空が秋色に染まる頃に

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1:ハル:2012/10/31(水) 19:06 ID:/CE

第一章   オレンジ色の空

空の表情はいろいろ。

雲一つ無い、気持ちを前向きにさせてくれる青空
画用紙に、真っ赤な絵の具で塗りつぶした様な夕焼け
胸がザワザワして、気持ち悪くなる雨雲――……

沢山あるけど、私は一番夕焼けが好き。

夕焼けを見ると、なんだか明日もがんばろって、思えるからかな?
……イヤ、違う。

キミに見つめられてる様な錯覚がするから、好きなんだ。

2:椿:2012/10/31(水) 19:42 ID:/CE

「はぁ……」

秋晴れのいい天気に、ため息をついているのは――当然あたし、咲良蒼空(さくらそら)。
ため息の原因は、右斜め前の席に座る、アキ――熊谷亜樹(くまがいあき)が原因と言っても間違いではないな。

……アキが、頭から離れてくれない。
あ、別に恋煩いとかじゃいよ?
決して、そういう関係とかではないし。

……むこうは、そう思ってないし。
……て、私が好きみたいな言い方になってるよね!?

訂正!……できないよね。

確かに、私は、アキの事が好きだけど、あっちがこっちに向ける感情は、“仲間”“女友達”だから――。
だから私は、感情を殺して、アキと友だちでいる。
いるんだから――。

3:ハル:2012/11/01(木) 19:28 ID:/CE

そう意気込んでみたものの、“絶対”では無い。
“自己暗示”だ。

なんて、情けないんだろ、私。

アキには、好きな人が居るのに、自己暗示だとか思って、告ろうとしてる。
あたし、マジ最低……。

アキは、私のひとつ飛ばして前の席――アキの斜め左の由佳が好きなんだし……。

ホント、自分の心のどこかで、両想いになれるかも!?
なんて思っている私、キモっ…………。


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