あなたの死、お手伝いします

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1:杏:2012/10/27(土) 20:33 ID:VGQ

プロローグ
僕たちが犯した大罪、それを償うためにカミサマからの指名
<人の死を見届けること>
孤独死を避けるための最後の言葉を聞くだけ
簡単で安易な仕事だった

2:杏:2012/10/27(土) 21:51 ID:VGQ

登場人物

カイ
年齢:17
大罪:身内全員射殺
性別:男
性格:物静かな方 狂うと怖い
一人称:俺

神姫(シンキ)
年齢:14
大罪:毒による大量殺人
性別:女
性格:チェスが好き 人を駒だと思っていた
一人称:アタシ

刹那
年齢:23
大罪:恋人である愛乃とその家族を殺害した
性別:男
性格:無口 ポーカフェイス
一人称:僕

カミサマ
年齢:??
大罪??
性別??
性格:人は自分以下だと思っている
一人称:僕

3:sanae:2012/10/27(土) 22:18 ID:xxY

シリアス(?)大好きです!

まあ、シリアスか分かりませんが・・((
更新、期待しています!!

4:杏:2012/10/28(日) 07:34 ID:VGQ

「−…もう死にたいよ…」
暗い夜中、そう呟いている声が聞こえた
「また…仕事かぁ」
そう呟き、俺は声の発生源へ向かった

*・。.少女の死.。・*

とある家の中、縄が見えた
「これで…楽になれる…」
「それはどうかなぁ?」

少女はハッと振りかえる
「だ、誰?」
すごく驚いた顔をしている
そりゃ、これから死のうってところを見られたらビックリするよね
ちよっとカッコつけてみっかな
「あなたの死見届けましょう」

5:杏:2012/10/31(水) 20:28 ID:VGQ

「え・・・!?な、なんで窓から!? アンタ誰っ!?」
少女はうろたえて泣きそうな目で俺を見た
「俺…?そーだな…良く言えば天使 悪く言えば死神、かな」
*・.。堕天使。.・*
「天使…?死神?」
少女は落ち着いたのかようやく言葉をちゃんとはっせれるようになっていた
「俺はカイ、お前は?」
「私は…水谷真(みずたに まこと)」
「真か…いい名前だな」
俺がニカッと笑うと真は沈んだ顔をした

「名前がよくても…私はダメだもん」
真はうつむいて答えた
「それどういうこと?」

真は俺を一回だけ見ると
服を脱ぎ始めた
「えっ!?真さん!?そんな…大胆な…」
俺が一人で焦っていると
彼女は上着を脱ぎ捨てて背中を見せた

「・・・!」
彼女の体の所々には大小様々なアザがあった
手首には何回もリストカットをした後

「虐待…されてるの」

6:杏:2012/11/02(金) 21:28 ID:VGQ

衝撃の一言だった
「こんなになるまで…虐待されてるの?」
彼女の体には鳥肌が立っていた
「私ね、生まれた時から必要なかったんだ」
*・.。必要。.・*
「小さいころから親は喧嘩の繰り返し、ついには離婚して今はお母さんと二人暮らし
お母さんはお酒を飲んで男の人を連れてきて家で何かやってるし…」

「それで…暴力に発展したのか…」
真の体が震えてひざにしずくが落ちていた
「ほかの子は普通なのに…神様は私を見捨てたんだ…」

俺の体がピクッと揺れた
俺は知っている、カミサマのすべてを
「…カミサマなんていねぇよ」
「…え?」
「上の世界では普通に死んだ人とは地獄、大罪を犯して死んだ人は天国に行く
地獄には閻魔なんていねぇし、ただ労働をさせられるだけだ
んで天国ではカミサマび仕事を命じられるわけ」

だから俺は天使になった
・・・ある大罪を犯したから…な

7:杏:2012/11/10(土) 20:40 ID:VGQ

*・.。罪。.・*
「じゃあ…カイは」
「そっ、俺は天国に行った 天国って言っても軽罪や人を一人殺したぐらいじゃあ地獄行きだがな」
真は俺の答えを聞いた途端体を震わしていた
でも目は輝いている 興味はあるみたいだな…

だが真は俺が何をして天国に行ったかは聞かなかった
まぁ、俺的にも聞かれない方がいいと思っていたから好都合だ

「・・・で死ぬの?死なないの?」
「…」
真は俺の問いには答えずうつむいている

「…あのさ、お前なんで死のうとしたの?」
「ッ…それは…!「虐待されたから?」」
「そうよ…!死んでお母さんに思い知らせてやるのっ!
自分の犯した罪がどれだけ重いか…」

「でもさ、なんでそこに命をかけちゃうのかなぁ?」
真はキョトンとした
「あんたの母親なんで真をいじめるのかわかってる?」
「そ、それは私が嫌いだから…」
泣き目答える真…
だが俺は容赦はしない
「そうだよ 母親は真のことが嫌いだ というより新しい男ができて邪魔になったんだろう
でお前が今死ぬとする それこそ母親の望みどおりだ」

「…ッ!」
そうだ、彼女に教えてやるんだ 最高の復讐を

8:ネットハ―ト:2012/11/11(日) 11:42 ID:o2M

つづきをくれー

9:杏:2012/11/12(月) 15:56 ID:VGQ

*・.。復讐の涙。.・*
「じゃあさ…母親とその男、殺しちゃえよ」
俺がそういうと真はキッと俺をにらんで
「何言ってんの!?人を殺すことは犯罪なの!だから…」
最後は気弱になった真の言葉…漬け込むなら今

「だって憎いんだろ?自分よりその男を選んだ母親が…さ」
真は俺の方をにらむのをやめ、下を見て震えていた

「大丈夫、俺がついてる…だから…これを持って」
俺は真にピストルを渡した
「こ、これ…!なんで…?」
声も体も震わせながら真は涙目で俺の方を見た
俺のピストル…懐かしい匂いがした
焦げ臭い焼けた匂い…

「お母さんは…どこ?」
俺は優しく尋ねた
「居間…寝てる…」
「じゃあ行こうか、復讐を叶えるために」

10:萌愛:2012/11/12(月) 18:31 ID:kHk

うん、面白い!
良ければここに来てね☆

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1350898610/l50

http://ha10.net/test/read.cgi/novel/1352531772/l50

11:杏:2012/11/18(日) 19:11 ID:VGQ

俺は真にピストルを握らせた
ガタガタとその手は震えていた

このままじゃ彼女は「情」に負けてしまう…
俺は彼女に乗り移った
彼女の精神はすでに極地におかれている
乗り移るのは安易なことだった

「さぁ…大丈夫、俺がついている」
母親のいる居間へ向かう…

そこにはだらしなく横になって寝ている真の母親の姿が見えた
結構美人で年齢は25、26あたりか
これなら男は寄ってくるだろうな…俺は改めて思った

「さぁ…見てろよ お前の母親が 死ぬ姿を」
パーンッ
一発の銃声
流れ出る赤い液体
横たわる女

そして俺の持っている…いや「水谷真」が持っているピストルから出ている煙…

俺は真から抜け出した
その後、空中から俺は事件後の様子を見ていた

銃声の音を聞きつけた近所の住人が死体とピストルを持った少女を発見
容疑者は水谷真 14歳
動機は母親からの虐待…

これで終わった
容疑者が12歳ということで少女ということでニュースが出ている

「…お前…勝手なことをするな またあの方に言われるぞ」
空から聞き覚えのある声がした

「神姫… 見ていたのか」
「あぁ…」
神姫は申し訳ないとかそういう表情は見せず俺の方を見つめてうなずいた

「大丈夫だ…あのオッサンこういうこと好きだし、帰ってチェスでもしようぜ?」
「なら早く帰るぞ」

俺たちは空の中に消えて行った

12:σ(≧∀≦*)Lear__*:2012/11/18(日) 19:40 ID:kHk

面白いよ!

元萌愛ですww
落ち


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