君の手をもう一度

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1:歌夜:2012/11/02(金) 22:20 ID:pZI

私には友達がいない。



無視をされるようになり、


いつしか、


言葉と言うなのモノが私に突き刺さる。






どうしてこうなったの?


私は何をしたのか。


きっと誰も助けてくれない。

なら、いっそもう・・・





殺してよ。

楽にさせて。

友達がいた私・・・。

いや・・、きっと私のは最初から、


友達何ていなかった。

2:歌夜:2012/11/02(金) 22:36 ID:pZI

「消えろよ!ブス」

私の机の周りを囲んで、

金髪色の髪をした彼女、水元アンナは

私の教科書に落書きをする。

私はそれを、ただ俯いて黙って見ていた。

アンナはハーフの子で、とても美人。

お父さんが有名な企業の社長らしい。

少しわがままに育ったアンナは、私の一番の
友達だった。 

前までは。


「ねぇ。いつになったら消えてくれる?」

私の髪を掴んで、強く引っ張る。

周りの子は笑っているもの、

目を背けるもの。

色々いるが、私を助けようとするのは

誰一人としていない。

「もう・・嫌!」

「ちょ!水希!!」

私は耐え切れなくなって、

教室を飛び出す。

がむしゃらに走って、

自分が我に帰る頃には、

屋上のドアの前まで来ていた。

無意識にドアノブに手が伸びる。

錆び付いたドアを開けると、

そこには、キレイな青空が広がっていた。

「わぁ・・・」

久しぶりに落ち着ける場所を見つけた。

私はその場に座り込み、

青い空に手伸ばしてみる。

・・・あの空の上にいけたならな。

手を下ろして、不意に屋上の周りにあるフェンスを見る。


今なら・・・きっと。

3:歌夜:2012/11/02(金) 22:55 ID:pZI

優しい風が私の頬をなでる。

下を見ると、先生達の車が止まっていた。

此処から飛び降りれば、楽になる?

痛いよね。苦しいよね。

でもいじめの辛さに比べればこんなのっ!

「ふぅ・・」

深呼吸をして、足を一歩踏み出そうとした時
だった。

バンッと音をたてながら、

あの錆び付いたドアが開く。

それと同時に、見知らぬ声が聞こえた。

「何やってんだよっ!」

焦った声で、私に近ずいてくる。

後ろを振り返ろうとしたが、

途中で、あの車が止まっている場所に視線を戻す。

そして、できる限りの声で言った。

震える手をおさえながら。

「こないで!私は死にたいの・・」

さっきまで近ずいていた足音が聞こえなくなる。

変わりに、その人の怒鳴り声が聞こえた。

「こっち向け!」

私は言われたとおりに、後ろを振り返る。

多分私は、この人に助けてもらおうと思ったんだ。

死ぬ勇気もないのに、此処に立って、

挙句の果てに人に見つかるなんて、私どこまで

ついてないんだろう。

「死ぬなよ!」

私の腕をつかみながら、そんなに大きい声じゃないのに

よく通る声で言う彼。

「・・・太陽くん?」

同じクラスの中原太陽。

あまり学校に来ない。

けど、問題ばかり起こしてるから、

学校では知らない人はいないくらい有名。

でも何で太陽くんが?

「とりあえず、こっち来いよ」

「うん」












「何で死のうとしてたんだ?」

フェンスを乗り越えて、取り敢えず

その場に座る。

あんなにキレイだった空には、

黒い雲がおおい被さろうとしている。

「・・・・」

私が無言でいると、太陽くんは、

長いため息をついて言った。

「とにかく、死ぬのはやめろ。そんでもって
 理由は知んねーけどさ・・・」

「けど?」

聞き返してみると、いきなり太陽くんが

私を指さして言った。

「あんた誰?」

「・・・は?」

4:美麗:2012/11/02(金) 23:02 ID:gTo

ヤ〜ン
凄くうまいです
明日もまた来ます!

5:歌夜:2012/11/02(金) 23:03 ID:pZI

有難うございます!

6:星藍:2012/11/02(金) 23:13 ID:i-BG2

面白いですね!

7:美麗:2012/11/03(土) 12:35 ID:gTo

来ました
続き楽しみにしています


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