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1:広樹 ◆GUqA:2012/10/05(金) 21:06 ID:KuM

プロローグ



「またいつか」


青い空の下、


校舎の屋上で君と二人。


静かな風景をバックに、


二人で交わした約束。


私はまだ、


君が好き。

2:広樹 ◆GUqA:2012/10/05(金) 21:25 ID:KuM

「ねぇ樹くん?」

もうすぐで月が登るころ、

部活の帰り道に、樹と二人きり。

周りには誰もいない帰り道は、
まるで二人だけど世界みたい。

今日は星がよく見える。

凄く綺麗。

「何?」

私よりずっと身長が大きい樹くん。

さすがバスケ部のエース。

私と樹くんは付き合っている訳じゃない。

私はただの平凡な人だけど、
樹くんはとにかくモテる。

そんな樹くんと私の関係は

幼なじみという関係。

近いようで、遠い。

「明日・・・学校一緒に行ける?」

私と樹くんはいつも一緒に登下校している。

ほとんどは私が頼んでるだけ。

少しでも、近くにいたいんだ。

そんな私のわがままをいつも樹くんは、

「いいよ。いつも一緒に登下校してるじゃん!
 何回も言わなくていいよ?」

優しくいいよと言ってくれる。

この優しさが私のものだったらいいのに。

あ・・・また私のわがままだ。

こりゃ重症だな、私。

「ありがと」

好きと言えない私の、精一杯の素直な気持ち。

好きと言えない事が
もどかしい。

こんなに空は綺麗なのに、
私の心は雨もよう。

そんなことを考えながら、
君と二人ただ言葉をはっすることなく、

並んで歩く今日この頃。

3:広樹 ◆GUqA:2012/10/05(金) 21:26 ID:KuM

訂正

二人だけど×
二人だけの○

4:広樹 ◆GUqA:2012/10/05(金) 21:51 ID:KuM

「ねぇ。日向」

私が自分の部屋にいる時、

日向は隣の家から侵入。

そして今に至る。

「何?」

私のベットで寝転がりながら、

少女漫画を読む日向。

男のくせに。

「でっててよーー!」

部屋にある、りんごの形をした

お気に入りの掛け時計は、9時を
指している。

はっきり言って、

もう本当に帰れよ。

「何でーー?」

ベットから起き上がり、

少女漫画を閉じながら首を傾げる。

いやいや。

私は女。

girlです。

「お・ん・な!」

わざわざ区切って言ってやった。

単なる嫌味だけど。

でも、天然の日向には通じるはずもなく。

「なるほどね」と手をポンッと叩き、

また新しい少女漫画を手にする。

こいつ。

わかってないな。

5:瑞樹:2012/10/05(金) 22:46 ID:i-Zdw

面白いね


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