

「教えてほしい?」

『………教えて』

「千春ちゃん1人で来てね。間違っても、
 大事な男を連れてきちゃダメだよ」

『だから何処っ!!』

「都 愁麗の墓の前♪」

ぷつんっ。




「千春!どーした?」
『…………何が?』

「何がって…。怒鳴ってたじゃん」

『怒鳴ってないから大丈夫』

「さっきの電話誰?」

『…友達』

「怒鳴るほどの友達?」

『友達だって!!じゃああたし行くね』




………問い詰めないでほしい。

泣きたくなっちゃうから。

27:LoNe:2012/09/30(日) 10:51 ID:ZH6

未来side

怒鳴ってた。あの千春が。


低かった。俺の声より。


初めてみた。怒ってるとこ。


そして、すごく悲しい顔をしてた。
俺は君を助ける事ができるだろうか。




君が大切だから。俺の大切な人だから。

千春………。

28:LoNe:2012/09/30(日) 21:30 ID:ZH6

千春side

『もしもしジイ?』

「千春お嬢様、今旅行中では……?」
懐かしい、いや全然懐かしくないジィの声。

ジィは71歳で、あたしの執事である。
15、6年くらいはいるんじゃないか。

『うん、その事なんだけど……
 京都県警から5、6人借りていい?』

「至急ですか?」

『うん、至急っ〜お願い』

走りながら喋っているせいか、上手く喋れない。

「分かりました。場所は…?」

えっと、何処だっけ?
確か…神座音神社の都 秋麗の墓の前。

『神座音神社の都秋麗の墓の前』

「はい、至急そちらに向かわせます」

『うん。よろしく』

電話を切ろうとしたその時、
「お嬢様!」

『…ん?何』

「危険な事はしないで下さいね。もしケガでもしたら……」
『分かってる。父さんが怒るんでしょ?
 あたしの事が心配なんじゃない。
 皐月の名に傷がつかないか心配なだけ』

「あんな事はもう忘れましょう?
 お嬢様が悪いのではないですから」

あんな…事?
そんなに軽くない。

『……じゃ、よろしく』

ぷつん


助けてみせる。

名なんか、傷ついてもいい。

あたしが全部、助けるからーーーー

29:LoNe:2012/10/01(月) 06:56 ID:ZH6



東京県警の皐月 太郎の娘。

分かりやすく言えば県警で1番偉いという事。
そして警察の頂点である。
その娘、皐月 千春。

30:LoNe:2012/10/01(月) 18:28 ID:ZH6

「チハル、何デ?何デ俺トジャダメナノ?」

違う、違うよ。

あたしは君としかダメなの。
ごめんね、君としかダメなのに。

あたしは…それを裏切った。

君は、あたししか頼れる人が居なかったのに。

恭ちゃん…

31:LoNe:2012/10/01(月) 22:33 ID:ZH6

『っ何処?!』

全然見当たらない。
あの人のように……一生会えなくなったら
と思うと寒気がした。

早く見つけ出さなきゃ。アユとヒカリが危ない。


『もう。わかんないよ』

32:LoNe:2012/10/02(火) 20:43 ID:ZH6

千春side

さっきからアユ、ヒカリに電話してみたけど出ない。

携帯の意味ないじゃんかと、思っていると大きなお墓があった。
そして………男数人の姿も。


あたしに気づいたのか桜色の髪をした男が手をふってきた。
「お〜早かったねー。千春ちゃん」

あ、電話してきた男の声によく似てる。
絶対こいつだろう。

男はすごくだるそうに話しかけてくる。
なら、話さなければいいじゃないか。

『アユとヒカリは?』

「さー。どこだろうね」

ムカつくなあ。この態度。

33:LoNe:2012/10/03(水) 23:56 ID:ZH6

『アユとヒカリ、かえして。
 どうせあんたが隠してるんでしょ』

「桜羽」

『は?』

不気味な表情でこっちを見てくる。
怖い…。逃げ出したいけど、逃げ出せない。

逃げ出しちゃいけない。

ていうかこの男、何を言っているんだろうか。

「俺の名前、あんたじゃなくて桜羽」

……正直言ってどちらでもよいわ!!
でも、桜羽って名前。

すごくこいつに合ってる気がする。

『アユとヒカリ、どこにいる?』

あたしが聞いたら、頭ツルツルの人が桜の髪のやつに近づく。

「若葉さん、あいつら連れてきますんで」
連れてくる?

アユとヒカリかな。

34:LoNe:2012/10/04(木) 21:26 ID:ZH6

ツルツルがどこか行くのを、しばらくジッと見ていた。
そして桜色の髪の奴の方を見てみると…

『!』

男があたしを睨んでいるように目が細い。
「千春ちゃんさ〜忘れちゃったんだね」

どういうこと?
『何を』

そう返すと黙り混んでしまった。



「…忘れちゃったならいーよ」

フフッと笑う男。

何がそんなに可笑しい?
知り合いみたいな感じで話してくる。
会ったことも、話したこともないというのに。

桜色の髪が宙を舞うように、風に乗って揺れる。

『何をって聞いてんじゃん。あんたが頭なんでしょ』

[あーくそだりぃなー]なんて事を言いながら、目を閉じた。




「千春ちゃんって、だから嫌いなんだよねー」

『あたしもあんたの事大嫌い』

男は重いため息をつき、閉じていた目をすっと開けた。
「俺もう帰るわ〜。大島、後よろしくー」

「ういー」

35:LoNe:2012/10/04(木) 23:04 ID:ZH6

明日はテストです。
私にとってはめちゃくちゃ大切なので、今日はもう書かないです。

36:LoNe:2012/10/05(金) 17:04 ID:ZH6

『え、ちょっ』

「千春ちゃん。ばいばーい」

桜色の髪の奴と入れかわるように、
ツルツルが何処からか出てきた。

後ろにいる2人も一緒に。

その1人と目がバッチリ合う。
「千春ぅ〜〜〜〜!!!」

37:LoNe:2012/10/05(金) 21:27 ID:ZH6

テストなんとか無事しゅーりょーしました。
自信ない…………。

38:広樹 ◆GUqA:2012/10/05(金) 21:34 ID:KuM

面白いね。
今後も観覧していい?

39:LoNe:2012/10/06(土) 23:40 ID:ZH6

広樹さんどうぞー。
ありがとう^^

40:LoNe:2012/10/06(土) 23:47 ID:ZH6

ヤバイ今回のテストは死にました。

英語で[有名な]を[正しい]って書いちゃったし。
社会ではアルパカとリャマなのに…。

アルパカと[猫]って書いちゃった。

国語では網(アミ)を金へんにしちゃった。


もっと勉強すれば良かった……なんて後悔する自分。
後悔してももう遅いのに。

でも、もう終わったので明日めちゃくちゃ書きます!



おやすみなさい。


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