片翼の天使

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1:椿:2012/10/07(日) 13:39 ID:/CE

はい。毎度スレが長続きしない私がまた糞スレを立てますw

今回のこの小説は、私がずっと書きたかったモノを詰め込んだ小説になるかと思います。

こんな駄作者の小説…見る方はいないと思いますが、来てくださったら、泣いて喜ぶと思います。

できる限り頑張りますんで、どうぞよろしくお願いします。

2:椿:2012/10/07(日) 13:59 ID:/CE

prologue


私は天使。
…片方の翼を失った、ね。


私の片方の翼は…人間と天使との戦争によって、失った。

空を飛ぶのが大好きだった私は、飛べなくなった。


“飛べない天使は、ただのゴミか人間よ”


これは、私が片方しか翼がないからと言う理由で、いじめられている時に言われた言葉。


私、ゴミなんだ。
人間なんだ。
道端に転がってる、ゴミなんだ。
醜い感情を持つ、汚らわしい人間なんだ。


もう、私は天使じゃないの?
片方翼があるのに?

…誰か、







私の事を“天使”って言って――――…。

3:椿:2012/10/07(日) 14:31 ID:/CE

俺は水面翔。
健全…ではない中学生男子。

『健全では無い』というのは、俺が不登校だから。

俺は、人間不信だ。

人間なんて、くずじゃないか。
平気で嘘をつくし、平気で人を笑う。

自分より下の人間をいじめて、楽しむ。
いじめ評論家とか今の世の中にはいるようだか、あいつ等も所詮、金儲けのため。
綺麗事を並べているだけ。

弱い奴の中に、ちゃんと入って行こうとしないクズだ。




人間、俺以外は全員クズだ。

4:椿:2012/10/08(月) 18:57 ID:/CE

今日も、いじめられる。
明日も、いじめられる。

今日も、ママとパパに暴力を振られる。
明日も、ママとパパに暴力を振られる。

今日も、一人ぼっち。
明日も、一人ぼっち。


何で、私だけなの?
何で、私なの?


十年前に戦争で、翼を片方無くしてから、私は一人。

村の子達には、「飛べない天使は、ただのゴミか人間よ」って言われて、
ママとパパには、「御前何か、生まれなければ俺達はもっとちゃんと暮らせてた」って。


私が、ママとパパを不幸にするの?
私が、悪いの?

だから今も、暴力を振るってくるの?

私は、蚊の鳴くような小さな声で訴える。

「暴力何て、やめて…」

その声が聞こえたのか、パパとママは、

「御前が生まれてきたから悪いんだっ!!」

「そうよ!あんた何か…あんた何か…!!あの汚らわしい人間と、同じよ!!」

…って。


私は、家から飛び出した。

あんなの、ママじゃない。
あんなの、パパじゃない。

そう思いたくても、思えなくて。


泣きながら走った先には、小さな家。

「…魔女の家?」


一度、聞いたことがある。
この村には魔女がいる。だげどその正体は、心が病んでいる天使にしか見えないって―――…。

私、病んでるんだ…。
一回…行ってみよう……。


こんこん、とドアを叩いてみるが返事は無い。
仕方なんので入ってみる事にした。

「失礼します…」

重たいドアをあけた。
ギギィ…、と、鈍い音がしたので、ちょっと怖くなった。

5:椿:2012/10/10(水) 18:37 ID:/CE

「んん―――寝みぃ…」

俺が起きた時刻は、11時すぎを指している。
夜、早すぎ。
……何て言っている俺、現実逃避したいだけじゃん。
意味わかんねぇ。

何て思っても、腹が減るだけ。
とりあえず、飯食おう……。

サクッ。
カリカリのピザトースト。
チーズが超うめぇ。
昨日頑張って作ったお手製ケチャップとマッチしてる。

俺以外誰もいないマンション一棟。
勿論オレが今居る部屋……リビングと言われる所もオレ一人。

俺が不登校になってから、此処に住んでいる。
家賃やらなんやら、金がかかることは、親が払っているがな。
……って言うか、このマンション、オレん家が買収した。


トーストを食べる時……つまり今、いつも感じるんだ。

俺は、“一人”ではなく“独り”なんだ…って。

……勿論人間なんか信用してないが。

一年前の俺は、どう人と接してたのだろう?
それさえ忘れた。

人はクズって思い始めたの…何時だっけかな。
政治家の本性を見てから…だろうな。

俺のオヤジは政治家。
何か『未来の首相』とか言われてるお偉いさんだ。


……だけど。

オヤジ達の“大人の取引”を偶然見てから、人が怖くなった。
“怖い”を過ぎたら、“醜い”“哀れ”って思うようになったんだよな。


そっから、人間不信……か。



オレ、どうなんだろ?

6:らびゅみゅ:2012/10/10(水) 20:24 ID:xxY

上手っ・・・・いです! (=ω=*)b

私の何倍だろうか。

あ、更新大期待ですね〜!

7:椿:2012/10/11(木) 19:28 ID:/CE

らびゅみゅさん

………っ!!
カキコがあるではないかっ←
上手とか言っても、何もあげませんよ?www
更新…頑張ります!
今はプロローグなんで、ヒロインとヒーローの視点が変わってますが、終わったらヒロイン視点だけになります♪

8:椿:2012/10/11(木) 20:09 ID:/CE

「失礼します…」

重たいドアをあけた。
ギギィ……、と、鈍い音がしたので、ちょっと怖くなった。

中は……私の想像以上に綺麗。
っていうか……暖炉の所におばあさんが。

じっと見つめられる。
私の瞳をじっと見て。
私の起きた出来事を読んでいるみたい。
じっと、じっと、私を見つめて…。

視線をふっとそらしたおばあさん。
……何を言い出すんだろう?
このまま、殺される……とか?
いや、それはないよね。
うん、絶対。

そう自分に言い聞かせていたら、いきなりおばあさんが「殺さんよ」と言った。

「……え?」
「……そう、思っただろう?」
「……は、はい……」
「別にいいんじゃよ。……お前さんは、なぜ此処がわかったんじゃ?」
「無我夢中に走っていたら、此処の前にいて……。もしかしたら魔女かな?って思ったから……」
「そうかいそうかい。だが、“無我夢中”ということは、心が相当しなびれとるな……。一度、人間界に行きなさい」

“人間界”―――…。
それは、私の翼を片方奪った奴が住む所……。
そんなところ、いけない。

「行けなくはないわい。此処とあっちとでは時間が違う。此処の十年は、あっちの千年。今はだいぶ変わっとるよ」
「……でも!」

……行けるはずが無い。あんな汚らわしいところに……。怖いよ……。

「大丈夫。さ、おいき」

おばあさん……いや、魔女は、持っていた杖を人振りし、私の足を勝手に動かし始めた。







そして……私は、光の中に入っていった。


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