光龍

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1:モネ:2012/10/14(日) 19:56 ID:ZH6

蒼side

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「…ね……い。徳峰蒼!」
ん…。何?

「‥はーい。何ですかー」
ふわぁと、アクビをして声のした方を見る。

「生徒会長は寝てもいいと思ってんのか。馬鹿モノ!」
あたしには仲間がいるんだから。
そんなこと言っていいのかな〜?

「馬鹿なんて酷いですわっ!」

「馬鹿って…ありえねぇ」

「蒼は馬鹿じゃないし!」

生徒たちはあたしを守ってくれる。
あたしはニコニコ笑ってこう言った。


「みんないいんだよ、別に。じゃ仕事あるんで」

カタッと、椅子をずらす音が静かな教室に響いた。

恋しそうにあたしを見つめる生徒たち。

女の子、とっても可愛いんですけど。

ヒラヒラ手を女の子に振って、教室を出て屋上に向かった。

2:モネ:2012/10/14(日) 20:19 ID:ZH6

「うっわー。いつ見てもやっぱり青い」
根っころがっているあたしは呟く。

しばらくしてギィーと錆び付いたドアが開いた。
「…誰だお前」

男か。どうやら彼はあたしのことを知らないらしい。
足早で近づいてくる男。

まぁ。容姿はすごくいいじゃないか。
綺麗ですねーって感じ。

性格は…ダメでしょうね。

「おい…聞いてんだよ」

胸ぐらを掴もうとするソイツ。
まったく、礼儀というものがなってない。

「触らないでくれる?」

笑って言うあたし。
するとまた、屋上のドアが開く音がした。


「おいっ!零やめろ!!その子は関係ないだろう」

あたしの方に走ってくる男…お兄さん?

「大丈夫だったか?怖がらせちまってごめんな。
 炎龍の女ってだけなのにな」



ん…?まてまてまて。
炎龍の女?
そんなのになった覚えはない。

「炎龍の女って何〜?」

「…ああ?お前だろうが」
レイ?があたしを睨む。

…スマイル、スマイル。

「ふふっ、違うけど?」

驚いたもようの2人。
それにしても、髪カラフルだなー。

レイが赤髪。
もう1人が藍色の髪。

3:モネ:2012/10/14(日) 21:25 ID:ZH6

「え…じゃあ君…」

「あたしは徳峰蒼〜。生徒会長」

「生徒会長?お前が…?」
疑ってるね、完全に。
「なーに?」

「ああっ!そうだったよな。有名人だもんな。
 女の生徒会長は女好きってな」

ぶっ!!?あたしが女好き?

「女の子は好きだよ。男の子よりはね〜」
………引かないでほしい。

何だよその目は!
「……っち」

舌打ち?あたしに向かって舌打ちですか。
この礼儀しらずめっ!

「…では、あたしはこれで〜」

ソロソロ歩き出すとばっちりお兄さんと目が合う。
あはは〜っと笑うと、声をかけられた。

「あっそうだ。えっと…蒼ちゃん」

猛ダッシュで屋上から逃げた。
正確にはお兄さんたちから。

4:モネ:2012/10/15(月) 18:11 ID:ZH6

あー、早く生徒会室に帰ろ。
そこの角を左に曲がれば生徒会室。

ふわぁ〜着いた。
「にゅおっ?!」
「い”っでぇ!!!」

あ、ぶつかってしまった。

「わー、大丈夫?てゆーか廊下は走っちゃいけないんだよ〜」

痛そうに頭を抱える男子生徒。
パッと顔が上がる。
………げ。

イカツイ〜。

「あーあ。痛いじゃねえか。弁償しろよ。弁償」

前言撤回。
……痛くないでしょう?
何痛そうにしちゃってるのかな〜。

「弁償?」

ニコニコ笑うと男子生徒もニヤっと広角をあげる。



「身体でな」



………こいつは馬鹿か。
ヤらせるわけがないだろう。

………あ〜♪良いこと考えた。
「ねぇ。じゃあ賭けをしようか」
「賭け…?」

面白いよ。賭けって。
「そう。あたしが勝ったら〜、うーん。
 奴隷ね〜♪もし君が勝ったら、何でもいいよ」

賭けは絶対負けない。
あたし強いもん。
「何の賭けにしよっかー…あ!じゃーさ、
 次あたしたちの前に現れた人が友達だったら勝ちね」

一方的に決めてしまったけど男はノムだろうか。
「じゃあゲーム開始ね」

5:モネ:2012/10/17(水) 00:02 ID:ZH6

あー。絶対あたし勝てるな。
だってコイツより友達多いもん。

「よー徳峰じゃん」

「よー“のんのん”じゃん」

菊池苑。あたしのクラスメイト。

のんのんっていうのは、ノロイからのんのんになった。
「久しぶりじゃないっすか、織土さん」

あたしではなく勝負している軟弱男に話しかける。
知り合い…?

てゆーか珍しっ!!敬語つかってるよ。

「ああ、久しぶりだな。お前光龍入ったんだって?」

光…龍。
え、嘘でしょ?




……知らねぇー。


「まぁ、陽優さんは良いっすよ」

陽優という奴の名前を出したら目が穏やかに、優しくなった。

どうなってるの。
のんのんは笑ってて気持ち悪いし。

もう頭がついてかない。
最初から、ついてってないんだけどね。

「そうか」

寂しそうに言った。

「……あたし仕事なんでお先に失礼しまーす」

あたしいたら邪魔だろう。
邪魔者は退散退さーん。


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