大空と大地

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1:DDB:2012/09/28(金) 00:59 ID:ez-3xk

男なんて滅びればいい
あいつを除いて皆みんな滅びればいい
でも、本当はわかってるそんな事出来ないってこと
あいつもきっと女なんて滅びればいいって思ってる

相対する私達が求める果実それは私達自身なのに求めるだけでなにも出来ない
そんな私達の色恋物語

2:DDB:2012/09/28(金) 01:28 ID:ez-V0M

葉も色付いてくるこの季節
「ちょっと楓さん!!結城君とどんな関係なのよ!!」
これが私の日常、常に雪(結城のあだ名)の事について女子に責められる
正直に言おう[うざったい]
「聞いてんの!?」
一刻も早く抜け出したい。私は携帯を持って言う
「録音完了」
それを聞いた女子達は一気に青ざめる。ま、実際はしてないけど
「ちょっ…ちょっと気になったから聞いただけなんだから…!!」
と逃げていく。コレ鉄板
「ふう…」
せっかく、人気が少ないところにきたのにそれが裏目にでるとは…
「あれ?秋ちゃん」
秋とは私の呼び名。まあ、こいつしか言わねえけど
「遅かったな」
するとヒーローは遅れて来るものだから。って茶化した
遅過ぎは駄目だろ?と私も明るく振る舞う
これが私達の暗黙の了解みたいなもので、絶対責めない…責めれない。
そして私達は近くのベンチへ腰を置く
「もうすぐ秋ちゃんの季節だね〜」
「その後は雪の季節だ」
それを聞いて雪は何を思ったのか口をつぐんだ
「どうした?」
雪はハッとして言った
「いや〜…そう言えばの話、誕プレ用意してねえや」
すぐにわかった。
口をつぐんだのはこの事じゃない。でも深く聞くわけにもいけない気がして
「いつもだろう?」
言った後、すぐ後悔したこんな事言いたかった訳ではない
「秋ちゃんごめん」
そう、雪は私の事となると敏感ですぐに謝ってくるこんなの見たかったんじゃない
「雪、私も悪いから。次謝ったら投げる」
雪は意外だったのかその後満面の笑みで
「秋ちゃん格好良い」
そう呟いた。そうしている間にチャイムが鳴ってしまった

3:DDB:2012/09/29(土) 01:26 ID:ez-mU6

メール…ほとんど使った事ない…けど雪になんだか罪悪感でいっぱいだった。
[雪、ごめんあんな事言いたかったんじゃないんだ]
送信。
絵文字も顔文字も柄じゃない淡白な文面
そうしてぼうっと考えていたらメールの着信音が鳴る
[秋ちゃん。大好き(≧ω≦)]
そんなに嫌だったのだろうか…?話題には一切触れてない
こんなに色々考えている事もきっと雪は知らないんだろう私と違って雪は人に好かれて友達も多い
次元が違う
けれど、雪はさほど気にしてないかのように私に接してくる
こんなに辛いのは何でなのか理解出来ない
私には到底理解出来ないよ

4:DDB:2012/10/01(月) 17:36 ID:ez-2ww

今日は何か穏やかな日で
ゆっくりと、流れていく雲を校舎裏から見つめる
「眠い…」
秋。でも日だまりの温もりは特別で眠たくなる陽気
昨日は、少し苦しかったけれど今日は何だか心軽く気分がいい気がする
「秋ちゃん!」
何の前触れもなく上からひょっこりと雪が顔を出す。
「もしかして眠い?」
眠い。今すぐ眠れるぐらい
こんなに穏やかで暖かい日なんだから眠気だってくる
「俺さ…誕プレちゃんと用意したよ?」
雪は私を伺い見て続ける
「俺の誕生日の時は秋ちゃんが欲しい……な」
…最後の間は何だろうか
でもそれもいいかもしれない。男嫌いの私の唯一の男友達なんだ祝うのも当然…。
「楓眠くて意識薄れてきてるだろ」
不意に名前で呼ばれた。突然の事で驚いて眠気が吹っ飛んだ
「名前呼びなんて、珍しいな結城」
それが久しぶりに名前で呼ばれた率直な意見と意地悪
「…秋ちゃんに名前で呼ばれると照れるよ」
何でかよくわからない。昔から私が名前で呼ぶと雪は照れて頬を赤く染める
一時期意地悪で一週間名前で呼んだ事もあったのに
未だに慣れない
そのせいで私だけ結城の事を雪って呼んでいて雪も私を秋と呼ぶ
「ねぇ、秋ちゃん俺さ女の子苦手って言ったじゃん?」
そういえばそうだ。の割りには女友達が多い
「でも最近大丈夫になったんだ!!結構な進歩じゃね?」
うん結構な進歩。
私だけが進歩出来てないって事になる
雪は何を思ったのか続けた
「秋ちゃんだけは進歩。しないでな」
意味不明とは正にこの事。何が言いたいのか分からない
意味を聞こうとしたら雪がそばから消えていた

5:DDB:2012/10/01(月) 18:29 ID:ez-J1k

それからなんとなく雪を捜していた。
意味も知りたいけれどあの時何で口をつぐんだのか
そんな些細な事を知るために大嫌いな人だかりの廊下を歩く
「あ〜あれな〜」
雪の声がする部屋は2-B組ってか雪ってB組だったのか
「どうした?」
後ろから明らか低い声で聞かれる。
「ちょっと用事」
面倒臭い。さっさと雪を呼ぼうとすると後ろの男子が前にやってきて私の手を引く
「離せ」
学校とは言え見知らぬ奴だ手を引かれる覚えもない
だが、不思議と不愉快ではなかった。
男嫌いの私が触れても大丈夫なのは雪だけだった筈なのに…
気が付くと校舎裏に引き戻されていた
手を離されてなんとなく目を伏せてしまった
「秋…だよな?俺は颯人」
颯人と名乗った奴は私が目を合わせるとそっぽを向く
まあいい。
秋を知ってるなら当然雪の知り合いだ
「違う楓、秋は雪がつけたあだ名」
颯人とやらはふーんと興味なさげに振る舞った後
「俺が秋…じゃなかった楓、あんたを好きって言ったらどうする?」

6:DDB:2012/10/01(月) 18:45 ID:ez-CA2

これが噂の爆弾発言ってやつか?
というか告白ってやつか初めてうけたな告白
「なんで?」
よくわからないからとりあえず聞き返してみると
「お前…秋…楓は縛られてる気がする」
……いやいや言い直し過ぎじゃねえか?楓で良いのに
縛られてる?誰に。
「じゃあ楓。あんた結城の言動とかにいちいち縛られてるような気がするんだ」
意味がわからない。私のどこが…縛られてないのに
颯人は動揺する私を見て続けた
「俺、結城から楓の話を聞く度に結城から自由にしたかった。そして好きになった
返事は何時でもいいんだ結城に言わない限り」
そう、言いたい事だけ言って何処かへ走り去ってった

縛られてる?
私が?雪に?何処が…?

…いや私は気付いていた。自分は雪なしでは無理だって事に
例え、女子の取り巻きで嫌になっても雪と居れば大丈夫な気がしてた。
それの何処が悪いのかはわからない
それの何処が依存していると言われるのかわからない
…私は雪から去らなきゃいけないの?

今日は何かざわついた日で
ゆっくりと流れていく雲を校舎裏から見つめる
何だか雲達が愛おしくさえ思えた

7:DDB:2012/10/01(月) 19:58 ID:ez-CA2

次の日の昼休みやっぱり私は人気の少ない校舎裏にいた
昨日も一昨日もいろいろありすぎた。
雪に言わない限り返事はすぐじゃなくてもいいとか…
頭が混乱してくる。
私は雪に何を求めているのか颯人とやらをすぐに振らなかったのか
手を引かれて嫌じゃなかった。それが怖い
どんなに考えても考えても答えを見いだせない
なんだか悔しくて嫌で涙が出て、溢れて止まらなかった
いつもの校舎裏。涙でぼやけていつもと全く違う場所に居るように思えた
「……雪」
ふと、出て来たのは雪の名前と顔、もしかしたら…
「秋ちゃん!?」
なんて言って来てくれるかも知れない。いいや来てくれた
「秋ちゃん!!!どうした何かされたのか?」
雪が来てくれてホッとした。
思わず口から出たのは
「ごめんなさい」
謝罪の言葉だった。
それ以外ふさわしいと思える言葉がなかった。
「秋ちゃん?」
私の顔を伺い見る雪そんな雪をみて口元が緩んでしまう。でも雪は私が心配なのか
「昼休みが終わるまで隣に座ってても大丈夫?」
何故か聞いてきた雪にまた笑みがこぼれる
「当たり前だろ?」
雪の隣は、とても居心地が良くて
チャイムなんて鳴らなければいいのにそう思ってしまう
今日も秋晴れで心地よい陽射しが眠気を刺激してきて目蓋が重い
「………ねえ、雪」
私が眠いのを察してか雪は小さな声で聞いてくる
「なに?」
聞きたい事は沢山ある。けど…今は…
「肩少し借りるよ?」
それだけで、その事を話すだけで充分な気がした。
その時ぼんやりと雪の声が聞こえたよく聞こえなかったけど

8:DDB:2012/10/01(月) 20:59 ID:ez-CA2

「颯人!!聞いて聞いて!」
また始まった。結城のデレデレ話、せっかく屋上に逃げてきたってのに
とりあえずクラスの
ムードメーカーって言われてた結城に話しかけたのが始まり
今ではこうやって毎日秋ちゃんとやらの話を聞かされる程仲良がくなった。
結城は何故か取り巻きに"秋ちゃん"の話を一切しない
その割りには昼休み"秋ちゃん"と一緒に過ごしていたりするけど
「結城って本当秋ちゃんってのが好きなんだな」
それを聞いた結城は真剣な顔つきで
「颯人。俺から秋ちゃんを取ったらどうなると思う?」
そんな事を真剣に言うのも意味不明だったが結城にとってそこまでの存在なんだろう
結城は過去を話さない。
だからなんとなくどうだったのかも聞けない
「俺ら秋ちゃんをとったらどうにもならないんだよ」
なんだそれ、居なくたって同じって事じゃねぇのか?
結城は、屋上に寝そべってギリギリ聞こえるような小さな声で呟いた
「秋ちゃんが俺から離れられないように。今までやってきたんだ…俺は最低な人間だ」
そう言うと結城は目を閉じて黙った。
あれは解放しろって事なのか?よく理解出来ない
結城はそれからも今まで通り俺に秋ちゃんの魅力を話してくる
理解しようと全て受け流しているふりをして全て聞いていた
理解しようとすればするほど"秋ちゃん"を好きになる気付いていく自分が怖い
いつか俺もその"秋ちゃん"と仲良くなって
結城にしか見せない顔を見せてくれたらどんなに嬉しいだろうか
友達のかけがえのない存在を奪いとってもいいのか何度も何度も苦悩した。
けれど。縛られてる"彼女"を助けたい気持ちも膨れ上がっていった

そして抑えられなくなった。
彼女が、結城の教室を覗き込もうとして居るのを見かけた時に
見ないように立ちふさがって手を引いて結城がよく話していた校舎裏へ連れ出して
男嫌いって聞いてたハズなのに彼女が手を振り解く事はなかった
意思を伝えた。
楓は明らかに動揺している。それもそうだ。
見ず知らずの男にいきなり手を引かれてさらに告白されて縛られてるとか言われて
動揺をするなと言う方がおかしい
結城には言わないでほしいとふと思って結城に言わない限りって付け足したそして言い逃げ

今すぐ振られたくなかっただから走って屋上に行った
「……っさすがに…きついな」
胸にはいろんな感情が渦巻いている罪悪感や満足感
「ってか秋じゃなく楓かよ」



これから俺達はどうなるんだろ

9:DDB:2012/10/01(月) 21:55 ID:ez-V0M

‥…―次の日―…‥
「何の用?楓こんな所に呼び出してってまた校舎裏だけど」
一番わかっているくせに…
というか相も変わらず上から目線なんだな。
「昨日、言ったよね?私が縛られてるって」
颯人はぴくりと眉を動かした。そっぽを向いていた目線が私を見つめる
「…ふーん」
そう発すると、じーっと私を見つめた
「私…その……」
正直言ってまだ迷っていた。目も泳いで言葉も詰まる
颯人は私に近づいてきて
「そういう所女の子って感じ」
それから黙ってニヤつきながら私の返答をまっている
「私…は、颯人の事…知らないんだだから!!!」
「だから?」
さっきまでニヤついていた顔が嘘のように真剣になっていた
こういう時、どうすればいいかわからない怖くって身体が動かなくなった
「悪いけど振られても引き下がらねえから」
固まってしまった私の身体はもう自分じゃどうにもならない
颯人はそれを知ってかわからないけれど
私を引き寄せて抱きしめる
「………。」
驚いて声も出来ない雪にもされた事がないもの動揺してさらに動けない
「………っ」

嫌だ離して怖い気持ち悪い離してよ怖い…怖い!!!嫌だ!!
耐えきれなくなってまた涙が溢れて身体が震える
「…雪〜……」
小さな声でしか呼べなかった颯人はそれに気付いて離れてくれる

「…秋ちゃん?何…してんの…?」

10:DDB:2012/10/01(月) 22:28 ID:ez-Uq6

怖かった…雪を見た瞬間ホッとして座り込んだ
「雪……」
泣いている私に、そばにいる颯人
…きっとその前の出来事もみてたんだろう
「颯人…今何してた」
雪は颯人を睨む。そして、一番驚いていたのは多分颯人
「結城…!?」
動揺の色を隠せてなかった。顔も青ざめていて震えている
雪は颯人を睨んだ後ニッコリ微笑んで座り込んで泣いている私に寄ってきて頭を撫でる
「秋ちゃん…大丈夫?怖かったよね」
そう優しく呟くと颯人の方を向いた。私から表情は見えない
「颯人…明日、いつもお前が居るところに来いよ」
そして私の腕を引く私は雪に連れられるがまま歩きだした
少し振り返ると、颯人の泣きそうな顔が見えた―…

「雪…ごめん……」
颯人が見えなくなってからずっと謝っている気がする。雪はずっと無視して歩いていた
そして、人気のない階段にさしかかるとやっと口を開いてくれた
「秋ちゃんなんで謝るん?」
なんでって…悪い事したからじゃないの?
私はつい不思議そうに雪を見つめる
「……秋ちゃん…彼奴に抱き寄せられてなんで逆らわなかったの」
雪は私の目を見てくれない
「だっていきなりで驚いて身体動かなくなって
でも、嫌だ!!って…怖いって思った…」
しばらくの間沈黙が続く…。私はどうしたらいいか分からず雪を見つめた


しばらくすると雪は大きな溜め息をついて
その目反則って呟くと私の目を見て真剣な表情で言う
「じゃあ今、俺が颯人と同じ事したらどう思う?」

11:DDB:2012/10/01(月) 23:43 ID:ez-V0M

同じ事…それを聞いた瞬間
頬が熱くなる出来るだけ雪に見えないように手で顔を隠した
「え…」
雪は驚いて今気付いたように掴んでいた腕を離す
「ごめん…見ないで……」
いよいよ恥ずかしくなって顔を伏せて手で顔を覆う
自分が意味分からない…なんでこんなに頬が熱いの?
それに伏せてるお陰で雪の表情が見えない。きっと迷惑だろうなさっきから無言だし
…私は一息ついて言う
「雪…女の子…大丈夫になったんだろ?」
俯いていきなり話し出した私に驚いただろう雪は曖昧な返事をする
「その、おめでとう……じ、じゃあな」
私はそう言い残して階段を駆け上がる
恥ずかしい…恥ずかしい…!!なんで頬が熱いんだ…
自分が意味不明で恥ずかしくてもやもやして。
さっき泣いてたのが我ながら随分前の事のようにさえ思えた

12:DDB:2012/10/02(火) 13:26 ID:ez-Ico

顔が熱いし息も絶え絶えで苦しい。
「……屋上」
そういえば、屋上初めて来たかもしれない。
いつもは校舎裏とか人気がなさそうなところにいるから
屋上も案外広々で人気ないんだな。
まあ朝だから居なくても当然っちゃ当然だよな
意外な発見とでも言うべきか
「なにしてんの楓」
驚いてすぐさま後ろを向くと颯人が立っていた
目の下が赤くなってる
「…あの後やっぱり泣いたのか?」
颯人に歩み寄ろうとすると颯人は私から一歩下がった
相変わらずそっぽを向いて私を見ない
「近付かない方がいいぜ?怖かったんだろ?」
その言葉に思わず足が止まる
やっぱりとでも言うように颯人は深い溜め息をつく
「悪い…怖い思いさせちまって」
その間もずっとばつが悪そうに目を合わせない。颯人はまた溜め息をついてその場に腰を下ろした
「俺さ楓の事何も知らねえんだ。過去に何があったのかも」
私も颯人を真似して溜め息をつくと颯人の隣に駆け寄って腰を下ろす
「"私達"の過去…知りたい?」
私がそう呟くように話しかけると
颯人は驚いたのだろう目を見開いて私の顔を見てくれた
「…私た…ち?」
そう私達。雪と私の過去は小学生になってから切っても切れないようになった
「ま、教えないけど…」
颯人はその一言になんだと顔を伏せた
よっぽど聞きたかったらしい
そんな光景がなんだか微笑ましく思える
「さて、教室に帰るか」
と同時に朝の授業5分前のチャイムが鳴る

13:DDB:2012/10/02(火) 13:48 ID:ez-J1k

「小さいあーきーみーつけたっ!!」
懐かしいこの声は誰…?

いいや本当は知ってるこの子は私の親友だった。

けど私が、私が親友を辞めた

これ以上関わると秘密もバレてしまうから

秘密を知られるのが怖い

「あーき!!ずっと友達だよ?」

ごめんなさい裏切って

容姿も可愛いくて性格も女の子の中の女の子クラス1の女の子

そんな子が私に釣り合う訳もなくいつもからかわれた

「あき。気にしない気にしない!!」

そう言って笑い飛ばしてくれるのが救いだった

そんな掛け替えのない親友を私は…裏切った

「秋ちゃん大丈夫?」

次に聞こえたのは雪の声…

「こんなところで寝てると風邪ひくよ?」
相変わらず雪は優しいこんなところ…?
そうして雪が話し掛け続けてくれたから眠気が段々醒めてきて
此処は校舎裏だと再認識
なる程、本当にこんなところだな
「あの子の夢見てた?」
うんと頷いた。雪はそっかって言うと隣に座って肩を貸してくれた
「もしかしてあの後、颯人に過去でも聞かれた?」
また私は声を出さず頷く。雪はなんでか笑って言った
「気にしない気にしない。これ魔法の呪文だよ」
うん確かに魔法の呪文だこれを唱えると心が軽くなった気になるから
雪は声を出さず頷く私を見て
「眠っていいよ…あき」
その言葉を最後に私はまた眠りについた

14:DDB:2012/10/02(火) 14:24 ID:ez-Ico

夢なんて久しぶりに見た。
と言うか久しぶりに夢の内容を覚えてたとでも言うか
「ナマケモノが!!いつまで寝てんだ!!」
お兄が私を足蹴りする。いつもの事だけど
ってかいつまでって帰って来てからずっと寝てるだけじゃん
「思春期真っ只中の家族の部屋に入んなよ玉葱」
お兄の頭は昔から、玉葱で一時期塙っていうあだ名の時もあった
一方私は四六時中眠って居るようなもんだから家族の中ではナマケモノってあだ名
「…お前学校でなんかあったろ?」
思春期真っ只中には突っ込まないのかよ玉葱
「別に、」
私がそう言って流そうとするて布団を退かして近寄る
「最近目の下赤いよなぁ?溜め息も増えたし」
バレてる。ってか妹観察し過ぎだ玉葱が
まぁ、学校も一緒だし仕方ないと言えば仕方ない
「晩飯、まだかよ玉葱お兄さん」
なんだか悔しくって嫌み混じりに部屋をあとにする

15:DDB:2012/10/02(火) 22:56 ID:ez-2ww

朝だ、なんか学校に行きたくない
でも…昨日雪が言ってた"いつもの場所"を捜しに行かないと
"颯人…明日、いつもお前が居るところに来いよ"
雪その場所教えてよ。なんで怒ってるのか教えてよ
…あんな風になったのは私のせいだろうから、私が謝るから
「……教えてよ」


通学路いつもよりも歩幅がちいさくなって歩みもゆっくり
お兄にも泣いてた事バレて…
そしてあんな夢を見て
ふと公園に足が止まった。いやいつの間にか公園に歩んでいたのだ
「…居るわけないよな」
何を期待してたんだろうか?
私は誰があのベンチに座って居るって想像したんだろうか?
本当は知ってる誰が居るのを夢見ていたのか

「…何してんの?」

16:DDB:2012/10/03(水) 01:12 ID:ez-Ico

振り向くと颯人が立っていて私を見ていた。
「…颯人はなんで此処に?」
通学路だからと颯人は私にゆっくり歩み寄ってきた。
その際、颯人は微笑んだけれど目の奥が寂しそうに見えたんだ
近寄って来る事に抵抗はない
別に、昨日の事はさほど気にならないし。
いや気になる事が多すぎて薄れているみたいな感じで
…うん、多分薄れているが一番正しい表現
「考え中?」
颯人は優しく私に問い掛け私の目を見る
この前…、昨日まで会う度にそっぽ向いてたのに
颯人に触れてみたい不覚だけどそう思った
「考え中…というか、なんだろな」
私は曖昧な返事で学校へと足を向けて歩み出した
それを追うかのように颯人はついてきた
「結城と喧嘩するんじゃないかって心配してたりして?」
……。悪い冗談はよせよなんで喧嘩する事になるの
「冗談な…昨日結城を見てよく言えるな」
その言葉に足が止められる。
冗談だと思ってんじゃない冗談であってほしいんだ
「大丈夫絶対喧嘩しねぇから」

その言葉に私はなんだか救われた気がした

17:DDB:2012/10/03(水) 20:45 ID:ez-Qsw

「…喧嘩やったら颯人マジで潰すからね!!!」
私は笑いながら言う喧嘩事なんてやっても誰の特になるの
むしろ喧嘩しないのが当たり前なのに
その言葉が意外だったのか颯人は吹き出す
「それは嫌だな〜」
また私達は学校へ歩き出した

18:椿:2012/10/05(金) 19:20 ID:/CE

拝見させていただきました♪

思った所
まず、改行が少ないですね…。
>>17ですと、
「…喧嘩やったら颯人マジで潰すからね?」

私は笑いながら言う。
喧嘩事なんてやっても誰の特になるの?意味がわからないわ。
…ていうか、むしろ喧嘩しないのが当たり前なのに。

その言葉が意外だったのか颯人がブハッと吹き出す

「それは嫌だな〜」
「嫌ならやるなよ?」
「はーいはい。わかりましたぁ」
「本当にわかってるの?」

私達はまた、学校へと歩き出した。


これからも頑張ってください♪

19:DDB hoge:2012/10/05(金) 23:43 ID:ez-xP.

>>18
アドバイスありがとうございます。
携帯なのでPCから見た感じが分からなくって;
改行が少ない…ですか?
確かに>>8は凝縮しまくって1000文字に抑えたりしているので
そういう印象を与えるかもですね

アドバイスしていただき申し訳ないですが。
楓と颯斗はそんな口調、雰囲気、思いにならないようにしているんです。
すいません!!!!!


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