風飴

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1:Shade:2012/10/28(日) 17:00 ID:Q.M

★・。Prologue。・★
輝きを持つ風が、吹き抜けた。
真っ青な空に風が吹いていく。
「・・・そっか。」
その風を見ながら、少女が呟いた。
「ありがとう」
にこりと微笑んだ少女は、そのまま歩き出した。
そして急に強い風が吹いたと思うと、
そこに少女の姿はなかった。
__残ったのは、甘い香りだけだった。


Shadeです★
日陰とも言います。
すみません、また立てて…
書きづらくなると難しくて……
今回は風飴(カザアメ)です
うまく書けるか分かりませんが宜しくお願いします

2:Shade:2012/10/28(日) 18:25 ID:Q.M

★・。1。・★
私は風見 飴乃(カザミ アメノ)。
普通…ではない中学生です。
幼い頃から変わっていて、風が私の友達。
風は、私の動かしたい通りに動いてくれて、知りたい事を教えてくれる。
「おぃ、風見!」
うわ、最悪。
朝からコイツの顔、見るなんて…。
「何?」
「そんなに嫌そうな顔するなよ」
嫌な顔するでしょ、普通。
「用件を話さないなら…」
そう言って、風をまとうと
「あ、待てよ!
 一緒に行こうぜ」
「・・・・・・・・・・。」
コイツと登校?
うわ、最悪。
「なんだよ、睨んで
 そんなに行きたくないかよ」
はい、行きたくないです。
なんて言えず、仕方なく一緒に登校。
まあ、私の学校は全体で9人。
同い年はコイツだけ。
本当に毎日が最悪です。

3:Shade:2012/10/28(日) 19:38 ID:Q.M

やっと、学校に着いた。
最悪な時間が終わり、新しい最悪な時間が始まった。
「あ、飴乃〜」
「冬澤(フユサワ)先輩。
 何の用ですか?」
この先輩は冬澤 陵哉(リョウヤ)。
中3で、私の1つ上の先輩だ。
そうそう。一緒に登校して来たクズの紹介がまだだった。
アイツは馬鹿 クズ。
って名前では(残念ながら)なく
篠崎 景太(シノザキ キョウタ)。
この学校は、変人(?)の集まり。
私は風を、篠崎は火を、冬澤先輩は氷を操れる。
皆、普通じゃない集まり。
気持ち悪い人間の、集まり。

4:shade hoge:2013/04/15(月) 19:54 ID:R96

もう一度、新しい別の物語を書かせてください<m(_ _)m>
スランプになっているので、誰にも気づかれないようにヒッソリと書きたいと思っています
コメントも文句も、とにかく私以外の人物の書き込みは禁じます

そして、今回には皆さんご気分害させる恐れのあるスパンキングを題材に入れます
私がオカマを嫌うように(すみません)、多分嫌いな方も要られるかと思います
その場合は、自己責任のバックとさせていただきます 申し訳ありません

題名:四神's house
作者:shade
粗筋:少女「汐折 黄竜(シオリ キミ)」は五人兄妹の末っ子。
  :両親共に幼い頃に亡くし兄達四人に飴と鞭で育てられる甘えん坊の物語。

5:shade hoge:2013/04/15(月) 21:31 ID:R96

第一話:碧紀兄貴 -Aoki brother-

私の名前は汐折 黄竜(シオリ キミ)。
萬万(ヨロズ)第二中学校の二年三組十四番。今年の春……つまりは丁度一週間前に、
二年生に進級しました! 一年生最後の成績表は二と三のオンパレードで、長男「碧
紀(アオキ)」……私は碧兄と呼んでますが、碧兄にめちゃくちゃ説教されました……。

お小遣いはカットで、頭の良い学生さんの四男「黒紀(クロキ)」、こちらは黒兄で、
まあその、黒兄から午前中はずっと勉強させられて、なんとか一年の終了まで勉強し
ました。

 「あ、京(ミヤコ)ちゃんオハヨ〜」
学校に登校するや否や席の隣な京ちゃんに出迎えられた。ここ、二年三組は明るくて
騒がしい活気あるクラス。朝から男子が騒いでいる、クラス仲の良いのが取り柄の組。
 「ねぇ、キミ! 今日、大丈夫ならパーティーみたいなの私の家でやらない? すで
 に和音(カノン)ちゃんも誘ってるけど」
綺麗な長い黒髪をポニーテールにしている京ちゃんにそう誘われた。京ちゃんはサバ
サバとした性格の持ち主で、どんな子でも友達にしちゃうような明るさ。新クラスの
友達を呼んで騒ぐらしく、私にも声を掛けてくれた。
 「うん、行けると思う! 放課後行くね」
 「OK! 楽しもうね……あ、ねぇキミ、キミ〜」
思わず笑いそうになる。私のことを呼んでいるんじゃなくて京ちゃんはどんな人でも
「キミ」と呼んでいた。聞く話によると人名がどうやっても覚えられないらしい。

そんなことよりも気にかかるのはお兄ちゃん達。碧兄は社会人で保育士さん! 最近
色んな会に出席してるとかで帰るのは深夜とか、とにかく遅く。二男の白紀(シキ)こ
と、白兄も三男の赤紀(セキ)こと赤兄も同じ感じ。四男の黒兄はサークルとかそんな
ので忙しくて帰ってくるのは同じく夜遅く。今回もそうだと良いけどなぁ。

6:shade hoge:2013/04/16(火) 00:42 ID:R96

 「あ、キミキミ! 遅いよ〜、結構待ったんだからね」
そんな心配も束の間、気がつけばもう放課後を迎えていた。
兄の帰りを心配する気持ちを追い出し、楽しむ気持ちを奮い立たせ皆とジュースで乾
杯する。
 「イェーイ! 良かったね、仲良いメンバー離れなくて! んでもって、全員が参
 加すること出来てさぁ〜」
京ちゃんが張り切って言う。それもそのはず……私を抜いた目の前の四人は元が同じ
クラスなのだ。嬉しくないわけがない。調子に乗ってか、未成年のくせしてお酒にま
で手を出している。
 「ねえ、京ちゃん。ご家族の方は? お酒とか大丈夫なの?」
 「え? ああ。お母さんもお父さんも出張中。私一人っ子だから他の心配はないよ」
そう笑って喉にお酒を流し込んでいく京ちゃん。一瞬は戸惑うものの暫くするとその
光景にも慣れてきて、皆とドンチャン騒ぎで楽しく過ごしていた。
『。・°о♪ピロリン ピロリン♪о°・。』
そんな騒ぎを破った携帯の着心音。明らかに私のモノだった。時刻は夜の十一時。
 『も……もしもし…………?』
 『あ、黄竜"ちゃん"? 俺"ら"だけどさ。今どこで何してるの?』
声の主はどんなに嫌でも碧兄。しかもかなりのお怒りのようで。「ちゃん」付けとか
怒ってるときと、ふざけてるときしかしないし……。しかも俺「ら」って言ったとい
うことは、その他の兄達も集合しているわけですね……。
 『えっと……そ、その……。と、友達の家……です』
 『迎えにいくから。どの辺?』
途切れ途切れの言葉は見事伝わったようで、そう返ってきた。仕方なく住所を伝え、
電話を切る。
 「ゴメーン……。お兄ちゃんにバレた……。帰らないといけないから、ゴメンね」
そういうと荷物をまとめ、外に出て迎えの車を待つ。恐ろしく長く感じられた。


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