二次元少女と表裏獅子

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1:もふもふ:2012/11/09(金) 19:43 ID:RtQ

二次元大好きな少女の平穏な日々は
ある日を境に変わっていく・・・

そんなお話です

2:もふもふ:2012/11/09(金) 20:20 ID:RtQ

《奏 side》
「奏〜?昨日の言ったヤツ聞いた?」
「聞いたよ!曲調が好きだな、アレ」
ただ今友人と曲について語り合い中
それは人間が歌っていない

“ボーカロイド”
某動画サイトからでてきたボーカロイド
通称ボカロだ

こんな感じで私
花月奏(はなつき かなで)の朝は始まる

「奏!次理科室だよ、早く!」
「あっ!待って!」
彼女は私の大好きな親友
鈴木玲(すずき れい)
かわいいの固まりな子
「ほら、後2分しかないって!」
「ああああ!ごめん!」

教室を飛び出し階段を下るためかど曲がった

瞬間

「うわっ!」
「おっと」

誰かにぶつかり教科書を落とす
「ああああああ!ごめんなさいいい!」
急いで教科書を拾おうと下を向くが何もない

「はいコレ」
「え?」
教科書はぶつかった相手が持っていた

「あ、ありがとうです!」
礼だけをいって急いで階段へと下る


「いや・・・はじめてひとにぶつかったわ・・・」
さっきのことを思い出し呟く
「でもすごい人とぶつかったね」
「は?」
「あの人、学年でかなり有名な人で
佐々木翡翠(ささきひすい)さんっていうんだよ」

その日から私の日常は傾き始めた

3:ハル:2012/11/09(金) 20:23 ID:/CE

面白いです!
頑張ってくださいヽ(*´∀`)ノ

4:もふもふ:2012/11/09(金) 23:32 ID:RtQ

ありがとうです 》ハルさん

5:もふもふ:2012/11/10(土) 00:27 ID:RtQ

《翡翠 side》
「次の授業なんだっけ?」
「あー・・・英語じゃね?」
先ほどまでは理科室で授業をしており、
今は友人の斎藤光(さいとうひかる)と教室に帰る途中だ
階段を上り曲がった時だった

何かがぶつかってきた

その拍子に相手は教科書を落とした
それを俺はとっさに拾う
「ああああああ!ごめんなさいいい!」
叫びながら下をキョロキョロと見回している
小動物が必死に何かを探しているような感じだ

「はいコレ」
「え?」
にっこりと笑顔で教科書を渡すと
「あ、ありがとうです!」
それだけ言い去っていった

「へぇ〜珍しい子もいるもんだねぇ」
光は笑いながら俺をみていった
「まったくだな・・・」

たまにいるんだ
こんな反応の子が
「また試せば?」
「最低だな」
「翡翠ほどじゃないよ、俺は」

そうだな、と呟く
今までにもこんな反応した子に仕掛けたが
全員同じだった

「頑張ってね」
「はっ、頑張るもなにもねぇよ」

ただ演技するだけなのだから・・・

6:もふもふ:2012/11/10(土) 11:48 ID:RtQ

《奏 side》
何とかって人とぶつかった日
さっそくその人に呼び出しを食らった

あぁ・・・
ちゃんと謝っておけばよかった・・・
そしたら、貴重な休み時間に呼び出しされなかっただろうに

特別教室などに使われるTTルーム
そこへ入っていくとすでに何とかって人がいた
その人はこちらに気づき歩いてくる

「あのさ「すみませんでしたっ!」・・・は?」
とっさに頭を下げる
「いや・・・顔あげて・・・?」
申し訳なさそうに彼は言った
「え・・・?あ、はい」
「呼んだのはね、君のことが心配だったからだ」

はぁ?頭大丈夫なのか?
疑うよ
ここで私はなぜかぼかろのきょくを頭の中で歌い出す

彼は顔を近づけてきて
「君が俺のせいで倒れちゃったから怪我はないかなって思ってさ・・・」
しゅん・・・とした顔になる
「はあ・・・」
返事をするが
なんとも嘘臭い
「だからさ、なんか困ったことがあったらおれを頼ってくれ」
「じゃあ、どけてください」
きっぱりという
彼はものすごく驚いていた
「じゃあ、帰ります」
こんなことのために呼ばれたのか・・・

帰ろうとした瞬間腕をつかまれた

7:もふもふ:2012/11/15(木) 21:21 ID:RtQ

《翡翠 side》
「待てよ」
「何ですか?」
不審がられるが気にしない

「まぁ、そういわずに・・・」
顔を近づける

ードン
「!?」
「あなた最低」
彼女は俺を押した
冷たく言い放った彼女はさっさっと教室を出ていく

「な、なんだあれ・・・?」
「見事にフラれたね〜」
「光・・・」
見てたのか

「これは初めてですね」
口調が
「ホントだよ・・・あいつ何者?」
すると光は待ってましたと言わんばかりにしゃべりはじめる
「あの子ね、二次元大好き三次元男子恐怖症なんだよ」
「はぁ?」
「あぁ、でも軽い恐怖症とか言ってたなぁ」
なんだそれは
「つまり、オタクか」
「翡翠だって女落としオタクだろ。対象がちがうだけで」

オタク・・・
俺・・・が?
「あの子ねみんながかっこいいって言っている男子のかっこ良さがわからないんだって」
「いや、聞いてないし」
というか何でこいつは知ってんだ・・・?

「親友の鈴木鈴って子に聞いた」
「!?」
光のこうゆうところがホントに怖いと思う

「ぜってぇ落としてやんよ」
「うわー!かっこいいー!」
明らかに棒読みだがスルーしよう

「頑張れ!表裏獅子!」
光は小さくつぶやいた

8:もふもふ:2012/11/26(月) 18:43 ID:RtQ

《奏 side》
「表裏獅子?何それ?」
「あぁー・・・しらなそうだもんね」
見慣れた呆れ顔は続けて言う

「あの人ね裏表があるって言ってね
と言っても普通の表裏じゃなくて表が誰にでも優しいところ
裏が悪い奴に対してすごい怖いところ
それがライオンみたいだから表裏獅子」

なんかすごいなぁ・・・
どうでもいいけど

「でも一部の人からは氷に離れると書いて氷離獅子って言われてる」
「うわっそっちの方があうじゃん」
あの変態にはそっちの方があう

「まぁどうでもいいけどさ」
「どうでもいいんかいっ!」
ついつっこんでしまった

「その感じだと落ちてないわね」
「え!?もしかして絵の具が!?」
四時間目は美術だった
まさかそのままついていたままだなんて

「あー・・・まぁとにかく気をつけてね」
「え?うん」

何に気をつけるのかもわからないまま
次の日になった

9:もふもふ:2012/12/29(土) 00:17 ID:HDQ

《奏 side》
「あぁー・・・ねむ」
欠伸をしながら友達の近くでけだるさを交え話す
「だよねー・・・ふぁぁー」
欠伸の伝染

なんてことを考えてふと周りを見るとあいつがいた

「うわっあー・・・
変態だと定評がある何とかって奴だよ」
「へぇ。俺いつの間にそんな定評持ち始めたんだ?おい」

「なんでいるんですか?」
思いっ切り棒読みで返す
「ん?なんだかおもしろい言葉が聞こえて」
「帰っていただけないでしょうか」
正直邪魔だ
視界に入ってほしくないくらい

「まぁ、どうでもいいわ。じゃ」
そう言って彼は謎の数分を残していった

「なんだあれ」
「かなごん乙〜」
さっきまで眠っていた友達の
碧木刹那(あおきせつな)は
本当に心配しているようではない声色で言う
ちなみにかなごんとは私のあだ名
由来についてはまた後日
「他人ごとのよ「他人ごとだね」・・・はい」
返す言葉もない
「だから気をつけろって言ったのに」
鈴はバカだなと言わんばかりの顔だ

「気をつけろってこれかぁ〜」

こんなことで悩んでいた私にもっと悩ませることが来ることを私は知るはずもない


一人を除いて

10:もふもふ:2013/01/01(火) 03:06 ID:HDQ

《翡翠 side》
「あはははは!そっか〜。翡翠は変態って言う定評あんだww」
「俺も初めて知った」
そんなこと言った奴聞いたことない
というかまずいない

「まぁ、どうでも良いけどさ・・・今度カラオケ行かないk?」
「唐突だな!」
光はホントに急すぎる

だが
「行きたいな」
実は密かにカラオケが好きだったりする
「誰誘う?」
「やっぱ川原(かわら)だろ」
川原とは大川原浩希(おおかわら ひろき)のあだ名である
なんでそう呼ばれているかは
よく知らない

「うわぁ・・・!楽しみだ!翡翠の美声(爆笑)!」
バカにされているように聞こえるのは気のせいだろうか・・・

しかし、カラオケに行けるんだと思うと自然と笑みがこぼれた

11:悠:2013/01/01(火) 03:21 ID:HDQ

面白い!
続き気になる・・・!

12:もふもふ:2013/01/01(火) 03:29 ID:HDQ

すみません。鈴の漢字はこっちのほうです。


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