恋愛法則

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1:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 20:49 ID:kRE

プロローグ


「ねぇ!好きな人誰?」


これは、よく教室で耳にする言葉。


普通なら好きな人がいるなら
1人くらいには教えたいと思うはず。


でも私は、


NO。


私だったらこう答える。


「いない」

2:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 21:03 ID:kRE

中学二年の春。

私は人生初めて告白を
されている。

相手は、学校で一番モテる男子らしい。

今朝、放課後に教室に残っててと言われて
今に至る。

「俺・・・美奈が好きなんだ」

顔を赤く染めながら恥ずかしそうに
言う彼は何だが初々しい。

それにしても何で私なのだろうか?

他に可愛い子ならたくさんいるはずだ。

「何故私何だ?」

思ったことをすぐ口にしてしまう私。

くせだからどうしようもない。

彼は、一瞬ためらったようだが、
すぐに口を開いた。

うつむいたまま話し出す。

「あの・・・可愛からかな」

小さな虫のような声で、途中途切れながらも
はっきり聞こえた。

可愛い。


私が?


何で?


いろんな疑問が頭の中を飛び交う中、

さっきまで赤く染まっていた空も、
今は半分にかけた月が出始めている頃。

あれから結構時間がたったらしい。

「あの・・・返事はいつで「NO」・・・え?」


とっさに行ってしまった本音。

まただ。

はっきり言って、彼氏とかは
いらない。

ていうか、考えられない。

「ごめん」

3:まみ:2012/10/03(水) 21:21 ID:Bn2

面白い!

4:悠希 ◆3rjg:2012/10/03(水) 21:21 ID:kRE

まみさん>ありがとうございます!

5:…。:2012/10/04(木) 00:00 ID:ez-mMU

僕、続き読みたいな。

6:博人:2012/10/04(木) 18:35 ID:i-.OA

面白いね。

7:悠希 ◆3rjg:2012/10/04(木) 20:49 ID:SVs

昨日の告白から一日が経った。

まだあの辛そうな彼の顔が鮮明に残っている。

悪いことしたかな?

「はぁ・・・」

朝だと言うのに

気分がさえない。

自分のせいなのはわかってるけど。

告白することって、

ふることよりも勇気がいるんだよね。

私が重い足を一歩ずつ踏み出していたさなか、

暖かい空気が私を包む。

「おはよう!」

長い髪の毛を二つにしばっている、

宮本優香だった。

いつも明るくて可愛いい優香。

「ちょっと、私のこと忘れてない?」

優香の後ろから歩いてきたのは、

ショートカットの冴島このは。

可愛いと言うよりは、美人な感じ。

二人は私の親友。

「美奈ー?何か悩んでる?」

口元に手をあてて、首を傾げる優香。

二つにしばった髪が微かに揺れた。

「どうしてわかったの?」

私はまだ何も言ってないのに・・・。

この二人には嘘はつけないらしい。

「美奈の周りの空気が酷く重いから」

何の躊躇もなく、ズバッと言ったこのは。

さすが学級委員ですね。

「まさか恋愛!?」

優香がニヤニヤしながら言う。

半分当たってるの?

このはなんか、驚きすぎだ。

「正解・・かな?昨日告白された」

美奈は「なるほどね」と首を縦に振る。

「ヤッホー!美奈!!」

この重い空気の中、

KYな彼は現れた。

私の幼なじみの桐島優。

無駄に元気な奴だ。

「うるさいぞ優」

このこのはタイプの彼は仲山修也。

クールなうえに頭もいい。

何故性格が反対な二人が、親友同士なのかは

未だに不明。

まぁ。

私達はいつも一緒にいる五人。

みんなからは、top5と言われている。


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